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JP2006254363A - 情報送信装置、情報送信方法、情報受信装置、情報受信方法及びプログラム提供媒体 - Google Patents

情報送信装置、情報送信方法、情報受信装置、情報受信方法及びプログラム提供媒体 Download PDF

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JP2006254363A JP2005071672A JP2005071672A JP2006254363A JP 2006254363 A JP2006254363 A JP 2006254363A JP 2005071672 A JP2005071672 A JP 2005071672A JP 2005071672 A JP2005071672 A JP 2005071672A JP 2006254363 A JP2006254363 A JP 2006254363A
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Abstract

【課題】 衛星放送による番組をトランスモジュレーション方式(変調変換方式)を用いてケーブルテレビに再送信する送受信システムにおいて、一定の時間、特定の番組を簡易に視聴できない状態にできるようにする。
【解決手段】 QPSK復調回路32Bで復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)をPSI変換回路32Dで書き換えてからQAM変調回路32Fで変調する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、情報送信装置及び情報送信方法、情報受信装置及び情報受信方法並びにプログラム提供媒体に関し、特に、デジタル衛星放送の信号をケーブルテレビ網を介して再配信するための情報送信装置、情報送信方法、情報受信装置、情報受信方法及びプログラム提供媒体に関する。
最近、いわゆるケーブルテレビが難視聴地域以外においても多チャンネルメディアとして普及し始めている。図16は、ケーブルテレビ受信機の一例を示している。データ受信部71は、ケーブルテレビ局より送出されるケーブルテレビ信号から受信機制御用信号を抽出し、ホストプロセッサ72に供給する。なお、このケーブルテレビ信号はアナログ放送波である。ホストプロセッサ72は、受信機制御用信号や視聴者の選局操作に基づいて受信機全体を制御する。受信チューナ73は、ケーブルテレビ信号から視聴者が選局した番組の信号を抽出してデスクランブラ74に出力する。デスクランブラ74は、AM検波回路77から供給される同期信号を用いて番組信号のスクランブルを解除し、映像検波回路75とAM検波回路77に出力する。映像検波回路75は、番組信号から映像信号を抽出して復調し、番組信号の残りをFM検波回路76に出力する。FM検波回路76は、音声信号を復調する。
上述したように、ケーブルテレビにおいて、情報 (映像信号、音声信号、及び制御用信号) は、アナログ信号として送出されている。したがって、情報を圧縮し、多重化する処理を施すことができないので、ケーブルテレビにおいて供給することができるチャンネル(番組)数は60チャンネル程度となっている。
ところで、現在、普及しつつあるデジタル多チャンネル衛星放送 (例えば、SKYPerfecTV!(商標)) においては、100チャンネル以上の放送が実現されており、市場のニーズとして、ケーブルテレビに対しても一層の多チャンネル化が望まれている。
さて、ケーブルテレビにおける一層の多チャンネル化を実現するためには、ケーブルテレビ局において、全ての信号をデジタル化することにより、映像を圧縮して多重化することが考えられるが、これは、ケーブルテレビ局の設備投資、及びランニングコスト等を考慮すると実現困難である。そこで、ケーブルテレビ網に、例えば、SKYPerfecTV!(商標)のようなデジタル多チャンネル衛星放送を再配信することにより、ケーブルテレビにおける一層の多チャンネル化を実現する方法が考えられる。
ここで、デジタル多チャンネル衛星放送システムについて図17を参照して説明する。衛星放送サービス事業者101の送信部111は番組供給事業者から供給されたMPEG圧縮されている番組情報にスクランブルを施して、電子番組案内情報(EPG:Electoric Program Guide) 、及び視聴者管理情報等のサービス情報とともに多重化し、直線偏波のCS波として通信衛星102に向けて送信する。このCS波は、通信衛星102を介してCSアンテナ181に受信され、受信機182に供給される。受信機182は、CS波から所定の番組情報を抽出してテレビジョン受像機106に出力する。視聴者管理部112は、視聴者にICカード160を発行する。視聴者管理部112の鍵管理部113は、ICカード160に対応した視聴可能な番組を管理する。視聴情報処理部114は、受信機82から通知された視聴情報に基づいて視聴料を計算し、顧客管理部115に通知する。顧客管理部115は、視聴者に視聴料の請求を行う。
図18は、受信機182の詳細な構成を示している。衛星フロントエンド部191の受信チューナ192は、CS波から所定の番組を含むトランスポート・ストリーム(TS:Transport Stream)を含む放送波を抽出し、QPSK復調回路193に出力するようになされている。QPSK復調回路193は、入力された放送波をQPSK復調して誤り訂正回路194に出力する。誤り訂正回路194は、放送波を復調して得られたTSの誤り情報を訂正し、トランスポート部155に出力する。トランスポート部155のデスクランブラ156は、衛星放送サービス事業者101の送信部111においてスクランブルが施されたTSを、衛星放送サービス事業者101が発行したICカード160に記録されているデスクランブル情報を用いて復号(デスクランブル)し、デマルチプレクサ157に出力する。
デマルチプレクサ157は、多重化されているプログラム仕様情報(PSI:Program Specific Information)を基に、所定の番組の情報を抽出してMPEGデコーダ部158に供給する。MPEGデコーダ部158は、入力された番組をMPEG伸張し、映像信号と音声信号を生成してテレビジョン受像機106に出力する。
ホストプロセッサ159は、視聴者の操作に対応して、受信機182全体を制御するとともに、受信した有料番組の情報(番組視聴情報)をICカード160に記録する。また、ホストプロセッサ159は、ICカード160に記録されているデスクランブル情報を読み出してデスクランブラ156に供給する。さらに、ホストプロセッサ159は、通信部161を制御して、定期的にICカード160に記録された番組視聴情報を視聴情報管理部114に通知する。視聴情報管理部114は、入力された視聴情報に基づいて、視聴料を計算し、顧客管理部115に通知する。
ところで、デジタル多チャンネル衛星放送信号をケーブルテレビ網に配信するには、ケーブルテレビ局103において、デジタル多チャンネル衛星放送信号を受信し、多重化された信号を分離して、再度、多重化させる等の処理が必要となり、その設備には多大な費用がかかる。また、デジタル多チャンネル衛星放送信号を変調変換方式により、ケーブル局や共聴施設に再送出する場合、受信機における受信動作の必要上、少なくともネットワーク情報中の周波数情報及び番組情報は、ケーブル局や共聴施設での再送出内容に合うものに変換される必要がある。
そこで、デジタル衛星放送において放送されている番組を変調変換方式により、ケーブルテレビ網に配信する場合、衛星系伝送路からのデジタル放送信号よりネットワーク情報(NIT:Network Information Table)のみを再送信される有線系伝送路に適合させた情報に置き換えることで、ローカルエリアにおいて、再送信する番組と、再送信しない番組を制御していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−5729号公報
ところで、衛星放送による番組をケーブルテレビで再送信する場合、地上波放送で同様な番組を送信している時間帯には、番組の権利処理の問題から、再送信できないことがある。
従来、アナログ放送の場合、ケーブルテレビ局では、このような問題には他の番組に差し替えることで対応していた。
しかしながら、上述のように衛星系伝送路からのデジタル放送信号よりネットワーク情報(Network Information Table = NIT)のみを再送信される有線系伝送路に適合させた情報に置き換えることで、ローカルエリアにおいて、再送信する番組と、再送信しない番組を制御するのでは、例えば、再送信している番組を一定の時間だけ、ローカルエリア内の全ての受信機で視聴できなくすることは容易ではなかった。
NITの書き換えにより一定時間の間番組の存在を削除する方法では、チャンネル番号をリモートコントローラ等で直接指定しても受信機では指定番組なしと判断して、受信することができない。EPGなどの番組案内表にも表示されないため、視聴者からは、「その番組は存在しないもの」しか認識されない。
また、視聴制限時間中では、その番組の視聴予約や録画予約などの受信機操作を行うことができない。例えば、視聴制限時間解除後に、その番組を録画するために録画予約しようとしても、その操作はできないことになる。
さらに、視聴制限したい番組が、受信機で受信中であった場合、一旦、チャンネル切替やEPG表示など、受信機でNIT情報を再取得動作が行われないと、制限をかけても、そのまま視聴可能となってしまう。
上記視聴制限の目的は、「番組の存在をなくす」ことではなく、番組は存在するが「視聴できなくすること、すなわち、休止状態にする」ことにあるが、従来の処理では上記要求を満たしていない。
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、衛星放送による番組をトランスモジュレーション方式(変調変換方式)を用いてケーブルテレビに再送信する送受信システムにおいて、一定の時間、特定の番組を簡易に視聴できない休止状態にできるようにすることにある。
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
本発明は、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報送信装置であって、デジタル衛星放送の信号を受信する受信手段と、上記受信手段が受信した信号を復調する復調手段と、上記復調手段が復調した信号を変調する変調手段とを備え、上記変調手段は、上記復調手段が復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換える機能を有することを特徴とする。
また、本発明は、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報送信方法であって、デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、上記受信ステップが受信した信号を復調する復調ステップと、上記復調ステップで復調した信号を変調する変調ステップとを有し、上記変調ステップでは、上記復調ステップで復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることを特徴とする。
また、本発明は、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報送信装置の動作を制御する制御プログラムを提供するプログラム提供媒体であって、上記制御プログラムは、デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、上記受信ステップが受信した信号を復調する復調ステップと、上記復調ステップで復調した信号を変調する変調ステップとを有し、上記変調ステップにおいて、上記復調ステップで復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換える処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることにより視聴制限を行う機能を有するトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報受信装置であって、デジタル衛星放送の信号を受信する受信手段と、上記受信手段が受信した信号を復調する復調手段とを備え、上記復調手段は、視聴制限された番組の表示を禁止する機能を有することを特徴とする。
また、本発明は、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることにより視聴制限を行う機能を有するトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報受信方法であって、デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、上記受信ステップで受信した信号を復調する復調ステップとを有し、上記復調ステップにおいて、視聴制限された番組の表示を禁止することを特徴とする。
さらに、本発明は、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることにより視聴制限を行う機能を有するトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報受信装置の動作を制御する制御プログラムを提供するプログラム提供媒体であって、上記制御プログラムは、デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、上記受信ステップで受信した信号を復調する復調ステップとを有し、上記復調ステップにおいて、視聴制限された番組の表示を禁止することを特徴とする。
本発明では、衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレーション方式で、ケーブルテレビなどの有線系伝送路に配信する送受信システムにおいて、特定の番組を一定の時間、簡易に視聴制限することができる。これにより、番組視聴に関する権利処理の問題により、番組を再送信している特定のローカルエリアにおいて、問題に該当する番組を視聴させたくない一定の時間だけ、ローカルエリア内の再送信ネットワークにつながっている全ての受信機で視聴できなくすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本発明は、例えば図1に示すような構成のケーブル伝送システム100に適用される。
本明細書においてシステムの用語は、複数の装置、手段などにより構成される全体的な装置を意味するものである。
このケーブル伝送システム100は、衛星放送サービス事業者1から通信衛星2を介して送信されてくるデジタル放送信号等をケーブルテレビ局3が受信して、ケーブルテレビ局3からケーブルテレビ網4を介して視聴者宅5の受信機6に配信するようになっている。
なお、上記衛星放送サービス事業者1から通信衛星2を介して送信されてくるデジタル放送信号等を視聴者宅7の受信機8で直接受信して視聴することもできる。
このケーブル伝送システムにおいて、衛星放送サービス事業者1は、番組供給事業者から供給されたMPEG圧縮されている番組情報にスクランブルを施して、電子番組案内情報(EPG:Electoric Program Guide) 、及び視聴者管理情報等のサービス情報とともに多重化し、直線偏波のCS波として通信衛星2に向けて送信する。
ケーブルテレビ局3は、通信衛星2から送られてくる電波で送られてくるデジタル放送を再送信装置であるトランスモジュレータ30で一旦受信し、装置の制御用PCを用いて受信したデジタル放送信号に含まれるプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information) の一部であるネットワーク情報(NIT:Network Information Table)及びプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を有線系での再送信に適合するように書き換えて、ケーブルテレビ網4を介して視聴者宅5の受信機6に配信する。
そして、視聴者宅5の受信機6は、上記トランスモジュレータ30から再送信されたデジタル放送信号を受信し、受信信号中のNITに従い、視聴者に視聴させるために再送信している番組の映像・音声を復調して出力する。ここで、視聴者宅5の受信機6は、PMTが書き換えられている場合、視聴者に視聴させるために再送信している番組であっても一時的にその映像・音声を出力しなくなる。再送信を行っているローカルエリア内の特定の受信機だけでなく、全ての受信機で同時に視聴できなくなる。
ここで、通信衛星2より送られてくるデジタル放送信号について説明する。この実施の形態において、このデジタル放送信号は、DVB(Digital Video Broadcasting)システムに対応したものである。図2の(B)はDVBシステムにおけるデジタル放送データのフレーム構成を示しており、8個のMPEG2トランスポートパケット(図2の(A)参照)で1フレームが構成されている。この場合、パケット内の同期バイト(=47H)を用い、8パケットに1回同期バイトを反転 (=B8H) させてフレーム同期を得る構成となっている。なお、各MPEG2トランスポートパケット(MPEG2TSパケット)には、リードソロモン (204,188) による誤り訂正符号が付加される。図2の(B)に示すデジタル放送データがQPSK(Quadrature Phase Shift Keying) 変調され、その後に、通信衛星のアップリンクで使用される周波数帯に周波数変換されて通信衛星2より送信されてくるデジタル放送信号となる。
図3は、MPEG2トランスポートパケットのパケット構成を示しており、188バイトのうち先頭の4バイトはパケットヘッダを構成している。パケットヘッダには該当パケットの個別ストリーム(データ列)の属性を示すパケット識別子(PID: Packet Identification)が配されている。MPEG2トランスポートパケットのペイロード(データ部)には、図4にパケット構成を示すPES(Packetized Elementary Stream)パケットが再分割されて配されるとともに、さらにMPEG2システムの中で規定されているプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)としてのプログラム・アソシエーション・テーブル(PAT: Program Association Table) 、プログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table) 、ネットワーク・インフォメーション・テーブル(NIT: Network Information Table) 等のテーブル類もセクション形式によって配される。
ここで、PSIは簡便な選局操作及びプログラム選択を実現するために必要な情報である。PATは各プログラム番号(16ビット)毎に、そのプログラムを構成するパケットの情報を伝送するPMTのPIDを示すものであり、図5はPATのテーブル構造を示している。PAT自体のPIDとしては、固定的にPID=“0x0000”が割り当てられる。
主な内容について説明する。テーブルIDは、テーブルの種別を示すものであって、PATでは“0x00”(16進表記)である。TS ID は、ストリーム(多重化された符号化データ)を識別するものであって、衛星の場合はトランスポンダに相当する。バージョン番号は、テーブルの内容が更新される都度加算される。カレント・ネクスト・インジケータは、新旧バージョンを同時に伝送する際の識別に用いられる。プログラム番号は、個々のチャネルを識別するものである。ネットワークPIDは、プログラム番号が“0x0000”の場合に、NITのPIDを示すものである。プログラム・マップPIDは、PMTのPIDを示すものである。
また、PMTは、各プログラム番号毎に、そのプログラムを構成する映像、音声、付加データ等のストリームが伝送されるパケットのPIDを示すものである。PMT自体のPIDは、上述したようにPATで指定される。図6は、PMTのテーブル構造を示している。PATと重複しない主な内容について説明する。テーブルIDは、テーブルの種別を示すものであって、PMTでは“0x02”である。PCR PIDは復号する際の基準となるクロック(PCR:Program ClockReference)が含まれるパケットのPIDを示すものである。ストリーム・タイプは、映像、音声、付加データ等、ストリームで伝送される信号の種類を示すものである。
また、NITは、伝送路に関する物理的な情報、すなわち衛星においては衛星の軌道、偏波、トランスポンダ毎の周波数等を示すものである。NIT自体のPIDは、上述したようにPATで指定される。図7は、NITのテーブル構造を示している。PAT、PMTと重複しない主な内容について説明する。テーブルIDは、テーブルの種別を示すものであって、当該ネットワークが“0x40”、他のネットワークが“0x41”である。ネットワークIDは、ネットワークを識別するものである。衛星の場合は個々の衛星に相当する。
変調変換方式によって衛星デジタル多チャンネル放送信号をケーブルテレビにて再送出する場合には、上記NITが書き換えられる。ここで、NIT中に含まれ、書換えが必要となるディスクリプタについて説明する。
まず、衛星系のNIT中にあるサテライト・デリバリー・システム・ディスクリプタを説明する。このディスクリプタは、TS (トランスポート・ストリーム) ディスクリプタ長に従って繰り返されるディスクリプタの1番目として使用するものであって、TS IDと一対になる。
図8は、サテライト・デリバリー・システム・ディスクリプタの構造を示している。ディスクリプタ・タグは、DVBで規定されており、ディスクリプタの種別を示すものである。このディスクリプタでは、“0x43”となる。周波数は、ストリーム(ここではトランスポンダ)毎の伝送周波数を示すものである。軌道/西経・東経フラグ/偏波は、衛星の軌道、偏波を示すものである。変調/シンボル・レート/内側誤り訂正符号化率は、伝送方式に関する仕様を示すものである。
ケーブルテレビ局での再送出時には、上記サテライト・デリバリー・システム・ディスクリプタが図9に示すようにケーブル・デリバリー・ディスクリプタに置き換えられる。ディスクリプタでは、“0x44”となる。周波数は、再送出されるケーブルテレビでの物理チャンネル毎の伝送周波数を示している。変調/シンボル・レート/内側誤り訂正符号化率は、伝送方式に関する仕様を示すものである。このディスクリプタは、全長が衛星用とケーブル用とで同じあり、単純に置き換えることができる。
次に、サービス・リスト・ディスクリプタを説明する。このディスクリプタは、TSディスクリプタ長に従って繰り返されるディスクリプタの2番目以降として使用するものであって、当該ストリーム(ここではトランスポンダ)に多重されたサービス(チャネル)のIDを示すものである。すなわち、一つのTSIDに複数のサービス・リスト・ディスクリプタが附属する。
図10は、サービス・リスト・ディスクリプタの構造を示している。ディスクリプタ・タグは、DVBで規定されており、ディスクリプタの種別を示すものである。このディスクリプタでは、“0x41”となる。サービスIDは、サービスを識別するものである。通常、サービスは視聴者が選局するチャネルと一致する。サービスタイプは、映像、音声、データ等、サービスの内容を示すものである。
ケーブルテレビ局での再送出時には、衛星からの全トランスポンダ分の番組をケーブル内でサービスする場合には、このディスクリプタの情報はそのままとなるが、特定のトランスポンダの信号のみをサービスする場合には再送出しないトランスポンダに含まれる番組のサービスIDを削除する。この場合、削除されて減った分の情報にはダミーデータを付加して、サービス・リスト・ディスクリプタの全長を衛星系と同じにすることによって、単純に置き換えることができる。
また、PSIテーブルの伝送は、セクション(Section) と呼ばれる形式によってセグメント化されることがMPEG2システムによって規定されている。例えば、NITは4kバイト毎にセクション化され、それぞれのセクションは、図7に示す形式によって構成される。複数のセクションに分けられたNITは、セクション番号によって関連付けられる。全セクション数はテーブル中に最終セクション番号として記述されており、セクション番号と最終セクション番号が一致するまでが一連のNITデータとなっている。
次に、図1に示したケーブル伝送システムにおけるケーブルテレビ局3のトランスモジュレータ30の具体的な構成例について、図11を参照して説明する。
この図11に示すトランスモジュレータ30は、CSアンテナ31を介して受信されたCS波からチャンネル毎のTS(Transport Stream)を抽出して変調変換を行う複数の信号処理部32−1乃至32−N (Nは、CS波に含まれるチャンネル数である) と、各信号処理部32−1乃至32−Nで変調変換された各チャンネルのTS(Transport Stream)を混合して出力する信号混合器33からなる。
なお、上述したチャンネルとは、地上波におけるチャンネル(放送局)とは異なり、1つのトランスポンダにより多重化された複数の番組が含まれる1つの伝搬波のことである。図12は、トランスモジュレータ30に入力されるCS波の状態の一例を示している。すなわち、CS波のH偏波には、TS1、TS3、及びTS5が含まれ、CS波のV偏波には、TS2、TS4、及びTS6が含まれていることを示している。
各信号処理部32−1乃至32−Nは、それぞれCSアンテナ31を介して受信されたCS波からチャンネル毎のTSを抽出するチューナ32A、チューナ32Aにより抽出TSをQPSK復調するQPSK復調回路32B、QPSK復調回路32Bにより復調されたTSに誤り訂正処理を施すECCデコーダ32C、ECCデコーダ32Cにより誤り訂正されたTSについて、プログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information) の一部であるネットワーク情報(NIT:Network Information Table)及びプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を有線系での再送信に適合するように書き換えるPSI変換回路32D、PSI変換回路32DによりPSIが書き換えられたTSに誤り訂正符号を付加するECCエンコーダ33E、ECCエンコーダ32Eにより誤り訂正符号が付加されたTSをQAM変調するQAM変調回路32F、QAM変調回路32Fにより変調されたTSの搬送周波数を所定のチャンネルの周波数に変換する周波数変換回路32Gなどが、インターフェース32Hを介して制御部32Iに接続された構成となっている。上記制御部32Iには操作部32Jや表示部32Kが接続されている。
各信号処理部32−1乃至32−NのPSI変換回路32Dでは、再送信している番組の中で、一定の期間だけ特定の番組を受信機6にて視聴不可にするためには、視聴不可としたい期間のみ、視聴不可としたい番組に関するPMTを以下のように書き換える。
1.PMT内のプログラム番号(program_number(=service_id))又はエレメンタリーPID(elementary_PID)を無効化(all "1" 等)する。
PMT内で受信機において視聴処理される番組を特定するための情報を無効化することで、受信機での処理を行われないようにして、視聴不可とする。トランスモジュレータにてPMT情報を書き換えた後に、PMTのバージョン情報は変更しておく。
2.PMTで伝送されている図13にデータ構造を示すシステム・マネージメント・ディスクリプタ(system_management_descriptor)内のシステム・マネージメントID(system_management_ID)の上位2ビットを「0 (=放送)」以外の値にする。さらに、限定受信方式を採用している放送システムで、限定受信解除のためのICカードを利用している場合には、そのICカードのシステム・マネージメントID(system_management_ID)配列に、書き換えられたシステム・マネージメントID(system_management_ID)の上位2ビットの値は含まれないものとする。トランスモジュレータ30にてPMT情報を書き換えた後に、PMTのバージョン情報は変更しておく。
ここで、システム・マネージメント・ディスクリプタ(system_management_descriptor)内のシステム・マネージメントID(system_management_ID)は、放送/非放送の種別を示すブロードキャスティング・フラグ(broadcasting_flag)を含んでおり、上記システム・マネージメントID(system_management_ID)の上位2ビットを「0 (=放送)」以外の値にすることによって、受信機6での処理を行われないようにして、視聴不可とすることができる。
特定の番組を視聴不可としたい期間の終了時には、PMTを元の状態に戻す。トランスモジュレータ30にてPMT情報を元の状態に書き換えた後に、PMTのバージョン情報は変更しておく。
また、PAT情報中に記載されているPMT_IDのうち、休止状態にしたい番組に対応したPMT情報が記載されているパケット番号(PID)を示すPMT_IDを削除する書き換えを行い、同時に削除されたPMT_IDを持つパケットで伝送されるPMT情報自体も削除する(送信しなくする)ようにしてもよい。PATの書き換え時には、そのバージョン番号を変更しておく。これにより、受信機では、PATのバージョン番号が変更されたときに、PMT情報の確認を行うことにより、PMTの変化すなわち削除状態に反応して、対応する番組を休止状態と認識することになる。
そして、信号混合器33は、各信号処理部32−1乃至32−Nで変調変換された各チャンネルのTS(Transport Stream)を混合して出力する。
次に、図1に示したケーブル伝送システム100における受信機6の具体的な構成例について、図14を参照して説明する。
この図14に示す受信機6は、制御部60により動作が制御されるケーブルフロントエンド部61及びトランスポート部62、上記トランスポート部62に接続されたMPEGデコード部63、データバッファメモリ64及びICカードインターフェース(I/F)部65、上記制御部60に接続されたキー入力部67、IR信号受信部68、EEPROM69A、SRAM69BやROM69C等の各種メモリ、OSD回路70、MODEM71、表示部72などからなる。
ケーブルフロントエンド部61の受信チューナ61Aは、混合波から所定の番組を含む放送波を抽出し、QAM復調回路61Bに出力する。QAM復調回路61Bは、放送波をQAM復調して誤り訂正回路61Cに出力する。誤り訂正回路61Cは、放送波を復調して得られたTSの誤り情報を訂正し、トランスポート部62に出力する。
トランスポート部62のデスクランブラ62Aは、TSに施されているスクランブルを、衛星放送サービス事業者1が発行したICカード66に記録されているデスクランブル情報を用いて復号 (デスクランブル) し、デマルチプレクサ62Bに出力する。デマルチプレクサ62Bは、複数の番組情報が多重化されたTSから所定の番組情報を抽出してMPEGデコード部63に供給する。
MPEGデコード部63は、入力された番組情報をMPEG伸張してビデオ処理部63Aから映像信号を出力し、また、オーディオ処理部63Bから音声信号を出力する。上記ビデオ処理部63Bから映像信号には、制御部60により制御されるOSD回路70から供給されオンスクリーンディスプレイ信号が加算回路73により加算できるようになっている。
制御部60は、視聴者の選局操作に基づいて、受信機6全体を制御するとともに、受信した有料番組の情報(番組視聴情報)をICカード60に記録する。また、制御部60は、は、ICカード66に記録されているデスクランブル情報を読み出してデスクランブラ6−5に供給する。さらに、制御部60は、定期的にICカード60に記録されている番組視聴情報をMODEM71から公衆電話回線を介して衛星放送サービス業者1に通知する。
次に、上記受信機5の番組受信処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。
上記受信機5の制御部は、先ず、ケーブルフロントエンド部61を介して受信したTSからNITを取得して、NITの内容を更新する(ステップS1)。
次に、制御部60は、番組リストをサーチして、番組を選択し(ステップS2)、自分宛のTSであるか否かを判定する(ステップS3)。そして、自分宛のTSでない場合には伝送チャンネルを移動し(ステップS4)、自分宛のTSの場合にはPATを受信し(ステップS5)、さらにPMTを受信する(ステップS6)。
次に、制御部60は、受信したPMTに含まれるシステム・マネージメントIDが非放送を示しているか否かを判定する(ステップS7)。
そして、受信したPMTに含まれるシステム・マネージメントIDが非放送を示していない場合には、ECMを受信し(ステップS8)、視聴許可番組であるか否かを判定し(ステップS9)、視聴許可番組である場合には、エレメンタリー・ストームを受信して(ステップS10)、映像及び音声をデコードして出力する(ステップS11)。
また、視聴許可番組でない場合には、OSD表示により視聴不可であることを視聴者に知らせる(ステップS11)。
さらに、受信したPMTに含まれるシステム・マネージメントIDが非放送を示していた場合には、例外処理とする(ステップS7)。
上記受信機6では、PMTのバージョン情報はデジタル放送信号中でPMTが送信されてくる毎に確認しており、そのバージョンが変化すると、受信機6で新たにPMTを取り直す処理がおこなわれる。PMTが書き換えられている期間中は、受信されたPMT情報より書き換えられたPMTに対応する番組の映像・音声等の情報が処理されないため、視聴者はその番組を視聴できないことになる。
ここで、上記各処理を行うコンピュータプログラムは、磁気ディスク、CD−ROM等の情報記録媒体よりなる提供媒体のほか、インターネット、デジタル衛星などのネットワーク提供媒体を介してユーザに提供することができる。
本発明を適用したケーブル伝送システムの構成を示す概念図である。 MPEG2トランスポートパケットとDVBシステムのフレーム構成を示す図である。 MPEG2トランスポートパケットのパケット構造を示す図である。 PESパケットのパケット構造を示す図である。 プログラム・アソシエーション・テーブル(PAT)のテーブル構造を示す図である。 プログラム・マップ・テーブル(PMT)のテーブル構造を示す図である。 ネットワーク・インフォメーション・テーブル(NIT)のテーブル構造を示す図である。 NITにおけるサテライト・デリバリー・システム・ディスクリプタの構造を示す図である。 NITにおけるケーブル・デリバリー・システム・ディスクリプタの構造を示す図である。 NITにおけるサービス・リスト・ディスクリプタの構造を示す図である。 上記ケーブル伝送システムにおけるケーブルテレビ局のトランスモジュレータの構成例を示すブロック図である。 CS波の直線偏波を説明する図である。 PMTで伝送されているシステム・マネージメント・ディスクリプタ(system_management_descriptor)のデータ構造を示す図である。 上記ケーブル伝送システムにおける受信機の具体的な構成例を示すブロック図である。 上記受信機の番組受信処理を示すフローチャートである。 従来のケーブルテレビ受信機の構成の一例を示すブロック図である。 デジタル多チャンネル衛星放送システムの構成を示す概念図である。 上記デジタル多チャンネル衛星放送システムにおける受信機の構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 衛星放送サービス事業者、2 通信衛星、3 ケーブルテレビ局、4 ケーブルテレビ網、6 受信機、30 トランスモジュレータ、31 CSアンテナ、32−1乃至32−N 信号処理部、32A チューナ、32B QPSK復調回路、32C ECCデコーダ、32D PSI変換回路、33E ECCエンコーダ、32F QAM変調回路、32G 周波数変換回路、32H インターフェース32H、32I 制御部、32J 操作部、32K 表示部、33 信号混合器、60 制御部、61 ケーブルフロントエンド部、61A 受信チューナ、61B QAM復調回路、61C 誤り訂正回路、62 トランスポート部、62A デスクランブラ、62B デマルチプレクサ、63 MPEGデコード部、64 データバッファメモリ、65 ICカードインターフェース(I/F)部、66 ICカード、67 キー入力部、68 IR信号受信部、69A EEPROM、69B SRAM、70 OSD回路、71 MODEM、72 表示部、100 ケーブル伝送システム

Claims (6)

  1. 衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報送信装置であって、
    デジタル衛星放送の信号を受信する受信手段と、
    上記受信手段が受信した信号を復調する復調手段と、
    上記復調手段が復調した信号を変調する変調手段とを備え、
    上記変調手段は、上記復調手段が復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換える機能を有する
    ことを特徴とする情報送信装置。
  2. 衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報送信方法であって、
    デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップが受信した信号を復調する復調ステップと、
    上記復調ステップで復調した信号を変調する変調ステップとを有し、
    上記変調ステップでは、上記復調ステップで復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換える
    ことを特徴とする情報送信方法。
  3. 衛星系伝送路からのデジタル放送信号をトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報送信装置の動作を制御する制御プログラムを提供するプログラム提供媒体であって。
    上記制御プログラムは、
    デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップが受信した信号を復調する復調ステップと、
    上記復調ステップで復調した信号を変調する変調ステップとを有し、
    上記変調ステップにおいて、上記復調ステップで復調したデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換える処理を実行させる
    ことを特徴とするプログラム提供媒体。
  4. 衛星系伝送路からのデジタル放送信号をデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることにより視聴制限を行う機能を有するトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報受信装置であって、
    デジタル衛星放送の信号を受信する受信手段と、
    上記受信手段が受信した信号を復調する復調手段とを備え、
    上記復調手段は、視聴制限された番組の表示を禁止する機能を有することを
    ことを特徴とする情報受信装置。
  5. 衛星系伝送路からのデジタル放送信号をデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることにより視聴制限を行う機能を有するトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報受信方法であって、
    デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップで受信した信号を復調する復調ステップとを有し、
    上記復調ステップにおいて、視聴制限された番組の表示を禁止することを
    ことを特徴とする情報受信方法。
  6. 衛星系伝送路からのデジタル放送信号をデジタル放送信号中のプログラム仕様情報(PSI: Program Specific Information)の一つであるプログラム・マップ・テーブル(PMT: Program Map Table)を書き換えることにより視聴制限を行う機能を有するトランスモジュレータにより有線系の信号に変換して有線系伝送路に配信する送受信システムにおける情報受信装置の動作を制御する制御プログラムを提供するプログラム提供媒体であって。
    上記制御プログラムは、
    デジタル衛星放送の信号を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップで受信した信号を復調する復調ステップとを有し、
    上記復調ステップにおいて、視聴制限された番組の表示を禁止することを
    ことを特徴とするプログラム提供媒体。
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