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JP2005230040A - 編込みスライドファスナー - Google Patents

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JP2005230040A JP2004039394A JP2004039394A JP2005230040A JP 2005230040 A JP2005230040 A JP 2005230040A JP 2004039394 A JP2004039394 A JP 2004039394A JP 2004039394 A JP2004039394 A JP 2004039394A JP 2005230040 A JP2005230040 A JP 2005230040A
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Abstract

【課題】編目の種類が少なく編針に過大な負荷がかからず高速編成ができるとともに、エレメントの固定を強固にし、ファスナーエレメント取付部の伸長を抑制すると同時に、ファスナーチェーンの折曲げ時の噛合割れをなくし、更にはスライダーの摺動操作が軽いダブル経編組織も有する編込みスライドファスナーを提供する。
【解決手段】 ファスナーテープ(1) のファスナーエレメント取付部(EF)の各ウェール(W11〜W13)を構成する地組織の少なくとも一部にシングル組織からなる地鎖編糸(15)を含んでいる。また、前記ファスナーエレメント取付部(EF)の3本以上の固定用鎖編糸(14)のうち、前記ファスナーエレメント取付部(EF)の最も噛合頭部側から2列目の少なくとも第2ウェール(W12) に形成される固定用鎖編糸(14)のニードルループの一部が、同第2ウェール(W12) の地鎖編糸(15)のニードルループとのみ交絡してダブル地組織を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、2列の針床をもったダブル経編機を使い、ファスナーテープの編成と同時に、ダブル組織で編成されるファスナーテープの長手側縁部のファスナーエレメント取付部に連続状ファスナーエレメント列を編込んで取り付けた編込みスライドファスナーに関する。
従来も、2列の針床をもったダブル経編機を使って、ファスナーテープの編成と同時に、ファスナーテープの長手側縁部のファスナーエレメント取付部に連続状ファスナーエレメント列を編込んで取り付けた編込みスライドファスナーが数多く提案されている。その殆どは本願出願人により提案されたものであり、例えば特許第3396335号公報(特許文献1)、特許第3398828号公報(特許文献2)、特許第3407162号公報(特許文献3)、特許第3407165号公報(特許文献4)などにより開示されている。これらの特許文献1〜4にあって、特許文献2を除く他の特許文献1、3及び4には、ファスナーエレメント取付部をダブル組織とはせずにシングル組織により構成する例も挙げられている。
前記特許文献1のダブル組織によれば、複数の固定用鎖編糸のうち、ファスナーエレメント列のファスナーエレメント噛合頭部寄りの固定用鎖編糸の太さを他の固定用鎖編糸の太さより太くすることにより、ファスナーエレメント取付部にファスナーエレメント列を寸法的に安定して強固に取り付け、取付姿勢が均整であってファスナーとしての機能を十分に維持すると共に、たとえ使用中にスライドファスナーに強い力が作用してもファスナーエレメント列の噛合割れを発生させない高品質の編込みスライドファスナーが得られるというにある。
また、上記特許文献2の編込みスライドファスナーは、ファスナーテープのファスナーエレメント取付部に固定用鎖編糸をダブル組織により編込み、その固定用鎖編糸の上方側の長手方向に編成して連接しているニードルループが連続状ファスナーエレメント列の脚部を押え付け、その固定用鎖編糸の下方側の長手方向に編成して連接しているニードルループを連続状ファスナーエレメント列を載置する地組織の編糸と絡み合せて編成している。
かかる構成により、ファスナーエレメント取付部の編成組織が緻密となって伸縮性が殆んどなくなり、連続状ファスナーエレメント列を寸法的に安定して固定することができると共に、連続状ファスナーエレメント列の上面に2本の固定用鎖編糸と絡み合せて編成したトリコット組織を配した場合には固定用の鎖編組織が横方向にぐらつかず連続状ファスナーエレメント列をファスナーエレメント取付部に安定した姿勢で固定することができる。このようにファスナーエレメント取付部にファスナーエレメント列を寸法的に安定してかつ強固に取付けることができるため、円滑な噛合が可能となる。
上記特許文献3によれば、ファスナーテープのファスナーエレメント取付部に、連続状ファスナーエレメント列の脚部を押える固定用鎖編糸を並列に複数編込むと共に、その並列した複数の固定用鎖編糸間に、固定用の緯挿入糸をジグザグ状に緯入れ交絡させて配置させている。その結果、ファスナーエレメント列の経方向の伸縮性が抑制されて寸法的に安定しピッチの狂いが生じにくくなり、ファスナー面の曲げに対して適度な抵抗力が与えられて噛合割れが防止され、円滑なスライドファスナーの作動が確保される。
また、上記特許文献4の編込みスライドファスナーは、前記ファスナーエレメント取付部の最外側端部に鎖編目を編成し、この鎖編目に複数の緯挿入糸を各別に交互に交絡反転させてファスナーエレメント取付部の地組織を編成している。かかる構成、特に緯挿入糸の存在により、ファスナーエレメント取付部の地組織の粗密による波打ち状態が是正されて一体化され、編糸が端部より局部的にはみ出すことがなくなり、スライダーの摺動を円滑に行うことができる。またファスナーエレメント取付部にファスナーエレメント列を複数の固定用鎖編糸をダブル組織に編成して固定するようにしたため、複数の固定用鎖編糸をシングル組織に編成して固定したものと同様に強固な取り付けが可能であるという優れた効果を有している。
特許第3396335号公報 特許第3398828号公報 特許第3407162号公報(図7〜図11とその説明) 特許第3407165号公報(図10〜図12とその説明)
一般に、2列の針床をもったダブル経編機を使ってファスナーテープを編成する場合には、ダブル組織とシングル組織とが混在するだけでなく、そこに使われる編糸もダブルの鎖編糸、シングルの鎖編糸、トリコット編糸、二目編糸など多種にわたって交絡して1本のニードルにより編目を作るため、特にモノフィラメントからなる連続状エレメント列を固定用編糸をもって締め付け固定するときのニードルにかかる負荷が極めて大きく増大する。そのため、ニードルの折損や各編糸に目飛びなどが頻繁に発生し、高速編成が極めて難しい状況にある。
ところで、上記特許文献1〜4に開示された編込みスライドファスナーは、いずれもそのファスナーエレメント取付部の地組織に固定用鎖編糸とトリコット編糸によるダブル組織を編成する場合を含んでいる。そのため、前述の課題に加えて、トリコット編糸の存在により、前記特許文献1〜4に記載されたダブル組織により編成されるファスナーエレメント取付部には、ウェール方向に伸縮性が生じやすい。また、例えば特許文献2に代表されるように、モノフィラメントからなるファスナーエレメントの脚部を、エレメント固定用のダブル編糸の一方のニードルループとシングル編糸のニードルループとの間に隣り合って形成されるシンカーループ間に挟んだ状態で、同エレメントを2コース毎に締め付け固定する組織構成になっているため、更に長手方向に対するファスナーチェーンの伸縮を抑制できず、連続状のファスナーエレメント列を織りテープに縫製機により縫製して取り付ける場合と比較すると、ファスナーチェーンの横引強度、折曲げ強度、突上げ強度のいずれも劣ったものとなる。
また、例えば上記特許文献3の編込みスライドファスナーのように、ファスナーエレメント取付部に緯挿入糸をジグザグ状に配して固定用鎖編糸とともにエレメントの脚部を押さえ付ける場合には、エレメントに対する編糸による被膜度が高まると同時に、エレメントの固定を強固にでき、ファスナーチェーンの伸長を抑えることができるものの、緯挿入糸によりウェールが引き寄せられ噛合頭部側の固定が緩みがちとなり、折曲げ時に噛合割れが生じる恐れが高かった。また、例えば上記特許文献1の編込みスライドファスナーのように、エレメント固定用のダブル鎖編糸をもって頭部側の脚部部分を強固に固定する場合には、編糸が補強されて噛合強度が高くなる反面、開閉時のエレメントの動きが少なくなり過ぎて、スライダーの摺動操作が重くなる傾向がある。
本発明は上述の課題を解決すべくなされたものであり、具体的には編目の種類が少なく編針に過大な負荷がかからず高速編成ができるとともに、エレメントの固定を強固にし、ファスナーエレメント取付部の伸長を抑制すると同時に、ファスナーチェーンの折曲げ時の噛合割れをなくし、更にはスライダーの摺動操作が軽いスライドファスナーを提供することを目的としている。
前述の目的は、本発明の基本構成となる経編のダブル組織からなる地組織を有するファスナーテープの一側縁部に形成されるファスナーエレメント取付部に、連続状ファスナーエレメント列がファスナーテープの編成と同時に編込まれ、前記ファスナーエレメント取付部には3本以上の固定用鎖編糸が前記ダブル組織の構成編糸として編込まれてなり、その各固定用鎖編糸の一部のニードルループにて連続状ファスナーエレメント列の脚部を跨いで押え付け、前記ニードルループ以外のニードルループを連続状ファスナーエレメント列を載置する地組織の一部を構成する地編糸のニードルループに絡み合せて編成されてなる編込みスライドファスナーにおいて、前記ファスナーエレメント取付部の各ウェールを構成する前記地組織がシングル組織からなる地鎖編糸を含んでおり、前記3本以上の固定用鎖編糸のうち、前記ファスナーエレメント取付部の最も外側に配された固定用鎖編糸を含む第1ウェールの内側に隣接する少なくとも第2ウェールの固定用鎖編糸の一部ニードルループが、同第2ウェールに形成される前記地鎖編糸のニードルループとのみ交絡してダブル地組織を構成していることを特徴とする編込みスライドファスナーにより達成される。
本発明の好ましい態様によれば、前記ファスナーエレメント取付部のダブル地組織が緯挿入糸を含んでおり、前記ファスナーエレメント取付部とファスナーテープ本体の各ウェール間を前記緯挿入糸により連結する。また、前記ファスナーエレメント取付部を除くファスナーテープ本体はトリコット編糸と緯挿入糸とからなるシングル組織により構成されることが望ましい。第2ウェールの前記固定用鎖編糸は、他の固定用鎖編糸よりも太い編糸から構成されていることが好ましい。更に好ましくは、前記固定用鎖編糸を含む3以上のウェールのうち、少なくとも1ウェールに沿って形成され、連続状ファスナーエレメント列の脚部を跨いで締め付ける固定用鎖編糸のニードルループの間及び/又は地組織のシンカーループの間に、それぞれ経挿入糸がジグザグ状に挿入される。更に、前記ファスナーテープ本体の前記ファスナーエレメント取付部とは反対側の側縁部に地鎖編糸と緯挿入糸とからなる耳部を形成することができる。
発明の作用効果
本発明の編込みスライドファスナーにあっては、ファスナーエレメント取付部には3本以上の固定用鎖編糸が前記ダブル組織の構成編糸として編込まれており、そのニードルループの少なくとも一つが各ファスナーエレメントの脚部を跨いで上部から押え付けるとともに、ダブル組織の他のニードルループが前記ファスナーエレメント取付部の第1及び第2ウェールを含む3以上のウェールを構成する前記地組織の各地鎖編糸と絡みあって地組織を構成する。このとき、好ましい態様によれば各ウェールは複数の緯挿入糸により連結される。
従って、ファスナーエレメント取付部にあっては、ファスナーエレメントが固定されるエメント上面にダブル組織からなる固定用鎖編糸の一方のニードルループが配されるとともに、その他方のニードルループをシンカーループを介して対応する地組織のウェールを構成するシングル組織の地鎖編糸のニードルループに交絡させることにより、ファスナーエレメントの上下両面にそれぞれニードルループが配され、しかも各ファスナーエレメントを前記シンカーループの間で挟み込んで締付け固定するため、ファスナーエレメント取付部の長手方向の伸長が適度に抑えられるとともに、固着強度も高くなり、しかもファスナーエレメントの表面部分が柔らかくスライダーの摺動性も向上する。
また、本発明におけるファスナーエレメント取付部は、ダブル組織及びシングル組織が共に鎖編組織により構成され、しかも緯挿入糸以外は各ニードル共に2本以上の編糸の交絡がないため、たとえダブル組織の編糸によりファスナーエレメントを押さえ付けるとともに強く引き締められて、ニードルに負荷がかかる場合としても、ニードルに過負荷がかからず折損や目飛びなどが生じないし、ダブル編糸及びシングル編糸が同一の鎖編組織により編成されるため、編機にも余分な運動が不要となり、高速運転が可能となる。
また、本発明にあっては、前記ファスナーエレメント取付部を除くファスナーテープ本体をトリコット編糸と緯挿入糸とからなるシングル組織により構成する場合には、ファスナーテープ本体が薄手に形成されるばかりでなく、編物としての柔軟性を保持した状態で、しかも均整なテープ形状が長期間にわたって維持される。このとき、第2ウェールの前記固定用鎖編糸を、最も噛合頭部側に配される第1ウェールに使われる固定用鎖編糸よりも太く設定すると、従来のようにファスナーエレメントの噛合頭部側を2本の異なる固定用編糸をもって強固に固定する場合と異なり、固定強度が確保されると同時にファスナーエレメント間において噛合・離脱時の各噛合頭部の動きが円滑になり、スライダーの摺動性が著しく向上し、スライダー操作を極めて軽くすることができる。
本発明にあっては、上述のようにダブル組織もシングル組織も共に異なる組織を使うことなく、そもそもが伸長しにくい鎖編組織を主組織として採用しているため、ファスナーエレメント取付部自体の伸縮性は極めて低いものの、織物とは異なり各編目がシンカーループを介してのニードルループの結合により形成される編物であることに起因する伸縮性を完全には除去し得ない。そこで、本発明の更に好ましい態様によれば、上述のようにファスナーエレメント取付部にあって、固定用鎖編糸を含む3以上のウェールのうち、少なくとも1ウェールに沿って形成され、連続状ファスナーエレメント列の脚部を跨いで締め付ける固定用鎖編糸のシンカーループごと及び/又は地組織のシンカーループごとに、それぞれ経挿入糸をジグザグ状に挿入する。その結果、長手方向の伸度を効果的に制御することができるようになり、同時に噛合強度も強くすることができるようになる。また、ファスナーテープ本体の外側端縁部に鎖編糸と緯挿入糸とからなる耳部を形成すると、同耳部の伸長が少なくなり形態が安定する。
以下、本発明の実施形態を実施例に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の第1実施例であるスライドファスナーのファスナーチェーン全体の経編組織図を示しており、図2は各編糸ごとの編組織を示している。
本発明の編込みスライドファスナーのファスナーストリンガーFSは2列の針床をもった、例えばダブルラッセル編機のような経編機によって編成される。なお、図1及び図2に示す編組織図において、針位置は1コースごとにバックニードル(B)、フロントニードル(F)が配されている。本実施例のファスナーテープ10は、13本のウェールW1〜W10から構成されるファスナーテープ本体TBと、ファスナーエレメント列ERが載置されて編み込まれ固定される3本のウェールW11〜13から構成されるファスナーエレメント取付部EFとからなる。
ファスナーテープ本体TBの地組織は、図1及び図2に示すようにバックニードル(B)によるシングル編組織の地トリコット編糸11(2−2/2−0/2−2/2−4)と、ファスナーテープ10の4ウェールにわたってジグザグ状に挿入される緯挿入糸12(4−4/8−8/4−4/0−0)とから構成される。また、本実施例では前記テープ本体TBの前記ファスナーエレメント取付部EFとは反対側の側縁部に3ウェールW1〜W3からなる耳部Aが形成されている。この耳部Aと、前記ファスナーテープ本体TBの前記ファスナーエレメント取付部EFに隣接する2ウェールW9及びW10とには、更にそれぞれバックニードル(B)によるシングル編組織の地鎖編糸13(0−0/0−2/2−2/2−0)が加わり、それらのニードルループが前記トリコット編糸11の各ニードルループに交絡させている。本実施例では、前記耳部Aの最も外側に配される地鎖編糸13と前記ファスナーエレメント取付部EFに最も隣接する地鎖編糸13の太さを、他の地鎖編糸13の太さよりも太くしている。なお、本発明にあっては、必ずしも前記耳部Aを改めて形成することなく、ファスナーテープ本体TBと同様に編組織としてもよい。
因みに、前記耳部A及び前記ファスナーエレメント取付部EFに最も隣接する太い地鎖編糸13には220デシテックス(T) のポリエステルフィラメント糸が使われ、耳部Aの他の地鎖編糸13、前記ファスナーエレメント取付部EFに2番目に隣接する地鎖編糸13及び上記地トリコット編糸11には167(T) のポリエステル加工糸が使われている。
一方、ファスナーテープ1の他の側縁部に形成される3ウェールW11〜W13の領域が上記エレメント取付部EFを構成しており、このエレメント取付部EFはフロントニードル(F)及びバックニードル(B)によるダブル編組織をもつ3本の固定用鎖編糸14(0−2/2−0/0−2/2−0)と、前記耳部Aの上記地鎖編糸13と同様の編組織をもつバックニードル(B)によるシングル編組織の地鎖編糸15と、上記地トリコット編糸11の一部と、上記緯挿入糸12の一部とによって構成されている。
本実施例によれば、エレメント取付部EFの最も外側に配される第1ウェールW13からテープ本体TB側に順に配される第2及び第3ウェールW12,W11では、糸使い及び編組織の一部が異なっている。すなわち、第1及び第2ウェールW1のバックニードル(B)によるシングル編組織は地鎖編糸15とされて同一であるが、第3ウェールW3のバックニードル(B)によるシングル編組織は地トリコット編糸11から構成されている点で異なり、第2ウェールW2に配される固定用鎖編糸14の太さは他の固定用鎖編糸14の太さよりも太くされている。一方、このエレメント取付部EFには、前記ダブル編組織の固定用鎖編糸14と、前記地鎖編糸15、前記地トリコット編糸11、前記緯挿入糸12とを編成すると同時に、コイル状ファスナーエレメント列ERを形成するナイロン、ポリエステル等の合成樹脂製モノフィラメントが4つのコースCごとに方向を転換しながら折り返して往復動しながら編み込まれる。
フロントニードル(F)及びバックニードル(B)によるダブル編組織の3本の固定用鎖編糸14によって各ファスナーエレメントEを固定するには、図1及び図3に示すように、各ファスナーエレメントEの上下脚部ELを、フロントニードル(F)により形成される各固定用鎖編糸14のニードルループにより押え付けると同時に、バックニードル(B)により形成されるニードルループを同じくバックニードル(B)により形成されるシングル編組織の上記地鎖編糸15のニードルループと絡み合わせて、各固定用鎖編糸14のフロントニードル(F)及びバックニードル(B)により形成される各ニードルループ間に形成されるシンカーループにより各ファスナーエレメントEの上下脚部ELを側面から挟み込んで締め付け固定する。
すなわち、本実施例によればバックニードル(B)においては編込まれるコイル状ファスナーエレメント列ERの上面をダブル編組織による固定用鎖編糸14の一方のニードルループを上下脚部ELの上面に形成するとともに、固定用鎖編糸14の他方のニードルループがフロントニードル(F)の地鎖編糸15のニードルループと絡み合い、これを繰り返すことによりエレメント取付部EFの長手方向に沿ってコイル状ファスナーエレメント列ERを載置固定するダブル鎖編目を形成する。その結果、本実施例にあってはエレメント取付部EFの地編組織がテープ本体TBの地編組織よりも緻密な組織となって編成される。しかも、エレメント取付部EFの地組織がダブル鎖編糸の一方と地鎖編糸とのニードルループにより構成されるため、コイル状ファスナーエレメント列ERの上下両面ともにソフト感に優れ、スライダーの摺動性が向上するとともに、ファスナーエレメント列ERを載置する地組織部分がより緻密で且つ厚手となり、形態の更なる安定性が得られる。なお、図1及び図3には理解をしやすくするため、各編糸における太さを変えるとともに、その編目をゆるめた状態で示している。しかし、実際には各編目は極めて緻密であり、また編糸間の太さも図示例に従うものではない。
ここで、コイル状ファスナーエレメント列ERを構成する合成樹脂製モノフィラメントは、予め噛合部EH、連結部ECに相応する部分をスタンピング加工により平坦化しておき、これを経編機のフロントニードル(F)とバックニードル(B)との間に供給し、緯入れ往復動を行い、平坦化した噛合部EH、連結部ECのところで屈曲してコイル状ファスナーエレメント列ERを連続して形成する。なお、スタンピング加工を要しないような断面形状が長方形又は楕円形のモノフィラメントであれば、スタンピング加工を施すことなく、そのまま緯入れしてコイル状ファスナーエレメント列を形成するようにしてもよい。
また、本実施例にあっては、ダブル鎖編組織の構成糸である3本の固定用鎖編糸14のうち、中央に配される固定用鎖編糸14を他の固定用鎖編糸14をも含めて、ファスナーテープ10を構成する他の編糸よりも太く設定している。このことにより、各ファスナーエレメントEを上下脚部ELの中央部分において糸締りを強くして寸法的安定性を一層高めるとともに取付けを強固にすることができるだけでなく、噛合頭部側の固定用鎖編糸の締付け力が上下脚部ELの中央部分よりも低くなるため、ファスナーエレメントEの噛合及び解除にあたって噛合頭部EHが適度に動きやすくなり、スライダーによるファスナーエレメントEの噛合/解除操作がより円滑となる。
更に本実施例にあっては、図3に示すように、エレメント取付部EFの地組織には第1〜第3ウェールW13〜W11の各ウェールに沿って、それぞれ経挿入糸16が挿入されている。具体的には、フロントニードル(F)によって形成される前記第1及び第2ウェールW13及びW12のウェール方向に隣接するシングル組織の地鎖編目と、第3ウェールW11のウェール方向に隣接するシングル組織の地トリコット編糸11の各シンカーループの間に、3本の経挿入糸16がそれぞれジグザグ状に挿入される。これらの経挿入糸16は、フロントニードル(F)により編目が形成されることがないため、フロントニードル(F)による他の編目を形成するときも、これらの経挿入糸16による余分な負荷が与えられることがなく、ダブル経編機による高速編成にも支障を来すことがない。また、このように直接編目が形成されないため、経挿入糸16自体の伸縮性も殆どないに等しい。その結果、エレメント取付部EFの伸縮性が更に抑制され、長さ方向の寸法が一層安定し、突き上げ強度、横引き強度及びスライダーの摺動性が更に向上する。
因みに、このエレメント取付部EFに配される3本の固定用鎖編糸14はいずれもポリエステルフィラメント糸が使われており、そのうち中央の固定用鎖編糸14の太さは334(T) であって、その両側の固定用鎖編糸14の278(T) と較べて太くしている。また、同エレメント取付部EFに配されるバックニードル(B)によるシングル編組織の他の地トリコット編糸11、緯挿入糸12にはポリエステル加工糸が使われ、地鎖編糸15、経挿入糸17にはポリエステルフィラメント糸が使われるが、その太さはいずれも167(T) とされている。
また本実施例によれば、上述の説明から理解できるとおり、バックニードル(B)及びフロントニードル(F)の全てのニードルは、それぞれが鎖編目と鎖編目又は鎖編目とトリコット編目の2つの編目を交絡させているに過ぎない。このことは、各ニードルに対する編糸による負荷が少ないことを意味すると同時に、各ニードル共に過剰な数の編目を形成しないで済むことを意味し、編機全体に対する運転による負荷も少なくなり、同時に目飛びなどの不具合の発生も激減できる。しかも、バックニードル(B)及びフロントニードル(F)により編成される地組織の基本的な編組織も鎖編組織及びトリコット編組織と、その種類が少ないため各ニードルの作動が単純化され、編機の更なる高速運転を可能にする。
図4は前述の第1実施例の変形例を示している。この変形例では、地組織に挿入される上記経挿入糸16に加えて、更にファスナーエレメント列ERに沿って3本の経挿入糸17を加えている。すなわち、ファスナーエレメント取付部EFの第1〜第3ウェールW13〜11に沿って、ダブル編組織のフロントニードル(F)により編成される3本の固定用鎖編糸14からなる各ファスナーエレメントEの上下脚部ELの上面に形成される固定用鎖編目の隣接するシンカーループ間を前記経挿入糸17がそれぞれジグザグ状に挿入されている。かかる構成を採用することにより、ファスナーエレメント取付部EFの長さ方向の伸びを強力に抑えることができ、同ファスナーエレメント取付部EFの形態安定性に加えて、ファスナーエレメントEの噛合強度及びスライダー操作によるファスナーエレメントEの噛合/解除の軽快性が更に増す。
図5及び図6は本発明の第2実施例を示している。この実施例によれば、上記第1実施例の編組織に加えて、ファスナーエレメント取付部EFの外側縁に沿ってバックニードル(B)によるシングル組織の地鎖編組織(0−0/0−2/2−2/2−0)からなる耳糸18が配されるとともに、同耳糸18の隣接するシンカーループ間に経挿入糸19(0−0/2−2/2−2/0−0)がジグザグ状に挿入されている。かかる構成を採用することにより、ファスナーエレメント取付部EFの外側縁の形態が安定化する。
図7は本発明の第3実施例を示している。上記第1及び第2実施例が通常のスライドファスナーを対象としているのに対して、この実施例は隠しスライドファスナー(コンシールスライドファスナー)の一例を示している。この実施例において、上記第1実施例と異なるところは、ファスナーエレメント取付部EFに4コースごとに折り返されて編み込まれるモノフィラメントからなる連続状ファスナーエレメント列ERの向きが逆になる点と、上記第1実施例ではファスナーエレメント取付部EFの第3ウェールW11の地編組織が地トリコット編糸11により構成されているが、本実施例では同地トリコット編糸11に代えてバックニードル(B)によるシングル組織の地鎖編糸15により構成されている点がある。その他の構成は、上記第1及び第2実施例と実質的に変わるところがない。
この編込みスライドファスナーを編成するにあたっては、モノフィラメントをスタンピングして噛合頭部ELを成形するとともにコイル状に成形した各ファスナーエレメントEの連結部ECをファスナーエレメント取付部EFの外側縁に配するとともに、前記噛合頭部ELをファスナーエレメント取付部EFの第3ウェールW11を越えてファスナーテープ本体TB側に突出させ、ファスナーエレメント取付部EFに順次編み込まれている。こうして編成されたファスナーストリンガーFSは、ファスナーエレメント取付部EFの外側縁部から3列目のウェールW11と4列目のウェールW10との間で裏側に折り返されて熱セットがなされ、その折返し形態が固定される。
この実施例にあっても、上記第1実施例と同様の作用効果を奏するものであるが、それに加えて、ファスナーテープ本体TBの編組織を全て地トリコット編糸11及び地鎖編糸の編組織で構成しているため、ファスナーテープ全体が厚手になり、更には前述のように3列目のウェールW11と4列目のウェールW10との間でウェールに沿って裏側に折り返され、最も外側に配されるようになった3列目のウェールW11が固定用鎖編糸14と地鎖編糸15の各ニードルループ同士が絡まったダブル組織により構成されているため、上記第1及び第2実施例と同様の作用効果を奏する上に、その折り返し部分の形態が安定化するばかりでなく、ファスナーストリンガーFS自体の形状も安定化し、衣料などの被着体に本実施例の隠しスライドファスナーを被着させた場合に、被着体における同隠しスライドファスナーの被着端縁の形態を安定した状態で被着させることができる。
また、本実施例にあっては、特にファスナーエレメント取付部EFの外側端縁に配される第1ウェール13と第4ウェールW10との間を折り返しながらコース方向に挿入される緯挿入糸12を他の緯挿入糸12よりも太い編糸を使用している。因みに、ファスナーエレメント取付部EFの外側端縁に配される第1ウェール13を折り返す緯挿入糸12の太さを220(T) とし、他の緯挿入糸12の太さを167(T) としている。この太い緯挿入糸12を配することにより、ファスナーエレメント取付部EFの幅方向の寸法を安定化させることができる。なお、上記第1及び第2実施例についても、本実施例と同様にファスナーエレメント取付部EFの外側端縁に配される第1ウェール13と第4ウェールW10との間を折り返しながらコース方向に挿入される緯挿入糸12を他の緯挿入糸12よりも太い編糸とすることもできる。
本発明の第1実施例を示す編込みスライドファスナーの全編組織図である。 同実施例における構成編糸ごとの編組織を示す組織図である。 同実施例による編込みスライドファスナーのストリンガーをファスナーエレメント固定側から見た模式的な部分拡大立体図である。 同実施例の変形例をファスナーエレメント固定側から見た模式的な部分拡大立体図である。 本発明の第2実施例を示す編込みスライドファスナーの一方のストリンガーの全編組織図である。 同第2実施例のファスナーエレメント取付部の耳糸に配される経挿入糸の組織図である。 本発明の第3実施例を示す隠し編込みスライドファスナーの一方のストリンガーの全編組織図である。
符号の説明
10 ファスナーテープ
11 地トリコット編糸
12 緯挿入糸
13 地鎖編糸
14 (ファスナーエレメント取付部の)固定用鎖編糸
15 (ファスナーエレメント取付部の)地鎖編糸
16,17,19 経挿入編糸
18 耳糸
TB ファスナーテープ本体
EF ファスナーエレメント取付部
FS ファスナーストリンガー
E ファスナーエレメント
EH 噛合頭部
EL 上下脚部
EC 連結部
ER ファスナーエレメント列

Claims (8)

  1. 経編のダブル組織からなる地組織を有し、ファスナーテープ(1) の一側縁部に形成されるファスナーエレメント取付部(EF)に、連続状ファスナーエレメント列(ER) がファスナーテープ(1) の編成と同時に編込まれ、前記ファスナーエレメント取付部(EF)には3本以上の固定用鎖編糸(14)が前記ダブル組織の構成編糸として編込まれてなり、その各固定用鎖編糸(14)の一部のニードルループにて各ファスナーエレメント(E) の脚部を跨いで押え付け、前記ニードルループ以外のニードルループを連続状ファスナーエレメント列(ER)を載置する地組織の一部を構成する地編糸(11,15) のニードルループに絡み合せて編成されてなる編込みスライドファスナーにおいて、
    前記ファスナーエレメント取付部(EF)の各ウェール(W11〜W13)を構成する前記地組織の少なくとも一部にシングル組織からなる地鎖編糸(15)を含んでなり、
    前記3本以上の固定用鎖編糸(14)のうち、前記ファスナーエレメント取付部(EF)の最も外側に配された固定用鎖編糸(14)を含む第1ウェール(W13) の内側に隣接する少なくとも第2ウェール(W12) に形成される固定用鎖編糸(14)の一部ニードルループが、同第2ウェール(W12) の前記地鎖編糸(15)のニードルループとのみ交絡してダブル地組織を構成してなる、
    ことを特徴とする編込みスライドファスナー。
  2. 前記第2ウェール(W12) の固定用鎖編糸(14)が、他の固定用鎖編糸(14)よりも太い編糸から構成されてなる請求項1記載の編込みスライドファスナー。
  3. 前記固定用鎖編糸(14)を含む3以上のウェール(W11〜W13)のうち、少なくとも1ウェールに沿って形成される地組織のシンカーループごとに経挿入糸(16)がジグザグ状に挿入されてなる請求項1又は2記載の編込みスライドファスナー。
  4. 前記固定用鎖編糸(14)を含む3以上のウェール(W11〜W13)のうち、少なくとも1ウェールに沿って形成され、連続状ファスナーエレメント列(ER)の各脚部(EL)を跨いで締め付ける固定鎖編糸(14)のウェール方向に隣接するシンカーループの間を経挿入糸(17)がジグザグ状に挿入されてなる請求項1又は2記載の編込みスライドファスナー。
  5. 前記固定用鎖編糸(14)を含む3以上のウェール(W11〜W13)のうち、少なくとも1ウェールに沿って形成される地組織のウェール方向に隣接するシンカーループの間を経挿入糸(16)がジグザグ状に挿入されるとともに、前記固定用鎖編糸(14)を含む3以上のウェール(W11〜W13)のうち、少なくとも1ウェールに沿って形成され、連続状ファスナーエレメント列(ER)の脚部を跨いで締め付ける固定鎖編糸(14)のウェール方向に隣接するニードルループごとに経挿入糸がジグザグ状に挿入されてなる請求項1又は2記載の編込みスライドファスナー。
  6. 前記ファスナーエレメント取付部(EF)の地組織が緯挿入糸(12)を含んでなる請求項1又は2記載の編込みスライドファスナー。
  7. 前記ファスナーエレメント取付部(EF)を除くファスナーテープ本体(TB)がトリコット編糸(11)と緯挿入糸(12)とからなるシングル組織により構成されてなる請求項1又は2記載の編込みスライドファスナー。
  8. 前記ファスナーテープ本体(TB)の前記ファスナーエレメント取付部(EF)とは反対側の側縁部に地鎖編糸(13)と緯挿入糸(12)とからなる耳部(A) が形成されてなる請求項7記載の編込みスライドファスナー。
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