JP2005213033A - エレベータの遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 外部に露見するアンテナ設置場所の美観を損なうことがなく、またたずらによるアンテナの破損によって通報不能となることを防止することにある。
【解決手段】 エレベータ制御盤から異常内容を含む異常状態を受けた時、所要とする電話番号に発信動作を指示し、かつ異常内容を含む異常状態情報を出力する遠隔通報処理装置16及びエレベータ乗場の外部に露見する場所に設置されるエレベター設備構成体5に一見アンテナと思われない形状で一体的に無携帯線端末18のアンテナ21を組み込む手段を設け、遠隔通報処理装置から発信動作の指示を受けると、無携帯線端末18がアンテナを介して前記監視センターと無線通信回線を確立し、かつ遠隔通報処理装置から送られてくる異常内容を含む異常状態情報を当該監視センターに通報するエレベータの遠隔監視システムである。
【選択図】 図2
【解決手段】 エレベータ制御盤から異常内容を含む異常状態を受けた時、所要とする電話番号に発信動作を指示し、かつ異常内容を含む異常状態情報を出力する遠隔通報処理装置16及びエレベータ乗場の外部に露見する場所に設置されるエレベター設備構成体5に一見アンテナと思われない形状で一体的に無携帯線端末18のアンテナ21を組み込む手段を設け、遠隔通報処理装置から発信動作の指示を受けると、無携帯線端末18がアンテナを介して前記監視センターと無線通信回線を確立し、かつ遠隔通報処理装置から送られてくる異常内容を含む異常状態情報を当該監視センターに通報するエレベータの遠隔監視システムである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、エレベータの稼動状態を遠隔通報するために用いる無線携帯端末のアンテナの取付けに工夫を講じたエレベータの遠隔監視システムに関する。
エレベータの稼動状態を遠隔監視する場合、その稼動状態情報の通信手段は、有線による公衆回線網を利用する場合と携帯電話、PHS(Personal Handyphone System:パーソナル・ハンディホン・システム)等のごとき無線による公衆回線網を利用する場合とがある。後者の携帯電話、PHS等の無線携帯端末を用いる無線による公衆回線網は、網自体の設置場所の容易さや予め出んわ番号付与の開設手続きをとっておけば、ユーザの要求する任意の日時から遠隔通報を開始できる利便さがあり、益々無線による公衆回線網を利用する頻度が増えてきている。
ところで、エレベータの稼動状態を遠隔監視するに際し、前述する無線携帯端末を利用する場合、無線通信を行うアンテナは、エレベータの機械室もしくは昇降路に設置されているのが一般的である。しかし、アンテナの設置場所となる機械室や昇降路は、その一部又は全部に鉄板や鉄筋等の電波遮蔽材入りとしたコンクリートで囲われている場合が多いことから、電波が非常に通り難い状況となっている。
従って、以上のようにエレベータの機械室,昇降路にアンテナを設置した場合、無線携帯端末からの電波が機械室,昇降路等の鉄板や鉄筋等の電波遮蔽材により遮られてしまうことから園外となる確立が非常に高く、遠隔監視システムの通信回線として無線携帯端末が使用できない状態が多々ある。
そこで、以上のように機械室,昇降路等にアンテナを設置したとき、無線携帯端末との間で電波が届かずに園外となった場合、前述する前者の有線による公衆回線網を利用するか、電波の届く場所にアンテナを設置することが考えられる。
しかし、有線による公衆回線網を利用する場合、電話番号の付与等の開設手続きに数日ないし数週間かかり、即日に遠隔監視できないといった時間的な制約がある。
また、後者の電波の届く場所にアンテナを設置する場合、アンテナを機械室,昇降路等からエレベータの乗場等,なるべく外部の電波の届く場所に設置することが考えられる。しかし、アンテナを電波の届く外部の場所に設置する場合、美観を損ねる問題だけでなく、不特定多数の人間の目に触れることから、いたずらによりアンテナが破損するなどの弊害が考えられる。特に、いたずらによってアンテナが破損した場合、遠隔による監視ができなくなり、非常時の通報に使用できなくなる場合が多く、エレベータ利用者の安全性に欠ける問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、無線携帯端末のアンテナ設置場所の美観を損なうことがなく、かついたずらによるアンテナの破損を未然に回避してエレベータ異常時に確実に通報可能とするエレベータの遠隔監視システムを提供することを目的とする。
(1) 上記課題を解決するために、本発明は、建物のエレベータ機械室や昇降路側に設けられる無線携帯端末からエレベータの稼動状態のうち少なくともエレベータ設備の異常時に無線通信によって遠隔地の監視センターに通報する一部又は全部が電波遮蔽材で形成されている前記機械室や昇降路を有するエレベータの遠隔監視システムであって、エレベータ乗場側に取り付けられる銘板に前記無線携帯端末のアンテナを一体型として組み込むことにより、前記無線携帯端末からの電波が当該電波の届かない園外とならずに前記監視センターに通報可能にする構成である。
この発明は以上のような構成とすることにより、エレベータの機械室または昇降路内に無線携帯端末のアンテナを設置した時に電波の届かない園外となる場合、機械室、昇降路以外の外部となる乗場に取り付けられる銘板に当該アンテナを一体型に組み込めば、乗場の美観を損ねたり、アンテナと判断されて破損される心配がなくなり、緊急時に通報不可能となることがなくなる。
なお、銘板にアンテナを一体型とする組み込み手段としては、表面側から所要の特定事項を認識可能に表示した電波透過材で形成された銘板の裏面側長手方向に無線端末機が扱う周波数範囲に応じた所要長さの導電体をアンテナとして表面側から見えない状態で設けたものである。
また、エレベータ乗場側に取り付けられる外部に露出する操作系又は表示系に前記無線携帯端末のアンテナを一体的に組み込む場合にも、前述同様の作用効果を奏することができる。
(2) また、本発明は、エレベータ機械室または昇降路内に設けられ、エレベータの稼動状態を判断し、エレベータ設備の異常を検出し、異常内容を含む異常状態を送出するエレベータ制御盤と、前記昇降路内に設けられ、前記エレベータ制御盤から異常内容を含む異常状態を受けると、所要とする電話番号に発信動作を指示し、かつ異常内容を含む異常状態情報を出力する遠隔通報処理手段と、エレベータ乗場の外部に露見する場所に設置されるエレベータ設備構成体に一見アンテナと思われない形状で一体的に前記無線携帯端末のアンテナを組み込む手段と、前記遠隔通報処理手段から発信動作の指示を受けると、前記アンテナを介して前記監視センターと無線通信回線を確立し、かつ前記遠隔通報処理手段から送られてくる異常内容を含む異常状態情報を当該監視センターに通知する前記無線端末とを設けたエレベータの遠隔監視システムである。
この発明においても、エレベータ設備構成体に一見アンテナと思われない形状で一体的に前記無線携帯端末のアンテナを組み込んでおけば、遠隔通報処理手段がエレベータ制御盤から異常内容を含む異常状態を受けると、所要とする電話番号に発信動作を指示し、かつ異常内容を含む異常状態情報を出力し無線携帯端末に送出するので、無線携帯端末は、エレベータ設備構成体であるアンテナを介して前記監視センターと無線回線を確立し、かつ前記遠隔通報処理手段から送られてくる異常内容を含む異常状態情報を当該監視センターに通報することが可能となる。
本発明は、無線携帯端末のアンテナをエレベータ設備構成体に一見アンテナと思われない形状で一体的に組み込むことにより、アンテナ設置場所の美観を損なうことがなく、かつアンテナがいたずらされて破損することを未然に回避し、エレベータの異常時に通報不能となることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1および図2は本発明に係るエレベータの遠隔監視システムの一実施の形態を説明する図であって、図1は乗場から見たかごドア側の正面図、図2は昇降路内部の側面図である。
図1および図2は本発明に係るエレベータの遠隔監視システムの一実施の形態を説明する図であって、図1は乗場から見たかごドア側の正面図、図2は昇降路内部の側面図である。
図1において、1はエレベータ利用者が乗場2から乗りかご(図示せず)に乗降する乗降部分を構成する三方枠であって、この三方枠1内には乗りかごのかごドアと連動して開閉動作する乗場ドア3が設けられている。また、三方枠1自身又は三方枠1の左側又は右側近傍の乗場壁面等には行先方向を含むかご呼びボタン及び乗りかごの現在位置を表示する表示部を有する乗場操作盤4が設置されている。
さらに、三方枠1自身又は三方枠1外側の適宜な箇所に所要事項を表示した銘板5が取付けられている。この銘板5には、例えばエレベータ製造メーカ名又はエレベータのペットネーム(商品相当名称)或いは号機番号その他必要な事項が記載されており、具体的には後記する。
図2は乗場ドア3を含んで昇降路内部のエレベータの構成状態を示す図である。
この昇降路内部の適宜な個所にはエレベータ駆動用巻上機11が設けられ、この巻上機11にはメインロープ12が巻き掛けられ、このメインロープ12の一端側に乗りかご13、当該メインロープ12の他端側にはつり合いおもり14が吊り下げられている。
この昇降路内部の適宜な個所にはエレベータ駆動用巻上機11が設けられ、この巻上機11にはメインロープ12が巻き掛けられ、このメインロープ12の一端側に乗りかご13、当該メインロープ12の他端側にはつり合いおもり14が吊り下げられている。
さらに、昇降路内部には、エレベータ駆動用巻上機11を介して乗りかご13を昇降制御するためのエレベータ制御盤15が設けられている。このエレベータ制御盤15には、乗りかご13内のかご操作盤(図示せず)、乗場操作盤4の他、各種の異常検出手段(図示せず)が接続されている。この異常検出手段は、例えば運転中にかごドアや乗場ドアが完全に閉じていない状態を検出するドアスイッチ、乗りかご13の最下階または最上階への行き過ぎを検出するファイナルリミットスイッチ、速度オーバ検出手段、火災検出手段その他各種の検出手段がある。従って、エレベータ制御盤15は、かご操作盤や乗場操作盤4からの行先階登録やかご呼び登録に基づいて運行制御指示をエレベータ駆動用巻上機11に与える一方、以上のような異常検出手段から送られてくる異常検出信号から異常内容を判断し、その異常内容に応じた制御を実行する構成となっている。
16は少なくともエレベータ制御盤15から異常内容を含む異常検出信号を受け取ったときに当該異常状態を外部の監視センター17に通報する処理を行う遠隔通報処理手段としての遠隔通報処理装置であって、エレベータ異常時に監視センター17に通報するためのセンターを含む必要な連絡場所の電話番号データや異常内容データが記憶され、必要な時に電話番号データや異常内容データを出力する。18は遠隔通報処理装置16からの電話番号データのもとに例えば監視センター17との通話回路を形成する処理及び通話回路形成後に異常内容データを出力する例えば携帯電話、PHS等の無線携帯端末であって、例えば乗場ドア3上部と上階床19との間の昇降路内壁などに取付けられている。20は下階床である。
さらに、無線携帯端末18にはアンテナが接続されるが、このアンテナが無線携帯端末18とともにエレベータ機械室または昇降路内に存在する場合でも電波を十分に捉えることが可能な場合には特に問題はないが、前述するように機械室,昇降路が鉄板や鉄筋等の電波遮蔽材の入ったコンクリートで覆われていることから、電波が十分に届かずに園外となる場合が多い。よって、通話園外となる場合には、乗場側の壁にアンテナを設置することも考えられるが、美観を損ねたり、いたずらによって破損されることがある。
そこで、本発明システムにおいては、通話園外となる場合、アンテナ設置場所の美観を損なうことがなく、またいたずらによってアンテナの破損を回避する観点から、前述する如く三方枠1自身又は三方枠1外側の適宜な乗場壁部分、つまりエレベータホールに取付けられている銘板5に無線携帯端末18のアンテナ21を一体型として組み込むように構成する。
この銘板5は、図3(a)に示すように、例えば透明樹脂などの電波透過材料で形成された短冊状の銘板本体51の表面側に例えば凹凸状にてメーカ名等の特定事項52を表示する一方、同図(b)に示すごとく銘板本体51の裏面長手方向に所定長さの凹陥部53が形成されている。そして、この銘板本体51の凹陥部53にそって無線携帯端末18のアンテナ21を添着する。なお、銘板本体51が透明樹脂である場合、銘板5の表面側からアンテナ21が見えるので、例えば凹陥部53内又は銘板本体51表面に所要の色54(同図(c)参照)が付されていれば見えなくなる。同図(c)は同図(b)のA−A矢視断面図である。また、銘板本体51自体が色付きの材料を用いてもよい。また、銘板本体51の裏面長手方向に所定長さの凹陥部53を形成したが、例えば凹陥部53を形成することなく、銘板本体51の裏面長手方向にアンテナとして機能する導電板体を添わせるように設けてもよい。因みに、無線携帯端末18が800MHz帯〜1GHz帯である場合、アンテナの長さは10cm程度であるので、ほぼ銘板5の長さの範囲で装着することが可能である。
なお、図示するようにエレベータ制御盤15と遠隔通報処理装置16と無線携帯端末18とがケーブルにて電気的に接続され、さらに無線携帯端末18と銘板5に一体に組み込まれたアンテナ21とは同様にケーブルで接続されている。
次に、以上のようなエレベータの遠隔監視システムの動作について説明する。
今、エレベータの諸設備に何らかの異常が発生すると、該当する異常検出手段が異常状態を検出し、異常検出信号をエレベータ制御盤15に送信する。ここで、エレベータ制御盤15は、異常先となる異常検出手段からの異常検出信号から異常内容を判断し、その判断内容に従って所要とする処理を実行するとともに、異常内容を含む異常状態を遠隔通報処理装置16に送出する。この遠隔通報処理装置16には、少なくとも1つ以上、例えば監視センター17の電話番号データが管理されており、異常内容を含む異常状態を受け取ると、当該監視センター17の電話番号データに基づいて無線携帯端末18に対する発信動作を指示する。
このとき、無線携帯端末18からケーブルを介して接続されたアンテナ21がエレベータ機械室又は昇降路内に設置されているときに十分に電波を捉えられない場合、電波の届くエレベータ利用者の目の届く外部の場所であるエレベータ乗場に取付けられている銘板5にアンテナ21を組み込むことにより、アンテナ21自体が銘板5そのものにカムフラージュされた状態となり、銘板5が無線携帯端末18のアンテナ自体であることを全く知られない。このことは、外部からアンテナと思われる形状を有するアンテナ取り付け手段と比較し、エレベータ乗場の美観を損なう問題がなく、さらに何者かによってアンテナ21がいたずらされて破損するといった問題もなくなる。
よって、エレベータの諸設備に何らかの異常が発生した場合、エレベータ制御盤15−遠隔通報処理装置16−無線携帯端末18を介してアンテナ21から監視センター17に異常状態を確実に通報でき、非常時の通報に完璧を期することができ、安全性及び信頼性の高いエレベータの遠隔監視システムを実現できる。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態では、銘板5と一体型となるように無線携帯端末18のアンテナ21を組み込んだ構成としたが、例えば図4に示すように乗場操作盤4を収納するボックス22又はホームランタンその他の表示装置に無線携帯端末18のアンテナ21を一体的に組み込む構成であってもよい。
上記実施の形態では、銘板5と一体型となるように無線携帯端末18のアンテナ21を組み込んだ構成としたが、例えば図4に示すように乗場操作盤4を収納するボックス22又はホームランタンその他の表示装置に無線携帯端末18のアンテナ21を一体的に組み込む構成であってもよい。
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
また、各実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
1…三方枠、2…乗場、3…乗場ドア、4…乗場操作盤、5…銘板、11…エレベータ駆動用巻上機、12…メインロープ、13…乗りかご、14…つり合いおもり、15…エレベータ制御盤、16…遠隔通報処理装置、18…無線携帯端末、21…アンテナ、22…ボックス、51…銘板本体、53…凹陥部。
Claims (4)
- 建物のエレベータ機械室や昇降路側に設けられる無線携帯端末からエレベータの稼動状態のうち少なくともエレベータ設備の異常時に無線通信によって遠隔地の監視センターに通報する一部又は全部が電波遮蔽材で形成されている前記機械室や昇降路を有するエレベータの遠隔監視システムにおいて、
エレベータ乗場側に取り付けられる銘板に前記無線携帯端末のアンテナを一体型として組み込むことにより、前記無線携帯端末からの電波が当該電波の届かない園外とならずに前記監視センターに通報可能にすることを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。 - 請求項1に記載のエレベータの遠隔監視システムにおいて、
前記銘板にアンテナを一体型として組み込み手段は、表面側から所要の特定事項を認識可能に表示した電波透過材により形成された銘板の裏面側長手方向に前記無線端末機が扱う周波数範囲に応じた所要長さの導電体をアンテナとして前記表面側から見えない状態で設けたことを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。 - 建物のエレベータ機械室や昇降路側に設けられる無線携帯端末からエレベータの稼動状態のうち少なくともエレベータ設備の異常時に無線通信によって遠隔地の監視センターに通報知する一部又は全部が電波遮蔽材で形成されている前記機械室や昇降路を有するエレベータの遠隔監視システムにおいて、
エレベータ乗場側に取り付けられる外部に露出する操作系又は表示系に前記無線携帯端末のアンテナを一体的に組み込むことにより、前記無線携帯端末からの電波が当該電波の届かない園外とならずに前記監視センターに通報可能とすることを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。 - 建物のエレベータ機械室や昇降路側に設けられる無線携帯端末からエレベータの稼動状態のうち少なくともエレベータ設備の異常時に無線通信によって遠隔地の監視センターに通報する一部又は全部が電波遮蔽材で形成されている前記機械室や昇降路を有するエレベータの遠隔監視システムにおいて、
前記エレベータ機械室または昇降路内に設けられ、エレベータの稼動状態を判断し、エレベータ設備の異常を検出し、異常内容を含む異常状態を送出するエレベータ制御盤と、
前記昇降路内に設けられ、前記エレベータ制御盤から異常内容を含む異常状態を受けると、所要とする電話番号に発信動作を指示し、かつ異常内容を含む異常状態情報を通報する遠隔通報処理手段と、
エレベータ乗場の外部に露見する場所に設置されるエレベータ設備構成体にアンテナと思われない形状で一体的に前記無線携帯端末のアンテナを組み込む手段と、
前記遠隔通報処理手段から発信動作の指示を受けると、前記アンテナを介して前記監視センターと無線通信回線を確立し、かつ前記遠隔通報処理手段から送られてくる異常内容を含む異常状態情報を当該監視センターに通報する前記無線携帯端末とを備えたことを特徴とするエレベータの遠隔監視システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106603668A (zh) * | 2016-12-17 | 2017-04-26 | 上海新时达电气股份有限公司 | 电梯物联网智能盒及系统 |
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2004
- 2004-02-02 JP JP2004025616A patent/JP2005213033A/ja active Pending
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