JP2005296335A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数種類の遊技タイプを備えるスロットマシンであって、リール画像からなるリール画像群を電気的に画像表示し、リール画像の回転表示等により当該遊技における演出を画像表示する画像表示装置50と、遊技者の所定の操作により、複数種類の前記遊技タイプのうちいずれかの前記遊技タイプを選択する遊技タイプ選択手段63と、各前記リール画像に表示される複数種類の表示図柄パターンを記憶した表示図柄パターン記憶手段83aと、遊技タイプ選択手段63により選択された前記遊技タイプに基づき、各前記リール画像の表示図柄パターンを表示図柄パターン記憶手段83aから選択する表示図柄パターン選択手段83bとを備える。
【選択図】図4
Description
そして、特許文献1に開示されている発明の狙いは、演出内容を制限することなく、遊技者が好む演出を選択できるようにして、多くの遊技者に受け入れられるスロットマシンを提供することにある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、遊技内容の異なる複数種類の遊技タイプを備えるとともに、この複数種類の遊技タイプの中から、遊技者の好む遊技タイプを遊技者自身が選択することができるようにしたスロットマシンを提供することである。
(請求項1)
請求項1の発明は、遊技内容の異なる複数種類の遊技タイプを備えるスロットマシンであって、複数種類の図柄を表示したリールを複数並設し、停止時の図柄の組合せにより当該遊技結果を表示するためのリール群と、前記リールの数と少なくとも同数のリール画像からなるリール画像群を電気的に画像表示するとともに、前記リール画像の回転表示若しくは停止動作表示又は停止表示時の図柄の組合せのうち少なくとも1つによって、当該遊技における演出を画像表示する画像表示装置と、前記リールの数と同数だけ設けられ、対応する前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備え、1つの前記ストップスイッチに対応する1つの前記リール及び1つの前記リール画像が予め定められており、役の抽選を行う役抽選手段と、遊技者の所定の操作により、複数種類の前記遊技タイプの中からいずれかの前記遊技タイプを選択する遊技タイプ選択手段と、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作されたときに、そのストップスイッチに対応する前記リールを停止させるように制御するリール制御手段と、各前記リール画像に表示される複数種類の表示図柄パターンを記憶した表示図柄パターン記憶手段と、前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプに基づいて、各前記リール画像の表示図柄パターンを、前記表示図柄パターン記憶手段から選択する表示図柄パターン選択手段と、前記ストップスイッチが操作されたときに、そのストップスイッチに対応する前記リール画像を停止表示するように制御するリール画像表示制御手段とを備え、前記役抽選手段は、通常遊技中は、特別役を含めて役の抽選を行い、通常遊技中に前記役抽選手段による役の抽選で特別役に当選したときは、特別役の図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御する特別役当選持越し手段を備え、複数種類の前記遊技タイプは、第1遊技タイプと、特定の遊技期間の遊技媒体獲得数期待値が前記第1遊技タイプより多い第2遊技タイプとを含み、複数種類の前記遊技タイプのうちの少なくとも前記第1遊技タイプ及び前記第2遊技タイプは、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させない特別役非入賞制御が実行される遊技と、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能な特別役入賞制御が実行される遊技とからなり、前記特別役非入賞制御が実行される遊技を、前記特別役入賞制御が実行される遊技へ移行させるか否かを決定する移行決定手段を備え、前記移行決定手段では、前記遊技タイプ選択手段により前記第2遊技タイプが選択されたときは、前記第1遊技タイプが選択されたときよりも、特別役入賞制御が実行される遊技へ移行しにくく設定されており、前記リール群の特別役の図柄の組合せに対応する前記リール画像群の所定の図柄の組合せが予め定められており、前記リール制御手段は、前記特別役当選持越し手段により特別役の当選が持ち越されているときに、前記特別役非入賞制御を実行するとともに、前記移行決定手段により前記特別役入賞制御が実行される遊技へ移行することに決定されたときには、前記特別役入賞制御を実行するように制御し、前記リール画像表示制御手段は、前記表示図柄パターン選択手段により選択された表示図柄パターンを前記リール画像として表示するとともに、前記リール制御手段により前記特別役非入賞制御が実行されているときには、前記リール群の特別役の図柄の組合せに対応する前記リール画像群の所定の図柄の組合せを有効ラインに停止表示させない制御を実行し、前記リール制御手段により前記特別役入賞制御が実行されているときには、前記リール群の特別役の図柄の組合せに対応する前記リール画像群の所定の図柄の組合せを有効ラインに停止表示可能なように制御することを特徴とする。
ここで、複数種類の遊技タイプには、第1遊技タイプと、特定の遊技期間における遊技媒体獲得数期待値が第1遊技タイプよりも多い第2遊技タイプとが含まれる。そして、第1遊技タイプ及び第2遊技タイプは、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させない特別役非入賞制御が実行される遊技と、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能な特別役入賞制御が実行される遊技とからなる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、各前記リール画像に表示される複数種類の図柄配列パターンを記憶した図柄配列パターン記憶手段と、前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプに基づいて、前記リール画像の図柄配列パターンを、前記図柄配列パターン記憶手段から選択する図柄配列パターン選択手段とを備え、前記リール画像表示制御手段は、前記図柄配列パターン選択手段により所定の図柄配列パターンが選択されたときには、その選択された図柄配列パターンを有する前記リール画像を表示するように制御することを特徴とする。
また、リール画像表示制御手段は、図柄配列パターン選択手段により図柄配列パターンが選択されると、その選択された図柄配列パターンを有するリール画像を表示するように制御する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記画像表示装置の表示画面の画面デザインを複数種類記憶した画面デザインパターン記憶手段と、前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプに基づいて、前記画像表示装置の表示画面の画面デザインを、前記画面デザインパターン記憶手段から選択する画面デザインパターン選択手段とを備え、前記リール画像表示制御手段は、前記画面デザインパターン選択手段により所定の画面デザインパターンが選択されたときには、その選択された画面デザインパターンを前記画像表示装置の表示画面に表示するように制御することを特徴とする。
また、リール画像表示制御手段は、画面デザインパターン選択手段により所定の画面デザインパターンが選択されたときには、その選択された画面デザインパターンを画像表示装置の表示画面に表示するように制御する。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記リール画像表示制御手段は、遊技者による前記遊技タイプの選択時においては、前記画像表示装置の表示画面を、前記リール画像群が表示されている画面から遊技タイプ選択用の画面に切り替えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記移行決定手段は、前記特別役非入賞制御を実行する遊技回数を抽選により決定する遊技回数抽選手段を含み、前記遊技タイプ選択手段により前記第2遊技タイプが選択されたときは、前記第1遊技タイプが選択されたときよりも、前記遊技回数抽選手段により決定される遊技回数の平均値が多くなるように設定されており、前記リール制御手段は、前記遊技回数抽選手段で決定された遊技回数だけ前記特別役非入賞制御を実行するとともに、前記特別役非入賞制御を実行した遊技回数が前記遊技回数抽選手段で決定された遊技回数に到達したときは、前記特別役入賞制御を実行するように制御することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記移行決定手段は、前記特別役非入賞制御を実行する遊技から前記特別役入賞制御を実行する遊技へ移行させるか否かを抽選により決定する移行抽選手段を含み、前記遊技タイプ選択手段により前記第2遊技タイプが選択されたときは、前記第1遊技タイプが選択されたときよりも、前記移行抽選手段による前記特別役入賞制御が実行される遊技への移行確率が低く設定されており、前記リール制御手段は、前記特別役当選持越し手段により特別役の当選が持ち越されているときに、前記特別役非入賞制御を実行するとともに、前記移行抽選手段により前記特別役入賞制御が実行される遊技へ移行することに決定されたときには、前記特別役入賞制御を実行するように制御することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段により抽選される役の種類及び各役の当選確率を定めた複数の役抽選テーブルを備え、それぞれの前記役抽選テーブルは、役の当選確率が異なるように設定されており、前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプごとに異なる前記役抽選テーブルが用いられるとともに、同一遊技タイプであっても、前記特別役非入賞制御が実行される遊技と前記特別役入賞制御が実行される遊技とでは、異なる前記役抽選テーブルが用いられることを特徴とする。
また、遊技タイプ選択手段により選択された遊技タイプごとに異なる役抽選テーブルが用いられるとともに、同一遊技タイプであっても、特別役非入賞制御が実行される遊技と特別役入賞制御が実行される遊技とでは、異なる役抽選テーブルが用いられる。したがって、遊技タイプ又は制御状態(特別役非入賞制御又は特別役入賞制御)に応じて用いられる役抽選テーブルが異なる。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技タイプ選択手段は、特別遊技の終了後の最初の通常遊技で、前記遊技タイプを選択するための遊技者の所定の操作を有効とし、特別遊技の終了後の最初の通常遊技において、遊技者による所定の操作を検知したときには、その操作に対応する前記遊技タイプを選択するように制御することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、複数の前記ストップスイッチは、第1ストップスイッチと、第2ストップスイッチとを含み、前記遊技タイプ選択手段は、複数種類の前記遊技タイプを、前記ストップスイッチの操作により選択するとともに、所定の条件を満たしたときに、最初に操作された前記ストップスイッチが、前記第1ストップスイッチであると検知したときには、前記第1遊技タイプを選択し、最初に操作された前記ストップスイッチが、前記第2ストップスイッチであると検知したときには、前記第2遊技タイプを選択するように制御することを特徴とする。
また、「所定の条件を満たしたとき」とは、本実施形態では、特別遊技の終了後の最初の通常遊技中を意味する。
請求項1の発明によれば、遊技内容の異なる複数種類の遊技タイプを備えるとともに、この複数種類の遊技タイプの中から、遊技者により選択された遊技タイプを実行することができる。これにより、従来の演出のみの切り替え(選択)に加えて、遊技制御自体も切り替える(選択する)ことができるようになる。
さらに、選択された遊技タイプに応じて、画像表示装置に表示されるリール画像の表示図柄を変えることができる。
請求項2の発明によれば、選択された遊技タイプに応じて、画像表示装置に表示されるリール画像の図柄配列を変えることができる。
また、請求項3の発明によれば、選択された遊技タイプに応じて、画像表示装置の表示画面上の画面デザインを変えることができる。
請求項4の発明によれば、遊技者による遊技タイプの選択時において、画像表示装置の表示画面を、リール画像群が表示されている画面から遊技タイプ選択用の画面に切り替えることができる。
請求項5の発明によれば、第2遊技タイプが選択されたときには、第1遊技タイプが選択されたときよりも、特別役非入賞制御が実行される遊技回数が多くなる確率が高くなる。
また、請求項6の発明によれば、第2遊技タイプが選択されたときには、第1遊技タイプが選択されたときよりも、特別役入賞制御が実行される遊技への移行確率が低くなる。
すなわち、いずれの場合も、第2遊技タイプが選択されると、第1遊技タイプが選択されたときよりも、特別役入賞制御が実行されにくくなる。
したがって、第2遊技タイプは、第1遊技タイプに比べて、特定の遊技期間においては、遊技媒体獲得数期待値が多いものとなるが、第2遊技タイプにおいて、特別役入賞制御を実行しにくくすることで、長期的な遊技期間で見たときには、第1遊技タイプも第2遊技タイプも遊技媒体獲得数期待値に差がつかないように設定することができる。
請求項7の発明によれば、遊技タイプごとに特有の役抽選テーブルを用いることができ、さらに、同一遊技タイプであっても、特別役非入賞制御時と特別役入賞制御時とでは、それぞれ異なる役抽選テーブルを用いることができる。
請求項8の発明によれば、特別遊技の終了後の最初の通常遊技で遊技タイプを変更することができる。
請求項9の発明によれば、ストップスイッチを用いて、遊技タイプを選択させることができる。そして、複数のストップスイッチそれぞれに対して、異なる遊技タイプが割り当てられるので、遊技者により、ストップスイッチが操作されたときは、その操作されたストップスイッチに対応する遊技タイプを実行させることができる。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10全体を示す前面の正面図である。また、図2は、図1中、スロットマシン10のフロントマスク部12を開放し、基体部11の内部が見えるように図示した正面図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10の筐体は、基体部11と、基体部11の前面に取り付けられるフロントマスク部12とから構成されている。
また、これらの電源ユニット101及びメダル払出し装置102の上方には、支持板103が設けられており、この支持板103上に画像表示装置50が搭載されている。
フロントマスク部12は、図1に示すように、前面側(遊技者側)に、スタートスイッチ41,ストップスイッチ42、及びベットスイッチ45や、メダル投入口43、メダル受け皿44等が配置されている。また、スタートスイッチ41又はストップスイッチ42の上方部であってフロントマスク部12の中央部近傍から上部にわたって、透明な画像表示窓12bが設けられている。そして、この画像表示窓12bから、基体部11内に配置された画像表示装置50の前面(画像表示面)が透視できるように構成されている。
そして、図2に示すように、リールユニット30は、フロントマスク部12の裏面側において、リール図柄表示窓12aが形成された領域の後方に、サブ制御基板108等とともに配置されている。
そして、フロントマスク部12のリール図柄表示窓12aから、各リール31の1つの図柄が見えるように配置されている。
そして、図1に示すように、本実施形態では、リール図柄表示窓12aから見える、3個の図柄が並ぶ水平方向の1つのラインが、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させる図柄組合せラインLとなる。さらに、遊技者からメダルが投入されることで、この図柄組合せラインLが有効ライン(リール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せであるか否かの判断対象となるライン)に設定される。
本実施形態では、リール31は、従来の一般的なリールより小さく形成されている。これに伴い、リール図柄表示窓12aの領域は、従来の表示窓の領域よりも小さく形成されている。
このように形成されるのは、遊技結果は、リール(本実施形態のリール31に相当するもの)の停止時の図柄の組合せにより決定されるのであって、演出出力装置の表示内容によって決定されるものではないからである。すなわち、演出出力装置は、遊技結果が決定するまで(少なくとも1つのリールの回転中)、あるいは遊技結果が決定した後(全てのリールの停止後)に、当該遊技又は当該遊技前の役の当選可能性がどの程度有するか等を報知し、遊技の進行において補助的役割を有する装置だからである。
そして、図1に示すように、画像表示窓12bをリール図柄表示窓12aより大きく形成し(縦及び横の長さともに、画像表示窓12bの方がリール図柄表示窓12aより大きい)、かつ、操作スイッチ40の上部に画像表示装置50による画像が表示される画像表示窓12bを配置し、その画像表示窓12bからスタートスイッチ41及びストップスイッチ42に対して遠ざかる側にリール図柄表示窓12aを配置している。
いいかれば、前面側から見て、リール図柄表示窓12aとスタートスイッチ41等との間に、画像表示窓12bを配置している。
これに対し、本実施形態では、リール31の最大移動図柄数を3図柄とした。
例えば、リール31の図柄数を11個としたときには、従来のリールと同様の停止制御を行う場合には、最大移動図柄数が2図柄となってしまう。これにより、リール31の停止時における図柄の組合せ総数、あるいはリール31の図柄配列が制約を受けやすくなる。
そこで本実施形態では、リール31の回転速度は、約78.13rpm(1周時間が約768ms)となるように制御している。これにより、リールの回転速度が1分間に80回転を超えないという、従来の一般的なリールの回転速度との調和を図ることができる。
図2に示すように、基体部11内部の略中央位置には、画像表示装置50が配置されるとともに、この画像表示装置50の上部であって、基体部11内部における背面側には、メイン制御基板104が設けられている。メイン制御基板104は、リール31群の始動及び停止制御を含む、遊技の進行等の遊技全体を統括制御するための制御基板であり、図示しないが、演算等を行うCPU、遊技プログラムを記憶したROM、及び各データを一時的に記憶するRAM等を備えるものである。メイン制御基板104は、透明樹脂からなるケース105内に収容されている。ケース105は、メイン制御基板104を収容した後にかしめられており、メイン制御基板104を封印している。
画像表示装置50は、本実施形態では、毎遊技、リールユニット30の回転及び停止動作に合わせて、ビデオスロットのリール画像(リールを平面状に画像表示したものであって、リール画像の図柄が上から下に向かって移動表示されるもの)を演出画像として表示する。
図3に示すように、表示画像としては、左、中、右の3つのリール画像が設けられており、ストップスイッチ42の動作に合わせて、左、中、右の3つのリール画像がそれぞれ停止するように、画像表示する(左ストップスイッチ42の操作に対応して左リール画像が停止表示され、中ストップスイッチ42の操作に対応して中リール画像が停止表示され、右ストップスイッチ42の操作に対応して右リール画像が停止表示される)。
なお、左、中、及び右の各リール画像の図柄群は、それぞれ21個の図柄からなり、図3中、一番上と一番下の図柄とが連続するように画像表示される。すなわち、21個の図柄のうち、図3中、一番下側の図柄を0番目の図柄とし、一番上側の図柄を20番目の図柄とした場合に、リール画像が回転表示されているときは、0番目、1番目、・・、19番目、20番目、0番目、1番目、・・というように、21個の図柄が循環するように移動表示される。
なお、図3に示すリール画像の図柄配列は、後述する表示図柄パターン記憶手段83aに記憶されており、リール画像を表示制御するときに読み出される。
(遊技制御手段、メイン制御手段、サブ制御手段)
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の制御、及び入賞時のメダル払出し等の遊技の進行を制御するメイン制御手段60aと、演出の出力を制御するサブ制御手段60bとを備える。メイン制御手段60aは、上述のメイン制御基板104上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。また、サブ制御手段60bは、上述のサブ制御基板108上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。
メイン制御手段60aの入力側(図4中、左側)には、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42及びベットスイッチ45が電気的に接続されている。
また、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ベットスイッチ45は、次遊技に移行するときに、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが有効化されるスイッチである。
メイン制御手段60aの出力側(図4中、右側)には、リールユニット30の各リール31に連結された、リール31の駆動を制御するためのモータ32が電気的に接続されている。
そして、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60aに入力される。メイン制御手段60aは、この信号を受信すると、全てのモータ32を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度でリール図柄表示窓12a内で上下方向に移動表示される。
サブ制御手段60bの出力側(図4中、右側)には、サブ制御手段60bによって制御される画像表示装置50、スピーカ22、及びランプ23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
また、ランプ23は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。ランプ23には、上述したリールユニット30の各リール31の内周側に配置されたバックランプや、図示しないが、スロットマシン10の筐体前面上部に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ等が含まれる。
次に、遊技者は、各ストップスイッチ42をオンすることで各リール31の回転を停止させる。全てのリール31の停止時に、有効ライン上のリール31の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
本実施形態によるスロットマシン10は、遊技内容の異なる複数種類(本実施形態では3種類)の遊技タイプを備えている。そして、本実施形態によるスロットマシン10では、この複数種類の遊技タイプの中から、いずれかの遊技タイプを、遊技者の所定の操作により遊技者自身が選択できるようになっている。なお、遊技タイプの選択方法については後述する。
遊技タイプAは、いわゆる通常の遊技タイプであり、例えば、特別遊技以外に遊技者により有利となる報知遊技(当選した役を入賞させるための情報が遊技者に対して報知される遊技)等が設定されていない遊技である。
また、遊技タイプBは、通常遊技中、所定の条件を満たしたときに、報知遊技を実行するように制御される遊技である。
さらに、遊技タイプCは、特別遊技中、報知遊技が実行されるように制御される遊技である。
遊技制御手段60のうち、メイン制御手段60aは、以下の各手段を備える。また、サブ制御手段60bは、以下の情報受信手段81等を備える。
なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、予め設けられた役の抽選を行うものである。ここで、役には、特別役、小役、及びリプレイが挙げられる。
ここで、BBは、特別遊技の1つであるBB遊技に移行させる役であり、RBは、特別遊技の他の1つであるRBに移行させる役である。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、小役の種類の応じて、その役に対応する図柄の組合せ及びメダルの払出し数が異なるように設定されている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数(ベット枚数)を維持した再遊技が行えるようにした役である。
図5に示すように、本実施形態では、2種類の特別役(BB及びRB)、3種類の小役(小役1〜小役3)、及びリプレイが設けられている。
そして、全てのリール31の停止時に、予め定められたいずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、予め定められた枚数のメダルが払い出される。
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技、特別遊技等)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。各役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有するとともに、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分かられているとともに、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
なお、図6の各役ごとに示された数値を、それぞれ65536で除したものが各役の当選確率となる。
また、図示しないが、各役の当選領域及び非当選領域は、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められている。
そして本実施形態では、小役1には、それぞれ6通りの操作順番が均等(1/6)に割り当てられている。
このように、小役1に当選したときは、いずれか1つの入賞可能なストップスイッチ42の操作順番が決定されている。
遊技タイプ選択手段63は、遊技者の所定の操作により、複数種類の遊技タイプの中からいずれかの遊技タイプを選択するものである。
移行決定手段64は、特別役非入賞制御が実行される遊技を、特別役入賞制御が実行される遊技へ移行させるか否かを決定するものであり、遊技回数抽選手段64aと、移行抽選手段64bとを備える。
図7は、遊技回数抽選手段64aにより決定される特別役非入賞制御が実行される遊技の遊技回数の確率テーブルを示す図である。そして、図7(a)は、遊技タイプAが選択されたときに用いられる確率テーブルであり、図7(b)は、遊技タイプBが選択されたときに用いられる確率テーブルであり、図7(c)は、遊技タイプCが選択されたときに用いられる確率テーブルである。
例えば、1〜10ゲームが選択される確率が、図7(a)では5.0%、図7(b)では2.5%、図7(c)では1.0%と設定されている。
そして、図7(a)、図7(b)、及び図7(c)に示すように、遊技タイプB又は遊技タイプCが選択されたときは、遊技タイプAが選択されたときよりも、遊技回数の平均値が多くなるように設定されている。したがって、遊技タイプB又は遊技タイプCが選択されると、遊技タイプAが選択されたときに比べて、特別遊技非入賞制御が実行される遊技回数が多くなる確率が高くなり、より特別役入賞制御が実行される遊技へ移行しにくい状態となることを意味する。
遊技タイプB又は遊技タイプCは、遊技タイプAに比べて、特定の遊技期間におけるメダル獲得数期待値が多くなるように設定されている。したがって、この特定の遊技期間では、遊技タイプAよりも遊技タイプB又は遊技タイプCの方が多くのメダルを獲得することができる。しかし、多くのメダルを獲得することができる特定の遊技期間とは、遊技タイプBにあっては、通常遊技中、所定の条件を満たしたとき(報知遊技)であり、また、遊技タイプCにあっては、特別遊技中(BB遊技中)である。したがって、遊技タイプB又は遊技タイプCにおいて、特別役入賞制御が実行される遊技への移行のしにくさ(移行する割合)を制御することで、長期的な遊技期間においては(トータル的には)、遊技タイプ間でメダル獲得数期待値に差が生じないようにすることができる。
これにより、遊技タイプ間で有利不利を生じさせることなく、遊技内容を変えることができるようになる。
また、遊技回数の抽選は、例えばソフトウェア乱数等を用いて行われる。
移行抽選手段64bは、特別役非入賞制御を実行する遊技から特別役入賞制御を実行する遊技へ移行させるか否かを抽選により決定するものである。
また、移行抽選手段64bでは、遊技タイプが遊技タイプBのときには、小役2当選時の1/4の確率又は小役3当選時の1/12の確率で当選するように設定され、遊技タイプが遊技タイプCのときには、小役2当選時の1/5の確率、小役3当選時の1/15の確率、又はいずれの役にも当選しなかったときの1/2の確率で当選するように設定されている。
なお、移行抽選手段64bによる抽選は、例えば、ソフトウェア乱数等を用いて行われる。
なお、移行抽選手段64bでは、例えば、1/2で当選するように設定されており、また、この抽選は、例えば、ソフトウェア乱数等を用いて行われる。
抽選結果記憶手段65は、役抽選手段61による役の抽選結果を記憶するためのものである。抽選結果記憶手段65は、全ての役ごとに当選役フラグ(BBフラグ、RBフラグ、小役1〜小役3フラグ、リプレイフラグ等)を備えており、例えばいずれかの役に当選した場合にはその役に対応する当選役フラグをオンにすることで、各役の当選/非当選を記憶する。また、ストップスイッチ42の操作順番が定められている小役1に当選したときは、その役の当選とともに、ストップスイッチ42の操作順番(その当選役を入賞させるための操作順番)に関する情報も併せて記憶される。
特別役当選持越し手段66は、通常遊技中に役抽選手段61による役の抽選で特別役に当選したときは、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
リール制御手段67は、スタートスイッチ41が操作されたときに、全てのリール31の回転を開始させるようにモータ32を駆動制御するものである。さらに、リール制御手段67は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述の停止位置決定テーブル67aを参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
特に、リール制御手段67は、移行抽選手段64bにより移行抽選に当選していないことを条件に、遊技回数抽選手段64aで決定された遊技回数だけ特別役非入賞制御を実行し、特別役非入賞制御を実行する遊技が、決定された遊技回数に到達したときには、特別役入賞制御を実行するように制御する。
停止位置決定テーブル67aは、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。停止位置決定テーブル67aは、当選した役ごとの停止位置決定テーブル67aと、非当選時(いずれの役にも当選していないとき)の停止位置決定テーブル67aとを備えている。
また、役の当選時に用いられる停止位置決定テーブル67aは、リール31の停止可能位置の範囲内において、その当選役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するように、リール31の停止位置が定められている。
さらにまた、特別役非入賞制御が実行されているときに用いられる停止位置決定テーブル67aは、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止位置が定められており、特別役入賞制御が実行されているときに用いられる停止位置決定テーブル67aは、当選した特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能に、リール31の停止位置が定められている。
(操作順番検出手段)
操作順番検出手段67bは、役抽選手段61による役の抽選で、小役1に当選したときに、ストップスイッチ42の操作順番を検出するものである。ストップスイッチ42は、各リール31ごとに(左、中、右のリール31ごとに)それぞれ設けられているが、1番目(最初)に操作されたストップスイッチ42が左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるか、さらに2番目に操作されたストップスイッチ42が左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるかを検出する。各ストップスイッチ42には、それぞれ操作されたときに、識別信号が操作順番検出手段67bに送信され、その識別信号に基づいてストップスイッチ42の操作順番を検出する。
図柄配列データ記憶手段67cは、左、中、及び右の各リール31について、図柄配列データを記憶したものである。ここで、「図柄配列データ」とは、各リール31ごとに、図柄番号に対応する図柄の種類を特定したものであり、小役1の当選時に、それぞれ、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるときに用いられるものである。
ただし、ストップスイッチ42の操作順番に対応させて、停止位置決定テーブル67を設けても良いのは勿論である。
停止図柄判別手段68は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31上の図柄を判別するとともに、有効ラインの図柄の組合せが、いずれかの役の図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。
停止図柄判別手段68は、例えば、モータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
入賞処理手段69は、停止図柄判別手段68により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役の図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
なお、リプレイの入賞時は、メダルを払出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段70は、通常遊技から特別遊技(BB遊技又はRB遊技)への移行、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技から通常遊技への移行等を制御するものである。
例えば、BBの入賞時は通常遊技からBB遊技に移行させ、RBの入賞時には通常遊技からRB遊技に移行させる。移行時には、特別遊技に移行する旨を遊技者に知らせるために、ランプ23の点灯、スピーカ22からのサウンドの出力、画像表示装置50による画像表示等、各種の演出を行うように制御する。
特別遊技制御手段70は、BB遊技においては、最初に第1遊技(一般遊技)を開始させる。この第1遊技は、通常遊技と同様に、所定枚数(例えば、3枚)以内のメダルを投入して遊技を行うものであり、この第1遊技で役抽選手段61により抽選される役は、特定小役及び第2遊技(ボーナス遊技)に移行するための移行役である。この第1遊技では、遊技回数の上限が例えば30回と予め定められている。そして、特別遊技制御手段70は、第1遊技での遊技回数をカウントし続ける。
なお、特定小役に当選したときのリール制御手段67によるリール31の制御は、小役1が当選したときと同様であり、ストップスイッチ42の操作順番に応じて、当選した特定小役を入賞させない停止位置決定テーブル67aを用いた停止制御、又は図柄配列データを用いた図柄の停止制御が行われる。
なお、ストップスイッチ42の操作順番は、上述したように6通りあるので、報知遊技と、報知遊技でない遊技とでは、特定小役に当選したときに、特定小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(入賞する)確率に、6倍の差がつくことになる。
よって、報知遊技では、報知遊技でない遊技以上に、メダル獲得数が増加し、遊技者にとって有利となる。
情報送信手段71は、役抽選手段61による役の抽選結果情報、スタートスイッチ41が操作された旨の操作情報、ストップスイッチ42が操作された旨の操作情報、遊技タイプ選択手段63により選択された遊技タイプの情報(セットされている役抽選テーブル62の情報(RT1〜RT7等の情報)も含む)等をサブ制御手段60bに送信するものである。
なお、役抽選手段61による役の抽選で小役1又は特定小役に当選したときには、当選した小役1の図柄の組合せを有効ラインに停止させるためのストップスイッチ42の操作順番に関する情報も送信される。
(情報受信手段)
情報受信手段81は、情報送信手段71により送信されてくる、役抽選手段61による役の抽選結果情報、スタートスイッチ41が操作された旨の操作情報、ストップスイッチ42が操作された旨の操作情報、遊技タイプ選択手段63により選択された遊技タイプの情報(セットされている役抽選テーブル62の情報(RT1〜RT7等の情報)も含む)等を受信するものである。
サブ制御手段60b側では、受信した情報に基づいて、演出内容を決定したり、所定の抽選等を行う。
報知制御手段82は、報知遊技を実行するか否かの決定、及び報知遊技の実行等を制御するものである。
第1に、報知制御手段82は、遊技タイプBが選択されているときには、通常遊技中、毎遊技報知遊技へ移行するか否かの抽選(ソフトウェア乱数等を用いて行われる)を行い、この抽選に当選すると報知遊技を実行することに決定する。この抽選では、例えば1/500の確率で、報知遊技を実行することに決定される。そして、この抽選に当選したときは、報知遊技を実行することに決定し、当選しなかったときには、通常遊技(非報知遊技)を継続することに決定する。
なお、この抽選に当選したときには、後述するリール画像表示制御手段83cは、図5(b)に示すように、リール画像における「BAR」−「BAR」−「BAR」の図柄の組合せを有効ラインに停止表示するように制御する。
また、報知遊技の遊技回数は、例えば、20遊技に設定されており、この20遊技間に小役1が当選したときには、その当選した小役1を入賞させるためのストップスイッチ42の操作順番が報知されるように制御する。
なお、報知遊技の遊技回数を予め定めておくのではなく、その都度(報知遊技を実行するときに)抽選により遊技回数を決定しても良い。
なお、報知制御手段82は、遊技タイプAが選択されているときには、通常遊技中又はBB遊技中のいずれの場合であっても、報知遊技は実行されない。
報知制御手段82により報知遊技に移行すると、通常遊技中と同様に役抽選手段61による役の抽選が行われる。そして、小役1又は特定小役に当選したときは、メイン制御手段60aの情報送信手段71は、その当選した小役1又は特定小役を入賞させるためのストップスイッチ42の操作順番の情報も併せてサブ制御手段60bに送信する。これにより、情報受信手段81は、小役1又は特定小役に当選した旨の情報を受信したときは、ストップスイッチ42の操作順番の情報も併せて受信する。報知制御手段82は、この受信したストップスイッチ42の操作順番の情報に基づいて、ストップスイッチ42の操作順番を報知するように制御する。
演出制御手段83は、画像表示装置50による演出を制御するものであり、以下に示す表示図柄パターン記憶手段83a、表示図柄パターン選択手段83b、及びリール画像表示制御手段83cを備える。
表示図柄パターン記憶手段83aは、リール画像に表示される複数種類の表示図柄パターンを記憶したものである。本実施形態では、表示図柄パターンは、遊技タイプに対応して3種類設けられている。図8は、遊技タイプAに対応する表示図柄を示すものであり、図9は、遊技タイプBに対応する表示図柄を示すものであり、図10は、遊技タイプCに対応する表示図柄を示すものである。図8、図9、及び図10には、それぞれ「赤7」、「青7」、「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」、及び「リプレイ」の図柄が示されているが、同じ「赤7」、「青7」、「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「チェリー」、及び「リプレイ」の図柄であっても、遊技タイプによって、それぞれ色彩やデザイン等が異なるように設定されている。
したがって、表示図柄パターン記憶手段83aには、遊技タイプごとに、リール画像に表示する上述の表示図柄(図8、図9、及び図10)と、その図柄配列(図3(a)、図3(b)、及び図3(c))が記憶されている。
表示図柄パターン選択手段83bは、遊技タイプ選択手段63により選択された遊技タイプに基づいて、表示図柄パターン記憶手段83aから表示図柄パターンを選択するものである。
例えば、受信した遊技タイプの選択情報が、遊技タイプAが選択された旨の情報であるときは、遊技タイプAに対応する表示図柄パターンを表示図柄パターン記憶手段83aから選択する。すなわち、遊技タイプAに対応する表示図柄パターンとして、図8に示す表示図柄により構成された図3(a)の図柄配列が選択される。同様に、例えば、受信した遊技タイプの選択情報が、遊技タイプBが選択された旨の情報であったときは、図9に示す表示図柄により構成された図3(b)の図柄配列からなる表示図柄パターンを選択する。さらに、受信した遊技タイプの選択情報が、遊技タイプCが選択された旨の情報であったときは、図10に示す表示図柄により構成された図3(c)の図柄配列からなる表示図柄パターンを選択する。
リール画像表示制御手段83cは、スタートスイッチ41が操作されたとき(スタートスイッチ41が操作された旨の情報をサブ制御手段60bが受信したとき)に、リール画像の回転表示を行うように制御するとともに、ストップスイッチ42が操作されたとき(ストップスイッチ42が操作された旨の情報をサブ制御手段60bが受信したとき)に、そのストップスイッチ42に対応するリール画像を停止表示させるように制御するものである。すなわち、リール画像表示制御手段83は、リール31の回転動作及び停止動作に連動させるようにリール画像を表示制御する。
このように、リール画像表示制御手段83cは、遊技タイプが選択されると、画像表示を、選択された遊技タイプに対応した表示図柄パターンに切り替えるように制御するものである。
したがって、リール画像表示制御手段83cは、役の抽選結果情報、及びストップスイッチ42が操作された旨の情報等をサブ制御手段60bが受信したときは、遊技タイプの選択情報及び制御状態(特別役非入賞制御又は特別役入賞制御)の情報に基づいて、リール画像の停止表示を行う。
図11は、メイン制御手段60aにおける内部中(特別役の当選が持ち越されている状態)の処理の流れを示すフローチャートである。また、図12は、図11に続くフローチャートであり、全てのリール31が停止した後の処理の流れを示すフローチャートである。また、図13は、図11に続くフローチャートであり、非内部中(特別役の当選が持ち越されていない状態)の処理の流れを示すフローチャートである。さらに、図14は、サブ制御手段60bにおける演出の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、本フローチャートでは省略するが、スタートスイッチ41が操作されることで、この役の抽選が行われる。
次のステップS4では、情報送信手段71は、役の抽選結果をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
なお、セットされている役抽選テーブル62は、RT5からRT7のいずれかであるので、リール制御制御手段67は、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止可能にリール31を停止制御する(特別役入賞制御)。
また、情報送信手段71は、選択された遊技タイプの情報をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
次のステップS17では、遊技回数抽選手段64aは、遊技回数の抽選を行う。そして、ステップS23に進む。
また、情報送信手段71は、選択された遊技タイプの情報をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
次のステップS20では、遊技回数抽選手段64aは、遊技回数の抽選を行う。そして、ステップS23に進む。
また、情報送信手段71は、選択された遊技タイプの情報をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
次のステップS22では、遊技回数抽選手段64aは、遊技回数の抽選を行う。そして、ステップS23に進む。
ステップS36では、遊技回数Gが遊技回数抽選手段64aにより決定された遊技回数に到達したか否かを判別する。そして、遊技回数Gが遊技回数抽選手段64aにより決定された遊技回数に到達したと判別したときには、ステップS37に進み、遊技回数Gが遊技回数抽選手段64aにより決定された遊技回数に到達していないと判別したときには、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、情報送信手段71は、RT5からRT7のいずれかの役抽選テーブル62がセットされた旨、すなわち、特別役入賞制御が実行される遊技へ移行された旨の情報をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
なお、本フローチャートでは省略するが、スタートスイッチ41が操作されることで、この役の抽選が行われる。
次のステップS51では、情報送信手段71は、役抽選手段61による役の抽選結果をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
次のステップS54では、情報送信手段71は、セットした役抽選テーブル62の情報、すなわち、セットされた役抽選テーブル62に対応する遊技タイプの情報をサブ制御手段60b(情報受信手段81)に送信する。
ステップS56では、メイン制御手段60aは、ストップスイッチ42が操作(オン)されたか否かを判別し続け、ストップスイッチ42がオンされたと判別したときには、ステップS57に進む。
そして、次のステップS58では、メイン制御手段60aは、全てのリール31が停止したか否かを判別する。そして、全てのリール31が停止したと判別したときには、ステップS59に進み、全てのリール31が停止していないと判別したときには、ステップS56に戻る。
図14のステップS70では、情報送信手段71からの抽選結果情報を情報受信手段81が受信したか否かを判別し続ける。そして、抽選結果情報を受信したと判別したときには、ステップS71に進む。
次のステップS75では、遊技遊技の遊技回数Nが所定回数に到達したか否かを判別する。そして、報知遊技の遊技回数Nが所定回数に到達したと判別したときには、ステップS76に進み、AT遊技を終了する。一方、報知遊技の遊技回数Nが所定回数に到達していないと判別したときには、ステップS86に進む。
なお、ATを実行するか否かの抽選は、遊技タイプが遊技タイプBのときであって、役抽選手段61による役の抽選で小役2若しくは小役3に当選したとき、又はいずれの役にも当選しなかったときに、それぞれ小役2当選時の1/3、小役3当選時の1/10、又はいずれの役にも当選したかった時の1/1の確率で当選するように設定される。
ステップS80では、抽選結果に応じた所定の演出を選択し、ステップS86に進む。
次のステップS83では、遊技タイプの選択情報を検知し続ける。そして、遊技タイプの選択情報を受信すると、ステップS84に進み、表示図柄パターン選択手段83bは、選択された遊技タイプに応じた表示図柄パターンを選択する。
一方、いずれかの役の入賞情報がBBの入賞情報でないと判別したときには、ステップS89に進み、入賞情報に応じた演出処理を行う。
(1)実施形態では、スロットマシン10に設定される複数種類の遊技タイプとして、報知遊技が実行されない遊技タイプAと、通常遊技中、所定の条件を満たしたときに、報知遊技が実行される遊技タイプBと、特別遊技中、報知遊技が実行される遊技タイプCの3種類の遊技タイプを設けた。
しかし、遊技タイプの遊技内容及び遊技タイプの種類は、これらに限定されるものではなく、前記3種類の遊技内容とは異なる遊技内容の遊技タイプを設けても良く、また、スロットマシン10に設定される遊技タイプの種類は3種類に限定されない(遊技タイプを3種類以上としても良いし、反対に、遊技タイプを2種類としても良い)。
そして、選択された遊技タイプに応じて、図柄配列を切り替える場合には、各リール画像に表示される複数種類の図柄配列パターンを記憶した図柄配列パターン記憶手段と、遊技タイプ選択手段により選択された遊技タイプに基づいて、リール画像の図柄配列パターンを、図柄配列パターン記憶手段から選択する図柄配列パターン選択手段とを設ける。そして、リール画像表示制御手段83cは、図柄配列パターン選択手段により所定の図柄配列パターンが選択されたときには、その選択された図柄配列パターンを有するリール画像を表示するように制御する。
そして、選択された遊技タイプに応じて、画面デザインを切り替える場合には、画像表示装置50の表示画面の画面デザインを複数種類記憶した画面デザインパターン記憶手段と、遊技タイプ選択手段により選択された遊技タイプに基づいて、画像表示装置50の表示画面の画面デザインを、画面デザインパターン記憶手段から選択する画面デザインパターン選択手段とを設ける。そして、リール画像表示制御手段83cは、画面デザインパターン選択手段により所定の画面デザインパターンが選択されたときには、その選択された画面デザインパターンを画像表示装置50の表示画面に表示するように制御する。
なお、遊技タイプの選択は、表示画面のインフォメーションに従って、実施形態と同様に、ストップスイッチを操作するようにしても良いし、表示画面上に遊技タイプ切替え用のスイッチを設け、このスイッチを操作することにより遊技タイプを切り替えるようにしても良い(この場合、表示画面はタッチパネル方式のものとなる)。
11 基体部
12 フロントマスク部
12a リール図柄表示窓
12b 画像表示窓
12c 遊技関連情報表示領域
22 スピーカ
23 ランプ
30 リールユニット
31 リール
32 モータ
33 バックランプ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル受け皿
45 ベットスイッチ
50 画像表示装置
60 遊技制御手段
60a メイン制御手段
60b サブ制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 遊技タイプ選択手段
64 移行決定手段
64a 遊技回数抽選手段
64b 移行抽選手段
65 抽選結果記憶手段
66 特別役当選持越し手段
67 リール制御手段
67a 停止位置決定テーブル
67b 操作順番検出手段
67c 図柄配列データ記憶手段
68 停止図柄判別手段
69 入賞処理手段
70 特別遊技制御手段
71 情報送信手段
81 情報受信手段
82 報知制御手段
83 演出制御手段
83a 表示図柄パターン記憶手段
83b 表示図柄パターン選択手段
83c リール画像表示制御手段
101 電源ユニット
102 メダル払出し装置
103 支持板
104 メイン制御基板
105 ケース
108 サブ制御基板
Claims (9)
- 遊技内容の異なる複数種類の遊技タイプを備えるスロットマシンであって、
複数種類の図柄を表示したリールを複数並設し、停止時の図柄の組合せにより当該遊技結果を表示するためのリール群と、
前記リールの数と少なくとも同数のリール画像からなるリール画像群を電気的に画像表示するとともに、前記リール画像の回転表示若しくは停止動作表示又は停止表示時の図柄の組合せのうち少なくとも1つによって、当該遊技における演出を画像表示する画像表示装置と、
前記リールの数と同数だけ設けられ、対応する前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備え、
1つの前記ストップスイッチに対応する1つの前記リール及び1つの前記リール画像が予め定められており、
役の抽選を行う役抽選手段と、
遊技者の所定の操作により、複数種類の前記遊技タイプの中からいずれかの前記遊技タイプを選択する遊技タイプ選択手段と、
前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記ストップスイッチが操作されたときに、そのストップスイッチに対応する前記リールを停止させるように制御するリール制御手段と、
各前記リール画像に表示される複数種類の表示図柄パターンを記憶した表示図柄パターン記憶手段と、
前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプに基づいて、各前記リール画像の表示図柄パターンを、前記表示図柄パターン記憶手段から選択する表示図柄パターン選択手段と、
前記ストップスイッチが操作されたときに、そのストップスイッチに対応する前記リール画像を停止表示するように制御するリール画像表示制御手段とを備え、
前記役抽選手段は、通常遊技中は、特別役を含めて役の抽選を行い、
通常遊技中に前記役抽選手段による役の抽選で特別役に当選したときは、特別役の図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御する特別役当選持越し手段を備え、
複数種類の前記遊技タイプは、第1遊技タイプと、特定の遊技期間の遊技媒体獲得数期待値が前記第1遊技タイプより多い第2遊技タイプとを含み、
複数種類の前記遊技タイプのうちの少なくとも前記第1遊技タイプ及び前記第2遊技タイプは、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させない特別役非入賞制御が実行される遊技と、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能な特別役入賞制御が実行される遊技とからなり、
前記特別役非入賞制御が実行される遊技を、前記特別役入賞制御が実行される遊技へ移行させるか否かを決定する移行決定手段を備え、
前記移行決定手段では、前記遊技タイプ選択手段により前記第2遊技タイプが選択されたときは、前記第1遊技タイプが選択されたときよりも、特別役入賞制御が実行される遊技へ移行しにくく設定されており、
前記リール群の特別役の図柄の組合せに対応する前記リール画像群の所定の図柄の組合せが予め定められており、
前記リール制御手段は、前記特別役当選持越し手段により特別役の当選が持ち越されているときに、前記特別役非入賞制御を実行するとともに、前記移行決定手段により前記特別役入賞制御が実行される遊技へ移行することに決定されたときには、前記特別役入賞制御を実行するように制御し、
前記リール画像表示制御手段は、前記表示図柄パターン選択手段により選択された表示図柄パターンを前記リール画像として表示するとともに、前記リール制御手段により前記特別役非入賞制御が実行されているときには、前記リール群の特別役の図柄の組合せに対応する前記リール画像群の所定の図柄の組合せを有効ラインに停止表示させない制御を実行し、前記リール制御手段により前記特別役入賞制御が実行されているときには、前記リール群の特別役の図柄の組合せに対応する前記リール画像群の所定の図柄の組合せを有効ラインに停止表示可能なように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
各前記リール画像に表示される複数種類の図柄配列パターンを記憶した図柄配列パターン記憶手段と、
前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプに基づいて、前記リール画像の図柄配列パターンを、前記図柄配列パターン記憶手段から選択する図柄配列パターン選択手段とを備え、
前記リール画像表示制御手段は、前記図柄配列パターン選択手段により所定の図柄配列パターンが選択されたときには、その選択された図柄配列パターンを有する前記リール画像を表示するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記画像表示装置の表示画面の画面デザインを複数種類記憶した画面デザインパターン記憶手段と、
前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプに基づいて、前記画像表示装置の表示画面の画面デザインを、前記画面デザインパターン記憶手段から選択する画面デザインパターン選択手段とを備え、
前記リール画像表示制御手段は、前記画面デザインパターン選択手段により所定の画面デザインパターンが選択されたときには、その選択された画面デザインパターンを前記画像表示装置の表示画面に表示するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記リール画像表示制御手段は、遊技者による前記遊技タイプの選択時においては、前記画像表示装置の表示画面を、前記リール画像群が表示されている画面から遊技タイプ選択用の画面に切り替える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記移行決定手段は、前記特別役非入賞制御を実行する遊技回数を抽選により決定する遊技回数抽選手段を含み、
前記遊技タイプ選択手段により前記第2遊技タイプが選択されたときは、前記第1遊技タイプが選択されたときよりも、前記遊技回数抽選手段により決定される遊技回数の平均値が多くなるように設定されており、
前記リール制御手段は、前記遊技回数抽選手段で決定された遊技回数だけ前記特別役非入賞制御を実行するとともに、前記特別役非入賞制御を実行した遊技回数が前記遊技回数抽選手段で決定された遊技回数に到達したときは、前記特別役入賞制御を実行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記移行決定手段は、前記特別役非入賞制御を実行する遊技から前記特別役入賞制御を実行する遊技へ移行させるか否かを抽選により決定する移行抽選手段を含み、
前記遊技タイプ選択手段により前記第2遊技タイプが選択されたときは、前記第1遊技タイプが選択されたときよりも、前記移行抽選手段による前記特別役入賞制御が実行される遊技への移行確率が低く設定されており、
前記リール制御手段は、前記特別役当選持越し手段により特別役の当選が持ち越されているときに、前記特別役非入賞制御を実行するとともに、前記移行抽選手段により前記特別役入賞制御が実行される遊技へ移行することに決定されたときには、前記特別役入賞制御を実行するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段により抽選される役の種類及び各役の当選確率を定めた複数の役抽選テーブルを備え、
それぞれの前記役抽選テーブルは、役の当選確率が異なるように設定されており、
前記遊技タイプ選択手段により選択された前記遊技タイプごとに異なる前記役抽選テーブルが用いられるとともに、同一遊技タイプであっても、前記特別役非入賞制御が実行される遊技と前記特別役入賞制御が実行される遊技とでは、異なる前記役抽選テーブルが用いられる
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記遊技タイプ選択手段は、特別遊技の終了後の最初の通常遊技で、前記遊技タイプを選択するための遊技者の所定の操作を有効とし、特別遊技の終了後の最初の通常遊技において、遊技者による所定の操作を検知したときには、その操作に対応する前記遊技タイプを選択するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
複数の前記ストップスイッチは、第1ストップスイッチと、第2ストップスイッチとを含み、
前記遊技タイプ選択手段は、複数種類の前記遊技タイプを、前記ストップスイッチの操作により選択するとともに、所定の条件を満たしたときに、最初に操作された前記ストップスイッチが、前記第1ストップスイッチであると検知したときには、前記第1遊技タイプを選択し、最初に操作された前記ストップスイッチが、前記第2ストップスイッチであると検知したときには、前記第2遊技タイプを選択するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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