JP2005340294A - 配線基板及びその製造方法、半導体装置及びその製造方法、電子デバイス並びに電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 配線基板は、チップ部品が搭載されるチップ部品搭載領域12を有するフレキシブル基板10と、配線20を有する配線パターンと、を含む。配線20は、チップ部品搭載領域12の内側に形成された電気的接続部22を有し、かつ、電気的接続部22の幅をもって延出された第1の部分24と、フレキシブル基板10の第1の部分24とは反対の面に形成された第2の部分26と、フレキシブル基板10を貫通して第1の部分24と第2の部分26とを電気的に接続するスルーホール28と、を有する。第1の部分24は、チップ部品搭載領域12の外側に延出しないように形成され、スルーホール28は、チップ部品搭載領域12の内側に形成され、配線20は、第2の部分26を介して、チップ部品搭載領域12の外側に延出されている。
【選択図】 図2
Description
チップ部品が搭載されるチップ部品搭載領域を有するフレキシブル基板と、
配線を有する配線パターンと、
を含み、
前記配線は、
前記チップ部品搭載領域の内側に形成された電気的接続部を有し、かつ、前記電気的接続部の幅をもって延出された第1の部分と、
前記フレキシブル基板の前記第1の部分とは反対の面に形成された第2の部分と、
前記フレキシブル基板を貫通して前記第1の部分と前記第2の部分とを電気的に接続するスルーホールと、
を有し、
前記第1の部分は、前記チップ部品搭載領域の外側に延出しないように形成され、
前記スルーホールは、前記チップ部品搭載領域の内側に形成され、
前記配線は、前記第2の部分を介して、前記チップ部品搭載領域の外側に延出されてなる。本発明によれば、配線は、チップ部品搭載領域とは反対の面に形成された第2の部分を介して、チップ部品搭載領域の外側に延出されている。すなわち、配線は、チップ部品とフレキシブル基板との間に介在しない。したがって、配線がチップ部品のエッジに接触してエッジショートを引き起こすのを回避することができ、配線基板の信頼性の向上を図ることができる。
(2)この配線基板において、
前記スルーホールは、前記電気的接続部にオーバーラップして形成されていてもよい。これによれば、例えばスルーホールはフレキシブル基板よりも硬いので、チップ部品をボンディングしたときに、電気的接続部に加えられるボンディング加重を小さくすることができる。したがって、接続不良の少ない良好なボンディングを行うことができ、信頼性の向上を図ることができる。
(3)この配線基板において、
前記スルーホールは、前記電気的接続部を避けて形成されていてもよい。
(4)この配線基板において、
前記フレキシブル基板の前記チップ部品搭載領域とは反対の面に設けられた絶縁層をさらに含み、
前記絶縁層は、前記第2の部分を覆っていてもよい。
(5)この配線基板において、
複数の前記配線を有し、
複数の前記第1の部分のいずれもが、前記チップ部品搭載領域の外側に延出しないように形成され、
複数の前記スルーホールのいずれもが、前記チップ部品搭載領域の内側に形成され、
前記複数の配線のいずれもが、複数の前記第2の部分を介して、前記チップ部品搭載領域の外側に延出されていてもよい。これによれば、チップ部品とフレキシブル基板との間に配線が全く介在しないので、より確実にチップ部品のエッジショートを防止することができる。
(6)この配線基板において、
前記チップ部品搭載領域の外形は、第1及び第2の長辺を有する長方形をなし、
前記複数の配線は、それぞれに複数が属する第1及び第2のグループに分けられ、
前記第1のグループに属する前記複数の配線のうち、複数の前記電気的接続部は、前記チップ部品搭載領域の前記第1の長辺に沿った領域に配列され、
前記第2のグループに属する前記複数の配線のうち、複数の前記電気的接続部は、前記チップ部品搭載領域の前記第2の長辺に沿った領域に配列されていてもよい。
(7)この配線基板において、
前記第1及び第2のグループの少なくとも一方では、隣同士の前記電気的接続が千鳥状にずれて配置されていてもよい。これによれば、限られた平面領域内で隣同士の電気的接続部のピッチを広げることができ、電気的接続部同士の電気的ショートを防止することができる。
(8)この配線基板において、
前記第1及び第2のグループの少なくとも一方では、隣同士の前記スルーホールが千鳥状にずれて配置されていてもよい。これによれば、限られた平面領域内で隣同士のスルーホールのピッチを広げることができ、スルーホール同士の電気的ショートを防止することができる。
(9)本発明に係る半導体装置は、
上記配線基板と、
前記チップ部品としての、バンプを有する半導体チップと、
を含み、
前記半導体チップは、前記チップ部品搭載領域にフェースダウンボンディングされ、
前記電気的接続部は、前記バンプの一部にオーバーラップしてなり、かつ、前記バンプに入り込んでなる。
(10)本発明に係る電子デバイスは、
上記半導体装置と、
前記半導体装置が電気的に接続された電気光学パネルと、
を含む。
(11)本発明に係る電子機器は、上記半導体装置を有する。
(12)本発明に係る配線基板の製造方法は、
チップ部品が搭載されるチップ部品搭載領域を有するフレキシブル基板に、配線を有する配線パターンを形成することを含み、
前記配線形成工程で、
前記チップ部品搭載領域の内側に配置された電気的接続部を有し、前記電気的接続部の幅をもって延出させ、かつ、前記チップ部品搭載領域の外側に延出しないように第1の部分を形成すること、
前記フレキシブル基板の前記第1の部分とは反対の面に第2の部分を形成すること、
前記フレキシブル基板に形成した貫通穴に導電材料を設けることによって、前記チップ部品搭載領域の内側に、前記第1の部分と前記第2の部分とを電気的に接続するためのスルーホールを形成すること、
を行うことによって、前記配線を、前記第2の部分を介して、前記チップ部品搭載領域の外側に延出するように形成する。本発明によれば、配線を、チップ部品搭載領域とは反対の面に形成された第2の部分を介して、チップ部品搭載領域の外側に延出させる。すなわち、配線を、チップ部品とフレキシブル基板との間に介在させない。したがって、配線がチップ部品のエッジに接触してエッジショートを引き起こすのを回避することができ、配線基板の製造方法に関して、信頼性の向上を図ることができる。
(13)本発明に係る半導体装置の製造方法は、
上記方法によって配線基板を製造し、バンプを含む半導体チップを、前記チップ部品搭載領域にフェースダウンボンディングすることを含み、
前記フェースダウンボンディング工程で、前記電気的接続部を、前記バンプの一部にオーバーラップさせ、かつ、前記バンプに入り込ませる。
12…チップ部品搭載領域 14…第1の長辺 16…第2の長辺 20…配線
22…電気的接続部 23…延出部 24…第1の部分 26…第2の部分
28…スルーホール 30…第1のグループ 40…第2のグループ
50…半導体チップ 52…パッド 54…バンプ 56…パッシベーション膜
58…封止材 60…絶縁層 70…配線 72…電気的接続部 73…延出部
74…第1の部分 78…スルーホール 110…電気光学パネル
Claims (13)
- チップ部品が搭載されるチップ部品搭載領域を有するフレキシブル基板と、
配線を有する配線パターンと、
を含み、
前記配線は、
前記チップ部品搭載領域の内側に形成された電気的接続部を有し、かつ、前記電気的接続部の幅をもって延出された第1の部分と、
前記フレキシブル基板の前記第1の部分とは反対の面に形成された第2の部分と、
前記フレキシブル基板を貫通して前記第1の部分と前記第2の部分とを電気的に接続するスルーホールと、
を有し、
前記第1の部分は、前記チップ部品搭載領域の外側に延出しないように形成され、
前記スルーホールは、前記チップ部品搭載領域の内側に形成され、
前記配線は、前記第2の部分を介して、前記チップ部品搭載領域の外側に延出されてなる配線基板。 - 請求項1記載の配線基板において、
前記スルーホールは、前記電気的接続部にオーバーラップして形成されてなる配線基板。 - 請求項1記載の配線基板において、
前記スルーホールは、前記電気的接続部を避けて形成されてなる配線基板。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の配線基板において、
前記フレキシブル基板の前記チップ部品搭載領域とは反対の面に設けられた絶縁層をさらに含み、
前記絶縁層は、前記第2の部分を覆ってなる配線基板。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の配線基板において、
複数の前記配線を有し、
複数の前記第1の部分のいずれもが、前記チップ部品搭載領域の外側に延出しないように形成され、
複数の前記スルーホールのいずれもが、前記チップ部品搭載領域の内側に形成され、
前記複数の配線のいずれもが、複数の前記第2の部分を介して、前記チップ部品搭載領域の外側に延出されてなる配線基板。 - 請求項5記載の配線基板において、
前記チップ部品搭載領域の外形は、第1及び第2の長辺を有する長方形をなし、
前記複数の配線は、それぞれに複数が属する第1及び第2のグループに分けられ、
前記第1のグループに属する前記複数の配線のうち、複数の前記電気的接続部は、前記チップ部品搭載領域の前記第1の長辺に沿った領域に配列され、
前記第2のグループに属する前記複数の配線のうち、複数の前記電気的接続部は、前記チップ部品搭載領域の前記第2の長辺に沿った領域に配列されてなる配線基板。 - 請求項6記載の配線基板において、
前記第1及び第2のグループの少なくとも一方では、隣同士の前記電気的接続が千鳥状にずれて配置されてなる配線基板。 - 請求項6又は請求項7記載の配線基板において、
前記第1及び第2のグループの少なくとも一方では、隣同士の前記スルーホールが千鳥状にずれて配置されてなる配線基板。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載の配線基板と、
前記チップ部品としての、バンプを有する半導体チップと、
を含み、
前記半導体チップは、前記チップ部品搭載領域にフェースダウンボンディングされ、
前記電気的接続部は、前記バンプの一部にオーバーラップしてなり、かつ、前記バンプに入り込んでなる半導体装置。 - 請求項9記載の半導体装置と、
前記半導体装置が電気的に接続された電気光学パネルと、
を含む電子デバイス。 - 請求項10記載の半導体装置を有する電子機器。
- チップ部品が搭載されるチップ部品搭載領域を有するフレキシブル基板に、配線を有する配線パターンを形成することを含み、
前記配線形成工程で、
前記チップ部品搭載領域の内側に配置された電気的接続部を有し、前記電気的接続部の幅をもって延出させ、かつ、前記チップ部品搭載領域の外側に延出しないように第1の部分を形成すること、
前記フレキシブル基板の前記第1の部分とは反対の面に第2の部分を形成すること、
前記フレキシブル基板に形成した貫通穴に導電材料を設けることによって、前記チップ部品搭載領域の内側に、前記第1の部分と前記第2の部分とを電気的に接続するためのスルーホールを形成すること、
を行うことによって、前記配線を、前記第2の部分を介して、前記チップ部品搭載領域の外側に延出するように形成する配線基板の製造方法。 - 請求項12記載の方法によって配線基板を製造し、バンプを含む半導体チップを、前記チップ部品搭載領域にフェースダウンボンディングすることを含み、
前記フェースダウンボンディング工程で、前記電気的接続部を、前記バンプの一部にオーバーラップさせ、かつ、前記バンプに入り込ませる半導体装置の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004153653A JP2005340294A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 配線基板及びその製造方法、半導体装置及びその製造方法、電子デバイス並びに電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011155946A1 (en) * | 2010-06-11 | 2011-12-15 | Premitec, Inc. | Flexible electronic devices and related methods |
KR20140131813A (ko) * | 2013-05-06 | 2014-11-14 | 삼성전자주식회사 | 분산 배치된 비아 플러그들을 포함하는 칩 온 필름 패키지 |
CN111009505A (zh) * | 2018-10-05 | 2020-04-14 | 日本特殊陶业株式会社 | 布线基板 |
WO2023133938A1 (zh) * | 2022-01-17 | 2023-07-20 | 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 | 显示面板及显示装置 |
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2004
- 2004-05-24 JP JP2004153653A patent/JP2005340294A/ja not_active Withdrawn
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KR102052898B1 (ko) * | 2013-05-06 | 2019-12-06 | 삼성전자주식회사 | 분산 배치된 비아 플러그들을 포함하는 칩 온 필름 패키지 |
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