JP2006276119A - データ信号供給回路、供給方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 縦方向に現れる表示ムラの発生を抑える。
【解決手段】 記憶回路3304は、チャネルに対応する係数を奇数ブロックに対応して
記憶し、補間回路3306は、奇数ブロックが選択される場合には、選択ブロックに対応
する係数をそのまま読み出す一方、偶数ブロックが選択される場合には、選択ブロックに
対応する係数を、当該偶数ブロックに隣接する奇数ブロックの係数から補間して算出して
出力する。各チャネルに応じて設けられる乗算器3312および加算器3314は、画像
データVd1d〜Vd6dを、指定された階調値および係数に応じて補正する。
【選択図】 図4
【解決手段】 記憶回路3304は、チャネルに対応する係数を奇数ブロックに対応して
記憶し、補間回路3306は、奇数ブロックが選択される場合には、選択ブロックに対応
する係数をそのまま読み出す一方、偶数ブロックが選択される場合には、選択ブロックに
対応する係数を、当該偶数ブロックに隣接する奇数ブロックの係数から補間して算出して
出力する。各チャネルに応じて設けられる乗算器3312および加算器3314は、画像
データVd1d〜Vd6dを、指定された階調値および係数に応じて補正する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、いわゆる縦方向に現れる表示品位の低下を防止する技術に関する。
近年では、液晶などを用いた表示パネルにより小型画像を形成するとともに、この小型
画像を光学系によって拡大投射するプロジェクタが普及しつつある。プロジェクタは、そ
れ自体で画像を作成する機能はなく、パソコンやテレビチューナなどの上位装置から映像
データ(または映像信号)の供給を受ける。この映像データは、画素の階調(明るさ)を
指定するものであって、マトリクス状に配列する画素を垂直走査および水平走査した形式
で供給されるので、プロジェクタに用いられる表示パネルについても、この形式に準じて
駆動するのが適切である。このため、プロジェクタに用いられる表示パネルでは、走査線
を順番に選択するとともに、1本の走査線が選択される期間(1水平走査期間)において
1本ずつデータ線を順番に選択して、映像データを液晶の駆動に適するように変換したデ
ータ信号(画像信号)を、選択したデータ線に供給する、という点順次方式で駆動するの
が一般的であった。
画像を光学系によって拡大投射するプロジェクタが普及しつつある。プロジェクタは、そ
れ自体で画像を作成する機能はなく、パソコンやテレビチューナなどの上位装置から映像
データ(または映像信号)の供給を受ける。この映像データは、画素の階調(明るさ)を
指定するものであって、マトリクス状に配列する画素を垂直走査および水平走査した形式
で供給されるので、プロジェクタに用いられる表示パネルについても、この形式に準じて
駆動するのが適切である。このため、プロジェクタに用いられる表示パネルでは、走査線
を順番に選択するとともに、1本の走査線が選択される期間(1水平走査期間)において
1本ずつデータ線を順番に選択して、映像データを液晶の駆動に適するように変換したデ
ータ信号(画像信号)を、選択したデータ線に供給する、という点順次方式で駆動するの
が一般的であった。
一方、最近ではハイビジョンなどのように表示画像の高精細化が進行している。高精細
化は、走査線の本数およびデータ線の本数を増加させることによって達成することができ
るが、走査線本数の増加によって1水平走査期間が短縮し、さらに、点順次方式では、デ
ータ線本数の増加によって、データ線の選択期間も短縮する。このため、点順次方式では
、高精細化が進行するにつれてデータ線にデータ信号を供給する時間を充分に確保できな
くなって、画素への書き込みが不十分となり始めた。
そこで、書き込みが不十分となる点を解消する目的で、相展開駆動という方式が考え出
された(特許文献1参照)。この相展開駆動は、1水平走査期間において、データ線を予
め定められた本数、例えば6本毎に同時に選択するとともに、選択走査線と選択データ線
とに対応する画素へのデータ信号を時間軸に対し6倍に伸長して、選択した6本のデータ
線の各々に供給する、という方式である。この相展開駆動方式では、データ線にデータ信
号を供給する時間を、点順次方式と比較して、この例では6倍確保することができるので
、高精細化に適している、と考えられている。
特開2000−112437号公報
化は、走査線の本数およびデータ線の本数を増加させることによって達成することができ
るが、走査線本数の増加によって1水平走査期間が短縮し、さらに、点順次方式では、デ
ータ線本数の増加によって、データ線の選択期間も短縮する。このため、点順次方式では
、高精細化が進行するにつれてデータ線にデータ信号を供給する時間を充分に確保できな
くなって、画素への書き込みが不十分となり始めた。
そこで、書き込みが不十分となる点を解消する目的で、相展開駆動という方式が考え出
された(特許文献1参照)。この相展開駆動は、1水平走査期間において、データ線を予
め定められた本数、例えば6本毎に同時に選択するとともに、選択走査線と選択データ線
とに対応する画素へのデータ信号を時間軸に対し6倍に伸長して、選択した6本のデータ
線の各々に供給する、という方式である。この相展開駆動方式では、データ線にデータ信
号を供給する時間を、点順次方式と比較して、この例では6倍確保することができるので
、高精細化に適している、と考えられている。
しかしながら、相展開駆動方式を用いると、図9に示されるように、すべての画素を同
一階調値とする表示をしようとする場合であっても、縦方向のスジ状のムラが発生して、
表示品位が低下する、という不具合が発生した。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、縦方向に
現れる表示ムラの発生を抑えて、高品位な表示を可能とする電気光学装置にデータ信号を
供給するデータ信号供給回路、供給方法、電気光学装置および電子機器等を提供すること
にある。
一階調値とする表示をしようとする場合であっても、縦方向のスジ状のムラが発生して、
表示品位が低下する、という不具合が発生した。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、縦方向に
現れる表示ムラの発生を抑えて、高品位な表示を可能とする電気光学装置にデータ信号を
供給するデータ信号供給回路、供給方法、電気光学装置および電子機器等を提供すること
にある。
上記目的を達成するために、本発明にあっては、複数の走査線と複数のデータ線とに対
応して設けられるとともに、走査線が選択されたときに、データ線の電圧に応じた階調と
なる画素と、走査線を予め定められた順番で選択する走査線駆動回路と、走査線が選択さ
れた期間にわたって、複数のデータ線からなるブロックを順次選択するブロック選択回路
と、前記ブロックを構成するデータ線数の系列に対応して設けられ、選択された走査線及
びブロックに属するデータ線とに対応する画素の階調に応じた電圧のデータ信号が、それ
ぞれ供給される複数の画像信号線と、前記データ線の各々に設けられ、前記画像信号線に
供給されたデータ信号を、選択されたブロックに属するデータ線にサンプリングするサン
プリングスイッチとを有する表示パネルに、データ信号を供給するデータ信号供給回路で
あって、ブロックと系列に対応して係数を記憶する記憶回路と、前記ブロック選択回路に
より選択されるブロックに応じた係数を系列毎に前記記憶回路から読み出す読出回路と、
所定の順序で各系列に分配されたデータ信号の電圧を、読み出された係数のうち、対応す
る系列の係数で規定される補正量でそれぞれ補正する補正回路とを有することを特徴とす
る。本発明によれば、系列の相違により発生する階調差がブロックの位置に応じて異なっ
ていても、当該階調差をなくすようにデータ信号を補正することが可能となる。
応して設けられるとともに、走査線が選択されたときに、データ線の電圧に応じた階調と
なる画素と、走査線を予め定められた順番で選択する走査線駆動回路と、走査線が選択さ
れた期間にわたって、複数のデータ線からなるブロックを順次選択するブロック選択回路
と、前記ブロックを構成するデータ線数の系列に対応して設けられ、選択された走査線及
びブロックに属するデータ線とに対応する画素の階調に応じた電圧のデータ信号が、それ
ぞれ供給される複数の画像信号線と、前記データ線の各々に設けられ、前記画像信号線に
供給されたデータ信号を、選択されたブロックに属するデータ線にサンプリングするサン
プリングスイッチとを有する表示パネルに、データ信号を供給するデータ信号供給回路で
あって、ブロックと系列に対応して係数を記憶する記憶回路と、前記ブロック選択回路に
より選択されるブロックに応じた係数を系列毎に前記記憶回路から読み出す読出回路と、
所定の順序で各系列に分配されたデータ信号の電圧を、読み出された係数のうち、対応す
る系列の係数で規定される補正量でそれぞれ補正する補正回路とを有することを特徴とす
る。本発明によれば、系列の相違により発生する階調差がブロックの位置に応じて異なっ
ていても、当該階調差をなくすようにデータ信号を補正することが可能となる。
本発明において、前記記憶回路は、系列に対応する係数を、前記電気光学装置のブロッ
クよりも、少ない数のブロックに対応して記憶し、前記ブロック選択回路により選択され
るブロックに応じた係数が前記記憶回路に記憶されていない場合には、当該選択ブロック
に応じた係数を、当該選択ブロックに隣接するブロックに対応した係数から補間して求め
る補間回路を有する構成が好ましい。
また、本発明において、前記補正回路は、補正前のデータ信号の電圧で指定される階調
値と係数とを引数とする関数を用いて補正量を算出する構成も好ましい。
なお、本発明は、データ信号供給回路のみならず、データ信号供給方法としても、また
、電気光学装置、さらには、当該電気光学装置を有する電子機器としても概念することが
可能である。
クよりも、少ない数のブロックに対応して記憶し、前記ブロック選択回路により選択され
るブロックに応じた係数が前記記憶回路に記憶されていない場合には、当該選択ブロック
に応じた係数を、当該選択ブロックに隣接するブロックに対応した係数から補間して求め
る補間回路を有する構成が好ましい。
また、本発明において、前記補正回路は、補正前のデータ信号の電圧で指定される階調
値と係数とを引数とする関数を用いて補正量を算出する構成も好ましい。
なお、本発明は、データ信号供給回路のみならず、データ信号供給方法としても、また
、電気光学装置、さらには、当該電気光学装置を有する電子機器としても概念することが
可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る
電気光学装置の全体構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、電気光学装置10は、処理回路50と表示パネル100とに
大別される。このうち、処理回路50は、プリント基板に形成された回路モジュールであ
り、表示パネル100とは、FPC(Flexible Printed Circuit)基板等によって接続さ
れている。
電気光学装置の全体構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、電気光学装置10は、処理回路50と表示パネル100とに
大別される。このうち、処理回路50は、プリント基板に形成された回路モジュールであ
り、表示パネル100とは、FPC(Flexible Printed Circuit)基板等によって接続さ
れている。
処理回路50は、さらに、データ信号供給回路300や、走査制御回路52を含み、こ
のうち、データ信号供給回路300は、S/P変換回路320、画像補正回路330、D
/A変換回路群340および増幅・反転回路350を有する。
S/P変換回路320は、垂直走査信号Vs、水平走査信号Hsおよびドットクロック
信号Dclkに同期して図示しない上位装置から供給される画像データVidを、6チャ
ネル(系列の意。なお、以下では「系列」を意味する用語として「チャネル」を用いる)
に分配するとともに、それぞれ時間軸に6倍に伸長して(相展開またはシリアル−パラレ
ル変換ともいう)、画像データVd1d〜Vd6dとして出力するものである。ここで、
画像データVidは、画素の階調(明るさ)を指定するディジタルデータであり、水平帰
線期間では、最低階調(黒色)に指定する。
なお、水平帰線期間において最低階調に指定する理由は、主に、タイミングズレなどに
より画素に供給されたとしても、当該画素を表示に寄与させないためである。また、説明
の便宜上、画像データVd1d〜Vd6dをそれぞれチャネル1〜6と称している。
のうち、データ信号供給回路300は、S/P変換回路320、画像補正回路330、D
/A変換回路群340および増幅・反転回路350を有する。
S/P変換回路320は、垂直走査信号Vs、水平走査信号Hsおよびドットクロック
信号Dclkに同期して図示しない上位装置から供給される画像データVidを、6チャ
ネル(系列の意。なお、以下では「系列」を意味する用語として「チャネル」を用いる)
に分配するとともに、それぞれ時間軸に6倍に伸長して(相展開またはシリアル−パラレ
ル変換ともいう)、画像データVd1d〜Vd6dとして出力するものである。ここで、
画像データVidは、画素の階調(明るさ)を指定するディジタルデータであり、水平帰
線期間では、最低階調(黒色)に指定する。
なお、水平帰線期間において最低階調に指定する理由は、主に、タイミングズレなどに
より画素に供給されたとしても、当該画素を表示に寄与させないためである。また、説明
の便宜上、画像データVd1d〜Vd6dをそれぞれチャネル1〜6と称している。
画像補正回路330は、画像データVd1d〜Vd6dをチャネル毎に補正して、それ
ぞれ補正済みの画像データVd1a〜Vd6aとして出力するものである。なお、画像補
正回路330の詳細については後述する。
D/A変換回路群340は、チャネル毎に設けられたD/A変換器の集合体であって、
補正済みの画像データVd1a〜Vd6aを、それぞれ階調値に応じた電圧のアナログ信
号に変換するものである。
増幅・反転回路350は、アナログ変換された信号を、後述する電圧Vcを基準にして
正転または極性反転して、データ信号Vid1〜Vid6として表示パネル100に供給
するものである。
ぞれ補正済みの画像データVd1a〜Vd6aとして出力するものである。なお、画像補
正回路330の詳細については後述する。
D/A変換回路群340は、チャネル毎に設けられたD/A変換器の集合体であって、
補正済みの画像データVd1a〜Vd6aを、それぞれ階調値に応じた電圧のアナログ信
号に変換するものである。
増幅・反転回路350は、アナログ変換された信号を、後述する電圧Vcを基準にして
正転または極性反転して、データ信号Vid1〜Vid6として表示パネル100に供給
するものである。
極性反転については、(a)走査線毎、(b)データ信毎、(c)画素毎、(d)面(
フレーム)毎など様々な態様があるが、本実施形態にあっては(a)走査線毎の極性反転
であるとする。ただし、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
なお、電圧Vcは、後述する図5に示されるように画像信号の振幅中心電圧である。ま
た、本実施形態では、便宜上、データ信号Vid1〜Vid6について、振幅中心電圧V
cよりも高位側を正極性と、低位側を負極性と、それぞれ称している。
本実施形態では、画像データVidをシリアル−パラレル変換した後にアナログ変換す
る構成とするが、シリアル−パラレル変換前にアナログ変換しても良いのはもちろんであ
る。
フレーム)毎など様々な態様があるが、本実施形態にあっては(a)走査線毎の極性反転
であるとする。ただし、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
なお、電圧Vcは、後述する図5に示されるように画像信号の振幅中心電圧である。ま
た、本実施形態では、便宜上、データ信号Vid1〜Vid6について、振幅中心電圧V
cよりも高位側を正極性と、低位側を負極性と、それぞれ称している。
本実施形態では、画像データVidをシリアル−パラレル変換した後にアナログ変換す
る構成とするが、シリアル−パラレル変換前にアナログ変換しても良いのはもちろんであ
る。
便宜上、表示パネル100の構成について説明する。この表示パネル100は、電気光
学変化によって所定の画像を形成するものである。図2は、表示パネル100の電気的な
構成を示すブロック図であり、図3は、表示パネル100の画素の詳細な構成を示す図で
ある。この表示パネル100は、素子基板と共通電極が形成された対向基板とを一定の間
隙をもってシール材によって貼り合わせるとともに、この間隙に液晶を封止した構成とな
っている。
図2に示されるように、表示パネル100では、864行の走査線112が図において
X(水平)方向に延在する一方、1152(=192×6)列のデータ線114が図にお
いてY(垂直)方向に延在している。そして、これらの走査線112とデータ線114と
の交差部分に対応するように画素110が設けられている。したがって、画素110は、
表示領域100aにおいて縦864行×横1152列のマトリクス状に配列することにな
るが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
なお、本実施形態において、1152列のデータ線114は、6列毎にブロック化され
ている。説明の便宜上、左から数えて1、2、3、…、192番目のブロックを、それぞ
れB1、B2、B3、…、B192と表記する。
学変化によって所定の画像を形成するものである。図2は、表示パネル100の電気的な
構成を示すブロック図であり、図3は、表示パネル100の画素の詳細な構成を示す図で
ある。この表示パネル100は、素子基板と共通電極が形成された対向基板とを一定の間
隙をもってシール材によって貼り合わせるとともに、この間隙に液晶を封止した構成とな
っている。
図2に示されるように、表示パネル100では、864行の走査線112が図において
X(水平)方向に延在する一方、1152(=192×6)列のデータ線114が図にお
いてY(垂直)方向に延在している。そして、これらの走査線112とデータ線114と
の交差部分に対応するように画素110が設けられている。したがって、画素110は、
表示領域100aにおいて縦864行×横1152列のマトリクス状に配列することにな
るが、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
なお、本実施形態において、1152列のデータ線114は、6列毎にブロック化され
ている。説明の便宜上、左から数えて1、2、3、…、192番目のブロックを、それぞ
れB1、B2、B3、…、B192と表記する。
画素110の詳細な構成については、図3に示されるように、nチャネル型のTFT(
薄膜トランジスタ)116のソースがデータ線114に接続されるとともに、ドレインが
画素電極118に接続される一方、ゲートが走査線112に接続されている。
また、素子基板に形成された画素電極118に対向するように共通電極108が全画素
に対して共通に設けられる。そして、これらの画素電極118と共通電極108との間に
液晶105が挟持されている。このため、画素毎に、画素電極118、共通電極108お
よび液晶105からなる画素容量が構成されることになる。
なお、共通電極108には、電圧LCcomが印加されているが、その電位は、後述する
理由により、振幅中心電圧Vcよりも若干低位側に設定されている。
薄膜トランジスタ)116のソースがデータ線114に接続されるとともに、ドレインが
画素電極118に接続される一方、ゲートが走査線112に接続されている。
また、素子基板に形成された画素電極118に対向するように共通電極108が全画素
に対して共通に設けられる。そして、これらの画素電極118と共通電極108との間に
液晶105が挟持されている。このため、画素毎に、画素電極118、共通電極108お
よび液晶105からなる画素容量が構成されることになる。
なお、共通電極108には、電圧LCcomが印加されているが、その電位は、後述する
理由により、振幅中心電圧Vcよりも若干低位側に設定されている。
特に図示はしないが、両基板の各対向面には、液晶分子の長軸方向が両基板間で例えば
約90度連続的に捻れるようにラビング処理された配向膜がそれぞれ設けられる一方、両
基板の各背面側には配向方向に応じた偏光子がそれぞれ設けられる。
画素電極118と共通電極108との間を通過する光は、画素容量に印加される電圧実
効値がゼロであれば、液晶分子の捻れに沿って約90度旋光する一方、当該電圧実効値が
大きくなるにつれて、液晶分子が電界方向に傾く結果、その旋光性が消失する。このため
、例えば透過型において、入射側と背面側とに、配向方向に合わせて偏光軸が互いに直交
する偏光子をそれぞれ配置させると、当該電圧実効値がゼロに近ければ、光の透過率が最
大となって白色表示になる一方、電圧実効値が大きくなるにつれて透過する光量が減少し
て、ついには透過率が最小である黒色表示になる(ノーマリーホワイトモード)。
約90度連続的に捻れるようにラビング処理された配向膜がそれぞれ設けられる一方、両
基板の各背面側には配向方向に応じた偏光子がそれぞれ設けられる。
画素電極118と共通電極108との間を通過する光は、画素容量に印加される電圧実
効値がゼロであれば、液晶分子の捻れに沿って約90度旋光する一方、当該電圧実効値が
大きくなるにつれて、液晶分子が電界方向に傾く結果、その旋光性が消失する。このため
、例えば透過型において、入射側と背面側とに、配向方向に合わせて偏光軸が互いに直交
する偏光子をそれぞれ配置させると、当該電圧実効値がゼロに近ければ、光の透過率が最
大となって白色表示になる一方、電圧実効値が大きくなるにつれて透過する光量が減少し
て、ついには透過率が最小である黒色表示になる(ノーマリーホワイトモード)。
また、オフ時におけるTFT116を介した画素容量からの電荷リークの影響を少なく
するために、蓄積容量109が画素毎に形成されている。この蓄積容量109の一端は、
画素電極118(TFT116のドレイン)に接続される一方、その他端は、全画素にわ
たって容量線107に共通接続されている。この容量線107は、図2では図示省略され
ているが、時間的に一定の電位、例えば電源の低位側電圧Vssに保たれている。
なお、画素110におけるTFT116は、次に説明する走査線駆動回路130や、ブ
ロック選択回路140、サンプリングスイッチ151などと共通の製造プロセスで形成さ
れて、装置全体の小型化や低コスト化に寄与している。
するために、蓄積容量109が画素毎に形成されている。この蓄積容量109の一端は、
画素電極118(TFT116のドレイン)に接続される一方、その他端は、全画素にわ
たって容量線107に共通接続されている。この容量線107は、図2では図示省略され
ているが、時間的に一定の電位、例えば電源の低位側電圧Vssに保たれている。
なお、画素110におけるTFT116は、次に説明する走査線駆動回路130や、ブ
ロック選択回路140、サンプリングスイッチ151などと共通の製造プロセスで形成さ
れて、装置全体の小型化や低コスト化に寄与している。
ここで、共通電極108に印加される電圧LCcomは、理想的には電位VCであるが、
サンプリングスイッチ151が画素電極118をスイッチングするTFT116と同等の
薄膜トランジスタであるので、サンプリングスイッチ151を構成するTFTのゲート・
ドレイン間の寄生容量に起因して、オンからオフ時にドレイン(画素電極118)の電位
が低下する現象(プッシュダウン、突き抜け、フィールドスルーなどと呼ばれる)が発生
する。液晶の劣化を防止するために、画素容量では交流駆動が原則であるので、共通電極
108に対して高位側(正極性)と低位側(負極性)とで同一階調の交互書き込みをする
が、電圧LCcomを電圧VCに一致させた状態で、交互書き込みをすると、プッシュダウ
ンのために、画素容量の電圧実効値は、負極性書込の方が正極性書込よりも大きくなって
しまう。このため、同一階調で正極性・負極性書込をしても画素容量の電圧実効値が互い
に等しくなるように、共通電極108の電圧LCcomは、データ信号の振幅基準である電
圧VCよりも若干低めに設定されているのである。
サンプリングスイッチ151が画素電極118をスイッチングするTFT116と同等の
薄膜トランジスタであるので、サンプリングスイッチ151を構成するTFTのゲート・
ドレイン間の寄生容量に起因して、オンからオフ時にドレイン(画素電極118)の電位
が低下する現象(プッシュダウン、突き抜け、フィールドスルーなどと呼ばれる)が発生
する。液晶の劣化を防止するために、画素容量では交流駆動が原則であるので、共通電極
108に対して高位側(正極性)と低位側(負極性)とで同一階調の交互書き込みをする
が、電圧LCcomを電圧VCに一致させた状態で、交互書き込みをすると、プッシュダウ
ンのために、画素容量の電圧実効値は、負極性書込の方が正極性書込よりも大きくなって
しまう。このため、同一階調で正極性・負極性書込をしても画素容量の電圧実効値が互い
に等しくなるように、共通電極108の電圧LCcomは、データ信号の振幅基準である電
圧VCよりも若干低めに設定されているのである。
続いて、画素110が配列する表示領域100aの周辺には、走査線駆動回路130や
、ブロック選択回路140などの周辺回路が設けられている。
このうち、走査線駆動回路130は、図6に示されるように、順次排他的に1水平走査
期間にわたってHレベルになる走査信号G1、G2、G3、…、G864を、それぞれ1
行目、2行目、3行目、…、864行目の走査線112に供給するものである。
なお、走査線駆動回路130の詳細については、本発明と直接関連しないので省略する
が、1垂直走査期間(1F)の最初に供給されるとともに、クロック信号CLYの半周期
程度のパルス幅(Hレベル)を有する転送開始パルスDYを、当該クロック信号CLYの
レベルが遷移する(立ち上がる、または、立ち下がる)毎に順次シフトした形で走査信号
G1、G2、G3、…、G864として出力して、表示パネル100を垂直走査する構成
となっている。
、ブロック選択回路140などの周辺回路が設けられている。
このうち、走査線駆動回路130は、図6に示されるように、順次排他的に1水平走査
期間にわたってHレベルになる走査信号G1、G2、G3、…、G864を、それぞれ1
行目、2行目、3行目、…、864行目の走査線112に供給するものである。
なお、走査線駆動回路130の詳細については、本発明と直接関連しないので省略する
が、1垂直走査期間(1F)の最初に供給されるとともに、クロック信号CLYの半周期
程度のパルス幅(Hレベル)を有する転送開始パルスDYを、当該クロック信号CLYの
レベルが遷移する(立ち上がる、または、立ち下がる)毎に順次シフトした形で走査信号
G1、G2、G3、…、G864として出力して、表示パネル100を垂直走査する構成
となっている。
次に、ブロック選択回路140は、図6に示されるように、1水平走査期間の開始時に
供給されるとともに、クロック信号CLXの1周期程度のパルス幅(Hレベル)を有する
転送開始パルスDXを、クロック信号CLXのレベルが遷移する毎に順次シフトするとと
もに、そのパルス幅を狭めて、サンプリング信号S1、S2、S3、…、S192として
出力して、表示パネル100を水平走査するものである。
なお、走査信号やサンプリング信号のHレベルに相当する電圧は電源の高位側電圧Vdd
であり、Lレベルに相当する電圧は電源の低位側電圧Vssであって、この電圧Vssが接地
電位Gnd(電圧ゼロ)となっている(図7参照)。
供給されるとともに、クロック信号CLXの1周期程度のパルス幅(Hレベル)を有する
転送開始パルスDXを、クロック信号CLXのレベルが遷移する毎に順次シフトするとと
もに、そのパルス幅を狭めて、サンプリング信号S1、S2、S3、…、S192として
出力して、表示パネル100を水平走査するものである。
なお、走査信号やサンプリング信号のHレベルに相当する電圧は電源の高位側電圧Vdd
であり、Lレベルに相当する電圧は電源の低位側電圧Vssであって、この電圧Vssが接地
電位Gnd(電圧ゼロ)となっている(図7参照)。
サンプリング回路150は、データ線114の各々に対応して設けられたサンプリング
スイッチ151の集合体である。各サンプリングスイッチ151は、例えばnチャネル型
のTFTであり、そのドレインはデータ線114に接続されている。
ここで、同一ブロックに属するデータ線114に対応する6個のサンプリングスイッチ
151のゲートには、ブロックに対応するサンプリング信号が共通に供給される。例えば
、ブロックB4に属する19〜24列目のデータ線114に対応する6個のサンプリング
スイッチ151のゲートには、当該ブロックB4に対応するサンプリング信号S4が共通
に供給される。
スイッチ151の集合体である。各サンプリングスイッチ151は、例えばnチャネル型
のTFTであり、そのドレインはデータ線114に接続されている。
ここで、同一ブロックに属するデータ線114に対応する6個のサンプリングスイッチ
151のゲートには、ブロックに対応するサンプリング信号が共通に供給される。例えば
、ブロックB4に属する19〜24列目のデータ線114に対応する6個のサンプリング
スイッチ151のゲートには、当該ブロックB4に対応するサンプリング信号S4が共通
に供給される。
サンプリングスイッチ151のソースは、次のような関係でデータ信号Vid1〜Vi
d6が供給される6本の画像信号線171のいずれかに接続されている。
すなわち、図2において左から数えてj列目のデータ線114の一端にドレインが接続
されたサンプリングスイッチ151は、jを6で割った余りが「1」であるならば、その
ソースが、データ信号Vid1が供給される画像信号線171に接続され、同様に、jを
6で割った余りが「2」、「3」、「4」、「5」、「0」であるデータ線114にドレ
インが接続されたサンプリングスイッチ151は、そのソースが、データ信号Vid2〜
Vid6が供給される画像信号線171にそれぞれ接続されている。例えば、図2におい
て23列目のデータ線114にドレインが接続されたサンプリングスイッチ151のソー
スは、「23」を6で割った余りが「5」であるから、データ信号Vid5が供給される
画像信号線171に接続される。
なお、jは、データ線114の列を説明するための符号であり、本実施形態では1以上
1152以下の整数である。
d6が供給される6本の画像信号線171のいずれかに接続されている。
すなわち、図2において左から数えてj列目のデータ線114の一端にドレインが接続
されたサンプリングスイッチ151は、jを6で割った余りが「1」であるならば、その
ソースが、データ信号Vid1が供給される画像信号線171に接続され、同様に、jを
6で割った余りが「2」、「3」、「4」、「5」、「0」であるデータ線114にドレ
インが接続されたサンプリングスイッチ151は、そのソースが、データ信号Vid2〜
Vid6が供給される画像信号線171にそれぞれ接続されている。例えば、図2におい
て23列目のデータ線114にドレインが接続されたサンプリングスイッチ151のソー
スは、「23」を6で割った余りが「5」であるから、データ信号Vid5が供給される
画像信号線171に接続される。
なお、jは、データ線114の列を説明するための符号であり、本実施形態では1以上
1152以下の整数である。
ここで、あるサンプリング信号がHレベルになると、当該サンプリング信号に対応する
ブロックの6個のサンプリングスイッチ151がオンして、画像信号線171に供給され
ているデータ信号Vid1〜Vid6を、当該ブロックに属する6列のデータ線114に
サンプリングする。
ブロックの6個のサンプリングスイッチ151がオンして、画像信号線171に供給され
ているデータ信号Vid1〜Vid6を、当該ブロックに属する6列のデータ線114に
サンプリングする。
再び説明を図1に戻すと、走査制御回路52は、上位装置から供給されるドットクロッ
ク信号Dclk、垂直走査信号Vsおよび水平走査信号Hsから、転送開始パルスDXお
よびクロック信号CLXを生成してブロック選択回路140による水平走査を制御すると
ともに、転送開始パルスDYおよびクロック信号CLYを生成して、走査線駆動回路13
0による垂直走査を制御するものである。また、走査制御回路52は、上述したS/P変
換回路320に対して水平走査に同期するように相展開を制御するほか、増幅・反転回路
350に対して書込極性を、信号Polによって指定する。
ク信号Dclk、垂直走査信号Vsおよび水平走査信号Hsから、転送開始パルスDXお
よびクロック信号CLXを生成してブロック選択回路140による水平走査を制御すると
ともに、転送開始パルスDYおよびクロック信号CLYを生成して、走査線駆動回路13
0による垂直走査を制御するものである。また、走査制御回路52は、上述したS/P変
換回路320に対して水平走査に同期するように相展開を制御するほか、増幅・反転回路
350に対して書込極性を、信号Polによって指定する。
次に、電気光学装置10の書込動作について説明する。
本実施形態は画像補正回路330に特徴があるが、その画像補正回路330を説明する
前に、当該画像補正回路330が存在しない場合の動作、および、その動作に伴う不具合
について説明して、その後に、画像補正回路330が存在する場合に、その不具合がどの
ようにして解消されるのか、という流れで説明することにする。
本実施形態は画像補正回路330に特徴があるが、その画像補正回路330を説明する
前に、当該画像補正回路330が存在しない場合の動作、および、その動作に伴う不具合
について説明して、その後に、画像補正回路330が存在する場合に、その不具合がどの
ようにして解消されるのか、という流れで説明することにする。
図6は、本実施形態に係る電気光学装置10の垂直および水平走査を示すタイミングチ
ャートであり、図7は、連続する水平走査期間にわたって供給されるデータ信号の電圧波
形の例を示す図である。
上述したように、走査信号G1、G2、G3、…、G864が、図6に示されるように
、走査線駆動回路130によって1水平走査期間毎に順次排他的にHレベルになる。
各水平走査期間では、水平走査に同期して供給される画像データVidが、第1に、S
/P変換回路320によって6チャネルに分配されるとともに、時間軸に対して6倍に伸
長され、第2に、D/A変換回路群340によってそれぞれアナログ信号に変換され、第
3に、当該アナログ信号が、増幅・反転回路350によって正極性書込であれば電圧Vc
を基準に正転出力され、負極性書込であれば電圧Vcを基準にして反転出力される。
ャートであり、図7は、連続する水平走査期間にわたって供給されるデータ信号の電圧波
形の例を示す図である。
上述したように、走査信号G1、G2、G3、…、G864が、図6に示されるように
、走査線駆動回路130によって1水平走査期間毎に順次排他的にHレベルになる。
各水平走査期間では、水平走査に同期して供給される画像データVidが、第1に、S
/P変換回路320によって6チャネルに分配されるとともに、時間軸に対して6倍に伸
長され、第2に、D/A変換回路群340によってそれぞれアナログ信号に変換され、第
3に、当該アナログ信号が、増幅・反転回路350によって正極性書込であれば電圧Vc
を基準に正転出力され、負極性書込であれば電圧Vcを基準にして反転出力される。
ここで、走査信号G1がHレベルになる水平走査期間では、正極性で書き込みが行われ
るものとすると、当該水平走査期間において、増幅・反転回路350によるデータ信号V
id1〜Vid6の電圧は、画素を暗くさせるほど、電圧Vcよりも高位となる(図7参
照)。
一方、走査信号G1がHレベルになる水平走査期間では、転送開始パルスDXがブロッ
ク選択回路140によって順次シフトされるとともに、そのパルス幅が狭められて、サン
プリング信号S1、S2、S3、…、S192が出力される。
るものとすると、当該水平走査期間において、増幅・反転回路350によるデータ信号V
id1〜Vid6の電圧は、画素を暗くさせるほど、電圧Vcよりも高位となる(図7参
照)。
一方、走査信号G1がHレベルになる水平走査期間では、転送開始パルスDXがブロッ
ク選択回路140によって順次シフトされるとともに、そのパルス幅が狭められて、サン
プリング信号S1、S2、S3、…、S192が出力される。
走査信号G1がHレベルになる水平走査期間では、1行目の走査線112に位置する画
素110のTFT116において、ソース・ドレイン間が導通(オン)状態となる。一方
、サンプリング信号S1がHレベルになると、ブロックB1に属する1〜6列目のデータ
線114には、データ信号Vid1〜Vid6がそれぞれサンプリングされる。このため
、サンプリングされたデータ信号Vid1〜Vid6は、図2において上から数えて1行
目の走査線112と当該6本(左から数えて1〜6列目)のデータ線114と交差する画
素の画素電極118にそれぞれ印加されることになる。
この後、サンプリング信号S2がHレベルになると、今度は、ブロックB2に属する7
〜12列目のデータ線114には、データ信号Vid1〜Vid6がそれぞれサンプリン
グされて、これらのデータ信号Vid1〜Vid6が、1行目の走査線112と当該7〜
12列目のデータ線114と交差する画素の画素電極118にそれぞれ印加されることに
なる。
素110のTFT116において、ソース・ドレイン間が導通(オン)状態となる。一方
、サンプリング信号S1がHレベルになると、ブロックB1に属する1〜6列目のデータ
線114には、データ信号Vid1〜Vid6がそれぞれサンプリングされる。このため
、サンプリングされたデータ信号Vid1〜Vid6は、図2において上から数えて1行
目の走査線112と当該6本(左から数えて1〜6列目)のデータ線114と交差する画
素の画素電極118にそれぞれ印加されることになる。
この後、サンプリング信号S2がHレベルになると、今度は、ブロックB2に属する7
〜12列目のデータ線114には、データ信号Vid1〜Vid6がそれぞれサンプリン
グされて、これらのデータ信号Vid1〜Vid6が、1行目の走査線112と当該7〜
12列目のデータ線114と交差する画素の画素電極118にそれぞれ印加されることに
なる。
以下同様にして、サンプリング信号S3、S4、……、S192が順次排他的にHレベ
ルになると、ブロックB3、B4、…、B192に属する6列のデータ線114にデータ
信号Vid1〜Vid6の対応するものがそれぞれサンプリングされ、これらのデータ信
号Vid1〜Vid6が、1行目の走査線112と当該6列のデータ線114と交差する
画素の画素電極118にそれぞれ印加されることになる。これにより、第1行目の画素の
すべてに対する書き込みが完了することになる。その後、走査信号G1がLレベルになっ
てTFT116がオフしても、書き込まれた電圧は、画素容量や蓄積容量109によって
保持される。
ルになると、ブロックB3、B4、…、B192に属する6列のデータ線114にデータ
信号Vid1〜Vid6の対応するものがそれぞれサンプリングされ、これらのデータ信
号Vid1〜Vid6が、1行目の走査線112と当該6列のデータ線114と交差する
画素の画素電極118にそれぞれ印加されることになる。これにより、第1行目の画素の
すべてに対する書き込みが完了することになる。その後、走査信号G1がLレベルになっ
てTFT116がオフしても、書き込まれた電圧は、画素容量や蓄積容量109によって
保持される。
続いて、走査信号G2がHレベルになる期間について説明する。本実施形態では、上述
したように、走査線単位の極性反転が行われるので、この水平走査期間においては、負極
性書込が行われることになる。
一方、水平帰線期間において画像データVidは画素の黒色化を指定するが、直前の水
平有効表示期間では正極性書込であったので、データ信号Vid1〜Vid6は、図6に
示されるように、この水平帰線期間の略中心タイミングにおいて、画素電極118に印加
された場合に当該画素を最低階調の黒色とさせる正極性電圧Vb(+)から当該画素を最低階
調の黒色とさせる負極性電圧Vb(-)へと切り替わる。
なお、図7における電圧の関係について言及すると、電圧Vw(-)、Vg(-)は、画素電極
118に印加された場合に当該画素を、それぞれ最高階調の白色、中間階調である灰色と
させる負極性電圧である。一方、Vw(+)、Vg(+)は、画素電極118に印加された場合に
、それぞれ当該画素を最高階調の白色、中間階調である灰色とさせる正極性電圧であり、
電圧Vcを基準にしたときにVw(-)、Vg(-)と対称関係にある。
したように、走査線単位の極性反転が行われるので、この水平走査期間においては、負極
性書込が行われることになる。
一方、水平帰線期間において画像データVidは画素の黒色化を指定するが、直前の水
平有効表示期間では正極性書込であったので、データ信号Vid1〜Vid6は、図6に
示されるように、この水平帰線期間の略中心タイミングにおいて、画素電極118に印加
された場合に当該画素を最低階調の黒色とさせる正極性電圧Vb(+)から当該画素を最低階
調の黒色とさせる負極性電圧Vb(-)へと切り替わる。
なお、図7における電圧の関係について言及すると、電圧Vw(-)、Vg(-)は、画素電極
118に印加された場合に当該画素を、それぞれ最高階調の白色、中間階調である灰色と
させる負極性電圧である。一方、Vw(+)、Vg(+)は、画素電極118に印加された場合に
、それぞれ当該画素を最高階調の白色、中間階調である灰色とさせる正極性電圧であり、
電圧Vcを基準にしたときにVw(-)、Vg(-)と対称関係にある。
走査信号G2がHレベルになる水平走査期間の動作は、走査信号G1がHレベルになる
水平走査期間と同様であり、サンプリング信号S1、S2、S3、…、S192が順次排
他的にHレベルになり、これにより、第2行目の画素のすべてに対する書き込みが完了す
ることになる。ただし、走査信号G2がHレベルとなる水平走査期間は負極性書込である
ので、増幅・反転回路350は、6チャネルに分配伸長された信号を、負極性書込に対応
して、電圧Vcを基準に反転して出力する。このため、データ信号Vid1〜Vid6の
電圧は、画素を暗くさせるほど、電圧Vcよりも低位となる(図7参照)。
水平走査期間と同様であり、サンプリング信号S1、S2、S3、…、S192が順次排
他的にHレベルになり、これにより、第2行目の画素のすべてに対する書き込みが完了す
ることになる。ただし、走査信号G2がHレベルとなる水平走査期間は負極性書込である
ので、増幅・反転回路350は、6チャネルに分配伸長された信号を、負極性書込に対応
して、電圧Vcを基準に反転して出力する。このため、データ信号Vid1〜Vid6の
電圧は、画素を暗くさせるほど、電圧Vcよりも低位となる(図7参照)。
以下同様にして、走査信号G3、G4、…、G864がHレベルになって、第3行目、
第4行目、…、第864行目の画素に対して書き込みが行われることになる。これにより
、奇数行目の画素については正極性書込が行われる一方、偶数行目の画素については負極
性書込が行われて、この1垂直走査期間では、第1行目〜第864行目の画素のすべてに
わたって書き込みが完了することになる。
なお、データ信号Vid1〜Vid6は、水平帰線期間の略中心タイミングにおいて、
正極性書込の水平有効表示期間から負極性書込の水平有効表示期間に移行する場合には電
圧Vb(+)から電圧Vb(-)へ、負極性書込の水平有効表示期間から正極性書込の水平有効表
示期間に移行する場合には電圧Vb(-)から電圧Vb(+)へ、それぞれ切り替わる。
また、次の1垂直走査期間においても、同様な書き込みが行われるが、この際、各行の
画素に対する書込極性が入れ替えられる。すなわち、次の1垂直走査期間において、奇数
行目の画素については負極性書込が行われる一方、偶数行目の画素については正極性書込
が行われることになる。
このように、1垂直走査期間毎に画素に対する書込極性が入れ替えられるので、液晶1
05に直流成分が印加されることがなくなり、液晶105の劣化が防止される。
第4行目、…、第864行目の画素に対して書き込みが行われることになる。これにより
、奇数行目の画素については正極性書込が行われる一方、偶数行目の画素については負極
性書込が行われて、この1垂直走査期間では、第1行目〜第864行目の画素のすべてに
わたって書き込みが完了することになる。
なお、データ信号Vid1〜Vid6は、水平帰線期間の略中心タイミングにおいて、
正極性書込の水平有効表示期間から負極性書込の水平有効表示期間に移行する場合には電
圧Vb(+)から電圧Vb(-)へ、負極性書込の水平有効表示期間から正極性書込の水平有効表
示期間に移行する場合には電圧Vb(-)から電圧Vb(+)へ、それぞれ切り替わる。
また、次の1垂直走査期間においても、同様な書き込みが行われるが、この際、各行の
画素に対する書込極性が入れ替えられる。すなわち、次の1垂直走査期間において、奇数
行目の画素については負極性書込が行われる一方、偶数行目の画素については正極性書込
が行われることになる。
このように、1垂直走査期間毎に画素に対する書込極性が入れ替えられるので、液晶1
05に直流成分が印加されることがなくなり、液晶105の劣化が防止される。
ところで、このように書込動作が実行される電気光学装置10において、表示領域10
0aのすべての画素110を同一階調値の、例えば灰色に統一した表示をさせようとした
ときに、図9に示されるように縦スジ状のムラが表示されるのは、背景の技術で述べた通
りである。
この縦スジ状のムラの特徴について検討すると、相展開の周期である6列を単位として
発生しているが、画面の左右方向(水平走査方向)に依存して発生していることが認めら
れる。例えば、図9に示される例では、画面の左部分において、チャネル3に相当する画
素列は他の画素列とは階調と異なっているが、画面の中央部分では差が消失している。反
面、画面の中央側では、チャネル5に相当する画素列が、他の画素列と階調と異なり始め
、さらに、中央寄りとなると、別のチャネル2に相当する画素列が、他の画素列と階調と
異なり始めるが、画面の右側では、チャネル2、5における階調差が消失している。なお
、図9に示される表示ムラは、あくまでも一例である。
0aのすべての画素110を同一階調値の、例えば灰色に統一した表示をさせようとした
ときに、図9に示されるように縦スジ状のムラが表示されるのは、背景の技術で述べた通
りである。
この縦スジ状のムラの特徴について検討すると、相展開の周期である6列を単位として
発生しているが、画面の左右方向(水平走査方向)に依存して発生していることが認めら
れる。例えば、図9に示される例では、画面の左部分において、チャネル3に相当する画
素列は他の画素列とは階調と異なっているが、画面の中央部分では差が消失している。反
面、画面の中央側では、チャネル5に相当する画素列が、他の画素列と階調と異なり始め
、さらに、中央寄りとなると、別のチャネル2に相当する画素列が、他の画素列と階調と
異なり始めるが、画面の右側では、チャネル2、5における階調差が消失している。なお
、図9に示される表示ムラは、あくまでも一例である。
ここで、ムラが縦方向に発生する、ということは、各データ線114に対し、均等にサ
ンプリングされるべきデータ信号の電圧が、特定のデータ線114についてのみ、他のデ
ータ線114とは異なる、ということを示している。
ムラの発生するデータ線114に規則性がなければ、1〜1152列のすべてのデータ
線114に対応するように係数(補正係数)を予め記憶するとともに、当該係数でデータ
信号の電圧を補正する構成が考えられるが、この構成では、係数を記憶するための記憶回
路に要する容量が大きくなる。
そこで、本実施形態では、上記ムラの発生する特徴について着目して、データ信号の電
圧を、画像補正回路330によって補正する構成とした。この画像補正回路330は、概
略すると、すべてのデータ線114ではなく、奇数ブロックに属するデータ線114に対
応した係数だけを記憶するとともに、奇数ブロックが選択された場合には、選択された奇
数ブロックの係数を読み出して、当該係数を用いてデータ信号を補正する一方、偶数ブロ
ックが選択された場合には、選択された偶数ブロックの係数を、隣接する奇数ブロック属
の係数から補間して算出して、算出した係数でデータ信号を補正する、という内容となっ
ている。
ンプリングされるべきデータ信号の電圧が、特定のデータ線114についてのみ、他のデ
ータ線114とは異なる、ということを示している。
ムラの発生するデータ線114に規則性がなければ、1〜1152列のすべてのデータ
線114に対応するように係数(補正係数)を予め記憶するとともに、当該係数でデータ
信号の電圧を補正する構成が考えられるが、この構成では、係数を記憶するための記憶回
路に要する容量が大きくなる。
そこで、本実施形態では、上記ムラの発生する特徴について着目して、データ信号の電
圧を、画像補正回路330によって補正する構成とした。この画像補正回路330は、概
略すると、すべてのデータ線114ではなく、奇数ブロックに属するデータ線114に対
応した係数だけを記憶するとともに、奇数ブロックが選択された場合には、選択された奇
数ブロックの係数を読み出して、当該係数を用いてデータ信号を補正する一方、偶数ブロ
ックが選択された場合には、選択された偶数ブロックの係数を、隣接する奇数ブロック属
の係数から補間して算出して、算出した係数でデータ信号を補正する、という内容となっ
ている。
画像補正回路330の詳細の構成について説明する。図4は、画像補正回路330の構
成を示すブロック図である。
この図に示されるように、画像補正回路330は、読出回路3302と記憶回路330
4と補間回路3306とを含む。このうち、記憶回路3304の記憶内容は、図5に示さ
れる通りであり、奇数ブロックB1、B3、B5、…、B191においてチャネル1〜6
毎に正極性書込用と負極性書込用との係数がそれぞれ記憶されている。これらの係数は、
工場出荷時の検査時において、無補正で表示ムラを意図的に発生させた後、当該ムラをな
くすように設定されたものである。
成を示すブロック図である。
この図に示されるように、画像補正回路330は、読出回路3302と記憶回路330
4と補間回路3306とを含む。このうち、記憶回路3304の記憶内容は、図5に示さ
れる通りであり、奇数ブロックB1、B3、B5、…、B191においてチャネル1〜6
毎に正極性書込用と負極性書込用との係数がそれぞれ記憶されている。これらの係数は、
工場出荷時の検査時において、無補正で表示ムラを意図的に発生させた後、当該ムラをな
くすように設定されたものである。
読出回路3302は、水平走査信号Hsと、ドットクロックDclkと、信号Polと
によって、選択されるブロックであって書込極性に応じた係数を、記憶回路3304から
読み出すためのアドレスを指定するものである。
ここで、ドットクロックDclkの6周期分がブロックの選択周期に相当するので、読
出回路3302は、例えば水平走査信号Hsによってカウント結果をリセットするととも
に、ドットクロックDclkの6周期カウントする毎にカウント結果を1ずつアップカウ
ントして、当該カウント結果により現時点において選択されるブロックを知る構成となっ
ている。
によって、選択されるブロックであって書込極性に応じた係数を、記憶回路3304から
読み出すためのアドレスを指定するものである。
ここで、ドットクロックDclkの6周期分がブロックの選択周期に相当するので、読
出回路3302は、例えば水平走査信号Hsによってカウント結果をリセットするととも
に、ドットクロックDclkの6周期カウントする毎にカウント結果を1ずつアップカウ
ントして、当該カウント結果により現時点において選択されるブロックを知る構成となっ
ている。
読出回路3302は、原則的に、選択されるブロックが奇数ブロックであることが上記
カウント結果によって示される場合、当該奇数ブロックであって、信号Polによって指
定された書込極性に対応した係数を6チャネル分読み出す。例えばブロックB3が選択さ
れる場合であって、負極性書込である場合、読出回路3302は、図5に示されるように
、記憶回路3304から、チャネル(ch)1〜6の係数k1−3b〜k6−3bを読み
出す。一方、読出回路3302は、選択されるブロックが偶数ブロックである場合、当該
偶数ブロックに隣接する2つの奇数ブロックであって、信号Polによって指定された書
込極性に対応した係数を12チャネル分読み出す。
なお、例外的に、読出回路3302は、最終のブロックB192が選択される場合、ブ
ロックB189、B191であって、信号Polによって指定された書込極性に対応した
係数を12チャネル分読み出す。
さらに、読出回路3302は、選択されるブロック番号を補間回路3306に通知する
。
カウント結果によって示される場合、当該奇数ブロックであって、信号Polによって指
定された書込極性に対応した係数を6チャネル分読み出す。例えばブロックB3が選択さ
れる場合であって、負極性書込である場合、読出回路3302は、図5に示されるように
、記憶回路3304から、チャネル(ch)1〜6の係数k1−3b〜k6−3bを読み
出す。一方、読出回路3302は、選択されるブロックが偶数ブロックである場合、当該
偶数ブロックに隣接する2つの奇数ブロックであって、信号Polによって指定された書
込極性に対応した係数を12チャネル分読み出す。
なお、例外的に、読出回路3302は、最終のブロックB192が選択される場合、ブ
ロックB189、B191であって、信号Polによって指定された書込極性に対応した
係数を12チャネル分読み出す。
さらに、読出回路3302は、選択されるブロック番号を補間回路3306に通知する
。
補間回路3306は、原則的に、選択されるブロックが奇数ブロックであることが通知
された場合には、なんら処理することなく、記憶回路3304から読み出されたチャネル
1〜6の係数を、k1〜k6として出力する一方、選択されるブロックが偶数ブロックで
あることが通知された場合には、記憶回路3304から読み出された係数のうち、同一チ
ャネル同士の平均値をチャネル1〜6毎に算出して、係数k1〜k6として出力する。こ
れにより、偶数ブロックの係数については、当該偶数ブロックに隣接する2つの奇数ブロ
ックから内分補間によって算出される。
ただし、最終のブロックB192については、隣接するブロックが1つのみ(ブロック
B191のみ)であるので、選択されるブロックが最終のブロックB192であることが
通知された場合、例外的に、補間回路3306は、ブロックB189、B191における
同一チャネルの係数をチャネル1〜6毎に外分補間して、ブロックB192に相当する係
数を算出して、係数k1〜k6として出力する。
された場合には、なんら処理することなく、記憶回路3304から読み出されたチャネル
1〜6の係数を、k1〜k6として出力する一方、選択されるブロックが偶数ブロックで
あることが通知された場合には、記憶回路3304から読み出された係数のうち、同一チ
ャネル同士の平均値をチャネル1〜6毎に算出して、係数k1〜k6として出力する。こ
れにより、偶数ブロックの係数については、当該偶数ブロックに隣接する2つの奇数ブロ
ックから内分補間によって算出される。
ただし、最終のブロックB192については、隣接するブロックが1つのみ(ブロック
B191のみ)であるので、選択されるブロックが最終のブロックB192であることが
通知された場合、例外的に、補間回路3306は、ブロックB189、B191における
同一チャネルの係数をチャネル1〜6毎に外分補間して、ブロックB192に相当する係
数を算出して、係数k1〜k6として出力する。
画像補正回路330は、また、チャネル毎に乗算器3312および加算器3314を有
する。
ここで、チャネル1に対応する乗算器3312は、相展開された画像データVd1dと
チャネル1に対応する係数k1との乗算値とを補正値a1として出力し、チャネル1に対
応する加算器3314は、画像データVd1dを補正値a1で補正して、補正済みの画像
データVd1aとして出力する。
したがって、補正済みの画像データVd1aは、オリジナルの画像データVd1dで指
定される階調値と係数k1とを引数とする関数(乗算)によって得られた補正値a1で補
正されることになる。さらに、係数k1は、選択されるブロックが奇数である場合も偶数
である場合も、書込極性に応じたものが出力されるので、補正済みの画像データVd1a
は、書込極性も反映されて補正されることなる。
他のチャネルについても同様であり、補正済みの画像データVd2a〜Vd6aは、オ
リジナルの画像データVd2d〜Vd6dで指定される階調値と、係数k2〜k6を引数
とする関数(乗算)によって得られた補正値a2〜a6で補正されることになる。
する。
ここで、チャネル1に対応する乗算器3312は、相展開された画像データVd1dと
チャネル1に対応する係数k1との乗算値とを補正値a1として出力し、チャネル1に対
応する加算器3314は、画像データVd1dを補正値a1で補正して、補正済みの画像
データVd1aとして出力する。
したがって、補正済みの画像データVd1aは、オリジナルの画像データVd1dで指
定される階調値と係数k1とを引数とする関数(乗算)によって得られた補正値a1で補
正されることになる。さらに、係数k1は、選択されるブロックが奇数である場合も偶数
である場合も、書込極性に応じたものが出力されるので、補正済みの画像データVd1a
は、書込極性も反映されて補正されることなる。
他のチャネルについても同様であり、補正済みの画像データVd2a〜Vd6aは、オ
リジナルの画像データVd2d〜Vd6dで指定される階調値と、係数k2〜k6を引数
とする関数(乗算)によって得られた補正値a2〜a6で補正されることになる。
補正済みの画像データVd1a〜Vd6aで指定された階調値は、オリジナルの画像デ
ータVd1d〜Vd6dの表示ムラをなくす方向に補正したものであるので、当該補正済
みの画像データVd1a〜Vd6aをアナログに変換するとともに書込極性に応じて正転
・反転して、選択されるブロックのデータ線114にサンプリングして画素110に書き
込むと、図9に示されるような表示ムラが解消されることになる。
すなわち、本実施形態では、各チャネルの乗算器3312、加算器3314、D/A変
換回路群340および増幅・反転回路350によって、各チャネルに分配されたデータ信
号Vid1〜Vid6の電圧がそれぞれ補正される。
したがって、本実施形態によれば、図9に示されるような、相展開の周期である6列を
単位として、画面の水平走査方向に依存して発生する縦スジ状のムラを、記憶回路330
4の記憶容量を少なく抑えた上で解消することができる。
ータVd1d〜Vd6dの表示ムラをなくす方向に補正したものであるので、当該補正済
みの画像データVd1a〜Vd6aをアナログに変換するとともに書込極性に応じて正転
・反転して、選択されるブロックのデータ線114にサンプリングして画素110に書き
込むと、図9に示されるような表示ムラが解消されることになる。
すなわち、本実施形態では、各チャネルの乗算器3312、加算器3314、D/A変
換回路群340および増幅・反転回路350によって、各チャネルに分配されたデータ信
号Vid1〜Vid6の電圧がそれぞれ補正される。
したがって、本実施形態によれば、図9に示されるような、相展開の周期である6列を
単位として、画面の水平走査方向に依存して発生する縦スジ状のムラを、記憶回路330
4の記憶容量を少なく抑えた上で解消することができる。
なお、上述した実施形態では、奇数ブロックの係数を記憶回路3304に記憶させたが
、偶数ブロックの係数を記憶するとともに、奇数ブロックの係数については、隣接する偶
数ブロックの係数から補間することにより求めても良い。
また、実施形態では、奇数ブロックの係数を記憶する構成として、記憶するブロックの
間隔を「2」としたが、「2」以上としても良い。例えば、ブロックB1、B5、B9、
B13、…、のように記憶するブロックの間隔を「4」としても良いし、間隔を一定でな
くても良い。
、偶数ブロックの係数を記憶するとともに、奇数ブロックの係数については、隣接する偶
数ブロックの係数から補間することにより求めても良い。
また、実施形態では、奇数ブロックの係数を記憶する構成として、記憶するブロックの
間隔を「2」としたが、「2」以上としても良い。例えば、ブロックB1、B5、B9、
B13、…、のように記憶するブロックの間隔を「4」としても良いし、間隔を一定でな
くても良い。
実施形態では、垂直走査方向がG1→G864の下方向であり、水平走査方向がS1→
S192の右方向であったが、後述するプロジェクタや回転可能な表示装置とする場合に
対処するために、走査方向を切替可能な構成としても良い。
また、実施形態にあっては、6列のデータ線114をブロック化して、画像データVd
1d〜Vd6dの6チャネルに変換する相展開駆動方式としたが、チャネル数および同時
に印加するデータ線数(すなわち、1ブロックに属するデータ線数)は、「6」に限られ
るものではない。
さらに、データ信号供給回路300は、ディジタルの画像データVidを処理するもの
としたが、アナログの画像信号を処理する構成としても良い。また、実施形態にあっては
、共通電極108と画素電極118との電圧実効値が小さい場合に白色表示を行うノーマ
リーホワイトモードとして説明したが、黒色表示を行うノーマリーブラックモードとして
も良い。
S192の右方向であったが、後述するプロジェクタや回転可能な表示装置とする場合に
対処するために、走査方向を切替可能な構成としても良い。
また、実施形態にあっては、6列のデータ線114をブロック化して、画像データVd
1d〜Vd6dの6チャネルに変換する相展開駆動方式としたが、チャネル数および同時
に印加するデータ線数(すなわち、1ブロックに属するデータ線数)は、「6」に限られ
るものではない。
さらに、データ信号供給回路300は、ディジタルの画像データVidを処理するもの
としたが、アナログの画像信号を処理する構成としても良い。また、実施形態にあっては
、共通電極108と画素電極118との電圧実効値が小さい場合に白色表示を行うノーマ
リーホワイトモードとして説明したが、黒色表示を行うノーマリーブラックモードとして
も良い。
上述した実施形態では、液晶としてTN型を用いたが、BTN(Bi-stable Twisted Ne
matic)型・強誘電型などのメモリ性を有する双安定型や、高分子分散型、さらには、分
子の長軸方向と短軸方向とで可視光の吸収に異方性を有する染料(ゲスト)を一定の分子
配列の液晶(ホスト)に溶解して、染料分子を液晶分子と平行に配列させたGH(ゲスト
ホスト)型などの液晶を用いても良い。
また、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する一方、電圧印加
時には液晶分子が両基板に対して水平方向に配列する、という垂直配向(ホメオトロピッ
ク配向)の構成としても良いし、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して水平方向に
配列する一方、電圧印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する、という平
行(水平)配向(ホモジニアス配向)の構成としても良い。このように、本発明では、液
晶や配向方式として、種々のものに適用することが可能である。
matic)型・強誘電型などのメモリ性を有する双安定型や、高分子分散型、さらには、分
子の長軸方向と短軸方向とで可視光の吸収に異方性を有する染料(ゲスト)を一定の分子
配列の液晶(ホスト)に溶解して、染料分子を液晶分子と平行に配列させたGH(ゲスト
ホスト)型などの液晶を用いても良い。
また、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する一方、電圧印加
時には液晶分子が両基板に対して水平方向に配列する、という垂直配向(ホメオトロピッ
ク配向)の構成としても良いし、電圧無印加時には液晶分子が両基板に対して水平方向に
配列する一方、電圧印加時には液晶分子が両基板に対して垂直方向に配列する、という平
行(水平)配向(ホモジニアス配向)の構成としても良い。このように、本発明では、液
晶や配向方式として、種々のものに適用することが可能である。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を用いた電子機器の一例として、上述した
表示パネル100をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図8は、
このプロジェクタの構成を示す平面図である。この図に示されるように、プロジェクタ2
100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット2102が設けら
れている。このランプユニット2102から射出された投射光は、内部に配置された3枚
のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)、G(緑
)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100G
および100Bにそれぞれ導かれる。なお、B色の光は、他のR色やG色と比較すると、
光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2122、リレーレンズ2123お
よび出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121を介して導かれる。
表示パネル100をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図8は、
このプロジェクタの構成を示す平面図である。この図に示されるように、プロジェクタ2
100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット2102が設けら
れている。このランプユニット2102から射出された投射光は、内部に配置された3枚
のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)、G(緑
)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100G
および100Bにそれぞれ導かれる。なお、B色の光は、他のR色やG色と比較すると、
光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2122、リレーレンズ2123お
よび出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121を介して導かれる。
ここで、ライトバルブ100R、100Gおよび100Bの構成は、上述した実施形態
における表示パネル100と同様であり、処理回路(図8では省略)から供給されるR、
G、Bの各色に対応する画像信号でそれぞれ駆動されるものである。すなわち、このプロ
ジェクタ2100では、表示パネル100を含む電気光学装置が、R、G、Bの各色に対
応して3組設けられた構成となっている。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイク
ロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム
2112において、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色の光は直進する。
したがって、各色の画像が合成された後、スクリーン2120には、投射レンズ2114
によってカラー画像が投射されることとなる。
における表示パネル100と同様であり、処理回路(図8では省略)から供給されるR、
G、Bの各色に対応する画像信号でそれぞれ駆動されるものである。すなわち、このプロ
ジェクタ2100では、表示パネル100を含む電気光学装置が、R、G、Bの各色に対
応して3組設けられた構成となっている。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイク
ロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム
2112において、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色の光は直進する。
したがって、各色の画像が合成された後、スクリーン2120には、投射レンズ2114
によってカラー画像が投射されることとなる。
なお、ライトバルブ100R、100Gおよび100Bには、ダイクロイックミラー2
108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設
ける必要はない。また、ライトバルブ100R、100Bの透過像は、ダイクロイックミ
ラー2112により反射した後に投射されるのに対し、ライトバルブ100Gの透過像は
そのまま投射されるので、ライトバルブ100R、100Bによる水平走査方向は、ライ
トバルブ100Gによる水平走査方向と逆向きにして、左右を反転させた像を表示する構
成となっている。
108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設
ける必要はない。また、ライトバルブ100R、100Bの透過像は、ダイクロイックミ
ラー2112により反射した後に投射されるのに対し、ライトバルブ100Gの透過像は
そのまま投射されるので、ライトバルブ100R、100Bによる水平走査方向は、ライ
トバルブ100Gによる水平走査方向と逆向きにして、左右を反転させた像を表示する構
成となっている。
電子機器としては、図8を参照して説明した他にも、テレビジョンや、ビューファイン
ダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子
手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジ
タルスチルカメラ、携帯電話機、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして
、これらの各種の電子機器に対して上述した電気光学装置が適用可能なのは言うまでもな
い。
ダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子
手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジ
タルスチルカメラ、携帯電話機、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして
、これらの各種の電子機器に対して上述した電気光学装置が適用可能なのは言うまでもな
い。
100…表示パネル、105…液晶、110…画素、112…走査線、114…データ
線、116…TFT、118…画素電極、130…走査線駆動回路、140…ブロック選
択回路、150…サンプリング回路、151…サンプリングスイッチ、300…データ信
号供給回路、330…画像補正回路、2100…プロジェクタ、3302…読出回路、3
304…記憶回路、3306…補間回路、3312…乗算器、3314…加算器
線、116…TFT、118…画素電極、130…走査線駆動回路、140…ブロック選
択回路、150…サンプリング回路、151…サンプリングスイッチ、300…データ信
号供給回路、330…画像補正回路、2100…プロジェクタ、3302…読出回路、3
304…記憶回路、3306…補間回路、3312…乗算器、3314…加算器
Claims (6)
- 複数の走査線と複数のデータ線とに対応して設けられるとともに、走査線が選択された
ときに、データ線の電圧に応じた階調となる画素と、
走査線を予め定められた順番で選択する走査線駆動回路と、
走査線が選択された期間にわたって、複数のデータ線からなるブロックを順次選択する
ブロック選択回路と、
前記ブロックを構成するデータ線数の系列に対応して設けられ、選択された走査線及び
ブロックに属するデータ線とに対応する画素の階調に応じた電圧のデータ信号が、それぞ
れ供給される複数の画像信号線と、
前記データ線の各々に設けられ、前記画像信号線に供給されたデータ信号を、選択され
たブロックに属するデータ線にサンプリングするサンプリングスイッチと
を有する表示パネルに、データ信号を供給するデータ信号供給回路であって、
ブロックと系列に対応して係数を記憶する記憶回路と、
前記ブロック選択回路により選択されるブロックに応じた係数を系列毎に前記記憶回路
から読み出す読出回路と、
所定の順序で各系列に分配されたデータ信号の電圧を、読み出された係数のうち、対応
する系列の係数で規定される補正量でそれぞれ補正する補正回路と
を有することを特徴とするデータ信号供給回路。 - 前記記憶回路は、系列に対応する係数を、前記電気光学装置のブロックよりも、少ない
数のブロックに対応して記憶し、
前記ブロック選択回路により選択されるブロックに応じた係数が前記記憶回路に記憶さ
れていない場合には、当該選択ブロックに応じた係数を、当該選択ブロックに隣接するブ
ロックに対応した係数から補間して求める補間回路を
有することを特徴とする請求項1に記載のデータ信号供給回路。 - 前記補正回路は、補正前のデータ信号で指定される階調値と係数とを引数とする関数で
補正量を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ信号供給回路。 - 複数の走査線と複数のデータ線とに対応して設けられるとともに、走査線が選択された
ときに、データ線の電圧に応じた階調となる画素と、
走査線を予め定められた順番で選択する走査線駆動回路と、
走査線が選択された期間にわたって、複数のデータ線からなるブロックを順次選択する
ブロック選択回路と、
前記ブロックを構成するデータ線の各々に対応して設けられ、選択された走査線及びブ
ロックに属するデータ線とに対応する画素の階調に応じた電圧のデータ信号を、それぞれ
供給する複数の画像信号線と、
前記データ線の各々に設けられ、前記画像信号線に供給されたデータ信号を、選択され
たブロックに属するデータ線にサンプリングするサンプリングスイッチと
を有する表示パネルに、データ信号を供給するデータ信号供給方法であって、
ブロックと系列に対応して係数を予め記憶し、
選択されるブロックに応じた係数を系列毎に読み出すとともに、所定の順序で各系列に
分配されたデータ信号の電圧を、対応する系列の係数で規定される補正量でそれぞれ補正
して、対応する系列の画像信号線に供給する
ことを特徴とする電気光学装置のデータ信号供給方法。 - 表示パネルと、前記表示パネルにデータ信号を供給するデータ信号供給回路とを有する
電気光学装置であって、
前記表示パネルは、
複数の走査線と複数のデータ線とに対応して設けられるとともに、走査線が選択された
ときに、データ線の電圧に応じた階調となる画素と、
走査線を予め定められた順番で選択する走査線駆動回路と、
走査線が選択された期間にわたって、複数のデータ線からなるブロックを順次選択する
ブロック選択回路と、
前記ブロックを構成するデータ線数の系列に対応して設けられ、選択された走査線及び
ブロックに属するデータ線とに対応する画素の階調に応じた電圧のデータ信号が、それぞ
れ供給される複数の画像信号線と、
前記データ線の各々に設けられ、前記画像信号線に供給されたデータ信号を、選択され
たブロックに属するデータ線にサンプリングするサンプリングスイッチと、
を有し、
前記データ信号供給回路は、
ブロックと系列に対応して係数を記憶する記憶回路と、
前記ブロック選択回路により選択されるブロックに応じた係数を系列毎に前記記憶回路
から読み出す読出回路と、
所定の順序で各系列に分配されたデータ信号の電圧を、読み出された係数のうち、対応
する系列の係数で規定される補正量でそれぞれ補正する補正回路と
を有することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項5に記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005090776A JP2006276119A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | データ信号供給回路、供給方法、電気光学装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005090776A JP2006276119A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | データ信号供給回路、供給方法、電気光学装置および電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006276119A true JP2006276119A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37210992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005090776A Withdrawn JP2006276119A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | データ信号供給回路、供給方法、電気光学装置および電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006276119A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104064156A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-24 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种显示面板灰阶校正方法 |
JP2016085344A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、画像処理装置、及び、表示装置の制御方法 |
-
2005
- 2005-03-28 JP JP2005090776A patent/JP2006276119A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104064156A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-24 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种显示面板灰阶校正方法 |
US9530343B2 (en) | 2014-06-23 | 2016-12-27 | Shenzhen China Star Optoelectronics Technology Co., Ltd. | Method for correcting gray-scale of display panel |
JP2016085344A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、画像処理装置、及び、表示装置の制御方法 |
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---|---|---|---|
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