JP2005221629A - 投射型表示装置および投射型表示装置の制御方法 - Google Patents
投射型表示装置および投射型表示装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005221629A JP2005221629A JP2004028043A JP2004028043A JP2005221629A JP 2005221629 A JP2005221629 A JP 2005221629A JP 2004028043 A JP2004028043 A JP 2004028043A JP 2004028043 A JP2004028043 A JP 2004028043A JP 2005221629 A JP2005221629 A JP 2005221629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- display device
- image
- projection
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 claims 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 65
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 7
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 6
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 5
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 3
- 101100083446 Danio rerio plekhh1 gene Proteins 0.000 description 2
- 101100129500 Caenorhabditis elegans max-2 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【解決手段】 光を射出する第1の光源10Aと、第1の光源10Aからの光を変調する第1の光変調手段51、52、53と、光を射出する第2の光源10Bと、第1の光変調手段51、52、53により変調された光および第2の光源10Bからの光を重畳させる光合成手段62と、重畳された光を投射する投射手段70と、を有し、第2の光源10Bから射出された光が、投射する画像に応じて変調されることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
従来の投射型表示装置における投射画像のダイナミックレンジは、投射型表示装置の最大出力と最低出力で決まり、映像の中における1部のシーンや、1フレームでのダイナミックレンジは、画素値の最大値と最小値に応じた投射型表示装置からの出力値で決まっている(例えば、非特許文献1参照。)。
「日経 エレクトロニクス」、2003年11月24日、p.114
つまり、第1の光変調手段により変調された光のみで表示される画像の上に、画像に応じて変調された第2の光源からの光を重畳させることにより、ダイナミックレンジの上限を拡大し、より広いダイナミックレンジでの画像表示を可能としている。
この構成によれば、第2の光変調手段により第2の光源から射出された光を変調しているため、投射画像の細かい領域(例えば画素)単位でダイナミックレンジを拡大させることができる。そのため、同じ投射画像の中に明るさが大きく異なる領域が存在しても、明るい領域のダイナミックレンジを拡大させることができるため、明るい領域および暗い領域の画像が不鮮明になることを防止することができる。
この構成によれば、第1の光変調手段および第2の光変調手段における画素の数が同じであるため、投射される画像のダイナミックレンジを投射画像の画素ごとに柔軟に制御することができる。
つまり、第1の光変調手段の画素と第2の光変調手段の画素とが1対1に対応しているため、投射される画像の各画素について、第1の光変調手段の画素および第2の光変調手段の画素が対応することになる。その結果、画像の各画素において第1の光変調手段により変調された光と第2の光変調手段により変調された光とが重畳されるため、投射される画像のダイナミックレンジを画素ごとに柔軟に制御することができる。
この構成によれば、投射される画像のダイナミックレンジの制御は、第2の光変調手段に形成された画素に対応する画素ごとに行うことができる。例えば、第1の光変調手段に形成された1つの画素により変調された光の照明領域上に、第2の光変調手段に形成された複数の画素より変調された光が重畳されるため、投射される画像のダイナミックレンジ制御可能な領域は、第2の光変調手段に形成された画素により規定される。
この構成によれば、例えば、第1の光変調手段に形成された複数の画素により変調された光の複数の照明領域上に、第2の光変調手段に形成された1つの画素により変調された光を重畳させて、投射される画像のダイナミックレンジの制御を行うことができる。
そのため、例えば第2の光変調手段としてミラーデバイスを用いる場合、投射画像の画素よりも大きなマイクロミラーを用いることができ、比較的安価で製造容易なミラーデバイスを用いることができる。
この構成によれば、第2の光変調手段がミラーデバイスであるため、入射光の射出方向をミラーで制御することで光の変調を行うことができる。ミラーデバイスは、例えば液晶パネルを比較すると、光の変調効率が高く(液晶パネルは所定の直線偏光しか変調できない)、光源から発生する熱に対しても劣化し難い(液晶は高熱に弱い)特性を有する。そのため、ミラーデバイスを用いることにより、強い光を射出する光源を用いることができるとともに、光源から射出された光の利用効率を向上させることができる。
この構成によれば、1フレームごとにダイナミックレンジの拡大を決定しているため、複数フレームごとにダイナミックレンジの拡大を決定する場合と比較して、ダイナミックレンジの拡大を決定する回路構成を簡略化することができる。また、ダイナミックレンジの拡大を決定する演算アルゴリズムを簡略化することができる。
例えば、複数フレーム分のデータを一時保存する記憶部を回路構成に追加する必要がない分、回路構成を簡略化することができる。また、複数フレームにわたって階調の整合性を取る演算を行う必要がない分、演算アルゴリズムを簡略化することができる。
この構成によれば、複数フレームごとにダイナミックレンジの拡大を決定しているため、1フレームごとにダイナミックレンジの拡大を決定する場合と比較して、連続するフレーム間における画像の輝度の連続性がよくなる。
つまり、1フレームごとにダイナミックレンジの拡大を決定している場合、連続するフレームにおける同一の画素の輝度は、連続して変化しない(急に明るくなったり暗くなったりする)恐れがあるが、複数フレームごとにダイナミックレンジの拡大を決定することにより、前述のような不具合の発生を確実に防止することができる。
この構成によれば、当該投射型表示装置内で制御信号の生成を行うため、画像情報のみを有する映像信号を入力するだけでダイナミックレンジの拡大された画像を投射することができる。つまり、当該投射型表示装置に、通常のTV信号、ビデオ信号などを入力することにより、ダイナミックレンジの拡大されたTV画像や、ビデオ画像を容易に投射することができる。
また、当該投射型表示装置の外に制御信号の生成を行う機器を備える場合と比べ、当該投射型表示装置のみでダイナミックレンジが拡大された画像を投射できるため、持ち運び性に優れ、設置場所を必要としないといった優れた点を有する。
この構成によれば、当該投射型表示装置外の画像出力機器に画像情報のみを有する映像信号を入力して制御信号の生成を行っているため、当該投射型表示装置内で制御信号の生成を行っている場合と比較して、より細かくダイナミックレンジが拡大された画像を投射することができる。つまり、投射型表示装置よりもスペースの制約が少ない外部の画像出力機器で制御信号の生成を行うため、より複雑、大型な回路を用いることができ、それにより複雑な演算アルゴリズムによるきめ細かな制御を行うことができる。
この構成によれば、環境の明るさに応じてダイナミックレンジの拡大を決定するため、明るい環境の時にはダイナミックレンジをより明るく拡大させ、暗い環境の時にはダイナミックレンジの拡大を抑制することができる。そのため、当該投射型表示装置は周囲の明るさに対して、明るすぎず暗すぎない画像を投射することができ、視聴者に対して見やすい画像を投射することができる。
つまり、第1の光変調手段により変調された光のみで表示される画像の上に、画像に応じて変調された第2の光源からの光を重畳させることにより、ダイナミックレンジの上限を拡大(明るい方向に拡大)し、より広いダイナミックレンジでの画像表示を可能としている。
以下、本発明の実施の形態に係る投射型表示装置およびその制御方法について図1から図7を参照して説明する。
まず、図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る投射型表示装置について説明する。本実施形態の投射型表示装置は、R(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備え、透過型液晶ライトバルブにより空間変調された光と、ミラーデバイスにより時間変調された白色光と、を重畳して投射する投射型カラー液晶表示装置である。
投射型表示装置は、図1に示すように、白色光を射出する照明装置1と、白色の光をR、G、Bの異なる色光に分光するダイクロイックミラー41、42と、各色光を空間変調する液晶ライトバルブ(第1の光変調手段)51、52、53と、空間変調された各色光を合成するクロスダイクロイックプリズム60と、白色光を射出する照明装置2と、白色光を時間変調するミラーデバイス(第2の光変調手段)30と、空間変調され合成された画像光および時間変調された光を合成するクロスプリズム(光合成手段)62と、合成された光を投射する投射レンズ(投射手段)70とから概略構成されている。
照明装置2は、白色光を射出する光源(第2の光源)10Bと白色光の照度分布を均一化するインテグレータレンズ21、22とから構成されている。光源10Bは高圧水銀ランプ等のランプ11Bとランプ11Bの光を反射するリフレクタ12とから構成されている。
なお、光源10Aおよび光源10Bは、前述のように高圧水銀ランプ等のランプおよびリフレクタから構成されてもよいし、発光ダイオード(LED)のような固体光源から構成されてもよい。
ダイクロイックミラー41、42は、例えばガラス表面に誘電体多層膜を積層したもので、所定の色光を選択的に反射し、それ以外の波長の光を透過するようになっている。すなわち、青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー41は、光源10Aからの白色光のうちの赤色光LRを透過させるとともに、青色光LBと緑色光LGとを反射するようになっている。また、緑色光反射のダイクロイックミラー42は、ダイクロイックミラー41で反射された青色光LBと緑色光LGの内、青色光LBを透過し緑色光LGを反射するようになっている。
一方、ダイクロイックミラー41で反射した色光のうち、緑色光LGは緑色光反射用のダイクロイックミラー42によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ52に入射される。一方、青色光LBはダイクロイックミラー42も透過し、リレーレンズ46、反射ミラー43、リレーレンズ47、反射ミラー44、リレーレンズ48を経て青色光用液晶ライトバルブ53に入射される。
また、液晶ライトバルブ51、52、53には、画素スイッチング用素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、TFTと略記する)を用いたTN(Twisted Nematic)モードのアクティブマトリクス方式透過型液晶セルが使用されている。
そして、液晶ライトバルブ51、52、53は、変調した色光LR、LG、LBがクロスダイクロイックプリズム60の異なる面に入射されるように配置されている。
クロスダイクロイックプリズム60のカラー画像光の射出面には、リレーレンズ61が配置され、カラー画像光をクロスプリズム62に集光させている。
投射レンズ70は、ミラーデバイス30に時間変調された光をスクリーン71上に拡大投射するように配置されている。
照明装置1のランプ11Aから射出された照明光(白色光)の一部は、図1に示すように、直接第1のインテグレータレンズ21に入射する。残りの光は、リフレクタ12に反射されて第1のインテグレータレンズ21に入射する。
第1のインテグレータレンズ21に入射された照明光は、第1のインテグレータレンズ21および第2のインテグレータレンズ22により液晶ライトバルブ51、52、53においてその照度分布が均一化するように重畳される。
一方の直線偏光となった照明光はダイクロイックミラー41に入射し、ダイクロイックミラー41は赤色光LRを透過させるとともに青色光LBおよび緑色光LGを反射する。反射された青色光LBおよび緑色光LGはダイクロイックミラー42に入射し、ダイクロイックミラー42は青色光LBを透過するとともに緑色光LGを反射する。
図2(a)は、照明光が液晶ライトバルブにより変調される概念を示す図である。図2(b)は、液晶ライトバルブに変調された光に、ミラーデバイスにより変調され光が重畳される概念を示す図である。
液晶ライトバルブ51、52、53における所定の画素においては、図2(a)に示すように、入力される映像信号に基づいて各色光R、G、Bが所定の照度となるように空間変調されている。その後、空間変調された各色光R、G、Bに、図2(b)に示すように、映像信号に基づいてミラーデバイス30により、時間変調された光源10Bの白色光が重畳され、所定の画素におけるダイナミックレンジが明るい方向に拡大されている。
上述した光の変調を、時間を横軸に表して示したのが図3(a)、(b)となる。ここでは、説明を簡単にするために、RGB値が同じ白色光を例に挙げて説明する。
液晶ライトバルブにおける所定の画素においては、図3(a)に示すように、時間的に連続する光が、映像信号に基づいてフレームごとに所定の照度となるように空間変調されている。その後、空間変調された光に、図3(b)に示すように、映像信号に基づいてミラーデバイス30により時間変調された光源10Bの光が重畳され、所定の画素におけるダイナミックレンジが明るい方向に拡大されている。
なお、重畳させるミラーデバイス30の変調光強度は、フレーム毎に制御することができ、例えば図3(b)においては、時間が経過するにつれてミラーデバイス30の変調光強度が増加する場合を示している。
図4(a)、(b)は、横軸に映像信号の画素値、縦軸に出力値を示したものであり、液晶ライトバルブ51、52、53により空間変調を行った光に、ミラーデバイス30により時間変調を行った光を重畳させて、投射画像のダイナミックレンジを拡大する概念を示している。
例えば、液晶ライトバルブ51、52、53による空間変調のみの場合、図4(a)に示すように、画素値が0からmax1まで増加するのに応じて、出力値が0からmaxまで増加するダイナミックレンジとして表現することができる。
一方、液晶ライトバルブ51、52、53の変調光およびミラーデバイス30の変調光を重畳させる場合、図4(b)に示すように、画素値が0からmax1まで増加するのに応じて、出力値が0から光源10Bの光が重畳された値であるmax2まで増加する拡大されたダイナミックレンジとして表現することができる。
図5は、横軸に映像信号の画素値、縦軸に出力値を示したものであり、液晶ライトバルブ51、52、53により空間変調を行った光に、ミラーデバイス30により時間変調を行った光を重畳させて、投射画像の階調を増加する概念を示している。
例えば、液晶ライトバルブ51、52、53およびミラーデバイス30による表現可能な階調が8階調の場合、液晶ライトバルブ51、52、53およびミラーデバイス30の組合せで表現可能な階調は、図中の曲線と縦線との交点として表すことができる(この場合、64階調となる)。
液晶ライトバルブ51、52、53のみで表現可能な階調は、前述した8階調であるので、液晶ライトバルブ51、52、53およびミラーデバイス30を組み合わせることで投射画像の階調を増加させることができる。
上述したように、液晶ライトバルブ51、52、53による空間変調を行った光に、ミラーデバイス30による時間変調を行った光を重畳させることで、投射画像のダイナミックレンジを拡大させることができるとともに、階調を増加させることができる。このことを図で示したのが、図6(a)、(b)であり、横軸に映像信号の画素値、縦軸に出力値を示したものである。
例えば、液晶ライトバルブ51、52、53による空間変調のみの場合、図6(a)に示すように、画素値i1からi2に対して出力値o1からo2というダイナミックレンジとして表現することができる。また、画素値i1からi2の間を3段階に分割し、出力値o1からo2の間を3段階の階調として表現することができる。
一方、液晶ライトバルブ51、52、53の変調光およびミラーデバイス30の変調光を重畳させる場合、図6(a)に示すように、画素値i1からi2に対して出力値o′1からo′2という明るい方向に拡大されたダイナミックレンジとして表現することができる。
また、画素値i1からi2の間を3段階に分割した上に、ミラーデバイス30による空間変調で各段階を2段階に分割し(全体として6段階に分割し)、出力値o′1からo′2を6段階の階調として表現することができる。
図7は本実施形態における投射型表示装置の駆動回路の構成を示すブロック図である。
本実施形態では、図7に示すように、例えばPCや、DVD、TVアンテナから出力されたアナログ信号である映像信号がA/D変換部81に入力され、デジタル信号に変換されて制御部82に入力される。
なお、投射型表示装置に入力される映像信号がデジタル信号である場合には、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部81は不要となり、制御部82へ直接デジタル信号を入力してもよい。また、投射型表示装置に入力される映像信号が、例えばMPEG2などの圧縮されたデータの場合、A/D変換部81の代わりに圧縮データをデコードするデコーダ部を備え、デコーダ部に圧縮信号を入力してもよいし、制御部82にデコード機能を持たせ、制御部82に圧縮信号を入力してもよい。
なお、光センサ95と制御部82との間には、前述のようにA/D変換部96を配置してもよいし、配置しなくてもよい。
なお、複数フレーム分の映像信号から前述の各信号値を決定してもよいし、1フレーム分の映像信号から前述の各信号値を決定してもよい。この場合、複数フレーム分の映像信号を一時的に記憶するデータ記憶部83は用いられないため、データ記憶部83を設けない構成であってもよい。
ミラーデバイス30の反射率に対応する制御信号(デジタル信号)は、ミラーデバイスドライバ29に入力され、ミラーデバイスドライバ29は制御信号に基づきミラーデバイス30の各ミラーにおける反射率を制御する。
また、投射型表示装置の外にダイナミックレンジ拡大の計算を行う機器を備える場合と比べ、投射型表示装置のみでダイナミックレンジが拡大された画像を投射できるため、持ち運び性に優れ、設置場所を必要としないといった優れた点を有する。
そのため、ミラーデバイス30を用いる場合、投射画像の画素よりも大きなマイクロミラーを用いることができ、比較的安価で製造容易なミラーデバイスを用いることができる。
この構成によれば、投射型表示装置よりもスペースの制約が少ない外部の画像出力機器91に制御部82より複雑、大型な回路を配置することができ、それにより複雑な演算アルゴリズムによるきめ細かな階調制御を行うことができる。
例えば、上記の実施の形態においては、光源10Bからの光をミラーデバイス30により時間変調する構成に適応して説明したが、このミラーデバイス30により時間変調する構成に限られることなく、ミラーデバイスの代わりに液晶ライトバルブを用いる構成など、その他各種のライトバルブを用いる構成に適応することができるものである。
Claims (12)
- 光を射出する第1の光源と、前記第1の光源からの光を変調する第1の光変調手段と、光を射出する第2の光源と、前記第1の光変調手段により変調された光および前記第2の光源からの光を重畳させる光合成手段と、重畳された光を投射する投射手段と、を有し、
前記第2の光源から射出された光が、投射する画像に応じて変調されることを特徴とする投射型表示装置。 - 前記第2の光源と前記光合成手段との間には、前記第2の光源から射出された光を変調する第2の光変調手段が配置されていることを特徴とする請求項1記載の投射型表示装置。
- 前記第1の光変調手段に形成された画素数と、前記第2の光変調手段に形成された画素数とが同じであることを特徴とする請求項2に記載の投射型表示装置。
- 前記第1の光変調手段に形成された画素数よりも、前記第2の光変調手段に形成された画素数が多いことを特徴とする請求項2に記載の投射型表示装置。
- 前記第1の光変調手段に形成された画素数よりも、前記第2の光変調手段に形成された画素数が少ないことを特徴とする請求項2に記載の投射型表示装置。
- 前記第2の光変調手段が、入射した光の射出方向を制御することにより、入射した光を時間変調するミラーデバイスであることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の投射型表示装置。
- 前記第2の光変調手段によるダイナミックレンジの拡大を、投射画像の1フレームごとに決定することを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の投射型表示装置。
- 前記第2の光変調手段によるダイナミックレンジの拡大を、投射画像の複数フレームごとに決定することを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の投射型表示装置。
- 前記第2の光変調手段への制御信号の生成を、当該装置内で行うことを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の投射型表示装置。
- 前記第2の光変調手段への制御信号の生成を、当該装置外の画像出力機器内で行うことを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の投射型表示装置。
- 周囲の環境光を検出する光検出手段を備え、光検出手段の出力に応じて、ダイナミックレンジの拡大を決定することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の投射型表示装置。
- 光を射出する第1の光源と、前記第1の光源からの光を変調する第1の光変調手段と、光を射出する第2の光源と、前記第1の光変調手段により変調された光および前記第2の光源からの光を重畳させる光合成手段と、重畳された光を投射する投射手段と、を有する投射型表示装置の制御方法であって、
投射する画像に応じて、前記第1の光変調手段により変調された光に前記第2の光源からの光を重畳し、投射される画像のダイナミックレンジを明るい方向に拡大することを特徴とする投射型表示装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004028043A JP4507616B2 (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 投射型表示装置、画像出力機器および投射型表示装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004028043A JP4507616B2 (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 投射型表示装置、画像出力機器および投射型表示装置の制御方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010050841A Division JP4821915B2 (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 投射型表示装置および画像出力機器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005221629A true JP2005221629A (ja) | 2005-08-18 |
JP2005221629A5 JP2005221629A5 (ja) | 2007-03-22 |
JP4507616B2 JP4507616B2 (ja) | 2010-07-21 |
Family
ID=34997331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004028043A Expired - Fee Related JP4507616B2 (ja) | 2004-02-04 | 2004-02-04 | 投射型表示装置、画像出力機器および投射型表示装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4507616B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7403318B2 (en) | 2005-04-01 | 2008-07-22 | Seiko Epson Corporation | Image display device, image display method, and image display program |
JP2019012281A (ja) * | 2011-04-19 | 2019-01-24 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高輝度投影ディスプレイ及び関連方法 |
WO2020021980A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | ソニー株式会社 | 照明装置、およびプロジェクタ |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08294138A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶プロジェクタ |
JPH0954267A (ja) * | 1995-06-08 | 1997-02-25 | Texas Instr Inc <Ti> | ディスプレイシステムおよび作動方法 |
JPH11184398A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-09 | Casio Comput Co Ltd | プロジェクタ |
JP2000131668A (ja) * | 1998-10-26 | 2000-05-12 | Hitachi Ltd | 液晶プロジェクタの光源調光装置 |
JP2000305040A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Toshiba Corp | 投写型表示装置 |
JP2001100689A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2002287245A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | 画像投射装置 |
JP2003158747A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Canon Inc | 画像表示装置 |
JP2003186107A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-03 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置とその駆動方法 |
JP2003195417A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-09 | Eastman Kodak Co | リニアアレイ変調器を用いた表示システム校正システムおよびその方法 |
-
2004
- 2004-02-04 JP JP2004028043A patent/JP4507616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08294138A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶プロジェクタ |
JPH0954267A (ja) * | 1995-06-08 | 1997-02-25 | Texas Instr Inc <Ti> | ディスプレイシステムおよび作動方法 |
JPH11184398A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-09 | Casio Comput Co Ltd | プロジェクタ |
JP2000131668A (ja) * | 1998-10-26 | 2000-05-12 | Hitachi Ltd | 液晶プロジェクタの光源調光装置 |
JP2000305040A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-11-02 | Toshiba Corp | 投写型表示装置 |
JP2001100689A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Canon Inc | 表示装置 |
JP2002287245A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | 画像投射装置 |
JP2003158747A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Canon Inc | 画像表示装置 |
JP2003186107A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-03 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置とその駆動方法 |
JP2003195417A (ja) * | 2001-12-21 | 2003-07-09 | Eastman Kodak Co | リニアアレイ変調器を用いた表示システム校正システムおよびその方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7403318B2 (en) | 2005-04-01 | 2008-07-22 | Seiko Epson Corporation | Image display device, image display method, and image display program |
US7746530B2 (en) | 2005-04-01 | 2010-06-29 | Seiko Epson Corporation | Image display device, image display method, and image display program |
US7768688B2 (en) | 2005-04-01 | 2010-08-03 | Seiko Epson Corporation | Image display device, image display method, and image display program |
JP2019012281A (ja) * | 2011-04-19 | 2019-01-24 | ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション | 高輝度投影ディスプレイ及び関連方法 |
US11637996B2 (en) | 2011-04-19 | 2023-04-25 | Dolby Laboratories Licensing Corporation | High luminance projection displays and associated methods |
WO2020021980A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | ソニー株式会社 | 照明装置、およびプロジェクタ |
US11353783B2 (en) | 2018-07-24 | 2022-06-07 | Sony Corporation | Illumination device and projector |
US11656540B2 (en) | 2018-07-24 | 2023-05-23 | Sony Group Corporation | Illumination device and projector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4507616B2 (ja) | 2010-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7159987B2 (en) | Display device, lighting device and projector | |
US6758579B2 (en) | Illuminating-light controller, projector, and illuminating-light control method | |
JP4893004B2 (ja) | プロジェクタ | |
US8593579B2 (en) | Projection display | |
US9978315B2 (en) | Image display apparatus and method of controlling image display apparatus | |
JP2009216857A (ja) | プロジェクタ、画像表示システム、及び画像補正方法 | |
JP2007206343A (ja) | 光学表示装置及びその方法 | |
JP3891141B2 (ja) | 表示装置 | |
JP3710455B2 (ja) | 画像表示装置及び画像表示装置用光源ユニット | |
JP5010218B2 (ja) | 液晶プロジェクタおよび画像表示制御方法 | |
WO2015122001A1 (ja) | プロジェクタ及び画像表示方法 | |
JP2007241097A (ja) | 画像表示装置及びプロジェクタ | |
JP4821915B2 (ja) | 投射型表示装置および画像出力機器 | |
JP4507616B2 (ja) | 投射型表示装置、画像出力機器および投射型表示装置の制御方法 | |
JP2008089836A (ja) | プロジェクタ | |
JP4501503B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP4539099B2 (ja) | 投射型表示装置、投射型表示装置の制御方法、および画像出力機器 | |
JP2006284982A (ja) | 調光情報生成装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および画像表示装置 | |
JP2004325644A (ja) | プロジェクタ | |
US9894334B2 (en) | Signal processing circuit, circuit substrate, and projector | |
JP5430141B2 (ja) | 投射形表示装置およびその駆動方法 | |
JP2005114914A (ja) | プロジェクタ | |
JP6314439B2 (ja) | 表示装置、及び、表示装置の制御方法 | |
JP2009103905A (ja) | プロジェクタ | |
JP2013160839A (ja) | 画像表示システム、制御装置、プロジェクターおよびスクリーン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070131 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100413 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100426 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |