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JP2006179678A - 半導体絶縁膜用cmp研磨剤及び基板の研磨方法 - Google Patents

半導体絶縁膜用cmp研磨剤及び基板の研磨方法 Download PDF

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JP2006179678A
JP2006179678A JP2004371359A JP2004371359A JP2006179678A JP 2006179678 A JP2006179678 A JP 2006179678A JP 2004371359 A JP2004371359 A JP 2004371359A JP 2004371359 A JP2004371359 A JP 2004371359A JP 2006179678 A JP2006179678 A JP 2006179678A
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polishing
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Yutaka Ono
裕 小野
Masato Fukazawa
正人 深沢
Naoyuki Koyama
直之 小山
Hiroto Otsuki
裕人 大槻
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Abstract

【課題】本発明は、層間絶縁膜、BPSG膜、シャロー・トレンチ分離用絶縁膜を平坦化するCMP技術において、酸化珪素膜と窒化珪素膜の選択比、平坦性を向上させることにより、CMPプロセスを効率的、高速に、かつプロセス管理も容易に行うことができる研磨剤及び研磨法を提供するものである。
【解決手段】酸化セリウム粒子、分散剤、ポリカルボン酸またはその誘導体またはその共重合体、ポリスルホン酸またはその誘導体またはその共重合体、ならびに水を含む半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体素子製造技術である、基板表面の平坦化工程、特に、層間絶縁膜、BPSG(ボロン、リンをドープした二酸化珪素膜)膜の平坦化工程、シャロー・トレンチ分離の形成工程等において使用される半導体絶縁膜用CMP研磨剤(以下、CMP研磨剤と呼ぶことがある。)及びこのCMP研磨剤を使用した基板の研磨方法に関する。
現在の超々大規模集積回路では、実装密度を高める傾向にあり、種々の微細加工技術が研究、開発されている。既に、デザインルールは、サブハーフミクロンのオーダーになっている。このような厳しい微細化の要求を満足するために開発されている技術の一つに、CMP(ケミカルメカニカルポリッシング)技術がある。
この技術は、半導体装置の製造工程において、露光を施す層を完全に平坦化し、露光技術の負担を軽減し、歩留まりを安定させることができるため、例えば、層間絶縁膜、BPSG膜の平坦化、シャロー・トレンチ分離等を行う際に必須となる技術である。
従来、半導体装置の製造工程において、プラズマ−CVD(Chemical Vapor Deposition 、化学的蒸着法)、低圧−CVD等の方法で形成される酸化珪素絶縁膜等の無機絶縁膜層を平坦化するためのCMP研磨剤として、フュームドシリカ系の研磨剤が一般的に検討されていた。フュームドシリカ系の研磨剤は、シリカ粒子を四塩化珪酸に熱分解する等の方法で粒成長させ、pH調整を行って製造している。しかしながら、この様な研磨剤は無機絶縁膜の研磨速度が十分でなく、実用化には低研磨速度という技術課題があった。
従来の層間絶縁膜を平坦化するCMP技術では、研磨速度の基板上被研磨膜のパターン依存性が大きく、パターン密度差或いはサイズ差の大小により凸部の研磨速度が大きく異なり、また凹部の研磨も進行してしまうため、ウエハ面内全体での高いレベルの平坦化を実現することができないという技術課題があった。
また、層間膜を平坦化するCMP技術では、層間膜の途中で研磨を終了する必要があり、研磨量の制御を研磨時間で行うプロセス管理方法が一般的に行われている。しかし、パターン段差形状の変化だけでなく、研磨布の状態等でも、研磨速度が顕著に変化してしまうため、プロセス管理が難しいという問題があった。
デザインルール0.5μm以上の世代では、集積回路内の素子分離にLOCOS(シリコン局所酸化)が用いられていた。その後さらに加工寸法が微細化すると素子分離幅の狭い技術が要求され、シャロー・トレンチ分離が用いられつつある。シャロー・トレンチ分離では、基板上に成膜した余分の酸化珪素膜を除くためにCMPが使用され、研磨を停止させるために、酸化珪素膜の下に研磨速度の遅いストッパ膜が形成される。ストッパ膜には窒化珪素などが使用され、酸化珪素膜とストッパ膜との研磨速度比(選択比)が大きいことが望ましい。
シャロー・トレンチ分離における研磨材としては主にシリカや酸化セリウムなどが用いられているが、酸化セリウムには研磨後表面の傷が少ないことや平坦性が優れていること、窒化珪素と酸化珪素との研磨速度比が大きいなどの利点が認められている。
しかし、酸化セリウムにおいても更なる平坦性、選択比の向上が求められており、この要求に対して様々な添加剤を加えることで解決が試みられている(例えば特許文献1参照。)。
特開2003-338470公報
酸化セリウムに対する添加剤としては、従来、平坦性を向上する目的としてポリアクリル酸やポリビニルピロリドン等が用いられていた。また、選択比を向上させる目的としてポリスルホン酸やエチレンジアミン四酢酸(EDTA)などが用いられていた。しかし、それぞれの添加剤を個別に添加した研磨液では平坦性と選択比を同時に向上させることは難しかった。
本発明は、層間絶縁膜、BPSG膜、シャロー・トレンチ分離用絶縁膜を平坦化するCMP技術において、酸化珪素膜と窒化珪素膜の選択比、平坦性を向上させることにより、CMPプロセスを効率的、高速に、かつプロセス管理も容易に行うことができる研磨剤及び研磨法を提供するものである。
本発明は、(1)酸化セリウム粒子、分散剤、ポリカルボン酸またはその誘導体またはその共重合体、ポリスルホン酸またはその誘導体またはその共重合体、及び水を含む半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
本発明は、(2)ポリカルボン酸が、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリリンゴ酸からなる群から選ばれる少なくとも1種類である上記(1)の半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
本発明は、(3)前記ポリカルボン酸添加量が、半導体絶縁膜用CMP研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上1重量部以下である上記(1)または(2)の半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
本発明は、(4)ポリスルホン酸が、ポリビニルスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリ-2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、またはその共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種類である上記(1)〜(3)のいずれかの半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
本発明は、(5)前記ポリスルホン酸添加量が、半導体絶縁膜用CMP研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上1重量部以下である上記(1)〜(4)のいずれかの半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
本発明は、(6)半導体絶縁膜用CMP研磨剤のpHが4〜7の範囲である上記(1)〜(5)のいずれかの半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
本発明は、(7)半導体絶縁膜用CMP研磨剤が酸化セリウム粒子、分散剤、水を含むA液と、ポリカルボン酸、ポリスルホン酸またはその共重合体、水を含むB液に分割されて保存される前記(1)〜(6)のいずれか記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤に関する。
また、本発明は、(8)研磨する膜を形成した基板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、上記(1)〜(7)のいずれかの半導体絶縁膜用CMP研磨剤を膜と研磨布との間に供給しながら、基板と研磨定盤を動かして膜を研磨する基板の研磨方法に関する。
本発明は、層間絶縁膜、BPSG膜、シャロー・トレンチ分離用絶縁膜を平坦化するCMP技術において、酸化珪素膜と窒化珪素膜の選択比、平坦性を向上させることにより、CMPプロセスを効率的、高速に、かつプロセス管理も容易に行うことができる研磨剤及び研磨法を提供することができる。
本発明のCMP研磨剤は、酸化セリウム粒子、分散剤、ポリカルボン酸またはその誘導体またはその共重合体(以下、ポリカルボン酸成分、ともいう。)、ポリスルホン酸またはその誘導体またはその共重合体(以下、ポリスルホン酸成分、ともいう。)、及び水を含むものである。
一般に酸化セリウムは、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、しゅう酸塩等のセリウム化合物を酸化することによって得られる。TEOS−CVD法等で形成される酸化珪素膜の研磨に使用する酸化セリウム研磨剤は、一次粒子径(結晶子径)が大きく、かつ結晶ひずみが少ないほど、すなわち結晶性が良いほど高速研磨が可能であるが、研磨傷が入りやすい傾向がある。そこで、本発明で用いる酸化セリウム粒子は、その製造方法を限定するものではないが、酸化セリウム結晶子径は5nm以上300nm以下であることが好ましい。また、半導体ウエハ研磨に使用することから、アルカリ金属及びハロゲン類の含有率は酸化セリウム粒子中10ppm以下に抑えることが好ましい。
本発明において、酸化セリウム粒子を作製する方法として焼成又は過酸化水素等による酸化法が使用できる。焼成温度は350℃以上900℃以下が好ましい。
上記の方法により製造された酸化セリウム粒子は凝集しているため、機械的に粉砕することが好ましい。粉砕方法として、ジェットミル等による乾式粉砕や遊星ビーズミル等による湿式粉砕方法が好ましい。ジェットミルは、例えば化学工業論文集第6巻第5号(1980)527〜532頁に説明されている。
これらの酸化セリウム粒子を水中に分散させる方法としては、通常の攪拌機による分散処理の他にホモジナイザ、超音波分散機、湿式ボールミル等を用いることができる。
上記の方法により分散された酸化セリウムをさらに微粒子化する方法として、分散媒中の酸化セリウム粒子同士を90MPa以上の圧力で衝突させる高圧ホモジナイザを使用する方法が使用される。本発明において使用可能な高圧ホモジナイザに制限はないが、高圧で処理できる装置としてアルティマイザー((株)スギノマシン製)、ジーナスPY(白水化学工業(株)製)が挙げられる。粉砕処理する部分の接液部分は焼結ダイヤモンドまたは単結晶ダイヤモンドであることが好ましい。接液部分が金属やセラミックの場合、磨耗による粉砕効率の低下や金属不純物が混入するため適さない。粉砕圧力は90MPa以上250MPa以下が好ましく、90MPa未満では粉砕効率が低下し、250MPaを超えると設備への負荷が増大する傾向があるため適さない。粉砕処理回数は所定の粒径になるまで複数回処理しても良い。
こうして作製された分散液又はCMP研磨剤中の酸化セリウム粒子の平均粒径(又は粒度分布の中央値)は、0.01μm〜1.0μmであることが好ましい。酸化セリウム粒子の平均粒径が0.01μm未満であると研磨速度が低くなりすぎることがあり、1.0μmを超えると研磨する膜に傷がつきやすくなることがあるからである。本発明で、酸化セリウム粒子の平均粒径とは、レーザ回折式粒度分布計で測定したD50の値(体積分布のメジアン径、累積中央値)をいう。
本発明におけるCMP研磨剤は、例えば、上記の特徴を有する酸化セリウム粒子と分散剤と水からなる組成物を分散させて分散液(又はスラリー)とし、さらにポリカルボン酸またはその共重合体、ポリスルホン酸もしくはその共重合体を添加することによって得られる。ここで、分散液中の酸化セリウム粒子の濃度に制限はないが、分散液の取り扱いやすさから0.5重量%以上20重量%以下の範囲が好ましい。
また、分散剤としては、半導体ウエハ研磨に使用することから、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属及びハロゲン、イオウの含有率は10ppm以下に抑えることが好ましい。分散剤は、例えば、ポリアクリル酸アンモニウム塩や、共重合成分としてアクリル酸アンモニウム塩を含む高分子分散剤が好ましい。また、ポリアクリル酸アンモニウム塩や共重合成分としてアクリル酸アンモニウム塩を含む高分子分散剤と水溶性陰イオン性分散剤、水溶性非イオン性分散剤、水溶性陽イオン性分散剤、水溶性両性分散剤から選ばれた少なくとも1種類を含む2種類以上の分散剤を使用してもよい。
水溶性陰イオン性分散剤としては、例えば、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、特殊ポリカルボン酸型高分子分散剤等が挙げられる。水溶性非イオン性分散剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリエチレングリコールモノラウレート、ポリエチレングリコールモノステアレート、ポリエチレングリコールジステアレート、ポリエチレングリコールモノオレエート、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルアルカノールアミド等が挙げられる。水溶性陽イオン性分散剤としては、例えば、ポリビニルピロリドン、ココナットアミンアセテート、ステアリルアミンアセテート等が挙げられ、水溶性両性分散剤としては、例えば、ラウリルベタイン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキサイド、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
これらの分散剤添加量は、分散液(又はスラリー)中やCMP研磨剤中の粒子の分散性及び沈降防止、さらに研磨傷と分散剤添加量との関係から、酸化セリウム粒子100重量部に対して、0.01重量部以上2.0重量部以下の範囲が好ましい。分散剤の分子量は、100〜50,000が好ましく、1,000〜10,000がより好ましい。分散剤の分子量が100未満の場合は、酸化珪素膜あるいは窒化珪素膜を研磨するときに、十分な研磨速度が得られなくなることがあり、分散剤の分子量が50,000を超えた場合は、粘度が高くなり、CMP研磨剤の保存安定性が低下することがあるからである。
本発明におけるポリカルボン酸成分としては、特に制限はなく、例えばポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸、ポリリシン、ポリリンゴ酸、ポリメタクリル酸、ポリアミド酸、ポリマレイン酸、ポリイタコン酸、ポリフマル酸、ポリ(p−スチレンカルボン酸)、ポリアクリル酸(PAA)、及びこれらの塩及びこれらのエステルが挙げられる。塩としてはアンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。エステルとしてはC〜Cのアルキルエステルなどが挙げられる。但し、適用する基体が半導体集積回路用シリコン基板などの場合はアルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲン化物等による汚染は望ましくないため、酸もしくはそのアンモニウム塩が望ましい。基体がガラス基板等である場合はその限りではない。その中でもポリリンゴ酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸のエステル及びそれらのアンモニウム塩が好ましい。
また、ポリカルボン酸成分は共重合体でもかまわない。共重合体としてはC〜C18のアクリル酸エステル、C1〜C18のメタクリル酸エステル、アクリルアミド、ビニルアルコール、アクリロニトリル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン等のラジカル重合可能なモノマの共重合体が挙げられる。
ポリカルボン酸成分の分子量は、例えばポリアクリル酸の場合、重量平均分子量がGPCのPEG換算で500以上20,000以下のものが好ましい。より好ましくは重量平均分子量1,000以上20,000以下であり、特に好ましくは、2,000以上10,000以下である。該分子量が低すぎると平坦化効果が不足となる場合があり、該分子量が高すぎると酸化セリウム粒子が凝集しやすくなったり、パターン凸部の研磨速度が低下したりする場合があるためである。
ポリカルボン酸成分の添加量は、研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上10重量部以下の範囲が好ましい。0.05重量部以上5重量部以下の範囲がより好ましい。0.1重量部以上1重量部以下の範囲がさらに好ましい。添加量が少なすぎると高平坦化特性が得られず、多すぎるとゲル化のため流動性が低下する場合がある。
本発明におけるポリスルホン酸成分としては、特に制限はなく、例えばポリスチレンスルホン酸、ポリビニルスルホン酸、ポリ-2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸(PAMPS)、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等のアルキルスルホン酸ホルマリン縮合物等、及びこれらの塩が挙げられる。塩としてはアンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。
但し、適用する基体が半導体集積回路用シリコン基板などの場合はアルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲン化物等による汚染は望ましくないため、酸もしくはそのアンモニウム塩が望ましい。基体がガラス基板等である場合はその限りではない。
その中でもポリスチレンスルホン酸、ポリ-2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸が好ましい。また、共重合体でもかまわない。共重合物としてはアクリル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、チグリック酸、2−トリフルオロメチルアクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルコン酸などの不飽和二重結合を含むカルボン酸やC〜C18のアクリル酸エステル、C1〜C18のメタクリル酸エステル、アクリルアミド、ビニルアルコール、アクリロニトリル、ビニルピロリドン、ビニルピリジン等のラジカル重合可能なモノマの共重合体が挙げられる。ポリスルホン酸共重合体におけるスルホン酸成分の比率(共重合比)は、10モル%〜100モル%が好ましく、30モル%〜100モル%がより好ましい。スルホン酸成分の比率が低すぎると、選択比が十分発現しない場合がある。
ここで、本発明においてポリスルホン酸とポリカルボン酸とを共重合させたものについては、ポリスルホン酸の共重合体とみなす。
ポリカルボン酸成分の添加量は、研磨剤100重量部に対して、0.01重量部以上10重量部以下の範囲が好ましい。0.05重量部以上5重量部以下の範囲がより好ましい。
0.1重量部以上1重量部以下の範囲がさらに好ましい。添加量が少なすぎると高選択特性が得られず、多すぎるとゲル化のため流動性が低下する場合がある。
ポリスルホン酸成分の分子量は、重量平均分子量がGPCのPEG換算で200以上50,000以下のものが好ましい。より好ましくは重量平均分子量300以上20,000以下であり、特に好ましくは、500以上10,000以下である。該分子量が低すぎると平坦化効果が不足となる場合があり、該分子量が高すぎると酸化セリウム粒子が凝集しやすくなったり、パターン凸部の研磨速度が低下したりする場合があるためである。
また、本発明のCMP研磨剤中の酸化セリウム粒子の濃度は、特に制限はないが、通常、0.1〜10重量%の範囲が好ましい。
本発明のCMP研磨剤は、酸化セリウム粒子、分散剤、及び水を含む酸化セリウムスラリー(A液)と、ポリカルボン酸またはその共重合体、ポリスルホン酸またはその共重合体、及び水を含む添加液(B液)とを分けたCMP研磨剤として保存しても、また予め、酸化セリウム粒子、分散剤、水、ポリカルボン酸またはその共重合体、ポリスルホン酸またはその共重合体を配合したCMP研磨剤として保存しても、安定した特性が得られる。上記のA液とB液とに分けた二液式のCMP研磨剤で基板を研磨する際に、添加液は、酸化セリウムスラリーと別々の配管で送液し、これらの配管を合流させて供給配管出口の直前で混合して研磨定盤上に供給する方法か、研磨直前に酸化セリウムスラリーと混合する方法がとられる。
本発明の基板の研磨方法では、研磨する膜を形成した基板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、本発明のCMP研磨剤を膜と研磨布との間に供給しながら、基板と研磨定盤を動かして膜を研磨する。ここで、基板と研磨定盤を動かすとは、膜と研磨布とがCMP研磨剤を介して擦れ合うように基板及び研磨定盤のいずれか一方又は両方を動かすことを意味する。
本発明のCMP研磨剤を使用して研磨する膜の一例である無機絶縁膜の基板上への作製方法として、低圧CVD法、プラズマCVD法等が挙げられる。低圧CVD法による酸化珪素膜形成は、Si源としてモノシラン:SiH4、酸素源として酸素:O2を用いる。このSiH4−O2系は酸化反応を400℃以下の低温で行わせることにより得られる。場合によっては、CVD後1000℃またはそれ以下の温度で熱処理される。高温リフローによる表面平坦化を図るためにリン:Pをドープするときには、SiH4−O2−PH3 系反応ガスを用いることが好ましい。プラズマCVD法は、通常の熱平衡下では高温を必要とする化学反応が低温でできる利点を有する。プラズマ発生法には、容量結合型と誘導結合型の2つが挙げられる。反応ガスとしては、Si源としてSiH4、酸素源としてN2Oを用いたSiH4−N2O系ガスとテトラエトキシシラン(TEOS)をSi源に用いたTEOS−O2系ガス(TEOS−プラズマCVD法)が挙げられる。基板温度は250℃〜400℃、反応圧力は67〜400Paの範囲が好ましい。このように、酸化珪素膜にはリン、ホウ素等の元素がドープされていても良い。同様に、低圧CVD法による窒化珪素膜形成は、Si源としてジクロルシラン:SiH2Cl2、窒素源としてアンモニア:NH3を用いる。このSiH2Cl2−NH3系酸化反応を900℃の高温で行わせることにより得られる。プラズマCVD法は、反応ガスとしては、Si源としてSiH4、窒素源としてNH3を用いたSiH4−NH3系ガスが挙げられる。基板温度は300℃〜400℃が好ましい。
基板としては、例えば、半導体基板すなわち回路素子と配線パターンが形成された段階の半導体基板、回路素子が形成された段階の半導体基板等の半導体基板上に酸化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層等の無機絶縁膜が形成された基板が使用できる。このような半導体基板上に形成された酸化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層を上記CMP研磨剤で研磨することによって、酸化珪素膜層あるいは窒化珪素膜層表面の凹凸を解消し、半導体基板全面にわたって平滑な面とすることができる。また、シャロー・トレンチ分離にも使用できる。シャロー・トレンチ分離に使用するためには、酸化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の比、酸化珪素膜研磨速度/窒化珪素膜研磨速度が10以上であることが好ましい。この比が10未満では、酸化珪素膜研磨速度と窒化珪素膜研磨速度の差が小さく、シャロー・トレンチ分離をする際、所定の位置で研磨を停止することができなくなるためである。この比が10以上の場合は窒化珪素膜の研磨速度がさらに小さくなって研磨の停止が容易になり、シャロー・トレンチ分離により好適である。また、シャロー・トレンチ分離に使用するためには、研磨時に傷の発生が少ないことが好ましい。
ここで、研磨に用いる装置としては、半導体基板等の基板を保持するホルダーと、研磨布(パッド)を貼り付けた、回転数が変更可能なモータ等を取り付けてある、研磨定盤とを有する一般的な研磨装置が使用できる。例えば、荏原製作所株式会社製研磨装置:型番EPO-111が使用できる。研磨布としては、一般的な不織布、発泡ポリウレタン、多孔質フッ素樹脂などが使用でき、特に制限がない。また、研磨布にはCMP研磨剤がたまるような溝加工を施すことが好ましい。研磨条件に制限はないが、研磨定盤の回転速度は半導体基板等の基板が飛び出さないように200rpm以下、より好ましくは10〜200rpmの低回転が好ましく、半導体基板等の基板にかける圧力は研磨後に傷が発生しないように9.8×10Pa以下(1kg/cm以下)、より好ましくは1.0〜9.8×10Pa(0.1〜1kg/cm)が好ましい。研磨している間、研磨布と被研磨膜との間にはCMP研磨剤をポンプ等で連続的に供給する。この供給量に制限はないが、研磨布の表面が常にCMP研磨剤で覆われていることが好ましく、例えば、10〜1000ml/minで供給することが好ましい。
研磨終了後の半導体基板等の基板は、流水中で良く洗浄後、スピンドライヤ等を用いて基板上に付着した水滴を払い落として乾燥させることが好ましい。
また、例えば、上記のようにして半導体基板に平坦化されたシャロー・トレンチを形成したあと、酸化珪素絶縁膜層の上に、アルミニウム配線を形成し、その配線間及び配線上に再度上記方法により酸化珪素絶縁膜を形成後、上記CMP研磨剤を用いて研磨することによって、絶縁膜表面の凹凸を解消し、半導体基板全面にわたって平滑な面とする。この工程を所定数繰り返すことにより、所望の層数の半導体を製造することができる。
本発明のCMP研磨剤は、半導体基板に形成された酸化珪素膜等だけでなく、所定の配線を有する配線板に形成された酸化珪素膜、ガラス、窒化珪素等の無機絶縁膜、ポリシリコン、Al、Cu、Ti、TiN、W、Ta、TaN等を主として含有する膜、フォトマスク・レンズ・プリズム等の光学ガラス、ITO等の無機導電膜、ガラス及び結晶質材料で構成される光集積回路・光スイッチング素子・光導波路、光ファイバーの端面、シンチレータ等の光学用単結晶、固体レーザ単結晶、青色レーザLED用サファイヤ基板、SiC、GaP、GaAs等の半導体単結晶、磁気ディスク用ガラス基板、磁気ヘッド等を研磨することができる。
以下、本発明の実施例及び比較例によって本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1〜4、比較例1〜3
(酸化セリウム粒子の作製)
炭酸セリウム水和物2kgを白金製容器に入れ、800℃で2時間空気中で焼成して黄白色の粉末を約1kg得た。この粉末をX線回折法で相同定を行ったところ酸化セリウムであることを確認した。焼成粉末粒子径は30〜100μmであった。焼成粉末粒子表面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、酸化セリウムの粒界が観察された。粒界に囲まれた酸化セリウム一次粒子径を測定したところ、体積分布の中央値が190nm、最大値が500nmであった。酸化セリウム粉末1kgをジェットミルを用いて乾式粉砕を行った。粉砕粒子について走査型電子顕微鏡で観察したところ、一次粒子径と同等サイズの小さな粒子の他に、1〜3μmの大きな粉砕残り粒子と0.5〜1μmの粉砕残り粒子が混在していた。
(酸化セリウムスラリー及び酸化セリウム系CMP研磨剤の作製)
上記作製の酸化セリウム粒子1kgとポリアクリル酸アンモニウム塩水溶液(40重量%)23gと脱イオン水8977gを混合し、撹拌しながら超音波分散を10分間施した。得られたスラリーを1ミクロンフィルターでろ過をし、さらに脱イオン水を加えることにより5wt%スラリーを得た。スラリーpHは8.3であった。スラリー粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値が190nmであった。
[実施例1]
上記の酸化セリウムスラリー(固形分:5重量%)600g、ポリアクリル酸を6g及びポリスルホン酸として表1に記載のPAMPSを6g、脱イオン水2394g、および適当な量のアンモニアを混合してpHが5.0の酸化セリウム系CMP研磨剤(固形分:1重量%)を作製した。この研磨剤中の酸化セリウム粒子をレーザ回折式粒度分布計で測定するために、研磨剤を適当な濃度に希釈して測定した結果、粒子径の中央値が190nmであった。
[実施例2〜4、比較例1〜3]
表1に記載のポリアクリル酸及び各種ポリスルホン酸とした以外は実施例1と同様にして、酸化セリウム系CMP研磨剤を作製した。これらの研磨剤中の酸化セリウム粒子の粒子径の中央値を実施例1と同様に測定した結果、190nmであった。
(酸化珪素膜研磨速度の測定)
直径200mmのSi基板上にTEOS−プラズマCVD法で酸化珪素膜を1000nm形成したブランケットウエハを作製した。保持する基板取り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーに上記ブランケットウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッドを貼り付けた直径600mmの定盤上に酸化珪素膜面を下にしてホルダーを載せ、さらに加工荷重を2.94×10Pa(300gf/cm)に設定した。定盤上に上記の酸化セリウム系CMP研磨剤(固形分:1重量%)を200ml/minの速度で滴下しながら、定盤及びウエハを50rpmで1分間回転させ、酸化珪素膜を研磨した。
研磨速度は光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定して計算した。結果を表1に併記する。
Figure 2006179678
(窒化珪素膜研磨速度の測定)
直径200mmのSi基板上にCVD法で窒化珪素膜を300nm形成したブランケットウエハを作製した。保持する基板取り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーに上記ブランケットウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッドを貼り付けた直径600mmの定盤上に酸化珪素膜面を下にしてホルダーを載せ、さらに加工荷重を2.94×10Pa(300gf/cm)に設定した。定盤上に上記の酸化セリウム研磨剤(固形分:1重量%)を200ml/minの速度で滴下しながら、定盤及びウエハを50rpmで1分間回転させ、窒化珪素膜を研磨した。
研磨速度は光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定して計算した。結果を表1に併記する。
(パターンウエハの研磨)
直径200mmのSi基板上にライン/スペース幅が0.05〜5mmで高さが500nmのAl配線のライン部を形成した後、その上にTEOS−プラズマCVD法で酸化珪素膜を1000nm形成したパターンウエハを作製した。保持する基板取り付け用の吸着パッドを貼り付けたホルダーに上記パターンウエハをセットし、多孔質ウレタン樹脂製の研磨パッドを貼り付けた直径600mmの定盤上に酸化珪素膜面を下にしてホルダーを載せ、さらに加工荷重を2.94×10Pa(300gf/cm)に設定した。定盤上に上記の酸化セリウム研磨剤(固形分:1重量%)を200ml/minの速度で滴下しながら、定盤及びウエハを50rpmで2分間回転させ、酸化珪素膜を研磨した。研磨終点は定盤のトルクを測定することにより判定した。研磨後のウエハを純水で良く洗浄後、乾燥した。
光干渉式膜厚測定装置を用いて、研磨前後の膜厚差を測定し、研磨速度を計算した。凸部の窒化珪素膜残膜量はライン/スペースが14ミクロン/6ミクロン部で測定した。また、凹部の酸化珪素残膜量はライン/スペースが14ミクロン/6ミクロン部で測定し、初期の段差量である500nmからの膜減り量をディッシング量とした。結果を表1に併記する。
実施例1〜4はポリアクリル酸とポリスルホン酸をどちらも含む系であり、それぞれ選択比は20以上と十分大きく、窒化珪素残膜量は1200Å以上で十分大きく、ディッシング量についても1300Å以下で十分小さく、ポリカルボン酸のみを含有する比較例1に比べ向上が見られた。
また、ポリスルホン酸のみを含む比較例2及び3では選択比が60.7および47.9と比較的大きな値となったが、ディッシング量が非常に大きく実用的な値は得られなかった。

Claims (8)

  1. 酸化セリウム粒子、分散剤、ポリカルボン酸またはその誘導体またはその共重合体、ポリスルホン酸またはその誘導体またはその共重合体、ならびに水を含む半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  2. ポリカルボン酸が、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリリンゴ酸からなる群から選ばれる少なくとも1種類である請求項1記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  3. 前記ポリカルボン酸添加量が、半導体絶縁膜用CMP研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上1重量部以下である請求項1又は2記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  4. ポリスルホン酸が、ポリビニルスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリ-2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸、又はその共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種類である請求項1〜3のいずれか記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  5. 前記ポリスルホン酸添加量が、半導体絶縁膜用CMP研磨剤100重量部に対して0.01重量部以上1重量部以下である請求項1〜4のいずれか記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  6. 半導体絶縁膜用CMP研磨剤のpHが4〜7の範囲である請求項1〜5のいずれか記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  7. 半導体絶縁膜用CMP研磨剤が酸化セリウム粒子、分散剤、水を含むA液と、ポリカルボン酸、ポリスルホン酸またはその共重合体、水を含むB液とに分割されて保存される請求項1〜6のいずれか記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤。
  8. 研磨する膜を形成した基板を研磨定盤の研磨布に押しあて加圧し、請求項1〜7のいずれか記載の半導体絶縁膜用CMP研磨剤を膜と研磨布との間に供給しながら、基板と研磨定盤を動かして膜を研磨する基板の研磨方法。
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