JP2005339951A - マイクロ波無電極放電ランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高出力のマイクロ波の照射を可能とし、高輝度のプラズマ光を得る。
【解決手段】 マイクロ波を放射するマグネトロンを結合した導波管に結合され、一方の側面にプラズマ光を透過させる開口窓を有する金属製板材からなる箱状のアプリケータ4と、このアプリケータ4の内部に開口窓6に対向させて保持固定され、且つプラズマ光を透過させるランプハウス7と、このランプハウス7の内部に収容され、且つプラズマ光を透過させるパイプ7aと、このパイプ7aの内部に当該パイプ7aの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つマイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプ11と、パイプ7aの両端部に結合され、且つ隙間に液状冷却媒体を流通させる一対の管継手19a,19bとを設けることにより、無電極放電ランプ11を液状冷却媒体により冷却することにより、無電極放電ランプ11の管壁温度を低下させることができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 マイクロ波を放射するマグネトロンを結合した導波管に結合され、一方の側面にプラズマ光を透過させる開口窓を有する金属製板材からなる箱状のアプリケータ4と、このアプリケータ4の内部に開口窓6に対向させて保持固定され、且つプラズマ光を透過させるランプハウス7と、このランプハウス7の内部に収容され、且つプラズマ光を透過させるパイプ7aと、このパイプ7aの内部に当該パイプ7aの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つマイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプ11と、パイプ7aの両端部に結合され、且つ隙間に液状冷却媒体を流通させる一対の管継手19a,19bとを設けることにより、無電極放電ランプ11を液状冷却媒体により冷却することにより、無電極放電ランプ11の管壁温度を低下させることができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、無電極放電ランプにマイクロ波を照射することにより短波長UVから可視光までの範囲の光(以下、プラズマ光と称する)を発生させるマイクロ波無電極放電ランプ装置に係り、特に無電極放電ランプを液状冷却媒体により冷却させる液状冷却手段を備えたマイクロ波無電極放電ランプ装置に関するものである。
一般に陰極線管の製造設備及び半導体装置の製造設備には、多数の露光装置が使用されている。これらの露光装置の紫外線(UV)光源には有電極の水銀ランプが使用されている。一方、最近の化学合成技術の進歩から、UV光で重合反応などにより、例えば硬化する化学物質も各種作製されていることから、UVランプが注目されている。近年、この用途には、マイクロ波電力を応用した無電極UVランプが注目され、各種の応用研究がなされている。
陰極線管の製造設備には、陰極線管パネルに蛍光体のドットを形成する際に使用する露光装置があるが、この露光装置に用いられている水銀ランプは、その寿命は約500時間程度と短く、約3週間程度の間隔で新しい水銀ランプと交換することが行われている。なお、この露光装置に使用されている水銀ランプは有電極水銀ランプである。
従来から用いられているマイクロ波無電極放電ランプは、強制空冷方式であるため、ランプの冷却には限度があり、ランプ内のプラズマに吸収させるマイクロ波電力量に限界があった。より高輝度のUV光及び可視光を得るためには、液冷方式にすることが望まれているが、未だ実用化されていない。
無電極ランプは、通常、石英ガラスにより形成された例えば球形状または円筒形状などの容器内に各種の原子または分子を封入し、さらにプラズマを容易に発生させる例えばアルゴンまたはネオンなどの不活性ガス分子を封入する場合もある。例えば、水銀またはクリプトンを封入すると、UV光が、また、硫黄または臭化インジウムを封入すると、可視光が放出されることが知られている。いずれの場合も、それらの原子または分子がプラズマ状態となったときのプラズマ光を利用する。
この容器を構成する石英ガラスは、融点が高く、短波長UV光までも透過できることから、広範囲に利用されている。この石英ガラスは、約1000℃以上となると、白濁することから、長時間にわたって安定した輝度を得るためには冷却を施すことが極めて重要となる。したがって、十分な冷却を施せば、無電極ランプの寿命は半永久的となることが証明されている。
なお、マグネトロンにより発生したマイクロ波を無電極ランプ内に導入し、加熱することで内包ガスを励起し、プラズマを発生させるマイクロウェーブ方式の空冷型無電極ランプ装置が例えば下記「非特許文献1」に開示されている。
商品カタログ「MICROWAVE UV LAMP SYSTEM」:東京ホトン株式会社
しかしながら、このように構成された無電極ランプは、高輝度を得るために大きなマイクロ波電力を供給し、大型のブロワーで強制空冷した上で、無電極ランプの管壁温度を可能な限り上昇させて使用することから、UV光の輝度の劣化を速めたり、無電極ランプがマイクロ波放電または局部加熱などにより、クラックを発生させ、短寿命となるという課題があった。
いずれにしても、無電極ランプは、その大きさが比較的小さな無電極ランプ、例えば球形状タイプのものでは、直径が約5mm〜約40mm程度であり、円筒形状タイプのものでは直径が約10mm〜約15mm程度であり、その長さが約50mm〜約300mm程度のものが一般的に用いられている。
このような形状の無電極ランプを一様に冷却するためには、風量が大きく、且つ静圧も高い大型のブロワーが要求される。このために耳を聾する騒音を発生させたり、また、塵埃を掻き乱すことから、液冷化方式の無電極放電ランプ装置が強く要望されている。
また、液状冷却媒体として一般に用いられている水は、身近な冷却媒体(冷媒)であるが、マイクロ波の電力吸収が最も大きい部類の物体として広く用いられているためにマイクロ波無電極ランプの冷却媒体に使用するという発想が今までに存在していなかった。
したがって、本発明は前述した従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高出力のマイクロ波の照射を可能とし、これによって高輝度のプラズマ光が得られるマイクロ波無電極放電ランプ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、高輝度のプラズマ光を長期間にわたって得られ、長寿命化を実現可能とするマイクロ波無電極放電ランプ装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明によるマイクロ波無電極放電ランプ装置は、マイクロ波を放射するマグネトロンと、このマグネトロンに結合され、且つ当該マグネトロンから放射されたマイクロ波を伝播させる導波管と、この導波管に結合され、且つ少なくとも一方の側面にプラズマ光を透過させる窓を有する金属製板材からなる箱状のアプリケータと、このアプリケータの内部に窓に対向させて保持固定され、且つプラズマ光を透過させるランプハウスと、このランプハウスの内部に収容され、且つプラズマ光を透過させるパイプと、このパイプの内部に当該パイプの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つマイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプと、パイプの両端部に結合され、且つ隙間に液状冷却媒体を流通させる一対の冷却媒体流入出手段とを設けることにより、無電極放電ランプを液状冷却媒体により冷却することにより、無電極放電ランプの管壁温度を低下させることができるので、背景技術の課題を解決することがきできる。
また、本発明による他のマイクロ波無電極放電ランプ装置は、マイクロ波を放射するマグネトロンと、このマグネトロンに結合され、且つ当該マグネトロンから放射されたマイクロ波を伝播させるとともに少なくとも一方の側面にプラズマ光を透過させる窓を有する導波管と、この導波管の内部に窓に対向させて保持固定され、且つプラズマ光を透過させるランプハウスと、ランプハウスの内部に収容され、且つプラズマ光を透過させるパイプと、このパイプの内部に当該パイプの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つマイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプと、パイプの両端部に結合され、且つ隙間に液状冷却媒体を流通させる一対の冷却媒体流入出手段とを設け、液状冷却媒体の循環により、無電極放電ランプを冷却することで、無電極放電ランプの管壁温度を低下させることができるので、背景技術の課題を解決することがきできる。
また、本発明によるさらに他のマイクロ波無電極放電ランプ装置は、マイクロ波を放射するマグネトロンと、このマグネトロンに結合され、且つ当該マグネトロンから放射されたマイクロ波を伝播させるとともに少なくとも一方の側面にプラズマ光を透過させる窓を有する導波管と、この導波管の内部に窓に対向させて保持固定され、且つプラズマ光を透過させるランプハウスと、このランプハウスの内部に収容され、且つ導波管の外部に開口端を突出する分岐パイプを一体的に有し、プラズマ光を透過させるT字状パイプと、このT字状パイプの内部に当該T字状パイプの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つマイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプと、分岐パイプの開口端に結合され、かつ隙間に液状冷却媒体を流入させる冷却媒体流入手段と、T字状パイプの両端部に結合され、且つ隙間に流通する液状冷却媒体を流出させる冷却媒体流出手段とを設け、液状冷却媒体の循環により、無電極放電ランプを冷却することで、無電極放電ランプの管壁温度を低下させることができるので、背景技術の課題を解決することができる。
また、好ましくは、本発明は、上記構成において、マグネトロンは
液状冷却媒体により冷却される冷却構造を有することにより、マグネトロン内を循環した液状冷却媒体の少なくとも一部を無電極放電ランプの冷却に利用することにより、この無電極放電ランプの管壁温度を低下させることができるので、背景技術の課題を解決することができる。
液状冷却媒体により冷却される冷却構造を有することにより、マグネトロン内を循環した液状冷却媒体の少なくとも一部を無電極放電ランプの冷却に利用することにより、この無電極放電ランプの管壁温度を低下させることができるので、背景技術の課題を解決することができる。
また、本発明は、上記構成において、導波管の窓と対向する内面に分岐パイプを包囲するリッジを設けることにより、無電極放電ランプの中央部におけるマイクロ波の電界強度が高められ、背景技術の課題を解決することがきできる。
また、本発明は、液状冷却媒体として、好ましくは、水またはシリコーン油を用いることによってある温度範囲で高い流動性が得られ、高い冷却能力が得られるので、背景技術の課題を解決することができる。
なお、本発明は、前記各構成及び後述する実施の形態に記載される構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱することなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明によれば、液状冷却媒体の循環により、無電極放電ランプを冷却することで、無電極放電ランプの管壁温度を低下させることができるので、高出力のマイクロ波を照射することが可能となり、より高輝度のプラズマ光が容易に得られるとともに、無電極放電ランプのクラックの発生なども皆無となるので、長寿命化が実現可能となるという極めて優れた効果を有する。
また、本発明によれば、無電極放電ランプに液状冷却媒体を循環させて冷却させることにより、無電極放電ランプの管壁温度を容易に低下させることができるので、耳を聾する騒音の発生及び塵埃を掻き乱すことも皆無となり、従来より強く要望されている液冷化方式の無電極放電ランプ装置を提供できるなどの極めて優れた効果が得られる。
また、本発明によれば、マグネトロンも液冷方式のマグネトロンが使用可能となるので、マグネトロンを冷却した液冷媒体の一部または全部を無電極ランプの冷却に利用できるので、効率の良い冷却配管が実現可能となる。この結果、マグネトロンも液冷媒体方式が使用できるので、さらに高いマイクロ波電力を供給することができ、これによってより高輝度のプラズマ光が容易に得られるなどの極めて優れた効果を有する。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるマイクロ波無電極放電ランプ装置の実施例1による全体構成を説明する要部斜視図である。図1において、1は例えば波長2.45GHzのマイクロ波を発生するマグネトロン、1a,1bはマグネトロン1に駆動電力を供給する導入線、2はマグネトロン1の内部に形成されている陽極部を冷却する液状冷却媒体を循環させるパイプであり、2aはその流入用パイプ、2bはその流出用パイプである。なお、これらのパイプ2a,2bは互いにその逆の機能を持たせても良い。
また、3はマグネトロン1の図示しないアンテナから放射されたマイクロ波をアプリケータ4内に伝播させる導波管、5は導波管3とアプリケータ4とを電気的に結合させて固定する固定部材である。アプリケータ4は、金属製板材などの電気良導体で形成された箱状からなっており、その箱体の一面,その面に一部または複数の面として例えば底面には、電気良導体により形成されたメッシュ,パンチングメタルまたは例えば表面に電気良導体を蒸着させた石英ガラス板からなり、マイクロ波を透過させないが、短波長UV光から可視光の範囲までプラズマ光を透過させる窓6が設けられている。
また、7は後述するマイクロ波の照射により管自体が発光する図示しない無電極放電ランプを内蔵するランプハウス、7aは内蔵された無電極ランプを冷却する例えば水などの液状冷却媒体を流通させるパイプであり、このパイプ7aは短波長UVから可視光までの範囲のプラズマ光のうち、所望の光を透過させる材料からなる例えば石英ガラスにより形成されている。7bはランプハウス7の端部であり、この端部7bはランプハウス7の端部で内蔵される無電極放電ランプを支持固定させるとともに、液状冷却媒体を流通させるパイプ7aと無電極放電ランプとを同心状に配置させて保持する機能を有している。なお、このパイプ7aの他端部も図示されないが、上記同様の機能を有している。
また、8aはランプハウス7に内蔵された無電極放電ランプを冷却する液状冷却媒体を流入させるパイプ、8bはそれを流出させるパイプであり、この場合も、これらのパイプ8a,8bは互いにその逆の機能を持たせても良い。9はランプ保持部材7bに液状冷却媒体を流通させるパイプ8bを結合させる連結部材、10a,10b(図示されず)はアプリケータ4にランプハウス7を保持固定させる固定部材である。
図2は、図1で説明したマイクロ波を照射すると、発光する無電極放電ランプを内蔵するランプハウス7の構成を説明する長さ方向の要部断面図であり、前述した図1と同一機能部分に同一符号を付し、その説明は省略する。図2において、短波長UVから可視光までの範囲のプラズマ光のうちの所望の光を透過させる材料からなる例えば石英ガラスからなるパイプ7aの内部には、無電極放電ランプ11がその両端部で一対のスペーサ12a,12bより挟持されてこのパイプ7aとの間に隙間を持たせて配置されている。さらに、一対のスペーサ12a,12bにより挟持された無電極放電ランプ11は、例えば石英ガラス材などからなる一対の支持棒13a,13bにより所定の位置に固定配置されている。なお、この無電極放電ランプ11はその内部にHgとArガスまたはNeガスとが封入されている。
次に、図1に示す箱状のアプリケータ4の一部を構成する側面と、この側面に向かい合う対向側面とにランプハウス7を取り付ける構造の詳細について説明する。電気良導体からなる一対のフランジ付き円筒状部材14a及び円筒状部材14bは、ナット状の固定部材10a,10bによりアプリケータ4の向かい合う側面にそれぞれねじ込みにより固定される。勿論、ナット状の固定部材をしなくても、例えば、フランジ付き円筒状部材14a及び円筒状部材14bのフランジ部と固定部材10a,固定部材10bとでアプリケータ4の向かい合うそれぞれの側面を挟持させ、例えばリベットを貫通させて固定させても良い。
フランジ付き円筒状部材14a及び円筒状部材14bには、パイプ7aを保持し、且つ漏水を防止する一対のオーリング15a,15bを挿入し、円筒状部材16a,16bがねじ込みにより保持固定されている。そして、無電極放電ランプ11を所定の位置に固定する支持棒13a,13bは、円筒状部材16a,16bの他方から挿入されたオーリング16a,16bを、取り付け部材18a,18bでねじ込み、締め付けることにより、固定される。
一方、円筒状部材16a,16bには、それぞれ所定位置に開口が穿設され、この開口には液状冷却媒体を流通させる管継手19a,19bがねじ込みにより固定配置されている。例えば、矢印Iで示す方向から管継手19aに流入された液状冷却媒体は、パイプ7aと無電極放電ランプ11との間に形成された隙間(スペーサ12a,12bにより形成された隙間)を流通し、管継手19bから矢印Oで示す方向に流出される。
なお、フランジ付き円筒状部材14a及び円筒状部材14bを電気良伝導体として説明したが、アプリケータ4の側面に開口したランプハウス7の貫通穴の開口径が小さい場合は、絶縁物であっても良い。その目安は、貫通穴の周長に貫通する材料の比誘電率に平方根を乗じた値が1波長に近づいた場合または超えた場合は電気良導電体を用いることである。また、円筒状部材14a,14b,16a,16b及び取り付け部材18a,18bを電気良導電体とすれば、マイクロ波の漏洩は全く生じない。
図3は、前述したスペーサ12a,12bの構成を詳細に説明する図であり、図3(a)は要部側面図を、図3(b)は図3(a)の矢印B方向から見た要部平面図を、図3(c)は図3(a)の矢印C方向から見た要部平面図をそれぞれ示している。図3において、このスペーサ12aは、図2に示す支持棒13aを挿入する挿入部12a1と、無電極放電ランプ11の端部を挿入させて保持する4個の保持片を有する保持部12a2とを一体化させて構成され、パイプ7aと無電極放電ランプ11との間を適当な均等間隔に保持させるとともに、各支持部12a2の隙間12cを通して液状冷却媒体が流通される。
図4は、上述したスペーサ12aのさらに詳細な構成を説明する図であり、図4(a)は図2に相当する要部断面図を、図4(b)は図4(a)のスペーサ12aを中心軸に直角なA−A´線で切断して無電極放電ランプ11側を見た要部断面図をそれぞれ示し、上述した図2及び図3と同一機能部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図4において、パイプ7aと無電極放電ランプ11との間に液状冷却媒体を通過させる隙間12cは、その層厚を制御すると、液状冷却媒体として、例えば、水のようにマイクロ波を吸収する材料でも、約2mm程度の層厚であれば、無電極放電ランプ11を十分に点灯することが可能であり、必要十分な輝度を得ることができる。因みに波長が約2.45GHzのマイクロ波に対する水の電力半減深度は約10mmである。
なお、このスペーサ12aと対向配置されて無電極放電ランプ11の他端側を挟持するスペーサ12bについても全く同一構造で同一部材により形成されている。また、このスペーサ12aは、金属部材または絶縁部材の成形体で形成しても良く、その材質は特に限定されない。
このように構成されてマイクロ波無電極放電ランプ装置において、パイプ7aと無電極放電ランプ11との間の隙間12cに液状冷却媒体を循環させることによって無電極放電ランプ11の管壁温度が下げられるので、より高出力のマイクロ波を照射することが可能となり、限界輝度を上昇させることができる。また、マグネトロン1も冷却方式を使用することによってマグネトロン1を冷却した液状冷却媒体の一部または全部を無電極放電ランプ11の冷却に利用できるので、配管効率も良好となる。この結果、マグネトロン1も液冷タイプを使用することにより、無電極放電ランプ11に供給されるマイクロ波電力は、さらに高いものが使用可能となる。
図5は、本発明によるマイクロ波無電極放電ランプ装置の実施例2による構成を説明する図であり、図5(a)は要部斜視図を、図5(b)は図5(a)の導波管3の管軸方向での要部断面図を、図5(c)は図5(a)のランプハウス7の長さ方向での要部断面図をそれぞれ示し、上述した各図と同一機能部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図5において、図1と異なる点は、図1に示す導波管3に図2に示すランプハウス7を直結させて構成され、この導波管3のランプハウス7と対向する上面の一部にはプラズマ光を透過させる窓3aが設けられている。
この窓3aは、電気良導体により形成されたメッシュ,パンチングメタルまたは例えば表面に電気良導体を蒸着させた石英ガラス板からなりマイクロ波を透過させないが、短波長UV光から可視光までのプラズマ光を透過させる機能を有している。
このような構成において、導波管3の負荷側短絡面Xからランプハウス7の中心軸Yまでの距離Lを適宜調節することによってランプハウス7内の同軸上に設置されている無電極放電ランプ11にマイクロ波電界を集中させることができる。
このような構成によれば、無電極放電ランプ11はマイクロ波の照射により励起電離され、プラズマ放電が発生し、無電極放電ランプ11内に封入されている原子または分子特有なスペクトルの短UV光から可視光までの電磁波が発生し、窓3aから取り出すことができる。
ここで、無電極放電ランプ11の長さが比較的短い場合,マイクロ波電界分布が比較的一様な個所に無電極放電ランプ11が設置された場合またはマイクロ波電界により発生する定在波の節と腹とが複数個にわたるほど長い無電極放電ランプ11の場合は、上述した構成により安定した状態で無電極放電ランプ11は点灯を繰り返すことになる。
図6は、本発明によるマイクロ波無電極放電ランプ装置の実施例3による構成を説明する図であり、図6(a)は導波管3の管軸方向での要部断面図を、図6(b)はランプハウス7の中心軸方向での要部断面図をそれぞれ示し、上述した各図と同一機能部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図6において、図5と異なる点は、ランプハウス7内において、無電極放電ランプ11を内包する直線状のパイプ7aがこれに代えて全体形状がT字状に形成されたT字状パイプ20で構成され、このT字状パイプ20の内部の直線部分には無電極放電パイプ11がその両端部で一対のスペーサ12a,12bより挟持されてこのT字状パイプ20と無電極放電ランプ11との間に隙間を持たせて保持固定されている。
なお、このT字状パイプ20は、短波長UV光から可視光までの範囲のうちの所望の光を透過させる材料からなる例えば石英ガラスから形成されている。また、このT字状パイプ20には、無電極放電パイプ11の略中央部で分岐する分岐パイプ20aが一体的に形成されており、この分岐パイプ20aの開口端には液状冷却媒体を注入する流入口21が連結されて導波管3の底部に形成した開口部に支持固定され、この流入口21には管継手19cがねじ込みにより結合されて固定配置されている。
このような構成において、矢印Iで示す方向から管継手19cに流入された液状冷却媒体は、無電極放電ランプ11の中央部分から両端方向に向かってT字状パイプ20と無電極放電ランプ11との間に形成された隙間(スペーサ12a,12bにより形成された隙間)を流通し、両端側の各管継手19a,19bから矢印O1,O2で示す方向に流出される。
無電極放電ランプ11の発光効率及び輝度を向上させるためには、マイクロ波の電界集中を無電極ランプ11の特定な個所、例えば中央部分に発生させる場合、無電極放電ランプ11の点滅を繰り返すと、点灯時に気化した封入物(水銀)が、非点灯時には無電極放電ランプ11の温度の低い個所、即ち、液状冷却媒体の流入側に蒸着され易くなる。このために次の点灯を安定して行わせるためには、蒸着された部分を比較的強いマイクロ波電界の部分に移動させる必要がある。
したがって、上記構成によると、無電極放電ランプ11が非点灯時には、無電極放電ランプ11の中央部分が両端部よりも温度が低くなるので、封入物がこの部分に蒸着し易くなる。そして、次の点灯時に封入物が滞留した電界強度が大きい中央部分で点灯させることにより、瞬時に点灯させることができる。したがって、無電極放電ランプ11が点滅を繰り返しても安定した点灯状態が得られ、高輝度を保持させることができる。
図7は、本発明によるマイクロ波無電極放電ランプ装置の実施例4による構成を説明する図であり、図7(a)は導波管3の管軸方向での要部断面図を、図7(b)はランプハウス7の中心軸方向での断面図をそれぞれ示し、上述した各図と同一機能部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図7において、図6と異なる点は、導波管3の窓3aが形成されている上面に対して対向する底面にはT字状パイプ20の分岐パイプ20aの外周面を包囲するようにFeまたはAlなどの金属製部材からなるリッジ22が設置されている。このリッジ22は、分岐パイプ20aを挿通させる部位に貫通穴22aが設けられてこの貫通穴22a内に分岐パイプ20aが挿通される構造となっている。
なお、リッジ22に形成される分岐パイプ20aの貫通穴22aは、貫通穴構造でなくても良く、例えばリッジ22を内側に半円曲面を形成した2分割構造とし、分岐パイプ20aの外周面をその両側から挟み込む構造で形成しても良い。この場合、2分割されたリッジを分岐パイプ20aに挟み込んだ状態ではその相互間にスリットが形成されるが、このスリットが形成されることによって無電極放電ランプ11の近傍におけるマイクロ波の電界強度がさらに増大することが発明者等の実験により確認された。
このような構成によれば、導波管3内におけるマイクロ波の電界強度は、導波管3の断面の長辺の中央部分を最大とし、その端部を0(零)とするサインカーブとなるが、導波管3の底面にリッジ22を溶接などにより設置することによってその中央部分のマイクロ波電界強度をさらに高めることができる。
図8は、図7で説明したリッジ22の他の実施例による構成を説明する図であり、図8(a)は導波管3の内部の上方から見た要部平面図を、図8(b)はその中央部から切断した要部縦断面図をそれぞれ示している。図8において、導波管3の底面に設置されるリッジ22は、リッジ本体221とこのリッジ本体221の長さ方向に沿って同一線上に同一部材からなるリッジ素片222とが2分割して形成されて配列されており、リッジ素片222の中央部には無電極放電ランプ11を内蔵したT字状パイプ20の分岐パイプ20aを挿通する貫通穴22aが設けられている。したがって、導波管3の終端面3aとリッジ素片222と終端面3bとの間はギャップ22bが、リッジ本体221とリッジ素片222との間はギャップ22cがそれぞれ形成され、リッジ素片222の上方には無電極放電ランプ11の中心部分が配設される構造となっている。ここで、リッジ素片222に長さをL、高さをH、ギャップ22bの間隔をG1、ギャップ22cの間隔をG2とする。
図9は、図7で説明したリッジ22のさらに他の実施例による構成を説明する図であり、図9(a)は導波管3の内部の上方から見た要部平面図を、図9(b)はその中央部から切断した要部縦断面図をそれぞれ示している。図9において、図8と異なる点は、リッジ本体221のリッジ素片222に向かい合う端面から約5mm〜約4分の1波長だけマグネトロン1側に戻ったところにT字状パイプ20の分岐パイプ20aを挿入する貫通穴22aが設けられている。したがって、リッジ本体221の上方に無電極放電ランプ11の中心部分が配設される構造となっている。なお、リッジ22の幅をWとする。
図10は、図7で説明したリッジ22のさらに他の実施例による構成を説明する図であり、図10(a)は導波管3の内部の上方から見た要部平面図を、図10(b)はその中央部から切断した要部縦断面図をそれぞれ示している。図10において、図8と異なる点は、リッジ素片222の導波管3の終端面3bに対向する面との間のギャップ22bにT字状パイプ20の分岐パイプ20aを挿入する貫通穴3cが設けられている。したがって、無電極放電ランプ11の中心部分がリッジ素片222と導波管終端面3bとの間に配設される構造となっている。
このように導波管3の底面に取り付ける各リッジ22を、リッジ本体221とリッジ素片222とに分割して構成させると、マグネトロン1から伝搬されたマイクロ波は、導波管3の終端面3bを基準面として反射されるのではなく、ギャップ22bを構成する導波管3の底面3cを基準面として反射されることがコンピュータによる電磁波解析の結果判明した。同様にしてギャップ22cにおいても、ギャップ22cを構成する導波管3に底面3dまでマイクロ波が進入することが判明した。この結果、リッジ素片222の寸法を変えることにより、例えば長さL寸法を約15mmから約25mmまで、高さH寸法を約15mmから約25mmまで、間隔G1を約10mmから約20mmまで、間隔G2を約10mmとしたところ、マイクロ波電界が集中する場所が図9で示すランプ位置から図10に示すランプ位置まで変化することが判明した。
そのマイクロ波電界が集中する位置にランプを配置してコンピュータ解析した結果、無電極ランプが強く点灯することが分かった。また、実際に試作し、その点灯を確認した。これはリッジ素片222とギャップ22b及びギャップ22cとでマイクロ波の周波数が共振し、大きなマイクロ波電界が発生した結果と推定する。なお、図9において、リッジ22の幅Wをランプの長さに近づけて約50mmから約60mmとしたところ、リッジ22上のマイクロ波電界の集中パターンが楕円形状となり、その長軸方向がランプの長さ方向に一致することから、リッジの幅Wを大きくとることにより、無電極放電ランプ11が一様に点灯することが期待される。
なお、図11は、リッジ22の構成を、図10においてリッジ素片222を導波管終端面3b側の導波管の底面側から切り欠いてL字状の断面にしたものである。このように構成させると、切り欠き部222aの影響により、マイクロ波の反射の基準面がずれて無電極放電ランプ11の位置のマイクロ波電界強度が増加する傾向が見られた。
また、リッジ22を構成するリッジ本体221及びリッジ素片222の材料を同一とし、その幅Wも同じとしたが、リッジ22の材料は導電性の高い材料であれば、同じ材料に固執する必要はない。例えば、無電極放電ランプ11に対向する部分は、プラズマ光を強く反射するように表面処理すれば輝度を増すこともできる。さらにリッジ22の幅は必ずしも同じである必要はなく、例えば、ランプに対向するリッジの幅を部分的に大きくして無電極放電ランプ11の点灯ムラを改善させることもできる。
なお、前述した各実施例においては、支持棒13a,13bと無電極放電ランプ11とがスペーサ12a,12bを介在させて分離された構造の場合について説明したが、支持棒13a,13bと無電極放電ランプ11とを直接接触させる構造または支持棒13a,13bと無電極放電ランプ11とを固着して一体化させた構造で構成しても良い。この場合、スペーサ12a,12bの形状が変更されるか、または省略することも可能となる。
また、前述した各実施例においては、液状冷却媒体として、例えば、水を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、シリコーン油などに代表されるある温度範囲で流動性の高い液体であれば使用可能であり、特に限定されるものではない。
なお、前述した各実施例においては、陰極線管の製造設備や半導体の製造設備などに用いられる露光装置の光源に適用するマイクロ波無電極放電ランプ装置について説明したが、UV光を利用する各種装置,UV光を使用する露光装置,UV光を使用して化学反応を促進させる各種化学合成装置,UV光を使用して化学物質を硬化させる各種塗装装置,UV光を使用する各種殺菌装置,液冷無電極UVランプの冷却媒体として殺菌したい液体を使用する殺菌装置または小型高輝度可視光ランプを利用する各種照明装置などにも適用できることは言うまでもない。
1・・・マグネトロン、1a・・・導入線、1b・・・導入線、2a・・・パイプ、2b・・・パイプ、3・・・導波管、4・・・アプリケータ、5・・・固定部材、6・・・窓、7・・・ランプハウス、7a・・・パイプ、7b・・・ランプハウス端部、8a・・・パイプ、8b・・・パイプ、9・・・連結部材、10a・・・固定部材、10b・・・固定部材、11・・・無電極放電ランプ、12a・・・スペーサ、12a1・・・挿入部、12a2・・・保持部、12b・・・スペーサ、12c・・・隙間、13a・・・支持棒、13b・・・支持棒、14a・・・円筒部材、14b・・・円筒部材、15a・・・オーリング、15b・・・オーリング、16a・・・円筒状部材、16b・・・円筒状部材、17a・・・オーリング、17b・・・オーリング、18a・・・取り付け部材、18b・・・取り付け部材、19a・・・管継手、19b・・・管継手、19c・・・管継手、20・・・T字状パイプ、20a・・・分岐パイプ、21・・・流入口、22・・・リッジ、221・・・リッジ本体、222・・・リッジ素片、223・・・リッジ素片、224・・・リッジ素片、225・・・リッジ素片、226・・・リッジ素片。
Claims (8)
- マイクロ波を放射するマグネトロンと、
前記マグネトロンに結合され、且つ当該マグネトロンから放射されたマイクロ波を伝播させる導波管と、
前記導波管に結合され、且つ少なくとも一方の側面にプラズマ光を透過させる窓を有する金属製板材からなる箱状のアプリケータと、
前記アプリケータの内部に前記窓に対向させて保持固定され、且つ前記プラズマ光を透過させるランプハウスと、
前記ランプハウスの内部に収容され、且つ前記プラズマ光を透過させるパイプと、
前記パイプの内部に当該パイプの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つ前記マイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプと、
前記パイプの両端部に結合され、且つ前記隙間に液状冷却媒体を流通させる一対の冷却媒体流入出手段と、
を備えたことを特徴とするマイクロ波無電極放電ランプ装置。 - マイクロ波を放射するマグネトロンと、
前記マグネトロンに結合され、且つ当該マグネトロンから放射されたマイクロ波を伝播させるとともに少なくとも一方の側面にプラズマ光を透過させる窓を有する導波管と、
前記導波管の内部に前記窓に対向させて保持固定され、且つ前記プラズマ光を透過させるランプハウスと、
前記ランプハウスの内部に収容され、且つ前記プラズマ光を透過させるパイプと、
前記パイプの内部に当該パイプの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つ前記マイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプと、
前記パイプの両端部に結合され、且つ前記隙間に液状冷却媒体を流通させる一対の冷却媒体流入出手段と、
を備えたことを特徴とするマイクロ波無電極放電ランプ装置。 - マイクロ波を放射するマグネトロンと、
前記マグネトロンに結合され、且つ当該マグネトロンから放射されたマイクロ波を伝播させるとともに少なくとも一方の側面にプラズマ光を透過させる窓を有する導波管と、
前記導波管の内部に前記窓に対向させて保持固定され、且つ前記プラズマ光を透過させるランプハウスと、
前記ランプハウスの内部に収容され、且つ前記導波管の外部に開口端を突出する分岐パイプを一体的に有し、前記プラズマ光を透過させるT字状パイプと、
前記T字状パイプの内部に当該T字状パイプの外周面との間に隙間を有して同心軸上に支持固定され、且つ前記マイクロ波の照射によりプラズマ光を放出する無電極放電ランプと、
前記分岐パイプの開口端に結合され、かつ前記隙間に液状冷却媒体を流入させる冷却媒体流入手段と、
前記T字状パイプの両端部に結合され、且つ前記隙間に流通させる前記液状冷却媒体を流出させる冷却媒体流出手段と、
を備えたことを特徴とするマイクロ波無電極放電ランプ装置。 - 前記マグネトロンは液状冷却媒体により冷却される冷却構造を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のマイクロ波無電極放電ランプ装置。
- 前記導波管の前記窓と対向する内面に前記分岐パイプを包囲するリッジを設けたことを特徴とする請求項3に記載のマイクロ波無電極放電ランプ装置。
- 前記リッジはリッジ本体と少なくとも単数のリッジ素片とから構成することを特徴とする請求項5に記載のマイクロ波無電極放電ランプ装置。
- 前記液状冷却媒体は、水とすることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のマイクロ波無電極放電ランプ装置。
- 前記液状冷却媒体は、シリコーン油とすることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のマイクロ波無電極放電ランプ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004156204A JP2005339951A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | マイクロ波無電極放電ランプ装置 |
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JP2004156204A Pending JP2005339951A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | マイクロ波無電極放電ランプ装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010135171A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Orc Mfg Co Ltd | マイクロ波放電ランプ |
CN103094059A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-05-08 | 江苏一品环保科技有限公司 | 一种等离子氙气节能灯管 |
JP2014000070A (ja) * | 2012-06-20 | 2014-01-09 | Blue Oceans:Kk | 常温殺菌装置 |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004156204A patent/JP2005339951A/ja active Pending
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