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JP2006049814A - 発光装置および照明装置 - Google Patents

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JP2006049814A JP2005085369A JP2005085369A JP2006049814A JP 2006049814 A JP2006049814 A JP 2006049814A JP 2005085369 A JP2005085369 A JP 2005085369A JP 2005085369 A JP2005085369 A JP 2005085369A JP 2006049814 A JP2006049814 A JP 2006049814A
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真吾 松浦
Fumiaki Sekine
史明 関根
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Kyocera Corp
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Abstract

【課題】 高い放射光強度および高輝度を有し、発光効率の良い発光装置を提供すること。
【解決手段】 上側主面に発光素子3の載置部1aが形成された基体1と、基体1の上側主面に載置部1aを取り囲むように取着された、内周面2aが光反射面とされた枠状の第1の反射部材2と、基体1の上側主面に第1の反射部材2を取り囲むように取着された、内周面4aが光反射面とされた枠状の第2の反射部材4と、載置部1aに載置された発光素子3と、第2の反射部材4の内側に発光素子3および第1の反射部材2を覆うように設けられた透光性部材6と、発光素子3の上方に位置する透光性部材6の内部または表面に第1の反射部材2および第2の反射部材4と間隔を開けて設けられた、発光素子3が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層5とを具備している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子を収納して成る発光装置およびそれを用いた照明装置に関する。
従来の発光装置を図18に示す。図18において、発光装置は、上面の中央部に発光素子13を載置するための載置部11aを有し、載置部11aおよびその周辺から発光装置の内外を電気的に導通接続するリード端子やメタライズ配線等からなる配線導体(図示せず)が形成された絶縁体からなる基体11と、基体11の上面に接着固定され、内周面12aが上側に向かうに伴って外側に広がるように傾斜しているとともに、内周面12aが発光素子13が発光する光を反射する反射面とされている枠状の反射部材12と、透明性部材に発光素子13が発光する光を波長変換する蛍光体(図示せず)を含有させて成る波長変換層15と、発光素子13を保護するため反射部材12の内側に充填された透光性部材16とから主に構成されている。
基体11は、酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)や窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス、またはエポキシ樹脂等の樹脂から成る。基体11がセラミックスから成る場合、その上面に配線導体がタングステン(W),モリブデン(Mo)−マンガン(Mn)等から成る金属ペーストを高温で焼成して形成される。また、基体11が樹脂から成る場合、銅(Cu)や鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等から成るリード端子がモールド成型されて基体11の内部に設置固定される。
また、反射部材12は、アルミニウム(Al)やFe−Ni−コバルト(Co)合金等の金属、アルミナセラミックス等のセラミックスまたはエポキシ樹脂等の樹脂から成り、切削加工や金型成型、押し出し成型等の成形技術により形成される。
さらに、反射部材12は、内周面12aが発光素子13や波長変換層15からの光を反射する反射面とされており、この内周面12aは、Al等の金属が蒸着法やメッキ法により被着されることにより形成される。そして、反射部材12は、半田,銀(Ag)ロウ等のロウ材または樹脂接着材等の接合材により、載置部11aを内周面12aで取り囲むように基体11の上面に接合される。
また、発光素子13は、例えば、液相成長法やMOCVD法等によりサファイア等の単結晶基板上に、ガリウム(Ga)−Al−窒素(N)、亜鉛(Zn)−硫黄(S)、Zn−セレン(Se)、珪素(Si)−炭素(C)、Ga−リン(P)、Ga−Al−砒素(As)、Al−インジウム(In)−Ga−P、In−Ga−N、Ga−N、Al−In−Ga−N等の発光層が形成される。発光素子13の構造としては、MIS接合やPN接合を有したホモ構造、ヘテロ構造あるいはダブルへテロ構成のものが挙げられる。また、発光素子13の発光波長は、発光層の材料やその混晶度によって紫外光から赤外光まで種々選択される。なお、発光素子13は、載置部11aの周辺に配置した配線導体と発光素子13の電極とをボンディングワイヤ(図示せず)を用いた方法や、発光素子13の電極を下側に設置して半田バンプにより接続するフリップチップボンディング方式を用いた方法等によって電気的に接続される。
また、波長変換層15は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の透明性部材に蛍光体を含有し熱硬化させ板状に形成するとともに反射部材12の開口部を覆うことにより、発光素子13から放出された発光波長である可視光や紫外光を吸収し、他の長波長の光に変換して放射させることができる。従って、波長変換層15は、発光素子13から発光される光の発光波長や発光装置から放出される所望の光に応じて種々ものが用いられ、所望の波長スペクトルを有する光を取り出せる発光装置となし得る。また、発光装置は、発光素子13が発光した光と、蛍光体からの光とが補色関係にあるとき白色系の光を発光させることができる。
なお、蛍光体は、例えば、セリウム(Ce)で付活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体、ペリレン系誘導体、銅(Cu)やAlで付活された硫化亜鉛カドミウム、マンガン(Mn)で付活された酸化マグネシウム、酸化チタンなど種々のものが挙げられる。これらの蛍光体は、1種類で用いてもよいし、2種類以上混合して用いてもよい。
さらに、透光性部材16は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の透明性部材を用いることで、発光素子13を保護すると共に、発光素子13と透明性部材との屈折率差を少なくすることにより、発光素子13内部に光が閉じ込められるのを抑制することができる。
特開2000-349346号公報
しかしながら、上記従来の発光装置においては、発光素子13から発光された光は波長変換層15中の蛍光体に吸収された後、蛍光体から波長の異なる蛍光があらゆる方向に放出される。この蛍光のうち一部のものは波長変換層15から上側に放出されて発光装置の放射光と成るものの、他の一部は波長変換層15から下方向に放出されたり、他の蛍光体に反射されて波長変換層15から下側に放出されたり、反射部材12の内周面12aや波長変換層15で反射を繰り返して発光装置内に閉じ込められたりすることとなり、発光装置の放射光強度や輝度を向上させることが困難であるという問題点を有していた。
従って、本発明は上記従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、高い放射光強度および高輝度を有し、発光効率の良い発光装置を提供することである。
本発明の発光装置は、上側主面に発光素子の載置部が形成された基体と、該基体の上側主面に前記載置部を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第1の反射部材と、前記基体の上側主面に前記第1の反射部材を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第2の反射部材と、前記載置部に載置された前記発光素子と、前記第2の反射部材の内側に前記発光素子および前記第1の反射部材を覆うように設けられた透光性部材と、前記発光素子の上方に位置する前記透光性部材の内部または表面に前記第1および第2の反射部材と間隔を開けて設けられた、前記発光素子が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層とを具備していることを特徴とする。
本発明の発光装置は、平板状の基体と、該基体の上側主面に接合され、上面に発光素子の載置部が形成されるとともに内周面が光反射面とされた側壁部が前記載置部を取り囲むように形成された第1の反射部材と、前記基体の上側主面に前記第1の反射部材を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第2の反射部材と、前記載置部に載置された前記発光素子と、前記第2の反射部材の内側に、前記発光素子および前記第1の反射部材を覆うように設けられた透光性部材と、前記発光素子の上方に位置する前記透光性部材の内部または表面に前記第1および第2の反射部材と間隔を開けて設けられた、前記発光素子が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層とを具備していることを特徴とする。
本発明の発光装置において、好ましくは、前記第2の反射部材は、その内周面の表面に前記発光素子が発光する光の波長を変換する第2の波長変換層が設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において、好ましくは、前記第2の波長変換層は、その厚さが上端部から下端部にかけて漸次厚くなるように設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において、好ましくは、第2の波長変換層は、前記発光素子が発光する光の波長を変換する蛍光体を含有して成り、該蛍光体の密度が上端部から下端部にかけて漸次高くなっていることを特徴とする。
本発明の発光装置において、好ましくは、前記第2の波長変換層は、その内側表面に複数の凹部または凸部が設けられていることを特徴とする。
本発明の発光装置において、好ましくは、前記載置部は、高さが前記第1の反射部材の前記内周面の下端よりも高くなるように突出していることを特徴とする。
本発明の発光装置において、好ましくは、前記第1の波長変換層は、その外周部が前記発光素子の端部とその端部の反対側の前記第1の反射部材の前記内周面の上端とを通る直線よりも前記第2の反射部材側に位置していることを特徴とする。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置を所定の配置となるように設置したことを特徴とする。
本発明の第一の発明である発光装置は、上側主面に発光素子の載置部が形成された基体と、基体の上側主面に載置部を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第1の反射部材と、基体の上側主面に第1の反射部材を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第2の反射部材と、載置部に載置された発光素子と、第2の反射部材の内側に発光素子および第1の反射部材を覆うように設けられた透光性部材と、発光素子の上方に位置する透光性部材の内部または表面に第1の反射部材および第2の反射部材と間隔を開けて設けられた、発光素子が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層とを具備していることにより、発光素子から発光された光が第1の波長変換層で波長変換された後、第1の波長変換層から下側方向に放出された光を第2の反射部材で上側方向に反射させるとともに第1の波長変換層と第2の反射部材との隙間から発光装置外部へ第1の波長変換層を再度透過させることなく放出させることができる。その結果、第1の波長変換層から下側方向に放出された光が発光装置内に閉じ込められるのをきわめて有効に抑制することができ、放射光強度および輝度を高め、発光効率の高い発光装置とすることができる。
本発明の第二の発明である発光装置は、平板状の基体と、基体の上側主面に接合され、上面に発光素子の載置部が形成されるとともに内周面が光反射面とされた側壁部が載置部を取り囲むように形成された第1の反射部材と、基体の上側主面に第1の反射部材を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第2の反射部材と、載置部に載置された発光素子と、第2の反射部材の内側に、発光素子および第1の反射部材を覆うように設けられた透光性部材と、発光素子の上方に位置する透光性部材の内部または表面に第1の反射部材および第2の反射部材と間隔を開けて設けられた、発光素子が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層とを具備していることにより、発光素子から発光された光が第1の波長変換層で波長変換された後、第1の波長変換層から下側方向に放出された光を第2の反射部材で上側方向に反射させるとともに第1の波長変換層と第2の反射部材との隙間から発光装置外部へ第1の波長変換層を再度透過させることなく放出させることができる。その結果、第1の波長変換層から下側方向に放出された光が発光装置内に閉じ込められるのをきわめて有効に抑制することができ、放射光強度および輝度を高め、発光効率の高い発光装置とすることができる。
また、発光素子から発生した熱を載置部と一体化した側壁部に伝え易くすることができる。特に第1の反射部材が金属から成る場合には、熱は速やかに側壁部へ伝えられるとともに側壁部の外側面から良好に放散される。その結果、発光素子の温度上昇を抑制することができ、発光素子と第1の反射部材との熱膨張差により生じる接合部のクラックを抑制することができる。また、発光素子の熱を第1の反射部材の高さ方向だけでなく外周方向にも良好に移動させることができ、第1の反射部材の下面全面から基体に効率よく熱伝導させて発光素子および第1の反射部材の温度上昇をより有効に抑制でき、発光素子の作動を安定に維持するとともに第1の反射部材の内周面の熱変形を抑制することができる。よって長期にわたり、発光装置の安定した光特性を良好に維持し作動させることができる。
また、上記本発明の発光装置において、好ましくは、第2の反射部材は、その内周面の表面に発光素子が発光する光の波長を変換する第2の波長変換層が設けられていることから、第1の波長変換層で波長変換されずに下側外方に反射された発光素子からの光を、第2の波長変換層で波長変換することにより、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率を向上させることができる。
また、上記本発明の発光装置において、好ましくは、第2の波長変換層は、その厚さが上端部から下端部にかけて漸次厚くなるように設けられていることにより、透光性部材の上面と第2の波長変換層との距離が大きくなる第2の波長変換層の下端部にかけては、蛍光体から発生する光の量が漸次増加し、透光性部材の上面と第2の波長変換層との距離が小さくなる第2の波長変換層の上端部にかけては、蛍光体から発生する光の量が、下端部より漸次少なくなる。その結果、発光装置の光強度分布を中心部と周辺部とで均一にすることができるとともに色むらの発生を抑制することができる。
また、上記本発明の発光装置において、好ましくは、第2の波長変換層は、発光素子が発光する光の波長を変換する蛍光体を含有して成り、蛍光体の密度が上端部から下端部にかけて漸次高くなっていることにより、透光性部材の上面と第2の波長変換層との距離が大きくなる第2の波長変換層の下端部にかけては、蛍光体から発生する光の量が漸次増加し、透光性部材の上面と第2の波長変換層との距離が小さくなる第2の波長変換層の上端部にかけては、蛍光体から発生する光の量が、下端部より漸次少なくなる。その結果、発光装置の光強度分布を中心部と周辺部とで均一にすることができるとともに色むらの発生を抑制することができる。
さらに、第1の波長変換層で波長変換されずに下側外方に反射された発光素子の光を、密度を高めた蛍光体によって波長変換することにより、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率が向上する。
また、上記本発明の発光装置において、好ましくは、第2の波長変換層は、その内側表面に複数の凹部または凸部が設けられていることから、発光素子から直接、または第1の反射部材の内周面による反射を介して第1の波長変換層に伝搬し、第1の波長変換層に含有された蛍光体で波長変換されずに下側外方に反射して第2の波長変換層に入射する光は、凹部または凸部によって第2の波長変換層内に入射しやすくなり、第2の波長変換層内の蛍光体によって波長変換される光が増加し、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率が向上する。
また、複数の凹部または凸部によって第2の波長変換層の表面積が大きくなり、第2の波長変換層の表面に露出する蛍光体が多くなるので、第1の波長変換層に含有された蛍光体で波長変換されずに下側外方に反射した光によって第2の波長変換層の蛍光体が励起されやすくなり、第2の波長変換層の蛍光体によって波長変換される光が増加する。従って、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率が向上する。
本発明の発光装置は、好ましくは、上記発光装置において、載置部の高さが第1の反射部材の内周面の下端よりも高くなるように突出していることにより、発光素子から斜め下方向に発光された光を効率よく第1の反射部材の内周面で上方向に反射させることができ、発光素子からの光が第1の反射部材の内周面の下端によって発光装置の内部で閉じ込められることを抑制することができる。従って、発光装置は、発光素子から発生した光に対する第1の反射部材の内周面の光吸収損失を低減することができる。これにより、発光装置の放射光強度を向上させることができる。
本発明の発光装置は、好ましくは、上記発光装置において、第1の波長変換層の外周部が発光素子の端部とその端部の反対側の第1の反射部材の内周面の上端とを通る直線よりも第2の反射部材側に位置していることにより、発光素子からの光が発光装置の外部へ直接放射されることを抑制することができる。その結果、発光装置から発光色や発光分布にムラがない光を照射することができる。
本発明の照明装置は、上記本発明の発光装置を所定の配置となるように設置したことから、半導体から成る発光素子の電子の再結合による発光を利用した、従来の放電を用いた照明装置よりも低消費電力かつ長寿命な発光素子を光源として用いることが可能であり、この光源から発する光を効率的に外部へ照射できる小型の照明装置とすることができる。そして、効率的に低電力で動作させることができるために発光素子の温度上昇が小さくなる結果、発光素子から発生する光の中心波長の変動を抑制することができ、長期間にわたり安定した放射光強度かつ放射光角度(配光分布)で光を照射することができるとともに、照射面における色むらや照度分布の偏りが抑制された照明装置とすることができる。
また、本発明の発光装置を光源として所定の配置に設置するとともに、これらの発光装置の周囲に適当な形状に光学設計した反射治具や光学レンズ、光拡散板等を設置することにより、適当な配光分布の光を放射する照明装置とすることができる。
本発明の第一の発明の発光装置について以下に詳細に説明する。図1は本発明の発光装置の実施の形態の一例を示す断面図である。この図において、1は基体、2は第1の反射部材、4は第2の反射部材、6は第2の反射部材の内側に充填される透光性部材、5は発光素子3の上方でかつ第1の反射部材2および第2の反射部材4と間隔を開けて透光性部材6の内部または表面(図1では内部)に配置され、発光素子3が発光する光を波長変換して蛍光を発生する第1の波長変換層であり、主としてこれらで発光素子3を収納するための発光装置が構成される。
基体1は、アルミナセラミックスや窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス、Fe−Ni−Co合金やCu−W等の金属、または、エポキシ樹脂等の樹脂から成り、発光素子3が載置される載置部1aが基体1の上面に形成されている。
また、基体1は、上面に第1の反射部材2が載置部1aを取り囲むように、第2の反射部材4が第1の反射部材2を取り囲むように、半田,Agロウ等のロウ材やエポキシ樹脂等の接着剤等の接合材により取着される。第1の反射部材2は、発光素子3の周囲に所望の面精度(例えば、発光装置の縦断面において、発光素子3を間に挟んで発光素子3の両側に設けられた光反射面が対称になっている状態)で内周面(以下、第1の内周面という)2aが設けられるように取着され、第2の反射部材4は、第1の反射部材2の周囲に所望の面精度で第2の内周面4aが設けられるように取着される。これにより、第1の波長変換層5の上面および側面の蛍光のみだけではなく、第1の波長変換層5の下面からの蛍光についても第2の反射部材4の内周面(以下、第2の内周面という)4aにより反射させ、発光装置の外部へ効率よく光を出力することができる。この結果、発光装置は、高い放射光強度および高輝度を有し、発光効率を向上させることができるとともに、発光素子3からの光を第1の内周面2aで第1の波長変換層5に対して均一にむらなく反射させることにより、発光装置から出力される光の色むらが抑制される。
なお、第2の反射部材4は、その第2の内周面4aの断面形状が凹曲面であることが好ましい。その結果、第1の波長変換層5から下方向に放射される蛍光が、第2の内周面4aによって高い指向性を持った光として上方向に反射され、発光装置の外部に放射される。従って、これらの発光装置は、照射面に対して効率よく光を照射することができる照明装置として最適である。
また、第1の反射部材2と第2の反射部材4は、第1の反射部材2と第2の反射部材4とが一体的に金型成型や切削加工によって作製されてもよい。これにより、発光素子3の熱が、第1の反射部材2と第2の反射部材4を介してより発光装置全体に放散されるとともに発光装置の放熱面積が増加することにより、発光素子3の温度上昇が抑制される。
また、載置部1aは、図5に示すように高さが第1の反射部材2の第1の内周面2aの下端よりも高くなるように突出しているのが好ましい。これにより、発光素子3から斜め下方向に発光された光が効率よく第1の内周面2aで上方向に反射され第1の波長変換層5に伝搬されることから、第1の波長変換層5で波長変換される発光素子3の光が増加して発光装置の放射強度が向上する。
このような突出した載置部1aは、その周囲を研磨や切削加工、エッチング等で除去することにより、または、基体1および載置部1aと成るセラミックグリーンシートを積層して焼成一体化することにより、基体1の上面より突出して形成される。または、基体1の上面に別の部材が、接着剤等で取着され形成されてもよい。例えば、アルミナセラミックスや窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックス、Fe−Ni−Co合金やCu−W等の金属、または、エポキシ樹脂等の樹脂から成る部材が、基体1の上面にロウ材や接着剤等の接合材により取着されることによって設けることもできる。
また、載置部1aは、図6に示すようにその側面が下側に行くに伴って外側に拡がるように傾斜しているのが好ましい。これにより、熱硬化前の液状の透光性部材6が第2の反射部材4の内側に充填される際に、突出した載置部1aと基体1上面または第1の内周面2aの下端部との間の角部に空気層が形成されることを有効に防止できる。さらに、発光素子3から発光された光が、突出した載置部1aの側面で上方および第1の内周面2aの方向に良好に反射され、発光装置の放射強度をより向上させることができる。さらにまた、発光素子3で生じた熱が、載置部1aを介して効率よく基体1側に拡散され伝達することにより、発光素子3の温度上昇がより有効に抑制される。
さらに、載置部1aは、発光素子3が電気的に接続されるための配線導体(図示せず)が形成されている。この配線導体が基体1の内部に形成された配線層(図示せず)を介して発光装置の外表面に導出されて外部電気回路基板に接続されることにより、発光素子3と外部電気回路とが電気的に接続されることとなる。
なお、第1の反射部材2および第2の反射部材4は、Al,Ag,Au,白金(Pt),チタン(Ti),クロム(Cr),Cu等の高反射率の金属に対して切削加工や金型成形等を行なうことにより形成される。あるいは、第1の反射部材2および第2の反射部材4が、セラミックスや樹脂等の絶縁体からなる場合(第1の反射部材2、および第2の反射部材4が金属の場合も含む)、第1の内周面2aおよび第2の内周面4aにはメッキや蒸着等によりAl,Ag,Au,白金(Pt),チタン(Ti),クロム(Cr),Cu等の高反射率の金属薄膜が形成されてもよい。また、第1の内周面2aおよび第2の内周面4aがAgやCu等の酸化により変色し易い金属からなる場合、その表面に、例えば厚さ1〜10μm程度のNiメッキ層と厚さ0.1〜3μm程度のAuメッキ層とが電解メッキ法や無電解メッキ法により順次被着されているのが良い。これにより、第1の内周面2aおよび第2の内周面4aの耐腐食性が向上するとともに、反射率の劣化が抑制される。
さらに、第1の内周面2aおよび第2の内周面4aの算術平均粗さRaは、0.004〜4μmであるのが良く、これにより、発光素子3からの光や第1の波長変換層5からの蛍光を良好に反射し得る。Raが4μmを超えると、発光素子3および第1の波長変換層5の光が均一に反射されず、発光装置の内部で乱反射し光損失が増加する。一方、0.004μm未満では、そのような面を安定かつ効率よく形成することが困難となる傾向にある。
また、第1の反射部材2は外周面の断面形状を湾曲形状に変更したり、第1の反射部材2と第2の反射部材の間に複数の反射部材を用いたりしてもなんら支障はない。
なお、第1の反射部材2の上面と第1の波長変換層5の下面との距離は0.5〜3mmであるのがよい。0.5mm未満であると、第1の波長変換層5から下側方向に放出された蛍光を第1の反射部材2の外側の第2の反射部材4に反射させ難くなり、放射効率を向上させるのが困難になる。また、3mmを超えると、第1の波長変換層5と第1の反射部材2との隙間から発光素子3からの光が第1の波長変換層5を透過せずに直接外部に放射されやすくなり、放射光の色むらや強度むらが生じやすくなる。
また、発光素子3は、基体1に形成された配線導体にワイヤボンディングや、発光素子3の電極を下側にして半田バンプにより接続するフリップチップボンディング方式を用いて電気的に接続される。好ましくは、フリップチップボンディング方式により接続するのがよい。これにより、配線導体を発光素子3の直下に設けることができるため、発光素子3の周辺の基体1の上面に配線導体を設けるためのスペースを設ける必要がなくなる。よって、発光素子3から発光された光がこの基体1の配線導体のスペースで吸収されて放射光強度が低下するのを有効に抑制することができる。
この配線導体は、例えば、W,Mo,Cu,Ag等の金属粉末のメタライズ層を形成することによって、Fe−Ni−Co合金等のリード端子を埋設することによって、または、配線導体が形成された絶縁体から成る入出力端子を基体1に設けた貫通孔に嵌着接合させることによって設けられる。
なお、配線導体の露出する表面には、NiやAu等の耐食性に優れる金属を1〜20μm程度の厚さで被着させておくのが良く、配線導体の酸化腐食を有効に防止し得るともに、発光素子3と配線導体との接続を強固にし得る。従って、配線導体の露出表面には、例えば、厚さ1〜10μm程度のNiメッキ層と厚さ0.1〜3μm程度のAuメッキ層とが電解メッキ法や無電解メッキ法により順次被着されているのがより好ましい。
また、透光性部材6は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の透明樹脂や透光性ガラスから成り、発光素子3および必要に応じて第1の波長変換層5を被覆するとともに第1の反射部材2および第2の反射部材4の内部に充填される。これにより、発光素子3および第1の波長変換層5の内側と外側との屈折率差が小さくなり、発光素子3および第1の波長変換層5から光をより多く取り出すことができる。さらに、透光性部材6が、第1の波長変換層5を構成する透明部材と同じ材料から成る場合、発光装置からの発光が向上し、放射光強度や輝度を著しく向上できる。
また、第1の波長変換層5は、発光素子3からの光を波長変換することのできる蛍光体と、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂、ガラス等の透明部材とから成り、例えば、あらかじめ膜や板状に成型され、オーブン等で熱硬化されて形成される。そして、第1の波長変換層5は、発光素子3の上方でかつ第1の反射部材2と第2の反射部材4の一部を覆うように配置することで、発光素子3から直接照射される光や第1の反射部材2で反射された光が蛍光体により波長変換され所望の波長スペクトルを有する光が取り出される。
さらに、第1の波長変換層5は、図2に示すように発光素子3の上方でかつ透光性部材6の表面に、第1の反射部材2および第2の反射部材4と間隔を設けて配置されてもよい。その場合、第1の波長変換層5から発光される光が発光装置の外部に放射されやすくなり、発光装置の発光効率を向上させることができるとともに放射光強度および輝度を向上させることができる。
また、第1の波長変換層5は図7に示すように、その外周部が発光素子3の端部とその端部の反対側の第1の反射部材2の内周面2aの上端とを通る直線よりも第2の反射部材4側に位置していることが好ましい。これにより、発光素子3からの光が発光装置の外部へ直接放射されることを抑制することができる。その結果、発光装置から発光色や発光分布にムラがない光を照射することができる。
さらに、第1の波長変換層5は図8に示すように、その断面形状が発光素子3側に凸の曲面になっていることが好ましい。その結果、第1の波長変換層5の下面から発せられる蛍光が第2の反射部材4の第2の内周面4aに一様に照射されることにより、第2の内周面4aからの反射光の色ムラが抑制される。従って、発光装置の光学特性を向上することができる。
また、第1の波長変換層5は図9に示すように、その断面形状が発光素子3側に凸の曲面で、発光素子3の発光強度分布に対して強度が増すほど第1の波長変換層5の厚みが増す比例関係を持つ厚みになっていることが好ましい。その結果、第1の波長変換層5の上面からの発光についても、外部に一様に照射される。したがって、発光装置は配光分布のズレや色ムラが抑制された光を外部へ照射することができる。
また、透光性部材6は、図10に示すように第1の反射部材2と第2の反射部材4の内側を異なる透光性材料で充填してもよい。即ち、第1の反射部材2の内側でかつ上端まで充填された透明部材7と、第2の反射部材4の内側に充填した透光性部材6において、透明部材7の屈折率が透光性部材6より低い場合、発光素子3または第1の内周面2aで反射された光が透明部材7と透光性部材6との界面で全反射されることなく透光性部材6内に伝搬するとともに、第1の波長変換層5の下方向に放射された蛍光の一部が、透明部材7と透光性部材6との界面で全反射され、発光装置の外部に放射される。また、透明部材7の屈折率が透光性部材6より高い場合、発光素子3からの光や第1の内周面2aで反射された光が透明部材7と透光性部材6との界面を透過する際に生じる反射損失が抑制される。なお、透光性部材6と透明部材7については、発光装置の放射光強度が最大と成るように屈折率差や透過率を考慮して選定することができる。
次に本発明の第二の発明について説明する。なお、本発明の第二の発明において、第1の反射部材2に載置部2bが形成されていること以外は上記第一の発明と同じであり、詳細な説明は省略する。
第1の反射部材2は、図3(a)に示すように上面に発光素子3を載置する載置部2bが形成されるとともに、載置部2bを取り囲む、内周面が光反射面とされた側壁部2cを有し、基体1上面の中央部に取着される。さらに、第1の反射部材2の外周部には、第2の内周面4aが光反射面とされた側壁部4cを有する枠状の第2の反射部材4が基体1上面の外周部に取着される。そして、第2の反射部材4の内側には、発光素子3と第1の反射部材2とを覆うように透光性部材6が充填されるとともに、発光素子3の上方でかつ透光性部材6の内部または表面には、第1の反射部材2および第2の反射部材4との間隔を設けて、発光素子3が発光する光を波長変換する第1の波長変換層5が配置される。
これにより、発光素子3から発光された光が第1の波長変換層5で波長変換された後、第1の波長変換層5から下側方向に放出された光を第2の反射部材4で上側方向に反射させるとともに第1の波長変換層5と第2の反射部材4との隙間から発光装置外部へ第1の波長変換層5を再度透過させることなく放出させることができる。その結果、第1の波長変換層5から下側方向に放出された光が発光装置内に閉じ込められるのをきわめて有効に抑制することができ、放射光強度および輝度を高め、発光効率の高い発光装置とすることができる。
また、発光素子3から発生した熱を載置部2bと一体化した側壁部2cに伝え易くすることができる。特に第1の反射部材2が金属から成る場合には、熱は速やかに側壁部へ伝えられるとともに側壁部2cの外側面から良好に放散される。その結果、発光素子3の温度上昇を抑制することができ、発光素子3と第1の反射部材2との熱膨張差により生じる接合部のクラックを抑制することができる。また、発光素子3の熱を第1の反射部材2の高さ方向だけでなく外周方向にも良好に移動させることができ、第1の反射部材2の下面全面から基体1に効率よく熱伝導させて発光素子3および第1の反射部材2の温度上昇をより有効に抑制でき、発光素子3の作動を安定に維持するとともに第1の反射部材2の内周面の熱変形を抑制することができる。よって長期にわたり、発光装置の安定した光特性を良好に維持し作動させることができる。
なお、発光素子3は、図3(b)に示すように載置部2bを取り囲む内周面2aに形成された貫通孔2dを挿通して基体1に形成された配線導体(図示せず)とボンディングワイヤ8によって電気的に接続され、電力供給が行なわれる。
また、第1の反射部材2と第2の反射部材4は、図4に示すように、第1の反射部材2と第2の反射部材4とが一体的に金型成型や切削加工によって作製されてもよい。これにより、発光素子3の熱が、第1の反射部材2と第2の反射部材4を介してより発光装置全体に放散されるとともに発光装置の放熱面積が増加することにより、発光素子3の温度上昇が抑制される
また、本発明の第一の発明における図5または図6に示される形態と同様に、載置部2bがその周囲の第1の反射部材2の内周面である側壁部2cの下端よりも高くなるように突出していてもよく、発光素子3から斜め下方向に発光された光が効率よく側壁部2cで上方向に反射され第1の波長変換層5に伝搬されることから、第1の波長変換層5で波長変換される発光素子3の光が増加して発光装置の放射強度が向上する。
また、第2の反射部材4は、図11に示すように、第2の内周面4aの表面に発光素子3が発光する光の波長を変換する第2の波長変換層4bが設けられていることが好ましい。即ち、発光素子3から直接、または第1の内周面2aによる反射を介して第1の波長変換層5に伝搬するとともに、第1の波長変換層5に含有された蛍光体で波長変換されずに下側外方に反射した光は、第2の内周面4aに形成された第2の波長変換層4bに到達して波長変換される。そして、この波長変換された光は、第2の波長変換層4bから上方に放射されるとともに、第1の波長変換層5と第2の反射部材4との間から透光性部材6の上面を介して発光装置の外部に放射される。その結果、発光装置は、第1の波長変換層5で波長変換されずに下側外方に反射する発光素子の光も第2の波長変換層4bで波長変換することにより、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率を向上させることができる。
なお、第2の波長変換層4bから第2の内周面4a側へ出射される光は、光反射面とされた第2の内周面4aで反射して再び第2の波長変換層4b側に戻される。
また、第2の波長変換層4bは、図12に示すように、その厚さが上端部から下端部にかけて漸次厚くなるように設けられているのが好ましい。これにより、透光性部材6の上面と第2の波長変換層4bとの距離が大きくなる第2の波長変換層4bの下端部にかけては、第2の波長変換層4bが漸次厚くなっていることにより、蛍光体から発生する光の量が漸次増加する。また、透光性部材6の上面と第2の波長変換層4bとの距離が小さくなる第2の波長変換層4bの上端部にかけては、第2の波長変換層が漸次薄くなっていることにより、蛍光体から発生する光の量が下端側より漸次少なくなる。その結果、発光装置から上方に放射される光の強度分布を中心部と周辺部とで均一にすることができるとともに色むらの発生を抑制することができる。
また、第2の波長変換層4bは、蛍光体の密度が上端部から下端部にかけて漸次高くなっているのがよい。これにより、透光性部材6の上面と第2の波長変換層4bとの距離が大きくなる第2の波長変換層4bの下端部にかけては、第2の波長変換層4bの蛍光体の密度が漸次高くなっていることにより、蛍光体から発生する光の量が漸次増加する。また、透光性部材6の上面と第2の波長変換層4bとの距離が小さくなる第2の波長変換層4bの上端部にかけては、第2の波長変換層4bの蛍光体の密度が下端部より漸次小さくなっていることにより、蛍光体から発生する光の量が、下端部より漸次少なくなる。その結果、発光装置から上方に放射される光の強度分布を中心部と周辺部とで均一にすることができるとともに色むらの発生を抑制することができる。
さらに、第2の波長変換層4bは、その内側表面に複数の凹部または凸部が設けられていることが好ましい。即ち、図13に示すように、第2の波長変換層4bの表面に複数の凹部または凸部を設けることにより、第2の波長変換層4bの表面積が増加する。これによって、第2の波長変換層4bの表面に露出する蛍光体が多くなるので、発光素子3から直接、または第1の内周面2aによる反射を介して第1の波長変換層5に伝搬するとともに、第1の波長変換層5に含有された蛍光体で波長変換されずに下側外方に反射された光は、第2の波長変換層4bの表面に露出する蛍光体に照射されて蛍光体を励起し、蛍光に波長変換されやすくなる。その結果、蛍光体からの蛍光の量が増加するとともに第2の波長変換部材4bから効率よく蛍光が放出され、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率が向上する。
また、発光素子3から直接、または第1の内周面2aによる反射を介して第1の波長変換層5に伝搬し、第1の波長変換層5に含有された蛍光体で波長変換されずに下方に反射するとともに、第2の波長変換層4bの表面に対して平行に近い鈍角で入射する光は、凹部または凸部の側面に対しては直角に近い鋭角で入射することとなり、反射されることなく第2の波長変換層4b内に伝搬される。その結果、透光性部材5から第2の波長変換層4bに入射する入射光が増加し、すなわち透光性部材と第2の波長変換層との界面における透過率が増加し、第2の波長変換層4b内の蛍光体によって波長変換される光が増加するので、発光装置の放射光強度や輝度および発光効率が向上する。
次に、本発明の発光装置は、1個のものを所定の配置となるように設置したことにより、または複数個のものを、例えば、格子状や千鳥状,放射状,複数の発光装置から成る、円状や多角形状の発光装置群を同心状に複数群形成したもの等の所定の配置となるように設置したことにより、本発明の照明装置とすることができる。これにより、半導体から成る発光素子3の電子の再結合による発光を利用した、従来の放電を用いた照明装置よりも低消費電力かつ長寿命な発光素子3を光源として用いることが可能であり、この光源から発する光を効率的に外部へ照射できる発熱の少ない小型の照明装置とすることができる。そして、効率的に低電力で動作させることができる結果、発光素子3の発熱量が少なく、発光素子3から発生する光の中心波長の変動を抑制することができ、長期間にわたり安定した放射光強度かつ放射光角度(配光分布)で光を照射することができるとともに、照射面における色むらや照度分布の偏りが抑制された照明装置とすることができる。
また、本発明の発光装置を光源として所定の配置に設置するとともに、これらの発光装置の周囲に任意の形状に光学設計した反射治具や光学レンズ、光拡散板等を設置することにより、任意の配光分布の光を放射できる照明装置とすることができる。
例えば、図14,図15に示す平面図,断面図のように複数個の発光装置101が発光装置駆動回路基板102に複数列に配置され、発光装置101の周囲に任意の形状に光学設計した反射治具9が設置されて成る照明装置の場合、隣接する一列上に配置された複数個の発光装置101において、隣り合う発光装置101との間隔が最短に成らないような配置、いわゆる千鳥状とすることが好ましい。即ち、発光装置101が格子状に配置される際には、光源となる発光装置101が直線上に配列されることによりグレアが強くなり、このような照明装置が人の視覚に入ってくることにより、不快感や目の障害を起こしやすくなるのに対し、千鳥状とすることにより、グレアが抑制され人間の目に対する不快感や目に及ぼす障害を低減することができる。さらに、隣り合う発光装置101間の距離が長くなることにより、隣接する発光装置101間の熱的な干渉が有効に抑制され、発光装置101が実装された発光装置駆動回路基板102内における熱のこもりが抑制され、発光装置101の外部に効率よく熱が放散される。その結果、人の目に対しても障害の小さい長期間にわたり光学特性の安定した長寿命の照明装置を作製することができる。
また、照明装置が、図16,図17に示す平面図,断面図のような発光装置駆動回路基板102上に複数の発光装置101から成る円状や多角形状の発光装置101群を、同心状に複数群形成した照明装置の場合、1つの円状や多角形状の発光装置101群における発光装置101の配置数を照明装置の中央側より外周側ほど多くすることが好ましい。これにより、発光装置101同士の間隔を適度に保ちながら発光装置101をより多く配置することができ、照明装置の照度をより向上させることができる。また、照明装置の中央部の発光装置101の密度を低くして発光装置駆動回路基板102の中央部における熱のこもりを抑制することができる。よって、発光装置駆動回路基板102内における温度分布が一様となり、照明装置を設置した外部電気回路基板やヒートシンクに効率よく熱が伝達され、発光装置101の温度上昇を抑制することができる。その結果、発光装置101は長期間にわたり安定して動作することができるとともに長寿命の照明装置を作製することができる。
このような照明装置としては、例えば、室内や室外で用いられる、一般照明用器具、シャンデリア用照明器具、住宅用照明器具、オフィス用照明器具、店装,展示用照明器具、街路用照明器具、誘導灯器具および信号装置、舞台およびスタジオ用の照明器具、広告灯、照明用ポール、水中照明用ライト、ストロボ用ライト、スポットライト、電柱等に埋め込む防犯用照明、非常用照明器具、懐中電灯、電光掲示板等や、調光器、自動点滅器、ディスプレイ等のバックライト、動画装置、装飾品、照光式スイッチ、光センサ、医療用ライト、車載ライト等が挙げられる。
なお、本発明は以上の実施の形態の例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更を行なうことは何等支障ない。
例えば、放射強度の向上のために基体1に発光素子3を複数設けてしても良い。また、第1の内周面2aおよび第2の内周面4aの角度や、第2の内周面4aの上端から透光性部材6の上面までの距離を任意に調整することも可能であり、これにより、補色域を設けることによりさらに良好な演色性を得ることができる。
また、本発明の照明装置は、複数個の発光装置101を所定の配置となるように設置したものだけでなく、1個の発光装置101を所定の配置となるように設置したものでもよい。
本発明の発光装置について以下に実施例を示す。まず、基体1となるアルミナセラミックスから成る基体1を準備した。なお、基体1は載置部1aが突出するように一体的に形成されており、載置部1aの上面と載置部1a以外の部位の基体1の上面とを平行にした。
基体1は、幅17mm×奥行き17mm×厚さ0.5mmの直方体の上面中央部に幅0.35mm×奥行き0.35mm×厚さ0.15mmの直方体の載置部1aが形成されたものであった。
また、載置部1aの発光素子3が搭載される部位に、発光素子3と外部電気回路基板とを基体1の内部に形成した内部配線を介して電気的に接続するための配線導体を形成した。配線導体は、Mo−Mn粉末からなるメタライズ層により直径が0.1mmの円形パッドに成形され、その表面には厚さ3μmのNiメッキ層と厚さ2μmのAuメッキ層とが順次被着された。また、基体1内部の内部配線は、貫通導体から成る電気接続部、いわゆるスルーホールによって形成された。このスルーホールについても配線導体と同様にMo−Mn粉末からなるメタライズ導体で成形された。
また、第1の反射部材2は、第1の内周面2aの最上端の直径が2.7mmで高さが1.5mmであり、第1の内周面2aの下端の高さ(基体1上面に接合される下面から第1の内周面2aの傾斜面の下辺までの高さ)が0.1mmであった。さらに、基体1の上側主面に直交する断面における第1の内周面2aの形状が、第1の内周面2aの下端からの高さをZ、内寸法の半径をrとしたときに
=(cr )/[1+{1−(1+k)c }1/2]
で表される曲面とし、定数kを−1.053、曲率cを1.818とした。また、第1の内周面2aの算術平均粗さRaは、0.1μmとした。
また、第2の反射部材4は、第2の内周面4aの最上端の直径が16.1mmで高さが3.5mmであり、第2の内周面4aの下端の高さ(基体1上面に接合される下面から第2の内周面4aの傾斜面の下辺までの高さ)が0.18mmであった。さらに、基体1の上側主面に直交する断面における第2の内周面4aの形状が、第2の内周面4aの下端からの高さをZ、内寸法の半径をrとしたときに
=(cr )/[1+{1−(1+k)c }1/2]
で表される曲面とし、定数kを−2.3、曲率cを0.143とした。また、第2の内周面4aの算術平均粗さRaは、0.1μmとした。
次に、基体1上面に形成された配線導体にAu−Snバンプを設けておき、このAu−Snバンプを介して発光素子3を配線導体に接合するとともに、第1の反射部材2を載置部1aを取り囲むように、第2の反射部材4を第1の反射部材2を取り囲むように基体1の外周部に樹脂接着剤で接合した。
そして、ディスペンサーを用いて、透明なシリコーン樹脂から成る透光性部材6を第1の反射部材2、および第2の反射部材4の内部に注入し、オーブンで熱硬化した。
さらに、透光性部材6には、発光素子3の光により励起され、赤色発光、緑色発光、青色発光を行なう3種類の蛍光体を含有した、直径が5mm、厚みが0.9mmの板状の第1の波長変換層5を発光素子3から高さ2.5mmの位置に第1の反射部材2を覆うように設置した。
その後、第1の波長変換層5上にディスペンサーを用いて透光性部材6を被覆し、オーブンで熱硬化した。
また、比較用の発光装置として、図18に示すような構造について上記同様な発光装置とをそれぞれ作製した。
このようにして作製した発光装置について、それぞれ20mAの電流を印加し、点灯させて全光束量を測定した。その結果、図18の構造の比較例としての発光装置の発光効率は8.5(lm/W)であったのに対し、外形寸法は同様で図1の構造の発光装置の発光効率は27(lm/W)であった。本発明の発光装置によって、発光効率において3.2倍もの効果が得られることが判明し、本発明の発光装置の優位性を確認することを確認できた。
なお、本発明は以上の実施の形態の例および実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更を行なうことは何等支障ない。
本発明の第一の発明の発光装置の実施の形態の一例を示す断面図である。 本発明の第一の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 (a)(b)はそれぞれ、本発明の第二の発明の発光装置の実施の形態の一例を示す、異なる位置における断面図である。 本発明の第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の第一または第二の発明の発光装置の実施の形態の他の例を示す断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の一例を示す平面図である。 図14の照明装置の断面図である。 本発明の照明装置の実施の形態の他の例を示す平面図である。 図16の照明装置の断面図である。 従来の発光装置の断面図である。
符号の説明
1:基体
1a:載置部
2:第1の反射部材
3:発光素子
4:第2の反射部材
4b:第2の波長変換層
5:第1の波長変換層
6:透光性部材

Claims (9)

  1. 上側主面に発光素子の載置部が形成された基体と、該基体の上側主面に前記載置部を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第1の反射部材と、前記基体の上側主面に前記第1の反射部材を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第2の反射部材と、前記載置部に載置された前記発光素子と、前記第2の反射部材の内側に前記発光素子および前記第1の反射部材を覆うように設けられた透光性部材と、前記発光素子の上方に位置する前記透光性部材の内部または表面に前記第1および第2の反射部材と間隔を開けて設けられた、前記発光素子が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層とを具備していることを特徴とする発光装置。
  2. 平板状の基体と、該基体の上側主面に接合され、上面に発光素子の載置部が形成されるとともに内周面が光反射面とされた側壁部が前記載置部を取り囲むように形成された第1の反射部材と、前記基体の上側主面に前記第1の反射部材を取り囲むように取着された、内周面が光反射面とされた枠状の第2の反射部材と、前記載置部に載置された前記発光素子と、前記第2の反射部材の内側に、前記発光素子および前記第1の反射部材を覆うように設けられた透光性部材と、前記発光素子の上方に位置する前記透光性部材の内部または表面に前記第1および第2の反射部材と間隔を開けて設けられた、前記発光素子が発光する光の波長を変換する第1の波長変換層とを具備していることを特徴とする発光装置。
  3. 前記第2の反射部材は、その内周面の表面に前記発光素子が発光する光の波長を変換する第2の波長変換層が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記第2の波長変換層は、その厚さが上端部から下端部にかけて漸次厚くなるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発光装置。
  5. 前記第2の波長変換層は、前記発光素子が発光する光の波長を変換する蛍光体を含有して成り、該蛍光体の密度が上端部から下端部にかけて漸次高くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発光装置。
  6. 前記第2の波長変換層は、その内側表面に複数の凹部または凸部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発光装置。
  7. 前記載置部は、高さが前記第1の反射部材の前記内周面の下端よりも高くなるように突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発光装置。
  8. 前記第1の波長変換層は、その外周部が前記発光素子の端部とその端部の反対側の前記第1の反射部材の前記内周面の上端とを通る直線よりも前記第2の反射部材側に位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の発光装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の発光装置を所定の配置となるように設置したことを特徴とする照明装置。
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