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JP2005205063A - スティック状化粧料用容器およびスティック状化粧料の調製方法 - Google Patents

スティック状化粧料用容器およびスティック状化粧料の調製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に詰め替え、交換を行うことができるものでありながら、通常の使用時においては、内皿の脱落の問題のないスティック状化粧料用容器を提供し、さらに該容器を用いたスティック状化粧料の調製方法を提供すること。
【解決手段】外筒10、スリーブ2およびスティック状化粧料を充填する内皿7を含み、前記スリーブ2は、下端が開放されると共にその下部に係止突出4を有するガイド溝3を有し、前記係止突出4において留置されるスティック状化粧料用容器1であって、前記係止突出4を設けたことを特徴とするスティック状化粧料用容器1並びに前記スティック状化粧料用容器1の前記係止突出4の上部に、第二係止突出を有するスティック状化粧料用容器1および該容器を用いたスティック状化粧料の調製方法。
【選択図】図2

Description

本発明は、スティック状化粧料用容器に関し、更に詳細には、内部に充填したスティック状化粧料のみを簡単に交換することのできるスティック状化粧料用容器および該容器を用いたスティック状化粧料の調製方法に関する。
外筒を回転させることにより、内部に充填されたスティック状化粧料が出没するスティック状化粧料用容器は、使用のしやすさ等の理由から、口紅を始め、リップクリーム、コンシーラー等の化粧料用容器として広く使用されている。
従来のスティック状化粧料用容器は、外側の化粧筒体および蓋を除いた場合、例えば、図1に示すように、外筒10、スリーブ2およびスティック状化粧料を充填した内皿7から構成される。図1において、右側の図は、内皿7のみ実体的に示した断面図であり(但し、スティック状化粧料は図示しない)、左側の図は、スリーブ2のみ外した状態の断面図を示す。
このうち、内皿7の外面下部には小突起8が、スリーブ2には内皿ガイド溝3が設けられ、また、外筒10の内面にはラセン溝11が切られている。そして、内皿7の小突起8は、スリーブ2の内皿ガイド溝3に沿って外筒10のラセン溝11の回転に従い上下し、これにあわせてスティック状化粧料が出没する機構となっている。
このように、内皿7の小突起8は、スリーブ2の内皿ガイド溝3に沿って外筒10の回転に従い上下するが、これがどこまでも動くのであれば、最終的には内皿7がスリーブ2から脱落してしまうことになるので、内皿7の小突起8の移動は一定の範囲に限定することが必要である。このために、従来のスティック状化粧料用容器では、内皿ガイド溝3の両端を閉じたり、外筒内面のラセン溝11を最後まで切らないようにして、内皿7の脱落を防止していた。
以上のような構造を有する従来のスティック状化粧料用容器は、使い切りの容器とした場合には問題はないが、詰め替えや交換などを考えた場合は非常に使用しにくいものである。すなわち、内皿が脱落しないように構成されているので、内皿自体の交換は、一旦化粧料用容器を分解してから行う必要があった。
ところで、近年、資源節約やリサイクルの動きの広がりに伴い、化粧品でも詰め替えや交換のできるものが好まれているが、スティック状化粧料用容器については、上記した事情により、スティック状化粧料のみの交換が可能なものは未だ提供されていないというのが実情であった。
従って本発明は、簡単に詰め替え、交換を行うことができるものでありながら、通常の使用時においては、内皿の脱落の問題のないスティック状化粧料用容器の提供および該容器を用いたスティック状化粧料の調製方法をその課題とするものである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、外筒の内面に切られたラセン溝により内皿が内皿ガイド溝の何れか一方に沿って上下するという特性を利用し、内皿の小突起に切欠を、スリーブに特定形状の係止突出を設ければ、詰め替え、交換と内皿の脱落の防止を両立させることが可能であること、さらには該容器を用いて不良品の少ないスティック状化粧料を調製することが可能であることを着想し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、外筒、スリーブおよびスティック状化粧料を充填する内皿を含み、前記スリーブは、下端が開放されると共にその下部に係止突出を有するガイド溝を有し、また前記内皿は、係止切欠が設けられた小突起を有し、前記小突起はスリーブの内皿ガイド溝でガイドされ、前記外筒の回転に伴い、外筒の内面のラセン溝により上下に移動し、内皿に充填されたスティック化粧料を出没させることが可能であると共に、前記係止突出において留置されるスティック状化粧料用容器であって、前記係止突出の形状が上から下に向かってガイド溝中心線方向に向かう緩やかな斜線、ガイド溝を形成する線と平行な線、ガイド溝を形成する線に対し垂直かつガイド溝中心線に向かう線、ガイド溝を形成する線と平行な線およびガイド溝を形成する線に戻る緩やかな斜線で構成されるものであることを特徴とするスティック状化粧料用容器である。
また本発明は、更に、前記係止突出の上部に第二係止突出が設けられ、当該第二係止突出の形状は、上から下に向かってガイド溝を形成する線に対し垂直かつガイド溝中心線に向かう線、ガイド溝を形成する線と平行な線、およびガイド溝を形成する線に戻る緩やかな斜線で構成される形状である前記のスティック状化粧料用容器上記スティック状化粧料用容器である。
更に本発明は、前記のスティック状化粧料用容器において小突起の係止切欠とガイド溝に設けられた係止突出を嵌合させるとともに、スリーブの開口部に封止手段を装着した後、該容器の底部から化粧料を充填するスティック状化粧料の調製方法である。
本発明のスティック状化粧料用容器は、使用時には内皿が脱落することはないが、スティック状化粧料を使用しきった場合には、指や簡単な治具の使用などで容易に交換できるものである。従って、資源節約やリサイクルの可能なスティック状化粧料用容器として、口紅、リップクリーム、コンシーラー、皮膚美白用スティック、日焼け止めスティック等の化粧料に有利に使用することができるものである。
以下、本発明のいくつかの実施態様を示す図面を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
図2は、本発明のスティック状化粧料用容器の一態様の構造を示す図面で、左側の図は、スティック状化粧料を収納した状態の一部切り欠き断面図であり、右側の図は、スティック状化粧料を最大に繰り出した状態の一部切り欠き断面図である。また、図3は、上記化粧料用容器のスリーブの形状を、図4は内皿の形状を、図5は外筒の形状をそれぞれ示す図面である。
図中、1はスティック状化粧料用容器、2はスリーブ、3は内皿ガイド溝、4は係止突出、6はガイド溝端部、7は内皿、8は小突起、9は化粧料保持用突起、10は外筒、11はラセン溝、13は摘み部、14は係止切欠をそれぞれ示し、Aはスティック状化粧料を示す。
本態様のスティック状化粧料用容器1は、図1で説明したのと同様に、基本的には、内面にラセン溝11を切った外筒10、スリーブ2およびスティック状化粧料を充填する内皿7から構成されるが、スリーブ2の形状、内皿7に設けられた小突起8の形状および外筒10内面のラセン溝11が最後まで切られている点で相違する。
本実施態様で用いるスリーブ2に設けられた係止突出4の形状を図6に拡大して示すが、スリーブ2のガイド溝3中に、上部から下部に向かってガイド溝3の中心線方向に向かう緩やかな斜線、ガイド溝を形成する線と平行な線、ガイド溝を形成する線に対し垂直かつガイド溝3の中心線方向に向かう線、ガイド溝を形成する線と平行な線およびガイド溝を形成する線に戻る緩やかな斜線で構成される。より簡単にいえば、台形の上底において、その上部の肩部を一部直角に切り取った形状をしている。
また、内皿7に設けられた小突起8の上面(天面)形状を図7に示すが、これは上面が、円の第三象限の一部を上部(図7のaの部分)が残存するように直角に切り欠いた形状である。そして、小突起8は、これを底面とする短柱状である。言い換えるなら、短円柱から、円のおおよそ190゜から270゜に相当する部分の間を適宜係止切欠として直角に切り取った形状である。
そして上記小突起8は、ガイド溝3の中を移動し、係止突出4において留置されるのであるが、そのためには、小突起8の径xと、ガイド溝の幅w、係止突出の平坦部とガイド溝の反対側の間隔yおよびy'間に、次の関係があることが必要である。

w ≧ x y ≦ x y' < x (但し、w≠y)
すなわち、小突起8が内皿ガイド溝3の中をスムーズに移動するためには、ガイド溝3の幅は、小突起8の径と同じか、それより大きいことが必要であり、また、小突起8が確実に係止突出4で留置されるためには、係止突出4のより突出した平坦部とガイド溝反対側の間隔は、小突起の径より小さくし、スリーブ2の素材(金属、プラスチック等)に応じた弾性応力が生じるようにしなければならない。実際の設計において、例えば、y'とxの大きさをどの程度にするかは、実験的に定める必要があるが、一般的には、xが2mm程度の場合、y'はこれより0.1mm程度小さくすればよい。
一方、小突起8の係止切欠14において、残存する円の第三象限の上部部分は、ガイド溝3の中心線方向に向かう緩やかな斜線にスムースに移動するためのものである。従って、この斜線の傾きに合わせ、円の第3象限の上部を、10〜20゜程度残せばよい。
以上のような本発明スティック状化粧料用容器では、内皿7をスリーブ2内部に装填する時は、小突起8が係止突出4を乗り越えることが可能であるが、一旦装填した後は、小突起8に設けられた係止切欠14と係止突出4が嵌合し、通常の状態では内皿7が脱落することはない。
また、小突起8は係止切欠14により係止突出4にきっちり保持されるから、下降時にこの留置位置でガタガタと動くようなことはなく、また、内皿7装着後、スティック状化粧料を充填する際も、ブレによる不良品の発生がない。
なお、上記の小突起8は、前記のように短柱状であるが、その天面部の少なくとも一部と外筒10の内面に設けられたラセン溝11の底部とが接触するものであることが好ましい。小突起8の天面部の一部を外筒の内面に設けられたラセン溝13の一部と接触させる手段としては、天面部の中央部を窪ませ、外周部のみで接触させる方法や、中央部にリブを設け、そこの部分のみで接触させる方法等が挙げられる。このようにすることにより、筒の軸と垂直な方向に対するブレ等を防ぐことができ、より確実にその位置を定めることが可能となると共に、下降時には常に小突起8を内皿ガイド溝3の左側に寄せる力が働き、係止突起4の留置効果を確実に得ることができる。また、適度な抵抗力が働くため、高級な使用感を与えることができる。
更に、図8に示すように、内皿7に、上記小突起8が係止突出4において留置されたときに、スリーブ2より飛び出る長さの摘み部13を設けることにより、より使用しやすいスティック状化粧料用容器とすることができる。このような摘み部13を設けることにより、内皿7をスリーブ2から取り出すことが容易となる。すなわち、内皿7をスリーブ2に一旦装着した後は、小突起8に設けられた係止切欠14と係止突出4が嵌合し、通常の状態では内皿7がガイド溝端部6から脱落することはないが、例えば、内皿7の交換(リフィル)や、不良品があった場合には、内皿7を外すことが必要になる。この際に、上記のような摘み部13があれば、これを指などで右にひねることにより、小突起8の係止切欠14と係止突出4が外れ、かつ、スリーブ2の弾性変形によりガイド溝3の間隔が若干開くことにより、内皿7がスリーブ2から外れ、これをガイド溝端部6から取り出すことが可能となるのである。この摘み部13におけるスリーブより飛び出す長さは、特に制約はないが、1mm程度以上であることが好ましく、2mm程度以上であればより好ましい。
上記態様のスティック状化粧料用容器を用いて、スティック状化粧料を調製するには、あらかじめ内皿7にスティック状化粧料組成物(以下、「化粧料組成物」という)を充填、固化し、これをスリーブ内に装着しても良いが、逆に化粧料組成物を充填しておらず、底のない内皿7をスティック状化粧料用容器1内に装着した後、溶融状態の化粧料組成物を化粧料用容器1の底部からスリーブ2ないし内皿7の中に所定量充填し、これを冷却等により固化させてスティック状化粧料を調製してもよい。
この場合、スリーブ2は、その開口部に封止手段15を装着して使用されるが、この状態を図9に示す。この図9においては、右側に示すように、空の状態の内皿7の小突起8を、係止突起4に嵌合させた後これを逆さにし、スティック状化粧料用容器の底部から、加熱された溶融状態の化粧料組成物を充填する。この充填された化粧料組成物は、封止手段15、スリーブ2および内皿7で形成される空間を満たし、その後冷却により固化する。
そして、固化後、図9の左側に示すように、封止手段15を外し、外筒10を回転させることにより、内皿7を上昇させ、化粧料をスリーブ2から離型させてスティック状化粧料製品とする。この離型の際、小突起8の動き始めの最初は係止突起4上の平坦部を移動するので、内皿7自体は単に上方向へのみ移動し、これに充填されたスティック化粧料に回転運動が加わることはない。スティック状化粧料は、スリーブ2から離型する際に回転運動が加わると折れやすいが、本発明のスティック状化粧料用容器を用いれば離型時にスティック状化粧料が受ける力は上方向のみであるので、折れによる不良品の発生を低く抑えることが可能となる、
次に、本発明の別の態様のスティック状化粧料用容器について説明する。
図10は、本発明のスティック状化粧料用容器の別の態様の構造を示す図面で、左側の図は、スティック状化粧料を収納した状態の一部切り欠き断面図であり、右側の図は、スティック状化粧料を最大に繰り出した状態の一部切り欠き断面図である。また、図11は、上記化粧料用容器のスリーブの形状を示す図面である。
図中、1〜4および6〜15は前記と同じであり、5は第二係止突出を示す。
この態様では、スリーブ2の前記係止突出4の上部に更に第二係止突出5が設けられ、その第二係止突出5の形状が、上から下に向かってガイド溝3を形成する線に対し垂直かつガイド溝3の中心線に向かう線、ガイド溝3を形成する線と平行な線およびガイド溝を形成する線に戻る緩やかな斜線で構成される形状、すなわち、上側の辺が直角な台形の形状をしている点に特徴がある。
一方、この態様で用いる小突起8および外筒10の形状は、図3および図4に示すものと同様でよい。
図11に示す態様のスリーブ2では、係止突出4がスティック化粧料を製造するまでの仮の留置部であり、スティック化粧料の使用に当たっては、第二係止突出5が本来の留置部となる。そのために、本態様の小突起8の径xと、ガイド溝3の幅w並びにスリーブ2における各係止突起4、5の平坦部とガイド溝の反対側の間隔z、yおよびy'との間に、次の関係があることが必要である。

z<x w ≧ x y ≦ x y' < x
(但し、w≠yである。また、y'=zであっても良い。)
このように、係止突起4と第二係止突出5を設定すると、図12の左側に示すように第二係止突出5は小突起8の係止切欠14との係止面が大きいので、日常繰り返し使用する場合に、安定して確実に小突起8を留置することができる。一方、係止突起4は、この部分でのガイド溝3幅が狭まっており小突起4の左右へのブレがなく、かつ、前記したように、小突起4の動き始めの最初に上方向への移動のみを可能とする平坦部が存在するので、充填、固化後のスティック化粧料の離型時に回転運動が加わらず、不良品の発生を少なくすることができるのである。これに対し、第二係止突出5を充填時の留置位置とすると、小突起8の径よりガイド溝幅が広いため、外筒の回転時にスティック化粧料に回転運動が加わることもあり、不良品の原因となるおそれがある。
上記態様のスティック状化粧料用容器に化粧料組成物を充填し、スティック状化粧料を調製するには、第一の態様の場合とほぼ同様でよいが、底のない内皿7をスティック状化粧料用容器1内に装着し、溶融状態の化粧料組成物を化粧料用容器1の底部からスリーブ2ないし内皿7の中に所定量充填して、これを冷却等により固化させてスティック状化粧料を調製する場合には、その封止手段を工夫することが望ましい。
すなわち、係止突起4が充填時のみの仮の留置位置であり、それ以降の留置位置が第二係止突出5になるため、通常の封止手段15を使用した場合、スティック状化粧料の一部がスリーブ2中に入らなくなる。そこで、図13に示すように封止手段15の封止面16の位置をスリーブの先端が当たる位置より下に設け、この間隔(b')を、係止突起4の係止面および第二係止突出5の係止面の間隔(b)と同じにすることにより、収納時にスリーブの上端と同じ高さとなるスティック化粧料を製造することができる。
斯くして得られる本発明のスティック状化粧料用容器は、上記したスリーブ2の形状および外筒10のラセン溝11を最後まで切ってある点などを除けば、従来より提供されていたスティック状化粧料用容器と材質、大きさ、形状等ほぼ同様のものとして調製することができる。すなわち、内皿の先端は尖った形状でなく他の形状でも良いし、使用するスリーブ2や、内皿7、外筒10の材質等としても、従来と同様各種の金属やプラスチックを利用することができる。更に、外筒の外側を金属でカバーないしは被覆して化粧筒体としたり、種々の方法でコーティングしても良い。また蓋を設けても良い。これらに使用する材質に関しては、金属、プラスチックの他にも紙やセラミックス等、形状を保持できる素材であれば使用可能である。
従来のスティック状化粧料用容器の構造を示す図面である。 本発明のスティック状化粧料用容器の一態様の構造を外筒のみ一部切り欠いて示す図面であり、スティック状化粧料を最大繰り出した状態(右側)および収納した状態(左側)を示す。 図2のスティック状化粧料用容器で用いるスリーブの形状を示す図面である。 図2のスティック状化粧料用容器で用いる内皿の形状を示す図面である。 図2のスティック状化粧料容器で使用する外筒の形状を一部切り欠いて示す図面である。 スリーブに設けられた係止突出の形状を示す図面である。 内皿に設けられた小突起の上面形状を示す図面である。 内皿に設けられた摘み部を示す図面である。 図2のスティック状化粧料容器において、化粧料組成物を充填する前の封止手段を取り付けた状態を示す図面(右側)および化粧料組成物を充填した後、封止手段を取り外した状態を示す図面(左側)である(ともに外筒および封止手段の一部を切り欠いて示す)。 、本発明のスティック状化粧料用容器の別の態様の構造を示す図面であり、スティック状化粧料を最大繰り出した状態(右側)および収納した状態(左側)を外筒のみ一部切り欠いて示す。 図10のスティック状化粧料用容器で用いるスリーブの形状を示す図面である。 スリーブに設けられた係止突出および第二係止突出の形状並びに小突起の上面形状を示す図面(左側)並びに係止突出および第二係止突出と小突起が嵌合した状態を示す図面(右側)である。 図10のスティック状化粧料容器において、化粧料組成物を充填する前の封止手段を取り付けた状態を示す図面(右側)および化粧料組成物を充填した後、封止手段を取り外した状態を示す図面(左側)である(ともに外筒の一部を切り欠いて示す)。
符号の説明
1……スティック状化粧料用容器
2……スリーブ
3……内皿ガイド溝
4……係止突出
5……第二係止突出
6……ガイド溝端部
7……内皿
8……小突起
9……化粧料保持用突起
10……外筒
11……ラセン溝
12……底部
13……摘み部
14……係止切欠
15……封止手段
16……封止面
A……スティック状化粧料

以 上

Claims (9)

  1. 外筒、スリーブおよびスティック状化粧料を充填する内皿を含み、前記スリーブは、下端が開放されると共にその下部に係止突出を有するガイド溝を有し、また前記内皿は、係止切欠が設けられた小突起を有し、前記小突起はスリーブの内皿ガイド溝でガイドされ、前記外筒の回転に伴い、外筒の内面のラセン溝により上下に移動し、内皿に充填されたスティック化粧料を出没させることが可能であると共に、前記係止突出において留置されるスティック状化粧料用容器であって、前記係止突出の形状が上から下に向かってガイド溝中心線方向に向かう緩やかな斜線、ガイド溝を形成する線と平行な線、ガイド溝を形成する線に対し垂直かつガイド溝中心線に向かう線、ガイド溝を形成する線と平行な線およびガイド溝を形成する線に戻る緩やかな斜線で構成されるものであることを特徴とするスティック状化粧料用容器。
  2. 前記小突起に設けられた係止突起の形状が、円の第三象限の一部を上部が残存するように直角に切り欠いた短柱状の形状である請求項第1項記載のスティック状化粧料用容器。
  3. 前記小突起の天面部の少なくとも一部と外筒に設けたラセン溝の底部とが接触するものである請求項第1項または第2項記載のスティック状化粧料用容器。
  4. 更に内皿が、前記小突起が前記係止突出において留置されたときに、スリーブより飛び出る摘み部を有するものである請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載のスティック状化粧料用容器。
  5. 前記係止突出が、内皿ガイド溝の小突起を下に移動させる際に力を受ける側に設けられたものである請求項第1項ないし第4項の何れかの項記載のスティック状化粧料用容器。
  6. 更に、前記係止突出の上部に第二係止突出が設けられたものであることを特徴とする請求項第1項ないし第5項の何れかの項記載のスティック状化粧料用容器。
  7. 当該第二係止突出の形状が、上から下に向かってガイド溝を形成する線に対し垂直かつガイド溝中心線に向かう線、ガイド溝を形成する線と平行な線、およびガイド溝を形成する線に戻る緩やかな斜線で構成される形状である請求項第6項記載のスティック状化粧料用容器。
  8. 請求項第1項ないし第7項記載の何れかのスティック状化粧料用容器において小突起の係止切欠とガイド溝に設けられた係止突出を嵌合させるとともに、スリーブの開口部に封止手段を装着した後、該容器の底部から化粧料を充填することを特徴とするスティック状化粧料の調製方法。
  9. 請求項第7項記載のスティック化粧料用容器において、スリーブの開口部に、係止突出のガイド溝を形成する線に対し垂直な線と、第二係止突出のガイド溝を形成する線に対し垂直な線との間隔と一致する長さだけ、スリーブより低い位置に封止面を有する封止手段を装着した後、該容器の底部から化粧料を充填することを特徴とするスティック状化粧料の調製方法。
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