JP2006172166A - Icチップの実装方法及びその実装装置、非接触識別タグの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ICチップのピックアップ処理が容易であり、その実装に要する手間を低減できるようにしたICチップの実装方法及びその実装装置、非接触識別タグの製造方法を提供する。
【解決手段】 リングシート3上に貼着されたICチップ1上にテープ5の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップ1を該テープ5に接着させる工程と、ICチップ1を接着したテープ5をリングシート3から遠ざけて当該リングシート3上からICチップ1を剥す工程と、を含むものである。従来の技術と比べて、リングシート3上に貼着されたICチップ1を吸着コレットでピックアップする必要がない。
【選択図】 図1
【解決手段】 リングシート3上に貼着されたICチップ1上にテープ5の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップ1を該テープ5に接着させる工程と、ICチップ1を接着したテープ5をリングシート3から遠ざけて当該リングシート3上からICチップ1を剥す工程と、を含むものである。従来の技術と比べて、リングシート3上に貼着されたICチップ1を吸着コレットでピックアップする必要がない。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ICチップの実装方法及びその実装装置、非接触識別タグの製造方法に関し、特に、フィルム基板にICチップを効率良く実装する技術に関する。
この種の従来技術としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。即ち、この従来例にあっては、ウエーハリングに張設されたリングシート(ウエーハシートとも呼ばれる。)にウエーハを貼着し、この貼着状態でウエーハを複数個のICチップ(ペレット)に分割する。そして、これらのICチップを、その上方に配設した吸着コレットでリングシート上から1個ずつピックアップして収納トレイに配置したり、リードフレーム又は基板等に取り付けたりするようになっている。
また、最近では、RFID(radio Frequence IDentification)等の非接触識別タグが普及しつつある(例えば、特許文献2参照。)。このような非接触識別タグは、アンテナコイルが形成されたタグ基板(ポリイミドフィルム等からなるフィムル状の基板)上にICチップが実装され、アンテナコイルの両端とICチップの端子とがACF(異方性導電シート)等を介して接続された構成のものが広く知られている。
特許第2619443号公報
特開2000−113144号公報
ところで、非接触識別タグのタグ基板に実装されるICチップは、そのサイズが極めて小さい。通常、ICチップの平面視での形状は矩形であり、その一辺の長さは0.75〜1.5[mm]程度である。
従来例では、吸着コレットに対してICチップのサイズが小さく、ICチップと吸着コレットとの位置合わせのマージンが小さいので、ピックアップ処理の難易度が高いという問題があった。ピックアップ処理の難易度が高いと、その処理に要する時間が長くなり勝ちであり、処理ミスも発生し易い。
従来例では、吸着コレットに対してICチップのサイズが小さく、ICチップと吸着コレットとの位置合わせのマージンが小さいので、ピックアップ処理の難易度が高いという問題があった。ピックアップ処理の難易度が高いと、その処理に要する時間が長くなり勝ちであり、処理ミスも発生し易い。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、ICチップのピックアップ処理が容易であり、その実装に要する手間を低減できるようにしたICチップの実装方法及びその実装装置、非接触識別タグの製造方法を提供することを目的としている。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1のICチップの実装方法は、所定位置に載置されたICチップ上にフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる工程と、前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記所定位置から遠ざけて当該所定位置から前記ICチップを離す工程と、を含むことを特徴とするものである。
ここで、所定位置は、例えば複数個のICチップを収納する収納トレイである。また、フィルム基板とは、例えばポリエチレンやポリプロピレン、ポリイミド、又はPET(ポリエチレンテレフタラート)等からなる、柔軟性を有するフィムル(薄膜)状基板のことである。このようなフィルム基板は、例えばRFIDのタグ基板として使用される。
さらに、ICチップの実装とは、ICチップのフィルム基板への収容、又はICチップのフィルム基板への搭載を意味する。
さらに、ICチップの実装とは、ICチップのフィルム基板への収容、又はICチップのフィルム基板への搭載を意味する。
発明1のICチップの実装方法によれば、従来の技術と比べて、所定位置に載置されたICチップを吸着コレットでピックアップしなくても、このICチップをフィルム基板に直接取り付けることができる。従って、ICチップの実装処理を容易にすることができ、ICチップの実装に要する工程の数(手間)を減らすことができる。
即ち、従来例では、収納トレイに載置されたICチップを吸着コレットでピックアップした後で、この吸着コレットを実装基板の上方まで移動させる。そして、吸着コレットをピックダウンさせ、この吸着コレットで吸着していたICチップを実装基板に取り付けていた。これに対して、発明1の実装装方法では、ICチップをフィルム基板に接着するだけで良く、吸着コレットを水平方向に移動させたり、下降させたりする必要がない。
即ち、従来例では、収納トレイに載置されたICチップを吸着コレットでピックアップした後で、この吸着コレットを実装基板の上方まで移動させる。そして、吸着コレットをピックダウンさせ、この吸着コレットで吸着していたICチップを実装基板に取り付けていた。これに対して、発明1の実装装方法では、ICチップをフィルム基板に接着するだけで良く、吸着コレットを水平方向に移動させたり、下降させたりする必要がない。
従来、ICチップを実装するために必要だった2つの工程(ピックアップと、ピックダウン)を、ICチップのフィルム基板への取り付けという1つの工程に集約することができる。
〔発明2〕 発明2のICチップの実装方法は、ICチップが作り込まれたウエーハをリングシート上に貼着してダイシング処理を行う工程と、前記ダイシング処理によって前記ウエーハから分離された前記ICチップ上にフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる工程と、前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記リングシートから遠ざけて当該リングシート上から前記ICチップを剥す工程と、を含むことを特徴とするものである。
ここで、リングシートとは、ICチップが作り込まれたウエーハをダイシングする際に、このウエーハの裏面(いわゆる、ミラー面)に貼着されるシート部材のことである。リングシートはウエーハシートとも呼ばれ、ウエーハリングによって張設される。また、ウエーハに作り込まれるICチップの個数は、通常、複数個である。ウエーハのダイシング後にリングシートを押し伸ばすことによって、このリングシートに貼着されたICチップ間に隙間が生じる。
発明2のICチップの実装方法によれば、従来の技術と比べて、リングシート上に貼着されたICチップを吸着コレットでピックアップしなくても、このICチップをフィルム基板に直接取り付けることができる。従って、ICチップの実装処理を容易にすることができ、ICチップの実装に要する工程の数(手間)を減らすことができる。
即ち、従来例では、リングシート上に貼着されたICチップを吸着コレットでピックアップした後で、この吸着コレットを収納トレイ(又は、実装基板)の上方まで移動させる。そして、吸着コレットをピックダウンさせ、この吸着コレットで吸着していたICチップを収納トレイ(又は、実装基板)に収納していた。これに対して、発明2の実装装方法では、ICチップをフィルム基板に接着するだけで良く、吸着コレットを水平方向に移動させたり、下降させたりする必要がない。
即ち、従来例では、リングシート上に貼着されたICチップを吸着コレットでピックアップした後で、この吸着コレットを収納トレイ(又は、実装基板)の上方まで移動させる。そして、吸着コレットをピックダウンさせ、この吸着コレットで吸着していたICチップを収納トレイ(又は、実装基板)に収納していた。これに対して、発明2の実装装方法では、ICチップをフィルム基板に接着するだけで良く、吸着コレットを水平方向に移動させたり、下降させたりする必要がない。
従来、ICチップを実装するために必要だった2つの工程(ピックアップと、ピックダウン)を、ICチップのフィルム基板への取り付けという1つの工程に集約することができる。
〔発明3〕 発明3のICチップの実装方法は、発明1又は発明2のICチップの実装方法において、前記フィルム基板の前記接着剤を有する面には前記ICチップを収容するための凹部が設けられており、前記凹部内に前記接着剤が塗布されていることを特徴とするものである。
このような構成であれば、凹部がガイドの役割を果たすので、フィルム基板に対するICチップの接着が容易である。
このような構成であれば、凹部がガイドの役割を果たすので、フィルム基板に対するICチップの接着が容易である。
〔発明4〕 発明4のICチップの実装方法は、発明1から発明3の何れか一のICチップの実装方法において、前記フィルム基板は、一方向に長く延びたテープからなることを特徴とするものである。
このような構成であれば、一方の側からリングシート上にテープをコマ送りし、コマ送りされたテープを他方の側で巻き取ることができるので、フィルム基板の取り扱いが容易である。
このような構成であれば、一方の側からリングシート上にテープをコマ送りし、コマ送りされたテープを他方の側で巻き取ることができるので、フィルム基板の取り扱いが容易である。
〔発明5〕 発明5のICチップの実装方法は、発明1から発明4の何れか一のICチップの実装方法において、前記フィルム基板にはアンテナコイルが形成されており、前記ICチップを前記フィルム基板に接着させる工程では、前記ICチップに前記アンテナコイルの両端を接続することを特徴とするものである。
このような構成であれば、フィルム基板がタグ基板として機能するので、RFID(radio Frequence IDentification)等の非接触識別タグを容易に製造することができる。
このような構成であれば、フィルム基板がタグ基板として機能するので、RFID(radio Frequence IDentification)等の非接触識別タグを容易に製造することができる。
〔発明6〕 発明6のICチップの実装方法は、発明5のICチップの実装方法において、前記接着剤は、異方性導電シートからなることを特徴とするものである。
このような構成であれば、フィルム基板に対するICチップの実装工程と、ICチップとアンテナコイル両端との接続工程とを一工程で行うことができるので、非接触識別タグの製造工程数を減らすことができる。
このような構成であれば、フィルム基板に対するICチップの実装工程と、ICチップとアンテナコイル両端との接続工程とを一工程で行うことができるので、非接触識別タグの製造工程数を減らすことができる。
〔発明7〕 発明7のICチップの実装装置は、リングシート上に貼着されたICチップ上にフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる接着手段と、前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記リングシートから遠ざけて当該リングシート上から前記ICチップを剥す剥離手段と、を含むことを特徴とするものである。
このような構成であれば、従来例と比べて、ICチップのピックアップ処理が容易であり、その実装に要する手間を低減することができる。非接触識別タグの製造工程を短縮することが可能である。
このような構成であれば、従来例と比べて、ICチップのピックアップ処理が容易であり、その実装に要する手間を低減することができる。非接触識別タグの製造工程を短縮することが可能である。
〔発明8〕 発明8の非接触識別タグの製造方法は、ICチップが作り込まれたウエーハをリングシート上に貼着してダイシング処理を行う工程と、前記ダイシング処理によって前記ウエーハから分離された前記ICチップ上に、アンテナコイルが形成されたフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる工程と、前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記リングシートから遠ざけて当該リングシート上から前記ICチップを剥す工程と、を含むことを特徴とするものである。
このような構成であれば、従来例と比べて、ICチップのピックアップ処理が容易であり、その実装に要する手間を低減することができる。非接触識別タグの製造工程を短縮することが可能である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るICチップの実装方法及びICチップの実装装置について説明する。
図1は、本発明に係るICチップの実装装置100の構成例を示す斜視図である。この実装装置100は、リングシート3上に貼着されたICチップ1をテープ5の接着剤を有する面(図1において、下側の面)上に実装する装置である。
図1は、本発明に係るICチップの実装装置100の構成例を示す斜視図である。この実装装置100は、リングシート3上に貼着されたICチップ1をテープ5の接着剤を有する面(図1において、下側の面)上に実装する装置である。
この実装装置100は、ステージ10と、上側プッシャー30と、下側プッシャー20と、テープコマ送り機構(以下、単に「コマ送り機構」という。)50と、を含んだ構成となっている。
ステージ10は、ウエーハWリング15を支持するものである。ウエーハWリング15はリングシート3を張った状態でその周縁部を固定する治具である。図1に示すように、このウエーハWリング15によってリングシート3は張設されており、このリングシート3の粘着面上にウエーハWが貼り付けられている。図1において、リングシート3の上側の面が粘着面であり、この粘着面にダイシング後のウエーハWの下面(即ち、ミラー面)が貼り付けられている。
ステージ10は、ウエーハWリング15を支持するものである。ウエーハWリング15はリングシート3を張った状態でその周縁部を固定する治具である。図1に示すように、このウエーハWリング15によってリングシート3は張設されており、このリングシート3の粘着面上にウエーハWが貼り付けられている。図1において、リングシート3の上側の面が粘着面であり、この粘着面にダイシング後のウエーハWの下面(即ち、ミラー面)が貼り付けられている。
このリングシート3の粘着剤は、例えば紫外線(UV)硬化型の接着剤であり、室温で高い接着力を発揮する一方、UVを照射するとその接着力が劇的に低下する性質を有するものである。ウエーハWリング15がステージ10にセットされる前までに、このリングシート3にはUVが照射されており、その粘着力はとても小さいものとなっている。
図1に示すように、ステージ10の中心部にはその表裏面間を貫く貫通穴が設けられている。この貫通穴は平面視で円形であり、その大きさはウエーハWリング15によって支持されるウエーハWよりもやや大きい程度である。ウエーハWリング15をステージ10に正しくセットした状態で、この貫通穴とウエーハWリング15との中心部とが重なり合うようになっている。このステージ10は、ウエーハWリング15を支持した状態で、図1のX軸方向及びY軸方向(即ち、水平方向)に移動可能となっている。
図1に示すように、ステージ10の中心部にはその表裏面間を貫く貫通穴が設けられている。この貫通穴は平面視で円形であり、その大きさはウエーハWリング15によって支持されるウエーハWよりもやや大きい程度である。ウエーハWリング15をステージ10に正しくセットした状態で、この貫通穴とウエーハWリング15との中心部とが重なり合うようになっている。このステージ10は、ウエーハWリング15を支持した状態で、図1のX軸方向及びY軸方向(即ち、水平方向)に移動可能となっている。
下側プッシャー20はステージ10の下側に配置されている。この下側プッシャー20は、ステージ10と連動して図1のX軸方向及びY軸方向に移動可能となっている。また、この下側プッシャー20は、ステージ10の貫通穴を通ってZ軸方向(即ち、垂直方向)に移動可能となっている。この下側プッシャー20が、ステージ10の下側から上方向へ移動し、ウエーハWリング15に張設されたリングシート3を押し上げることによって、このリングシート3が押し伸ばされる。そして、このリングシート3の押し伸ばしによって、このリングシート3上に貼り付けられたウエーハWのICチップ1間に隙間が生じる。
上側プッシャー30は、下側プッシャー20の上方に設けられている。図1の矢印で示すように、この上側プッシャー30は、図1のZ軸方向に移動可能となっている。また、この上側プッシャー30先端の押圧面は、平面視で例えば矩形であり、その大きさはICチップ1の上面(即ち、回路面)とほぼ同じ程度である。
コマ送り機構50は、上側プッシャー30と、ウエーハWとの間にテープ5をコマ送りするものである。図1の矢印で示すように、このコマ送り機構50は、テープ5を送り出す側の第1リール51と、テープ5を受け取る側の第2リール52とを含んだ構成となっている。また、テープ5は、例えばPETからなる柔軟性を有するものである。
コマ送り機構50は、上側プッシャー30と、ウエーハWとの間にテープ5をコマ送りするものである。図1の矢印で示すように、このコマ送り機構50は、テープ5を送り出す側の第1リール51と、テープ5を受け取る側の第2リール52とを含んだ構成となっている。また、テープ5は、例えばPETからなる柔軟性を有するものである。
図2(A)は、テープ5の裏面の構成例を示す図である。また、図2(B)は、図2(A)のA−A´矢視断面図である。
図2(A)及び(B)に示すように、テープ5の裏面にはICチップ1を収容するための凹部7が、テープ5の長手方向に沿って等間隔に複数個形成されている。図2(A)に示すように、この凹部7の平面視での形状は例えば矩形であり、その大きさは収容するICチップ1よりもやや大きい程度である。
図2(A)及び(B)に示すように、テープ5の裏面にはICチップ1を収容するための凹部7が、テープ5の長手方向に沿って等間隔に複数個形成されている。図2(A)に示すように、この凹部7の平面視での形状は例えば矩形であり、その大きさは収容するICチップ1よりもやや大きい程度である。
また、図2(B)において、凹部7の深さは収容するICチップ1の厚さよりもやや大きい程度である。これらの凹部7内には、それぞれ接着剤9が塗布されている。この接着剤9は例えばUV硬化型の接着剤9であり、室温で高い接着力を発揮する一方、UVを照射するとその接着力が劇的に低下する性質を有するものである。
次に、図1に示した実装装置100を用いて、リングシート3に貼着された複数個のICチップ1をテープ5の裏面にそれぞれ実装する方法について説明する。
次に、図1に示した実装装置100を用いて、リングシート3に貼着された複数個のICチップ1をテープ5の裏面にそれぞれ実装する方法について説明する。
図3は、本発明に係るICチップ1の実装方法を示すフローチャートである。このフローチャートでは、ステップS1に入る前に、予め、複数個のICチップ1が形成されたウエーハWをリングシート3に貼着し、このウエーハWを貼着したリングシート3をウエーハリング15にセットし、その後、このウエーハWをダイシング処理して、複数個のICチップ1をそれぞれ分離したものとする。ウエーハWのダイシング処理は、例えば、周知のダイサーを用いて行ったものとする。
このような前提を経て、図3のステップS1では、図1に示した実装装置100の下側プッシャー20を上昇させて、リングシート3の押し伸ばしを行う。これにより、リングシート3上に貼り付けられたウエーハWの、隣接する複数個のICチップ間に隙間が生じる。また、リングシート3の押し伸ばしと同時に、又は前後して、第1リール51と第2リール52との間にテープ5を渡し、テープ5の表(おもて)面を上側プッシャー30の押圧面に接触させておく。
次に、図3のステップS2で、ウエーハWに作り込まれた複数個のICチップ1の中から、テープ5に取り付けるICチップ1を選択する。そして、ステージ10をX軸方向又は/及び、Y軸方向に移動させて、選択したICチップを上側プッシャー30の直下に移動させる。
次に、ステップS3では、第2リール52を固定し、かつ第1リール51をフリー(即ち、引っ張ることによって、テープ5が自由に送り出される状態)にし、この状態で、上側プッシャー30を下降させる。これにより、図4に示すように、テープ5の裏面側がステージ10に近づき、その裏面の凹部7内に選択したICチップ1が収容される。また、この凹部7内に収容されたICチップ1は、その回路面が接着剤9に押し当てられる。
次に、ステップS3では、第2リール52を固定し、かつ第1リール51をフリー(即ち、引っ張ることによって、テープ5が自由に送り出される状態)にし、この状態で、上側プッシャー30を下降させる。これにより、図4に示すように、テープ5の裏面側がステージ10に近づき、その裏面の凹部7内に選択したICチップ1が収容される。また、この凹部7内に収容されたICチップ1は、その回路面が接着剤9に押し当てられる。
次に、図3のステップS4では、上側プッシャー30を上昇させる。また、続くステップS5では、第1リール51をフリーにした状態で、第2リール52を回してテープ5を一定量だけ巻き取る。このとき、リングシート3のICチップ1に対する粘着力はUV照射等によって小さくなっているので、リングシート3の粘着力よりも接着剤9の接着力の方が勝り、リングシート3上のICチップ1は、テープ5裏面の凹部7内に収容された状態で第2リール52側に運ばれる。
次に、図3のステップS6では、リングシート3上に実装対象となるICチップ1が残されているか否かを判断する。残されている場合には、ステップS2へ戻る。また、残されていない場合には、ステップS7へ進む。ステップS7では、下側プッシャー20を下降させてリングシート3の伸張状態を解き、このフローチャートを終了する。
通常、図3のステップS6からステップS2へ戻る回数は、ウエーハWに作り込まれたICチップ1の数と同じである。ステップS5を複数回行うことによって、ICチップ1が実装されたテープ5は第2リール52側に完全に巻き取られる。第2リール52側で巻き取ったテープ5は、テープ5自体が収納容器として機能するので、巻き取った状態のまま出荷することが可能である。
通常、図3のステップS6からステップS2へ戻る回数は、ウエーハWに作り込まれたICチップ1の数と同じである。ステップS5を複数回行うことによって、ICチップ1が実装されたテープ5は第2リール52側に完全に巻き取られる。第2リール52側で巻き取ったテープ5は、テープ5自体が収納容器として機能するので、巻き取った状態のまま出荷することが可能である。
このように、本発明の第1実施形態で説明したICチップ1の実装方法によれば、従来の技術と比べて、リングシート3上に貼着されたICチップ1を吸着コレットでピックアップしなくても、このICチップ1をテープ5に直接取り付けることができる。従って、ICチップ1の実装処理を容易にすることができ、ICチップ1の実装までに要する工程数(手間)を減らすことができる。
即ち、従来例では、ICチップ1を吸着コレットでピックアップした後で、この吸着コレットを収納トレイ(又は、実装基板)の上方まで移動させる。そして、吸着コレットをピックダウンさせ、この吸着コレットで吸着していたICチップ1を収納トレイ(又は、実装基板)に収納していた。これに対して、発明1の実装装方法では、ICチップ1をテープ5に接着するだけで良く、吸着コレットを水平方向に移動させたり、下降させたりする必要がない。
従来、ICチップ1を実装するために必要だった2つの工程(ピックアップと、ピックダウン)を、ICチップ1のテープ5への貼り付けという1つの工程に集約することができる。
この第1実施形態では、テープ5が本発明の「フィルム基板」に対応している。また、上側プッシャー30が本発明の「接着手段」に対応し、コマ送り機構50が本発明の「剥離手段」に対応している。
この第1実施形態では、テープ5が本発明の「フィルム基板」に対応している。また、上側プッシャー30が本発明の「接着手段」に対応し、コマ送り機構50が本発明の「剥離手段」に対応している。
なお、この第1実施形態では、リングシート3上に貼着されたICチップ1をテープ5に取り付ける場合について説明した。しかしながら、ウエーハWのダイシングは外部に注文し、この外注先からICチップ1を収納トレイに収納した状態で購入する場合もある。この第1実施形態は、この収納トレイに載置されたICチップ1をテープ5に取り付ける構成でも良い。
このような構成であれば、従来の技術と比べて、吸着コレットを用いることなく、収納トレイに収納されたICチップ1をテープ5に直接取り付けることができるので、ICチップ1の実装処理を容易にすることができ、実装処理に要する工程数を減らすことができる。この例では、収納トレイが本発明の「所定位置」に対応している。
(2)第2実施形態
第1実施形態では、例えばPETからなる柔軟性を有するテープ5に複数個の凹部7を設けておき、これらの凹部7内にICチップ1を1個1個取り付けることについて説明した。しかしながら、これらの凹部7の周囲にアンテナコイルを1個1個予め形成しておき、図3のステップS3では、ICチップ1をテープ5の凹部7内に収容すると同時に、アンテナコイルの両端をICチップ1に接合する構成とすれば、従来の技術と比べて、ICタグの製造工程を短縮することが可能である。第2実施形態では、このことについて図5及び図6を参照しながら説明する。
(2)第2実施形態
第1実施形態では、例えばPETからなる柔軟性を有するテープ5に複数個の凹部7を設けておき、これらの凹部7内にICチップ1を1個1個取り付けることについて説明した。しかしながら、これらの凹部7の周囲にアンテナコイルを1個1個予め形成しておき、図3のステップS3では、ICチップ1をテープ5の凹部7内に収容すると同時に、アンテナコイルの両端をICチップ1に接合する構成とすれば、従来の技術と比べて、ICタグの製造工程を短縮することが可能である。第2実施形態では、このことについて図5及び図6を参照しながら説明する。
図5(A)〜(C)は、本発明の第2実施形態に係るICタグ200の製造方法を示す工程図であり、テープ5´をその裏面側から見た図である。図5(A)〜(C)において、図2(A)及び(B)と同一の構成を有する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図5(A)に示すテープ5´は、例えばPETからなる柔軟性を有するものであり、複数枚のタグ基板105がテープ5´の長手方向に連なったものである。長手方向に隣接するタグ基板105の間にはミシン目103が設けられており、タグ基板105同士の分離が容易となっている。
図5(A)に示すテープ5´は、例えばPETからなる柔軟性を有するものであり、複数枚のタグ基板105がテープ5´の長手方向に連なったものである。長手方向に隣接するタグ基板105の間にはミシン目103が設けられており、タグ基板105同士の分離が容易となっている。
また、タグ基板105では、凹部7を取り囲むようにしてアンテナコイルaが形成されており、このアンテナコイルaの両端(給電点)a1,a2が凹部7の底面に設けられている。この給電点a1,a2の位置は、凹部7内に収容されるICチップ1の回路面の電極位置に対応している。
さらに、凹部7の中心部にはそれぞれ吸気穴107が設けられており、この吸気穴107以外の凹部7の底面には異方性導電シート(ACF)101がそれぞれ設けられている。図5(A)では、凹部7の底面にアンテナコイルaの両端a1,a2がそれぞれ形成されており、その上にACF101が設けられている。このようなテープ5´に対するICチップ1の実装方法は、第1実施形態で説明した図3のフローチャートと基本的には同じである。
さらに、凹部7の中心部にはそれぞれ吸気穴107が設けられており、この吸気穴107以外の凹部7の底面には異方性導電シート(ACF)101がそれぞれ設けられている。図5(A)では、凹部7の底面にアンテナコイルaの両端a1,a2がそれぞれ形成されており、その上にACF101が設けられている。このようなテープ5´に対するICチップ1の実装方法は、第1実施形態で説明した図3のフローチャートと基本的には同じである。
即ち、まず始めに、図3のステップS1では、図1に示した実装装置100の下側プッシャー20を上昇させて、リングシート3の押し伸ばしを行う。これにより、リングシート3上に貼り付けられたウエーハWのICチップ間に隙間が生じる。
次に、ステップS2で、ステージ10をX軸方向又は/及び、Y軸方向に移動させて、テープ5´に取り付けるICチップを選択する。そして、ステージ10をX軸方向又は/及び、Y軸方向に移動させて、選択したICチップを上側プッシャーの直下に移動させる。次に、ステップS3で上側プッシャーを下降させる。
次に、ステップS2で、ステージ10をX軸方向又は/及び、Y軸方向に移動させて、テープ5´に取り付けるICチップを選択する。そして、ステージ10をX軸方向又は/及び、Y軸方向に移動させて、選択したICチップを上側プッシャーの直下に移動させる。次に、ステップS3で上側プッシャーを下降させる。
図6は、第2実施形態に係る上側プッシャー30´の構成例を示す断面図である。図6に示すように、このテープ5´の凹部7の底面にはACF101が設けられているが、ACF101によるテープ5´とICチップ1との接合には押圧力だけでなく、熱が必要である。そこで、この第2実施形態では、上側プッシャー30´は、その内部にセラミックヒータが設けられている。
また、このセラミックヒータによる熱圧着を確実に行うために(即ち、ICチップ1の回路面をACF101に十分密着させるために)、この上側プッシャー30´にはその押圧面に開口する吸気孔31が設けられている。この吸気孔31は、図示しない排気ポンプに繋がれており、押圧面側から吸気孔31を通して吸気することが可能となっている。
図6に示すように、このような上側プッシャー30´に押されてテープ5´の裏面側がステージ10に近づき、その裏面にある凹部7内にICチップ1が収容される。そして、上側プッシャー30´による吸気と熱圧着とによって、凹部7内にICチップ1の回路面が取り付けられる。また、この取り付けと同時に、ICチップ1の回路面の電極とアンテナコイルaの両端a1,a2とが接合され、電気的に接続される。
図6に示すように、このような上側プッシャー30´に押されてテープ5´の裏面側がステージ10に近づき、その裏面にある凹部7内にICチップ1が収容される。そして、上側プッシャー30´による吸気と熱圧着とによって、凹部7内にICチップ1の回路面が取り付けられる。また、この取り付けと同時に、ICチップ1の回路面の電極とアンテナコイルaの両端a1,a2とが接合され、電気的に接続される。
次に、図3のステップS4では、上側プッシャー30´を上昇させる。また、続くステップS5では、第2リール52を回してテープ5´を一定量だけ巻き取る。そして、ステップS6で、リングシート3上に実装対象となるICチップ1が残されているか否かを判断する。残されている場合には、ステップS2へ戻る。また、残されていない場合には、ステップS7へ進む。ステップS7では、下側プッシャー20を下降させてリングシート3の伸張状態を解き、このフローチャートを終了する。
上記の実装処理が終了すると、図5(B)に示すように、テープ5´の各凹部7内にICチップ1がそれぞれ取り付けられた状態となる。その後、図5(C)に示すように、テープ5´をミシン目103に沿って切断することで、1本のテープ5´から複数個のICタグ200を得ることができる。
このように、本発明の第2実施形態に係るICタグ200の製造方法によれば、従来の技術と比べて、リングシート上に貼着されたICチップ1を吸着コレットでピックアップしなくても、このICチップ1をタグ基板105に直接取り付けることができる。従って、ICチップ1の実装処理を容易にすることができ、ICチップの実装に要する工程の数(手間)を減らすことができる。
このように、本発明の第2実施形態に係るICタグ200の製造方法によれば、従来の技術と比べて、リングシート上に貼着されたICチップ1を吸着コレットでピックアップしなくても、このICチップ1をタグ基板105に直接取り付けることができる。従って、ICチップ1の実装処理を容易にすることができ、ICチップの実装に要する工程の数(手間)を減らすことができる。
この第2実施形態では、タグ基板105が本発明の「フィルム基板」に対応している。また、上側プッシャー30´が本発明の「接着手段」に対応し、コマ送り機構50が本発明の「剥離手段」に対応している。さらに、ICタグ200が本発明の「非接触識別タグ」に対応している。
なお、この第2実施形態では、リングシート3上に貼着されたICチップ1をタグ基板105に取り付ける場合について説明した。しかしながら、この第2実施形態では、リングシート3上に貼着されたICチップ1ではなく、収納トレイに載置されたICチップ1をタグ基板105に取り付ける構成でも良い。このような構成であれば、従来の技術と比べて、吸着コレットを用いることなく、収納トレイに収納されたICチップ1をタグ基板105に直接取り付けることができるので、ICチップ1の実装処理を容易にすることができ、実装処理に要する工程数を減らすことができる。この例では、収納トレイが本発明の「所定位置」に対応している。
なお、この第2実施形態では、リングシート3上に貼着されたICチップ1をタグ基板105に取り付ける場合について説明した。しかしながら、この第2実施形態では、リングシート3上に貼着されたICチップ1ではなく、収納トレイに載置されたICチップ1をタグ基板105に取り付ける構成でも良い。このような構成であれば、従来の技術と比べて、吸着コレットを用いることなく、収納トレイに収納されたICチップ1をタグ基板105に直接取り付けることができるので、ICチップ1の実装処理を容易にすることができ、実装処理に要する工程数を減らすことができる。この例では、収納トレイが本発明の「所定位置」に対応している。
1 ICチップ、3 リングシート、5,5´ テープ、7 凹部、9 接着剤、10 ステージ、15 ウエーハリング、20 下側プッシャー、30,30´ 上側プッシャー、31 吸気孔、50 コマ送り機構、51 第1リール、52 第2リール、100 実装装置、101 異方性導電シート(ACF)、103 ミシン目、105 タグ基板、107 吸気穴、200 ICタグ、a アンテナコイル、a1,a2 給電点、W ウエーハ
Claims (8)
- 所定位置に載置されたICチップ上にフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる工程と、
前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記所定位置から遠ざけて当該所定位置から前記ICチップを離す工程と、を含むことを特徴とするICチップの実装方法。 - ICチップが作り込まれたウエーハをリングシート上に貼着してダイシング処理を行う工程と、
前記ダイシング処理によって前記ウエーハから分離された前記ICチップ上にフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる工程と、
前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記リングシートから遠ざけて当該リングシート上から前記ICチップを剥す工程と、を含むことを特徴とするICチップの実装方法。 - 前記フィルム基板の前記接着剤を有する面には前記ICチップを収容するための凹部が設けられており、前記凹部内に前記接着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のICチップの実装方法。
- 前記フィルム基板は、一方向に長く延びたテープからなることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のICチップの実装方法。
- 前記フィルム基板にはアンテナコイルが形成されており、
前記ICチップを前記フィルム基板に接着させる工程では、前記ICチップに前記アンテナコイルの両端を接続することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載のICチップの実装方法。 - 前記接着剤は、異方性導電シートからなることを特徴とする請求項5に記載のICチップの実装方法。
- リングシート上に貼着されたICチップ上にフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる接着手段と、
前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記リングシートから遠ざけて当該リングシート上から前記ICチップを剥す剥離手段と、を含むことを特徴とするICチップの実装装置。 - ICチップが作り込まれたウエーハをリングシート上に貼着してダイシング処理を行う工程と、
前記ダイシング処理によって前記ウエーハから分離された前記ICチップ上に、アンテナコイルが形成されたフィルム基板の接着剤を有する面を押し当てて、当該ICチップを該フィルム基板に接着させる工程と、
前記ICチップを接着した前記フィルム基板を前記リングシートから遠ざけて当該リングシート上から前記ICチップを剥す工程と、を含むことを特徴とする非接触識別タグの製造方法。
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2004
- 2004-12-16 JP JP2004364177A patent/JP2006172166A/ja not_active Withdrawn
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