JP2006343500A - 光源装置及び投影光学装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 規格外の極性やタイミングのビデオ信号を含む各種の信号レートのビデオ信号に柔軟に適応できるようにした光源装置及び投影光学装置を提供する。
【解決手段】 入力ビデオ信号の同期信号を抽出し、入力ビデオ信号の同期信号の周期と、デューティー比とから、入力ビデオ信号の種別を判断する。このモード判別結果に応じて、LEDの点灯制御及びモータの回転制御を行う。ビデオ信号の種別により、LEDを点灯するタイミングと共に、LEDの点灯時間幅を制御することにより、発光光量を等しくすることができ、輝度のバラツキが防止できる。
【選択図】 図3
【解決手段】 入力ビデオ信号の同期信号を抽出し、入力ビデオ信号の同期信号の周期と、デューティー比とから、入力ビデオ信号の種別を判断する。このモード判別結果に応じて、LEDの点灯制御及びモータの回転制御を行う。ビデオ信号の種別により、LEDを点灯するタイミングと共に、LEDの点灯時間幅を制御することにより、発光光量を等しくすることができ、輝度のバラツキが防止できる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、投射面に画像を表示するプロジェクタに用いられる光源装置及び投影光学装置に関するもので、特に、各種のレートの入力ビデオ信号に対応させるようにしたものに関する。
近年、小型のプロジェクタでは、画像データに応じてマトリクス状に配列された各画素の微小ミラーをPWM(Pulse Width Modulation)駆動によりオン状態とオフ状態の角度に高速に切り替えて照明光を変調するDMD(Digital Micromirror Device)素子のような空間光変調素子が使われ始めている。
空間光変調素子では、従来の液晶表示素子と異なり、高速動作が可能であるため、R(赤)、G(緑)、B(青)の画像を面順次方式で表示することができる。また、液晶表示素子を用いたプロジェクタでは、カラー画像を表示するのに3枚のLCD(Liquid Crystal Display)素子が必要であるのに対し、空間光変調素子を用いたプロジェクタでは、1つのDMD素子でカラー表示を行うことができる。
このような空間光変調素子を用いたプロジェクタでは、従来、光源として水銀ランプ等の白色光のランプが用いられている。すなわち、従来の空間光変調素子を用いたプロジェクタでは、入力ビデオ信号を面順次の画像信号に変換して空間光変調素子に供給し、RGBに塗り分けられたカラーホイールを入力画像の垂直同期信号に同期して回転させ、或いは、カラーホイールの回転に同期してビデオ信号のレートを変化させ、ランプからの光をカラーホイールを介して空間光変調素子に照射するようにしている。しかしながら、プロジェクタの光源としてランプを用いると、消費電力が大きくなると共に、カラーホイールが必要となる。
これに対して、近年、このようなプロジェクタの光源として、LEDを用いることが検討されている。LEDは、ランプに比べて、小型、高耐性、長寿命、低消費電力などの利点がある。また、RGBの3色のLEDを用いれば、カラーホイールは不要となり、然も、優れた色再現性が得られる。更に、空間光変調素子を用いた場合には、液晶表示素子のような偏光依存性が無いため、LEDなどの無偏光の光を発生する光源に対して、損失の少ない光学系が簡単に構成できる。
しかしながら、LEDを直流駆動した場合には、LEDに流せる電流には限界がある。そこで、本願出願人は、例えば特許文献1〜特許文献3に示されるように、複数のLEDが円周上に配置された回転光学系を用いることを提案している。
このような回転光学系では、RGBの複数のLEDが円周上に配置され、この複数のLEDに沿って回転する光学系のロッドが設けられる。複数のLEDが順次パルス駆動され、複数のLEDが順次パルス点灯される。そして、LEDの点灯に合わせて光学系のロッドが回転され、点灯中のLEDの光が集められて、空間光変調素子に向けて照射される。
LEDを直流駆動した場合には流せる電流に限界があるが、回転光学系を用いた場合には、上述のように、LEDはパルス駆動となる。このため、LEDに大電流を流すことができ、強い発光が得られる。そして、このような回転光学系を用いると、光学系のロッドにより、点灯中のLEDの光が集められるので、LEDを連続点灯させたのと等価になる。
特開2003−346503号公報
特開2004−102132号公報
特開2004−199024号公報
このようなプロジェクタでは、パーソナルコンピュータ等からのRGBカラービデオ信号と、NTSC(National Television System Communication)方式等のカラービデオ信号が入力される。例えばパーソナルコンピュータからのアナログRGBビデオ信号の水平同期信号及び垂直同期信号は、その出力ビデオ信号の解像度に応じて、極性、タイミング、周波数がVESA(Video Electronics Standards Association)等で規定されている。ところが、パーソナルコンピュータによっては、規格外の極性やタイミングのビデオ信号を出力する場合がある。このため、このようなプロジェクタでは、規格外の極性やタイミングのビデオ信号でも対応できるようにする必要がある。
また、このようなプロジェクタでは、各種のビデオ信号が入力されることから、それに伴って、LEDの発光タイミングや発光時間、光学ロッドの位相や回転数を適宜設定する必要がある。
また、このようなプロジェクタでは、立ち上げ時に光学ロッドを回転させるモータを入力ビデオ信号のレートに応じた所望の回転数まで制御するとき、入力信号の態様が途中で変化するとき、又は、入力信号が無信号のとき等で、各種の問題が発生することが想定される。
本発明は、上述の従来の課題を鑑み、規格外の極性やタイミングのビデオ信号を含む各種の信号レートのビデオ信号に柔軟に適応できるようにした光源装置及び投影光学装置を提供することを目的とするものである。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、入力ビデオ信号の種別を検出するビデオ種別検出手段と、照明光を射出する複数の発光ダイオードと、発光ダイオードの点灯状態を制御する点灯制御手段とを有し、点灯制御手段は、ビデオ種別検出手段が検出したビデオ信号の種別に基づいて、発光ダイオードの点灯制御を行うようにした光源装置である。
請求項2の発明では、ビデオ種別検出手段は、入力ビデオ信号の同期信号を抽出し、入力ビデオ信号の同期信号の周期から、入力ビデオ信号の種別を判断するようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明では、ビデオ種別検出手段は、入力ビデオ信号の同期信号を抽出し、入力ビデオ信号の同期信号のデューティー比から、入力ビデオ信号の種別を判断するようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明では、光源装置は、円周上に配置された複数の発光ダイオードから出射した照明光を取り込む光学ロッドと、光学ロッドを回転させるモータと、モータの回転を制御する回転制御手段とを更に有し、ビデオ種別検出手段の検出出力に基づいて、光学ロッドの回転の制御を行うようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明では、回転制御手段は、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位として、2垂直周期の期間で整数回、光学ロッドを回転させるモータを制御するようにしたことを特徴とする。
請求項6の発明では、点灯制御手段は、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位として、発光量が略等しくなるように発光ダイオードを制御するようにしたことを特徴とする。
請求項7の発明では、回転制御手段は、同期信号に対するロッドの回転の追従状態を検知する検知手段を有し、検知手段により光学ロッドの回転数が所定の回転数に満たないと判断された場合には、複数の発光ダイオードを消灯するようにしたことを特徴とする。
請求項8の発明では、点灯制御手段は、ビデオ信号の種別により、発光ダイオードを点灯するタイミングと共に、発光ダイオードの点灯時間幅を制御するようにしたことを特徴とする。
請求項9の発明では、点灯制御手段は、固定のレート又はそれまでのビデオ信号のレートの自走垂直同期信号を発生する自走垂直同期信号発生手段を有し、
入力信号が無信号の場合には、自走垂直同期信号発生手段からの自走垂直同期信号に基づいて、光学ロッドを回転させるようにしたことを特徴とする。
入力信号が無信号の場合には、自走垂直同期信号発生手段からの自走垂直同期信号に基づいて、光学ロッドを回転させるようにしたことを特徴とする。
請求項10の発明では、回転制御手段は、光学ロッドの回転が安定していなときには、光学ロッドの回転を停止させるようにしたことを特徴とする。
請求項11の発明は、入力ビデオ信号の種別を検出するビデオ種別検出手段と、照明光を射出する複数の発光ダイオードと、発光ダイオードの点灯状態を制御する点灯制御手段と、入力ビデオ信号に基づく駆動信号を生成する駆動信号制御手段と、駆動信号制御手段からの駆動信号により駆動される空間光変調素子とを有し、点灯制御手段は、ビデオ種別検出手段が検出したビデオ信号の種別に基づいて、発光ダイオードの点灯制御を行うようにした投影光学装置である。
請求項12の発明では、同期信号に対するロッドの回転の追従状態を検知する検知手段を有し、入力ビデオ信号が無信号の場合、又は、検知手段により光学ロッドの回転数が通常と異なると判断された場合には、同期信号の状態にかかわらず、空間光変調素子に所定の画像を投影するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、入力ビデオ信号の種別が判定され、この入力ビデオ信号の種別に応じて、光学ロッドの回転数、光源の点灯タイミング及び点灯時間が適応的に設定される。これにより、各種の信号レートのビデオ信号に柔軟に適応できるようにした投影光学装置が実現できる。
本発明によれば、入力ビデオ信号の種別を、水平同期信号及び垂直同期信号の周期、及び入力ビデオ信号の水平同期信号及び垂直同期信号のデューティー比から判定することで、規格外の極性やタイミングのビデオ信号を含めて、ビデオ信号の種別を適切に判定できる。
本発明によれば、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を、光源の発光及び光学ロッドの回転を単位として設定することで、2垂直期間における発光量が等しくなり、入力ビデオ信号の種別が切り替わったときにも、輝度変動が生じることがなくなる。
本発明によれば、光学ロッドの回転数が所定の回転数に満たないと判断された場合には、複数の光源を消灯することで、乱れた画面が表示されるのを防止できる。
本発明によれば、光源の発光タイミングだけでなく、光源の点灯時間幅を制御することで、所定の期間の総光量を適切に設定でき、色ずれが生じることがなく、入力ビデオ信号のレートに応じた、輝度変動のない画面を投影することができる。
本発明によれば、入力信号が無信号の場合には、自走垂直同期信号発生手段からの自走垂直同期信号に基づいて、光学ロッドを回転させるようにしているので、入力信号が無信号になったときにも、モータの回転数が適切に保たれ、また、新たな画像の投影を再開するときの時間を短縮できる。また、これにより、LEDの発光が乱れることがなくなり、LED保護及び長寿命化が図れる。
本発明によれば、モータが所定の回転数に達することができないときに、モータの回転を停止することにより、省電力が図れる。
本発明によれば、入力信号が無信号のとき、又は光学ロッドの回転数が通常と異なるときに、パターン発生手段からのマスク信号又は所定のパターンの画像を投影することにより、表示乱れのある画像を見せることなくOSD(On Screen Display)表示を行うことができる。
以下、本発明に実施の形態について図面を参照しながら説明する。
1.全体構成
図1は、本発明が適用されたプロジェクタの構成を示すものである。図1において、入力端子1に、パーソナルコンピュータ等からのR(赤)、G(緑)、B(青)カラービデオ信号又はNTSC方式等のカラービデオ信号が供給される。
1.全体構成
図1は、本発明が適用されたプロジェクタの構成を示すものである。図1において、入力端子1に、パーソナルコンピュータ等からのR(赤)、G(緑)、B(青)カラービデオ信号又はNTSC方式等のカラービデオ信号が供給される。
ビデオ信号処理回路2は、入力ビデオ信号に対して、その形態に応じて、所定のビデオ信号処理を行う。入力ビデオ信号がRGBカラービデオ信号の場合、ビデオ信号処理回路2は、入力されたビデオ信号をA/D変換してディジタル化し出力する。入力ビデオ信号がNTSC等のカラービデオ信号の場合、ビデオ信号処理回路2は、入力されたビデオ信号をYC分離により輝度信号Yと色差信号UVに分離した後にA/D変換してディジタル化し出力する。
DMD駆動制御回路3は、DMD駆動のための信号処理回路と、全体制御を行うCPUとが1チップ化された処理回路である。また、DMD駆動制御回路3は、設定チャンネルや音量、或いは各種の制御状態や警告情報を画面上に重畳表示させるOSD(On Screen Display)回路を含んでいる。
DMD駆動制御回路3で、ビデオ信号処理回路2からの、輝度Yと色差UVのデジタルデータ、又は、RGBデジタルビデオデータに対して、IP変換、スケーリング、色変換、台形補正等の信号処理が行われる。ここで、IP変換は、インターレース走査からプログレシブ走査への変換である。そして、DMD駆動制御回路3からは、入力信号に基づくRGBの面順次の画像信号が出力される。面順次の画像信号は、Rの発光期間と、Gの発光期間と、Bの発光期間毎に、RGB各色のビデオ信号が発光期間毎に分割された信号である。この面順次の画像信号は、DMD駆動信号として、DMD素子5に供給される。
DMD素子5は、その表面に多数の微小なミラーを配置し、その角度を画素毎に変えられる空間光変調素子である。DMD駆動制御回路3からのDMD駆動信号がDMD素子5に与えられると、DMD素子5の表面の微少なミラーの角度が変えられ、これにより光の進路が変えられ、画素単位で光のオン/オフが行われる。
また、DMD駆動制御回路3で、入力ビデオ信号の同期信号に基づいて、モータ駆動信号が生成される。このモータ駆動信号がモータ駆動回路10に供給される。これにより、入力ビデオ信号の垂直同期信号に基づいて、回転光学系11に配置されたモータ14が回転される。
DMD駆動制御回路3とタイミング生成回路6とは双方向に通信を行っている。PLL(Phase Locked Loop)回路16により、回転検出センサ15からの回転位置検出信号を基に、基準クロックが形成される。この基準クロックにより、タイミング生成回路6で、LEDの点灯パルスが生成される。このLEDの点灯パルスがLED駆動回路7に供給される。LED駆動回路7により、回転光学系11に配置された複数のLED12r、12g、12bに、所定のタイミングで駆動電流が流される。これにより、入力ビデオ信号の垂直同期信号に基づいて、複数のLED12r、12g、12bが順次点灯される。
回転光学系11には、図2に示すように、複数のR(赤)色のLED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、複数のG(緑)色のLED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、複数のB(青)色のLED12b(12b−1、12b−2、12−3、…)が円周上に配列されている。これら円周上に配置された複数のLED12r、12g、12bに対して、回転ロッド13が設けられる。
回転ロッド13は、モータ14により回転される。回転ロッド13の回転は、回転検出センサ15により検出される。この回転検出センサ15からの回転位置検出信号は、DMD駆動制御回路3に供給されると共に、PLL回路16に供給される。PLL回路16で、基準クロックが形成される。この基準クロックがタイミング生成回路6に供給される。
また、DMD駆動制御回路3で、回転検出センサ15からの回転位置検出信号の回転数及び位相と、入力ビデオ信号の垂直同期信号の周期及び位相とが比較され、この比較信号に基づいて、モータ駆動信号が生成される。これにより、入力ビデオ信号の垂直同期信号に同期して、所望の回転数となるように、モータ14の回転が制御される。
モータ14が回転することにより、回転ロッド13の入射端13aが円周上に配置された複数のLED12r、12g、12b上に沿って回転する。回転ロッド13の回転により、複数のLED12r、12g、12bのうち、回転ロッド13の入射端13aの位置と対応する位置にあるものの光が選択されて取り込まれ、その光が回転ロッド13の出射端13bから導出される。
回転ロッド13からの光は、逆テーパ形状のロッドである導光光学素子17に入射される。導光光学素子17の出射端から出射された光は、照明レンズ18a、18b、ミラー19、フィールドレンズ20よる照明光学系を経て、DMD素子5の微小ミラーが形成された面に照射される。
DMD素子5の表面の微少ミラーの角度は、DMD駆動信号により変えられ、光の進路が変えられる。このため、DMD素子5の反射光は、DMD駆動制御回路3からのDMD駆動信号により画素単位で変調される。このDMD駆動信号により変調を受けた光は、投射光として、投射レンズ21を介して拡大され、投射面22に投射される。これにより、投射面22には、画像が映し出される。
2.ビデオ信号のモード判定
前述したように、本発明が適用されたプロジェクタでは、パーソナルコンピュータ等からのRGBカラービデオ信号と、NTSC方式等のカラービデオ信号を入力することができる。例えばパーソナルコンピュータからのアナログRGBビデオ信号の水平同期信号及び垂直同期信号は、その出力ビデオ信号の解像度に応じて、極性、タイミング、周波数がVESA(Video Electronics Standards Association)等で規定されている。また、パーソナルコンピュータによっては、規格外の極性やタイミングのビデオ信号を出力する場合がある。
前述したように、本発明が適用されたプロジェクタでは、パーソナルコンピュータ等からのRGBカラービデオ信号と、NTSC方式等のカラービデオ信号を入力することができる。例えばパーソナルコンピュータからのアナログRGBビデオ信号の水平同期信号及び垂直同期信号は、その出力ビデオ信号の解像度に応じて、極性、タイミング、周波数がVESA(Video Electronics Standards Association)等で規定されている。また、パーソナルコンピュータによっては、規格外の極性やタイミングのビデオ信号を出力する場合がある。
そこで、本発明が適用されたプロジェクタでは、規格外の極性やタイミングのビデオ信号を含む各種のビデオ信号に対応できるように、DMD駆動制御回路3で、ビデオ信号処理回路2からの水平同期信号及び垂直同期信号から、現在入力されている信号の解像度及びリフレッシュレートを判別し(以下、モード判別と称する)、そのモード判別結果に応じて、各種の制御を行うようにしている。
図3は、DMD駆動制御回路3に構成されるビデオ種別検出回路の一例を示すものである。図3において、入力端子31に、ビデオ信号処理回路2からの入力ビデオ信号の垂直同期信号が供給され、入力端子32に、入力ビデオ信号の水平同期信号が供給される。入力端子33に、入力ビデオ信号のドットクロックが供給される。ここで、ドットクロックは、パネルの解像度に応じて設定される画素のクロックであり、水平同期信号からPLL回路(図示せず)で生成される。
入力端子31からの垂直同期信号は、垂直同期調整回路33に供給される。入力端子32からの水平同期信号は、水平同期調整回路34に供給される。入力端子33からのドットクロックは、分周器35に供給される。分周器35で、ドットクロックを分周してサンプリングクロックが生成される。このサンプリングクロックは、垂直同期調整回路33及び水平同期調整回路34に供給される。
垂直同期調整回路33で、ドットクロックを分周したサンプリングクロックにより、有効期間の垂直同期信号がサンプリングされる。このサンプリング結果がCPU37に送られる。また、水平同期調整回路34で、ドットクロックを分周したクロックにより、有効期間の水平同期信号がサンプリングされる。このサンプリング結果がCPU37に送られる。
CPU37は、垂直同期信号及び水平同期信号のサンプリング結果を取り込み、そのHレベルとLレベルの比率から、同期信号のデューティー比を検出し、検出したデューティー比から同期信号の極性を判断する。例えば入力された同期信号が負極性であると判断された場合、CPU37は、信号を反転するよう同期調整回路34及び35を制御する。垂直同期調整回路33及び水平同期調整回路34は、CPU37からの指示に基づき、垂直及び水平同期信号を正極性にして出力する。
垂直同期調整回路33で調整された信号は、出力端子40から出力されると共に、垂直周期計測回路38に送られる。垂直周期計測回路38により、垂直同期信号のフロントエッジと次のフロントエッジとの間の時間を、所定の周波数のクロックでカウントすることにより求められる。この垂直同期信号のフロントエッジ間のカウント値は、CPU37に送られる。
水平同期調整回路34で調整された信号は、出力端子41から出力されると共に、水平周期計測回路39に送られる。水平周期計測回路39により、水平同期信号のフロントエッジと次のフロントエッジとの間の時間を、所定の周波数のクロックでカウントすることにより求められる。この水平同期信号のフロントエッジ間のカウント値は、CPU37に送られる。
CPU37は、垂直周期計測回路38からの垂直同期信号のフロントエッジ間のカウント値及び水平周期計測回路39からの水平同期信号のフロントエッジ間のカウント値と、予め記憶してある規格値データの垂直同期信号のフロントエッジ間のカウント値及び水平同期信号のフロントエッジ間のカウント値とを比較し、適合する解像度のモードを判定する。
一例として、解像度XGA(1024ドット×768ライン)、リフレッシュレート60Hz、ドットクロック65MHzの同期信号が入力された場合、水平同期信号の周波数は48.5KHzなので、サンプリングクロックを分周比1の65MHzとすると、カウント値は「1340」となる。同様に水平同期信号の周波数は60Hzなのでサンプリングクロックを分周比1000の65KHzとすると、カウント値は「1083」となる。
CPU37は、水平周期計測回路39からの水平同期信号のフロントエッジ間のカウント値が「1340」で、垂直周期計測回路38からの垂直同期信号のフロントエッジ間のカウント値が「1083」であれば、入力されたビデオ信号がXGAの60Hzモードであると判定することになる。なお、判定には同期信号やサンプリングクロックのジッタの影響や規格信号からのズレを考慮し、判定の範囲にマージンを持たせている。
以上説明したように、本発明が適用されたプロジェクタでは、垂直同期信号及び水平同期信号をサンプリングし、そのHレベルとLレベルとのデューティー比から、入力ビデオ信号の極性を判断し、入力ビデオ信号が負極性の場合には、信号を反転して、正極性とするようにしている。また、垂直同期信号の周期及び水平同期信号の周期を計測して、入力ビデオ信号の形態を判断している。これにより、規格外のビデオ信号を含む各種のビデオ信号の種別を判断することができる。
3.LEDの点灯制御
また、本発明が適用されたプロジェクタでは、前述したように、モータ14の回転を回転検出センサ15で検出し、回転検出センサ15からの回転位置検出信号からPLL回路16により基準クロックを生成し、この基準クロックによりLED点灯パルスを生成している。また、DMD駆動制御回路3で、入力ビデオ信号の同期信号に同期して、所望の回転数となるように、モータ14の回転を制御している。LEDの点灯タイミングや、モータ14の回転は、上述のモード判別結果に応じて設定される。図4は、このような制御を行うための回路の詳細を示すものである。
また、本発明が適用されたプロジェクタでは、前述したように、モータ14の回転を回転検出センサ15で検出し、回転検出センサ15からの回転位置検出信号からPLL回路16により基準クロックを生成し、この基準クロックによりLED点灯パルスを生成している。また、DMD駆動制御回路3で、入力ビデオ信号の同期信号に同期して、所望の回転数となるように、モータ14の回転を制御している。LEDの点灯タイミングや、モータ14の回転は、上述のモード判別結果に応じて設定される。図4は、このような制御を行うための回路の詳細を示すものである。
図4において、R色のLED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、G色のLED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、B色のLED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)は、図2に示したように、円周上に配列されている。
LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)に対して、各LEDをスイッチングするためのFET(Field Effect Transistor)66r(66r−1、66r−2、66r−3、…)、FET66g(66g−1、66g−2、66g−3、…)、FET66b(66b−1、66b−2、66b−3、…)が設けられる。
LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)のアノードは、電源ライン66に接続される。LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)のカソードは、FET66r(66r−1、66r−2、66r−3、…)、FET66g(66g−1、66g−2、66g−3、…)、FET66b(66b−1、66b−2、66b−3、…)のドレインにそれぞれ接続される。
FET66r(66r−1、66r−2、66r−3、…)、FET66g(66g−1、66g−2、66g−3、…)、FET66b(66b−1、66b−2、66b−3、…)のゲートには、デコーダ59から、点灯パルスPr(Pr−1、Pr−2、Pr−3、…)、Pg(Pg−1、Pg−2、Pg−3、…)、Pb(Pb−1、Pb−2、Pb−3、…)がそれぞれ供給される。1つおきのFET66r(66r−1、66r−3、…)、FET66g(66g−1、66g−3、…)、FET66b(66b−1、66b−3)のソースがライン67に接続され、他の1つおきのFET66r(66r−2、…)、FET66g(66g−2、…)、FET66b(66b−2、…)のソースがライン68に接続される。
ライン67には、FET69のドレインが接続される。FET69のソースが演算増幅器64の反転入力端子に接続されると共に、FET69のソースと接地間に、抵抗71が接続される。
ライン68には、FET70のドレインが接続される。FET70のソースが演算増幅器65の反転入力端子に接続されると共に、FET70のソースと接地間に、抵抗72が接続される。
PLL回路56により、回転検出センサ15の回転位置検出信号から、基準クロックが形成される。この基準クロックが分周器57を介して、カウンタ58に供給される。カウンタ58のカウント値は、デコーダ59に供給される。デコーダ59により、基準クロックのカウント値から、各LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)の点灯を制御するための点灯パルスPr(Pr−1、Pr−2、Pr−3、…)、Pg(Pg−1、Pg−2、Pg−3、…)、Pb(Pb−1、Pb−2、Pb−3、…)が生成される。
また、ROM60には、予め、各色のLEDの最適な電流値のデータが格納されている。カウンタ58のカウント値に基づいて、アドレス発生回路61から、各色のLEDに対応する最適な電流値を読み出すためのアドレスが発生される。このアドレスに基づいて、ROM60から、電流値の設定データが出力される。この電流値の設定データは、D/Aコンバータ62に供給され、D/Aコンバータ62で、電流値の設定電圧に変換される。この電流値の設定電圧は、演算増幅器64及び65の非反転入力端子に供給される。
デコーダ59からは、順次Hレベルになる点灯パルスPr(Pr−1、Pr−2、Pr−3、…)、Pg(Pg−1、Pg−2、Pg−3、…)、Pb(Pb−1、Pb−2、Pb−3、…)が出力される。例えば、点灯パルスPr−1がHレベルになると、FET66r−1がオンする。これにより、LED12r−1に電流が流れ、LED12r−1が点灯する。
このとき、LED12r−1に流れる電流は、FET69を流れる電流により決まる。演算増幅器64の非反転入力端子には、ROM60から読み出された電流値の設定データに基づく設定電圧が供給される。演算増幅器64の出力電圧はFET69のゲートに印加され、FET69のソース電圧は、演算増幅器64にフィードバックされる。したがって、FET69のゲートには電流値の設定データに基づく電圧が印加され、FET69には、所望の電流が流される。これにより、LED12r−1に所望の駆動電流を流すことができる。
次に、点灯パルスPr−2がHレベルになると、FET66r−2がオンする。これにより、LED12r−2に電流が流れ、LED12r−2が点灯する。このとき、LED12r−2に流れる電流は、FET70を流れる電流により決まる。演算増幅器65の非反転入力端子には、ROM60から読み出された電流値の設定データに基づく設定電圧が供給される。演算増幅器65の出力電圧はFET70のゲートに印加され、FET70のソース電圧は、演算増幅器65にフィードバックされる。したがって、FET70のゲートには電流値の設定データに基づく電圧が印加され、FET70には、所望の電流が流される。これにより、LED12r−2に所望の駆動電流を流すことができる。
以下、点灯パルスPr(Pr−1、Pr−2、Pr−3、…)、Pg(Pg−1、Pg−2、Pg−3、…)、Pb(Pb−1、Pb−2、Pb−3、…)が順次Hレベルになると、FET66r(66r−1、66r−2、66r−3、…)、FET66g(66g−1、66g−2、66g−3、…)、FET66b(66b−1、66b−2、66b−3、…)がそれぞれオンし、LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)が点灯する。
なお、各LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)の点灯時間は、DMD駆動制御回路3のCPU37からデコーダ59に送られるモード判定結果信号に応じて設定することができる。
また、この例では、1つおきのFET66r(66r−1、66r−3、…)、FET66g(66g−1、66g−3、…)、FET66b(66b−1、66b−3)のソースがライン67に接続され、他の1つおきのFET66r(66r−2、…)、FET66g(66g−2、…)、FET66b(66b−2、…)のソースがライン68に接続されているので、隣り合うLEDを同時に点灯する期間を設けることができる。
4.モータ制御
次に、モータ制御について説明する。図4において、入力端子51には、入力ビデオ信号の垂直同期信号が供給される。入力端子51からの垂直同期信号は、分周器52を介して、位相比較回路53に供給される。また、回転検出センサ15からの回転位置検出信号は、分周器54を介して、位相比較回路53に供給される。
次に、モータ制御について説明する。図4において、入力端子51には、入力ビデオ信号の垂直同期信号が供給される。入力端子51からの垂直同期信号は、分周器52を介して、位相比較回路53に供給される。また、回転検出センサ15からの回転位置検出信号は、分周器54を介して、位相比較回路53に供給される。
位相比較回路53で、分周器52を介された垂直同期信号の位相と、分周器54を介された回転位置検出信号の位相とが比較される。この位相比較出力は、ローパスフィルタ55を介してモータ駆動回路10に供給され、モータ駆動回路10によりモータ14が回転される。
モータ14の回転は、回転検出センサ15で検出される。この回路検出信号は、分周器54を介して、位相比較回路53に帰還される。また、回転検出センサ15の回転位置検出信号は、回転数検出回路50に供給される。回転数検出回路50で、モータ14の回転数が検出される。この回転数は、CPU37に供給され、CPU37で、目標回転数と比較される。これにより、モータ14の回転は、入力ビデオ信号の垂直同期信号に同期した所望の回転数となるように制御される。そして、分周器52及び分周器54の分周比を適宜設定することで、垂直同期信号の位相と、モータ14の回転の位相との関係を設定することができる。
5.各モードに応じた点灯制御
本発明が適用されたプロジェクタでは、水平周波数や垂直周波数が異なる複数のビデオ信号を入力することができる。前述したモード判別結果に基づき、以下のようにLEDの発光が制御される。
本発明が適用されたプロジェクタでは、水平周波数や垂直周波数が異なる複数のビデオ信号を入力することができる。前述したモード判別結果に基づき、以下のようにLEDの発光が制御される。
図5は、入力ビデオ信号の垂直周波数fvが(fv<62.5Hz)の場合の各LEDの発光タイミングの一例を示すものである。なお、ここでは、説明の簡略化のために、RGBのLED12r、12g、12bは、各3個で、合計9個のLEDを使用するものとし、各色のLED12r、12g、12bの発光時間は等しいものとする。
前述したように、本発明が適用されたプロジェクタでは、また、垂直同期信号の周期及び水平同期信号の周期を計測して、入力ビデオ信号の形態を判断し、モード判別を行っている。
このモード判別の結果、入力ビデオ信号の垂直周波数fvが(fv=60Hz)と判断された場合には、図5(B)に示すように、入力ビデオ信号(図5(A))の2垂直周期の期間に、モータ14が4回転するように、モータ14の回転が制御される。そして、タイミング生成回路6において、図5(D)〜図5(L)に示すように、2垂直周期の期間(33.3mS)に、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3が、4回繰り返して順次点灯するように、点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3が生成される。
この点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3により、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3に接続されたスイッチング用FET66r−1〜66r−3、66g−1〜66g−3、66b−1〜66b−3がオンされ、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3が順次点灯する。
ここで、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3の点灯時間は、点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3のパルス幅に依存する。
例えば点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3のパルス幅を0.85mSとした場合、2垂直周期の期間に9個のLEDが各4回点灯するので、LEDの2垂直周期での累積点灯時間は
0.85×9×4=30.6mS
となる。
0.85×9×4=30.6mS
となる。
実際には、図6に示すように、1つのLEDの発光期間は更に数十分割(図10では20分割)した時間でパルス点灯される。つまり、図6(A)に示すように、fv=60Hzの垂直期間に、図6(B)に示すように、点灯パルスPr−1,Pr−2、…が設定される。図6(C)に示すように、1回の点灯パルスの期間に、カウンタのクロックは20回カウントされる。各点灯パルスの発光期間の先頭のタイミングで、図6(E)〜図6(J)に示すように、先頭を示すパルスが出力される。
ここで、1回転当たり、点灯パルスPr−1の期間で20回、点灯パルスPr−2の期間で20回、点灯パルスPr−3の期間で20回で、RGB総計で180回、RGB間の休止期間を各5回の点灯に相当する時間とすると、195回の点灯になるので、
1/{(1/120Hz)/195}=23.4KHz
となり、パルス点灯のカウンタクロック(図6(D))の周波数は23.4KHzになる。
1/{(1/120Hz)/195}=23.4KHz
となり、パルス点灯のカウンタクロック(図6(D))の周波数は23.4KHzになる。
同様に、図7は、入力ビデオ信号の垂直周波数fvが(fv≧62.5Hz)の場合の各LEDの発光タイミングを示すものである。
モード判別の結果、入力ビデオ信号の垂直周波数fvが(fv=75Hz)と判断された場合には、図7(B)に示すように、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間に、モータ14が3回転するように、モータ14の回転が制御される。そして、タイミング生成回路6において、図7(D)〜図7(L)に示すように、2垂直周期の期間(26.6mS)に、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3が3回繰り返して順次点灯するように、点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3が生成される。
この点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3により、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3に接続されたスイッチング用FET66r−1〜66r−3、66g−1〜66g−3、66b−1〜66b−3がオンされ、各LED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3が順次点灯する。
この場合、モータ14は2垂直期間に3回回転するので、112.5Hzで回転することになる。例えばRGBの個々のLED12r−1〜12r−3、LED12g−1〜12g−3、LED12b−1〜12b−3のパルス幅を0.91mSとした場合、2垂直周期の期間に9個のLEDが各3回点灯するので、LEDの2垂直周期での累積点灯時間は
0.91×9×3=24.57mS
となる。
0.91×9×3=24.57mS
となる。
実際には、図8に示すように、1つのLEDの発光期間は更に数十分割(図10では20分割)した時間でパルス点灯される。つまり、図8(A)に示すように、fv=75Hzの垂直期間に、図8(B)に示すように、点灯パルスPr−1,Pr−2、…が設定される。図8(C)に示すように、1回の点灯パルスの期間に、カウンタのクロックは20回カウントされる。各点灯パルスの発光期間の先頭のタイミングで、図8(E)〜図6(I)に示すように、先頭を示すパルスが出力される。1回転当たり、点灯パルスPr−1の期間で20回、点灯パルスPr−2の期間で20回、点灯パルスPr−3の期間で20回で、RGB総計で180回、RGB間の休止期間を各5回の点灯に相当する時間とすると、195回の点灯になるので、
1/{(1/112.5Hz)/195}=21.9KHz
となり、パルス点灯のクロック周波数は21.9KHzになる。
1/{(1/112.5Hz)/195}=21.9KHz
となり、パルス点灯のクロック周波数は21.9KHzになる。
なお、この例では、LEDの点灯幅を制御するのに、カウント値を固定にして、クロック周波数を変えているが、クロック周波数を固定にして、カウント値を変えるようにしても良い。
このように、本発明が適用されたプロジェクタでは、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位とし、この2垂直周期の期間のLEDの発光回数及び発光時間を制御することにより、2垂直周期の期間での光源の総発光量としては略等しくなる。これにより、各種のビデオ信号が切り替えられたときにも、輝度変動が生じることがなくなる。
6.各モードに応じたモータ回転制御
前述したように、本発明が適用されたプロジェクタでは、図4に示したように、分周器52を介された入力ビデオ信号の垂直同期信号の位相と、分周器54を介された回転位置検出信号の位相とを比較し、この比較出力によりモータ14の回転速度を制御することで、モータ14を、入力ビデオ信号の垂直同期信号に同期した所望の回転数で回転させるようにしている。モードが切り替わると、これに応じて、分周器52及び分周器54が適宜設定される。LEDの発光は、上述のように、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位として、発光量が略等しくなるように発光ダイオードを制御するようにしている。モータ14の回転は、2垂直周期の期間を単位として、2垂直期間で整数回、回転されるように制御される。
前述したように、本発明が適用されたプロジェクタでは、図4に示したように、分周器52を介された入力ビデオ信号の垂直同期信号の位相と、分周器54を介された回転位置検出信号の位相とを比較し、この比較出力によりモータ14の回転速度を制御することで、モータ14を、入力ビデオ信号の垂直同期信号に同期した所望の回転数で回転させるようにしている。モードが切り替わると、これに応じて、分周器52及び分周器54が適宜設定される。LEDの発光は、上述のように、入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位として、発光量が略等しくなるように発光ダイオードを制御するようにしている。モータ14の回転は、2垂直周期の期間を単位として、2垂直期間で整数回、回転されるように制御される。
7.モータ回転が安定していない場合の制御
ところで、モータ14を起動してから、モータ14の回転速度が入力ビデオ信号の垂直同期信号に同期した所定の速度になるまでには時間が必要である。
ところで、モータ14を起動してから、モータ14の回転速度が入力ビデオ信号の垂直同期信号に同期した所定の速度になるまでには時間が必要である。
図9は、モータ14の回転速度の遷移を示すものである。図9において、時刻T0でモータ14が起動されると、図9(C)に示すように、モータ14の回転速度が徐々に上がっていく。入力ビデオ信号の垂直同期信号(図9(A))と、回転位置検出信号(図9(B))の位相とが比較され、この位相誤差に応じて、モータ14の回転が制御される。時刻T0〜T1では、モータ14の回転数は所望の回転数に達しておらず、入力ビデオ信号の垂直同期信号の位相とモータの回転の位相との位相誤差は大きく、モータ14の回転は安定していない。時刻T1になると、モータ14の回転数は所望の回転数に達し、入力ビデオ信号の垂直同期信号の位相とモータの回転の位相との位相誤差は小さくなり、モータ14は安定して回転するようになる。
このように、モータ14を立ち上げてから、モータ14の回転速度が安定するまでの時間(T0〜T1)では、モータ14の回転は安定していない。このように、モータ14の回転速度が安定していない間で、LEDを発光させて画像を表示させると、乱れた色の画面が表示されてしまう。
そこで、本発明が適用されたプロジェクタでは、図10に示すように、モータの回転数を検出する回転数検出回路50が設けられる。この回転数検出回路50の検出出力がCPU37に供給される。
CPU37は、この回転数検出回路50の検出出力から、モータ14の回転が安定したかどうかを判断し、モータ14が安定していない間では、LEDを消灯させる処理を行う。
すなわち、図10に示すように、CPU37は、回転数検出回路50の検出出力に基づいて、モータ14の回転が安定しているかどうかを判断し、これに応じて、デコーダ59にイネーブル信号を送る。モータ14が所定の回転数に達し、モータ14の回転が安定しているときには、CPU37からデコーダ59にイネーブル信号が送られ、各LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)は、所定のタイミングで順次点灯する。
モータ14の回転数が所定の回転数に達していないときには、CPU37からのイネーブル信号が止められる。このときには、デコーダ59は、点灯パルスPr−1〜Pr3、Pg−1〜Pg3、Pb−1〜Pb3を全てLレベルとし、全てのLED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)が消灯される。
なお、この例では、CPU37からデコーダ59にイネーブル信号を送り、このイネーブル信号により、LEDの点灯/消灯を制御しているが、LEDの点灯/消灯制御は、これに限るものではない。
図11は、LEDの点灯/消灯を制御の他の例を示すものである。図11において、回転数検出回路50からの検出出力がCPU37に送られる。CPU37は、CPU37は、回転数検出回路50からの検出出力に基づいて、スイッチ回路63にスイッチング信号を送る。
モータ14の回転数が所定数以上のときには、CPU37からのスイッチング信号により、スイッチ回路63が接点63a側に設定される。このときには、ROM60からの読み出された電流値の設定データに基づいて、LEDの駆動電流が設定され、各LED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)は、所定のタイミングで順次点灯する。
モータ14の回転数が所定値以下であると判断されると、CPU37からのスイッチング信号により、スイッチ回路63を接点63b側に設定される。スイッチ回路63が接点63b側に設定されると、演算増幅器64及び65の非反転入力端子が接地され、FET64及び65がオフする。このため、全てのLED12r(12r−1、12r−2、12r−3、…)、LED12g(12g−1、12g−2、12g−3、…)、LED12b(12b−1、12b−2、12b−3、…)消灯される。
なお、スイッチ回路63を用いずに、モータ14の回転が安定していないときには、ROM60から「0」の電流値の設定データを出力させるようにしても良い。
8.ノイズ対策と省電力
ところで、ノイズ等の影響により、モータ14が所望の回転数に達しない場合がある。また、不具合により、モータ14が所望の回転数に達しない場合がある。この場合、モータ14の回転を継続すると、消費電力が無駄になる。
ところで、ノイズ等の影響により、モータ14が所望の回転数に達しない場合がある。また、不具合により、モータ14が所望の回転数に達しない場合がある。この場合、モータ14の回転を継続すると、消費電力が無駄になる。
そこで、本発明が適用されたプロジェクタでは、モータ14が所定の回転数に達しないときには、モータ14をオフするようにしている。つまり、図12に示すように、モータの回転数を検出する回転数検出回路50が設けられる。この回転数検出回路50の検出出力がCPU37に供給される。CPU37は、回転数検出回路50の検出出力から、モータ14の回転速度が所定の回転数に達しているかどうかを判断する。そして、モータ14の回転速度が所定の回転数に達していないときには、CPU37は、モータ駆動回路10にモータ停止信号を送り、モータ14の回転を停止させる。
9.無信号時のモータ回転処理
ところで、本発明が適用されたプロジェクタでは、上述のように、分周器52を介された垂直同期信号と、分周器54を介された回転位置検出信号との位相比較出力に基づいてモータ14の回転を制御している。このため、入力信号が無信号になると、垂直同期信号が得られなくなり、モータ14が制御不能になってしまう。
ところで、本発明が適用されたプロジェクタでは、上述のように、分周器52を介された垂直同期信号と、分周器54を介された回転位置検出信号との位相比較出力に基づいてモータ14の回転を制御している。このため、入力信号が無信号になると、垂直同期信号が得られなくなり、モータ14が制御不能になってしまう。
入力信号が無信号のときに、モータ14の回転を停止することも考えられるが、モータを停止してしまうと、次に、ビデオ信号が入力されたときに、モータ14を所望の回転数になるまで制御するのに時間を要する。
そこで、本発明が適用されたプロジェクタでは、図13に示すように、例えば60Hz固定の自走垂直同期信号を生成する自走垂直同期信号発生回路73が設けられ、この自走垂直同期信号発生回路73の出力信号がスイッチ回路72の接点72bに供給される。スイッチ回路72は、通常では、接点72a側に設定される。DMD駆動制御回路3でのモード判別によって、入力ビデオ信号が無いと判断された場合には、DMD駆動制御回路3からのスイッチ制御信号により、スイッチ回路72が接点72b側に切り替えられ、この自走垂直同期信号がタイミング生成回路6及びDMD駆動制御回路3に供給される。これにより、入力信号が無い場合にも、モータ14は、例えば120Hzで安定して回転するよう制御される。また、このタイミングに基づいて、LEDの発光タイミングが設定される。
なお、この例では、無信号時には、固定レートの自走垂直同期信号発生回路73からの自走垂直同期信号を用いるようにしているが、それまでの垂直同期信号のレートで自走垂直同期信号を発生させて、無信号時に用いるようにしても良い。
10.無信号時の画像処理
また、入力ビデオ信号が無信号や途切れた場合には、LEDを点灯させてそのまま表示すると表示の乱れた画面になる。また、LEDを消灯すると、真っ暗な画面となり、OSD表示が見えなくなる。このような場合には、例えば、「入力がありません」というような意味の表示をOSDにより行い、使用者に対して、情報を知らせる必要ある。
また、入力ビデオ信号が無信号や途切れた場合には、LEDを点灯させてそのまま表示すると表示の乱れた画面になる。また、LEDを消灯すると、真っ暗な画面となり、OSD表示が見えなくなる。このような場合には、例えば、「入力がありません」というような意味の表示をOSDにより行い、使用者に対して、情報を知らせる必要ある。
同様に、入力ビデオ信号の切り替え時に、一時的にモータ14が所定の回転数に達していない場合がある。この場合には、「しばらくお待ち下さい」というような意味の表示をOSDにより行う必要がある。更に、何らかの故障の発生により、モータ14が所定の回転数で安定して回転できなくなることが想定される。この場合には、「サービスセンターに連絡下さい」というような意味の表示をOSDにより行う必要がある。
そこで、本発明が適用されたプロジェクタでは、入力ビデオ信号が無信号の場合又はモータ14の回転が通常と異なる場合には、DMD駆動制御回路3でマスク信号若しくは固定パターンを生成して、このマスク信号若しくは固定パターンを表示するようにしている。
つまり、図14に示すように、例えば、ブルーバックの固定パターンを発生する固定パターン発生回路81が設けられる。この固定パターン発生回路81からの固定パターンの信号が信号合成/切替回路82に供給される。DMD駆動制御回路3には、各種の情報を画像上に重畳表示するOSD回路37が含まれている。
通常の場合には、ビデオ信号処理回路2からのビデオ信号が信号合成/切替回路82を介してDMD駆動制御回路3内に送られる。入力ビデオ信号が無信号の場合又はモータ14の回転が通常と異なる場合には、固定パターン発生回路81からの固定パターンの信号が信号合成/切替回路82を介して出力され、固定パターンの信号が入力ビデオ信号に置き換えられる。これにより、ブルーバックの画像が表示され、このブルーバックの画面上に、OSD回路37による情報が表示される。
なお、この例では、表示するデータをブルーバックとしているが、ブルーバックに限定されるものではない。省電力目的ならば全黒表示、RGのラスターやユーザーの好みにより任意の画像を表示するようにしても良い。
また、本実施例ではビデオ信号処理回路2からのA/D変換後のディジタルビデオ信号に対してデータ変換を行う場合について説明したが、A/D変換前のアナログビデオ信号にマスクをかけ、表示データを出さない(全面黒表示)構成としても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、発光源としてLEDを用いたプロジェクタに広く利用することが可能である。
1:入力端子、
2:ビデオ信号処理回路、
3:DMD駆動制御回路、
5:DMD素子、
6:タイミング生成回路、
7:LED駆動回路、
10:モータ駆動回路、
12r、12g、12b:LED、
11:回転光学系、
13:回転ロッド、
14:モータ、
15:回転検出センサ、
16:PLL 回路、
17:光束形状変換素子、
19:ミラー、
21:投射レンズ、
22:投射面
33:垂直同期調整回路、
34:水平同期調整回路、
35:分周器、
37:CPU、
38:垂直周期計測回路、
39:水平周期計測回路、
2:ビデオ信号処理回路、
3:DMD駆動制御回路、
5:DMD素子、
6:タイミング生成回路、
7:LED駆動回路、
10:モータ駆動回路、
12r、12g、12b:LED、
11:回転光学系、
13:回転ロッド、
14:モータ、
15:回転検出センサ、
16:PLL 回路、
17:光束形状変換素子、
19:ミラー、
21:投射レンズ、
22:投射面
33:垂直同期調整回路、
34:水平同期調整回路、
35:分周器、
37:CPU、
38:垂直周期計測回路、
39:水平周期計測回路、
Claims (12)
- 入力ビデオ信号の種別を検出するビデオ種別検出手段と、
照明光を射出する複数の発光ダイオードと、
前記発光ダイオードの点灯状態を制御する点灯制御手段とを有し、
前記点灯制御手段は、前記ビデオ種別検出手段が検出したビデオ信号の種別に基づいて、前記発光ダイオードの点灯制御を行うようにした光源装置。 - 前記ビデオ種別検出手段は、前記入力ビデオ信号の同期信号を抽出し、前記入力ビデオ信号の同期信号の周期から、前記入力ビデオ信号の種別を判断するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記ビデオ種別検出手段は、前記入力ビデオ信号の同期信号を抽出し、前記入力ビデオ信号の同期信号のデューティー比から、前記入力ビデオ信号の種別を判断するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記光源装置は、
円周上に配置された複数の発光ダイオードから出射した照明光を取り込む光学ロッドと、
前記光学ロッドを回転させるモータと、
前記モータの回転を制御する回転制御手段とを更に有し、
前記ビデオ種別検出手段の検出出力に基づいて、前記光学ロッドの回転の制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記回転制御手段は、前記入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位として、前記2垂直周期の期間で整数回、前記光学ロッドを回転させるモータを制御するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
- 前記点灯制御手段は、前記入力ビデオ信号の2垂直周期の期間を単位として、発光量が略等しくなるように前記発光ダイオードを制御するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
- 前記回転制御手段は、同期信号に対するロッドの回転の追従状態を検知する検知手段を有し、
前記検知手段により前記光学ロッドの回転数が所定の回転数に満たないと判断された場合には、前記複数の発光ダイオードを消灯するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の光源装置。 - 前記点灯制御手段は、前記ビデオ信号の種別により、前記発光ダイオードを点灯するタイミングと共に、前記発光ダイオードの点灯時間幅を制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記点灯制御手段は、固定のレート又はそれまでのビデオ信号のレートの自走垂直同期信号を発生する自走垂直同期信号発生手段を有し、
入力信号が無信号の場合には、前記自走垂直同期信号発生手段からの自走垂直同期信号に基づいて、前記光学ロッドを回転させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記回転制御手段は、光学ロッドの回転が安定していなときには、前記光学ロッドの回転を停止させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 入力ビデオ信号の種別を検出するビデオ種別検出手段と、
照明光を射出する複数の発光ダイオードと、
前記発光ダイオードの点灯状態を制御する点灯制御手段と、
前記入力ビデオ信号に基づく駆動信号を生成する駆動信号制御手段と、
前記駆動信号制御手段からの駆動信号により駆動される空間光変調素子とを有し、
前記点灯制御手段は、前記ビデオ種別検出手段が検出したビデオ信号の種別に基づいて、前記発光ダイオードの点灯制御を行うようにした投影光学装置。 - 同期信号に対するロッドの回転の追従状態を検知する検知手段を有し、
入力ビデオ信号が無信号の場合、又は、前記検知手段により前記光学ロッドの回転数が通常と異なると判断された場合には、同期信号の状態にかかわらず、前記空間光変調素子に所定の画像を投影するようにしたことを特徴とする請求項11に記載の投影光学装置。
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