JP2006088650A - インクタンク、インクジェット記録装置、およびインクタンクの装着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホルダーに対する装着動作を簡単に行うことができ、しかもその装着動作を少ない作業スペースで実施可能なインクタンクを提供することにある。
【解決手段】 インクタンク101はその側面に、インクタンク101をヘッドカートリッジ120に装着する際にその装着軌道を規定するリブ状のガイド部112を有している。一方、ヘッドカートリッジ120のホルダー部128には、上記ガイド部112と接触してスライドする摺動突起130が設けられている。インクタンク101を装着する際、ユーザーはまず、インクタンク101を、ガイド部112のうちの第1の傾斜部112aと摺動突起130とが最初に接触するように移動させ、その後、第1の傾斜部112aに沿ってスライドさせながらヘッドカートリッジ120側に向かって横斜め下方に移動させる。
【選択図】 図5
【解決手段】 インクタンク101はその側面に、インクタンク101をヘッドカートリッジ120に装着する際にその装着軌道を規定するリブ状のガイド部112を有している。一方、ヘッドカートリッジ120のホルダー部128には、上記ガイド部112と接触してスライドする摺動突起130が設けられている。インクタンク101を装着する際、ユーザーはまず、インクタンク101を、ガイド部112のうちの第1の傾斜部112aと摺動突起130とが最初に接触するように移動させ、その後、第1の傾斜部112aに沿ってスライドさせながらヘッドカートリッジ120側に向かって横斜め下方に移動させる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ホルダーに対して着脱自在に構成されたインクタンク、該インクタンクを搭載して記録を行うインクジェット記録装置、およびホルダーに対して着脱自在に構成されたインクタンクの装着方法に関する。
従来、紙、布、プラスチックシート、OHP用シート等の被記録媒体(以下、単に「記録紙」ともいう)に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な形態として提案されている。中でも、インクジェット記録方式は、吐出口(ノズル)からインクを吐出させて記録紙上に記録を行うノンインパクト式のものであり、低騒音で、高密度かつ高速な記録動作が可能であることが知られている。また、インクジェット記録装置は、ランニングコストが安く、装置の小型化も可能であり、さらに、複数色のインクを用いてカラー画像記録に対応することも容易であるといった利点も有している。
こうした理由から、インクジェット方式は、情報処理システムの出力手段、例えば複写機、ファクシミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、ワークステーション等の出力端末としてのプリンタ、あるいは、パーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディまたはポータブルプリンタとして利用され、かつ商品化されている。
また、インクジェット記録装置においては、例えばランニングコストの低減を1つの目的として、インクタンクを交換可能に構成することが行われている。インクタンクの種類としては、インクを吐出する機能を備えた記録ヘッド(「インクジェットヘッド」ともいう)がインクを貯留する容器に一体的に取付けられたもの(「チップタイプ」と呼ばれることもある)や、実質的にインクを貯留する容器のみからなるもの等があるが、いずれの場合であっても、作業性よく簡単に交換できるように構成されていることがユーザービリティーの観点から望ましい。また、インクタンクの交換作業は記録装置の筐体内部で行われることも多く、このことから、交換時の作業性に加え、比較的少ない作業スペースで交換できることが記録装置の小型化を図る点で望ましい。
インクタンク交換時の作業性を向上させた構成は例えば特許文献1に開示されている。図9は、同文献に開示されたインクタンクおよびインクタンクを保持するホルダーを示す斜視図である。
図9に示すように、インクタンク214はその両側面に上下方向に直線状に延びるガイド溝268を有しており、また、これに対応してホルダー212の内側にはガイド溝268に係合する凸部(不図示)が形成されている。インクタンク214の装着動作は、まず、インクタンク214を、ガイド溝268と凸部とが係合する位置まで横方向に移動させ、その後、図示矢印に示すようにインクタンク214をホルダー212に向かって下方に移動させることで行われる。インクタンク214を所定の位置まで下方に移動させると、ラッチ部材284がホルダー212側の係合部に係合し、これにより、インクタンク214がホルダー212に対して固定される。
特開2001−105587号公報
しかしながら特許文献1に示されたような従来の構成では、インクタンクを装着する際に、インクタンク側の直線状のガイド溝とホルダー側の凸部とを係合させる必要があり、特に、ガイド溝はその横方向の幅寸法が比較的小さいため、ガイド溝と凸部とを係合させること自体が比較的難しいといった問題点があった。さらに、従来の構成では、インクタンクの装着方向が上下方向であるため、ホルダーの上方に比較的大きな作業スペースが必要となっていた。その結果、記録装置の筐体内にインクタンク装着する際の作業スペースを大きくとる必要があり、結果的に装置全体の大型化を招く原因となっていた。
そこで本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、その目的は、ホルダーに対する装着動作を簡単に行うことができ、しかもその装着動作を少ない作業スペースで実施可能なインクタンクおよびインクタンクの装着方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、本発明のインクタンクを搭載可能に構成されることによって装置全体の小型化を実現することができるインクジェット記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のインクタンクは、内部に貯留したインクを外部に供給するための供給口と、前記内部を大気連通するための大気連通孔とが形成された略立方体形状のインクタンク本体と、前記インクタンク本体の側面に形成されたラッチレバーとを有し、記録装置側に設けられたホルダーの上方側から、該ホルダーに近接する方向に移動させられて最終的に前記ホルダーに固定されるインクタンクにおいて、前記インクタンク本体の、前記ラッチレバーが形成された前記側面を除く他の側面に、前記インクタンクを前記ホルダーに装着する際の装着軌道を規定するためのガイド部が形成され、前記ガイド部は、装着時に前記ホルダーの一部に最初に当たる第1のガイド面を含み、前記第1のガイド面は所定長さにわたって連続すると共に、前記インクタンクを前記ホルダー側に向かって斜め方向に近接させる形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明のインクジェット記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記被記録媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給するためのインクを貯留した上記本発明のインクタンクを着脱自在に保持するホルダーとを有し、前記ホルダーの一部には前記インクタンクの前記ガイド部に接触しながらスライドする摺動突起部が形成されているものである。
上記の通り構成された本発明のインクタンクによれば、インクタンクをホルダーに装着する際の初期工程として、まず、インクタンク側面の第1のガイド面をホルダーの一部(摺動突起)に最初に接触させればよい。ここで、この第1のガイド面は、所定の長さにわたって連続したものとなっているため、ユーザーによる位置決めが多少ずれたとしても比較的広い範囲で第1のガイド面と上記ホルダーの一部とを接触させることができる。つまり、本発明のインクタンクによれば、インクタンク側のガイド溝とホルダー側の凸部とを比較的位置精度よく係合させる必要があった従来の構成と比較して、インクタンクの装着(特に初期工程の位置決め)を簡単に行うことができるものとなる。また、第1のガイド面は、インクタンクを、ホルダー側に向かって斜め方向に近接させるような形状となっているため、インクタンクの装着方向が上下方向であった従来構成と比較してホルダー上方での作業スペースが少なくて済む。
また、上記本発明のインクタンクを搭載可能な本発明のインクジェット記録装置によれば、少ない作業スペースでインクタンクを装着することができるという上記本発明のインクタンクの効果により、記録装置の筐体内に大きな作業スペースを用意する必要がなくなり、結果的に装置全体の小型化を実現できるものとなる。
本発明のインクタンクの装着方法は、内部に貯留したインクを外部に供給するための供給口と、前記内部を大気連通するための大気連通孔とが形成された略立方体形状のインクタンク本体と、前記インクタンク本体の側面に形成されたラッチレバーとを有し、さらに前記インクタンク本体の、前記ラッチレバーが形成された前記側面を除く他の側面に、前記インクタンクを前記ホルダーに装着する際の装着軌道を規定するためのガイド部が形成されたインクタンクをホルダーに装着する方法であって、前記ガイド部の一部に形成され、かつ所定の長さにわたって連続したガイド面を前記ホルダーの一部に最初に接触させた後、前記ガイド面を前記ホルダーの一部に接触させながらスライドさせることによって前記インクタンクを前記ホルダー側に向かって斜め方向に近接するように移動させる工程と、その後、前記ガイド部の他の一部を前記ホルダーの一部に接触させながらスライドさせることによって前記インクタンクを回転移動させる工程と、前記インクタンクを回転移動させた後、前記インクタンクをさらに前記ホルダー側に移動させることによって前記ラッチレバーを係合させて前記インクタンクを前記ホルダーに対して固定する工程とを有するものである。
上述したように、本発明のインクタンクおよびその装着方法によれば、インクタンク本体側面に装着時のインクタンクの装着軌道を規定するガイド部が設けられており、しかもこのガイド部は、装着時にホルダーの一部が最初に当たる部位に所定の長さにわたって連続したガイド面を有しているため、ユーザーは精密な位置決めを行うことなく簡単な動作で装着動作を実施できるようになる。また、そのガイド面はインクタンクをホルダーに向けて斜め方向に移動させる形状とされたものであるため、インクタンクの装着に必要な、ホルダー上方の作業スペースを少なくすることができる。また、本発明のインクジェット記録装置は、本発明のインクタンクを搭載するものであるため、インクタンク装着時の作業スペースが少なくて済み、結果的に装置全体の小型化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、本実施形態のインクタンクを搭載して記録を行うインクジェット記録装置の一例について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。
まず、本実施形態のインクタンクを搭載して記録を行うインクジェット記録装置の一例について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、インクジェット記録装置150は、被記録媒体152を搬送する紙送りローラ154と、各色のインクタンク101を保持すると共に被記録媒体152に対してインクを吐出するヘッドカートリッジ120と、ヘッドカートリッジ120を保持すると共にそれらを被記録媒体152上でその幅方向に往復移動させるキャリッジ155とを有している。なお、インクジェット記録装置150は、インクタンク101がユーザーから見て手前側(前面側)となるような姿勢で使用されるものである。
紙送りローラ154は、具体的にはモータ153により回転駆動されるように構成されており、記録動作時に、被記録媒体152を所定のピッチずつ搬送するものである。ヘッドカートリッジ120は、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを貯留した4つのインクタンク101B、101C、101M、101Yを着脱自在に保持するホルダーとして構成されたものである。なお、ヘッドカートリッジ120の詳細な構成については他の図面を参照して後述する。キャリッジ155は、被記録媒体152の搬送方向に直交する方向に延びるように配置されたガイドレール157に沿って移動するように構成されている。なお、このキャリッジの移動方向は、「主走査方向」と呼ばれることもある。
上記のように構成されたインクジェット記録装置150では、被記録媒体152の搬送を停止した状態でキャリッジ155を主走査方向に移動させながら、ヘッドカートリッジ120から被記録媒体152に向けてインクを吐出することで、被記録媒体152に1行分の記録が行われる。次いで、紙送りローラ154を駆動して被記録媒体152を所定のピッチだけ搬送し、再び上記ヘッドカートリッジ120による記録を行う。このように、搬送動作と1行分の記録動作とを繰り返すことによって被記録媒体152に所望の画像が形成される。
次に、図2、図3を参照してヘッドカートリッジ120の構成について説明する。図2は、ヘッドカートリッジ120を下面側から見た斜視図である。図3は、ヘッドカートリッジおよびインクタンクの構成を説明するための図であり、ヘッドカートリッジの縦断面図が示されている。
ヘッドカートリッジ120は、インクを吐出するための構造部である記録ヘッド部121と、各色のインクタンク101を保持するための構造部であるホルダー部128とを備えている。
記録ヘッド部121には、シアン、マゼンタ、イエローのインクを吐出する記録チップ122a(カラーチップ)と、ブラックのインクを吐出する記録チップ122b(ブラックチップ)とが設けられている。いずれの記録チップ122a、122bも基本的には同一に構成されており、詳細な構成は図示しないが、記録装置から送られる電気的信号および駆動電圧に基づいてインクを発泡させるための複数の電気熱変換体などを備えたヒータボードと、上記発泡によってインクを吐出するためのインク吐出口と、インク吐出口にインクを供給するための供給路が形成されたノズルプレート等を有している。また、記録チップ122a、122bは、インクタンク101からのインクを導くインク供給路が形成された基板126(図3参照)に取り付けられており、このような構成により、記録チップ122a、122bが位置精度よく固定されている。
記録チップ122a、122bは、電気配線テープ123を介して記録装置との電気接点を持ったコンタクト基板124に電気的に接続されている。なお、電気配線テープ123、コンタクト基板124、および上記基板126はいずれもホルダー部128と一体的に形成されたジョイント支持部125に取り付けられている。ジョイント支持部125には、インクタンクからのインクタンク101からのインクを導くインク供給路(不図示)やインク内の異物を取り除くためのフィルタ(不図示)などが形成されている。
ホルダー部128は、ヘッドカートリッジ120上部側に設けられた構造部であり、図3に示すように、インクタンク101の底面を支持する前面側保持部128aと、その前面側保持部128aに対して略垂直に立ち上がるように形成された側壁128bおよび後部側壁128cとを有している。なお、図3では一方の側壁128bしか示されていないが、実際には、インクタンク101を挟み込むように2つの側壁128bが形成されている。
前面側保持部128aの近傍には、インクタンク101の底面のインク供給口102とジョイントするジョイント部127が、上方に向かって突出するように形成されている。また、各側壁128bには、後述するインクタンク側面のリブ状のガイド部112と接触する摺動突起130が壁面から突出するようにして形成されている。また、後部側壁128cには、同じく後述するインクタンク側面のラッチレバー110を係止するための係止穴129が形成されている。
なお、摺動突起130は、ホルダー部128の部材と一体的に形成されたものであってもよいし、または、ホルダー部128の部材とは別部材からなるものであってもよい。また、摺動突起130の形状は特に限定されるものではないが、例えば、断面が円形または楕円形の柱状構造体であって、その側周面がガイド部112に接触するように構成されていることが、摺動突起130とガイド部112との摺動が円滑に行われる点で好ましい。
また、前面側保持部128aの手前側(図示右側)の端部からは、インクタンク101の角部を保持して位置決めする機能を果たす手前側壁128dが形成されているが、この部分はインクタンクの交換動作の際にユーザーの手が近接するところであるため、作業性を向上させるために手前側壁128dの高さは低く形成されている。仮に手前側壁128dが後部側壁128cと同じ程度の高さに形成されている場合、例えばインクタンク101を装着する際に、手前側壁128dと干渉しないようにインクタンク101を持ち上げるようにして移動させなければならず、このような構成は、作業性を低下させるたけでなく、記録装置の小型化に対して不利となることがある。
次に、本発明のインクタンクの一実施形態について、図3および図4を参照して説明する。図4は、インクタンクの構成を説明するための図であり、図4(a)はインクタンクの縦断面図であり、図4(b)はインクタンクの側面図であり、図4(c)はインクタンクの上面図である。
図3、図4に示すインクタンク101は、その側面にリブ状のガイド部112が設けられていることを特徴とするものであり、その他の構成は従来公知のものと同様の構成となっている。インクタンク101は、内部空間にインクを貯留する略直方体形の容器として設けられたものであり、図3、図4ではその側面のうちの最大面積面の2つが主側面105として示され、残りの側面がそれぞれ後部側側面106、前面側側面107としてそれぞれ示されている。
後部側側面106には、弾性変位可能なラッチレバー110が設けられており、ラッチレバー110はその高さ方向のほぼ中央に、ヘッドカートリッジ側の上記係止穴129に係合する係止爪110aを備えている。また、ラッチレバー110の上部側は指かけ部(符合を付して示さず)となっており、ユーザーは、インクタンク101を取り外す際にこの指かけ部に指をかけてラッチレバー110を変位させることで、係止爪110aと係止穴129との間の係合を解除してインクタンク101を取り外すことができるように構成されている。
また、図4に示すように、インクタンク110の上面および下面には、インクタンク内部を大気連通させるための大気連通孔118および貯留したインクを外部に供給するためのインク供給口102がそれぞれ設けられている。
ガイド部112は、インクタンク101をヘッドカートリッジ120に装着する際に上記ヘッドカートリッジ側の摺動突起130に接触することによって、インクタンク101の装着軌道を規定するための構造部であり、インクタンク101の2つの主側面105のそれぞれに所定の形状で設けられている。
ガイド部112は、より具体的には、主側面105の中央付近に略逆U字形状に設けられた係止部112cと、その係止部112cの一端側から前面側側面107の方向に向かって延びる第1の傾斜部112aと、係止部112cの他端側から後部側側面106の方向に向かって延びる第2の傾斜部112bとから構成されている。
第1の傾斜部112aは、インクタンク101の装着時にヘッドカートリッジ側の上記摺動突起130に最初に当たる部位であり、その端部はインクタンク101の図示右下の角部付近まで延在している。
第2の傾斜部112bは、摺動突部130が上記第1の傾斜部112aを外れた後に接触する部位である。したがって、第1の傾斜部112aの延長線上(図3の点線にて示す)に第2の傾斜部112bの中間位置がくるように設けられている。
なお、傾斜部112a、112bおよび係止部112cはいずれも、摺動突部130が摺動しながらスライドするものであるため、この摺動動作が円滑に行われるように滑らかに連続したガイド面を有していることが好ましい。これらのガイド面は平面状であってもよいし、曲面状であってもよい。また、図3では傾斜部112a、112bおよび係止部112cが一体的に繋がった状態で示されているが、本発明は特にこれに限定されるものではない。また、本実施形態ではインクタンク101の両側面にガイド部112が1つずつ設けられているが、いずれかの側面のみにガイド部112が設けられたものであってもよい。
このように構成されたインクタンク101をヘッドカートリッジ120に装着する際の一連の工程を図5を参照して説明する。図5は、インクタンクの装着工程の一例を段階的に示す図である。なお、以下に説明する装着工程はあくまで一例を示すものであり、本実施形態のインクタンク101の装着動作をなんら限定するものではない。
まず、図5(a)に示すように、ユーザーは、インクタンク101を、例えば、前面側側面107がやや下方となるような姿勢で持ちながら、インクタンク101を手前側(図示右側)から横方向(実線の白抜き矢印参照)に移動させる。この移動動作は、第1の傾斜部112aが摺動突起130に接触するまで行われる。
ここで、図5(a)のように傾斜した状態で、第1の傾斜部112aの横方向の長さはLw、縦方向の長さはLhとなっており、図9を参照して説明した従来の構成と比較して広い範囲で傾斜部112aと摺動突起130とが接触するように構成されている。これにより、ユーザーは、精密な位置決めを必要とすることなく挿入動作の初期工程を行うことができるようになっている。
その後、ユーザーは、摺動突起130が第1の傾斜部112aに沿いながら第2の傾斜部112b側に向かうように、インクタンク101全体を図示右斜め下方(点線の白抜き矢印参照)に向かって移動させる。なお、インクタンク101のこの右斜め下方への移動は、インクタンク101が自重により下方に移動することよっても実現される。すなわち、インクタンク101が、図5(a)に示すような姿勢から自重により下方に移動する場合、摺動突起130と第1の係止部112aとが接触していることによりそれらがガイド部材として作用し、インクタンク101は下方に移動すると共に図示右側へも移動するためである。
このようにインクタンク101を右斜め下方に向かって移動させると、摺動突起130は第1の傾斜部112aから外れ、次いで図5(b)に示すように第2の傾斜部112bの中間位置に接触する。この状態で、ユーザーが例えばインクタンク101に略下向きの力を付与すると、摺動突起130は第2の傾斜部112bに沿いながら係止部112c側に向かって移動する。このとき、インクタンク101全体は白抜き矢印Rに示すように、図示反時計方向に回転し、これによりインクタンク101のインク供給口102がジョイント部127に向かって近接する。
次いで、図5(c)に示すように、摺動突起130が第2の傾斜部112bに接触している状態で、インクタンク101を反時計方向にさらに回転させ、インクタンク101の図示右下の角部が前面側保持部128aから浮いた状態とする。なお、図5(c)は、摺動突起130が第2の傾斜部112bと係止部112cとの境界部近傍に位置している状態を示しており、この状態では、ラッチレバー110が後端部側壁128cと当接し容器側に向かって弾性変形をし始めている状態となっている。
次いで、図5(c)の状態のインクタンク101に図示白抜き矢印方向の力を付与し、ラッチレバー110を変形させながらインクタンク101をさらに下方に移動させると、図5(d)に示すように、ラッチレバー110の係止爪110aが係止穴129内に入り込み、これによりインクタンク101がヘッドカートリッジ120に装着固定される。この状態では、図示するように、インクタンク101のインク供給口102とジョイント部127とが連通した状態となっている。また、摺動突起130は係止部112c内に収まった状態となっている。
特に本実施形態の構成では、インクタンク101の固定を安定化させるために次のような構成となっている。すなわち、ラッチレバー110は、摺動突起130が第2の傾斜部112bから係止部112cにかけて移動するとき、言い換えれば、摺動突起130が第2の傾斜部112bと係止部112cとの境界部を越えようとするときにラッチレバー110の弾性変形量が最も大きくなるように構成されている。そして、インクタンク101が固定された状態では、ラッチレバー110の反力によってインクタンク101全体が図示右方向に付勢され、摺動突起130と係止部112cとの間にはラッチレバー110による付勢力が作用しており、これにより、インクタンク101の固定が安定したものとなっている。
以上説明したように、本実施形態のインクタンク101によれば、インクタンク101をヘッドカートリッジ120に装着する際にまず第1の傾斜部112aを摺動突起130に最初に接触させればよく、ここで、第1の傾斜部112aは所定の長さにわたって連続して形成されているため、ユーザーによる位置決めが多少ずれたとしても比較的広い範囲で第1の傾斜部112aと摺動突起130とを当接させることができる。したがって、従来の構成と比較して簡単にインクタンクの装着動作を行うことができるものとなる。
また、第1の傾斜部112aはインクタンク101全体を横斜め下方に移動させるような形状となっており、装着動作は、インクタンク101を横斜め下方に移動させた(図5(a)参照)、その後、ヘッドカートリッジ120に向かって下方に移動させる(図5(c)、(d)参照)ようにして実施される。したがって、ホルダー上方における装着時の作業スペースが少なくて済み、結果的にインクジェット記録装置150の小型化にも有利である。
(第2の実施形態)
次に本発明のインクタンクの他の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、第2の実施形態のインクタンクの構成およびその装着工程の一例を段階的に示す図である。なお、図6のインクタンク111は、第1の実施形態のインクタンク101のガイド部112の形状を変更したものであり、その他の構成はインクタンク101と同一である。また、図6のヘッドカートリッジ120は第1の実施形態のものと同一である。
次に本発明のインクタンクの他の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、第2の実施形態のインクタンクの構成およびその装着工程の一例を段階的に示す図である。なお、図6のインクタンク111は、第1の実施形態のインクタンク101のガイド部112の形状を変更したものであり、その他の構成はインクタンク101と同一である。また、図6のヘッドカートリッジ120は第1の実施形態のものと同一である。
本実施形態のインクタンク111のガイド部113は、図6(d)に示すように、第1の実施形態のインクタンク101に形成されたものとほぼ同じ形状の第1の傾斜部112aおよび第2の傾斜部112bを有し、さらに第1の実施形態の係止部112cに代えて、略逆U字状であって垂直方向に延びる垂直ガイド部112fを有している。
このようなガイド部113を有するインクタンク111は、以下のような工程でヘッドカートリッジ120に装着固定される。なお、図5を参照して説明した第1の実施形態のインクタンク101の装着工程と同様の工程については詳細な説明を省略する。
まず、図6(a)に示すように、図5(a)の工程と同様、インクタンク111を、第1の傾斜部112aが支持部材130に接触する位置まで移動させ、その後、インクタンク111全体を図示右斜め下方(白抜き矢印参照)に向かって移動させる。
次いで、図6(b)に示すように、図5(b)の工程と同様、摺動突起130を第2の傾斜部112bに当てながらスライドさせ、インクタンク111全体を図示反時計方向に回転させる(白抜き矢印R参照)。
次いで、図6(c)に示すように、インクタンク111をさらに回転させ、インクタンク111の図示右下の角部を浮かせると共に、摺動突起130を垂直ガイド部112fの入口(垂直ガイド部112fの下端)近傍に位置させる。なお、この状態では、ラッチレバー110が後端部側壁128cと当接し弾性変形をし始めている状態となっている。
次いで、図6(d)に示すように、インクタンク111に図示下向きの力を付与し、インクタンク111をさらに下方に移動させる。インクタンク111は、ラッチレバー110からの反力により図示右側に向かって移動しようとするため、摺動突起130は垂直ガイド部112fの図示左側の面に押し当たりながらスライドする。ここで、垂直ガイド部112fのこの面は垂直方向に形成されているため、インクタンク111全体の移動方向も垂直方向に規定されることとなる。そして、インクタンク111を所定の位置まで下方に移動させると、ラッチレバー110の係止爪110aが係止穴129内に入り込み、これによりインクタンク111が固定される。
以上説明したような垂直ガイド部112fを有するガイド部113が形成された第2の実施形態のインクタンク111によれば、図6(c)、(d)に示したように装着動作後半の工程においてインクタンク111の移動方向が垂直方向(図示上下方向)となっているため、インクタンク111のインク供給口102とヘッドカートリッジ120のジョイント部127とのジョイント形態が次のようなものであるときに有効である。例えば、インク供給管をなしたニードルをゴムパッキンやシール材に対して垂直に挿入する形態や、インク供給口102とジョイント部127との間に別部材からなる係合部材を用いて垂直方向に結合させる形態に有効である。これらの形態では、ジョイント部の反力がなく、ラッチレバー110の係合のみでインクタンクの固定が十分に安定的に実施できるため、垂直ガイド部112fヘの係止部を設ける必要はない。
次に、本実施形態のさらなる変形例として、図7に示すように、垂直ガイド部112fに突起部112gを設けてもよい。なお、図7はインクタンク111がヘッドカートリッジ120に装着された状態を示している。突起部112gは、垂直ガイド部112fのうち、摺動突起130が押し当たる面であって、摺動突起130の直下に位置するように設けられている。突起部112gの突起量および形状は、インクタンク101を装着する際に摺動突起130が突起部112gを円滑に乗り越えることができるように設定されていることが好ましい。このような突起部112gが設けられていることにより、インクタンク111の固定の上下方向の安定性がより向上する。
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態で説明したヘッドカートリッジ120は、図3に示したように前面側保持部128aが手前側(図示右側)に延びインクタンク101、111の図示右下の角部を保持するものであったが、前面側保持部の形状はそれに限らず例えば図8に示すようなものであってもよい。図8に示すヘッドカートリッジ140は、図3のヘッドカートリッジ120のものと比較して手前側が大きく切り欠かれることによって短く形成された前面側保持部128eを有している。なお図8のインクタンク101は図3に示した第1の実施形態のものと同一のものであり、図8では、ヘッドカートリッジ140の摺動突起130が第2の傾斜部112bに接触している状態が示されている。
第1および第2の実施形態で説明したヘッドカートリッジ120は、図3に示したように前面側保持部128aが手前側(図示右側)に延びインクタンク101、111の図示右下の角部を保持するものであったが、前面側保持部の形状はそれに限らず例えば図8に示すようなものであってもよい。図8に示すヘッドカートリッジ140は、図3のヘッドカートリッジ120のものと比較して手前側が大きく切り欠かれることによって短く形成された前面側保持部128eを有している。なお図8のインクタンク101は図3に示した第1の実施形態のものと同一のものであり、図8では、ヘッドカートリッジ140の摺動突起130が第2の傾斜部112bに接触している状態が示されている。
このように構成されたヘッドカートリッジ140にインクタンク101を装着する場合、図示するように、装着動作の途中でインクタンク101の図示右下角部が前面側保持部128eから右側下方に向かってはみ出すこととなるが、摺動突起130と第2の傾斜部112bとが接触しているため、インクタンク101を脱落させることなく図5(b)を参照して説明したような白抜き矢印R方向への回転動作を行うことができる。したがって、第1の実施形態と同様の作用効果に加え、さらに、前面側保持部128eを短く形成したことによりヘッドカートリッジ140の小型化が実現できるという効果が得られる。また、本実施形態のヘッドカートリッジ140では、図3のヘッドカートリッジ120に設けられていたような手前側壁128d(図3参照)も形成されていないため、図示上下方向における作業スペースを少なくすることができる。この理由は、インクタンク111の装着動作の初期工程(例えば図5(a)参照)で、手前側壁128dの高さを考慮することなく、インクタンク111を比較的低い位置で横方向に移動させることができることにより、第1の実施形態と比較して装着動作の初期工程における上下方向の作業スペースが少なくて済むためである。
なお、以上、本発明の実施の形態についていくつか説明したが、本発明は上述したものに限られるものではなく種々変更可能である。例えば、本実施形態では、記録ヘッド部121(図2参照)を備えたヘッドカートリッジ120がインクタンク101を保持するホルダーに相当するものであったが、ホルダーは、本発明によるインクタンクを着脱自在に保持するものであれば記録ヘッド部121を備えている必要はない。また、以上、インクタンク101をホルダーに対して装着することを例に挙げて説明したが、ガイド部112を設けてインクタンク101の装着軌道を規定するという思想は、ヘッドカートリッジ120をキャリッジ155に対して装着する場合にも応用可能である。この場合、上述したようなインクタンク側面のガイド部をヘッドカートリッジ120に設け、また、キャリッジ155側に摺動突起を設け、ヘッドカートリッジ120が所定の装着軌道にてキャリッジ155に取り付けられるように構成すればよい。
また、インクタンクに関しても種々変更可能であり、1つのインクタンクが独立して一色ずつインクを保持するものであってもよいし、あるいは、複数色のインク(例えばシアン、マゼンタ、イエローの三色)を一体的に保持するものであってもよい。また、インクタンクは記録ヘッドが容器に一体的に取り付けられたものであってもよい。また、インクタンクの内部構造も特に限定されるものではなく、インクを吸収保持する負圧発生部材を内部に有するものであってもよい。
101、111 インクタンク
102 インク供給口
105 主側面
106 後部側側面
107 前面側側面
110 ラッチレバー
110a 係止爪
112、113 ガイド部
112a、112b 傾斜部
112c 係止部
112f 垂直ガイド部
112g 突起部
118 大気連通孔
120、140 ヘッドカートリッジ
128 ホルダー部
128a、128e 前面側保持部
128b 側壁
128c 後部側壁
128d 手前側壁
129 係止穴
130 摺動突起
150 インクジェット記録装置
102 インク供給口
105 主側面
106 後部側側面
107 前面側側面
110 ラッチレバー
110a 係止爪
112、113 ガイド部
112a、112b 傾斜部
112c 係止部
112f 垂直ガイド部
112g 突起部
118 大気連通孔
120、140 ヘッドカートリッジ
128 ホルダー部
128a、128e 前面側保持部
128b 側壁
128c 後部側壁
128d 手前側壁
129 係止穴
130 摺動突起
150 インクジェット記録装置
Claims (8)
- 内部に貯留したインクを外部に供給するための供給口と、前記内部を大気連通するための大気連通孔とが形成された略立方体形状のインクタンク本体と、前記インクタンク本体の側面に形成されたラッチレバーとを有し、記録装置側に設けられたホルダーの上方側から、該ホルダーに近接する方向に移動させられて最終的に前記ホルダーに固定されるインクタンクにおいて、
前記インクタンク本体の、前記ラッチレバーが形成された前記側面を除く他の側面に、前記インクタンクを前記ホルダーに装着する際の装着軌道を規定するためのガイド部が形成され、
前記ガイド部は、装着時に前記ホルダーの一部に最初に当たる第1のガイド面を含み、前記第1のガイド面は所定長さにわたって連続すると共に、前記インクタンクを前記ホルダー側に向かって斜め方向に近接させる形状に形成されていることを特徴とするインクタンク。 - 前記ガイド部は、前記ホルダーの一部が前記第1のガイド面を外れた後に当たる面であって、前記ホルダーの一部と接触しながらスライドすることによって、前記インクタンクを回転移動させる第2のガイド面をさらに含んでいる、請求項1に記載のインクタンク。
- 前記ガイド部は、前記インクタンクが前記ホルダーに固定された状態で前記ガイド部の一部に接触する第3のガイド面をさらに有し、かつ、前記インクタンクが前記ホルダーに固定された状態で、前記ガイド部の一部と前記第3のガイド面との間には前記ラッチレバーが弾性変形することによって発生した付勢力が作用する、請求項1または2に記載のインクタンク。
- 前記第3のガイド面は、前記インクタンクを前記ホルダーに向かって垂直方向に移動させる形状に形成されている、請求項3に記載のインクタンク。
- 前記ガイド部はリブ状構造体からなるものであって、その側面が平面または曲面からなる前記ガイド面となっている、請求項1から4のいずれか1項に記載のインクタンク。
- 被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記被記録媒体に対してインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドに供給するためのインクを貯留した請求項1から5のいずれか1項に記載のインクタンクを着脱自在に保持するホルダーとを有し、
前記ホルダーの一部には前記インクタンクの前記ガイド部に接触しながらスライドする摺動突起部が形成されているインクジェット記録装置。 - 前記摺動突起部は、断面が円形または楕円形の柱状構造体であり、その側周面が前記ガイド部と接触するものである、請求項6に記載のインクジェット記録装置。
- 内部に貯留したインクを外部に供給するための供給口と、前記内部を大気連通するための大気連通孔とが形成された略立方体形状のインクタンク本体と、前記インクタンク本体の側面に形成されたラッチレバーとを有し、さらに前記インクタンク本体の、前記ラッチレバーが形成された前記側面を除く他の側面に、前記インクタンクを前記ホルダーに装着する際の装着軌道を規定するためのガイド部が形成されたインクタンクをホルダーに装着する方法であって、
前記ガイド部の一部に形成され、かつ所定の長さにわたって連続したガイド面を前記ホルダーの一部に最初に接触させた後、前記ガイド面を前記ホルダーの一部に接触させながらスライドさせることによって前記インクタンクを前記ホルダー側に向かって斜め方向に近接するように移動させる工程と、
その後、前記ガイド部の他の一部を前記ホルダーの一部に接触させながらスライドさせることによって前記インクタンクを回転移動させる工程と、
前記インクタンクを回転移動させた後、前記インクタンクをさらに前記ホルダー側に移動させることによって前記ラッチレバーを係合させて前記インクタンクを前記ホルダーに対して固定する工程とを有する、インクタンクの装着方法。
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