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JP2006078053A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2006078053A
JP2006078053A JP2004261071A JP2004261071A JP2006078053A JP 2006078053 A JP2006078053 A JP 2006078053A JP 2004261071 A JP2004261071 A JP 2004261071A JP 2004261071 A JP2004261071 A JP 2004261071A JP 2006078053 A JP2006078053 A JP 2006078053A
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cold air
refrigerator
evaporator
inner box
cold
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Application number
JP2004261071A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Tsukamoto
普文 塚本
Michio Fukuda
道雄 福田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】冷却パイプからの熱伝導する際のロスを低減し、貯蔵室を効率よく冷却する構造を可能とし、その冷却器に着霜・結露した水を効率よく冷蔵庫庫外に排出可能な構造を有する冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵室6庫内を構成する内箱1と内箱1の後壁に沿って配置された平板状の冷蔵室蒸発器20と冷蔵室蒸発器20を覆う化粧板24と、冷却ファン15とを備え、前記内箱1と化粧板24の間に冷蔵室蒸発器20を設置し、冷蔵室蒸発器20と内箱1及び冷蔵室蒸発器20と化粧板24との間を冷気循環風路とし、冷気循環風路の下端に露受皿25を設置し、水切り機能を有した断熱材ダクト23とシール材27を介して風路を塞いだことにより、冷却性能を向上させ、冷気循環風路内の結露水及び冷蔵室蒸発器20の除霜水を確実に回収し、さらに内容積効率の向上が図れる。
【選択図】図3

Description

本発明は冷蔵庫の冷蔵室を冷却プレートで冷却するものに関する。
従来、この種の冷蔵庫は一般に圧縮機、絞り弁、蒸発器を順次に接続し、これに冷媒を循環させることで冷凍サイクルが構成されている。そして、この冷凍サイクルの蒸発器で冷蔵室内を冷却するのであるが、その冷却方式には、間冷式と直冷式がある。間冷式は、蒸発器で冷却された冷気を冷却ファンで冷蔵室に供給し、この冷気を循環させることによって冷蔵室内を冷却する方式である。
一方、直冷式は、蒸発器で冷蔵室の壁面を冷却し、冷却されたこの壁面からの輻射冷却で冷蔵室内を冷却する方式である。
図4は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示すものである。図4に示すように、内箱1と外箱2との間に断熱材3が充填された断熱箱体4によって構成された冷蔵庫5を示している。冷蔵庫5は上から冷蔵室6、野菜室7、第1冷凍室8、第2冷凍室9を有しており、前面は開閉扉10となっている。
冷蔵室6と野菜室7は冷蔵室仕切板11によってそれぞれ仕切られると共に、野菜室7と第1冷凍室8は断熱箱体4と同一構成の断熱仕切壁12によって仕切られている。
冷蔵室6と野菜室7の内箱1を構成する、上下、左右、後の壁面には、壁面に接して冷却パイプ13(蒸発器)が配置され、庫内は冷却パイプ13によって冷却される複数(天井、左右、後壁等)の冷却壁面を有する構成となっている。
また冷蔵室6の庫内側となる後壁の内箱1壁面には、冷気ダクト14が配置され、冷気ダクト14の上方には冷蔵用の冷却ファン15が配置されている。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
庫内を構成する断熱箱体4を構成する内箱1と外箱2の間に配置された冷却器である冷却パイプ13により内箱の複数の壁面を冷却するとともに、その冷却された冷気を冷却ファン15により循環させている。
特開2000−28257号公報
しかしながら、上記のような構成では、冷却された冷却パイプが内箱に熱伝導する際にロスが発生し、また、内箱表面に限った冷却面積しか確保できないため、庫内に温かい食品等の非常に大きな負荷が入ったときの冷却能力が不足するという課題を有していた。
また、直冷式の冷蔵庫においては、外気の湿度が高い場合に扉開閉によりこの高湿の空気が冷蔵室内に流入すると、壁面温度が低いため、流入した湿分が水滴となって冷蔵室壁面に付着(結露)してしまう。結露した水滴は外観を損ねるのみならず、滴下などによって冷蔵室内の食品に付着し、食品を傷めてしまう場合もあるため、結露水の回収が不可欠であるが、冷却能力不足を補うために内箱の複数面に配設した場合には、結露水の回収が困難になるという欠点があった。
本発明は上記課題を解決するもので、冷却パイプを一体に備えた平板状の冷却プレートで構成された冷蔵室蒸発器の前後を冷気循環風路とし、冷却パイプからの熱伝導する際のロスが発生しにくく、貯蔵室を効率よく冷却する構造を可能とし、その冷却器に着霜・結露した水を効率よく冷蔵庫庫外に排出可能な構造を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の奥面に沿って配置された冷却パイプを一体に備えた平板状の冷却プレートで構成された冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う冷気ダクトと、冷却ファンとを備え、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路を確保したものである。
これによって、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大により、高い冷却能力を得ることができる。
また、本発明の冷蔵庫は、冷気循環風路空間を形成する構成部品の一つとして冷気循環風路の下端に露受皿を設置したことにより、冷気の循環を阻害する事なく冷却性能を向上させることができる。
本発明の冷蔵庫は、冷蔵室蒸発器の前後を風路としたことにより、冷却面積の拡大及び冷気循環風量を増大させることができ、効率よく冷却することができる。
また、本発明の冷蔵庫は、冷気循環風路の下端に露受皿を設置したことにより、冷気の循環を阻害する事なく、冷却性能を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された冷却パイプを一体に備えた平板状の冷却プレートで構成された冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う冷気ダクトと、冷却ファンとを備え、前記内箱と冷気ダクトの間に冷蔵室蒸発器を設置し、冷蔵室蒸発器と内箱及び冷蔵室蒸発器と化粧板との間を冷気循環風路とし、前記冷気循環風路の下端に露受皿を設けたことにより、冷気の循環を阻害する部品を設置することなく風路を構成することができるため、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、効率よく冷却することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫において、前記露受皿の幅を前記冷蔵室蒸発器の幅より広く、前記冷気循環風路の全幅としたことにより、冷蔵室蒸発器の除霜水及び冷気循環風路内の結露水を確実に排出することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明の冷蔵庫において、前記冷気循環風路は前記露受皿と前記冷気ダクトを構成する断熱材ダクトとの隙間にシール材を介して封止され、風路下端を構成することにより、冷気洩れによる前記化粧板の結露及び着霜を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3に記載のいずれかの冷蔵庫において、冷気循環風路を構成する前記断熱材ダクト下部に傾斜部及び下方に突出した凸形状部を設け、前記露受皿の前壁より後方位置にしたことにより、除霜水の水切りができ、除霜水が冷蔵室に滴下するのを防止できるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明の冷蔵庫において、前記冷蔵室蒸発器は冷蔵室下部に設置した新温度帯室より上方に設置し、前記露受皿は冷気循環風路の下端で、前記新温度帯室の後方に設置したことにより、前記露受皿の奥行きを小さくすることが可能となり、前記新温度帯室の奥行きを拡大し、内容積効率の向上が図れる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図である。図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大正面図である。図3は本実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大断面図である。
図1において、内箱1と外箱2との間に断熱材3が充填された断熱箱体4によって構成された冷蔵庫5を示している。冷蔵庫5は上から冷蔵室6と冷蔵室6内の下部に仕切壁16、17により区画された新温度帯室18、第1冷凍室8、野菜室7、第2冷凍室9を有しており前面は開閉扉10となっている。冷蔵室6と第1冷凍室8及び野菜室6と第2冷凍室9は断熱箱体4と同一構成の断熱仕切壁12及び19によって仕切られている。
冷蔵室6の内箱1の後壁側に沿って冷蔵室蒸発器20が配置され、冷蔵室蒸発器20は平板状の冷却プレート21に冷却パイプ22が接する形で構成されている。また冷蔵室蒸発器20を覆うように、庫内側に断熱材ダクト23と化粧板24で構成された冷気ダクト14が配置され、冷蔵室蒸発器20と化粧板24、及び冷蔵室蒸発器20と内箱1との間、すなわち冷蔵室蒸発器20の前面と後面に空間を設け、冷蔵室6から戻ってくる冷気を熱交換する冷気循環風路を有している。また、冷気循環風路に冷気を流すための冷蔵用の冷却ファン15を有している。また、冷蔵室蒸発器の下方で、新温度帯室18の背面に露受皿25が配置され、冷蔵室蒸発器の除霜水及び断熱材ダクト23の結露水を回収し、排水管26を通じて庫外に排出される。
また、図2に示すように、露受皿25は冷蔵室蒸発器20の幅よりも広く、冷気循環風路の全幅に設置されている。また、図2、3に示すように、化粧板24を断熱し、冷気循環風路を構成する断熱材ダクト23と露受皿25の隙間をシール材27により冷気循環風路の下端が構成されている。また、露受皿25を冷気循環風路の下端に設置し、冷気循環風路の全幅にわたり断熱材ダクトとシール材27を介して冷気循環風路の下端を本構成としている。
さらに、図3に示すように、断熱材ダクト23下部に傾斜部28及び下方に突出した凸形状部29を設け、露受皿25の前壁より後方位置にしている。また、冷蔵室蒸発器20は冷蔵室6下部に設置した新温度帯室18より上方に設置し、露受皿25は冷気循環風路の下端で、新温度帯室18の後方に設置する方法もある。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
冷蔵室6においては、冷蔵室蒸発器20が冷却面となり、冷却ファン15を運転することにより、冷蔵室蒸発器20の前後を通過する際に熱交換が行われ、冷却された冷気を冷蔵室6庫内に循環することにより、冷蔵室6を冷却する。また、冷蔵室蒸発器20の除霜水及び冷気循環風路内の結露水は露受皿25に落下し、排水管26を通じて冷蔵庫外に排出される。
このように本実施の形態1においては、冷蔵室蒸発器20の前後両面に冷気を通過させることから、冷蔵室蒸発器20の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路が確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、効率よく冷却することができる。
また、冷蔵室蒸発器の除霜水及び冷気循環風路内の結露水を確実に庫外に排出することができる。さらに、冷気の流出を遮断することにより、化粧板24の結露防止及び冷気洩れによる冷却性能の劣化を防止することができる。
さらに、断熱材ダクト23下部に傾斜部28及び下方に突出した凸形状部29を設け、露受皿25の前壁より後方位置にしたことにより、除霜水の水切りができ、除霜水が冷蔵室に滴下するのを防止できるものである。
また、本実施の形態においては、冷蔵室蒸発器20は冷蔵室6下部に設置した新温度帯室18より上方に設置し、露受皿25は冷気循環風路の下端で、新温度帯室18の後方に設置したことにより、露受皿25の奥行き寸法をより小さく設計することが可能となり、前記新温度帯室の奥行きを拡大し、内容積効率の向上が図れる。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫は、冷蔵室蒸発器の前面及び後面の両面に冷気を通過させる冷気循環風路確保でき、冷却面積の拡大及び冷気循環風量の増大が可能となり、また、冷気循環風路内の結露水及び冷蔵室蒸発器の除霜水を確実に回収し、内容積効率の向上も可能となるため、冷凍機器全般の冷却方式として利用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の要部拡大断面図 従来の冷蔵庫の断面図
符号の説明
1 内箱
6 冷蔵室
15 冷却ファン
20 冷蔵室蒸発器
21 冷却プレート
22 冷却パイプ
23 断熱材ダクト
24 化粧板
25 露受皿
27 シール材
28 傾斜部
29 凸形状部

Claims (5)

  1. 冷蔵室庫内を構成する内箱と内箱の後壁に沿って配置された冷却パイプを一体に備えた平板状の冷却プレートで構成された冷蔵室蒸発器と冷蔵室蒸発器を覆う冷気ダクトと冷却ファンを備え、前記冷蔵室蒸発器は内箱と冷気ダクトの間に設置し、冷蔵室蒸発器と内箱及び冷蔵室蒸発器と冷気ダクトとの間を冷気循環風路とし、冷蔵室を冷却するものにおいて、前記冷気循環風路の下端に露受皿を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記露受皿は、前記冷蔵室蒸発器の幅より広く、前記冷気循環風路の全幅に設置したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記露受皿は前記冷気ダクトを構成する断熱材ダクトとの隙間にシール材を介して周縁をシールされ、風路下端を本構成としたたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 冷気循環風路を構成する前記断熱材ダクト下部に傾斜部及び下方に突出した凸形状部を設け、前記露受皿の前壁より後方位置としたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷蔵室蒸発器は冷蔵室下部に設置した新温度帯室より上方に設置し、前記露受皿は冷気循環風路の下端で、前記新温度帯室の後方に設置したことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
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