JP2006129020A - 携帯電話システム及び携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 音声通話やデータ通信を安価に実現すると共に、バッテリの消費電力を抑え、携帯電話機としての使い勝手を高める。
【解決手段】 着信側の携帯電話機31は、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が受信されると、無線LAN通信部を起動させ、無線LAN通信部が通信可能であると、その旨を表す無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信する。発信側の携帯電話機11は、着信側の携帯電話機31から無線LAN起動応答信号が受信されると、無線LAN通信部により着信側の携帯電話機31を発信先とする発信動作を行って自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 着信側の携帯電話機31は、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が受信されると、無線LAN通信部を起動させ、無線LAN通信部が通信可能であると、その旨を表す無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信する。発信側の携帯電話機11は、着信側の携帯電話機31から無線LAN起動応答信号が受信されると、無線LAN通信部により着信側の携帯電話機31を発信先とする発信動作を行って自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機同士が音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことが可能に構成された携帯電話システム及び前記携帯電話システム内で用いられる携帯電話機に関する。
近年、音声通話やデータ通信をIP(インターネット・プロトコル)網を通じて行うことが可能なIP携帯電話機が供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−282508号公報
この種のIP携帯電話機では、例えば自宅やホットスポットと称される区域などの無線LAN親機が近くに配置されている環境の下では、音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことにより、音声通話やデータ通信を安価に実現することができる。ところで、このように音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うためには無線LAN子機として機能する無線LAN通信部が必要であるが、自機に着信させるためには無線LAN通信部を常時起動させておく必要がある。しかしながら、無線LAN通信部を常時起動させておく構成では、無線LAN通信部の消費電力が大きいという事情から、バッテリの消費電力が大きくなり、携帯電話機としての使い勝手が低下するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことにより、音声通話やデータ通信を安価に実現することができ、しかも、バッテリの消費電力を抑えることにより、携帯電話機としての使い勝手を高めることができる携帯電話システム及び携帯電話機を提供することにある。
請求項1に記載した携帯電話システムによれば、発信側制御手段は、無線LAN起動要求信号を発信側携帯電話通信手段から着信側携帯電話機へ送信させる。次いで、着信側制御手段は、発信側携帯電話通信手段から無線LAN起動要求信号が着信側携帯電話通信手段に受信されると、着信側無線LAN通信手段を起動させ、着信側無線LAN通信手段が通信可能であると、その旨を表す無線LAN起動応答信号を着信側無線LAN通信手段または着信側携帯電話通信手段から発信側携帯電話機へ送信させる。そして、発信側制御手段は、着信側携帯電話機から無線LAN起動応答信号が発信側無線LAN通信手段または発信側携帯電話通信手段に受信されると、発信側無線LAN通信手段に着信側携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて発信側携帯電話機と着信側携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせる。
これにより、着信側携帯電話機では、発信側携帯電話機から無線LAN起動要求信号が受信されて初めて着信側無線LAN通信手段が起動することになるので、従来のものとは異なって、無線LAN通信手段を常時起動させておく必要はなく、バッテリの消費電力を抑えることができ、携帯電話機としての使い勝手を高めることができる。しかも、着信側無線LAN通信手段が起動した以後では、着信側無線LAN通信手段が通信可能であると、発信側携帯電話機が着信側携帯電話機を発信先とする発信動作を行って自機と着信側携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことになるので、音声通話やデータ通信を安価に実現することができる。また、この場合は、最初に無線LAN起動要求信号を着信側携帯電話機へ送信した発信側携帯電話機が発信動作を行うことになるので、発信者課金を適切に行うこともできる。
請求項2に記載した携帯電話システムによれば、着信側制御手段は、無線LAN起動応答信号を着信側無線LAN通信手段から発信側携帯電話機へ送信させる。これにより、着信側携帯電話機では、携帯電話網との接続を速やかに切断することが可能になり、携帯電話網との接続を速やかに切断することにより、携帯電話網の接続に要する課金を抑えることができる。
請求項3に記載した携帯電話システムによれば、発信側制御手段は、無線LAN起動要求信号を発信側携帯電話通信手段から着信側携帯電話機へ送信させる。そして、着信側制御手段は、発信側携帯電話機から無線LAN起動要求信号が着信側携帯電話通信手段に受信されると、着信側無線LAN通信手段を起動させ、着信側無線LAN通信手段が通信可能であると、着信側無線LAN通信手段に発信側携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて着信側携帯電話機と発信側携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせる。
これにより、着信側携帯電話機では、発信側携帯電話機から無線LAN起動要求信号が受信されて初めて着信側無線LAN通信手段が起動することになるので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、無線LAN通信手段を常時起動させておく必要はなく、バッテリの消費電力を抑えることができ、携帯電話機としての使い勝手を高めることができる。しかも、着信側無線LAN通信手段が起動した以後では、着信側無線LAN通信手段が通信可能であると、着信側携帯電話機が発信側携帯電話機を発信先とする発信動作を行って自機と発信側携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことになるので、上記した請求項1に記載したものと同様にして、音声通話やデータ通信を安価に実現することができる。また、この場合は、発信側携帯電話機が発信動作を行うのではなく、着信側携帯電話機が発信動作を行うことになるので、発信者課金を行うことができないものの、着信側携帯電話機が無線LAN起動応答信号を発信側携帯電話機へ送信する手順を省略することができ、音声通話やデータ通信を速やかに開始することができる。
請求項4に記載した携帯電話システムによれば、発信側制御手段は、無線LAN起動要求信号を発信側携帯電話通信手段から着信側携帯電話機へ送信させる場合に、発信側携帯電話機に割当てられているIPアドレスをも発信側携帯電話通信手段から着信側携帯電話機へ送信させる。これにより、着信側携帯電話機が発信側携帯電話機に割当てられているIPアドレスを認識することが可能となるので、IP網が発信側携帯電話機の携帯電話番号とIPアドレスとの対応を管理する手間を不要とすることができ、発信側携帯電話機の携帯電話番号とIPアドレスとの対応を管理するIPサーバを不要とすることができる。
請求項5に記載した携帯電話システムによれば、着信側制御手段は、発信側携帯電話通信手段から無線LAN起動要求信号が着信側携帯電話通信手段に受信されると、着信側携帯電話機が移動状態にあるか否かを判定し、着信側携帯電話機が移動状態にない場合には着信側無線LAN通信手段を起動させ、着信側携帯電話機が移動状態にある場合には着信側無線LAN通信手段を起動させない。これにより、例えば着信側携帯電話機を使用するユーザが運転中でなければ、音声通話やデータ通信を許可することができ、一方、着信側携帯電話機を使用するユーザが運転中であれば、音声通話やデータ通信を禁止することができ、着信側携帯電話機を使用するユーザの状況に応じて音声通話やデータ通信の禁止または許可を適切に選択することができる。
請求項6に記載した携帯電話機によれば、制御手段は、無線LAN起動要求信号を携帯電話通信手段から他の携帯電話機へ送信させ、他の携帯電話機から無線LAN起動応答信号が無線LAN通信手段または携帯電話通信手段に受信されると、無線LAN通信手段に他の携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせる。これにより、上記した請求項1に記載した携帯電話システム内の発信側携帯電話機として機能することができ、着信側携帯電話機である他の携帯電話機のバッテリの消費電力を抑えることができ、しかも、自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことにより、自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信を安価に実現することができる。
請求項7に記載した携帯電話機によれば、制御手段は、他の携帯電話機から無線LAN起動要求信号が携帯電話通信手段に受信されると、無線LAN通信手段を起動させ、無線LAN通信手段が通信可能であると、その旨を表す無線LAN起動応答信号を無線LAN通信手段または携帯電話通信手段から他の携帯電話機へ送信させる。これにより、上記した請求項1に記載した携帯電話システム内の着信側携帯電話機として機能することができ、着信側携帯電話機である自機のバッテリの消費電力を抑えることができ、しかも、自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことにより、自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信を安価に実現することができる。
請求項8に記載した携帯電話機によれば、制御手段は、他の携帯電話機から無線LAN起動要求信号が携帯電話通信手段に受信されると、無線LAN通信手段を起動させ、無線LAN通信手段が通信可能であると、無線LAN通信手段に他の携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせる。これにより、上記した請求項3に記載した携帯電話システム内の着信側携帯電話機として機能することができ、着信側携帯電話機である自機のバッテリの消費電力を抑えることができ、しかも、自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行うことにより、自機と他の携帯電話機との音声通話やデータ通信を安価に実現することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。図1は、携帯電話システムの全体構成を概略的に示している。携帯電話システム1は、IP携帯電話機(以下、単に携帯電話機と称する)11とIP携帯電話機(以下、単に携帯電話機と称する)31とを備えて構成されている。尚、本実施形態では、これ以後、携帯電話機11を本発明でいう発信側携帯電話機として説明すると共に、携帯電話機31を本発明でいう着信側携帯電話機として説明する。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。図1は、携帯電話システムの全体構成を概略的に示している。携帯電話システム1は、IP携帯電話機(以下、単に携帯電話機と称する)11とIP携帯電話機(以下、単に携帯電話機と称する)31とを備えて構成されている。尚、本実施形態では、これ以後、携帯電話機11を本発明でいう発信側携帯電話機として説明すると共に、携帯電話機31を本発明でいう着信側携帯電話機として説明する。
発信側の携帯電話機11は、図2に示すように、制御部12(本発明でいう発信側制御手段)、携帯電話通信部13(本発明でいう発信側携帯電話通信手段)、無線LAN通信部14(本発明でいう発信側無線LAN通信手段)、音声処理部15、マイクロホン16、スピーカ17、表示部18、操作受付部19、記憶部20及び電源制御部21を備えて構成されている。
制御部12は、マイクロコンピュータを主体として構成され、制御プログラムを実行して携帯電話機11の動作全搬を制御する。携帯電話通信部13は、携帯電話網51を構成する携帯電話基地局との携帯電話通信を行う。無線LAN通信部14は、無線LAN子機として機能し、IP網61を構成する無線LAN親機との無線LAN通信を行う。音声処理部15は、マイクロホン16が送話音声として入力した音声及びスピーカ17が受話音声として出力する音声を所定の音声処理アルゴリズムにしたがって音声処理する。
表示部18は、例えば液晶ディスプレイから構成され、電波の受信状態や時刻や発信者電話番号などを表示する。操作受付部19は、電源キーや数字キーなどが配列されて構成され、ユーザによるキー操作を受付ける。記憶部20は、メモリから構成され、例えばユーザの個人情報や電話帳情報などを記憶する。電源制御部21は、本体(図示せず)に着脱可能なバッテリ22に接続され、上記した制御部12、携帯電話通信部13、無線LAN通信部14、音声処理部15、表示部18、操作受付部19及び記憶部20へ動作電力を供給する。
一方、着信側の携帯電話機31は、図3に示すように、制御部32(本発明でいう着信側制御手段)、携帯電話通信部33(本発明でいう着信側携帯電話通信手段)、無線LAN通信部34(本発明でいう着信側無線LAN通信手段)、音声処理部35、マイクロホン36、スピーカ37、表示部38、操作受付部39、記憶部40及び電源制御部41を備えて構成されている。これら各部32〜41は、上記した発信側の携帯電話機11の各部12〜21と同等の機能を有して構成されている。
尚、上記した発信側の携帯電話機11及び着信側の携帯電話機31において、制御部12,32は、携帯電話機11,31の電源が投入されている状態では、電源制御部21,41から動作電力を取込むと共に、電源制御部21,41から動作電力を携帯電話通信部13,33、音声処理部15,35、表示部18,38、操作受付部19,39及び記憶部20,40へ供給させるように構成されている共に、携帯電話機11,31の電源が投入されている状態で所定条件が成立した場合に限って電源制御部21,41から動作電力を無線LAN通信部14,34へ供給させるように構成されている。また、携帯電話通信部13,33の消費電力と無線LAN通信部14,34の消費電力とを比較すると、無線LAN通信部14,34の消費電力の方が携帯電話通信部13,33の消費電力よりも大きく構成されている。
次に、上記した構成の作用について、図4及び図5を参照して説明する。ここで、図4及び図5は、発信側の携帯電話機11の制御部12及び着信側の携帯電話機31の制御部32が行う処理をフローチャートとして示している。尚、ここでは、発信側の携帯電話機11及び着信側の携帯電話機31の電源が投入されている状態を前提として説明する。
発信側の携帯電話機11において、制御部12は、携帯電話機11の電源が投入されている状態では、ユーザにより発信操作が行われたか否かを判定している(ステップS1)。ここで、制御部12は、ユーザにより例えば携帯電話番号が入力されて発信操作が行われた旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、電源制御部21から動作電力を無線LAN通信部14へ供給させて無線LAN通信部14を起動させ(ステップS2)、無線LAN親機との通信状態及び通信内容を判定し、発信側の無線LAN通信部14が通信可能(使用可能)であるか否かを確認する(ステップS3)。
ここで、制御部12は、例えば電波環境が良好である旨や認証結果が正である旨を検出し、発信側の無線LAN通信部14が通信可能である旨を検出すると(ステップS4にて「YES」)、発信先の携帯電話機である着信側の携帯電話機31の携帯電話番号と発信元の携帯電話機である発信側の携帯電話機11の携帯電話番号及びIPアドレスが含まれた無線LAN起動要求信号を携帯電話通信部13から携帯電話網51を通じて着信側の携帯電話機31へ送信させる(ステップS5)。この場合、制御部12は、無線LAN起動要求信号をSMS(ショート・メッセージ・サービス)信号の形態により送信させても良いし、無線LAN起動要求信号を電子メール信号の形態により送信させても良い。
着信側の携帯電話機31において、制御部32は、携帯電話機31の電源が投入されている状態では、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が携帯電話網51を通じて携帯電話通信部33に受信されたか否かを判定し(ステップT1)、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が携帯電話網51を通じて携帯電話通信部33に受信された旨を検出すると(ステップT1にて「YES」)、電源制御部41から動作電力を無線LAN通信部34へ供給させて無線LAN通信部34を起動させる(ステップT2)。そして、制御部32は、この場合も、発信側の処理と同様の処理を行うことにより、無線LAN親機との通信状態及び通信内容を判定し、着信側の無線LAN通信部34が通信可能であるか否かを確認する(ステップT3)。
ここで、制御部32は、例えば電波環境が良好である旨や認証結果が正である旨を検出し、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を検出すると(ステップT4にて「YES」)、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を表す無線LAN起動応答信号を無線LAN通信部34からIP網61を通じて発信側の携帯電話機11へ送信させる(ステップT5)。
発信側の携帯電話機11において、制御部12は、着信側の携帯電話機31から無線LAN起動応答信号がIP網61を通じて無線LAN通信部14に受信された旨を検出すると(ステップS6にて「YES」)、無線LAN起動応答信号を解析して着信側の無線LAN通信部34が通信可能であるか否かを判定する(ステップS7)。そして、制御部12は、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を検出すると(ステップS7にて「YES」)、発信信号を無線LAN通信部14からIP網61へ送信させる(ステップS8)。
着信側の携帯電話機31において、制御部32は、IP網61から着信信号が無線LAN通信部34に受信されたか否かを判定し(ステップT6)、IP網61から着信信号が無線LAN通信部34に受信された旨を検出すると(ステップT6にて「YES」)、応答信号を無線LAN通信部34からIP網61へ送信させる(ステップT7)。
発信側の携帯電話機11において、制御部12は、IP網61から応答信号が無線LAN通信部14に受信されたか否かを判定し(ステップS9)、IP網61から応答信号が無線LAN通信部14に受信された旨を検出すると(ステップS9にて「YES」)、これ以後、自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行う(ステップS10)。これに伴って、着信側の携帯電話機31において、制御部32も、これ以後、自機31と発信側の携帯電話機11との音声通話をIP網61を通じて行う(ステップT8)。
以上に説明した一連の処理により、着信側の携帯電話機31では、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が携帯電話網51を通じて受信されて初めて無線LAN通信部34が起動することになる。そして、発信側の携帯電話機11では、着信側の携帯電話機31の無線LAN通信部34を起動させた以後では、発信側の無線LAN通信部14が通信可能であり、且つ、着信側の無線LAN通信部34が通信可能であると、発信信号をIP網61へ送信することにより、これ以後、自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行うことになる。
これに対して、着信側の携帯電話機31において、制御部32は、例えば電波環境が良好でない旨や認証結果が正でない旨を検出し、着信側の無線LAN通信部34が通信不可能である旨を検出すると(ステップT4にて「NO」)、電源制御部41から無線LAN通信部34への動作電力の供給を停止させて無線LAN通信部34を起動停止させ(ステップT9)、着信側の無線LAN通信部34が通信不可能である旨を表す無線LAN起動応答信号を携帯電話通信部33から携帯電話網51を通じて発信側の携帯電話機11へ送信させる(ステップT10)。
発信側の携帯電話機11において、制御部12は、着信側の携帯電話機31から無線LAN起動応答信号が携帯電話網51を通じて携帯電話通信部13に受信された旨を検出すると(ステップS6にて「YES」)、無線LAN起動応答信号を解析して着信側の無線LAN通信部34が通信可能であるか否かを判定する(ステップS7)。そして、制御部12は、着信側の無線LAN通信部34が通信不可能である旨を検出すると(ステップS7にて「NO」)、電源制御部21から無線LAN通信部14への動作電力の供給を停止させて無線LAN通信部14を起動停止させる(ステップS11)。
次いで、制御部12は、IP網61による音声通話が不可能である旨を表す表示メッセージを表示部18に表示させ(ステップS12)、ユーザにより携帯電話網51による発信操作が行われたか否かを判定する(ステップS13)。ここで、制御部12は、ユーザにより携帯電話網51による発信操作が行われた旨を検出すると(ステップS13にて「YES」)、発信信号を携帯電話通信部13から携帯電話網51へ送信させる(ステップS14)。
着信側の携帯電話機31において、制御部32は、携帯電話網51から着信信号が携帯電話通信部33に受信されたか否かを判定し(ステップT11)、携帯電話網51から着信信号が携帯電話通信部33に受信された旨を検出すると(ステップT11にて「YES」)、応答信号を携帯電話通信部33から携帯電話網51へ送信させる(ステップT12)。
発信側の携帯電話機11において、制御部12は、携帯電話網51から応答信号が携帯電話通信部13に受信されたか否かを判定し(ステップS15)、携帯電話網51から応答信号が携帯電話通信部13に受信された旨を検出すると(ステップS15にて「YES」)、これ以後、自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話を携帯電話網51を通じて行う(ステップS16)。これに伴って、着信側の携帯電話機31において、制御部32は、これ以後、自機31と発信側の携帯電話機11との音声通話を携帯電話網51を通じて行う(ステップT13)。
また、発信側の携帯電話機11において、制御部31は、例えば電波環境が良好でない旨や認証結果が正でない旨を検出し、発信側の無線LAN通信部14が通信不可能である旨を検出すると(ステップS4にて「NO」)、この場合も、上記したステップS11〜S16に記載した処理を行う。
以上に説明した一連の処理により、発信側の携帯電話機11では、着信側の携帯電話機31の無線LAN通信部34を起動させたものの、着信側の無線LAN通信部34が通信不可能であるか、または、発信側の無線LAN通信部14が通信不可能であると、自機の無線LAN通信部14を起動停止させると共に着信側の携帯電話機31の無線LAN通信部34を起動停止させ、発信信号を携帯電話網51へ送信することにより、これ以後、自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話を携帯電話網51を通じて行うことになる。
ところで、以上は、発信側の携帯電話機11において、発信先の携帯電話機である着信側の携帯電話機31の携帯電話番号と発信元の携帯電話機である発信側の携帯電話機11の携帯電話番号及びIPアドレスが含まれた無線LAN起動要求信号を着信側の携帯電話機31へ送信する構成を説明したが、必ずしも発信元の携帯電話機である発信側の携帯電話機11のIPアドレスを送信する必要はなく、つまり、発信先の携帯電話機である着信側の携帯電話機31の携帯電話番号と発信元の携帯電話機である発信側の携帯電話機11の携帯電話番号が含まれた無線LAN起動要求信号を着信側の携帯電話機31へ送信する構成であっても良い。その場合は、IP網61のIPサーバ(図示せず)が発信側の携帯電話機11の携帯電話番号とIPアドレスとの対応を管理することになり、着信側の携帯電話機31は、発信側の携帯電話機11のIPアドレスをIPサーバに問合せた後に、無線LAN起動応答信号をIP網51を通じて発信側の携帯電話機11へ送信することになる。
また、以上は、着信側の携帯電話機31において、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を表す無線LAN起動応答信号をIP網61を通じて発信側の携帯電話機11へ送信する構成を説明したが、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を表す無線LAN起動応答信号を携帯電話網51を通じて発信側の携帯電話機11へ送信する構成であっても良い。また、以上は、発信側の携帯電話機11と着信側の携帯電話機31とが音声通話を行う構成を説明したが、発信側の携帯電話機11と着信側の携帯電話機31とがデータ通信を行う構成であっても良い。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、携帯電話システム1において、着信側の携帯電話機31は、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が受信されると、無線LAN通信部34を起動させ、無線LAN通信部34が通信可能であると、その旨を表す無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信し、発信側の携帯電話機11は、着信側の携帯電話機31から無線LAN起動応答信号が受信されると、無線LAN通信部13により着信側の携帯電話機31を発信先とする発信動作を行って自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行うように構成した。
これにより、着信側の携帯電話機31では、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が受信されて初めて無線LAN通信部34が起動することになるので、従来のものとは異なって、無線LAN通信部34を常時起動させておく必要はなく、バッテリの消費電力を抑えることができ、携帯電話機としての使い勝手を高めることができる。しかも、着信側の無線LAN通信部34が起動した以後では、着信側の無線LAN通信部34が通信可能であると、発信側の携帯電話機11が着信側の携帯電話機31を発信先とする発信動作を行って自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行うことになるので、音声通話を安価に実現することができる。また、この場合は、最初に無線LAN起動要求信号を着信側の携帯電話機31へ送信した発信側の携帯電話機11が発信動作を行うことになるので、発信者課金を適切に行うこともできる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図6ないし図8を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1の実施形態は、着信側の携帯電話機31が無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信することにより、発信側の携帯電話機11が発信信号をIP網61へ送信する構成であるが、これに対して、第2の実施形態は、着信側の携帯電話機31が無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信しないことにより、着信側の携帯電話機31が発信信号をIP網61へ送信する構成である。
次に、本発明の第2の実施形態について、図6ないし図8を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1の実施形態は、着信側の携帯電話機31が無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信することにより、発信側の携帯電話機11が発信信号をIP網61へ送信する構成であるが、これに対して、第2の実施形態は、着信側の携帯電話機31が無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信しないことにより、着信側の携帯電話機31が発信信号をIP網61へ送信する構成である。
すなわち、着信側の携帯電話機31において、制御部32は、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を検出すると(ステップT4にて「YES」)、着信側の無線LAN通信部34が通信可能である旨を表す無線LAN起動応答信号を無線LAN通信部34からIP網61を通じて発信側の携帯電話機11へ送信させることなく、発信信号を無線LAN通信部34からIP網61へ送信させる(ステップT21)。
発信側の携帯電話機11において、制御部12は、IP網61から着信信号が無線LAN通信部14に受信されたか否かを判定し(ステップS21)、IP網61から着信信号が無線LAN通信部14に受信された旨を検出すると(ステップS21にて「YES」)、応答信号を無線LAN通信部14からIP網61へ送信させる(ステップS22)。
着信側の携帯電話機31において、制御部32は、IP網61から応答信号が無線LAN通信部34に受信されたか否かを判定し(ステップT22)、IP網61から応答信号が無線LAN通信部34に受信された旨を検出すると(ステップT22にて「YES」、これ以後、自機31と発信側の携帯電話機11との音声通話をIP網61を通じて行う(ステップT23)。これに伴って、発信側の携帯電話機11において、制御部12も、これ以後、自機11と着信側の携帯電話機31との音声通話をIP網61を通じて行う(ステップS23)。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、携帯電話システム1において、着信側の携帯電話機31は、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が受信されると、無線LAN通信部34を起動させ、無線LAN通信部34が通信可能であると、無線LAN通信部34により発信側の携帯電話機11を発信先とする発信動作を行って自機31と発信側の携帯電話機11との音声通話をIP網61を通じて行うように構成した。
これにより、着信側の携帯電話機31では、発信側の携帯電話機11から無線LAN起動要求信号が受信されて初めて無線LAN通信部34が起動することになるので、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、無線LAN通信部34を常時起動させておく必要はなく、バッテリの消費電力を抑えることができ、携帯電話機としての使い勝手を高めることができる。しかも、着信側の無線LAN通信部34が起動した以後では、着信側の無線LAN通信部34が通信可能であると、着信側の携帯電話機31が発信側の携帯電話機11を発信先とする発信動作を行って自機31と発信側の携帯電話機11との音声通話をIP網61を通じて行うことになるので、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、音声通話を安価に実現することができる。また、この場合は、発信側の携帯電話機11が発信動作を行うのではなく、着信側の携帯電話機31が発信動作を行うことになるので、発信者課金を行うことができないものの、着信側の携帯電話機31が無線LAN起動応答信号を発信側の携帯電話機11へ送信する手順を省略することができ、音声通話を速やかに開始することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
着信側の携帯電話機において、発信側の携帯電話機から無線LAN起動要求信号が受信された時点で例えば自機にドライブモードが設定されているか否か(自機が移動状態にあるか否か)を判定し、自機にドライブモードが設定されていない場合には無線LAN通信部を起動させるものの、自機にドライブモードが設定されている場合には無線LAN通信部を起動させない構成であっても良い。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
着信側の携帯電話機において、発信側の携帯電話機から無線LAN起動要求信号が受信された時点で例えば自機にドライブモードが設定されているか否か(自機が移動状態にあるか否か)を判定し、自機にドライブモードが設定されていない場合には無線LAN通信部を起動させるものの、自機にドライブモードが設定されている場合には無線LAN通信部を起動させない構成であっても良い。
着信側の携帯電話機において、着信側の無線LAN通信部が通信可能である場合に、音声通話をIP網を通じて行う旨の予告をユーザに通知する構成であっても良いし、着信側の無線LAN通信部が通信不可能である場合、または、発信側の無線LAN通信部が通信不可能である場合に、音声通話を携帯電話網を通じて行う旨の予告をユーザに通知する構成であっても良い。
発信側の携帯電話機と着信側の携帯電話機とが異なる構成であっても良い。
発信側の携帯電話機と着信側の携帯電話機とが異なる構成であっても良い。
図面中、1は携帯電話システム、11は携帯電話機(発信側携帯電話機)、12は制御部(発信側制御手段)、13は携帯電話通信部(発信側携帯電話通信手段)、14は無線LAN通信部(発信側無線LAN通信手段)、31は携帯電話機(着信側携帯電話機)、32は制御部(着信側制御手段)、33は携帯電話通信部(着信側携帯電話通信手段)、34は無線LAN通信部(着信側無線LAN通信手段)、51は携帯電話網、61はIP網である。
Claims (8)
- 携帯電話網に接続可能な発信側携帯電話通信手段、IP網に接続可能な発信側無線LAN通信手段及び発信側制御手段を備えた発信側携帯電話機と、
携帯電話網に接続可能な着信側携帯電話通信手段、IP網に接続可能な着信側無線LAN通信手段及び着信側制御手段を備えた着信側携帯電話機とを具備した携帯電話システムであって、
前記発信側制御手段は、無線LAN起動要求信号を前記発信側携帯電話通信手段から前記着信側携帯電話機へ送信させ、
前記着信側制御手段は、前記発信側携帯電話通信手段から無線LAN起動要求信号が前記着信側携帯電話通信手段に受信された場合に、前記着信側無線LAN通信手段を起動させ、前記着信側無線LAN通信手段が通信可能である場合に、その旨を表す無線LAN起動応答信号を前記着信側無線LAN通信手段または前記着信側携帯電話通信手段から前記発信側携帯電話機へ送信させ、
前記発信側制御手段は、前記着信側携帯電話機から無線LAN起動応答信号が前記発信側無線LAN通信手段または前記発信側携帯電話通信手段に受信された場合に、前記発信側無線LAN通信手段に前記着信側携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて前記発信側携帯電話機と前記着信側携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせることを特徴とする携帯電話システム。 - 請求項1に記載した携帯電話システムにおいて、
前記着信側制御手段は、無線LAN起動応答信号を前記着信側無線LAN通信手段から前記発信側携帯電話機へ送信させることを特徴とする携帯電話システム。 - 携帯電話網に接続可能な発信側携帯電話通信手段、IP網に接続可能な発信側無線LAN通信手段及び発信側制御手段を備えた発信側携帯電話機と、
携帯電話網に接続可能な着信側携帯電話通信手段、IP網に接続可能な着信側無線LAN通信手段及び着信側制御手段を備えた着信側携帯電話機とを具備した携帯電話システムであって、
前記発信側制御手段は、無線LAN起動要求信号を前記発信側携帯電話通信手段から前記着信側携帯電話機へ送信させ、
前記着信側制御手段は、前記発信側携帯電話機から無線LAN起動要求信号が前記着信側携帯電話通信手段に受信された場合に、前記着信側無線LAN通信手段を起動させ、前記着信側無線LAN通信手段が通信可能である場合に、前記着信側無線LAN通信手段に前記発信側携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて前記着信側携帯電話機と前記発信側携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせることを特徴とする携帯電話システム。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載した携帯電話システムにおいて、
前記発信側制御手段は、無線LAN起動要求信号を前記発信側携帯電話通信手段から前記着信側携帯電話機へ送信させる場合に、前記発信側携帯電話機に割当てられているIPアドレスをも前記発信側携帯電話通信手段から前記着信側携帯電話機へ送信させることを特徴とする携帯電話システム。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載した携帯電話システムにおいて、
前記着信側制御手段は、前記発信側携帯電話通信手段から無線LAN起動要求信号が前記着信側携帯電話通信手段に受信された場合に、前記着信側携帯電話機が移動状態にあるか否かを判定し、前記着信側携帯電話機が移動状態にない場合には前記着信側無線LAN通信手段を起動させ、前記着信側携帯電話機が移動状態にある場合には前記着信側無線LAN通信手段を起動させないことを特徴とする携帯電話システム。 - 携帯電話網に接続可能であると共にIP網に接続可能に構成された他の携帯電話機と共に携帯電話システム内で用いられ、携帯電話網に接続可能な携帯電話通信手段と、IP網に接続可能な無線LAN通信手段とを備えた携帯電話機であって、
無線LAN起動要求信号を前記携帯電話通信手段から前記他の携帯電話機へ送信させ、前記他の携帯電話機から無線LAN起動応答信号が前記無線LAN通信手段または前記携帯電話通信手段に受信された場合に、前記無線LAN通信手段に前記他の携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて自機と前記他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせる制御手段を備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 携帯電話網に接続可能であると共にIP網に接続可能に構成された他の携帯電話機と共に携帯電話システム内で用いられ、携帯電話網に接続可能な携帯電話通信手段と、IP網に接続可能な無線LAN通信手段とを備えた携帯電話機であって、
前記他の携帯電話機から無線LAN起動要求信号が前記携帯電話通信手段に受信された場合に、前記無線LAN通信手段を起動させ、前記無線LAN通信手段が通信可能である場合に、その旨を表す無線LAN起動応答信号を前記無線LAN通信手段または前記携帯電話通信手段から前記他の携帯電話機へ送信させる制御手段を備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 携帯電話網に接続可能であると共にIP網に接続可能に構成された他の携帯電話機と共に携帯電話システム内で用いられ、携帯電話網に接続可能な携帯電話通信手段と、IP網に接続可能な無線LAN通信手段とを備えた携帯電話機であって、
前記他の携帯電話機から無線LAN起動要求信号が前記携帯電話通信手段に受信された場合に、前記無線LAN通信手段を起動させ、前記無線LAN通信手段が通信可能である場合に、前記無線LAN通信手段に前記他の携帯電話機を発信先とする発信動作を行わせて自機と前記他の携帯電話機との音声通話やデータ通信をIP網を通じて行わせる制御手段を備えたことを特徴とする携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004314009A JP2006129020A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 携帯電話システム及び携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=36723237
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JP2004314009A Withdrawn JP2006129020A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 携帯電話システム及び携帯電話機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-10-28 JP JP2004314009A patent/JP2006129020A/ja not_active Withdrawn
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