[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2005299294A - 掘削土砂の搬出装置 - Google Patents

掘削土砂の搬出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005299294A
JP2005299294A JP2004119786A JP2004119786A JP2005299294A JP 2005299294 A JP2005299294 A JP 2005299294A JP 2004119786 A JP2004119786 A JP 2004119786A JP 2004119786 A JP2004119786 A JP 2004119786A JP 2005299294 A JP2005299294 A JP 2005299294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pulley
shield machine
excavation
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004119786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4498809B2 (ja
Inventor
Masao Nakayama
正夫 中山
Kazuhiko Matoba
一彦 的場
Makoto Goto
誠 後藤
Hitoshi Shibuya
仁 渋谷
Hideji Yamato
秀治 山登
Mikio Asai
幹夫 浅井
Kazutoshi Kosaka
和敏 向坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Sankyu Inc
Original Assignee
Obayashi Corp
Sankyu Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp, Sankyu Inc filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2004119786A priority Critical patent/JP4498809B2/ja
Publication of JP2005299294A publication Critical patent/JP2005299294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498809B2 publication Critical patent/JP4498809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】 狭隘な場所での掘削土砂の搬出を可能にすること。
【解決手段】 搬出装置は、シールド掘進機12の発進直後から用いられる発進用ベルコン14と、シールド掘進機12が所定距離前方に発進した後に、その後方に設置される初期掘進用ベルコンとを備えている。発進用ベルコン14は、発進立坑10内に設置したシールド掘進機12の後方に設置され、延伸ベルト部14aを垂直方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する垂直ストレージ部14bが設けられている。初期掘進用ベルコンは、延伸ベルト部を水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部が設けらている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、掘削土砂の搬出方法および搬出装置に関し、特に、大口径のシールド工法の発進直後から掘削初期までの間の掘削土砂の搬出装置に関するものである。
近時の大断面土圧シールド工法におけるトンネル構築工事では、掘削土の搬出は、ズリトロ,ポンプ圧送が主流になっている。しかし、ポンプ圧送の場合には、大容量のポンプがないので、シールド掘進機の掘削能力よりも低い搬出量で、施工しており、また、ズリトロの場合には、特に、初期掘進時には、シールド掘進機の発進立坑内に設置スペースが少ないことから、ズリトロの容量を小さくして、搬出能力を落とした状態での施工になっている。
ところで、掘削土の搬出手段は、ズリトロやポンプ圧送だけでなく、例えば、特許文献1,2に開示されているベルコン方式も知られている。これらの特許文献に開示されているベルコン方式により掘削土の搬出手段では、水平方向に延伸用ベルトを折り畳むようにして格納した延伸装置を配置しておき、シールド掘進機の掘進に伴って、延伸用ベルトを繰り出して、掘削作業の円滑化を図っている。
しかしながら、このような特許文献に開示されている掘削土の搬出方法には、以下に説明する技術的な課題があった。
特開2000−213287号公報 特開2000−213288号公報
すなわち、特許文献1,2に開示されている搬出方法は、シールド掘進機の掘進がある程度進行した段階での搬出方法であり、シールド掘進機が発進立坑から発進する際、およびその後の掘進距離が約200m程度の初期掘進の場合には、発進立坑内に、水平方向に延伸用ベルトを折り畳むようにして格納した延伸装置を設置することが困難などの理由により採用することができなかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、発進直後から初期発進時まで、掘削土砂を円滑に排出することができる掘削土砂の搬出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、発進立坑内にシールド掘進機を設置して、前記シールド掘進機を発進させた後に、概略200m程度までの初期掘進を行う間に掘削される掘削土砂の搬出装置であって、前記発進立坑内に設置したシールド掘進機の後方に設置され、延伸ベルト部を垂直方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する垂直ストレージ部が設けられ、前記シールド掘進機の発進直後から用いられる発進用ベルコンと、前記シールド掘進機が所定距離前方に発進した後に、前記発進用ベルコンに替えて、その後方に設置され、延伸ベルト部を水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部が設けられた初期掘進用ベルコンとを備えている。
このように構成した掘削土砂の搬出装置によれば、シールド掘進機の発進直後から掘削土砂の搬出に、発進用ベルコンを用いるが、この発進用ベルコンは、延伸ベルト部が垂直方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する垂直ストレージ部を有しており、発進立坑内には、シールド掘進機が設置されていて、平面的に利用できる空間は制約があるものの、垂直方向には、利用できる空間があるので、このような構成の発進ベルコンの設置が可能になり、このような構成の発進用ベルコンを用いると、シールド掘進機の発進直後から掘削能力を低下することなく、掘削土砂の搬出が可能になる。
そして、本発明では、シールド掘進機が所定距離前方に発進した後には、発進用ベルコンに替えて、シールド掘進機の後方に設置されて、延伸ベルト部を水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部が設けられた初期掘進用ベルコンを用いる。
この場合、水平ストレージ部は、垂直ストレージ部よりも長い延伸ベルト部の貯蔵が可能になるので、シールド掘進機の掘進に伴って行われるベルトの延伸作業が低減される。
前記発進用ベルコンと前記シールド掘進機との間には、前記シールド掘進機の排土用スクリューコンベアから受承した掘削土砂を、前記発進用ベルコンに移送する横引きベルコンを、前記発進用ベルコンと概略直交するように設置することができる。
前記発進用ベルコンは、水平方向に所定の間隔を隔てて回転自在に設置される一対のヘッドおよびテールプーリーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間に列状に配置される複数の下キャリアローラと、前記下キャリアローラーの上方に列状に配置される複数の上キャリアローラーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間にあって、前記下キャリアローラーの下方に設けられた前記垂直ストレージ部とを備え、前記垂直ストレージ部と、前記キャリアローラーの上方を通るようにして前記ヘッドおよびテールプリー間に無端状にベルトを捲回し、前記テールプーリーと前記上キャリアローラーとを、前記シールド掘進機の下方に連結して、前記シールド掘進機の掘進とともに前進移動させて、前記垂直ストレージ部の延伸ベルト部が、所定量繰り出された段階で、前記シールド掘進機の掘進を停止して、新たなベルトを所定量継足して、継足した新たなベルトを再び延伸ベルト部として前記垂直ストレージ部に貯蔵した後に、前記シールド掘進機を再発進させることができる。
前記垂直ストレージ部は、前記下キャリアローラーの下方に設けられる複数のベンドプーリーと、前記ベンドプーリーの下方に上下自在に配置され、常時、前記ベンドプーリーから離間するように付勢された複数のテンションプーリーとを備え、前記ベンドプーリーと前記テンションプーリーとの間に、前記ベルトを垂直方向に複数回ターンさせて前記延伸ベルト部とすることができる。
前記初期掘進ベルコンは、水平方向に所定の間隔を隔てて回転自在に設置される一対のヘッドおよびテールプーリーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間に列状に配置される複数の下キャリアローラと、前記下キャリアローラーの上方に列状に配置される上キャリアローラーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間にあって、前記下キャリアローラーの下方に設けられた水平ストレージ部とを備え、
前記水平ストレージ部と、前記キャリアローラーの上方を通るようにして前記ヘッドおよびテールプリー間に無端状にベルトを捲回し、前記テールプーリーと前記上キャリアローラーとを、前記シールド掘進機の下方に連結して、前記シールド掘進機の掘進とともに前進移動させて、前記水平ストレージ部の延伸ベルト部が、所定量繰り出された段階で、前記シールド掘進機の掘進を停止して、新たなベルトを所定量継足して、継足した新たなベルトを再び延伸ベルト部として前記水平ストレージ部に貯蔵した後に、前記シールド掘進機を再発進させることができる。
前記水平ストレージ部は、前記下キャリアローラーの下方の一端側に設けられる複数のベンドプーリーと、前記ベンドプーリーの側方に所定の間隔を隔てて、近接離間可能に対向配置され、常時、前記ベンドプーリーから離間するように付勢された複数のテンションプーリーとを備え、前記ベンドプーリーと前記テンションプーリーとの間に、前記ベルトを水平方向に複数回ターンさせて前記延伸ベルト部とすることができる。
本発明にかかる掘削土砂の搬出装置によれば、比較的利用できる空間が少ない発進立坑の利用可能空間を有効に活用して、発進直後から初期発進時まで、掘削土砂を円滑に排出することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1から図4は、本発明にかかる掘削土砂の搬出装置の一実施例を示している。
これらの同図に示した搬出装置は、発進立坑10内に土圧系のシールド掘進機12を設置して、シールド掘進機12を発進立坑10から発進させた後に、概略200m程度までの初期掘進を行う間に掘削される掘削土砂の搬出装置である。
本実施例の搬出装置は、シールド掘進機12の発進直後から用いられる発進用ベルコン14と、シールド掘進機12が所定距離前方に発進した後に、発進用ベルコン14に替えて、その後方に設置される初期掘進用ベルコン16とを備えている。
発進用ベルコン14は、発進立坑10内に設置したシールド掘進機12の後方に設置され、延伸ベルト部14aを垂直方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する垂直ストレージ部14bが設けられている。
また、初期掘進用ベルコン16は、延伸ベルト部16aを水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部16bが設けらている。図1〜図3に、発進用ベルコン14の設置状態およびその詳細を示している。
これらの図に示した発進ベルコン14は、図1および図2に示すように、シールド掘進機12の後方にあって、シールド掘進機12の掘進方向に対して、長手軸がほぼ平行になるように近接設置されている。
発進用ベルコン14とシールド掘進機12との間には、横引きベルコン18が設置されている。この横引きベルコン18は、発進用ベルコン14の長手方向と概略直交するように配置され、シールド掘進機12の排土用スクリューコンベア20から受承した掘削土砂を発進用ベルコン14に移送する。なお、この横引きベルコン18は、ローラーとベルトとを備えた通常の土砂搬送用のベルトコンベアである。
シールド掘進機12に設けられた掘削土砂排土用スクリューコンベア20は、掘進機12の本体内に設けられた隔室内に突設する第1スクリューコンベア20aと、このコンベア20aの後端に連通連結された第2スクリューコンベア20bとを有している。
各コンベア20a,20bには、それぞれ駆動部20c,20dが付設されていて、第2スクリューコンベア20bには、開閉ゲート20eが設けられている。この開閉ゲート20eの下方には、排出シュート20fが配置され、排出シュート20fの下方には、横引きベルコン18の搬送面が臨んでいる。
横引きベルコン18は、スクリューコンベア20から受承した掘削土砂を、シールド掘進機12の横方向に搬送して、その搬送端に配置されているシュート22を介して、発進用ベルコン14に移送する。
発進用ベルコン14は、その詳細を図3に示すように、水平方向に所定の間隔を隔てて回転自在に設置される一対のヘッドプーリー14cおよびテールプーリー14dとを有している。
そして、ヘッドおよびテールプーリー14c,14d間に列状に配置される複数の下キャリアローラ14eと、下キャリアローラー14eの上方に列状に配置される上キャリアローラー14fとを備えている。
これらの各キャリアローラー14e,14fは、凹状に配置された3個のローラーが回転自在に支持されたものであって、下キャリアローラー14eは、ヘッドおよびテールプーリー14c,14d間に等間隔に配置され、上キャリアローラー14fは、テールプーリー14d側にだけ配置されている。
一方、垂直ストレージ部14bは、ヘッドおよびテールプーリー14c,14d間にあって、下キャリアローラー14eの下方に設けられている。図3に示したストレージ部14bは、下キャリアローラー14eの下方に設けられる3個のベンドプーリー14gと、ベンドプーリー14gの下方に上下自在に配置される2個のテンションプーリー14hとを備えている。
ベンドプーリー14gは、これに捲回されるベルトB1の方向を曲げるためのプーリーである。テンションプーリー14hは、等間隔に配置される3個のベンドプーリー14g間の中心位置に配置され、上下移動用のガイドパイプ14iが挿通されたガイド枠14jに上下移動自在に支持されている。
ガイド枠14jには、テンションプーリー14hを下方に付勢するウエイト14kが付設されている。また、ヘッドプーリー14cの側方には、掘削土砂の投入用のヘッドシュート14lが配置されている。この構成により、テンションプーリー14hは、ウエイト14kにより、常時、ベンドプーリー14gから離間する方向に付勢されている。
このように構成された発進用ベルコン14は、ヘッドプーリー14cに図示省略の駆動用モーターが連結されると共に、テールプーリー14cと上キャリアローラー14f(図1に仮想線で囲んだ部分)が、シールド掘進機12側の固定され、これらがシールド掘進機12の掘進に伴って、前進移動する。
また、発進用ベルコン14には、キャリアローラー14e,14fの上方を通って、ヘッドおよびテールプーリー14c,14d間に所定幅のベルトB1が捲回され、ベルトB1は、さらに、図3に示した左端のベンドプーリー14g、左端のテンションプーリー14h、中央のベンドプーリー14g、右端のテンションプーリー14h、右端のベンドプーリー14gの順に捲回された後に、ヘッドプーリー14cに戻るようにして、無端状に捲回される。
このような捲回状態において、3個のベンドプーリー14gと2個のテンションプーリー14hとの間に、垂直方向に複数回ターンされたベルトB1の部分が、繰り出し可能に貯蔵された延伸ベルト部14aとなっている。
この場合、各テンションプーリー14hは、初期状態においては、最も下方に位置するようにセットされ、ウエイト14kにより、常時下方に付勢された状態になる。
また、ヘッドシュート14lの下方には、図1,2に示すように、搬送ベルコン23,垂直ベルコン24が設置され、垂直ベルコン24は、発進立坑10の側面に沿って、垂直方向に延設されて、地上側まで延びている。
このように構成された発進用ベルコン14では、シールド掘進機12を発進立坑10から発進させて、掘進が開始されると、それに伴って掘削された掘削土砂は、スクリューコンベア20と横引きベルコン18とを介して、発進ベルコン14のベルトB1面に受承され、ベルトB1の端部からヘッドシュート14lを介して垂直ベルコン24に投入され、垂直ベルコン24により坑外に搬出されることになる。
この場合、本実施例では、発進用ベルコン14のテールプーリー14dと上キャリアローラー14fとが、シールド掘進機12に固定されているので、シールド掘進機12とともに前方に移動することになる。
テールプーリー14dと上キャリアローラー14fが、シールと掘進機12とともに前方に移動すると、これらに捲回されているベルトB1の全長が変化することになるが、この全長の変化には、垂直ストレージ部14bに貯蔵されている延伸ベルト部14bが繰り出されることで、これが可能になる。
延伸ベルト部14aの繰り出しは、テンションプーリー14hがウエイト14kの付勢力に抗して、上方に移動することにより可能になり、この際には,ベルトB1は、延伸ベルト部14aが繰り出されても、ウエイト14kの付勢力により、張りが保たれる。
そして、シールド掘進機12の掘進が進行して、垂直ストレージ部14bに貯蔵されている延伸ベルト部14aに相当する長さが繰り出されれると,その段階で、シールド掘進機12の掘進を停止する。
そして、ベルトB1に新たなベルトを所定量継足して、継足した新たなベルトを再び延伸ベルト部14aとして垂直ストレージ部14bに貯蔵した後に、シールド掘進機12を再発進させて、掘削を行う。
初期掘進用ベルコン16の詳細を図4に示している。同図に示した初期掘進用ベルコン16は、シールド掘進機12が所定距離、例えば、15m程度前方に発進した後に、発進用ベルコン14を撤去して、その位置に設置されるものであり、延伸ベルト部16aを水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部16bが設けらている。
本実施例の初期掘進用ベルコン16は、水平方向に所定の間隔を隔てて回転自在に設置される一対のヘッドプーリー16cおよびテールプーリー16dとを有している。
そして、ヘッドおよびテールプーリー16c,16d間に列状に配置される複数の下キャリアローラ16eと、下キャリアローラー16eの上方に列状に配置される上キャリアローラー16fとを備えている。
これらの各キャリアローラー16e,16fは、凹状に配置された3個のローラーが回転自在に支持されたものであって、下キャリアローラー16eは、ヘッドおよびテールプーリー16c,16dとほぼ同じレベルの設けられ、かつ、ヘッドおよびテールプーリー16c,16d間に等間隔に配置され、上キャリアローラー16fは、その上方にあって、テールプーリー16d側にだけ配置されている。
一方、水平ストレージ部16bは、ヘッドおよびテールプーリー16c,16d間にあって、下キャリアローラー16eの下方に設けられている。図4に示した水平ストレージ部16bは、下キャリアローラー14eの下方に設けられる3個のベンドプーリー16gと、ベンドプーリー16gの水平方向に対向する位置にあって、水平方向に移動自在に配置される2個のテンションプーリー16hとを備えている。
ベンドプーリー16gは、これに捲回されるベルトB2の方向を曲げるためのプーリーである。なお、図4に符号16iで示した部材は、ベルトB2を押えるための中間キャリッジである。
テンションプーリー16hは、上下方向に等間隔に配置される3個のベンドプーリー16g間の中心位置に配置され、コンベア16の長手方向に沿って移動するテンションカー16jに載置支持されている。
テンションカー16jは、テンションプーリー16hが、ベンドプーリー16gから離間する方向の付勢力を与えるものであって、複数のワイヤシーブ16kを介して、ウインチドラム16lに捲回するワイヤー16mの一端が係止されている。
ワイヤー16mには、その張力を検知するテンションメーター16nと、ロードセル16oが取付けられている。また、ウインチドラム16lは、駆動モータ16pにより回転駆動される。
駆動モータ16pを駆動して、ウインチドラム16lにワイヤー16mを巻き付けるようにしておくと、テンションカー16jが、ベンドプーリー16gから離間する方向に移動しようとするので、テンションプーリー16hに付勢力が与えられる。
また、ヘッドプーリー16cの側方には、掘削土砂の投入用のヘッドシュート16qが配置されている。なお、図4に符号16rで示した部材は、下キャリアローラー16eの下方に設けられたソリである。
このように構成された初期掘進用ベルコン16は、ヘッドプーリー16cに図示省略の駆動用モーターが連結されると共に、テールプーリー16cと上キャリアローラー16f(発進用ベルコン14と実質的に同じ部分)が、シールド掘進機12側の固定され、これらがシールド掘進機12の掘進に伴って、前進移動する。
また、初期掘進用ベルコン16には、所定幅のベルトB2が捲回される。ベルトB2は、ヘッドプーリー16cから上キャリアローラー16fの上部側を通って、テールプーリー16dに捲回され、続いて、図4に示した上端のベンドブーリー16g、上端のテンションプーリー16h、中央のベンドプーリー16g、下端のテンションプーリー16h、下端のベンドプーリー16gの順に捲回された後に、ヘッドプーリー16cに戻るようにして、無端状に捲回される。
このような捲回状態において、3個のベンドプーリー16gと2個のテンションプーリー16hとの間に、水平方向に複数回ターンされたベルトB2の部分が、繰り出し可能に貯蔵された延伸ベルト部16aとなっている。
この場合、各テンションプーリー16hは、初期状態においては、最もベンドプーリー16gから水平方向に離間するようにセットされ、テンションカー16jにより、常時水平方向に付勢された状態になる。
また、ヘッドシュート16qの下方には、図1,2に示す搬送ベルコン23,垂直ベルコン24が設置され、垂直ベルコン24は、前述したように発進立坑10の側面に沿って、垂直方向に延設されて、地上側まで延びている。
このように構成された初期掘進用ベルコン16では、シールド掘進機12を発進立坑10から発進させて、掘進が開始されると、それに伴って掘削された掘削土砂は、スクリューコンベア20と横引きベルコン18とを介して、初期掘進ベルコン16のベルトB2面に受承され、ベルトB2の端部からヘッドシュート16qを介して垂直ベルコン24に投入され、垂直ベルコン24により坑外に搬出されることになる。
この場合、本実施例では、初期掘進用ベルコン16のテールプーリー16dと上キャリアローラー16fとが、シールド掘進機12に固定されているので、シールド掘進機12とともに前方に移動することになる。
テールプーリー16dと上キャリアローラー16fが、シールと掘進機12とともに前方に移動すると、これらに捲回されているベルトB2の全長が変化することになるが、この全長の変化には、水平ストレージ部16bに貯蔵されている延伸ベルト部16bが繰り出されることで、これが可能になる。
延伸ベルト部16aの繰り出しは、テンションプーリー16hがテンションカー16jの付勢力に抗して、ベンドプーリー16g側に水平移動することにより可能になり、この際には,ベルトB2は、延伸ベルト部16aが繰り出されても、ベンドプーリー16gの付勢力により、張りが保たれる。
そして、シールド掘進機12の掘進が進行して、水平ストレージ部16bに貯蔵されている延伸ベルト部16aに相当する長さが繰り出されれると,その段階で、シールド掘進機12の掘進を停止する。
そして、ベルトB2に新たなベルトを所定量継足して、継足した新たなベルトを再び延伸ベルト部16aとして水平ストレージ部16bに貯蔵した後に、シールド掘進機12を再発進させて、掘削を行う。
なお、初期掘進用ベルコン16を用いる掘削土砂の搬送では、横引きベルコン18を用いることもできるが、ベルコン16をシールド掘進機12と同軸上の後方に設置すれば、上述した横引きベルコン18は、必ずしも必要としない。
本実施例の発進用ベルコン14は、例えば、シールド掘進機12が掘進を開始して,発進立坑10から15m程度掘進した段階まで使用され、この場合の垂直ストレージ部14bの延伸ベルト部14aの延伸可能長は、例えば、2.4m程度が適当である。
また、この後に使用される初期発進用ベルコン16は、例えば、水平ストレージ部16bに貯蔵される延伸ベルト部16aの延伸可能長は、15m程度が適当であり、このようなベルコンは、シールド掘進機12が200m程度掘進するまで使用される。
さて、以上のように構成した掘削土砂の搬出装置によれば、シールド掘進機12の発進直後から掘削土砂の搬出に、発進用ベルコン14を用いるが、この発進用ベルコン14は、延伸ベルト部14aが垂直方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する垂直ストレージ部14bを有しており、発進立坑10内には、シールド掘進機12が設置されていて、平面的に利用できる空間は制約があるものの、垂直方向には、利用できる空間があるので、このような構成の発進ベルコン14の設置が可能になり、このような構成の発進用ベルコン14を用いると、シールド掘進機12の掘削能力を低下することなく、掘削土砂の搬出が可能になる。
そして、本実施例では、シールド掘進機12が所定距離前方に発進した後には、発進用ベルコン14に替えて、シールド掘進機12の後方に設置されて、延伸ベルト部16aを水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部16bが設けられた初期掘進用ベルコン16を用いる。
この場合、水平ストレージ部16bは、垂直ストレージ部14bよりも長い延伸ベルト部16aの貯蔵が可能になるので、シールド掘進機12の掘進に伴って行われるベルトの延伸作業が低減される。
本発明にかかる掘削土砂の搬出装置は、狭隘な場所での掘削土砂の搬出が可能になるので、シールド掘進機によるトンネルの構築工事で、シールド掘進機を発進立坑から発進させる際に、有効に活用することができる。
本発明にかかる掘削土砂の搬出装置の発進用ベルコンの設置状態の側面説明図である。 図1の上面図である。 図1に示した発進ベルコンの詳細説明図である。 本発明にかかる掘削土砂の搬出装置の初期掘進用ベルコンの詳細説明図である。
符号の説明
10 発進立坑
12 シールド掘進機
14 発進用ベルコン
16 初期掘進用ベルコン
18 横引きベルコン
20 スクリューコンベア

Claims (6)

  1. 発進立坑内にシールド掘進機を設置して、前記シールド掘進機を発進させた後に、概略200m程度までの初期掘進を行う間に掘削される掘削土砂の搬出装置であって、
    前記発進立坑内に設置したシールド掘進機の後方に設置され、延伸ベルト部を垂直方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する垂直ストレージ部が設けられ、前記シールド掘進機の発進直後から用いられる発進用ベルコンと、
    前記シールド掘進機が所定距離前方に発進した後に、前記発進用ベルコンに替えて、その後方に設置され、延伸ベルト部を水平方向に複数回ターンさせて繰り出し可能に貯蔵する水平ストレージ部が設けられた初期掘進用ベルコンとを備えたことを特徴とする掘削土砂の搬出装置。
  2. 前記発進用ベルコンと前記シールド掘進機との間に、前記シールド掘進機の排土用スクリューコンベアから受承した掘削土砂を、前記発進用ベルコンに移送する横引きベルコンを、前記発進用ベルコンと概略直交するように設置することを特徴とする請求項1記載の掘削土砂の搬出装置。
  3. 前記発進用ベルコンは、水平方向に所定の間隔を隔てて回転自在に設置される一対のヘッドおよびテールプーリーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間に列状に配置される複数の下キャリアローラと、前記下キャリアローラーの上方に列状に配置される複数の上キャリアローラーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間にあって、前記下キャリアローラーの下方に設けられた前記垂直ストレージ部とを備え、
    前記垂直ストレージ部と、前記キャリアローラーの上方を通るようにして前記ヘッドおよびテールプリー間に無端状にベルトを捲回し、
    前記テールプーリーと前記上キャリアローラーとを、前記シールド掘進機の下方に連結して、前記シールド掘進機の掘進とともに前進移動させて、前記垂直ストレージ部の延伸ベルト部が、所定量繰り出された段階で、前記シールド掘進機の掘進を停止して、新たなベルトを所定量継足して、継足した新たなベルトを再び延伸ベルト部として前記垂直ストレージ部に貯蔵した後に、前記シールド掘進機を再発進させることを特徴とする請求項1または2記載の掘削土砂の搬出装置。
  4. 前記垂直ストレージ部は、前記下キャリアローラーの下方に設けられる複数のベンドプーリーと、前記ベンドプーリーの下方に上下自在に配置され、常時、前記ベンドプーリーから離間するように付勢された複数のテンションプーリーとを備え、
    前記ベンドプーリーと前記テンションプーリーとの間に、前記ベルトを垂直方向に複数回ターンさせて前記延伸ベルト部とすることを特徴とする請求項3記載の掘削土砂の搬出装置。
  5. 前記初期掘進ベルコンは、水平方向に所定の間隔を隔てて回転自在に設置される一対のヘッドおよびテールプーリーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間に列状に配置される複数の下キャリアローラと、前記下キャリアローラーの上方に列状に配置される上キャリアローラーと、前記ヘッドおよびテールプーリー間にあって、前記下キャリアローラーの下方に設けられた水平ストレージ部とを備え、
    前記水平ストレージ部と、前記キャリアローラーの上方を通るようにして前記ヘッドおよびテールプリー間に無端状にベルトを捲回し、
    前記テールプーリーと前記上キャリアローラーとを、前記シールド掘進機の下方に連結して、前記シールド掘進機の掘進とともに前進移動させて、前記水平ストレージ部の延伸ベルト部が、所定量繰り出された段階で、前記シールド掘進機の掘進を停止して、新たなベルトを所定量継足して、継足した新たなベルトを再び延伸ベルト部として前記水平ストレージ部に貯蔵した後に、前記シールド掘進機を再発進させることを特徴とする請求項1記載の掘削土砂の搬出装置。
  6. 前記水平ストレージ部は、前記下キャリアローラーの下方の一端側に設けられる複数のベンドプーリーと、前記ベンドプーリーの側方に所定の間隔を隔てて、近接離間可能に対向配置され、常時、前記ベンドプーリーから離間するように付勢された複数のテンションプーリーとを備え、
    前記ベンドプーリーと前記テンションプーリーとの間に、前記ベルトを水平方向に複数回ターンさせて前記延伸ベルト部とすることを特徴とする請求項5記載の掘削土砂の搬出装置。
JP2004119786A 2004-04-15 2004-04-15 掘削土砂の搬出装置 Expired - Fee Related JP4498809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119786A JP4498809B2 (ja) 2004-04-15 2004-04-15 掘削土砂の搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119786A JP4498809B2 (ja) 2004-04-15 2004-04-15 掘削土砂の搬出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005299294A true JP2005299294A (ja) 2005-10-27
JP4498809B2 JP4498809B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=35331178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004119786A Expired - Fee Related JP4498809B2 (ja) 2004-04-15 2004-04-15 掘削土砂の搬出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4498809B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4512663B1 (ja) * 2009-05-01 2010-07-28 株式会社高井製作所 豆腐類の連続式凝固装置
KR102175331B1 (ko) * 2020-05-22 2020-11-06 주식회사 아이렉스 Natm공법 tunnel에서 로드헤더 굴착작업의 토사처리장치
CN115158981A (zh) * 2022-06-30 2022-10-11 江苏冠超物流科技有限公司 一种重载输送机的输送方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111255466A (zh) * 2020-01-20 2020-06-09 中铁十二局集团第二工程有限公司 矿山法隧道改盾构法单竖井始发的施工方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS463951Y1 (ja) * 1967-05-17 1971-02-10
JPS51118675U (ja) * 1975-03-22 1976-09-27
JPS5613426U (ja) * 1979-07-13 1981-02-04
JPH06329226A (ja) * 1993-05-20 1994-11-29 Ohbayashi Corp ベルトコンベア装置
JP2000017993A (ja) * 1998-07-02 2000-01-18 Gou Tekkosho:Kk トンネル掘削におけるズリ搬送ベルトの延伸駆動方法及びズリ搬送装置
JP2002249214A (ja) * 2001-02-23 2002-09-03 Hitachi Zosen Corp ベルトコンベヤの中折れ機構

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS463951Y1 (ja) * 1967-05-17 1971-02-10
JPS51118675U (ja) * 1975-03-22 1976-09-27
JPS5613426U (ja) * 1979-07-13 1981-02-04
JPH06329226A (ja) * 1993-05-20 1994-11-29 Ohbayashi Corp ベルトコンベア装置
JP2000017993A (ja) * 1998-07-02 2000-01-18 Gou Tekkosho:Kk トンネル掘削におけるズリ搬送ベルトの延伸駆動方法及びズリ搬送装置
JP2002249214A (ja) * 2001-02-23 2002-09-03 Hitachi Zosen Corp ベルトコンベヤの中折れ機構

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4512663B1 (ja) * 2009-05-01 2010-07-28 株式会社高井製作所 豆腐類の連続式凝固装置
JP2010259360A (ja) * 2009-05-01 2010-11-18 Takai Seisakusho:Kk 豆腐類の連続式凝固装置
US8443720B2 (en) 2009-05-01 2013-05-21 Takai Tofu & Soymilk Equipment Co. Continuous curding machine for tofu products
KR102175331B1 (ko) * 2020-05-22 2020-11-06 주식회사 아이렉스 Natm공법 tunnel에서 로드헤더 굴착작업의 토사처리장치
CN115158981A (zh) * 2022-06-30 2022-10-11 江苏冠超物流科技有限公司 一种重载输送机的输送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4498809B2 (ja) 2010-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0157286A1 (en) Conveyor belt system for a continuous mining machine
AU2021202434B2 (en) Take-up mechanism for conveyor system
JP5350863B2 (ja) 伸縮式ベルトコンベア、及びこれを用いた掘削ズリ搬送方法
JP4498809B2 (ja) 掘削土砂の搬出装置
CN106368716A (zh) 用于顶管施工方法的渣土输送装置
JP2000213288A (ja) 連続ベルトコンベヤ
JP2011163051A (ja) ベルトコンベア装置
AU2008200000B2 (en) An apparatus for supporting a tunnel
JP6379758B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
JP2817618B2 (ja) ベルトコンベア装置
AU2017101197A6 (en) Pump apparatus
JP4590420B2 (ja) 連続ベルトコンベアシステム
CN115173319B (zh) 一种用于大深度竖井的电缆敷设方法
JP2007259646A (ja) ケーブル敷設装置
JPH10218332A (ja) 可変傾斜ベルトコンベヤ装置
JP3831495B2 (ja) コンベヤ装置
JP2001112132A (ja) ケーブル撤去装置
JP7469165B2 (ja) 延伸ベルトコンベヤ
CN221002848U (zh) 综采支架抽运平台
JP2019183438A (ja) 掘削ずり搬送用連続ベルトコンベア装置
KR200435672Y1 (ko) 윈치의 와이어 인출 위치 조정 장치
JPH07277525A (ja) 搬出コンベア
JPH10181830A (ja) 連続ベルトコンベヤ
JPH06329226A (ja) ベルトコンベア装置
JP2703067B2 (ja) 掘削土砂排出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100414

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees