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JP2006282139A - 作業車輌 - Google Patents

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JP2006282139A JP2005108731A JP2005108731A JP2006282139A JP 2006282139 A JP2006282139 A JP 2006282139A JP 2005108731 A JP2005108731 A JP 2005108731A JP 2005108731 A JP2005108731 A JP 2005108731A JP 2006282139 A JP2006282139 A JP 2006282139A
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Inventor
Koji Nishiyama
浩司 西山
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Komatsu Forklift KK
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Komatsu Forklift KK
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Abstract

【課題】 本発明は、車輌本体に対して開閉自在に設けられたフードと、該フードの上部に設置されたオペレータシートとを有し、該フードにおけるオペレータシートの側方域に、オペレータによる不用意な外力を嫌う装備品を設置した作業車輌を対象とし、乗降時におけるオペレータの動作によって不用意な外力が掛かることに起因する、上記装備品の損傷や誤操作を未然に防止することの可能な作業車輌の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明に関わる作業車輌は、上記フードに、フード開閉用グリップおよびプロテクタの少なくとも一方の機能を兼ねる乗降用アシストグリップを、上記装備品に近接させて設置したことを特徴としている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車輌本体に対して開閉自在に設けられたフードと、該フードの上部に設置されたオペレータシートとを有し、該フードにおけるオペレータシートの側方域に、オペレータによる不用意な外力を嫌う装備品を設置した作業車輌に関し、詳しくは乗降用アシストグリップのレイアウトに関するものである。
図15〜図17は、作業車輌の一態様であるフォークリフト(フォークリフトトラック)を示しており、このフォークリフトAは、車体(車輌本体)Bと該車体Bの前方に設置された作業機Wとを備えている。因みに、図15、図16中において、矢印Xで指し示す方向がフォークリフトAの前方である。
また、上記フォークリフトAは、バッテリ駆動のフォークリフト(バッテリフォークリフト)であり、車体Bの後半部に設けられたバッテリルームRの上部開口は、バッテリフード(フード)Fによって覆われ、さらにバッテリフードFの上部にはオペシート(オペレータシート)Sが設置されている。
ここで、上記バッテリフードFは、バッテリルームRに収容されているバッテリのメンテナンス(補水および清掃)時における利便性や、バッテリの充電時において発生するガスを逃がす等の目的から、図15中の両頭矢印Qで示す方向に沿って開閉自在に構成されている。
また、上記バッテリフードFにおけるオペシートSの側方領域は、上記オペシートSに着座したオペレータが操作し易い等の理由から、例えば操作レバー、液晶モニタ、あるいはキースイッチ等、様々な装備品の設置場所として有効であり、図15〜図17に示したフォークリフトAにおいては、オペシートSに対する右手側の側方領域に操作レバーユニット(装備品)Uが設置されている。
ここで、出願人の知っている上述の如き先行技術は、パンフレット等によって開示された公知・公用の技術であり、文献公知発明に係わるものではなく、したがって記載すべき先行技術文献情報はない。
上述した従来のフォークリフトAにおいては、オペシートSに着座しているオペレータが車体Bの右側、すなわち操作レバーユニット(装備品)Uの設置されている側から降車する場合、オペレータはバッテリフードFの操作レバーユニットUの近傍に右手を着いて、体重の一部を支えながら無理な姿勢で操作レバーユニットUとの干渉を避けつつ降車する動作を強いられることとなる。
同様に、車体Bの右側から乗車する場合も、オペレータはバッテリフードFの操作レバーユニットUの近傍に手を掛けて体重を支え、上記操作レバーユニットUとの干渉を避けつつオペシートSに着座する無理な動作を強いられる。
ここで、上述した従来のフォークリフトAにおいては、オペレータが乗降する際、体重を支えるべくバッテリフードFに着こうとして無造作に出した手が、誤って操作レバーユニットUの操作レバーやカバーに掛かり、不用意に体重を掛けてしまうことによって、上記操作レバーユニットUの誤操作や損傷を招いてしまう問題が間々生じていた。
本発明は上記実状に鑑みて、車輌本体に対して開閉自在に設けられたフードと、該フードの上部に設置されたオペレータシートとを有し、該フードにおけるオペレータシートの側方域に、オペレータによる不用意な外力を嫌う装備品を設置した作業車輌を対象とし、乗降時におけるオペレータの動作によって不用意な外力が掛かることに起因する、上記装備品の損傷や誤操作を未然に防止することの可能な作業車輌の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明に関わる作業車輌は、車輌本体に対して開閉自在に設けられたフードと、該フードの上部に設置されたオペレータシートとを有し、上記フードにおけるオペレータシートの側方域に、オペレータによる不用意な外力を嫌う装備品を設置した作業車輌において、上記フードに、フード開閉用グリップおよびプロテクタの少なくとも一方の機能を兼ねる乗降用アシストグリップを、上記装備品に近接させて設置したことを特徴としている。
本発明に関わる作業車輌によれば、フードのオペレータシート側方域に設置された装備品に近接させて乗降用アシストグリップを設置したことで、乗降時にフードに手を掛けようとするオペレータに乗降用アシストグリップの存在を喚起させ、意識的に乗降用アシストグリップを掴ませるように誘導することができ、もって乗降時にオペレータの手が掛かって不用意な外力が加わることによる、装備品の損傷や誤操作を未然に防止することが可能となる。
また、本発明に関わる作業車輌によれば、乗降用アシストグリップがフード開閉用グリップを兼ねることで、フードに開閉用の取手としての凹部や専用のグリップを設けることなく、上記乗降用アシストグリップを使用してフードを容易に開閉させることができ、もって作業車輌に関わる部品点数の削減や製造工程の簡略化を達成することが可能となる。
さらに、本発明に関わる作業車輌によれば、乗降用アシストグリップがプロテクタを兼ねることで、装備品に近接させて上記乗降用アシストグリップを設置したことにより、異物の衝突や落下物等から装備品を可及的に保護することができ、もって上記装備品の不用意な損傷を未然に防止することが可能となる。
以下、幾つかの実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1〜図4は、作業車輌の一態様であるフォークリフトに本発明を適用した第1実施例を示しており、このフォークリフト1Aは、車体(車輌本体)2と該車体2の前方に装備された作業機3とから構成されている。因みに、図1および図2において矢印Xで指し示す方向がフォークリフト1Aの前方である。
また、上記フォークリフト1Aは、バッテリ駆動のフォークリフト(バッテリフォークリフト)であり、車体2の後半部に設けられたバッテリルーム4の上部開口は、バッテリフード(フード)5によって覆われており、このバッテリフード5の上部には、オペシート(オペレータシート)6が車体2の中心から左方へシフトして設置されている。
さらに、上記バッテリルーム4、バッテリフード5およびオペレータシート6の前方には、操舵ハンドル7等とともにダッシュボード2Dが配設されている。
ここで、上記バッテリフード5は、バッテリルーム4に収容されているバッテリのメンテナンス(補水および清掃)時における利便性や、バッテリの充電時において発生するガスを逃がす等の目的から、図1中の両頭矢印Qで示す方向に沿って開閉自在に構成されている。
また、上記バッテリフード5は、バッテリルーム4に収容されているバッテリに対して、オペレータが車体2の左右どちらからでも作業し易いこと等を考慮して、後部をバッテリルーム4にヒンジ結合することによって、前方が大きく開くように構成されている。
さらに、上記バッテリフード5の上部には、オペシート6に対する右手側の側方領域に、装備品としての操作レバーユニット100が設置されており、この操作レバーユニット100は、所定本数の操作レバー101と、これら操作レバー101の支持部を覆う樹脂製のカバー102等から構成されている。
さらに、上記バッテリフード5の上部には、上記操作レバーユニット100に近接させて、乗降用アシストグリップ10が設置されており、この乗降用アシストグリップ10は、乗降用アシストグリップ本来の機能とともに、フード開閉用グリップおよびプロテクタ(ガード)の少なくとも一方の機能を兼ね備えている。
上記乗降用アシストグリップ10は、バッテリフード5に立設固定された前後の柱部10a,10aと、これら柱部10a,10aの上端を繋いで前後方向に延びる握り部10bから構成されている。因みに、上記乗降用アシストグリップ10は、例えば金属棒を屈曲形成したものでも、あるいは樹脂成型品であってもよく、十分な強度が得られるものであれば、その材質および製造方法は問わない。
また、上記乗降用アシストグリップ10は、車体2の側方に位置するオペレータから観て、操作レバーユニット100よりも手前側に設置され、オペシート6に着座しているオペレータから観ると、操作レバーユニット100の向こう側に設置されている。
ここで、オペレータが車体2の右側へ降車する場合には、オペレータは乗降用アシストグリップ10を握って体重の一部を支えることで、操作レバーユニット100との干渉を避けつつ降車することができる。
また、オペレータが車体2の右側から乗車する場合も、オペレータは乗降用アシストグリップ10を握って体重の一部を支えることで、操作レバーユニット100との干渉を避けつつ乗車することができる。
さらに、バッテリフード5を開閉する場合には、オペレータが上記乗降用アシストグリップ10を握って、フード開閉用グリップとして使用することにより、オペレータは容易にバッテリーフード5を開閉動作させることができる。
上述した構成のフォークリフト1Aにば、バッテリフード5におけるオペシート6の側方域に設置された操作レバーユニット100に近接させて乗降用アシストグリップ10を設置したことで、乗車あるいは降車しようとするオペレータに乗降用アシストグリップ10の存在を喚起させ、意識的に乗降用アシストグリップ10を掴ませるように誘導することができ、もって乗降時にオペレータの手が掛かって不用意な外力が加わることによる、装備品としての操作レバーユニット100の損傷や誤操作を未然に防止することが可能となる。
また、上記構成のフォークリフト1Aによれば、上述した乗降用アシストグリップ10がフード開閉用グリップを兼ねることで、バッテリフード5に開閉用の取手としての凹部や専用のグリップを設けることなく、上記乗降用アシストグリップ10を使用してバッテリフードを容易に開閉させることができ、もってフォークリフトに関わる部品点数の削減や製造工程の簡略化を達成することが可能となる。
さらに、上記構成のフォークリフト1Aによれば、上述した乗降用アシストグリップ10がプロテクタをも兼ねることで、操作レバーユニット100に近接させて上記乗降用アシストグリップ10を設置したことにより、異物の衝突や落下物等から操作レバーユニット100を可及的に保護することができ、もって装備品である操作レバーユニット100の不用意な損傷を未然に防止することが可能となる。
図5および図6は、図1〜図4における第1実施例の一部を変形した例を示しており、このフォークリフトリフト1A′における乗降用アシストグリップ10′は、バッテリフード5に立設固定された前後の柱部10a′,10a′と、これら柱部10a′,10a′の上端を繋ぐ前方握り部10b′および後方握り部10c′とから構成されている。
さらに、上記乗降用アシストグリップ10′は、その前方握り部10b′が前後方向に延びているのに対し、後方握り部10c′は、特に降車時においてオペレータが握り易いよう、前方握り部10b′の後端から車体中心側へ向けて斜めに延びている。
因みに、上記乗降用アシストグリップ10′は、例えば金属棒を屈曲形成したものでも、あるいは樹脂成型品であってもよく、十分な強度が得られるものであれば、その材質および製造方法は問わない。
なお、上述したフォークリフト1A′の構成は、乗降用アシストグリップ10′の形状以外、第1実施例のフォークリフト1Aと基本的に同一なので、該フォークリフト1Aの構成要素と同一の作用を成すものには、図5および図6において図1〜図4と同一の符号を附して詳細な説明は省略する。
上記構成のフォークリフト1A′によれば、上述した第1実施例のフォークリフト1Aと同様の作用効果に併せ、乗降用アシストグリップ10′をオペレータの握り易い形態としたことで、フォークリフトに無理なくスムーズに乗り降りすることが可能となる。
図7および図8は、本発明に関わるフォークリフト(作業車輌)の第2実施例を示しており、このフォークリフト1Bにおけるバッテリフード5の上部には、オペシート6に対する右手側の側方領域に、装備品としてのモニタユニット200が設置されており、このモニタユニット200は液晶表示部201と操作ボタン202等から構成されている。
さらに、上記バッテリフード5の上部には、モニタユニット200に対する車体外方側に、上記モニタユニット200に近接させて、乗降用アシストグリップ20が設置されており、この乗降用アシストグリップ20は、乗降用アシストグリップ本来の機能とともに、フード開閉用グリップおよびプロテクタ(ガード)の少なくとも一方の機能を兼ね備えている。
上記乗降用アシストグリップ20は、バッテリフード5に立設固定された前後の柱部20a,20aと、各柱部20aの上部から車体中心側に延びる前後の腕部20b,20bと、これら腕部の先端を繋いで前後方向に延びる握り部20cから構成されており、上記握り部20cはモニタユニット200の上方を覆うように位置している。
因みに、上記乗降用アシストグリップ20は、例えば金属棒を屈曲形成したものでも、あるいは樹脂成型品であってもよく、十分な強度が得られるものであれば、その材質および製造方法は問わない。
なお、上述したフォークリフト1Bの構成は、装備品としてモニタユニット200を設置していること、および乗降用アシストグリップ20の形状以外、第1実施例のフォークリフト1Aと基本的に同一なので、該フォークリフト1Aの構成要素と同一の作用を成すものには、図7および図8において図1〜図4と同一の符号を附して詳細な説明は省略する。
上述した構成のフォークリフト1Bによれば、第1実施例のフォークリフト1Aと同じく、乗降時にオペレータの手が掛かって不用意な外力が加わることによる、装備品としてのモニタユニット200の損傷や誤操作を未然に防止することができ、併せて乗降用アシストグリップ20がフード開閉用グリップを兼ねることで、フォークリフトに関わる部品点数の削減や製造工程の簡略化を達成することができる。
さらに、上述した構成のフォークリフト1Bによれば、乗降用アシストグリップ20がプロテクタを兼ねることで、装備品としてのモニタユニット200を可及的に保護することができ、特に乗降用アシストグリップ20の一部(握り部20c)で、モニタユニット200の上方を覆ったことにより、上記乗降用アシストグリップ20が落下物等に対するプロテクタとして有効に作用することとなる。
図9および図10は、本発明に関わるフォークリフト(作業車輌)の第3実施例を示しており、このフォークリフト1Cにおけるバッテリフード5の上部には、オペシート6に対する右手側の側方領域に、装備品としてのモニタユニット200が設置され、該モニタユニット200に対する車体外方側には、上記モニタユニット200に近接させて、フード開閉用グリップおよびプロテクタの少なくとも一方の機能を兼ねた乗降用アシストグリップ30が設置されている。
この乗降用アシストグリップ30は、バッテリフード5の上部に固定されて前後に展開する壁部30aと、該壁部30aの上端から車体中心側に展開する庇部30bとから構成されており、上記庇部30bはモニタユニット200の上方を覆うように位置している。因みに、上記乗降用アシストグリップ30は、例えば金属を型成型したものでも、あるいは樹脂成型品であってもよく、十分な強度が得られるものであれば、その材質および製造方法は問わない。
なお、上述したフォークリフト1Cの構成は、装備品としてモニタユニット200を設置していること、および乗降用アシストグリップ30の形状以外、第1実施例のフォークリフト1Aと基本的に同一なので、該フォークリフト1Aの構成要素と同一の作用を成すものには、図9および図10において図1〜図4と同一の符号を附して詳細な説明は省略する。
上述した構成のフォークリフト1Cによれば、第2実施例のフォークリフト1Bと同じく、モニタユニット200の損傷や誤操作を未然に防止することができ、併せてフォークリフトに関わる部品点数の削減や製造工程の簡略化を達成することができる。
また、乗降用アシストグリップ30がプロテクタを兼ねることで、装備品としてのモニタユニット200を可及的に保護することができ、特に乗降用アシストグリップ30の一部(庇部30b)で、モニタユニット200の上方を覆ったことにより、上記乗降用アシストグリップ30が落下物等に対するプロテクタとして有効に作用することとなる。
また、乗降用アシストグリップ30の庇部30bが、モニタユニット200の液晶表示部201に当たる光(太陽光等)の一部を遮ることにより、液晶表示部201における表示内容の視認性が大幅に向上することとなる。
さらに、乗降用アシストグリップ30の庇部30bは、略水平方向に展開して拡がりを有するため、フォークリフト1Cから降車する際、オペレータは上記庇部30bの任意な部位に手を着いて体重を支えることができ、もって姿勢の自由度が増すために降車時の動作を容易なものと成し得る。
図11および図12は、本発明に関わるフォークリフト(作業車輌)の第4実施例を示しており、このフォークリフト1Dにおけるバッテリフード5の上部には、オペシート6に対する右手側の側方領域に、装備品としてのモニタユニット200が設置され、該モニタユニット200に対する車体外方側には、上記モニタユニット200に近接させて、フード開閉用グリップおよびプロテクタの少なくとも一方の機能を兼ねた乗降用アシストグリップ40が設置されている。
この乗降用アシストグリップ40は、バッテリフード5の上部に固定されて前後に展開する壁部40aと、該壁部40aの上端から車体中心側に展開する庇部40bとを有し、さらに壁部40aの前端から車体中心側に展開する壁部40cと、該壁部40cの上端から車体後方側に展開する庇部40dとを有し、上記庇部40bと庇部40dはモニタユニット200の上方を覆うように位置している。
因みに、上記乗降用アシストグリップ40は、例えば金属を型成型したものでも、あるいは樹脂成型品であってもよく、十分な強度が得られるものであれば、その材質および製造方法は問わない。
なお、上述したフォークリフト1Dの構成は、装備品としてモニタユニット200を設置していること、および乗降用アシストグリップ40の形状以外、第1実施例のフォークリフト1Aと基本的に同一なので、該フォークリフト1Aの構成要素と同一の作用を成すものには、図11および図12において図1〜図4と同一の符号を附して詳細な説明は省略する。
上述した構成のフォークリフト1Dによれば、第2実施例のフォークリフト1Bと同じく、モニタユニット200の損傷や誤操作を未然に防止することができ、併せてフォークリフトに関わる部品点数の削減や製造工程の簡略化を達成することができる。
また、乗降用アシストグリップ40がプロテクタを兼ねることで、装備品としてのモニタユニット200を可及的に保護することができ、特に乗降用アシストグリップ40の一部(庇部40b,40d)で、モニタユニット200の上方を覆ったことにより、上記乗降用アシストグリップ40が落下物等に対するプロテクタとして有効に作用することとなる。
また、乗降用アシストグリップ40の庇部40b,40dが、モニタユニット200の液晶表示部201に当たる光(太陽光等)の一部を遮ることにより、液晶表示部201における表示内容の視認性が大幅に向上することとなる。
さらに、乗降用アシストグリップ40の庇部40b,40dが、略水平方向に展開して拡がりを有するため、フォークリフト1Dから降車する際、オペレータは上記庇部40b,40dの任意な部位に手を着いて体重を支えることができ、もって姿勢の自由度が増すために降車時の動作を容易なものと成し得る。
図13および図14は、本発明に関わるフォークリフト(作業車輌)の第5実施例を示しており、このフォークリフト1Eにおけるバッテリフード5の上部には、オペシート6に対する右手側の側方領域に、装備品としてのキースイッチ300が設置され、かつ該キースイッチ300に近接させて、フード開閉用グリップおよびプロテクタの少なくとも一方の機能を兼ねる乗降用アシストグリップ50が設置されている。
上記キースイッチ300は、オペシート6に着座したオペレータが操作し易いよう、キー301の挿入される正面を車体中心側に向けるとともに、斜め後方かつ斜め上方に傾斜した姿勢でバッテリフード5に設置されている。
一方、上記乗降用アシストグリップ50は、横向きにした半球状の椀を半分に切断した如き形状を呈しており、キースイッチ300に対する車体前方側、車体側方側、車体後方側および上方を覆い、車体中心側、すなわちオペシート6に着座したオペレータと対向する側を開放した態様で、バッテリフード5に固定設置されている。
因みに、上記乗降用アシストグリップ50は、例えば金属を型成型したものでも、あるいは樹脂成型品であってもよく、十分な強度が得られるものであれば、その材質および製造方法は問わない。
なお、上述したフォークリフト1Eの構成は、装備品としてキースイッチ300を設置していること、および乗降用アシストグリップ50の形状以外、第1実施例のフォークリフト1Aと基本的に同一なので、該フォークリフト1Aの構成要素と同一の作用を成すものには、図13および図14において図1〜図4と同一の符号を附して詳細な説明は省略する。
上述した構成のフォークリフト1Eによれば、乗降時にオペレータの手が掛かって不用意な外力が加わることによる、装備品としてのキースイッチ300誤操作を未然に防止することができ、併せて乗降用アシストグリップ50がフード開閉用グリップを兼ねることで、フォークリフトに関わる部品点数の削減や製造工程の簡略化を達成することができる。
さらに、プロテクタを兼ねる乗降用アシストグリップ50によって、キースイッチ300の正面以外を覆ったことで、上記乗降用アシストグリップ50が落下物等に対するプロテクタとして有効に作用し、装備品としてのキースイッチ300を可及的に保護することができる。
なお、上述した各実施例においては、バッテリフードに装備品としての操作レバーユニット、モニタユニット、あるいはキースイッチを設置したフォークリフトを例示したが、オペシートの側方域に上述した以外の装備品、詳しくは不用意に外力が掛かることを嫌う種々の装備品を設置したフォークリフトにおいても、本発明を有効に適用し得ることは言うまでもない。
また、上述した各実施例においては、オペシートに対する右手側の側方領域に操作レバーユニット等の装備品を設置した例を示したが、オペシートに対する左手側の側方域に装備品を設置したフォークリフトにおいても、本発明を有効に適用することが可能である。
また、上述した各実施例においては、バッテリ駆動のフォークリフト(バッテリフォークリフト)に本発明を適用した例を示したが、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載したエンジン駆動のフォークリフトにおいても、本発明を有効に適用し得ることは勿論である。
さらに、上述した各実施例においては、産業車輌の一態様であるフォークリフトに本発明を適用した例を示したが、車輌本体に対して開閉自在に設けられたフードと、該フードの上部に設置されたオペレータシートとを有し、上記フードにおけるオペレータシートの側方域に、オペレータによる不用意な外力を嫌う装備品を設置した車輌であれば、フォークリフト以外の様々な作業車輌にも本発明を適用し得ることは言うまでもない。
本発明に関わる作業車輌の第1実施例を示す概念的な全体側面図。 図1に示した作業車輌の概念的な全体平面図。 図1に示した作業車輌の概念的な要部正面図。 図1に示した作業車輌の概念的な要部外観斜視図。 第1実施例の変形例を示す作業車輌の概念的な全体平面図。 図5に示した作業車輌の概念的な要部外観斜視図。 本発明に関わる作業車輌の第2実施例を示す要部外観斜視図。 (a)および(b)は図7に示した作業車輌の要部平面図および要部正面図。 本発明に関わる作業車輌の第3実施例を示す要部外観斜視図。 (a)および(b)は図9に示した作業車輌の要部平面図および要部正面図。 本発明に関わる作業車輌の第4実施例を示す要部外観斜視図。 (a)および(b)は図11に示した作業車輌の要部平面図および要部正面図。 本発明に関わる作業車輌の第5実施例を示す要部外観斜視図。 (a)および(b)は図13に示した作業車輌の要部平面図および要部正面図。 従来の作業車輌を示す概念的な全体側面図。 図15に示した作業車輌の概念的な全体平面図。 図15に示した作業車輌のフードを前方から観た概念的な要部正面図。
符号の説明
1A,1A′,1B,1C,1D,1E…フォークリフト(作業車輌)、
2…車体(車輌本体)、
5…バッテリフード(フード)、
6…オペシート(オペレータシート)、
10,10′,20,30,40,50…乗降用アシストグリップ、
100…操作レバーユニット(装備品)、
200…モニタユニット(装備品)、
300…キースイッチ(装備品)。

Claims (1)

  1. 車輌本体に対して開閉自在に設けられたフードと、前記フードの上部に設置されたオペレータシートとを有し、前記フードにおける前記オペレータシートの側方域に、オペレータによる不用意な外力を嫌う装備品を設置した作業車輌において、
    前記フードに、フード開閉用グリップおよびプロテクタの少なくとも一方の機能を兼ねる乗降用アシストグリップを、前記装備品に近接させて設置したことを特徴とする作業車輌。
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