JP2005262996A - 車両の制動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 運転者の操作または車両挙動に基づいて、ホイルシリンダ内のブレーキ液圧を少なくともポンプ駆動手段に対する指令により制御するブレーキ液圧制御手段を備えた車両の制動制御装置において、ブレーキ液の温度を測定する温度測定手段と、温度測定手段により測定されたブレーキ液の温度と予め設定された所定値とを比較する比較手段とを設け、ブレーキ液圧制御手段は、比較手段により前記ブレーキ液の温度が所定値以下と判断されたときは、ポンプ駆動手段に対し、所定時間駆動する指令を出力することとした。
【選択図】 図1
Description
前輪側ブレーキアクチュエータ51には、ABS制御可能な増減圧バルブ及び減圧された油圧をリザーバに還流するモータポンプ等が内蔵されている。通常制動時はマスタシリンダ圧をそのまま前輪側ホイルシリンダ8に供給し、制動力を発生する。また、運転者の急制動操作により車輪がロック傾向になると、ロックを解除するために、増圧バルブを駆動し、マスタシリンダ3側から前輪側ホイルシリンダ8への液圧の供給を遮断する。そして、減圧バルブを適宜駆動することで、前輪側ホイルシリンダ8内の液圧を減圧し、車輪のロックを回避しつつ制動力を得る構成となっている。
後輪側ブレーキアクチュエータ52には、後述するブレーキバイワイヤ制御実行可能な油圧回路が構成されている。液圧センサWPにより検出された前輪側の液圧値はメインECU54に出力され、検出された液圧値に基づいて後輪の必要制動力を演算し、ブレーキ操作(ブレーキ操作力または操作量)に基づき制動力が演算される。
図2は、実施例1における前輪側油圧回路図である。前輪側はブースタ2を用いたブレーキシステムである。ブレーキペダル1を踏み込むと、マスタシリンダ3に液圧が発生する。マスタシリンダ3は、所謂タンデム型であり、油路34を介して供給する系統と、油路35を介して供給する系統にそれぞれ独立に同じ液圧を供給することができるものである。また、マスタシリンダ3にはブレーキ液を貯留するリザーバタンク25が設けられている。
ポンプ10,11による増圧時は、イン側ゲートバルブ6,7を開き、ポンプ10,11にブレーキ液を供給する。そして、アウト側ゲートバルブ15,16を閉じ、ブレーキ液のマスタシリンダへの流出を抑制することで行われる。この状態での減圧時は、イン側ゲートバルブ6,7を閉じ、アウトバルブ23,24あるいはアウト側ゲートバルブ15,16を開放することによりホイルシリンダ内のブレーキ液がマスタシリンダ側に流出することで行われる。
図3は、実施例1における後輪側油圧回路図である。後輪側はブレーキバイワイヤ制御を用いたブレーキシステムである。後輪の各輪に制動力を発生させるホイルシリンダ9,9は、マスタシリンダ3とは直接接続されておらず、油路62を介してリザーバタンク25と接続されている。各ホイルシリンダ9,9の液圧を増圧・保持・減圧可能な液圧制御バルブであるインバルブ72,73、アウトバルブ76,77、及びイン側ゲートバルブ70,71を有している。
イグニッション検出部54cによりイグニッションのONが検出されると、メインECU54において温度検出部54aによりブレーキ液の温度が検出される。温度比較部54bにより検出された温度が所定値より低い場合、ブレーキ液の粘度によりポンプの吐出機能が阻害されているとして、メインECU54はブレーキ液温上昇制御処理を行う。このブレーキ液温上昇制御処理が開始されてからの時間をカウンタ54eにより計測する。
図4は、実施例1のブレーキ液温上昇制御処理を示すフローチャートである。以下、各ステップについて説明する。
図5は、実施例1のブレーキ液温上昇制御処理において実行される温度計測制御処理を示すフローチャートである。以下、各ステップSについて説明する。
Val_T =( Val_V / Val_I / mRm )×( mTn + 234.5 )− 234.5
mRm は、温度が mTm のときの抵抗値を表す。
図6は、実施例1における比例制御弁の温度とデューティ出力との関係を表すタイムチャートである。
時刻t1において、比例制御弁の温度は比例制御弁温度下限閾値を下回り、低温フラグが立っている。よって、出力デューティを設定後、デューティ出力の許可を行い、比例制御弁において温度計測制御処理を行う。
温度比較部54bにより検出された温度が所定値より低い場合、ブレーキ液の粘度によりポンプの吐出機能が阻害されているとして、メインECU54はブレーキ液温上昇制御処理を行い、温度上昇制御処理が開始されてからの時間が所定時間を超過するまでブレーキ液温上昇制御処理を実行する。
イグニッションのON/OFFを検出するイグニッション検出部を備え、イグニッションON後にモータを回転させ、モータの電圧モニタ値からモータのロックを検出するモータロック検出手段を備え、ブレーキ液の温度が閾値を下回るとき、モータロック検出手段がモータのロックを検出する前にブレーキ液温上昇制御を行う。
2 ブースタ
3 マスタシリンダ
4 センサ
5 センサ
6 イン側ゲートバルブ
7 イン側ゲートバルブ
8 前輪側ホイルシリンダ
9 後輪側ホイルシリンダ
10 ポンプ
11 ポンプ
12 モータ
13 リザーバ
14 リザーバ
15 アウト側ゲートバルブ
16 アウト側ゲートバルブ
17 ワンウェイバルブ
18 ワンウェイバルブ
19 インバルブ
20 インバルブ
21 ワンウェイバルブ
22 ワンウェイバルブ
23 アウトバルブ
24 アウトバルブ
25 リザーバタンク
26 脈圧低減用オリフィス
27 脈圧低減用オリフィス
28 ワンウェイバルブ
29 ワンウェイバルブ
30 吸入チェック弁
31 吸入チェック弁
32 吸入チェック弁
33 吸入チェック弁
34 油路
35 油路
38 ダイヤフラム
39 ダイヤフラム
41 油路
42 油路
50 アイソレーションバルブ
51 前輪側ブレーキアクチュエータ
52 後輪側ブレーキアクチュエータ
60 アウト側ゲートバルブ
62 油路
70 イン側ゲートバルブ
71 イン側ゲートバルブ
72 インバルブ
73 インバルブ
74 ホイルシリンダ圧センサ
75 ホイルシリンダ圧センサ
76 アウトバルブ
77 アウトバルブ
78 ポンプ
79 ポンプ
80 モータ
81 脈圧低減用オリフィス
82 脈圧低減用オリフィス
83 ワンウェイバルブ
84 ワンウェイバルブ
85 吸入チェック弁
86 吸入チェック弁
90 ワンウェイバルブ
91 ワンウェイバルブ
92 ダイヤフラム
93 ダイヤフラム
Claims (2)
- 運転者の操作または車両挙動に基づいて、ホイルシリンダ内のブレーキ液圧を少なくともポンプ駆動手段に対する指令により制御するブレーキ液圧制御手段を備えた車両の制動制御装置において、
ブレーキ液の温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段により測定されたブレーキ液の温度と予め設定された所定値とを比較する比較手段とを設け、
前記ブレーキ液圧制御手段は、前記比較手段により前記ブレーキ液の温度が所定値以下と判断されたときは、前記ポンプ駆動手段に対し、所定時間駆動する指令を出力することを特徴とする車両の制動制御装置。 - 請求項1記載の車両の制動制御装置において、
前記ポンプ駆動手段はモータであって、
前記ブレーキ液圧制御手段は、前記温度測定手段により測定された前記ブレーキ液の温度が所定の閾値を下回る場合、前記モータの駆動デューティを低くすることを特徴とする車両の制動制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004077109A JP2005262996A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 車両の制動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004077109A JP2005262996A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 車両の制動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005262996A true JP2005262996A (ja) | 2005-09-29 |
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ID=35088002
Family Applications (1)
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JP2004077109A Pending JP2005262996A (ja) | 2004-03-17 | 2004-03-17 | 車両の制動制御装置 |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1762630A1 (en) | 2005-09-09 | 2007-03-14 | Ngk Insulators, Ltd. | Beryllium nickel copper alloy and method of manufacturing the same |
JP2009090723A (ja) * | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Toyota Motor Corp | 車輌の制動装置 |
JP2020069808A (ja) * | 2018-10-29 | 2020-05-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | ブレーキ制御装置 |
-
2004
- 2004-03-17 JP JP2004077109A patent/JP2005262996A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7141307B2 (ja) | 2018-10-29 | 2022-09-22 | 日立Astemo株式会社 | ブレーキ制御装置 |
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