[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2006293595A - エレベータ情報配信システム及びプログラム - Google Patents

エレベータ情報配信システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006293595A
JP2006293595A JP2005111858A JP2005111858A JP2006293595A JP 2006293595 A JP2006293595 A JP 2006293595A JP 2005111858 A JP2005111858 A JP 2005111858A JP 2005111858 A JP2005111858 A JP 2005111858A JP 2006293595 A JP2006293595 A JP 2006293595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
elevator
content
reproduction
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005111858A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ohashi
俊一 大橋
Daisuke Koda
大輔 幸田
Kazunobu Hayashi
和伸 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CITY CHANNEL CO Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
CITY CHANNEL CO Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CITY CHANNEL CO Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Telegraph and Telephone West Corp filed Critical CITY CHANNEL CO Ltd
Priority to JP2005111858A priority Critical patent/JP2006293595A/ja
Publication of JP2006293595A publication Critical patent/JP2006293595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】 エレベータに設置される表示装置を介して配信する広告等の情報が、そのエレベータの利用者に対して配信されているか否かについての情報を、広告主が知ることができるエレベータ情報配信システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】 情報配信センタは、情報提供主が制作する情報を登録する情報登録手段と、その情報を再生する日時についての再生スケジュールを登録する再生スケジュール登録手段と、その情報及び再生スケジュールとを管理し、表示手段への配信を制御する管理手段と、その情報及び再生スケジュールを表示手段に配信する配信手段とを備える。また、表示手段は、情報配信センタから、情報及び再生スケジュールを受信して蓄積する蓄積手段と、再生スケジュールに従って蓄積した情報を再生する情報再生手段と、情報配信センタからの受信状況、又は、情報の再生状況を、情報配信センタへ送信する再生状況通知手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータに設置される表示装置を介して、そのエレベータの利用者に対して広告等の情報を配信するエレベータ情報配信システム及びプログラムに関する。
従来から、エレベータを利用する利用者に対して、そのエレベータに設置された表示装置により広告を配信するビル内情報提供装置が知られている(特許文献1)。このビル内情報提供装置では、利用者がエレベータ内で表示装置を閲覧することにより、視聴等を希望する広告を携帯電話等を介して受信することにより、利用者が希望する広告を配信するようにしている。そして、利用者が携帯電話により取得した広告についての情報を、その広告の広告主に対して提供することにより、より効果的に広告を配信するための情報を取得する技術が開示されている。
特開2002−251565号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているビル内情報提供装置では、配信や表示に不備があって表示されない広告があれば、表示された広告の中でしかエレベータの利用者が希望した広告を知ることができない。すなわち、広告主は、配信した広告が確実に配信及び表示されているか把握することができないため、正しい情報に基づいて選択した効果的な広告を配信することができず、広告主にとっては確実にエレベータの利用者に対して広告を閲覧させることができないという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、エレベータに設置される表示装置を介して配信する広告等の情報が、そのエレベータの利用者に対して配信されているか否かについての情報を、広告主が知ることができるエレベータ情報配信システム及びプログラムを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、情報提供主の端末から入力される情報を、情報配信センタからネットワークを介して配信し、エレベータに設置される表示手段にて表示するエレベータ情報配信システムであって、前記情報配信センタは、前記情報提供主が制作する情報を登録する情報登録手段と、前記情報登録手段に登録されている情報を再生するための日時についての再生スケジュールを登録する再生スケジュール登録手段と、前記情報登録手段に登録されている情報、及び、前記再生スケジュール登録手段に登録されている再生スケジュールとを管理し、前記表示手段への配信を制御する管理手段と、前記情報及び再生スケジュールを前記表示手段に配信する配信手段とを備え、前記表示手段は、前記情報配信センタから、情報及び再生スケジュールを受信して蓄積する蓄積手段と、前記再生スケジュールに従って蓄積した情報を再生する情報再生手段と、前記情報配信センタからの受信状況、又は、情報の再生状況を、前記情報配信センタへ送信する再生状況通知手段とを備えることを特徴とするエレベータ情報配信システムである。
また、請求項2に記載の発明は、前記再生スケジュールは、前記情報を前記表示手段で最低限再生する回数である再生保証回数を有し、前記表示手段により再生した前記情報の回数が、前記再生スケジュール登録手段に登録されている再生保証回数よりも少ない場合には、警告を発する警告手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ情報配信システムである。
また、請求項3に記載の発明は、前記再生スケジュールは、前記表示手段に表示されるフレームごとにスケジュールが設定され、前記表示手段は、前記フレームごとに設定されたスケジュールに基づいて情報を再生することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ情報配信システムである。
また、請求項4に記載の発明は、前記表示手段は、前記エレベータの利用者からの要求を受け付ける要求受信手段を有し、前記要求受信手段が受け付けた要求に基づいて、前記表示手段で再生する情報を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のエレベータ情報配信システムである。
また、請求項5に記載の発明は、前記情報登録手段は、更に、前記情報の詳細情報又は前記エレベータの利用者のための情報を登録し、前記要求受信手段は、受信した要求を前記管理手段へ送信し、前記管理手段は、前記要求受信手段から受信した要求に基づいて、前記情報登録手段から前記情報の詳細情報又は前記エレベータの利用者のための情報を読み出して、前記表示手段で再生することを特徴とする請求項4に記載のエレベータ情報配信システムである。
また、請求項6に記載の発明は、情報提供主の端末から入力される情報を、情報配信センタからネットワークを介して配信し、エレベータに設置される表示手段にて表示するエレベータ情報配信プログラムであって、前記情報提供主が制作する情報を登録する第1のステップと、前記第1のステップで登録した情報を再生する日時についての再生スケジュールを登録する第2のステップと、前記第1のステップで登録した情報、及び、前記第2のステップで登録した再生スケジュールとを管理し、前記表示手段への配信を制御する第3のステップと、前記情報及び再生スケジュールを前記表示手段に配信する第4のステップと、前記情報配信センタから、情報及び再生スケジュールを受信して蓄積する第5のステップと、前記再生スケジュールに従って蓄積した情報を再生する第6のステップと、前記情報配信センタからの受信状況、又は、情報の再生状況を、前記情報配信センタへ送信する第7のステップとをコンピュータに実行させるためのエレベータ情報配信プログラムである。
本発明は、情報配信センタから一定期間に再生する情報及びその情報を再生するための再生スケジュールをまとめてエレベータの表示手段に配信し、表示手段でその再生スケジュールに従って情報を再生するとともに、情報の受信状況、又は、情報の再生状況を、情報配信センタへ送信するようにした。
これにより、情報配信センタとエレベータとのネットワークの状態による影響を少なくして、情報を安定して再生することができ、情報提供者は、配信した情報が確実に配信されたかについての情報等を把握することができ、正しい配信情報に基づいて効果的に広告等の情報をエレベータの利用者に対して配信することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態によるエレベータ情報配信システムの構成図である。このエレベータ情報配信システムは、コンテンツ配信センタ10と、建物20a、20b、・・・がネットワーク7により接続されることにより構成されている。建物20a、20b、・・・は、エレベータ設備を備える高層オフィスビルなどである。また、ネットワーク7は、インターネットなどである。
コンテンツ配信センタ10には、コントロールサーバ1、DB(Data Base)サーバ2、WEB/FTP(
200504081119588430__________GWE00604____________________APH_0.html
)サーバ3、障害監視サーバ4、配信サーバ5、ルータ6が設置されている。
コントロールサーバ1は、コンテンツ配信管理部11、スケジュール登録部12、配信ログ収集部13、ディスプレイ管理部14、コンテンツ管理部15を有する。
コンテンツ配信管理部11は、広告などのコンテンツを配信する際のスケジュール、及び、広告などの所定のコンテンツを建物20(20a、20b、・・・)に設置されるコンテンツ蓄積・再生端末62(62a、62a、62b、62b、・・・)に対して配信する。本実施形態では、コンテンツをディスプレイ63(63a、63a、63b、63b、・・・)で表示する数日前に、そのコンテンツを配信するようにしている。なお、無線アクセスポイント60a等と無線クライアント61a等との無線ネットワークの接続が切断され、コンテンツの配信に失敗した場合などには、必要に応じて臨時配信が行われる。
スケジュール登録部12は、コンテンツをディスプレイ63a等で表示する順番を指定する再生スケジュールの登録を日毎に行う。スケジュール登録部12に登録される再生スケジュールの数は、コンテンツに指定されたコンテンツ蓄積・再生端末62a等の属性により決定される。属性としては、例えば、同じビル内や地域内にある複数のエレベータに設置されているコンテンツ蓄積・再生端末62を同じグループに設定することが考えられる。
配信ログ収集部13は、配信ごと又は所定期間ごとに、コンテンツ蓄積・再生端末62a等によりディスプレイ63aにより再生されたコンテンツの再生結果についての情報を収集し、配信サーバ5を経由してDBサーバ2の配信ログ登録部22に登録する。
図2は、配信ログ登録部22に登録される再生結果データの一例を示す図である。配信ログ登録部22には、コンテンツ(A社広告、B社広告、C社広告、・・・)に応じて、「配信予定回数」、「実再生回数」、「成功率」、「配信停止日時」等の情報が記録される。「配信予定回数」は、コンテンツをディスプレイ63に再生する予定回数についての情報である。「実再生回数」は、現在までにディスプレイ63で再生したコンテンツの回数についての情報である。「成功率」は、「実再生回数」/「配信予定回数」×100(%)により算出される情報である。「配信停止日時」は、ディスプレイ63のコンテンツの再生を停止した時期について規定する情報である。
図1に戻り、無線アクセスポイント60a等と無線クライアント61a等との無線ネットワークの接続が切断され、コンテンツの再生結果についての情報の収集に失敗した場合には、必要に応じて臨時収集を行う。
ディスプレイ管理部14は、ディスプレイ63(63a、・・・)ごとに、それらのディスプレイが設置されている建物名や、それらのディスプレイにコンテンツを配信するコンテンツ蓄積・再生端末62a及びその端末のIPアドレス等の情報を管理する。
コンテンツ管理部15は、広告主が使用する広告主端末等から入稿されるコンテンツのために、入稿前に予め、コンテンツごとに、そのコンテンツの放映期間やコンテンツの長さ、コンテンツをディスプレイで表示する際のレイアウト、コンテンツを配信する対象となるコンテンツ蓄積・再生端末62a等の情報などを設定する。また、それらの情報と、コンテンツが記録されるファイルとの関連付けを行う。
このように関連付けた情報は、広告主によってコンテンツが入稿された後、コンテンツを管理するためのコンテンツ属性情報として、スケジュール登録部12で管理され、コンテンツはDBサーバ2へ登録されてコンテンツ管理部15で管理される。
コンテンツ管理部15により設定されるコンテンツの画面レイアウトの一例について図3に示す。ここでは、ディスプレイ63をフレームf1〜f5の5つの画面に分割して表示する場合について示している。ここでは、フレームf1のサイズが800×600、フレームf2のサイズが224×340、フレームf3のサイズが1024×168、フレームf4のサイズが224×150、フレームf5のサイズが224×110、の場合について示しているが、それぞれのフレームの大きさはこれに限定されるものではない。
それぞれのフレームには、図4に示すように異なるコンテンツを再生させるように設定することができる。ここでは、フレームf1〜f4に対してコンテンツの「開始」時間、「終了」時間、コンテンツを再生する順序である「再生順」、「登録情報照合」の各情報を対応付けて記録している場合を示している。ここで、「登録情報照合」とは、コンテンツをディスプレイで再生する期間を超過していないか否かを照合するための情報であり、期間を超過している場合には、アラームなどの警告手段により警告を発すること等により、そのコンテンツの配信期間が終了していることを通知するなどの処理を行う。
図1に戻り、DBサーバ2は、コンテンツ登録部21、配信ログ登録部22を有する。コンテンツ登録部21は、広告主端末等から入稿される広告や一般情報に関するコンテンツの登録を行い、配信サーバ5に対してそれらのコンテンツを提供する。ここで、一般情報としては、天気予報及び金融情報などがある。これらは、所定のフレームを確保しておき、広告のコンテンツとは別に、最新の情報をそのフレームで放映される直前などに配信することができる。
DBサーバ2のコンテンツ登録部21に登録されるコンテンツ属性情報の一例を図5に示す。図に示すようにコンテンツ属性情報としては、「コンテンツ名」、「ファイル名」、「再生秒数」、「掲出期間」、「掲出時間帯」、「再生保証回数」、「グループ再生ロール番号」等が含まれる。ここで、「再生秒数」とは、コンテンツを再生する秒数についての情報である。「掲出期間」は、コンテンツを配信する期間についての情報である。「掲出時間帯」は、一日の中でコンテンツを配信する時間帯についての情報である。「再生保証回数」は、ディスプレイ63において最低限、コンテンツを再生する回数についての情報である。「グループ再生ロール番号」は、その番号のグループに属するディスプレイ(例えば、63aと63a)に対して同一のコンテンツを配信するための情報である。
このコンテンツ属性情報と、図4に示すようなフレームごとの再生スケジュールとによって、エレベータのグループごとに配信されるコンテンツについての再生スケジュールが構成される。なお、フレームごとに再生しない場合は、図5に示すコンテンツ属性情報を再生スケジュールとして用いることができる。再生スケジュールに基づいて、コンテンツ配信管理部11は、図6に示すように、どのディスプレイでどのコンテンツを配信するかについて制御を行う。
図1に戻り、配信ログ登録部22は、コントロールサーバ1が配信サーバ5を経由してコンテンツ蓄積・再生端末62a等に対して送信したコンテンツの配信結果を蓄積して登録する。配信ログ登録部22には、図2に示した再生結果データとともに、図7に示すように、ディスプレイごとの再生結果データも登録される。ディスプレイごとの再生結果には、図7に示すように、コンテンツ(例えば、A社広告1)を各エレベータに設置されるディスプレイ63a〜63aごとに各配信日時における「配信予定回数」及び「実再生回数」が示される。また、各種アラーム情報を蓄積して登録する。ここで、アラーム情報とは、コンテンツの再生回数が所定の回数に満たない場合等に発せられる警告情報をいう。
WEB/FTPサーバ3は、認証部31、入稿管理部32を有する。認証部31は、建物20a等のオーナ、一般情報提供事業者、広告主などが、コンテンツを入稿する際に、ID及びパスワード等による認証を行うことにより、それらの者が予め本実施形態によるエレベータ情報配信システムに登録されている者であるか否かについて認証を行う。
入稿管理部32は、コンテンツ管理部15で予めコンテンツごとに設定された放映時間やレイアウトなどの情報であって、認証された広告主などがコンテンツを入稿するための情報を、広告主等の端末に表示し、また、入稿された各種のコンテンツの入稿日時や、そのコンテンツを入稿した入稿者についての情報の管理を行う。
また、入稿管理部32は、入稿後、入稿されたコンテンツと、そのコンテンツを入稿するための情報をコンテンツ属性情報として管理する。
このように入稿管理部32によって広告主等の端末に表示された情報に基づいて、広告主等は、予め割り当てられた範囲で容易にコンテンツを入稿することができ、コンテンツ管理部15でも各広告主間の入稿内容を調整する必要がなく、コンテンツを容易に登録することができ、変更も容易にできる。
障害監視サーバ4は、障害監視部41を有する。障害監視部41は、エレベータ64に設置されるコンテンツ蓄積・再生端末62a等に、ソフトウェアの障害が発生した場合に、配信サーバ5を介して障害監視サーバ4の障害監視部41にアラーム表示を行い、コンテンツ蓄積・再生端末62ごとに詳細な障害情報を取得することを可能とする。
配信サーバ5は、コンテンツ登録・スケジュール配信部51、ライフチェック部52を有する。コンテンツ登録・スケジュール配信部51は、コンテンツ及びそのコンテンツを配信するスケジュールの中継配信を行う。また、コンテンツの配信結果の収集や、コンテンツ蓄積・再生端末62から通知される障害アラームの中継を行う。
図1に戻り、ライフチェック部52は、コンテンツ蓄積・再生端末62に定期的にアクセスし、無線アクセスポイント60a等と無線クライアント61aの間のネットワークの状態や、コンテンツ蓄積・再生端末62a等の状態をPING(Packet INternet Groper)やHTTP(HyperText Transfer Protocol)により障害を感知した場合は、障害監視サーバ4に通知する。
建物20aには、ルータ8a、ビル内エレベータ用LAN・9a、無線アクセスポイント60a、無線クライアント61a、61a、コンテンツ蓄積・再生端末62a、62a、エレベータ64a、64aが設置されている。エレベータ64a、64aの籠内には、それぞれディスプレイ63a、63aが設置されいる。なお、ここでは、エレベータの籠内にディスプレイが設置されている場合について説明するが、このような構成に限定されるものではなく、エレベータホール内等にディスプレイ63を設置するようにしてもよい。
なお、建物20b、ルータ8b、ビル内エレベータ用LAN・9b、無線アクセスポイント60b、無線クライアント61b,61b、コンテンツ蓄積・再生端末62b、62b、コンテンツ表示用ディスプレイ63b、63b、エレベータ64b、64bの構成は、建物20a、ルータ8a、ビル内エレベータ用LAN・9a、無線アクセスポイント60a、無線クライアント61a,61a、コンテンツ蓄積・再生端末62a、62a、ディスプレイ63a、63a、エレベータ64a、64aの構成と同様であるのでそれらの説明については省略する。
次に、本実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理について説明する。
図8は、本実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理を示すシーケンス図である。始めに、広告主等が制作する広告等のコンテンツをエレベータ情報配信システムに入稿し、そのコンテンツをエレベータに設置されるコンテンツ蓄積・再生端末62に対して配信する方法について説明する。
広告主、一般情報提供事業者などの各種情報提供者は、PC(Personal Computer)等の端末を介してWEB・FTPサーバ3に対してID及びパスワードの情報を送信する(S101)。WEB・FTPサーバ3では、予め登録してあるID及びパスワードと、各種情報提供者が使用する端末から送信されるID及びパスワードが一致するか否かについて認証を行う(S102)。ID及びパスワードが一致した場合には、WEB・FTPサーバ3は、コンテンツ管理部15で予め設定されたコンテンツを入稿するための情報を各種情報提供者の端末に表示し、その表示された放映時間などの範囲で各種情報提供者の端末からコンテンツを入力し(S103、S104)、WEB・FTPサーバ3は、そのコンテンツを入稿するための情報を、ディスプレイごとの再生スケジュールを含むコンテンツ属性情報として、スケジュール登録部12に送信するとともに、入稿されたコンテンツをDBサーバ2に送信する(S105)。DBサーバ2のコンテンツ登録部21は、受信したコンテンツ及びコンテンツ属性情報を登録する(S106)。
一方、コントロールサーバ1では、ディスプレイ管理部14により、建物20の名称、コンテンツ蓄積・再生端末62のIPアドレス等の情報が登録される(S107)。また、コンテンツ管理部15は、予めコンテンツごとの再生時間や画面レイアウトなど、広告主等がコンテンツを入稿するための情報を設定する(S108)。また、スケジュール登録部12は、広告主端末等からコンテンツが入稿された後、WEB・FTPサーバ3から送信されたコンテンツ属性情報を再生スケジュールとして管理する(S109)。
コンテンツ配信管理部11は、例えば、1週間分のコンテンツ及びその再生スケジュールを再生日時前に配信するため(S110)、コンテンツ蓄積・再生端末62に送信するコンテンツの情報を、DBサーバ2から配信サーバ5に対して送信させ(S112)、その再生スケジュールの情報を配信サーバ5に対して送信する(S111)。配信サーバ5のコンテンツ登録・スケジュール配信部51は、コンテンツ及びその再生スケジュールを、コンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S113、S114)。コンテンツ蓄積・再生端末62では、受信した配信期間、画面レイアウト等の情報に基づいてディスプレイ63にコンテンツを表示する。
次に、コンテンツ配信センタ10側からコンテンツが配信される度にコンテンツが配信された状況についてのログを管理する方法について説明する。コンテンツ蓄積・再生端末62は、配信サーバ5から配信されたコンテンツの配信結果についての情報を、コンテンツ登録・スケジュール配信部51に対して送信する(S115)。コンテンツ登録・スケジュール配信部51は、受信したコンテンツの配信結果情報に基づいて、配信できなかったコンテンツについての障害情報を解析し、障害監視サーバ4の障害監視部41に対して送信する(S116)。障害監視部41は、受信した障害情報を、エレベータ情報配信システムを運営する管理者に対してメール送信することにより通知するとともに(S117)、その障害情報をDBサーバ2に送信し(S118)、登録する(S141)。
次に、コンテンツ蓄積・再生端末62が受信したコンテンツの再生状況に関するログを管理する方法について説明する。コンテンツ蓄積・再生端末62は、配信サーバ5から配信されたコンテンツについての再生ログ情報を記録しており、その再生ログ情報を定期的に、あるいは、随時、配信サーバ5に対して送信する(S119)。配信サーバ5は再生ログ情報を受信し(S120)、DBサーバ2に対して送信する(S121)。DBサーバ2は受信した再生ログ情報を記録する(S142)。
また、コンテンツ蓄積・再生端末62で、再生するコンテンツのログを収集することに失敗した場合には、その情報を配信サーバ5に対して送信する(S122)。配信サーバ5のコンテンツ登録・スケジュール配信部51は、その情報を受信し(S123)、障害監視サーバ4に対して送信する(S124)。障害監視サーバ4の障害監視部41は、再生ログの収集が失敗したことについての情報を、エレベータ情報配信システムを運営する管理者に対してメール送信することにより通知するとともに(S125)、その障害情報をDBサーバ2に送信し(S126)、登録する(S127)。
次に、コンテンツ配信センタ10から、コンテンツ蓄積・再生端末62の障害を監視する方法について説明する。配信サーバ5のライフチェック部52は、随時、PING、HTTP、FTPなどにより状況を確認し(S128、S129)、コンテンツ蓄積・再生端末62から情報を取得する(S130)。配信サーバ5は、障害情報を取得した場合、受信した障害情報を障害監視サーバ4の障害監視部41に対して送信する(S131)。障害監視部41は、エレベータ情報配信システムを運営する管理者に対してメールを送信して通知するとともに(S132)、その障害情報をDBサーバ2に対して送信し(S133)、登録する(S134)。
次に、コンテンツ蓄積・再生端末62から障害を報告する方法について説明する。コンテンツ蓄積・再生端末62は、プログラムの異常、コンテンツの異常等の障害情報を配信サーバ5のライフチェック部52に対して送信する(S135、S136)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、再生スケジュールに記載されているコンテンツが配信されていない場合や、ネットワークがオフライン状態でニュース等のリアルタイムに再生されるコンテンツの更新に失敗した場合などに、プログラムの異常、コンテンツの異常等が発生したと認識する。
ライフチェック部52は、その障害情報を障害監視サーバ4に対して送信する(S137)。障害監視部41は、エレベータ情報配信システムを運営する管理者に対してメールを送信して通知するとともに(S138)、その障害情報をDBサーバ2に対して送信し(S139)、登録する(S140)。
上述した第1の実施形態によるエレベータ情報配信システムを利用すれば、コンテンツ配信センタから一定期間に再生するコンテンツとその再生スケジュールを再生日時前にまとめて送信するので、常時接続してコンテンツを送信する場合と比較して、コンテンツ配信センタとエレベータとのネットワークの状態による影響を少なくして、情報を安定して再生することができる。また、配信サーバ5と、コンテンツ蓄積・再生端末62の間でネットワークの状態等により、コンテンツを配信できない事態が生じたとしても、コンテンツ配信センタ10では、その障害情報を取得することができる。よって、コンテンツを提供する広告主等は、配信したコンテンツが確実にコンテンツ蓄積・再生端末62に配信されたかについての情報等を把握することができ、正しい配信情報に基づいて効果的に広告を配信することができる。
特に、再生スケジュールの情報に再生保証回数を含む場合、配信ログ及び再生ログを取得して再生回数と比較することによって、広告主等は、再生状況を容易に把握することができる。
次に、本発明の第2の実施形態によるエレベータ情報配信システムについて説明する。本実施形態によるシステムの構成は、第1の実施形態による構成(図1参照)とほぼ同じであるが、建物20に設置されるコンテンツ蓄積・再生端末62に、赤外線を受信する赤外線受信部を有する点と、広告DBにPDA(Personal Disital Assistants)や携帯電話等の携帯情報端末へ送信するための詳細情報が登録されている点において相違する。エレベータ64の利用者は、赤外線送信機能を有する携帯電話などの携帯情報端末を利用してコンテンツ蓄積・再生端末62に対してコンテンツの詳細情報を表示要求することができる。
詳細情報は、利用者が赤外線送信によって表示要求して取得することができる各コンテンツに関する詳細な情報であって、コンテンツと共に広告主によって入稿され、コンテンツを表示するためのディスプレイ63に表示される内容とは別に、広告DBに登録されている。
図9は、本実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理を示すシーケンス図である。エレベータ64の利用者は、赤外線通信機能を有する携帯情報端末によりコンテンツ蓄積・再生端末62に対して詳細情報を表示要求する場合には、携帯情報端末の専用アプリケーションを起動する(S201)。利用者が、コンテンツ表示用ディスプレイ63に興味のあるコンテンツが表示されているとき、携帯情報端末は、赤外線通信によって詳細情報取得要求の信号をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S202)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、携帯情報端末から詳細情報取得要求の信号を受信すると、専用のアプリケーションを起動し(S203)、詳細情報取得要求の信号を送信した時刻を示す要求日時情報をコントロールサーバ1に対して送信し(S204)、その要求日時情報をコントロールサーバ1のスケジュール登録部12に登録する(S205)。スケジュール登録部12は、信号送信元の再生スケジュールと照合して要求日時に該当するコンテンツの詳細情報を要求する信号をDBサーバ2に対して送信する(S206)。DBサーバ2は、データベースから該当コンテンツの詳細情報を読み出し(S207)、配信サーバ5に対して送信する(S208)。配信サーバ5のコンテンツ登録・スケジュール配信部51は、コントロールサーバ1によって、DBサーバ2から受信した該当コンテンツの詳細情報をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S209、S210)。コンテンツ蓄積・再生端末62で起動されている専用アプリケーションは、受信した該当コンテンツの詳細情報を、携帯情報端末に対して送信する(S211、S212)。携帯情報端末は、受信したコンテンツの詳細情報を専用アプリケーションで処理することにより、携帯情報端末の表示画面等にコンテンツの詳細情報を表示する(S213)。
また、赤外線通信機能を用いて、ディスプレイ63でコンテンツを表示する再生スケジュールやレイアウトを変更することも可能である。この場合、上記詳細情報を表示要求する場合と同様、携帯情報端末の専用アプリケーションを起動しておき、携帯情報端末は、赤外線通信によって再生スケジュール又はレイアウト変更要求の信号をコンテンツ蓄積・再生端末62に送信する。この信号を受信したコンテンツ蓄積・再生端末62は、専用のアプリケーションを起動し、再生スケジュールに基づいて、再生スケジュール又はレイアウト変更用画面を携帯情報端末に対して送信する。なお、専用アプリケーションは常時起動しており、赤外線通信のスタンバイ状態である。携帯情報端末は、受信した当該変更用画面を専用アプリケーションで処理することにより、携帯情報端末の表示画面等に変更用画面を表示し、所望の再生スケジュール又はレイアウトに変更する処理を行う。その処理結果を携帯情報端末からコンテンツ蓄積・再生端末62に送信すると、これを受けたコンテンツ蓄積・再生端末62は、専用のアプリケーションで処理して再生スケジュールを変更し、ディスプレイ63に表示されるコンテンツの再生スケジュール又はレイアウトを変更することができる。なお、変更された再生スケジュールの情報は、必要に応じてコンテンツ蓄積・再生端末62から配信サーバ5を介して、スケジュール登録部12へ送信される。
上述した第2の実施形態によるエレベータ情報配信システムを利用すれば、第1の実施形態と同様に情報提供者が障害情報を取得することができるとともに、エレベータ64の利用者は、希望する場合にはディスプレイ63に表示されるコンテンツの詳細情報を取得することができる。また、再生スケジュールでは表示画面のフレームごとに再生するコンテンツの再生スケジュールを設定するので、ネットワーク7や、エレベータ64内の無線アクセスポイント10と無線クライアント12の間での通信が遮断した場合であっても、エレベータ64に設置されているディスプレイ63と、エレベータ64の利用者が所持する赤外線通信機能を有する携帯情報端末の間で通信を行うことにより、コンテンツ蓄積・再生端末62のコンテンツを表示する再生スケジュールや、ディスプレイ63に表示するコンテンツの画面レイアウトを変更することが可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態によるエレベータ情報配信システムについて説明する。本実施形態によるシステムの構成は、第1の実施形態による構成(図1参照)とほぼ同じであるが、ディスプレイ63がコンテンツを表示するだけでなくタッチパネルによりエレベータ64の利用者がコンテンツ配信センタ10に対して指示を与えることができる点、及び、建物20の屋上等に外部の天気等を観測するための屋外設置カメラが設置されている点において相違する。
図10は、本実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理を示すシーケンス図である。始めに、エレベータ64の利用者がディスプレイに表示されるタッチパネルを操作することにより、希望するコンテンツを表示する方法について説明する。エレベータ64に設置されるディスプレイ63には、タッチパネル用のメニュー画面が表示される(S301)。ディスプレイ63のタッチパネルからは、再生リスト表示要求の信号がコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信される(S302)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、蓄積されている再生スケジュールを参照することにより、再生可能なコンテンツを一覧表示する(S303)。コンテンツ蓄積・再生端末62からは、再生可能コンテンツ情報がディスプレイ63に送信され表示される(S304)。ディスプレイ63のタッチパネルからは、エレベータ64の利用者の操作に基づいて、再生可能コンテンツ情報の中から再生するコンテンツが優先して再生したい順に選択される(S305)。ディスプレイ63のタッチパネルからは、コンテンツ選択順情報がコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信される(S306)。コンテンツ蓄積・再生端末62では、蓄積されている配信スケジュールを選択順情報に基づいて変更する(S307)。そして、コンテンツ蓄積・再生端末62から選択順にコンテンツの情報をディスプレイ63に対して送信することにより、コンテンツを表示する(S308)。
次に、エレベータ64の利用者がディスプレ63イに表示されるタッチパネルを操作することにより、建物20の屋外の天気の情報を取得する方法について説明する。
エレベータ64の利用者は、ディスプレイ63のタッチパネルに表示されているタッチパネル用メニューを選択することにより(S309)、カメラ表示要求の信号をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S310)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、映像の取得を希望する屋外設置カメラを指定し(S311)、その屋外設置カメラに対して映像表示要求の信号を送信する(S312)。屋外設置カメラは、屋外の映像情報をコンテンツ蓄積・再生端末62に送信する(S313)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、ディスプレイ63に対して映像情報を送信し、表示する(S314)。
次に、エレベータ64の利用者がディスプレイ63に表示されるタッチパネルを操作することにより、建物20に入居しているテナントと通信を行う方法について説明する。
エレベータ64の利用者は、ディスプレイ63のタッチパネルに表示されているタッチパネル用メニューを選択することにより(S315)、テナント情報表示要求の信号をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S316)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、利用者が中にいる建物20を特定するためのビルIDと、通信を希望する建物20のテナントを特定するためのビルIDと、テナント情報を要求する信号と、利用者が使用しているエレベータ64に設置されているディスプレイ63を特定するためのディスプレイIDの情報を配信サーバ5を介してコントロールサーバ1のディスプレイ管理部14に送信する(S317)。ディスプレイ管理部14は、ビルID及びディスプレイIDの情報と、テナント情報を要求する信号とを取得し(S318)、それらの情報をDBサーバ2に対して送信する(S319)。DBサーバ2のコンテンツ登録部21は、データベースから入居テナントのアドレス情報を読み出し(S320)、配信サーバ5に対して送信する(S321)。配信サーバ5のコンテンツ登録・スケジュール配信部51は、入居テナントのアドレス情報を受信し(S322)、その情報をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S323)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、入居テナントのアドレス情報から、入居テナントの情報をディスプレイ63に送信し表示する(S324)。エレベータの利用者は、ディスプレイ63に表示される入居テナントの中から通話を希望するテナントをタッチパネルにより選択し(S325)、コンテンツ蓄積・再生端末62に対して、そのテナントへの接続要求の信号を送信し(S326)、接続を行う(S327)。
次に、エレベータ64の利用者がディスプレイ63に表示されるタッチパネルを操作することにより、タクシーの呼び出しを行う方法について説明する。
エレベータの利用者は、ディスプレイ63のタッチパネルに表示されているタッチパネル用メニューを選択することにより(S328)、登録タクシー情報表示要求の信号をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S329)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、利用者が中にいる建物20を特定するためのビルIDと、利用者が使用しているエレベータ64に設置されているディスプレイ63を特定するためのディスプレイIDの情報とタクシーの呼び出しを要求する信号とを配信サーバ5を介してコントロールサーバ1のディスプレイ管理部14に送信する(S331)。ディスプレイ管理部14は、ビルID及びディスプレイIDの情報とタクシーの呼び出しを要求する信号とを取得し(S332)、それらの情報をDBサーバ2に対して送信する(S333)。DBサーバ2のコンテンツ登録部21は、データベースから登録タクシーのアドレス情報を読み出し、配信サーバ5に対して送信する(S334)。配信サーバ5のコンテンツ登録・スケジュール配信部51は、登録タクシーのアドレス情報を受信し(S335)、DBサーバ2の指示によりその情報をコンテンツ蓄積・再生端末62に対して送信する(S336)。コンテンツ蓄積・再生端末62は、登録タクシーのアドレス情報から、登録タクシーの情報をディスプレイ63に送信し表示する(S337)。エレベータ64の利用者は、ディスプレイ63に表示される登録タクシーの中から通話を希望するタクシーをタッチパネルにより選択し(S338)、コンテンツ蓄積・再生端末62に対して、そのタクシーのアドレス情報を送信し(S339)する。コンテンツ蓄積・再生端末62は、そのタクシーのアドレス情報を配信サーバ5を介してコントロールサーバ1に対して送信し(S340)、コントロールサーバ1は該当するタクシーに対して利用を希望する旨のメールを送信する(S341)。
上述した第3の実施形態によるエレベータ情報配信システムを利用すれば、利用者がエレベータ64内にいる場合であっても、エレベータ64内に設置されるタッチパネルの機能が設けられたディスプレイ63を操作することにより、希望するコンテンツを再生させたり、建物20の屋外の天気の情報を入手したり、建物20内の入居テナントと通話を行ったり、タクシーの呼び出しを行ったりすることができる。
なお、以上説明した実施形態において、図1のコントロールサーバ1、DBサーバ2、WEB/FTPサーバ3、障害監視サーバ4、配信サーバ5、コンテンツ蓄積・再生端末62などの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりエレベータ情報配信システムの制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の第1の実施形態によるエレベータ情報配信システムの構成図である。 配信ログ登録部22に登録される再生結果データの一例を示す図である。 コンテンツ管理部15により設定されるコンテンツの画面レイアウトの一例である。 ディスプレイ63のフレームf1〜f4に表示させるコンテンツの設定情報の一例を示す図である。 DBサーバ2のコンテンツ登録部21に登録されるコンテンツ属性情報の一例を示す図である。 コンテンツ登録・スケジュール配信部51によりコンテンツを配信する際の制御の一例を示す図である。 コンテンツ登録・スケジュール配信部51に記録されるデータの一例である。 本発明の第1の実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態によるエレベータ情報配信システムの処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1・・・コントロールサーバ、2・・・DBサーバ、3・・・WEB/FTPサーバ、4・・・障害監視サーバ、5・・・配信サーバ、6・・・ルータ、7・・・ネットワーク、10・・・コンテンツ配信センタ、8(8a、8b)・・・ルータ、9(9a、9b)・・・ビル内エレベータ用LAN、11・・・コンテンツ配信管理部、12・・・スケジュール登録部、13・・・配信ログ収集部、14・・・ディスプレイ管理部、15・・・コンテンツ管理部、20(20a、20b)・・・建物、21・・・コンテンツ登録部、22・・・配信ログ登録部、31・・・認証部、32・・・入稿管理部、41・・・障害監視部、51・・・コンテンツ登録・スケジュール配信部、52・・・ライフチェック部、60(60a、60b)・・・無線アクセスポイント、61(61a、61a、61b、61b)・・・無線クライアント、62(62a、62a、62b、62b)・・・コンテンツ蓄積・再生端末、63(63a、63a、63b、63b)・・・ディスプレイ、64(64a、64a、64b、64b)・・・エレベータ

Claims (6)

  1. 情報提供主の端末から入力される情報を、情報配信センタからネットワークを介して配信し、エレベータに設置される表示手段にて表示するエレベータ情報配信システムであって、
    前記情報配信センタは、
    前記情報提供主が制作する情報を登録する情報登録手段と、
    前記情報登録手段に登録されている情報を再生するための日時についての再生スケジュールを登録する再生スケジュール登録手段と、
    前記情報登録手段に登録されている情報、及び、前記再生スケジュール登録手段に登録されている再生スケジュールとを管理し、前記表示手段への配信を制御する管理手段と、
    前記情報及び再生スケジュールを前記表示手段に配信する配信手段とを備え、
    前記表示手段は、
    前記情報配信センタから、情報及び再生スケジュールを受信して蓄積する蓄積手段と、
    前記再生スケジュールに従って蓄積した情報を再生する情報再生手段と、
    前記情報配信センタからの受信状況、又は、情報の再生状況を、前記情報配信センタへ送信する再生状況通知手段とを備える
    ことを特徴とするエレベータ情報配信システム。
  2. 前記再生スケジュールは、前記情報を前記表示手段で最低限再生する回数である再生保証回数を有し、
    前記表示手段により再生した前記情報の回数が、前記再生スケジュール登録手段に登録されている再生保証回数よりも少ない場合には、警告を発する警告手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ情報配信システム。
  3. 前記再生スケジュールは、前記表示手段に表示されるフレームごとにスケジュールが設定され、
    前記表示手段は、前記フレームごとに設定されたスケジュールに基づいて情報を再生することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ情報配信システム。
  4. 前記表示手段は、前記エレベータの利用者からの要求を受け付ける要求受信手段を有し、前記要求受信手段が受け付けた要求に基づいて、前記表示手段で再生する情報を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のエレベータ情報配信システム。
  5. 前記情報登録手段は、更に、前記情報の詳細情報又は前記エレベータの利用者のための情報を登録し、
    前記要求受信手段は、受信した要求を前記管理手段へ送信し、
    前記管理手段は、前記要求受信手段から受信した要求に基づいて、前記情報登録手段から前記情報の詳細情報又は前記エレベータの利用者のための情報を読み出して、前記表示手段で再生することを特徴とする請求項4に記載のエレベータ情報配信システム。
  6. 情報提供主の端末から入力される情報を、情報配信センタからネットワークを介して配信し、エレベータに設置される表示手段にて表示するエレベータ情報配信プログラムであって、
    前記情報提供主が制作する情報を登録する第1のステップと、
    前記第1のステップで登録した情報を再生する日時についての再生スケジュールを登録する第2のステップと、
    前記第1のステップで登録した情報、及び、前記第2のステップで登録した再生スケジュールとを管理し、前記表示手段への配信を制御する第3のステップと、
    前記情報及び再生スケジュールを前記表示手段に配信する第4のステップと、
    前記情報配信センタから、情報及び再生スケジュールを受信して蓄積する第5のステップと、
    前記再生スケジュールに従って蓄積した情報を再生する第6のステップと、
    前記情報配信センタからの受信状況、又は、情報の再生状況を、前記情報配信センタへ送信する第7のステップと
    をコンピュータに実行させるためのエレベータ情報配信プログラム。
JP2005111858A 2005-04-08 2005-04-08 エレベータ情報配信システム及びプログラム Pending JP2006293595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111858A JP2006293595A (ja) 2005-04-08 2005-04-08 エレベータ情報配信システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111858A JP2006293595A (ja) 2005-04-08 2005-04-08 エレベータ情報配信システム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006293595A true JP2006293595A (ja) 2006-10-26

Family

ID=37414119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005111858A Pending JP2006293595A (ja) 2005-04-08 2005-04-08 エレベータ情報配信システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006293595A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146346A1 (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Pioneer Corporation 広告情報の配信表示方法、広告情報配信表示システム及びコンピュータプログラム
JP2009204751A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujitsu Ltd 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム
WO2011004666A1 (ja) * 2009-07-06 2011-01-13 三菱電機株式会社 列車搭載コンテンツ配信システムおよび列車コンテンツ情報の表示方法
CN109116969A (zh) * 2018-08-24 2019-01-01 深圳艺达文化传媒有限公司 电梯广告终端的节能方法及相关产品
WO2021075008A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 監視装置
JPWO2021075007A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22
CN114803750A (zh) * 2020-01-16 2022-07-29 广东卓梅尼技术股份有限公司 基于udp和ftp的电梯轿厢显示屏资源离线更新方法及介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10324470A (ja) * 1997-05-26 1998-12-08 Mitsubishi Electric Corp エレベータシステム
JPH11139704A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの行先階登録装置
JPH11146392A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータのための情報システム
JP2001514610A (ja) * 1997-03-12 2001-09-11 ヴァーティコア コミュニケーションズ リミテッド 情報表示システム
JP2001328775A (ja) * 2000-05-18 2001-11-27 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ用情報表示装置
JP2002251565A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Hitachi Ltd ビル内情報提供方法、装置及びエレベータ装置
JP2003099670A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Nec Corp コンテンツ配信システムおよびコンテンツ受信表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001514610A (ja) * 1997-03-12 2001-09-11 ヴァーティコア コミュニケーションズ リミテッド 情報表示システム
JPH10324470A (ja) * 1997-05-26 1998-12-08 Mitsubishi Electric Corp エレベータシステム
JPH11139704A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータの行先階登録装置
JPH11146392A (ja) * 1997-11-10 1999-05-28 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータのための情報システム
JP2001328775A (ja) * 2000-05-18 2001-11-27 Hitachi Building Systems Co Ltd エレベータ用情報表示装置
JP2002251565A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Hitachi Ltd ビル内情報提供方法、装置及びエレベータ装置
JP2003099670A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Nec Corp コンテンツ配信システムおよびコンテンツ受信表示装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146346A1 (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Pioneer Corporation 広告情報の配信表示方法、広告情報配信表示システム及びコンピュータプログラム
JPWO2008146346A1 (ja) * 2007-05-25 2010-08-12 パイオニア株式会社 広告情報の配信表示方法、広告情報配信表示システム及びコンピュータプログラム
JP4891400B2 (ja) * 2007-05-25 2012-03-07 パイオニア株式会社 広告情報の配信表示方法、広告情報配信表示システム及びコンピュータプログラム
JP2009204751A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Fujitsu Ltd 広告表示システム、広告表示方法および広告表示プログラム
WO2011004666A1 (ja) * 2009-07-06 2011-01-13 三菱電機株式会社 列車搭載コンテンツ配信システムおよび列車コンテンツ情報の表示方法
JP4679676B2 (ja) * 2009-07-06 2011-04-27 三菱電機株式会社 列車搭載コンテンツ配信システムおよび列車コンテンツ情報の表示方法
CN102470885A (zh) * 2009-07-06 2012-05-23 三菱电机株式会社 搭载于列车的内容传送系统以及列车内容信息的显示方法
US8595776B2 (en) 2009-07-06 2013-11-26 Mitsubishi Electric Corporation Train-mounted content delivery system and method of displaying train content information
CN109116969A (zh) * 2018-08-24 2019-01-01 深圳艺达文化传媒有限公司 电梯广告终端的节能方法及相关产品
WO2021075008A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 監視装置
JPWO2021075008A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22
JPWO2021075007A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22
WO2021075007A1 (ja) * 2019-10-16 2021-04-22 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社 広告表示装置
CN114803750A (zh) * 2020-01-16 2022-07-29 广东卓梅尼技术股份有限公司 基于udp和ftp的电梯轿厢显示屏资源离线更新方法及介质
CN114803749A (zh) * 2020-01-16 2022-07-29 广东卓梅尼技术股份有限公司 基于udp协议和ftp传输的电梯轿厢显示屏资源离线更新系统
CN114803750B (zh) * 2020-01-16 2024-02-02 广东卓梅尼技术股份有限公司 基于udp和ftp的电梯轿厢显示屏资源离线更新方法及介质
CN114803749B (zh) * 2020-01-16 2024-02-06 广东卓梅尼技术股份有限公司 基于udp协议和ftp传输的电梯轿厢显示屏资源离线更新系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101273593A (zh) 利用存在协议提供通用请求/响应消息协议的方法、系统和数据结构
US8943146B2 (en) Method and system and apparatus for mass notification and instructions to computing devices
US9578129B2 (en) System and method for instantaneously deploying packetized alert data
RU2482539C2 (ru) Система и способ рассылки информации в сети мобильной связи
US20200174874A1 (en) Error display system, error display method, and information processing apparatus
WO1997010558A1 (en) Method and system for providing continually updated personalized information
US10291791B2 (en) Electronic device, information distribution system, information processing method, and recording medium
JPWO2005004076A1 (ja) 災害システム制御方法及び災害システム制御装置
US20080115160A1 (en) Method, system and apparatus for offering and receiving event reminders using a trusted intermediary
JP2006293595A (ja) エレベータ情報配信システム及びプログラム
JP2006092008A (ja) 保守管理装置および保守管理システム
EP2249515B1 (en) Monitoring communications using a unified communications protocol
JP2014235496A (ja) 情報表示システム、情報表示方法、表示装置、通信端末装置、及びコンピュータプログラム
JP4249105B2 (ja) 情報提供方法およびシステム、プログラムおよび記録媒体
JP6566601B1 (ja) コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、及びコンテンツ提供プログラム
JP5026804B2 (ja) 財産売却支援システム、財産売却支援方法およびプログラム
JPWO2009087885A1 (ja) サーバシステムとそのイベントメッセージ送信方法、クライアント端末とその接続方法とプログラム、記録媒体
KR20140017864A (ko) 스마트폰을 기반으로 하이브리드 앱을 이용한 제품 및 고객 관리시스템
JP2008158717A (ja) 通信システム及び通信プログラム及び通信方法
JP4601866B2 (ja) 情報提供方法
WO2018103977A1 (en) Delivery of media content
JP2007195098A (ja) 携帯端末を利用した連絡網システム
JP5666673B1 (ja) 情報配信システム
JP2005167702A (ja) コンテンツ配信方法及びそのシステム
JP2002189835A (ja) 広告管理方法および広告管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802