JP2006133525A - 電子写真感光体及びこれを用いた電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基体と、該基体上に設けられる光導電層と、該光導電層上に設けられ、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子を含有するアモルファス材料を含む表面層とを有する電子写真感光体において、表面層が、式(1)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (1)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向において酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有する。
【選択図】 なし
Description
その後検討を重ね、原料ガス種、原料ガスの流量とこれらの比率、投入電力とガス量に対する比などを適切に、これらが限定された特定の範囲において作製したとき、初めて405nmなどの短波長光に対して吸収の少ない表面層が得られることが判った。ここで、吸収が少ない膜とは、定量的に表すとすれば、入射光の光量をT0、透過光の光量をT、膜厚をt(cm)としたとき、下記式
α=−(lnT/T0)/t
で表される吸収係数αが、5000cm-1以下、好ましくは3000cm-1以下の膜をいう。
表面層が、式(1)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (1)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向において酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有する電子写真感光体に関する。
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (1)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向において酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有するものであれば特に限定されるものではない。
本発明において使用される基体としては、その上に光導電層を設けることができるものであれば、特に制限されるものではなく、材質も導電性でも電気絶縁性であってもよい。かかる基体の導電性の材質としては、金属、例えばAlおよびAl合金、ステンレス等を挙げることができる。Al合金としてはMgやMn等を添加したものが好適である。
[光導電層]
本発明の電子写真感光体における光導電層は、少なくとも380〜500nmの波長の光に感度を有するものであれば、特に制限されるものではない。本発明における光導電層としては、いずれの波長の光に対して感度を有するものであってもよいが、380〜500nmの波長の光に対して感度を有する。ここで感度を有するとは、光を照射した部分の電位(明電位)が光を照射しない部分の電位(暗電位)より低くなっていることを意味する。
[表面層]
本発明の電子写真感光体に用いられる表面層は、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子を含有する非単結晶材料からなり、式(1)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (1)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向において酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有するものであれば、特に制限されるものではなく、また、本発明の電子写真感光体に用いられる表面層は、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくともフッ素原子を含有する非単結晶材料からなり、式(4)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (4)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向の中間部分にフッ素原子の数の極大値Omaxをもってフッ素原子を含有するものであれば、特に制限されるものではない。また、本発明の電子写真感光体に用いられる表面層は、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子およびフッ素原子を含有する非単結晶材料からなり、式(7)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (7)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向の中間部分に、酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有し、且つフッ素原子の数の極大値Fmaxをもってフッ素原子を含有するものであれば、特に制限されるものではない。
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (1)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される範囲である。窒素原子の平均濃度がこの範囲であれば、均一な表面層を作製することが容易であり製造上歩留まりがよく、画像露光の吸収が殆どない。窒素原子の含有量が0.4≦N/(Si+N)≦0.6で表される範囲であれば、上記効果を更に顕著に得ることができる。なお、式(1)の関係式は、後述するように表面層においてフッ素原子が酸素原子に代わり、または酸素原子と共に厚さ方向の中間部分に層厚方向においてフッ素原子の数の極大値Fmaxを有して含有される場合、式(4)または式(7)となる。
2≦Omax/Omin (2)
で表される関係を有することが好ましい。極大値Omaxと最小値Ominがかかる関係を満たすことにより感光体において解像度が著しく向上され、更に、5≦Omax /Ominの関係を満たすことにより、顕著な効果を得ることができる。なお、式(2)の関係式は、後述するように表面層においてフッ素原子が酸素原子と共に厚さ方向の中間部分に層厚方向の単位長さ当たりに含有されるフッ素原子の数の極大値Fmaxを有して含有される場合、式(8)となる。
0.0001≦O/(Si+N+O)≦0.2 (3)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示し、Oは酸素原子の数を示す。)で表される範囲であると、電子写真特性、耐久性に優れ、好ましい。酸素原子の含有量が0.001≦O/(Si+N+O)≦0.1で表される範囲であれば、上記効果を顕著に得ることができ、0.005≦O/(Si+N+O)≦0.08で表される範囲であれば、上記効果をより顕著に得ることができる。なお、式(3)の関係式は、後述するように表面層においてフッ素原子が酸素原子に代わり、または酸素原子と共に層厚方向の単位長さ当たりに含有されるフッ素原子の数の極大値Fmaxを厚さ方向の中間部分に有して含有される場合、式(6)または式(10)となる。
2≦Fmax/Fmin (5)
で表される関係を有することが好ましい。極大値Fmaxと最小値Fminがかかる関係を満たすことにより感光体において解像度が著しく向上され、5≦Fmax/Fminの関係を満たすことにより、顕著な効果を得ることができる。なお、式(5)の関係式は、表面層においてフッ素原子が酸素原子と共に層厚方向において含有されるフッ素原子の数の極大値Fmaxを厚さ方向の中間部分に有する場合、式(9)となる。
図1(b)から図1(d)に示すように、本発明の電子写真感光体11〜13には、基体が導電性の場合、導電性基体101の上層に基体101側から光導電層への電荷の注入を阻止する働きのある下部電荷注入阻止層104を設けるのが好ましい。下部電荷注入阻止層は光導電層102が一定極性の帯電処理をその自由表面に受けた際、基体101側より光導電層側に電荷が注入されるのを阻止する機能を有している。
[上部電荷注入阻止層]
図1(c)(d)に示すように、本発明の電子写真感光体12、13において、光導電層102と表面層103の間に上部電荷注入阻止層105を設けることが、負帯電電子写真感光体の場合、その目的を効果的に達成するためには好ましい構成である。本発明の上部電荷注入阻止層は、上部から(即ち表面層側から)の光導電層への電荷の注入を阻止し、帯電能を向上させる。
[組成傾斜層]
図1(d)に示す本発明の電子写真感光体13に設けられる組成傾斜層106は、表面層103と上部電荷注入阻止層105間の組成傾斜を有する。表面層103と上部電荷注入阻止層105間の屈折率の変化を連続的になだらかにすることにより、表面層と光導電層の密着性を向上させ、光キャリアの表面への移動をスムーズに行わせると共に光導電層と表面層の界面での光の反射による干渉の影響をより少なくすることができる。特に、可干渉光を画像露光に用いた場合の層界面での干渉を抑制する作用を有するが、可干渉光以外の例えばLEDなどを画像露光に用いた場合でも、層界面における光の反射を抑制し、ほんの少しの削れムラに起因し、干渉によって発生する画像濃度のムラを抑制する作用を有する。また、上部電荷注入阻止層105を有しない場合には光導電層102と表面層103間に組成傾斜層を設け、光導電層102と表面層103間において屈折率の差に起因する層界面における光の反射を抑制し画像ムラの発生を抑制してもよい。更に、上部電荷注入阻止層105と光導電層102間の屈折率の差が大きい場合には、上部電荷注入阻止層105と光導電層102間に組成傾斜層を設け屈折率をなだらかに変化させることにより画像露光の反射を抑制し画像ムラの発生を抑制することができる。
[電子写真感光体の製造装置]
次に、本発明の電子写真感光体を作製するための装置及び膜形成方法について詳述する。
[電子写真装置]
本発明の電子写真装置は、本発明の電子写真感光体を搭載したものであれば特に制限されるものではない。
[実施例1]
図3に示したプラズマCVD装置を用い、直径80mmの鏡面加工を施したアルミニウムシリンダー(支持体)上に、表1に示した条件で堆積膜を順次積層し、図1(c)に示す下部電荷注入阻止層、光導電層、上部電荷注入阻止層、及び、表面層からなる感光体を製作した。下部電荷注入阻止層、光導電層、上部電荷注入阻止層については、共通条件としてすべて表1に示した条件で成膜した。表面層に関しては、SiH4とN2ガスの流量、電力量を表2に示すように各感光体毎に変化させてSiH4とN2の混合比、SiH4ガス量あたりの電力量を変えて成膜し、表面層中における窒素原子濃度が異なる感光体B−1〜D−3を製作した。このとき、NOガスやSiF4ガスの流量を表1及び表2に示したように増減して、酸素原子やフッ素原子の含有量が膜中でピークを持つようにした。また、NOガス、SiF4ガスは、流量が少ない場合には希釈ボンベを用いた。具体的には、NOとSiF4は10%He希釈ボンベを、流量に応じて適宜切り替えて使用した。希釈ボンベを使用した際にも、表中の流量や濃度に関しては、それぞれのガス成分に換算した流量ないしSiH4に対する濃度を示している。
SiH4とN2ガスの流量、電力量を表2に示す条件とした他は実施例1と同様に、表面層中における窒素原子濃度が異なる感光体A、 Eを作製した。このとき、NOガスやSiF4ガスの流量を表1及び2に示したように一定とし酸素原子やフッ素原子の含有量が膜中で一定となるようにした。
また、同様に酸素、フッ素についても測定した。その結果、感光体B−1のOminは1.9×1018atoms/cm3、Fminは1.2×1018atoms/cm3、Omax /Ominは78、感光体B−2のOminは1.9×1018atoms/cm3、Fminは1.2×1018atoms/cm3、Fmax /Fminは2.9、B−3のOminは1.9×1018atoms/cm3、Fminは1.2×1018atoms/cm3、Omax /Ominは82、Fmax /Fminは3.0、
感光体C−1のOminは1.8×1018atoms/cm3、Fminは1.2×1018atoms/cm3、Omax /Ominは78、感光体C−2のOminは1.9×1018atoms/cm3、Fminは1.3×1018atoms/cm3、Fmax /Fminは2.9、
感光体D−1のOminは2.0×1018atoms/cm3、Fminは1.3×1018atoms/cm3、Omax /Ominは81、感光体D−2のOminは2.0×1018atoms/cm3、Fminは1.2×1018atoms/cm3、Fmax /Fminは2.9,感光体D−3のOminは2.1×1018atoms/cm3、Fminは1.3×1018atoms/cm3、Omax /Ominは83、Fmax /Fminは3.0であった。
また、感光体A〜Eの表面層膜厚を干渉膜厚計(大塚電子製:MCPD−2000)によって軸方向10点、周方向6点の60点に対して測定し、(最大値)−(最小値)の値を平均膜厚で除した値を膜厚ムラ(単位%)として求めた。この膜厚ムラの値も表2に合わせて示す。
図3に示したプラズマCVD装置を用い、直径80mmの鏡面加工を施したアルミニウムシリンダー(支持体)上に、表3に示した条件で堆積膜を順次積層し、図1(b)に示す下部電荷注入阻止層、光導電層、及び、表面層からなる正帯電用感光体Gを製作した。NO、SiF4をそれぞれヘリウムで希釈したガスを用い、所定時間をかけて1ppmから表3の値(200ppm、20ppm)まで直線的に増加させ、その後同じ速度で再び1ppmまで直線的に減少させた。
[比較例2]
表面層として表3に示すガス種を用い供給ガス量は一定としピークを持たない他は実施例1と同様の条件で下部電荷注入阻止層、光導電層を作成し、a-SiC:Hからなる表面層を堆積させた正帯電用感光体H(比較例2-1)と、a-SiN:Hからなる表面層を堆積させた正帯電用感光体I(比較例2-2)とを作成した。
◎:REFに比べて10%以上向上し、かなり良いレベル
○:REFに比べて5%以上向上し、良いレベル
△:REFに比べて5%未満の向上であり、ほぼREF同等レベル
[実施例3]
図3に示すRF−PCVD法による電子写真感光体の製造装置を用いて、直径80mmの鏡面加工を施した円筒状アルミニウム基体(導電性基体)上に、表5に示す作製条件で、堆積膜を順次積層し、図1(b)に示す下部電荷注入阻止層、光導電層、表面層からなる正帯電用電子写真感光体3−a〜3−mを作製した。表面層の堆積膜形成中にNOガス、SiF4ガスのガス流量をそれぞれXppm、Yppm(いずれもSiH4流量に対して)に変化させた。具体的には、NO、SiF4をそれぞれヘリウムで希釈したガスを用い、ピーク形成領域内で所定時間をかけて1ppmからXppm、Yppmまで直線的に増加させ、その後同じ速度で再び1ppmまで直線的に減少させることで、酸素原子のピーク、フッ素原子のピーク、酸素原子およびフッ素原子のピークをそれぞれ有するように作製した。
[比較例3]
表面層として表5に示すガス種を一定量として用い作製した他は 実施例3と同様にして、下部電荷注入阻止層、光導電層、表面層からなる正帯電用電子写真感光体J(比較例3)を作製した。実施例2と同様にSIMSにより測定したところ、表面層中の厚さ方向において酸素原子及びフッ素原子の含有量がピークを有しないことを確認した。
(1)解像度(ドット再現性)
実施例1と同様に青色(405nm)半導体レーザーを露光光源とし、1ドット1スペース画像をプリントアウトし、その画像におけるドットの再現性によって解像度の評価を行った。スポット径30μm、1200dpiとした場合の、ドットの歪み/レーザースポット径の値を測定した。
◎・・・85%未満。非常に優れている
○ ・・・85%以上、95%未満。優れている
△ ・・・95%以上、105%未満。従来技術並。
(2)帯電能
作製した電子写真感光体をiR−6000改造機に設置して帯電を行ない、現像器位置に設置した表面電位計(TREK社製:Model 344)により電子写真感光体の暗部表面電位を測定した。このとき、帯電条件(帯電器へのDC印加電圧、重畳AC振幅、周波数など)は一定とした。
◎ …115%以上。非常に優れている
○ …105%以上、115%未満。優れている
△ …95%以上、105%未満。従来技術並。
(3)感度
作製した電子写真感光体に対し、現像器位置における表面電位が+450V(暗電位)になるように帯電器を調整した後、像露光(波長405nmの半導体レーザー)を照射し、像露光光源の光量を調整して、感光体の表面電位が+50V(明電位)となるようにし、そのときの露光量を感度とした。
◎ …85%未満。非常に優れている
○ …85%以上、95%未満。優れている
△ …95%以上、105%未満。従来技術並
(4)光メモリー
光メモリー電位は、「感度」評価条件下において同様の電位センサーにより画像露光しない状態で帯電したときの表面電位と一旦像露光した後に再度帯電したときの表面電位との電位差を測定した。
◎ …85%未満。非常に優れている
○ …85%以上、95%未満。優れている
△…95%以上、105%未満。従来技術並
[実施例4]
次に、酸素原子および/またはフッ素原子の含有量のピークの半値幅の異なる表面層を作製した。表面層作製中のガスの供給量の増減に要する時間を変化させた他は実施例3と同様にして、正帯電用電子写真感光体4−a〜4−wを作製した。表面層の堆積膜形成中に流したNOガス、SiF4ガスのガス流量Xppm、Yppm(いずれもSiH4流量に対して)について、(1)X=15ppm、Y=1ppm、(2)X=1ppm、Y=14ppm、(3)X=18ppm、Y=20ppmに制御し、ガスの供給量の増加時間、減少時間を変化させ、表7に示す酸素原子、フッ素原子の半値幅を有する表面層を作製した。表7に示す表面層の厚さは0.8μmであった。
次に、酸素原子および/またはフッ素原子の含有量の組成分布の異なる表面層を作製した。
[実施例6]
カラー電子写真装置における負帯電用電子写真感光体を作製した。
[比較例]
表面層として表9に示すガス種を用い、a−SiN:Hを成膜条件を一定として堆積させた他は 実施例6と同様にして、負帯電用電子写真感光体K(比較例4)を作製した。得られた感光体について実施例6と同じくSIMSにより表面層中の厚さ方向で酸素原子及びフッ素原子の含有量を測定し、ピークを有しないことを確認した。
(1)解像度(ドット再現性)
実施例1と同様に青色(405nm)半導体レーザーを露光光源とし、1ドット1スペース画像をプリントアウトし、その画像におけるドットの再現性によって解像度の評価を行った。スポット径30μm、1200dpiとした場合の、ドットの歪み/レーザースポット径の値を測定した。得られた結果について、感光体Kについて赤色半導体レーザー(660nm)を用いスポット径60μmとしたときの画像を基準(REF)として、相対評価でランク付けを行った。
◎・・・85%未満。非常に優れている
○ ・・・85%以上、95%未満。優れている
△ ・・・95%以上、105%未満。従来技術並。
(2)帯電能
作製した電子写真感光体をiR−6000改造機に設置して帯電を行ない、現像器位置に設置した表面電位計により電子写真感光体の暗部表面電位を測定した。このとき、比較のために帯電条件(帯電器へのDC印加電圧、重畳AC振幅、周波数など)は一定とした。得られた結果について、感光体Kの暗部表面電位を基準として相対評価でランク付けを行った。
◎ …115%以上。非常に優れている
○ …105%以上、115%未満。優れている
△ …95%以上、105%未満。従来技術並。
(3)感度
作製した電子写真感光体に対し、現像器位置における表面電位が−450V(暗電位)になるように帯電器を調整した後、像露光(波長405nmの半導体レーザー)を照射し、像露光光源の光量を調整して、感光体の表面電位が−50V(明電位)となるようにし、そのときの露光量を感度とした。
◎ …85%未満。非常に優れている
○ …85%以上、95%未満。優れている
△ …95%以上、105%未満。従来技術並
(4)光メモリー
光メモリー電位は、「感度」評価条件下において同様の電位センサーにより、画像露光しない状態で帯電したときの感光体の表面電位と一旦像露光した後に再度帯電したときの表面電位との電位差を測定した。
◎ …85%未満。非常に優れている
○ …85%以上、95%未満。優れている
△…95%以上、105%未満。従来技術並
[実施例7]
実施例6と同様にして、表11に示した条件で堆積膜を順次積層し、図1(c)に示す下部電荷注入阻止層、光導電層、上部電荷注入阻止層、及び、表面層からなる負帯電用感光体を作成した。表面層の形成時には、表面層全体において、一定量のO2をSiH4ガスに対してZ(ppm)供給し、最大量を含有させるピーク領域においては更にNOガスを供給し、酸素原子濃度の異なる感光体7−a〜7−gを作製した。同様にフッ素原子含有量のピーク領域の形成にはSiF4ガスを用いた。
◎・・・85%未満。非常に優れている
○ ・・・85%以上、95%未満。優れている
△ ・・・95%以上、105%未満。従来技術並。
(1)画素密度が0%〜100%まで段階的に変化している画像
(2)5ポイントサイズの文字を配列した画像
の2種類の画像を用いて評価を行った。具体的には、
(1)を用いてドットレベルでのミクロな画像流れの有無を、ハーフトーンの階調性、即ち、画素密度と画像濃度とのリニアリティによって評価し、(2)を用いて文字レベルにおいて確認できる画像流れの有無を評価した。そして更に、以上に説明した高温高湿環境における画像特性評価を、露光光学系を600dpi、1200dpi、2400dpiに調整してそれぞれ行った。以上の測定により得られた結果について、下記に示す基準によって、各々の感光体に対して評価した。
[実施例8]
実施例7と同様に、表11に示した条件で堆積膜を順次積層し、下部電荷注入阻止層、光導電層、上部電荷注入阻止層、及び、表面層からなる感光体を作成した。表面層の作製において、O2添加量について、添加しない(Z=0ppm)、一定量添加する(Z=1500ppm)、表面層中で直線的に添加量を変化させる(Z=0→3000ppmとし、膜中の平均値としては1500ppm)、の3通りの感光体を作成し、表面層中での酸素原子濃度が異なる3種類の感光体8−a〜8−cを作成した。
◎・・・75%以上、85%未満。非常に優れている
○ ・・・85%以上、95%未満。優れている
△ ・・・95%以上、105%未満。
◎ …85%未満。非常に優れている
○ …85%以上、95%未満。優れている
△ …95%以上、105%未満。
101 基体
102 光導電層
103 表面層
104 下部電荷注入阻止層
105 上部電荷注入阻止層
106 組成傾斜層
Claims (22)
- 基体と、該基体上に設けられた光導電層と、該光導電層上に設けられ、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子を含有する非単結晶材料からなる表面層とを有する電子写真感光体であってであって、
表面層が、式(1)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (1)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向において酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有することを特徴とする電子写真感光体。 - 前記表面層が、厚さを横軸とし酸素原子の含有量を縦軸として表したグラフにおいて、10〜200nmの半値幅を有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層が、厚さ方向において酸素原子の数の最小値Ominをもって酸素原子を含有し、最小値Ominが、式(2)
2≦Omax/Omin (2)
で表される関係を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真感光体。 - 表面層が、下層との接触部分に、酸素原子の数の最小値Ominを持つことを特徴とする請求項3に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層を構成するシリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子を含有する非単結晶材料が、式(3)
0.0001≦O/(Si+N+O)≦0.2 (3)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示し、Oは酸素原子の数を示す。)で表される平均濃度として酸素原子を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真感光体。 - 前記光導電層が、シリコン原子を母体とする非単結晶材料からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 405nm波長レーザー光の単位エネルギー量あたりの電位減衰分が、300V・cm2/μJ以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 基体と、該基体上に設けられた光導電層と、該光導電層上に設けられ、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくともフッ素原子を含有する非単結晶材料からなる表面層とを有する電子写真感光体であって、
表面層が、式(4)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (4)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向においてフッ素原子の数の極大値Fmaxをもってフッ素原子を含有することを特徴とする電子写真感光体。 - 前記表面層が、厚さを横軸としフッ素原子の含有量を縦軸として表したグラフにおいて、10nm以上200nm以下の半値幅を有することを特徴とする請求項8に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層が、厚さ方向においてフッ素原子の数の最小値Fminをもってフッ素原子を含有し、最小値Fminが、式(5)
2≦Fmax/Fmin (5)
で表される関係を有することを特徴とする請求項8または9に記載の電子写真感光体。 - 表面層が、下層との接触部分に、フッ素原子の数の最小値Fminを持つことを特徴とする請求項10記載に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層を構成するシリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくともフッ素原子を含有する非単結晶材料がさらに酸素原子を含み、式(6)
0.0001≦O/(Si+N+O)≦0.2 (6)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示し、Oは酸素原子の数を示す。)で表される平均濃度として酸素原子を含有することを特徴とする、請求項8〜11のいずれかに記載の電子写真感光体。 - 前記光導電層が、シリコン原子を母体とする非単結晶材料からなることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 405nm波長レーザー光の単位エネルギー量あたりの電位減衰分が、300V・cm2/μJ以上であることを特徴とする請求項8〜13のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 基体と、該基体上に設けられた光導電層と、該光導電層上に設けられ、シリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子およびフッ素原子を含有する非単結晶材料からなる表面層とを有する電子写真感光体であって、
表面層が、式(7)
0.3≦N/(Si+N)≦0.7 (7)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示す。)で表される平均濃度として窒素原子を含有し、厚さ方向において酸素原子の数の極大値Omaxをもって酸素原子を含有し、且つフッ素原子の数の極大値Fmaxをもってフッ素原子を含有することを特徴とする電子写真感光体。 - 前記表面層が、厚さを軸とし、酸素原子およびフッ素原子の含有量を縦軸として表したグラフにおいて、各々10nm以上200nm以下の半値幅を有することを特徴とする請求項15に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層が、厚さ方向において酸素原子の数の最小値Ominをもって酸素原子を含有し、且つフッ素原子の数の最小値Fminをもってフッ素原子を含有し、最小値Omin、Fminが、それぞれ式(8)、(9)
2≦Omax/Omin (8)
2≦Fmax/Fmin (9)
で表される関係を満たすことを特徴とする請求項15または16に記載の電子写真感光体。 - 表面層が、下層との接触部分に、酸素原子の数の最小値Ominおよびフッ素原子の数の最小値Fminを持つことを特徴とする請求項17に記載の電子写真感光体。
- 前記表面層を構成するシリコン原子と窒素原子を母体とし、少なくとも酸素原子およびフッ素原子を含有する非単結晶材料が、式(10)
0.0001≦O/(Si+N+O+F)≦0.2 (10)
(式中、Nは窒素原子の数を示し、Siはシリコン原子の数を示し、Oは酸素原子の数を示し、Fはフッ素原子の数を示す。)で表される平均濃度として酸素原子を含有することを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の電子写真感光体。 - 前記光導電層が、シリコン原子を母体とする非単結晶材料からなることを特徴とする請求項15〜19のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 405nm波長レーザー光の単位エネルギー量あたりの電位減衰分が、300V・cm2/μJ以上であることを特徴とする請求項15〜20のいずれかに記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜21のいずれか記載の電子写真感光体を搭載したことを特徴とする電子写真装置。
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