JP2006166631A - アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の周方向着磁された永久磁石1を磁性体よりなるディスク状のロータコア2に周方向に交互に極性を異ならせて間隔をおいて設けてなるロータ3と、ロータ3にロータ3の中心軸線に沿って対向して配置され、コイル4を巻装した複数のステータコア5を周方向に配置してなるステータ7と、当該ステータ7を固定するとともに前記ロータ3を回転自在に支持するケース10とからなるアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造において、
前記永久磁石1の周方向長さを、前記ロータ3のギャップ側から、背面側に向けて、階段状に増大させてなる。
【選択図】図2
Description
前記永久磁石の周方向長さを、前記ロータのギャップ側から、背面側に向けて、階段状に増大させてなることを特徴とする。
図1は本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機の一実施形態を示す、アキシャルギャップ型回転電機の略式断面図であり、図2は、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造の一実施形態を示す、アキシャルギャップ型回転電機のロータを中心軸線方向から見て示す模式図である。図2(b)は図2(a)の周方向断面を示す模式断面図である。なお、ここで言う周方向断面は永久磁石を含んでいれば良く、永久磁石の最内周側から最外周側に至るいずれの周方向断面でも良い。
前記永久磁石1の周方向長さを、図2に示すように、前記ロータ3のギャップ側から、背面側に向けて、階段状に増大させてなることを特徴とする。(請求項1に相当)
図3〜5に示すように、永久磁石1は各断面において扇形状をなし、最もギャップ側に位置するa断面から、ギャップ側と背面側のほぼ中間に位置するb断面を経て、背面側に位置するc断面へと移行するにつれて、その周方向長さを階段状に増大させている。
なお、ここでは永久磁石1のロータの中心軸線方向に垂直な各断面a、b、cにおける形状を、扇形状としているが、台形もしくは長方形状その他の形状としても良い。
図6に示すように、永久磁石1は、異なる周方向長さを有する複数の、ここでは三つの扇形柱を組み合わせた形状をなし、周方向長さをギャップ側から背面側に向けて階段状に増大させている。
図6(a)に示す永久磁石1は、扇形柱の時計回り側をN極として、周方向着磁されており、図6(b)に示す永久磁石1は、扇形柱の反時計回り側をN極として、周方向着磁されている。
これにより、一般的な電磁鋼板により上述したようなアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を構成することができる。
なお、圧粉材とは、鉄粉などの磁性粉末と、樹脂などの絶縁物を混ぜて固めたものである。
これによれば、電磁鋼板でロータコアを形成することに比べて、圧粉材特有の形状自由度の高さに起因して、ロータコアの形成をより容易にすることができる。
前記永久磁石1の周方向長さを、図7に示すように、前記ロータ3のギャップ側から、背面側に向けて、階段状に増大させてなることを特徴とする。(請求項1に相当)
請求項1に相当する構成による作用効果は前述したので省略する。
このように、永久磁石1の階段ごとにロータ部分を形成することにより、それぞれのロータ部分に形成する、永久磁石1を挿入するための穴の成形をより容易なものとし、ロータ全体としての構成をより容易なものとして、製造コストを低減することができる。
これにより、一般的な電磁鋼板により上述したようなアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を実現することができる。
なお、圧粉材とは、鉄粉などの磁性粉末と、樹脂などの絶縁物を混ぜて固めたものである。
これによれば、電磁鋼板でロータコアを形成することに比べて、圧粉材特有の形状自由度の高さに起因して、ロータコアの形成をより容易にすることができる。
前記永久磁石1の周方向長さを、図11に示すように、前記ロータ3のギャップ側から、背面側に向けて、階段状に増大させてなることを特徴とする。(請求項1に相当)
請求項1に相当する構成による作用効果は前述したので省略する。
このように、永久磁石1の階段ごとにロータ部分15、16、17を形成することにより、それぞれのロータ部分に形成する、永久磁石1を挿入するための穴の成形をより容易なものとし、ロータ全体としての構成をより容易なものとして、製造コストを低減することができる。
なお、扇形磁石部分22、23、24は、それぞれの周方向中心を一致させて、ロータ部分15、16、17をなすロータコア部分25、26、27に設けた扇形状の穴に挿入接合されて設けられる。
これにより、一般的な電磁鋼板により上述したようなアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造を実現することができる。
なお、圧粉材とは、鉄粉などの磁性粉末と、樹脂などの絶縁物を混ぜて固めたものである。
これによれば、電磁鋼板でロータコアを形成することに比べて、圧粉材特有の形状自由度の高さに起因して、ロータコアの形成をより容易にすることができる。
2 ロータコア
3 ロータ
4 コイル
5 ステータコア
6 ステータバックコア
7 ステータ
8 回転軸
9 軸受
10 ケース
11 アウターロータリング
12 インナーロータリング
13 冷却路
14 エンコーダ
15 ロータ部分(ギャップ側)
16 ロータ部分
17 ロータ部分(背面側)
18 扇形磁石部分
19 ロータコア部分(ギャップ側)
20 ロータコア部分
21 ロータコア部分(背面側)
22 扇形磁石部分(ギャップ側)
23 扇形磁石部分
24 扇形磁石部分(背面側)
25 ロータコア部分(ギャップ側)
26 ロータコア部分
27 ロータコア部分(背面側)
51 永久磁石
52 ロータコア
Claims (4)
- 複数の周方向着磁された永久磁石を磁性体よりなるディスク状のロータコアに周方向に交互に極性を異ならせて間隔をおいて設けてなるロータと、ロータにロータの中心軸線に沿って対向して配置され、コイルを巻装した複数のステータコアを周方向に配置してなるステータと、当該ステータを固定するとともに前記ロータを回転自在に支持するケースとからなるアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造において、
前記永久磁石の周方向長さを、前記ロータのギャップ側から、背面側に向けて、階段状に増大させてなるアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。 - 前記ロータコアを、電磁鋼板を積層して構成してなる請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
- 前記ロータコアを、圧粉材により構成してなる請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
- 前記ロータを、前記永久磁石の階段ごとに形成されたロータ部分を中心軸線方向に積層して構成してなる請求項1〜3のいずれかに記載のアキシャルギャップ型回転電機のロータ構造。
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CN112152354B (zh) * | 2020-08-19 | 2023-01-13 | 沈阳工业大学 | 一种表面插入式永磁盘式电机转子 |
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