JP2005510759A - Dmdプロジェクタ用のtirプリズム - Google Patents
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Abstract
1)少なくとも1つの光源(25)、2)少なくとも1つのTIRプリズムアセンブリ(13)および3)少なくとも1つのディジタルマイクロミラーデバイス(15)を用い、(a)光源(25)とプリズムアセンブリ(13)との間の照明経路(55)が折畳まれていない、すなわち照明経路に折畳みミラーを備えておらず、(b)照明経路(55)とデバイスの水平軸(53)との間の角度γが約20°以下であることが好ましい投射ディスプレイ用の光エンジン(9)が提供される。
Description
関連仮出願に対する相互参照
本出願は、2001年11月28日に出願された米国特許仮出願第60/334,009号明細書の米国特許法第119条第(e)項に基づく利益を主張するものであり、当該特許仮出願の内容の全体が本願明細書に含まれている。
本出願は、2001年11月28日に出願された米国特許仮出願第60/334,009号明細書の米国特許法第119条第(e)項に基づく利益を主張するものであり、当該特許仮出願の内容の全体が本願明細書に含まれている。
本発明は、マイクロディスプレイ投射システムに関し、さらに詳細には、ディジタルマイクロミラーデバイス(DMD)およびTIRプリズムを用いるマイクロディスプレイ投射システムに関する。
A.DMDを採用する先行技術の投射ディスプレイ
DMD(テキサス・インストルメンツ(TEXAS INSTRUMENTS))を用いる一般的な投射ディスプレイは、光源(たとえば、高圧水銀アークランプ)からの照明と、フィールドシーケンシャルカラー用のカラーホイールと、積分器および中継光学素子を有する照明経路と、を有する。光源からの照明光は、イメージャディスプレイに当たり、各ピクセルにあるマイクロミラーによって変調される。各フリッピングミラーは、その表面から反射される照明の向きを変えることができ、投射レンズおよびスクリーンに向けたり、スクリーンに到達しないように遮断する拒絶状態にしたりする。
DMD(テキサス・インストルメンツ(TEXAS INSTRUMENTS))を用いる一般的な投射ディスプレイは、光源(たとえば、高圧水銀アークランプ)からの照明と、フィールドシーケンシャルカラー用のカラーホイールと、積分器および中継光学素子を有する照明経路と、を有する。光源からの照明光は、イメージャディスプレイに当たり、各ピクセルにあるマイクロミラーによって変調される。各フリッピングミラーは、その表面から反射される照明の向きを変えることができ、投射レンズおよびスクリーンに向けたり、スクリーンに到達しないように遮断する拒絶状態にしたりする。
入射照明光束を、出て行く画像光すなわちスクリーンに達する光から分離するようにするように保つための、さまざまな方法がある。第1の方法は、照明光束および画像光束の物理的分離を利用する。このとき、「オン」ピクセルからの光を受け入れ、任意の他の方向からの光を拒絶するように、投射レンズの瞳を配置する。
第2の方法では、DMDイメージャから反射される画像光から照明光を分離するために、TIRプリズムを用いる。TIRプリズムは、ほぼ反射の臨界角である面を有する。すなわち、ある角度の光が内部全反射し、別の角度の光が通過する面を有する。DMDイメージャと共に、TIRプリズムを利用することに関する元の開示は、本発明の譲受人に譲渡されたシモン・マガリル(Simon Magarill)に付与された特許(特許文献1)であった。TIRプリズムがDMDイメージャと共に用いられる他の特許としては、マガリル(Magarill)の特許文献2、ピーターソン(Peterson)らによる特許文献3、ポラディッシュ(Poradish)らによる特許文献4、フィールディング(Fielding)らによる特許文献5、岡森らによる特許文献6、およびマガリル(Magarill)の特許文献7が挙げられる。
現在、DMDイメージャと共に用いられるTIRプリズムに関する標準的な構成になっているものにおいて、照明光は「全反射する」角度で入射し、スクリーンに達する光は反射することなくTIR面を通過する。また、投射レンズにおける瞳は、「オン」になったピクセルからの光を受け入れ、たとえあるとしても、他の方向からの光を拒絶するように配置される。
図1Aおよび図1Bはそれぞれ、背面投射キャビネット11内部のDMD投射系9を示す側面図および正面図である。図2は、キャビネットがない状態の同一の要素の等角拡大図である。これら2つの図は、先行技術を代表するDMDおよびTIRプリズムアセンブリを用いる背面投射テレビのキャビネットに見られる要素を示している。
これらの図に示されているように、プリズムアセンブリ13は、DMDイメージャ15の前に位置している。投射レンズ17は、画像光を選択して折畳みミラー19、21に送り、スクリーン23に送る。図では先行技術の照明系のすべての部品、すなわち、光源25(たとえば、高圧水銀アークランプ)、モータ33を備えたカラーホイール27、統合トンネル29、中継レンズ31、折畳みミラー35および別の中継レンズ37を見ることができる。
B.先行技術における照明光、画像光およびTIR面の動作および向き
今日までに製作されたすべてのDMDイメージャでは、正方形のピクセルマイクロミラーが角部に対して傾斜する。これは、照明光がデバイスの水平方向(以下の説明参照)に対して45°でデバイスに達する必要があることを意味する。
今日までに製作されたすべてのDMDイメージャでは、正方形のピクセルマイクロミラーが角部に対して傾斜する。これは、照明光がデバイスの水平方向(以下の説明参照)に対して45°でデバイスに達する必要があることを意味する。
図3は、DMDイメージャの正面図であり、先行技術では45°の必要条件がいかにして実現されているかを示している。この図では、39は1つのマイクロミラーピクセルであり、41はミラー反転軸(移動軸)を示し、43はTIR表面における反射を示し、45は照明方向を示し、47は「望ましくない」光源の向き(以下の説明を参照)を示し、49は先行技術で用いられる照明経路の折畳みミラーを示し、51は照明経路の折畳みミラー(以下の説明を参照)の利用によって先行技術で実現される「望ましい」光源の向きを示している。
マイクロミラーと適切に相互に作用させるために、照明光は、反転軸41に垂直に入らなければならない。その結果、照明方向45は、イメージャ15の水平軸53、すなわちイメージャの水平縁によって規定される水平軸に対して45°の状態に達する。TIRプリズムを用いる系において、エアギャップ面がこれと同じイメージャ軸に対して傾斜している。
折畳みミラー49がない状態では、照明軸45は、照明の起点、すなわち図3における「望ましくない」向きにある光源47まで戻ることになる。多くの光源の場合、特にアークバーナを用いる光源(たとえば高圧水銀アークランプ)の場合には、アークバーナが実質的に水平でない場合には、光源の動作が弱められる。このため、図3における光源47の向きは「望ましくない」と考えられる。
図3に示されているように、先行技術では光源の軸に関して実質的に水平である向きの必要性は、照射経路の折畳みミラー49の利用によって実現された。このミラーにより、光源51が、イメージャ15の水平軸53に対して光源の軸の角度が許容可能であるような向きを有するようにすることができた。
図4は、先行技術におけるTIRプリズムの利用をさらに説明しており、この場合には、この図面のプリズムの下に示されるDMDイメージャ15と共に、プリズムアセンブリ13を構成するプリズム13aの1つのみの等角図である。実際の利用では、DMDイメージャ15およびプリズムアセンブリは、一般的に垂直に配置される。
図4は、プリズム13aに達し、TIR面57でデバイスへ反射される照明軸55を示している。説明のため、デバイスの平面上の照明軸の投射59は、図4では点線として示されている。投射はイメージャの水平軸53に対し45°であることを留意されたい。図4はまた、これもイメージャの水平軸53に対し45°である反転軸41も示している。水平軸の正方向が図4の右であるとすると、反転軸は+45°であり、照明軸の投射59は−45°である。
図5A、図5Bおよび図5Cは、先行技術において用いられるさまざまなTIRプリズムアセンブリによる光路を示しており、各図において「オン」状態(+10°)の1つのマイクロミラー67が示されている。
図5Aは、照明光61がTIR面57から反射し、画像光63がTIR面を通過する場合を示している。アクリル(n=1.493)からなるプリズムおよび10°のミラー傾斜およびF/3.0光円錐を有するDMDデバイスの場合には、プリズム角は約35°である。
図5Bは、照明光61がTIR面57を通過し、画像光63がTIR面から反射する場合を示している。イメージングデバイスのミラーは、この手法の場合には図5Aの手法の場合と同一の態様で動作する。したがって、照明は、傾斜した「オン状態の」ミラーの場合には依然として一定の角度で入らなければならず、画像(オン状態)光は依然としてデバイスからまっすぐ(デバイス平面に対して垂直に)離れる。これらの状態を満たすためには、プリズムアセンブリを構成するプリズムは、図5Bの手法の場合には、図5Aの手法と異なる構成を有する。
まっすぐに来る画像光は、TIR面で全反射される必要があるため、特に、図5Bの手法の場合には、プリズム角は図5Aの手法のプリズム角と異なる。たとえば、アクリルプリズムおよび10°のミラーおよびF/3.0光円錐を有するDMDデバイスの場合には、図5Bの手法のTIRプリズム面は、図5Aの手法のような35°ではなく、デバイス平面に対して単純に45°である。
図5Cは、照明光および画像光の両方に関する光路が内部全反射を受ける別の手法を示している。この場合には、内部全反射が面57および面65の両方で生じる。それ以外の点では、この手法は図5Bの手法に類似している。特に、ピーターソン(Peterson)らの特許文献3で示されているように、図5B(および5A)の手法に類似している図5Cの手法は、照明経路に折畳みミラーを用いている。
米国特許第5,552,922号明細書
米国特許第5,604,624号明細書
米国特許第6,185,047号明細書
米国特許第6,249,387号明細書
米国特許第6,250,763号明細書
米国特許第6,349,006号明細書
米国特許第6,461,000号明細書
前述の内容から、先行技術ではTIRプリズムアセンブリを用いたDMD投射ディスプレイは照明経路に折畳みミラーを具備していることが分かる。本発明は、当業界におけるこの欠点に対処し、1)少なくとも1つの光源と、2)少なくとも1つのTIRプリズムアセンブリと、3)少なくとも1つのディジタルマイクロミラーデバイスと、を用い、光源とプリズムアセンブリとの間の照明経路が折畳まれていない、すなわち照明経路に折畳みミラーを備えていない背面ディスプレイを提供する。
このような折畳みのない光路は、照射経路を簡素にするほか、その長さを短縮する。長さの短縮により今度は、より小さい中継レンズおよび/またはより少ない中継レンズを照明経路において用いることができる。これは、系の照明部分のコスト、複雑さおよび重量を低減し、最終的には投射ディスプレイ全体のコスト、複雑さおよび重量削減につながる。
以下に詳細に説明するように、本発明によれば、折畳みのない照明経路は、プリズムアセンブリに関して実現され、アセンブリにおいて、1)光入射面および2)TIR面を有し、それらの面の両方が(a)90°より大きい角度で交わる2つの縁および(b)90°より小さい角度で交わる2つの縁を有するプリズムを用いることによって、照明光がアセンブリのTIR面から反射し、画像光がアセンブリのTIR面を通過する。
図13は、69が光入射面であり、71がTIR面であるようなプリズムを示している。90°より大きい角度で交わる光入射面の縁は縁73および縁75であり、90°より小さい角度で交わる縁が縁75および縁77である。90°より大きい角度で交わるTIR面の縁が縁75および縁81であり、90°より小さい角度で交わる縁が縁75および縁83である。
この実施形態では、TIR折畳みは照明経路に作用し、画像経路をデバイスからまっすぐ出射させ、TIR面を通過させる。これは、投射レンズから最短の可能な背面焦点距離のみを必要とし、一般にテレセントリック瞳またはニアテレセントリック瞳を有する投射レンズの設計を容易となすという利点をもたらす。また、イメージャデバイスがスクリーンと略同一の向きにあるようにすることもでき、背面投射型ディスプレイにとって好都合である。
この構成に関して、TIRプリズムにおける照明経路は、適切な照明を設定するために、複合角を考える必要がある。以下に詳細に説明するように、照明に関する両方の反射基準を満たさなければならない点と、画像経路の光円錐全体を完全に透過するように適切に向きを維持しなければならない点で、このタイプのプリズムには制約が多い。
本発明の別の特徴は、以下のさらなる説明において記載されているか、部分的にはその説明から当業者には容易に明白であり、本願明細書に記載されているように、本発明を実施することによって認識されるであろう。
上記の一般的な説明および以下の詳細な説明の両方は本発明の例示に過ぎず、請求項のような本発明の性質および特性を理解するための概略または枠組みを提供することを目的としていることを理解すべきである。
添付図面は、本発明の更なる理解を提供するために盛り込まれており、本願明細書に組込まれ、その一部を構成している。図面は、本発明のさまざまな実施形態を示しており、詳細と共に、本発明の原理および動作を説明するためのものである。
照明光を反射し、画像光を通過する本発明の好ましいTIRプリズムは、当業界で既に用いられているものとは異なる幾何構成を有する。依然として適切な照明角度を可能にすると同時に、プリズムは、照明経路に折畳みミラーを使用することなく、キャビネットおよびDMDデバイスにおける水平に近くなるように照明構成要素、特に光源を静止させることができる複合角を有する。折畳みミラーを用いることなく、光源をこのような実質的に水平に向けることが図6に示されており、折畳みミラーを用いる図1の先行技術の構成と比較する必要がある。
以下の説明において、2つのDMDデバイスが検討される。第1のデバイスは、本発明の背景に関連して上述した10°のDMDデバイスである。第2のデバイスは、12°で反転し、より高速であり、F/2.4の光円錐を有するミラーを備えたテキサス・インストルメンツ(TEXAS INSTRUMENTS)の新型のDMDデバイスである。他のDMDデバイスも当然のことながら、本発明の実施において用いることができる。
説明のために、プリズムは、黄色のヘリウムd線(587nm)の場合には屈折率1.5168、青色の水銀線(436nm)の場合には屈折率1.5266であるBK7ガラスからなる。n=1.5266の場合の内部全反射の臨界角(θtir)は、
θtir=sin−1(1/n)
θtir=40.92055
である。尚、TIR面が緑色光のほか、青色光も確実に反射するようにするためのθtirを算出するために、屈折率1.5266が選択される。
θtir=sin−1(1/n)
θtir=40.92055
である。尚、TIR面が緑色光のほか、青色光も確実に反射するようにするためのθtirを算出するために、屈折率1.5266が選択される。
BK7以外の他の材料も当然のことながら、本発明の実施において用いることができる。
本発明の好ましいプリズムを説明するために、図8の座標系および図9の角度が用いられる。図9において、θはTIRプリズムのウェッジ角であり、αはプリズムがz軸を中心にして回転させられた角度、すなわちプリズムの長縁(本願明細書ではプリズムの「下縁」とも呼ぶ)が図8に示されているようにx軸でもあるDMDの水平軸53と成す角度である。角度αは、「プリズム面角」とも呼ぶ。従来の(先行技術)プリズムの場合には、αは45°である。
θおよびαに加えて、イメージャの水平軸に対する照明軸の角度γも用いられる。従来の(先行技術)プリズムの場合には、その角度は45°である。本発明の場合には、照明軸および光源軸(ランプ軸)は同一である。したがって、望ましい光源性能を実現するために光源軸が一般に45°未満である必要があるため、照明軸に関して45°の角度は一般に許容可能ではない。たとえば、あるランプメーカ(フィリップス(PHILIPS))は、投射テレビランプの軸に関する最大傾斜は20°であると明記している。本発明によれば、45°未満である光源軸の向きは、プリズム面角を合成することによって実現される。特に、θ、αおよびγは、光源の角度を制御するために、TIR面の複合した性質を調整するように可変である。
DMDイメージャについて説明するために一般的に用いられ、適切なθ、αおよびγの値を決定する際に重要な役割を担う別の角度が存在する。照明挿入角ψ、ミラー反転角m、fナンバー光円錐角Uである。これらの角度は、図10Aおよび図10Bに示されている。
表1は、本発明の10°DMDおよび12°DMDの実施形態のほか、10°DMDを用いた先行技術の系に関するψ、mおよびUの値を記載している。これらの値は、ガラスの屈折率ng=1.52669を仮定する。この表の数値ならびに表2の数値は、当然のことながら、説明のために過ぎず、本発明の範囲を限定することを目的としているわけではない。
光線追跡手順を用いて、TIRプリズム面の向き(特に面の合成の向き)は、照明光円錐内のすべての点がTIR面から適切に反射し、画像光円錐内のすべての点が面を透過することを保証すると同時に、光源軸に関して「望ましい」向きを実現するように選択される。
図11は、代表的な照明円錐85および画像円錐87のほか、TIR面を表す平面89を示している。また、この図には、それぞれ最も透過する見込みがある照明円錐の光線および最も反射する見込みがある画像円錐の光線である光線91、93も示されている。平面89が角度αによって回転されると、光線91、93は個別の円錐の異なる位置に移動し、空間的な向きを変化させる。
角度αによるTIR平面の任意の回転の場合には、光線追跡によって結果として生じる角度γのほか、TIRプリズムの面のすべてに関する適切なサイズ(幾何)を決定することができる。代表的な例として、表2は、10°DMDおよび12°DMDの場合およびBK7プリズムに関する結果を示している。この表では、プリズム面の向きおよびランプ軸を記載するために単位ベクトル表記が用いられる。尚、単位ベクトル[i,j,k]は図8に示された(x,y,z)軸に関連している。
図12は、12°DMDの場合の結果として生じるプリズムを示している。このプリズムに関する別の図が、図13に示されている。また、図14は完全なプリズムアセンブリに組込まれたプリズムを示しており、比較のため、図15は先行技術のプリズムアセンブリを示している。
図4および図9のように、照明経路は、図12のDMDの平面上に投射される。TIR面がある複合角にあるため、図12において分かるように、この投射は、キンクを含む。図12において、プリズム面角αは標準的な45°未満である(たとえば表2の12°DMDの場合のαは5°である)ことを留意されたい。同様に、光源(ランプ)角γは45°未満である(たとえば表2の12°DMDの場合のγは16°である)。
図12、図13および図14の複合プリズムは、マイクロミラーピクセルに正しく挿し込む(26.5°で45°から入る)照明をもたらすが、TIR面はある複合角にあるため、照明は、折畳みミラーを必要とすることなく、光源またはランプ軸角γとして示されるような角度に沿って直接プリズムに入ることができる。特に、本発明のプリズムの場合には、γはデバイスの水平軸に対して標準的な45°とは異なる(未満である)。たとえば、表2に示されているように、γは約20°以下であってもよく、このことはランプ軸がγ沿いに直接位置し、折畳みミラーを用いることなく効果的に動作させることができることを意味している。
要約すれば、先行技術において、DMDと共に用いられる照明系は、折畳みミラーおよび一般に2〜4個のレンズ素子を備えていた。折畳みミラーはパッケージをコンパクトにするのを助けるために用いられ、アークランプをその好ましい動作軸、すなわち水平軸付近に配置させることができた。本発明以前には、折畳みミラーがない状態で、DMDデバイスおよびTIRプリズムは、デバイス(およびキャビネット)の水平軸に対して45°にランプの軸を配置するため、すべての折畳みミラーを排除したさらに簡素な照明系を用いることは可能ではなかった。
本発明は、照明経路の簡素化を図る複合折畳みを備えたプリズム面を提供することによって、この問題に対処する。すなわち、照明の中継光学素子が折畳みミラーを全く必要とせず、ランプが別の折畳みを行うことなく、水平軸またはその付近に位置することができるように、プリズムは照明光を折畳む。したがって、照明系はより簡素であり、より短い全体長さを有する。さらに、図6を図1と比較することによって分かるように、本発明は、投射ボックスにおける照明素子の配置を簡素化する。
本発明の特定の実施形態について説明し図示してきたが、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、修正を行うことができることを理解されたい。たとえば、上記の説明において、スクリーンに向かって前方をさすDMDデバイスおよび投射レンズと共に、背面投射ボックス内に投射構成要素が配置された。したがって、2つのキャビネットの折畳みミラーは、スクリーン上に画像を配置するために用いられた。本発明はまた、指し示すレンズおよびDMDデバイスと共に、単独の折畳みキャビネットにおいて効果的に用いられることができる。この場合には、γ=45°で動作する先行技術の照明系は、キャビネット内のきわめて深い位置またはスクリーン平面の前方のいずれかにランプを向ける。本発明では、ランプ軸は20°以下であってもよく、キャビネット全体の深さを制御することができる。
別の変更例として、本発明は、2つ以上のDMDを用いる系(たとえば、跡部らの米国特許第5,999,306号明細書の図16および図17参照)で用いられてもよい。たとえば、2個または3個のDMDとともに、色分離/結合プリズムアセンブリを用いることができ、そのアセンブリの前方にTIRプリズムが配置される。先行技術において、このようなTIRプリズムは、DMDデバイスに対して45°に向けられ、照明系はランプを再配置するために折畳みミラーを具備している。本発明のTIRプリズムの場合には、折畳みミラーを排除することができる。
9 DMD投射系
11 キャビネット
13 プリズムアセンブリ
13a イメージャに関連するプリズム
13b 投射レンズに関連するプリズム
15 DMDイメージャ
17 投射レンズ
19 折畳みミラー
21 折畳みミラー
23 スクリーン
25 光源
27 カラーホイール
29 統合トンネル
31 中継レンズ
33 カラーホイールモータ
35 折畳みミラー
37 中継レンズ
39 単独マイクロミラーピクセル
41 ミラー反転軸
43 TIR反射面
45 照明方向
47 望ましくない光源の向き
49 折畳みミラー
51 望ましい光源の向き
53 DMDイメージャの水平軸
55 照明軸
57 TIR面
59 照明軸の投射
61 照明光
63 画像光
65 TIR面
67 「オン」状態の1つのマイクロミラー
69 光入射面
71 TIR面
73 光入射面の縁
75 光入射面およびTIR面の縁
77 光入射面の縁
81 TIR面の縁
83 TIR面の縁
85 照明円錐
87 画像円錐
89 TIR面を表す平面
91 最も透過する見込みがある照明円錐の光線
93 最も反射する見込みがある画像円錐の光線
11 キャビネット
13 プリズムアセンブリ
13a イメージャに関連するプリズム
13b 投射レンズに関連するプリズム
15 DMDイメージャ
17 投射レンズ
19 折畳みミラー
21 折畳みミラー
23 スクリーン
25 光源
27 カラーホイール
29 統合トンネル
31 中継レンズ
33 カラーホイールモータ
35 折畳みミラー
37 中継レンズ
39 単独マイクロミラーピクセル
41 ミラー反転軸
43 TIR反射面
45 照明方向
47 望ましくない光源の向き
49 折畳みミラー
51 望ましい光源の向き
53 DMDイメージャの水平軸
55 照明軸
57 TIR面
59 照明軸の投射
61 照明光
63 画像光
65 TIR面
67 「オン」状態の1つのマイクロミラー
69 光入射面
71 TIR面
73 光入射面の縁
75 光入射面およびTIR面の縁
77 光入射面の縁
81 TIR面の縁
83 TIR面の縁
85 照明円錐
87 画像円錐
89 TIR面を表す平面
91 最も透過する見込みがある照明円錐の光線
93 最も反射する見込みがある画像円錐の光線
Claims (13)
- スクリーン上に画像を生成するための装置であって、
(A)照明光を生成する光源と、
(B)画像光を生成するために照明光を選択的に反射するパネルであって、共通平面に配置された選択的に調整可能な複数の反射素子であって、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で調整可能な素子を具備するパネルと、
(C)画像光を受光し、前記スクリーン上に前記画像を生成する投射レンズと、
(D)前記光源から前記パネルに向けて照明光を透過させ、前記パネルから前記投射レンズに向けて画像光を透過させるプリズムアセンブリであって、
(I)前記光源から照明光を受光する第1の面と、
(II)前記第1の面によって透過された照明光が内部全反射される第2の面と、
(III)前記第2の面から前記パネルに向けて反射される照明光を透過させる第3の面と、を具備するプリズムを含むプリズムアセンブリと、を備え、
(a)前記第2の面および前記第3の面が前記パネルから前記投射レンズに反射される画像光を透過させ、
(b)前記第1の面および前記第2の面がそれぞれ、
(i)90°より大きい角度で交差する2つの縁および
(ii)90°より小さい角度で交差する2つの縁を具備していることを特徴とする装置。 - (i)前記光源が光源軸を規定し、
(ii)前記パネルが水平軸を規定し、
(iii)前記光源軸と前記水平軸との間の角度が約20°以下であることを特徴とする請求項1記載の装置。 - (i)前記第3の面が下縁を有し、
(ii)前記パネルが水平軸を規定し、
(iii)前記下縁と前記水平軸との間の角度が45°未満であることを特徴とする請求項1記載の装置。 - (i)請求項1記載の装置と、
(ii)請求項1記載の前記装置を収容するキャビネットと、
(iii)請求項1記載の前記装置によって形成される画像がその上に表示され、前記キャビネットによって保持されるスクリーンと、を具備することを特徴とする背面スクリーンプロジェクタ。 - スクリーン上に画像を生成するための装置であって、
(A)照明光を生成する光源と、
(B)画像光を生成するために照明光を選択的に反射するパネルであって、共通平面に配置された選択的に調整可能な複数の反射素子であって、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で調整可能な素子を具備するパネルと、
(C)画像光を受光し、前記スクリーン上に前記画像を生成する投射レンズと、
(D)前記光源から前記パネルに向けて照明光を透過させ、前記パネルから前記投射レンズに向けて画像光を透過させるプリズムアセンブリであって、
(I)前記光源から照明光を受光する面と、
(II)前記パネルに向けて照明光を透過させ、前記パネルから反射される画像光を受光する面と、
(III)画像光を前記投射レンズに向けて透過させる面と、を具備するプリズムを含むプリズムアセンブリと、を備え、
(a)前記プリズムアセンブリは、内部全反射が生じる少なくとも1つの面を備え、
(b)前記光源と前記光源から照明光を受光する面との間の光路が折畳まれていないことを特徴とする装置。 - 前記少なくとも1つの面が、照明光を前記パネルに向けることを特徴とする請求項5記載の装置。
- (i)前記光源が光源軸を規定し、
(ii)前記パネルが水平軸を規定し、
(iii)前記光源軸と前記水平軸との間の角度が約20°以下であることを特徴とする請求項5記載の装置。 - (i)前記パネルに向けて照明光を透過させ、前記パネルから反射される画像光を受光する面が、下縁を有し、
(ii)前記パネルが水平軸を規定し、
(iii)前記下縁と前記水平軸との間の角度が45°未満であることを特徴とする請求項5記載の装置。 - (i)請求項5記載の装置と、
(ii)請求項5記載の前記装置を収容するキャビネットと、
(iii)請求項5記載の前記装置によって形成される画像がその上に表示され、前記キャビネットによって保持されるスクリーンと、を具備することを特徴とする背面スクリーンプロジェクタ。 - スクリーン上に画像を生成するための方法であって、
(a)照明光の伝搬方向を変えることなく、光源からプリズムアセンブリに前記光を伝搬させるステップと、
(b)前記プリズムアセンブリを介して、共通平面に配置された選択的に調整可能な複数の反射素子であって、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で調整可能な素子を具備するパネルに前記照明光を透過するステップと、
(c)前記パネルにおいて前記照明光から画像光を形成するステップと、
(d)前記画像光を前記プリズムアセンブリを介して投射レンズに向けて透過させるステップと、
(e)前記投射レンズを介して前記画像光を透過させて、前記画像を形成するステップと、を含むことを特徴とする方法。 - ステップ(b)において、前記照明光が内部全反射されることを特徴とする請求項10記載の方法。
- 画像光の伝搬方向を変えることなく、前記プリズムアセンブリと前記投射レンズとの間で前記光が伝搬させられることを特徴とする請求項10記載の方法。
- 画像光の伝搬方向を変えることなく、前記パネルと前記投射レンズとの間で前記光が伝搬させられることを特徴とする請求項10記載の方法。
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