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JP2006299097A - 発光装置 - Google Patents

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Kenichi Yamada
健一 山田
Hideyoshi Kimura
秀吉 木村
Takuma Hashimoto
拓磨 橋本
Masaki Kobayashi
正喜 小林
Masaru Sugimoto
勝 杉本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】InGaN系LEDと蛍光体を備えた発光装置おいて、発光色の色バラツキを少なくし、演色性を向上させる。
【解決手段】発光装置は、波長400nm前後の近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するLEDと、LEDが発する光により励起され緑色から橙色の範囲に含まれる光を発するMSiO:Eu2+(Mはアルカリ土類金属)を基本組成とする第1の蛍光体と、LEDが発する光により励起され赤色光を発する、付活材としてEu3+イオンを含む第2の蛍光体とを備える。波長400nm前後の近紫外から青色光の範囲に広い励起帯を有するMSiO:Eu2+を基本組成とする第1の蛍光体を備えるので、LEDの発光波長が長波長側、又は短波長側へシフトした場合であっても色バラツキの少ない白色光を得ることができる。また、第2の蛍光体を備えるので、赤色成分の不足を補うことができ、演色性を向上させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、一般照明用、特殊照明用、ディスプレイ用などに用いる場合に好適な発光装置に関し、InGaN系LEDによる光と、このLEDによる光の一部によって励起され、発光する蛍光体の光とを組み合わせた発光装置に関する。
近年、InGaN系青色LED(Light Emitting Diode)に(Y,Gd)3(Al,Ga)512:Ce3+系蛍光体(以下、YAG系蛍光体)を組み合わせ、青色LEDが発する青色光と、この青色光の一部により励起され、黄色に変換されたYAG系蛍光体が発する光を利用して白色光を得る、いわゆる白色LEDなどの発光装置が知られている。このような発光装置は、小型、長寿命、及び水銀フリーといった特徴を有するため、既に携帯電話などの液晶ディスプレイに使用されており、一部の照明用途にも用いられている。
しかしながら、このような白色LEDに用いられているYAG系蛍光体は、図5に示されるように、近紫外から青色光の波長領域では、470nm付近を中心とする青色光域にのみ山型の励起帯を持つため、青色LEDの製造条件及び使用条件などによって青色LEDの発光波長が長波長側、又は短波長側へシフトした場合、YAG系蛍光体の励起条件にズレが生じる虞があった。このため、得られる白色光の色バラツキが大きくなる虞があり、特に照明用途として用いる場合にはその対策が重要な課題とされている。
また、白色LEDは、YAG系蛍光体のGd成分量を増加させるなどにより黄色から橙色へと発光波長をシフトさせることで、電球色に近い温かみのある色の光をある程度は得ることが可能である。しかしながら、このような白色LEDは、光の三原色の1つである赤色成分が少ないことから、演色性をはじめとした光質が問題とされている。そのため、青色LEDにより励起され、黄色から赤色光を発するEu2+イオンを付活したCa2Si58などの窒化物系蛍光体をさらに付加することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−10786号公報
しかしながら、窒化物系蛍光体等、非酸化物セラミックスの合成は、一般に、その焼成工程などで不活性ガス、還元ガス雰囲気下で行う必要があることなどから、酸化物セラミックスを合成する場合に比べて難しいとされている。なお、特許文献1に記載される窒化物系蛍光体は、若干の酸素が含有されており、逆にそれを特徴としているために酸素の影響を大きな問題としていないが、実際にこれらの窒化物系蛍光体を合成するにあたっては、窒素ガス雰囲気下での焼成、グローブボックスを用いたアルゴンガス、窒素ガス、又はアンモニアガス雰囲気下での粉砕などの取り扱い工程を複数回行う必要があるため、やはり困難なものと考えられる。
一方、従来の発光装置として白熱電球、蛍光ランプ、HIDランプなどを用いたものがあり、これらは用途に応じて様々な分野で用いられている。例えば、白熱電球及びハロゲン電球では、熱放射現象を利用して波長380〜780nmの可視光を得ており、そのスペクトルには全ての範囲の波長成分が含まれるため演色性が高く、芸術品をはじめとした展示品を演出ために用いられている。しかしながら、これらの発光装置は、赤外線、すなわち熱線までをも放射するため逆に展示品を損傷させてしまうことが問題とされている。
また、放電現象を利用して水銀原子から254nmの紫外線を発生させ、該紫外線により蛍光体を励起し発光させる蛍光ランプなどでは、各種の蛍光体を選定することにより使用用途に応じたスペクトルを有する光を、ある程度選択的に得ることができる。しかしながら、既存の蛍光体のみでは厳密に目的とするスペクトルの光を得ることは難しく、場合によっては波長405nm、436nm、546nmなどに発生する水銀原子による輝線スペクトルの混在もその障害となる虞がある。さらに、蛍光ランプなどは有害な水銀が用いられているだけではなく、254nmの紫外線を蛍光体により可視光に変換する場合にはストークスシフトによるエネルギーロスが多く、環境面への負荷も大きい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、発光色の色バラツキが少なく、演色性に優れた発光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、波長400nm前後の近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するInGaN系LED(Light Emitting Diode)と、前記LEDが発する光により励起され緑色から橙色の範囲に含まれる光を発する、アルカリ土類金属をMとして、MSiO:Eu2+を基本組成とする第1の蛍光体と、前記LEDが発する光により励起され赤色光を発する、付活材としてEu3+イオンを含む第2の蛍光体と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発光装置において、前記第2の蛍光体が、アルカリ土類金属をMとして、M(Eu,La)4(Si,Ge)313系、M(Eu,La)(Al,Ga)37系、M(Eu,La)2(Si,Ge)28系、Li(Eu,Sm)W28系、Y22S:Eu3+系、及びLa22S:Eu3+系の蛍光体の中から少なくとも1種類以上を選択してなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発光装置において、前記第1の蛍光体とは基本組成を異にし、前記LEDが発する光により励起され緑色光を発する第3の蛍光体を、更に備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発光装置において、前記アルカリ土類金属Mが、Ca、Sr及びBaの中から少なくとも1つ以上を選択してなることを特徴とする。
本発明によれば、波長400nm前後の近紫外から青色光の範囲に広い励起帯を有するMSiO:Eu2+を基本組成とする第1の蛍光体を備えるので、波長400nm前後の近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するInGaN系LEDと共に用いた場合に、LEDの発光波長が長波長側、又は短波長側へシフトした場合であっても色バラツキの少ない白色光を得ることができる。また、上記LEDが発する光により励起され赤色光を発する、付活材としてEu3+イオンを含む第2の蛍光体を備えるので、発光色における赤色成分の不足を補うことができ、演色性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る発光装置について説明する。発光装置1は、InGaN系LED(以下、LEDともいう)と、LEDが発する光により励起され緑色から橙色の範囲に含まれる光を発する第1の蛍光体と、LEDが発する光により励起され赤色光を発する第2の蛍光体とを備える。InGaN系LEDとしては、波長400nm前後の近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するLEDが用いられる。
第1の蛍光体としては、M2SiO4:Eu2+を基本組成とする蛍光体が用いられる。なお、ここで、Mはアルカリ土類金属を示している。この場合、アルカリ土類金属Mは、Ca、Sr及びBaの中から少なくとも1つ以上を選択してなることが好ましい。例えば、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系の蛍光体を用いることにより、図1に示されるように、近紫外から波長470nm付近の青色光領域において直線状の広い励起帯を有する蛍光体を得ることができる。
このように本実施形態の発光装置は、波長400nm前後の近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するInGaN系LEDと、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系蛍光体とを組み合わせることにより、LEDの発光波長が長波長側、又は短波長側へシフトした場合であっても色バラツキの少ない白色光を得ることができる。なお、InGaN系LEDの発光波長は、あらかじめ色バラツキを考慮して470nm付近よりも短波長側に設定される。
また、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系蛍光体は、Ca、Sr、Ba成分組成比を変化させることにより、その励起帯の直線状領域を変化させることが可能である。このため、本実施形態の発光装置は、用途に応じて第1の蛍光体の発光色を緑から橙色の範囲で調整することが可能であり、上記LEDと組み合わせて種々の発光色を得ることが可能である。
また、第2の蛍光体としては、付活材としてEu3+イオンを含む蛍光体(以下、赤色蛍光体ともいう)が用いられる。このような蛍光体として、例えば、M(Eu,La)4(Si,Ge)313系、M(Eu,La)(Al,Ga)37系、M(Eu,La)2(Si,Ge)28系、Li(Eu,Sm)W28系、Y22S:Eu3+系、及びLa22S:Eu3+系の蛍光体を挙げることができ、これら蛍光体の中から少なくとも1種類以上を選択して第2の蛍光体として使用することが好ましい。なお、上記組成において、Mはアルカリ土類金属を示している。
例えば、Ca(Eu0.5La0.54Si313赤色蛍光体は、波長380〜400nm付近の近紫外から紫光領域、及び波長465nm付近の青色光領域に励起帯を有する。従って、波長380〜400nm付近の近紫外から紫色の範囲に含まれる光を発するInGaN系LEDと、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系蛍光体を組み合わせた場合、又は、波長465nm付近の青色光を発するInGaN系LEDと、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系蛍光体を組み合わせた場合に、更に、Ca(Eu0.5La0.54Si313赤色蛍光体を組み合わせることにより、発光色における赤色成分の不足を改善することができ、演色性をはじめとした光質の向上が可能となる。なお、Ca(Eu0.5La0.54Si313赤色蛍光体の発光は、Eu3+イオンの4f−4f遷移によるもので、波長615nm付近においてシャープなスペクトルの赤色光が得られる。また、CaEu(Al0.7Ga0.337、CaEu2Si28、及びLiEuW28などもCa(Eu0.5La0.54Si313と類似の蛍光特性を有している。
これらの酸化物系赤色蛍光体は、原料として安定な酸化物又は炭酸塩を混合し、大気下で焼成することにより簡単に合成でき、且つ、室内で容易に取り扱うことが可能である。このため、窒化物系蛍光体に比べて合成が容易である。なお、LiEuW28についてはEd3+イオンサイトに、微量のSm3+イオンを置換固溶することで、波長400nm付近及び465nm付近の励起帯が長波長側に広がることが知られている。
一方、Y22S:Eu3+は、ディスプレイ用途として実用化されている赤色蛍光体であり、380〜400nm付近の近紫外領域に励起帯を持ち、Eu3+イオンの4f−4f選移により波長625nm付近にシャープなスペクトルの深い赤色発光を示す。また、La22S:Eu3+は、Y22S:Eu3+の吸収率などを改善した赤色蛍光体で、Y22S:Eu3+と類似の蛍光特性を有する。これらの材料は、Eu成分量がごくわずかなために耐久性はあまり良好ではないが安価である。
更に、本発光装置は、第1の蛍光体とは基本組成を異にし、LEDが発する光により励起され緑色光を発する第3の蛍光体を更に備えることが好ましい。このような蛍光体として、例えば、ZnS:Cu+,Al3+等の緑色蛍光体を用いることが可能である。第1の蛍光体により発せられる光の緑色光域を補強するように第3の蛍光体を追加することにより、さらに光質を向上させることができ、様々な用途に適切に対応することができる発光波長成分の光を得ることができる。このように、エレクトロルミネッセンス現象を利用した発光波長成分が選択できるLEDによる光と、その光により励起され、可視光に変換される蛍光体の光を用いることで使用目的に応じた理想的な光を自在に合成することができ、且つ、ストークスシフトによるエネルギーロスの低減、及び水銀フリー化などの環境面への対策をも図ることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例に何ら限定されるものではない。
(実施例1)
図2に、波長465nmをピーク波長とする青色LED、ZnS:Cu+,Al3+緑色蛍光体、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系黄色蛍光体、及びCa(Eu0.5La0.54Si313赤色蛍光体の各分光分布を用いて理論計算により求めたxy色度座標で(0.35,0.35)の昼白色における光のスペクトルを示す。このスペクトル光は、一般的な演色性を示す平均演色評価数Raが84と比較的高く、光色の冷温さを示す相関色温度Tcpが4700Kとなる特性を有している。
(実施例2)
また、図3に、同様の青色LEDと、同様の各種蛍光体の各分光分布を用いて理論計算により求めたxy色度座標で(0.45,0.40)の電球色における光のスペクトルを示す。このスペクトル光は、平均演色評価数Raが78で、光色の冷温さを示す相関色温度Tcpが2700Kとなる特性を有している。
(実施例3)
図4に、波長405nmをピーク波長とする紫色LED、ZnS:Cu+,Al3+緑色蛍光体、(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系黄色蛍光体、及びCa(Eu0.5La0.54Si313赤色蛍光体の各分光分布を用いて理論計算により求めたxy色度座標で(0.53,0.42)における光のスペクトルを示す。このスペクトル光は、平均演色評価数Raが78、相関色温度Tcpが2000Kとなる特性を有する温かみのある光であり、かつ波長430〜480nm付近の青色光成分がほとんど含まれていないという特徴を有している。
上記実施例1乃至実施例3に示されるように、近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するLEDと、緑、黄、赤色の各種蛍光体を組み合わせ、それぞれのスペクトル強度を調整することにより、昼白色といった一般的な白色光から電球色といった温かみのある光を中心に、広い色度範囲の光が得られ、主に照明用途向けに使用目的に応じた光を提供することができる。なお、一般に、光質を示す1つの指標としての演色性の値Ra(平均演色評価数)は85以上あれば高い特性であるといえ、上記実施例ではそれに近い値が得られており、一般照明用途向けにはほとんど差し支えないものである。
また、現在、幅広く普及している3波長形蛍光ランプ用赤色蛍光体には、Y23:Eu3+が用いられているが、これはEu3+イオンの4f−4f遷移による611nmをピーク波長としたシャープなスペクトルを活用しており、人間の視感度特性、エネルギー効率、及び演色性を十分に考慮して実用化されているものである。本発明におけるCa(Eu0.5La0.54Si313をはじめとした酸化物系赤色蛍光体はY23:Eu3+に近い発光特性を有しており、Eu2+イオンの5d−4f遷移によるブロードな発光特性を示すEu2+イオン付活Ca2Si58などの窒化物系赤色蛍光体に比べて、一般照明用途向けには有効であると考えられる。
また、図4に示されるように、実施例3では、波長430〜480nmの青色光成分がほとんど含まれていない。人間は、夜間、脳内ホルモンの1つであるメラトニンが分泌されることにより良好な睡眠を取っているが、最近、波長470nm付近をピークとした青色光成分がメラトニンの分泌を抑制してしまうことが分かっている。そこで、本発明はメラトニン分泌の抑制を防止する照明への応用が期待でき、例えば、入眠前の読書スタンドや夜間のトイレ照明などに用いることにより、良い睡眠状態が得られる光を提供することができる。なお、メラトニンの分泌は睡眠だけではなく、例えば皮膚の抗酸化作用といった老化防止への影響もあることから、美肌効果も期待できる。
また、上述した構成に他の有色LEDを付加することにより、さらに使用目的に適応したスペクトルの光を自在に得ることが可能であり、これまでの発光装置では実現できなかった光を提供でき、照明を主体に、その用途が広がるものと考えられる。なお、緑、赤などの各有色LEDによる光はエネルギー的に有利であるだけでなく、色純度が良好なため、イルミネーションなどの装飾、演出効果にも適している。
黄色光を発する(Ca,Sr,Ba)2SiO4:Eu2+系黄色蛍光体の波長320〜520nmにおける励起スペクトルを示した図。 実施例1に係る発光装置の光のスペクトルを示した図。 実施例2に係る発光装置の光のスペクトルを示した図。 実施例3に係る発光装置の光のスペクトルを示した図。 黄色光を発する(Y,Gd)3(Al,Ga)512:Ce3+系蛍光体の波長320〜520nmにおける励起スペクトルを示した図。

Claims (4)

  1. 波長400nm前後の近紫外から青色の範囲に含まれる光を発するInGaN系LED(Light Emitting Diode)と、
    前記LEDが発する光により励起され緑色から橙色の範囲に含まれる光を発する、アルカリ土類金属をMとして、MSiO:Eu2+を基本組成とする第1の蛍光体と、
    前記LEDが発する光により励起され赤色光を発する、付活材としてEu3+イオンを含む第2の蛍光体と、を備えたことを特徴とする発光装置。
  2. 前記第2の蛍光体が、アルカリ土類金属をMとして、M(Eu,La)4(Si,Ge)313系、M(Eu,La)(Al,Ga)37系、M(Eu,La)2(Si,Ge)28系、Li(Eu,Sm)W28系、Y22S:Eu3+系、及びLa22S:Eu3+系の蛍光体の中から少なくとも1種類以上を選択してなることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1の蛍光体とは基本組成を異にし、前記LEDが発する光により励起され緑色光を発する第3の蛍光体を、更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記アルカリ土類金属Mが、Ca、Sr及びBaの中から少なくとも1つ以上を選択してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発光装置。
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