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JP2006236232A - 情報処理装置及び情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法、プログラム Download PDF

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JP2006236232A
JP2006236232A JP2005053306A JP2005053306A JP2006236232A JP 2006236232 A JP2006236232 A JP 2006236232A JP 2005053306 A JP2005053306 A JP 2005053306A JP 2005053306 A JP2005053306 A JP 2005053306A JP 2006236232 A JP2006236232 A JP 2006236232A
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Wataru Suzuki
亙 鈴木
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Abstract

【課題】 デジタルカメラにおける画像の識別情報を記述した構造化文書を記憶部に格納することで、画像を交換しても同一画像を重複して持たないで済むようにする。
【解決手段】 既に持っているファイルを受け取らないことで、同一ファイルの重複防止、メモリの節約、受信時間の短縮が実現できる。ファイルが保存先を問わず一意に識別できる情報を別ドキュメントに記述しておけば、受信する際にDCFストレージ構造に依存しない形式であっても同一ファイルか識別できる。前提として、記憶部は保存されている全てのファイルの識別情報が記述された構造化文書を持っていて、新しいファイルが保存される度に構造化文書に追加される。構造化文書に記述される内容はファイルがどの機器に保存されていても一意に決まるような情報とする。
【選択図】 図5

Description

データを一意に識別して重複なく保存あるいは受信するための情報処理装置及び情報処理方法、プログラムに関する。
複数の画像情報を1つのテンプレートに張り合わせたデータを構造化文書などの形式として、送受信機能及び記憶装置を搭載した機器間でやりとりする場合、データの二重登録を防ぐために送信元に特定のディレクトリ構造が存在しないときはディレクトリ構造及び属性ファイルディレクトリを生成したのち、データ名の自由文字部を変更することで登録済みか否かを自由文字列から判断する方法がある(例えば〔特許文献1〕参照)。
データの作成日毎にフォルダのようなグループ領域に記憶したデータを、データ保存装置にグループ領域の重複無く保存する方法がある(例えば〔特許文献2〕参照)。
また、受信した複数のデータの関連性を失わずにデータ名を重複無く保存するために、送信者毎、受信毎に受信したデータを分類して保存する分類記憶方法がある(例えば〔特許文献3〕参照)。
また、画像ファイルから画像の識別情報を取り出し、取り出された識別情報に基づいて他の画像ファイルに格納されている画像との同一性を判断する方法がある(例えば〔特許文献4〕参照)。
特開2003−76590号公報 特開2001−51877号公報 特開2000−112799号公報 特開2003−209777号公報
特開2003−76590号公報における、受信側のディレクトリ構造に合わせてディレクトリ構造や属性ファイルディレクトリを生成しデータ名の自由文字部を変更する方法では、データを受信する毎に前記処理が必要となりディレクトリの階層構造が複雑になる。
特開2000−112799号公報および特開2001−51877号公報の方法では、受信したデータが1つのときもフォルダを作成しなければならず、フォルダ数が膨大になり、ユーザーに不必要にディレクトリ構造を意識させてしまいデータの管理が困難になる。
従来の方法に共通する課題として、データ名が異なり且つそのデータの内容が同一であっても、同一内容のデータだと判断する手段が無く、データ名が異なっていても結果として同一のデータを保持してしまう。
特開2003−209777号公報における方法では識別情報が画像ファイル以外の場所に格納されていた場合、対応できない。
上記課題を解決するために本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、全てのデータを一意に識別するのに必要な情報をデータ識別情報として構造化文書に記述し記憶部に保存しておくためのデータ識別情報保存手段と、記憶手段に保存してある前記データ識別情報を取り出すデータ識別情報取り出し手段と、前記データ識別情報取り出し手段により、取り出した識別情報から同一内容のデータであるか識別する同一内容データ識別手段。
本発明によれば情報処理装置のディレクトリ内に保持しているデータ名あるいはデータのパス名とそのデータの識別情報とを含んだ構造化文書データを参照することで、外部機器とのデータの送受信において、データ名が異なりかつそのデータの内容が同一であっても、識別情報により同一内容のデータだと判断できるため同一データの二重登録を防ぐことができる。重複したデータを保存することがないため、記憶容量を無駄なく効率よく使用できるようになる。また、あらかじめ識別情報を送受信することで既に受信側が保存しているデータを送信することが無く、双方の送受信時間の短縮も可能となる。さらに、ディレクトリ構造に依存せずにデータを一意に識別できるので、簡潔なディレクトリ構造で済み、ユーザーにディレクトリ構造やデータ名を意識させず、データの管理が容易にできるようになる。
<実施形態1>
以下、図面を参照して本発明における情報処理装置の実施例を説明する。本実施例では、本発明における情報処理装置としてデジタルスチルカメラに搭載された情報処理装置を例に説明する。
図1は本発明の実施例に係る情報処理装置を含むシステムの概要を示した構成図である。同図において本発明の実施例に係る情報処理装置101はLAN102に接続されている。LAN102にはストレージサーバ103、ネットワークプリンタ104、デジタルスチルカメラ105、PC106、PDA107が接続されている。同図に示した構成では、各々の機器はLANに接続されているが、本発明の実現にあたっては無線LAN、あるいは電話回線等を用いて通信を行う構成でも構わない。
図2は本発明の実施例に係る情報処理装置を含む無線LAN用いた場合のネットワークの構成を示す模式図である。同図においてCPU301はシステム制御部であり、装置全体を制御する。ROM302は、CPU301の制御プログラムや各種固定データを格納するものである。RAM303は、SRAM,DRAM等で構成され、プログラム制御変更等を格納するためのものである。また、各種設定パラメータ、各種ワーク用バッファもRAM303に格納されるものである。記憶部304はハードディスク等で構成され、文書や画像などのデータを格納するものであり、外部記憶装置305も同じ役割を果たすものとする。操作部306はタッチパネル等で構成され、オペレータが各種入力操作を行うためのものである。インターフェース307は無線LANによりストレージ308、デジタルスチルカメラ309などの外部装置と情報を送受信するためのものである。
図2に示した構成は、本発明の実施例に係る情報処理装置の一部を示したものであり、装置によってはこの他、スキャナ部、プリンタ部、モデム、スピーカ等が装置の構成に加わる場合がある。また、ソフトウェア等で本発明を実現する場合等には、同図の各ブロックを必ずしも装置内に持っていなくてもよい。
図3は本発明における情報処理装置内に格納しているデータの識別に必要な構造化文書データを示した図である。同図に示したような構造化文書データはXML形式で記述されたテキストファイルであり、保持しているデータの集合要素(401)と、個々のデータ要素(402)と、データを識別するための項目要素(403)で構成されている。
本実施例においてはデータを識別するための項目要素としてデータを作成した日時とデータを元に作成されたハッシュ値の2つの要素をデータのパス要素と関連付けて構造化文書データに含んでいるが、前記データ識別情報と前記パス情報が一意に関連付けられるのであれば識別するための項目要素の数は問わない。また、本実施例では文書形式をXMLとしたが構造化文書であれば形式は問わない。
図4は本発明における情報処理装置における、受信した識別情報構造化文書の一部におけるデータのパス変更前後の一例である。同図に示したようにデータを一意に識別するための情報が記述された子要素(502)は変更せず、個々のデータ要素(501)のパスのみを変更したのち、自分の全データの識別情報が記述された構造化文書に追加する。
図5は本発明における情報処理装置のディレクトリ構造の一例である。同図はより少ない階層数のディレクトリ構成でデータを保存し、データの識別に必要な構造化文書データINDEX4C.MDFを1つの独立したディレクトリに格納したものである。
本実施例においては、構造化文書データを1つの独立したディレクトリに格納したが、本発明の情報処理装置が前記構造化文書データを読み込めるルートディレクトリの下であれば格納するディレクトリは問わない。また、本実施例ではDCFの規格に従ったディレクトリ構造としたが、いかなるディレクトリ構造であっても前記構造化文書データを情報処理装置が読み込めるのであれば適応し得るものである。
以下本実施例に係る情報処理装置が無線LANにより外部機器とデータを送受信する際の動作に関する実施例を説明する。送受信のプロトコルに関しては、本実施例では特に説明はしないが、TCP/IPやHTTP、FTPを利用してもよいし、電子メール等を使用してもよい。
図6は本実施例に係る情報処理装置の送信動作を示すフローチャートである。以下、同図のフローチャートに沿って説明する。受信機能を備えた外部機器に対して、送信したいデータを選択する(S601)。1つのデータを選択するたびに、選択されたデータの識別情報が別ディレクトリ内に保持されている構造化文書データから読み込まれ送信用構造化文書に追加される(S602)。(S603)においてデータの選択を続けるのであれば(S601)に戻る。データの選択が完了すると、音声やタッチパネルなどの操作部により送信先を指定し(S604)、選択したデータと、データの識別情報を記述した前記送信用構造化文書を指定した外部機器へ送信し(S605)、送信モードを終了する。
図7は本実施例に係る情報処理装置の受信動作および同一データか否かを判別するための動作を示すフローチャートである。以下、同図のフローチャートに沿って説明する。はじめに外部機器からデータが送信されてきたことが通知され、データを受信するか否かの確認が行われる(S701)。受信しないと選択すれば受信モードが終了する。受信すると選択した場合、変数nに0をセットする(S702)。変数nは重複しているかを確認したデータ数をカウントする変数とする。送信されるデータの識別情報が記述された構造化文書を読み込み、送信される総データ数をNに格納する(S703)。送信される総データ数Nと変数n+1を比較することで受信処理を続けるか判断する(S704)。Nよりn+1が大きいという条件を満たさなければ、自分の保存しているデータの識別情報が記述された構造化文書と比較して、n番目に送信されたデータが既に保存しているデータの中に一致するものがあるかを確認する(S706)。一致するデータが存在していなければ、自分のディレクトリ構造に従ったデータ名に変更し保存する(S708)。データ名の変更に伴い、受信した識別情報の構造化文書に記述されたパス名も変更する(S709)。自分の全データの識別情報が記述された構造化文書にパス名を変更した受信データの識別情報を追加(S710)した後、変数nに1を加算(S711)し、(S704)に戻り、前記条件を満たすまで同様の処理を繰り返す。既に保存しているデータと一致するものであれば、受信したデータは保存せず、変数nに1を加算(S710)し、(S704)に戻り、前記条件を満たすまで同様の処理を繰り返す。前記条件を満たせば受信処理を止め、受信データ一覧を表示し(S705)、受信モードを終了する。
図8は本実施例に係る情報処理装置の受信動作および先に識別情報を送受信することにより、同一データを送信側が送らずに済むための動作を示すフローチャートである。以下、同図のフローチャートに沿って説明する。はじめに外部機器からデータが送信されてきたことが通知され、データを受信するか否かの確認が行われる(S801)。受信しないと選択すれば受信モードが終了する。受信すると選択した場合、これから送信されるデータの識別情報が記述された構造化文書を先に受け取り読み込む(S802)。変数nに0をセットし、受信した構造化文書の個々のデータ要素数をNに格納する(S803)。変数nは重複しているかを確認したデータ数をカウントする変数とする。送信される総データ数Nと変数n+1を比較することで受信処理を続けるか判断する(S804)。Nよりn+1が大きいという条件を満たさなければ、自分の保存しているデータの識別情報が記述された構造化文書と比較して、n番目のデータ要素の子要素である識別情報が既に保存しているデータの中で一致するものがあるかを確認する(S805)。一致するデータが存在していなければ、受信した構造化文書のデータ要素に自分がこのデータを持っていないことを追記(S806)した後、変数nに1を加算(S807)し、(S804)に戻り、前記条件を満たすまで同様の処理を繰り返す。既に保存しているデータと一致するものであれば、受信した構造化文書には何も追記せず、変数nに1を加算(S807)し、(S804)に戻り、前記条件を満たすまで同様の処理を繰り返す。前記条件を満たせば、受信した構造化文書内のデータ要素内に追記したものがあるか確認する(S808)。なければ受信データを一覧表示し(S817)受信モードを終了する。追記したものがあれば、追記した構造化文書を送り返す(S809)。データ送信側は返信された構造化文書からデータ要素に追記してあるデータのみを送信する(S810)。データ受信側は変数nに0をセットし、送信される総データ数をNに格納する(S811)。送信される総データ数Nと変数n+1を比較することで受信処理を続けるか判断する(S812)。Nよりn+1が大きいという条件を満たさなければ、自分のディレクトリ構造に従ったパス名に変更し保存する(S813)。パス名の変更に伴い、受信した識別情報の構造化文書に記述されたパス名も変更する(S814)。自分の全データの識別情報が記述された構造化文書に、パス名を変更した受信データの識別情報を追加(S815)した後、変数nに1を加算(S816)し、(S812)に戻り、前記条件を満たすまで同様の処理を繰り返す。前記条件を満たせば受信処理を止め、受信データ一覧を表示し(S817)、受信モードを終了する。
本実施例においてはデジタルスチルカメラを例に説明したが、ストレージ、プリンタなど他の機器内に本発明の情報処理装置が搭載されていても適用し得るものである。
本発明の実施例に係る情報処理装置を含むシステムの概要を示した構成図である。 本発明の実施例に係る情報処理装置を含む無線LAN用いた場合のネットワークの構成を示す模式図である。 本発明の実施例に係る情報処理装置内に格納しているデータの識別に必要な構造化文書データを示した例である。 本発明の実施例に係る情報処理装置におけるデータ送信側から受信した識別情報の構造化文書データの一部を示した例である。 本発明の実施例に係る情報処理装置におけるディレクトリ構造の例である。 本発明の実施例に係る情報処理装置におけるデータ送信動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る情報処理装置における受信動作および、内容の重複するデータを判別するための動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る情報処理装置における受信動作および、内容の重複するデータを送信側が送信せずに済むための機器間の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101 デジタルスチルカメラ
102 LAN
103 ストレージサーバ
104 プリンタ
105 デジタルスチルカメラ
106 PC
107 PDA
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 記憶部
305 外部記憶装置
306 操作部
307 インターフェース
308 ストレージサーバ
309 デジタルスチルカメラ
401 保存しているデータ集合を表す要素
402 個々のファイル要素
403 ファイルを識別する項目要素
501 変更するファイル要素
502 変更しないファイル識別要素

Claims (9)

  1. 全てのデータを一意に識別するのに必要な情報をデータ識別情報として構造化文書に記述し記憶部に保存しておくためのデータ識別情報保存手段と
    記憶手段に保存してある前記データ識別情報を取り出すデータ識別情報取り出し手段と、
    前記データ識別情報取り出し手段により、取り出した識別情報から同一内容のデータであるか識別する同一内容データ識別手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 送信装置を備えた外部機器からデータを受信するためのデータ受信手段と、
    前記データ受信手段により受信したデータのパス名、構造化文書に記述されたパス名を受信側のディレクトリ構造に従って変更するパス変更手段と、
    前記データ受信手段により受信した前記データ識別情報と自分の保持しているデータの前記データ識別情報とを照合し、同一内容のデータが存在するかを検索する同一内容データ検索手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 受信装置を備えた外部機器にデータを送信するためのデータ送信手段と、
    前記データ送信手段によってデータを送信する際に、前記データ識別情報の一部あるいは全てを、送信するデータに添付あるいは追記するデータ識別情報添付手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 新規にデータを作成する際に、データを作成する機器のディレクトリ構造に従ったパス名を決定するパス決定手段と、
    新規に作成したデータがどの情報処理装置に保存されていても一意に決まるような前記データ識別情報を作成するデータ識別情報作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記同一内容データ識別手段により同一内容のデータが存在すると判断した場合に、そのデータの受信を拒否する同一内容データ受信拒否手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記パス決定手段により決定したパス名あるいは前記パス変更手段により変更したパス名とその前記データ識別情報を、前記データ識別情報保持手段により保持している情報に追加する前記データ識別情報追加手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4記載の情報処理装置。
  7. 前記パス変更手段によりデータのパス名を変更する際に、前記データ識別情報保持手段により変更したデータのパス名とその前記データ識別情報が前記データ識別情報追加手段により追加されるまでパス名の変更履歴を一時的に保持しておく手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6記載の情報処理装置。
  8. 前記データ識別情報作成手段によって前記データ識別情報を作成する際、新規にデータを作成した機器のシリアルナンバー、型名、メーカー名などの機器固有の情報と、データを作成した日時と、同日あるいは同時に作成したデータのシーケンスと、データを元に作成されたハッシュ値のうち、少なくとも1つを前記データ識別情報に含むことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  9. 前記データ識別情報追加手段により前記データ識別情報とパス名が追加された後にパス名の変更履歴を削除する手段をさらに備えることを特徴とする請求項6乃至7記載の情報処理装置。
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