JP2005325508A - 自毛活用型かつら - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 かつらの隙間から装着者の自毛を引き出してかつらに取り付けた擬毛15と混ぜ合わせて装着する自毛活用型かつらにおいて、線状に形成した複数本のリブ13及び線状に形成した環状の連結用リブ14で構成し、複数本のリブと各リブに対して二点で交差する連結用リブとを組み合わせてかつらのアウトラインを形成しないように骨格様のフレームワークを形成し、この骨格様のフレームワークに多数の擬毛を取り付けて周縁枠を有しない植毛フレーム11を構成し、植毛フレームの間から出した装着者の自毛とリブに取り付けた擬毛とを混ぜ合わせて装着する。
【選択図】 図4
Description
この発明の第二の目的は、周縁枠部材並びにネット或いは人工皮膚等の椀状又は帽子状のかつらベースを廃止することにより、かつらの周縁が容易に視認されることのない自毛活用型のかつらを提供することである。
本発明の第三の目的は、上記自毛活用型のかつらの製造方法を提供することである。
前記リブは、その自由端に擬毛取付用のループを備えていてもよい。
また、前記リブは、弾性を備えた剛性材料から成る芯材とその芯材を覆う熱収縮性のチューブとで形成されていてもよい。
図1乃至図3は本発明の第一の実施形態に係る自毛活用型かつら1を示す斜視図及び平面図並びに装着状態の斜視図である。この自毛活用型かつら(以下、単にかつらと称する場合がある。)は、頭部の所望の位置に載せて、植毛フレーム10に取り付けられている擬毛15と装着者の自毛Hとを混ぜ合わせて装着するようになっており、装着に際して、植毛フレーム10の間から自毛Hを容易に引き出して擬毛15と十分に絡ませることができる。
そして、かつらの外形を画成するアウトラインが存在しないので、周縁枠部材を構成しないことから、植毛フレーム10が自毛中に完全に隠蔽され、頭部から露見するようなこともない。
図4に示す植毛フレーム11は、図示の場合上下方向、即ち、装着者の頭部の前後方向に互いに間隔を開けて略平行に延びる複数本、図示の場合7本のリブ13と、これらのリブ13の各両端から引っ込んだ内側にて、各リブ13と二点で交差する1つの環状の連結用リブ14とで構成される。このように各リブ13はこの環状の連結用リブ14でそれぞれ二点で連結されることにより、フレームワークがより強固に保形される。
最初に、図6に符号19で示すように、好ましくは装着者の頭部形状にできるだけ一致するように成型した頭部形状を模した石膏頭型を製作する。この石膏頭型19上に所望のフレームワークのパターンを書き込み、このパターンに沿ってリブ13及び環状の連結用リブ14を所定長さに切って配置し、それぞれの交点となる部分に印を付ける。
この平面状のフレームワークを石膏頭型19に描かれているパターンに合わせて湾曲し固定する。そして、所定時間、所定温度で加熱処理することにより、フレームワークは、装着者の頭部形状に沿った湾曲状に形成される。
リブ13,14としてポリアミド樹脂で作った細線を用いる場合は、約150℃〜170℃で、30分〜4時間程熱処理を施すと湾曲形態が安定する。このリブは、透明,半透明又は肌色或いは擬毛15と同色に着色されたものを用いるのが望ましい。また、リブの表面をサンドペーパーなどで粗面処理を施すと、表面の艶を抑えることができるとともに、取り付けた擬毛15の抜け落ちを防止するうえで好ましい。
前記増毛領域Nは、ネット部材の代わりに人工皮膚で形成されてもよい。
図16(A)及び(B)は、リブ13の先端が目立たないように工夫したものであり、これらの図は、リブ13の先端にループ13iを形成し、このループ13iにも擬毛15を取り付けた状態を示す部分拡大斜視図である。このループ13iは、一本の線材の一端をリブ13の先端部に添着し、その中間をリブの先端から突出させて環を作った後、他端をリブ13の先端部に巻回し、接着剤で固定することにより形成されている。
図18(A)に示すように、熱収縮性のチューブ18bは、芯材18aの外径より大きい内径を有しており、収縮される前のチューブ18bに芯材18aを差し込み、100℃〜105℃の温度範囲で数十分程度(例えば、5分〜30分)加熱処理を施すことで、チューブ18bが熱収縮して芯材18aに密着する。この際、チューブ18bは芯材18aの全長より長く形成されているので、加熱処理後は、図18(B)に示すように、残余のチューブ(突出部)18cが芯材18aの両端からさらに外方へ縮径状態で延出している。このように、チューブ18bは芯材18aよりも長く形成されるのが望ましい。加熱処理を施されたリブ18の表面は、弾性のあるゴム質であるが、艶があるため、やすりなどでその表面を擦り、図18(C)に示すように艶消しされていれば、迷彩効果に富んで好ましい。また、薬液処理にて艶消しすることも可能である。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から除外するものではない。
10,11 植毛フレーム
13,13a〜13f,13−2,18 リブ
13g 膨出部
13h 屈曲部位
13i ループ
13−1 U字状のリブ
14 連結用リブ
14−1 半環状の連結用リブ
15 擬毛
16 補助連結用リブ
17 ストッパー
18a 芯材
18b 熱収縮性のチューブ
18c 突出部
19 石膏頭型
19a 溝
Claims (4)
- かつらの隙間から装着者の自毛を引き出してかつらに取り付けた擬毛と混ぜ合わせて装着する自毛活用型かつらにおいて、
線状に形成した複数本のリブ及び線状に形成した環状の連結用リブで構成し、該複数本のリブと各リブに対して二点で交差する該連結用リブとを組み合わせてかつらのアウトラインを形成しないように骨格様のフレームワークを形成し、
この骨格様のフレームワークに多数の擬毛を取り付けて周縁枠を有しない植毛フレームを構成し、
上記植毛フレームの間から出した装着者の自毛と上記リブに取り付けた擬毛とを混ぜ合わせて装着することを特徴とする、自毛活用型かつら。 - 前記リブが、その自由端に膨出部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の自毛活用型かつら。
- 前記リブが、弾性を備えた剛性材料から成る芯材とその芯材を覆う熱収縮性のチューブとで形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の自毛活用型かつら。
- 前記リブが、その自由端に擬毛取付用のループを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の自毛活用型かつら。
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2005
- 2005-08-08 JP JP2005230160A patent/JP2005325508A/ja active Pending
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