JP2006278231A - 燃料電池用プロトン伝導性膜、膜電極複合体及び燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固体超強酸性を示すプロトン伝導性無機酸化物と、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル結合及びアミド結合よりなる群から選択される少なくとも1種類を含む親水性有機高分子とを含有することを特徴とする燃料電池用プロトン伝導性膜4。
【選択図】 図1
Description
前記燃料極、前記酸化剤極及び前記電解質膜のうちの少なくともいずれかが、固体超強酸性を示すプロトン伝導性無機酸化物と、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル結合及びアミド結合よりなる群から選択される少なくとも1種類を含む親水性有機高分子とを含有することを特徴とするものである。
前記燃料極、前記酸化剤極及び前記電解質膜のうちの少なくともいずれかが、固体超強酸性を示すプロトン伝導性無機酸化物と、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル結合及びアミド結合よりなる群から選択される少なくとも1種類を含む親水性有機高分子とを含有することを特徴とするものである。
以下、具体的ではあるが限定的ではない実施例を示して、本発明をさらに詳細に説明する。
塩化バナジウムVCl3を2g溶解した蒸留水300mlに酸化ケイ素SiO2を5g加えた混合溶液を常に撹拌しながら80℃まで加熱し、100ml/時の蒸発速度で水を除去した。この後さらに100℃の乾燥器内で12時間保持して粉末を得た。この粉末をメノウ乳鉢で粉砕して粉末状にした後、アルミナ坩堝内において昇温速度100℃/時で700℃まで加熱し、さらに700℃を4時間保持することにより、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が51m2/gである酸化バナジウム担持酸化ケイ素を得た。この酸化バナジウム担持酸化ケイ素についてX線回折測定を行ったところ、回折ピークはすべて酸化ケイ素に帰属されるものしか観測されず、酸化バナジウムは非晶質構造を有していることを確認することができた。
塩化クロム6水和物CrCl3・6H2Oを3g溶解した蒸留水300mlに酸化ケイ素SiO2を5g加えた混合溶液を常に撹拌しながら80℃まで加熱し、100ml/時の蒸発速度で水を除去した。この後さらに100℃の乾燥器内で12時間保持して粉末を得た。この粉末をメノウ乳鉢で粉砕して粉末状にした後、アルミナ坩堝内において昇温速度100℃/時で700℃まで加熱し、さらに700℃を4時間保持することにより、酸化クロムのクロム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が52m2/gであるある酸化クロム担持酸化ケイ素を得た。この酸化クロム担持酸化ケイ素についてX線回折測定を行ったところ、回折ピークはすべて酸化ケイ素に帰属されるものしか観測されず、酸化クロムは非晶質構造を有していることを確認することができた。
モリブデン酸アンモニウム(NH4)6Mo7O24・4H2Oを2g溶解した蒸留水300mlに酸化ケイ素SiO2を5g加えた混合溶液を常に撹拌しながら80℃まで加熱し、100ml/時の蒸発速度で水を除去した。この後さらに100℃の乾燥器内で12時間保持して粉末を得た。この粉末をメノウ乳鉢で粉砕して粉末状にした後、アルミナ坩堝内において昇温速度100℃/時で700℃まで加熱し、さらに700℃を4時間保持することにより、酸化モリブデンのモリブデン元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が55m2/gである酸化モリブデン担持酸化ケイ素を得た。この酸化モリブデン担持酸化ケイ素についてX線回折測定を行ったところ、回折ピークはすべて酸化ケイ素に帰属されるものしか観測されず、酸化モリブデンは非晶質構造を有していることを確認することができた。
タングステン酸ナトリウム2水和物NaWO4・2H2Oを3g溶解した蒸留水300mlに酸化ケイ素SiO2を5g、0.1規定硝酸水溶液150mlを加えた混合溶液を常に撹拌しながら80℃まで加熱し、100ml/時の蒸発速度で水を除去した。この後さらに100℃の乾燥器内で12時間保持して粉末を得た。この粉末を0.1規定硝酸水溶液100mlに分散し、吸引ろ過を行って不要なナトリウムイオンを除去した。ろ過後の固形分は100℃の乾燥器内で6時間保持して水分を除去した後、メノウ乳鉢で粉砕して粉末状にし、アルミナ坩堝内において昇温速度100℃/時で700℃まで加熱、さらに700℃を4時間保持することにより、酸化タングステンのタングステン元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が50m2/gである酸化タングステン担持酸化ケイ素を得た。この酸化タングステン担持酸化ケイ素についてX線回折測定を行ったところ、回折ピークはすべて酸化ケイ素に帰属されるものしか観測されず、酸化タングステンは非晶質構造を有していることを確認することができた。
酸化ケイ素5gを酸化チタン(TiO2)7gに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が54m2/gである酸化バナジウム担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚155μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化チタン(TiO2)7gに変更した以外は実施例2と同様の操作を行い、酸化クロムのクロム元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が49m2/gである酸化クロム担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚157μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化チタン(TiO2)7gに変更した以外は実施例3と同様の操作を行い、酸化モリブデンのモリブデン元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が48m2/gである酸化モリブデン担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚150μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化チタン(TiO2)7gに変更した以外は実施例4と同様の操作を行い、酸化タングステンのタングステン元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が50m2/gである酸化タングステン担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚154μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化ジルコニウム(ZrO2)11gに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ジルコニウムのジルコニウム元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が53m2/gである酸化バナジウム担持酸化ジルコニウムを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚149μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化ジルコニウム(ZrO2)11gに変更した以外は実施例2と同様の操作を行い、酸化クロムのクロム元素(X)と酸化ジルコニウムのジルコニウム元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が50m2/gである酸化クロム担持酸化ジルコニウムを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚151μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化ジルコニウム(ZrO2)11gに変更した以外は実施例3と同様の操作を行い、酸化モリブデンのモリブデン元素(X)と酸化ジルコニウムのジルコニウム元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が51m2/gである酸化モリブデン担持酸化ジルコニウムを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚151μmの電解質膜を得た。
酸化ケイ素5gを酸化ジルコニウム(ZrO2)11gに変更した以外は実施例4と同様の操作を行い、酸化タングステンのタングステン元素(X)と酸化ジルコニウムのジルコニウム元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が50m2/gである酸化タングステン担持酸化ジルコニウムを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚153μmの電解質膜を得た。
5%PVAの水溶液2gを5%PVAの水溶液1.5gと5%ポリアクリル酸(PA)の水溶液0.5gの混合溶液2gに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が53m2/gである酸化バナジウム担持酸化ケイ素を得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA・PA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚153μmの電解質膜を得た。
5%PVAの水溶液2gを5%PVAの水溶液1.5gと5%PAの水溶液0.5gの混合溶液2gに変更した以外は実施例2と同様の操作を行い、酸化クロムのクロム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が54m2/gである酸化クロム担持酸化ケイ素を得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA・PA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚151μmの電解質膜を得た。
5%PVAの水溶液2gを5%PVAの水溶液1.5gと5%PAの水溶液0.5gの混合溶液2gに変更した以外は実施例3と同様の操作を行い、酸化モリブデンのモリブデン元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が50m2/gである酸化モリブデン担持酸化ケイ素を得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA・PA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚155μmの電解質膜を得た。
5%PVAの水溶液2gを5%PVAの水溶液1.5gと5%PAの水溶液0.5gの混合溶液2gに変更した以外は実施例4と同様の操作を行い、酸化タングステンのタングステン元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が51m2/gである酸化タングステン担持酸化ケイ素を得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA・PA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚150μmの電解質膜を得た。
5%PVAの水溶液2gを5%ポリエチレングリコール(PEG)の水溶液2gに変更した以外は実施例5と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が52m2/gである酸化バナジウム担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PEG複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚151μmの電解質膜を得た。
5%PVAの水溶液2gを5%Nylon6の蟻酸溶液2gに変更した以外は実施例5と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が51m2/gである酸化バナジウム担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−Nylon6複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚157μmの電解質膜を得た。
電解質膜としてDupont社製のナフィオン117膜(登録商標)を用意した。
5%PVAの水溶液2gを5%ポリスチレン(PS)のトルエン溶液2gに、乾燥温度を60度と150度から60度のみに変更した以外は実施例5と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化チタンのチタン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が54m2/gである酸化バナジウム担持酸化チタンを得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PS複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚155μmの電解質膜を得た。
5%PVA(ケン化度100%)の水溶液2gを5%PVA(ケン化度85%)の水溶液2gに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が53m2/gである酸化バナジウム担持酸化ケイ素を得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA(ケン化度85%)複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚151μmの電解質膜を得た。
5%PVA(ケン化度100%)の水溶液2gを5%PVA(ケン化度70%)の水溶液2gに変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1で、比表面積が51m2/gである酸化バナジウム担持酸化ケイ素を得た。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA(ケン化度70%)複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚150μmの電解質膜を得た。
乾燥温度を60℃と150℃から60℃と100℃に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1である酸化バナジウム担持酸化ケイ素を得た。このプロトン伝導性無機材料の比表面積は53m2/gだった。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚150μmの電解質膜を得た。
乾燥温度を60℃と150℃から60℃と180℃に変更した以外は実施例1と同様の操作を行い、酸化バナジウムのバナジウム元素(X)と酸化ケイ素のシリコン元素(Y)との元素比X/Yが0.1である酸化バナジウム担持酸化ケイ素を得た。このプロトン伝導性無機材料の比表面積は55m2/gだった。さらにプロトン伝導性無機材料−PVA複合膜全重量(T)に対するプロトン伝導性無機材料(S)の比S/Tが0.9で、膜厚151μmの電解質膜を得た。
実施例1で得られたプロトン伝導性無機材料と白金・ルテニウム担持触媒、PVA、水を重量比で0.45/0.45/0.1/5.0の割合で混合したスラリーを調製し、32mm×32mmのカーボンクロス上に塗布して触媒量:Pt−Ru4mg/cm2の燃料極を作製した。
実施例23で得られた燃料極及び酸化剤極と、実施例1で得られたプロトン伝導性膜を使用すること以外は、前述した実施例1で説明したのと同様にして燃料電池を作製した。
Claims (7)
- 固体超強酸性を示すプロトン伝導性無機酸化物と、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル結合及びアミド結合よりなる群から選択される少なくとも1種類を含む親水性有機高分子とを含有することを特徴とする燃料電池用プロトン伝導性膜。
- 前記プロトン伝導性無機酸化物及び前記親水性有機高分子を含むスラリーを製膜し、200℃以下で熱処理が施されたものであることを特徴とする請求項1記載の燃料電池用プロトン伝導性膜。
- 前記親水性有機高分子は、20℃以上における平衡吸湿率が5%以上であることを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池用プロトン伝導性膜。
- 前記プロトン伝導性無機酸化物は、Hammettの酸度関数H0が、H0<−11.93となるプロトン伝導性無機酸化物であることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の燃料電池用プロトン伝導性膜。
- 前記プロトン伝導性無機酸化物は、Zr、Ti、SiおよびAlよりなる群から選択される少なくとも一種類からなる元素Yを含有する酸化物担体と、前記酸化物担体の表面に担持され、W、Mo、CrおよびVよりなる群から選択される少なくとも一種類からなる元素Xを含有する酸化物粒子とを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の燃料電池用プロトン伝導性膜。
- 燃料極と、酸化剤極と、前記燃料極及び前記酸化剤極の間に配置された電解質膜とを具備する膜電極複合体において、
前記燃料極、前記酸化剤極及び前記電解質膜のうちの少なくともいずれかが、固体超強酸性を示すプロトン伝導性無機酸化物と、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル結合及びアミド結合よりなる群から選択される少なくとも1種類を含む親水性有機高分子とを含有することを特徴とする膜電極複合体。 - 燃料極と、酸化剤極と、前記燃料極及び前記酸化剤極の間に配置された電解質膜とを具備する燃料電池において、
前記燃料極、前記酸化剤極及び前記電解質膜のうちの少なくともいずれかが、固体超強酸性を示すプロトン伝導性無機酸化物と、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エーテル結合及びアミド結合よりなる群から選択される少なくとも1種類を含む親水性有機高分子とを含有することを特徴とする燃料電池。
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