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JP2005287146A - 車両の電源装置 - Google Patents

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JP2005287146A JP2004095739A JP2004095739A JP2005287146A JP 2005287146 A JP2005287146 A JP 2005287146A JP 2004095739 A JP2004095739 A JP 2004095739A JP 2004095739 A JP2004095739 A JP 2004095739A JP 2005287146 A JP2005287146 A JP 2005287146A
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Nashie Awane
梨絵 粟根
Tsukasa Harada
司 原田
Tadashi Yagumo
正 八雲
Tatsuro Takahashi
達朗 高橋
Tetsuya Nishisato
鉄也 西里
Haruhiro Hirano
晴洋 平野
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  • Secondary Cells (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Abstract

【課題】 少なくとも2つのバッテリを備えた構成で、良好なバッテリの充電効率を確保し、また、バッテリの劣化や故障の発生を抑制し得る車両の電源装置を提供する。
【解決手段】 車両に搭載される電源装置において、エンジンを始動させるためのスタータモータを起動させる第1のバッテリ及び第2のバッテリと、上記第1及び第2のバッテリに給電し該バッテリを充電するオルタネータと、上記第1及び第2のバッテリとオルタネータとの間に配置され、所定条件下でオンオフ切替え動作を行なうリレー手段と、上記リレー手段の切替え動作を制御する制御手段と、第1及び第2のバッテリの残存容量を検出する残存容量検知手段とを設ける。制御手段は、残存容量検知手段から取得された情報に基づき、残存容量の少ない方のバッテリを優先して、第1及び第2のバッテリが交互に充電されるように、リレー手段を切り替える。
【選択図】図3

Description

この発明は、自動車等の車両に搭載される電源装置に関する。
近年、省エネルギー及び環境保護の観点から、車両停止時にエンジンを一時停止させ、発進時にスタータでエンジンを再始動させるアイドルストップが奨励されている。しかし、このアイドルストップでは、スタータを作動させる際、バッテリからスタータへ給電されるが、エンジン再始動を繰り返すと、オルタネータからのバッテリ充電が充分にできず、結果として、スタータを始動させる際に、エンジン始動性が悪化することがある。
かかるスタータの繰り返し作動を考慮して、従来では、少なくとも2つのバッテリを用いて、エンジンの再始動を円滑にし、且つ、バッテリが著しく劣化するのを抑制することができるエンジン自動始動システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。このシステムでは、複数のバッテリと、これらバッテリを並列接続又は直列接続にするリレーと、エンジンを再始動させるスタータ機能とエンジンにより駆動されて発電する発電機能とを有する始動発電機と、車両停止によりエンジンを一時停止させ、車両発進の指示が出されると始動発電機へ通電してエンジンを再始動させる制御器と、が設けられ、エンジン運転中には制御器に基づいてリレーにより並列接続させてバッテリを始動発電機により充電が行なわれ、エンジン一時停止中に車両発進の指示が出されると、制御器に基づいてリレーにより並列接続側から直列接続側に切り替えられ、直列接続時電圧がインバータを介して始動発電機へ通電されてエンジンが再始動させられる。
特開2003−155968号公報
ところで、バッテリの特性としては、充電を続けると、例えば鉛のバッテリを採用した場合にはバッテリ内の電極まわりの硫酸濃度が高くなり、充電効率が低下すること、また、充放電を繰り返すにつれ、電極の劣化が進むこと、更に、過充電や過放電に起因して故障が生じる等が知られている。複数のバッテリが設けられた電源装置の構成においては、通常、1つのオルタネータから1つ又は複数のバッテリに対して充電が行なわれるが、かかる特性を考慮しつつオルタネータと各バッテリとの接続を切り替えるようにした制御が必要である。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、少なくとも2つのバッテリを備えた構成で、良好なバッテリの充電効率を確保し、また、バッテリの劣化や故障の発生を抑制し得る車両の電源装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、車両に搭載される電源装置において、エンジンを始動させるためのスタータモータを起動させる第1のバッテリ及び第2のバッテリと、上記第1及び第2のバッテリに給電し該バッテリを充電するオルタネータと、上記第1及び第2のバッテリとオルタネータとの間に配置され、所定条件下でオンオフ切替え動作を行なうリレー手段と、該リレー手段の切替え動作を制御する制御手段と、を有しており、該制御手段は、上記第1及び第2のバッテリが交互に充電されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、更に、上記第1及び第2のバッテリの残存容量を検出する残存容量検知手段を有しており、上記制御手段は、上記残存容量検知手段から取得された情報に基づき、残存容量の少ない方のバッテリが充電されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、上記制御手段は、上記残存容量検知手段から取得された情報に基づき、充電されているバッテリの残存容量が充電されていないバッテリの残存容量を所定量上回ったことを検知すると、それまで充電されていなかったバッテリが充電されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項2又は3に係る発明において、上記制御手段は、上記残存容量検知手段から取得された情報に基づき、一方のバッテリが満充電状態にあることを検知すると、該バッテリの充電が停止されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴としたものである。
また、更に、本願の請求項5に係る発明は、請求項1〜4に係る発明のいずれか一において、上記第1のバッテリが、エンジンを始動させるための第1のスタータモータを起動させるバッテリであり、上記第2のバッテリが、アイドルストップ時に停止したエンジンを再始動させるための第2のスタータモータを起動させるバッテリであることを特徴としたものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、2つのバッテリを交互に充電することで、第1及び第2のバッテリをそれぞれ充電する上で良好な充電効率を確保することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、残存容量の少ない方のバッテリが優先して充電されるため、第1及び第2のバッテリ間で均衡のとれた充電を実現することができる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、充電されているバッテリの残存容量が充電されていないバッテリの残存容量を所定量上回った時点で、充電対象のバッテリが切り替えられるため、所定量の設定次第で、使用頻度等を考慮したバッテリの重み付けを行なうことができる。
また、更に、本願の請求項4に係る発明によれば、過充電によるバッテリ故障の発生を防止することができる。
また、更に、本願の請求項5に係る発明によれば、上記各請求項に係る発明が奏する効果に加え、アイドルストップに伴うエンジン再始動を円滑にすることが可能である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る車両の電源装置を概略的に示す図である。この電源装置1は、エンジン(不図示)を始動させるための第1のスタータモータM1に給電して、該第1のスタータモータM1を起動させる第1のバッテリB1と、アイドルストップ時に、エンジンを再始動させるための第2のスタータモータM2に給電して、該第2のスタータモータM2を起動させる第2のバッテリB2と、を備えている。第1及び第2のバッテリB1及びB2は、互いに等しい蓄電容量を有するものである。
電源装置1は、また、第1及び第2のバッテリB1及びB2の充電に際し、それらに電力を供給するオルタネータAと、オルタネータAから第1のバッテリB1への給電をオンオフする第1及び第2のリレーR1及びR2と、を備えている。第1及び第2のリレーR1及びR2は、オルタネータAに対して、両者が互いに並列に配列されるように接続されており、また、第1のリレーR1には、第1のバッテリB1が直列に接続され、他方、第2のリレーR2には、第2のバッテリB2が直列に接続されている。更に、第1のバッテリB1には、第1のスタータモータM1が該第1のバッテリB1から受電可能に接続され、他方、第2のバッテリB2には、第2のスタータモータM2が該第2のバッテリB2から受電可能に接続されている。
また、図1に示すように、かかる電源装置1に対して、車両に装備される照明器やオーディオ機器等の電装補器類L1〜Lnが、オルタネータA又は第1及び第2のバッテリB1及びB2から受電可能に接続されている。通常、これらの電装補器類L1〜Lnに対しては、エンジン作動状態において、オルタネータAから給電が行なわれ、エンジン停止状態においては、バックアップ電源として第1及び第2のバッテリB1及びB2に蓄えられた電気が暗電流として供給される。
電源装置1は、更に、第1及び第2のリレーR1及びR2の切替え動作を制御し得る制御回路Cを備えている。この制御回路Cは、第1及び第2のバッテリB1及びB2側で検知される各バッテリの残存容量P1,P2をあらわす情報,車速センサにより検知される車両の走行速度(車速)をあらわす情報,エンジン停止時間測定タイマーにより測定されるエンジン停止からの経過時間をあらわす情報,ユーザが携帯する送信機から送られてくるドアロック・アンロック信号を受信するキーレスエントリ用の受信機での受信情報,エンジン制御ユニットの作動状態を切り替えるイグニッションスイッチのオンオフ状態をあらわす情報,パーキングブレーキの操作状態をあらわす情報、及び、変速操作を行なうチェンジレバーの操作状態をあらわす情報、並びに、ドアスイッチにより検知されたドアの開閉状態をあらわす情報などの各種情報を取得することができる。そして、制御回路Cは、これらの情報に基づき、所定の判断を行い、第1及び第2のリレーR1及びR2のオンオフ切替え動作を制御する。
制御回路Cにより、第1のリレーR1がオン状態(閉状態)に設定されると、オルタネータAからの給電により第1のバッテリB1が充電され、また、第1のリレーR1がオフ状態(開状態)に設定されると、第1のバッテリB1は、オルタネータA及び電装補器類L1〜Lnから切り離され、第1のスタータモータM1を起動させ得る状態となる。
他方、第2のリレーR2がオン状態(閉状態)に設定されると、オルタネータAからの給電により第2のバッテリB2が充電され、オフ状態に設定されると、第2のバッテリB1は、オルタネータA及び電装補器類L1〜Lnから切り離され、第2のスタータモータM2を起動させ得る状態となる。
更に、制御回路Cは、必要に応じて、第1及び第2のリレーR1及びR2をオン状態に設定し、第1及び第2のバッテリB1及びB2の両方から、第1のスタータモータM1へ給電し該第1のスタータモータM1を起動させる、若しくは、第2のスタータモータM2へ給電し該第2のスタータモータM2を起動させるような制御を行なうことも可能である。
本実施形態に係る電源装置1では、第1及び第2のバッテリB1及びB2の良好な充電効率を確保し、また、第1及び第2のバッテリB1及びB2の劣化や故障の発生を抑制するために、オルタネータAと第1及び第2のバッテリB1及びB2との接続状態を決める第1及び第2のリレーR1及びR2のオンオフ切替え動作について工夫がなされている。具体的には、第1及び第2のバッテリB1及びB2が交互に充電されるように、第1及び第2のリレーR1及びR2のオンオフ切替え動作が制御される。そして、それらの切替えは、第1及び第2のバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2に基づき、残存容量の少ない方のバッテリが充電されるように行なわれる。また、バッテリが満充電状態になった場合には、オルタネータAからそのバッテリへの給電が停止されるように、切替えが行なわれる。
図2は、このような第1及び第2のリレーR1及びR2の切替え時における第1及び第2のバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2をあらわす図である。まず、図2の(a)には、第1のリレーR1が閉状態にかつ第2のリレーR2が開状態に設定され、第1のバッテリB1が充電されている状態が示されている。この状態においては、第1のバッテリB1の残存容量P1が、ハッチングを付した矩形で示す容量から白抜き矩形で示す容量が上乗せされた容量となっており、また、第2のバッテリB2の残存容量P2に対してp1だけ上回っている。本実施形態では、図2の(a)に示すように、第1のバッテリB1の残存容量P1が第2のバッテリB2の残存容量P2に対してp1だけ上回った時点で、第2のバッテリB2の充電に切り替わるように、第1のリレーR1が開状態にかつ第2のリレーR2が閉状態に設定される。
次に、図2の(b)には、第1のリレーR1が開状態にかつ第2のリレーR2が閉状態に設定され、第2のバッテリB2が充電されている状態が示されている。この状態においては、第2のバッテリB2の残存容量P2が、ハッチングを付した矩形で示す容量から白抜き矩形で示す容量が上乗せされた容量となっており、また、第1のバッテリB1の残存容量P1に対してp2だけ上回っている。本実施形態では、図2の(b)に示すように、第2のバッテリB2の残存容量P2が第1のバッテリB1の残存容量P1に対してp2だけ上回った時点で、第1のバッテリB1の充電に切り替わるように、第1のリレーR1が閉状態にかつ第2のリレーR2が開状態に設定される。
なお、充電対象とするバッテリを切り替える時点での残存容量の差p1及びp2を任意に設定可能とすれば、第1及び第2のバッテリB1及びB2間で、使用頻度等を考慮した重み付けをその設定次第で行なうことができる。
図2の(a)及び(b)に示すような第1及び第2のバッテリB1及びB2の充電は、いずれか一方のバッテリが満充電状態になるまで交互に繰り返される。そして、図2の(c)に示すように、第1のリレーR1が閉状態にかつ第2のリレーR2が開状態に設定され、第1のバッテリB1が満充電状態、すなわち、残存容量P1がその最大値Pmaxをとる状態になると、第1のリレーR1が開状態に切り替えられて、オルタネータAから第1のバッテリB1への給電が停止される。第2のリレーR2が満充電状態になった場合にも、同様に、第2のリレーR2が開状態に切り替えられて、オルタネータAからの給電が停止される。
また、第1及び第2のバッテリB1及びB2が共に満充電状態になった場合には、第1及びリレーR1及びR2の両方が開状態に設定されて、オルタネータAから第1及び第2のバッテリB1及びB2への給電が共に停止される。
図3は、電源装置1によるリレー切替え制御処理についてのフローチャートである。この処理では、まず、第1及び第2のバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2が比較され、P1がP2よりも大きいか(P1>P2であるか)否かが判断される(S11)。その結果、P1がP2より大きいと判断された場合には、S15へ進む。他方、P1がP2以下であると判断された場合には、第1のリレーR1が閉状態にかつ第2のリレーR2が開状態に設定され(S12)、第1のバッテリB1の充電が行なわれる(S13)。
その後、P1がP2よりも大きいか否かが再度判断され(S14)、その結果、P1がP2以下であると判断された場合には、S13へ戻り、第1のバッテリB1の充電が続行される。他方、Sの14の結果、P1がP2より大きいと判断された場合には、引き続き、第1のバッテリB1が満充電状態にあるか否かが判断される(S15)。
S15の結果、第1のバッテリB1が満充電状態にあると判断された場合には、S19へ進む。他方、第1のバッテリB1が満充電状態にないと判断された場合には、第1のリレーR1が開状態にかつ第2のリレーR2が閉状態に設定され(S16)、第2のバッテリB2の充電が行なわれる(S17)。
その後、P2がP1よりも大きいか否かが判断され(S18)、その結果、P2がP1以下であると判断された場合には、S17へ戻り、第2のバッテリB2の充電が続行される。他方、P2がP1より大きいと判断された場合には、引き続き、第2のバッテリB2が満充電状態にあるか否かが判断される(S19)。
S19の結果、第2のバッテリB2が満充電状態にないと判断された場合には、S12へ戻り、それ以降のステップが繰り返される。他方、第2のバッテリB2が満充電状態にあると判断された場合には、オルタネータAから第1及び第2のバッテリB1及びB2への給電が停止されるような制御(オルタネータ制御)が行なわれ(S20)、以上で処理が終了される。
以上のように、本実施形態に係る電源装置1では、第1及び第2のバッテリB1及びB2が交互に充電されることで、各充電において良好な充電効率を確保することができる。また、それらの切替えが、第1及び第2のバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2に基づき、残存容量の少ない方のバッテリが優先して充電されるように行なわれることで、第1及び第2のバッテリB1及びB2の間で均衡のとれた充電を実現することができる。その結果として、満充電状態になるまでの充電を1回とした場合に、全体として1つのバッテリ当たりの充電回数が減るため、電極の劣化を抑制し、バッテリ自体の劣化を抑制することができる。更に、バッテリが満充電状態になった場合には、そのバッテリへの給電を停止しその充電を止めることで、過充電による故障の発生を防止することができる。
本実施形態のように、互いに等しい蓄電容量を有する第1及び第2のバッテリB1及びB2を採用した場合には、図3のS11,S14又はS18でそれらの残存容量P1,P2を比較するに際して、残存容量の絶対値を比較するが、例えば第1のバッテリB1の蓄電容量が第2のバッテリB2の蓄電容量を大きい場合など、互い異なる蓄電容量を有する第1及び第2のバッテリB1及びB2を採用した場合には、各バッテリの残存割合(すなわち残存容量/蓄電容量)を比較するようにしてもよい。これにより、第1及び第2のバッテリB1及びB2の間で均衡のとれた充電が一層確実に実現可能となる。このことはまた各バッテリの寿命を確保する上でも有効である。
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る車両の電源装置の基本構成を概略的に示す図である。 リレーR1及びR2の切替え時におけるバッテリB1及びB2の残存容量P1及びP2をあらわす図である 上記電源装置によるリレー切替え制御処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1…電源装置
A…オルタネータ
B1…第1のバッテリ
B2…第2のバッテリ
L1,・・・,Ln…電装補器類
M1…第1のスタータモータ
M2…第2のスタータモータ
P1…第1のバッテリの残存容量
P2…第2のバッテリの残存容量
R1…第1のリレー
R2…第2のリレー

Claims (5)

  1. 車両に搭載される電源装置において、
    エンジンを始動させるためのスタータモータを起動させる第1のバッテリ及び第2のバッテリと、
    上記第1及び第2のバッテリに給電し該バッテリを充電するオルタネータと、
    上記第1及び第2のバッテリとオルタネータとの間に配置され、所定条件下でオンオフ切替え動作を行なうリレー手段と、
    上記リレー手段の切替え動作を制御する制御手段と、を有しており、
    上記制御手段は、上記第1及び第2のバッテリが交互に充電されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする車両の電源装置。
  2. 更に、上記第1及び第2のバッテリの残存容量を検出する残存容量検知手段を有しており、
    上記制御手段は、上記残存容量検知手段から取得される情報に基づき、残存容量の少ない方のバッテリが充電されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項1記載の車両の電源装置。
  3. 上記制御手段は、上記残存容量検知手段から取得された情報に基づき、充電されているバッテリの残存容量が充電されていないバッテリの残存容量を所定量上回ったことを検知すると、それまで充電されていなかったバッテリが充電されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項2記載の車両の電源装置。
  4. 上記制御手段は、上記残存容量検知手段から取得された情報に基づき、一方のバッテリが満充電状態にあることを検知すると、該バッテリの充電が停止されるように、上記リレー手段を切り替えることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両の電源装置。
  5. 上記第1のバッテリが、エンジンを始動させるための第1のスタータモータを起動させるバッテリであり、上記第2のバッテリが、アイドルストップ時に停止したエンジンを再始動させるための第2のスタータモータを起動させるバッテリであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の車両の電源装置。
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