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JP2005252539A - 携帯端末 - Google Patents

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JP2005252539A
JP2005252539A JP2004058716A JP2004058716A JP2005252539A JP 2005252539 A JP2005252539 A JP 2005252539A JP 2004058716 A JP2004058716 A JP 2004058716A JP 2004058716 A JP2004058716 A JP 2004058716A JP 2005252539 A JP2005252539 A JP 2005252539A
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厳 河内
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Abstract

【課題】 表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態に遷移可能であって、端末を持ち替える動作を要することなく、画面表示及びステレオ音声出力を適切に行うことができる携帯端末を提供する。
【解決手段】 表示パネル5を有し、ステレオ音声出力用の3つのスピーカA1〜A3が設けられた第1の筐体2と、操作パネル6を有する第2の筐体3と、第1の筐体2及び第2の筐体3を折り畳み可能に連結する連結部4とからなり、第1の筐体2及び第2の筐体3を展開させた第1の端末状態と、表示パネル5を外側に向けて折り畳んだ第2の端末状態とを遷移可能な携帯電話機1であって、端末がいずれの端末状態にあるのかを検出する状態検出制御部28と、端末状態の検出結果に基づいて各スピーカA1〜A3を駆動するスピーカ駆動制御部24により構成される。
【選択図】 図5


Description

本発明は、携帯端末に係り、さらに詳しくは、ステレオ音声出力用の3つのスピーカが設けられた折り畳み可能な携帯電話機などの携帯端末の改良に関する。
近年、TV(テレビジョン)放送を受信して画像を表示する携帯電話機が製品化され話題となっている。この様な携帯電話機では、TV番組などの画像表示に合わせてステレオで音声出力が行えれば、映像とともにステレオサウンドが楽しめるので便利である。ステレオ音声出力が可能な従来の携帯端末については、例えば、特許文献1及び2に記載のものがある。これらの文献に記載の携帯端末は、表示画面が縦長状態となるか横長状態となるかに応じて、画面表示の向きや複数のスピーカに対してステレオ音声における左右のチャンネルを切り替える制御を行っている。
特開2003−78601号公報 特開2003−244786号公報
上述した様な従来の携帯端末では、表示パネルを外側に向けて折り畳むことができる携帯端末の場合、操作パネル及び表示パネルを手前に向けて展開させた状態から、表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態(ビューワスタイル状態という)に遷移させると、画面表示が逆さま(倒立状態)になってしまい、ステレオ音声が正しく出力されないという問題があった。すなわち、展開状態及びビューワスタイル状態は、表示パネルの向きが互いに180°異なるので、表示画面が縦長状態であるか横長状態であるかの識別では判別することができない。このため、画面表示の向きの切り替えや各スピーカに対する左右チャンネルの切り替えを正しく行うことができず、展開状態からビューワスタイル状態に遷移させるごとに携帯端末を持ち替えなければならないので、不便であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態に遷移可能な携帯端末であって、携帯端末を持ち替える動作を要することなく、画面表示及びステレオ音声出力を適切に行うことができる携帯端末を提供することを目的としている。特に、展開状態からビューワスタイル状態に遷移させても、各スピーカに対する左右チャンネルの切り替えを正しく行うことができる携帯端末を提供することを目的としている。
また、本発明の他の目的は、画面表示及びステレオ音声出力を適切に行うことができるとともに、着信時における操作性を向上させた携帯端末を提供することにある。特に、スピーカ数の増加を伴うことなく、ビューワスタイル状態において着信があった場合であっても、その状態を保持したまま通話を行うことができる携帯端末を提供することにある。
本発明による携帯端末は、表示パネルを有し、ステレオ音声出力用の3つのスピーカが設けられた第1の筐体と、操作パネルを有する第2の筐体と、上記第1の筐体及び上記第2の筐体を折り畳み可能に連結する連結部とからなり、第1の筐体及び第2の筐体を展開させた第1の端末状態と、表示パネルを外側に向けて折り畳んだ第2の端末状態とを遷移可能な携帯端末であって、携帯端末がいずれの上記端末状態にあるのかを検出する状態検出手段と、上記端末状態の検出結果に基づいて上記各スピーカを駆動するスピーカ駆動手段とを備えて構成される。
この様な構成によれば、携帯端末が第1及び第2の端末状態のいずれの端末状態にあるのかの検出結果に基づいて各スピーカの駆動が行われるので、端末状態ごとにステレオ音声出力を適切に行うことができる。特に、展開状態から表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態に遷移させても、各スピーカに対する左右のチャンネルの切り替えを正しく行うことができるので、携帯端末を持ち替える動作が不要となり利便性を向上させることができる。
本発明による携帯端末は、上記構成に加え、上記第2の筐体が、上記連結部と反対側の端部に設けられる送話用のマイクを有し、上記各スピーカが、第1の筐体において上記連結部と反対側の端部と、当該端部に対し表示パネルを挟んで連結部側の端部とにそれぞれ配置され、ともに受話用のスピーカに兼用されるように構成される。
この様な構成によれば、各スピーカが受話用に兼用されるので、連結部と反対側の端部に配置されるスピーカを第1の端末状態において受話用に用いることができるとともに、連結部側の端部に配置されるスピーカを第2の端末状態において受話用に用いることができる。つまり、展開状態及び表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態のいずれの端末状態であっても、マイクから遠い位置となるスピーカを用いて受話を行うことができるので、着信時における操作性を向上させることができる。特に、第2の端末状態において着信があった場合であっても、当該端末状態を保持したまま通話を行うことができる。また、スピーカ数の増加を伴うことなく、端末状態に応じてステレオ音声の出力や通話を行うことができる。
また、本発明による携帯端末は、上記構成に加え、上記端末状態の検出結果に基づいて、上記表示パネルにおける画面表示の向きを切り替える表示方向制御手段を備えて構成される。この様な構成によれば、携帯端末が第1及び第2の端末状態のいずれの端末状態にあるのかの検出結果に基づいて画面表示の向きが切り替えられるので、携帯端末を持ち替える動作を要することなく、端末状態ごとに画面表示を適切に行うことができる。
本発明による携帯端末によれば、端末状態ごとに画面表示及びステレオ音声出力を適切に行うことができる。特に、展開状態から表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態に遷移させても、各スピーカに対する左右のチャンネルの切り替えを正しく行うことができるので、携帯端末を持ち替える動作が不要となり利便性を向上させることができる。
また、展開状態及び表示パネルを外側に向けて折り畳んだ状態のいずれの端末状態であっても、マイクから遠い位置となるスピーカを用いて受話を行うことができるので、端末状態に応じて画面表示、ステレオ音声出力及び通話を適切に行うことができる。特に、スピーカ数の増加を伴うことなく、第2の端末状態において着信があった場合であっても、当該端末状態を保持したまま通話を行うことができるので、着信時における操作性を向上させることができる。
実施の形態1.
図1(a)及び(b)は、本発明の実施の形態1による携帯端末の概略構成の一例を示した平面図であり、折り畳み可能な携帯電話機1が示されている。図1(a)には、展開状態における操作面側が示され、図1(b)には、裏面側が示されている。本実施の形態による携帯電話機1は、携帯可能な小型の電子機器であり、展開状態と、表示画面を外側に向けて折り畳んだ状態とでTV番組などの画像表示に合わせてステレオ音声を出力する制御を行っている。
この携帯電話機1は、表示パネル5が設けられた筐体(第1の筐体)2と、操作パネル6が設けられた筐体(第2の筐体)3と、これらの筐体2及び3を折り畳み可能に連結する連結部4とからなる。
表示パネル5は、矩形の表示画面からなり、例えば、縦長の液晶ディスプレイが用いられる。ここでは、表示画面の長手方向を表示パネル5の縦方向とし、筐体2及び筐体3を展開し表示パネル5及び操作パネル6をともに手前に向けた状態では、操作パネル6の上下方向と一致するものとする。また、この縦方向(上下方向)に垂直な方向を表示パネル5及び操作パネル6の左右方向とする。筐体2には、ステレオ音声出力用の3つのスピーカA1〜A3が設けられている。各スピーカA1〜A3は、筐体2において連結部4と反対側の端部と、この端部に対し表示パネル5を挟んで連結部4側の端部とにそれぞれ配置される。
ここでは、連結部4と反対側の端部に1つのスピーカを配置し、このスピーカを第1のスピーカA1とする。また、連結部4側の端部には他の2つのスピーカを左右に配置し、このうち、表示パネル5に向かって左側のスピーカを第2のスピーカA2、右側のスピーカを第3のスピーカA3とする。
筐体2において連結部4と反対側の端部には、端末状態検出用のマグネット9が埋設されている。このマグネット9は、表示パネル5に向かって第1のスピーカA1の左側に配置される。
操作パネル6は、ユーザによる操作入力に基づいて各種機能を実行させるための複数のキーからなる。例えば、画面表示の向きを切り替えるためのキーや、発信時における番号入力及びメール送信時における文字入力に用いられるテンキー、発信キー(オフフックキー)、終話キー(オンフックキー)、方向キーが設けられる。
筐体3には、端末状態検出用の2つのホール素子10及び11と、送話用のマイク(マイクロフォン)12と、無線通信用のアンテナ13とが設けられている。ホール素子10、11及びマイク12は、連結部4と反対側の端部に配置される。ホール素子10及び11は、ホール効果を利用する磁気センサーであり、磁界の変化に基づいて電流が流れる(オン状態となる)。
ここでは、操作パネル6に向かって各ホール素子10及び11を左右に配置し、このうち、マイク12の左側のホール素子を第1のホール素子10、右側のホール素子を第2のホール素子11とする。各ホール素子10及び11は、筐体3内に埋設されている。アンテナ13は、筐体3における連結部4側の側面に設けられている。
連結部4は、筐体3に対して筐体2を直交する2つの回転軸7及び8まわりに回転可能に連結している。すなわち、表示パネル5を操作パネル6側に向けて回転可能にする回転軸7と、表示パネル5の長手方向に平行な回転軸8とにより筐体2及び3が連結される。この様な連結部4を用いることにより、表示パネル5を内側に向けて折り畳んだ状態(収納状態)と、筐体2及び3を展開させた状態(第1の端末状態)と、表示パネル5を外側に向けて折り畳んだ状態(第2の端末状態)とを遷移させることができる。
図2(a)、(b)、図3、図4(a)及び(b)は、図1の携帯電話機における状態遷移の一例を示した外観斜視図である。図2(a)には、表示パネル5及び操作パネル6をともに内側に向けて筐体2及び3を折り畳んだ収納状態が示され、図2(b)には、表示パネル5及び操作パネル6を同一方向に向けて筐体2及び3を展開させた第1の端末状態が示されている。
収納状態は、誤操作を防止することができるとともに、表示パネル5を保護することができるので、持ち運びに適している。収納状態では、液晶ディスプレイ及びスピーカA1〜A3の駆動をオフとする制御が行われる。この様な収納状態は、第1のホール素子10がオン状態となることによって検出される。すなわち、収納時に、マグネット9が第1のホール素子10に接近することにより、第1のホール素子10内の磁界が変化する。この磁界の変化に基づいて第1のホール素子10がオン状態となり、収納状態となったことが検出される。
第1の端末状態は、表示パネル5及び操作パネル6が同一方向に向いているので、操作入力を行うのに適している。すなわち、ユーザは、操作パネル6上のキーを操作しながら表示パネル5上の画面表示を見ることができる。
第1の端末状態では、スピーカA2及びA3、もしくは、スピーカA1及びA3を用いてステレオ音声の出力が行われる。収納状態から第1の端末状態への遷移は、第1のホール素子10がオン状態からオフ状態へ変化することにより検出される。すなわち、展開時に、マグネット9が第1のホール素子10から遠ざかることにより、第1のホール素子10内の磁界が変化する。この磁界の変化に基づいて第1のホール素子10がオフ状態となり、展開状態となったことが検出される。
図3には、筐体3に対し表示パネル5の長手方向に平行な回転軸8のまわりに筐体2を回転させている様子が示されている。筐体2は、筐体3に対して回転軸8まわりに180°以上回転させることができる。つまり、筐体2を回転させることにより、筐体3に対して筐体2の前後を反転させることができる。
図4(a)には、筐体3に対し筐体2の前後が反転した状態が示され、図4(b)には、筐体2の裏面を操作パネル6に対向させて折り畳むことにより、表示パネル5が外側を向いている第2の端末状態が示されている。
第2の端末状態では、スピーカA2及びA3、もしくは、スピーカA1及びA3を用いてステレオ音声の出力が行われる。この様な第1の端末状態は、第2のホール素子11がオン状態となることによって検出される。すなわち、折り畳み時に、マグネット9が第2のホール素子11に接近することにより、第2のホール素子11内の磁界が変化する。この磁界の変化に基づいて第2のホール素子11がオン状態となり、第2の端末状態となったことが検出される。ホール素子10及び11を用いることにより、非接触方式で端末状態を検出することができるので、接触方式であるものに比べ、耐久性に優れている。
なお、ホール素子10及び11に代えて、MR(Magneto Resistive)素子を端末状態の検出に用いても良い。MR素子は、磁気抵抗効果を利用する磁気センサーであり、ホール素子10及び11の場合と同様、非接触方式で端末状態を検出することができる。
図5は、図1の携帯電話機内の一構成例を示したブロック図である。この携帯電話機1は、アンテナ13、スピーカA1〜A3、マイク12、ホール素子10及び11、無線部21、通信制御部22、主制御部23、スピーカ駆動制御部24、送話制御部25、表示制御部26、操作入力部27及び状態検出制御部28により構成される。
無線部21は、アンテナ13を介して基地局との間でやり取りされる通信データの送受信処理を行っている。この無線部21では、ステレオ音声データを含むTV放送を受信することができる。通信制御部22は、各種通信の制御を行っている。例えば、TV放送の受信制御や、ウエブサイトにおけるアプリケーションプログラムをウエブサーバーからダウンロードするための送受信制御、発信時における発呼制御、通話制御、着信時における着呼制御、電子メールの送受信制御が行われる。
操作入力部27は、操作パネル6におけるキー操作に基づいて入力処理を行っている。送話制御部25は、通話時にマイク12から入力される音声信号の入力制御を行っている。
状態検出制御部28は、携帯電話機1がいずれの端末状態にあるのかの検出を行う状態検出手段である。すなわち、ホール素子10及び11のオンオフに基づいて、筐体2及び3が収納状態であるか、第1の端末状態であるか、或いは、第2の端末状態のいずれの状態にあるのかが判別される。これにより、端末状態が自動的に検出されるので、ステレオ音声出力や画像表示の切り替えを自動的に行わせることができる。
表示制御部26は、表示パネル5における画面表示の向きを切り替える制御を行っている。この画面表示における向きの切り替えは、状態検出制御部28による端末状態の検出結果と、ユーザによる操作入力とに基づいて行われる。例えば、操作パネル6に向かって画面表示の向きが第1の端末状態及び第2の端末状態で同一となるように向きの切り替え制御(表示方向制御)が行われる。すなわち、展開状態と、表示パネル5を外側に向けて折り畳んだ状態とのいずれにおいても、画面表示が正立状態となるように自動的に切り替えられる。通常、ユーザは、操作パネル6を有する筐体3を持って端末操作を行う。従って、操作パネル6に対する画面表示の向きを各端末状態で同一となるようにすることにより、ユーザは、端末状態を遷移させた際に、端末を持ち替えることなく、表示画面の閲覧を行うことができる。
また、第1の端末状態又は第2の端末状態において、画面表示の向きを操作入力に基づいて所定の向きに切り替える制御(表示方向切り替え)が行われる。ここでは、ユーザの操作入力により画面表示を90°回転させる切り替えが行われるものとする。これにより、ユーザは、必要に応じて画面表示を所望の向きに切り替えることができる。すなわち、表示パネル5の縦方向に画面表示を正立させる向きと、この縦方向に垂直な方向(横方向)に画面表示を正立させる向きとを自在に切り替えることができる。
スピーカ駆動制御部24は、ステレオ音声出力時において各スピーカA1〜A3を駆動する制御を行っている。このスピーカA1〜A3の駆動は、状態検出制御部28による端末状態の検出結果と、画面表示の向きとに基づいて行われ、ステレオ音声における左右のチャンネルが切り替えられる。
例えば、第1の端末状態及び第2の端末状態で左右のチャンネルを切り替えてスピーカA1〜A3を駆動する制御が行われる。この切り替え制御は、操作パネル6に向かってステレオ音声の左右が各端末状態で同一となるように行われる。すなわち、展開状態と、表示パネル5を外側に向けて折り畳んだ状態とのいずれにおいても、操作パネル6に対し左右が正しくなるように切り替えられる。これにより、ユーザは、端末状態を遷移させた際に、端末を持ち替えることなく、表示画面及びステレオ音声を適切に視聴することができる。
また、第1の端末状態又は第2の端末状態において、ユーザの操作入力により切り替えられる画面表示の向きに応じて左右のチャンネルを切り替えてスピーカA1〜A3を駆動する制御が行われる。すなわち、展開状態、又は、表示パネル5を外側に向けて折り畳んだ状態において、画面表示の向きを90°回転させる切り替えが行われた場合、この向きの切り替えに合わせて、画面表示の向きに対し左右が正しくなるように左右のチャンネルの切り替えが行われる。これにより、ユーザは、必要に応じて画面表示を所望の向きに切り替えることができるとともに、画面表示の向きに応じたステレオ音声出力を得ることができる。
図6(a)及び(b)は、図1の携帯電話機における動作状態の一例を示した図であり、図6(a)には、展開状態において画面表示が表示パネル5の縦方向に正立する場合のステレオ音声出力の様子が示され、図6(b)には、画面表示が表示パネル5の横方向に正立する場合のステレオ音声出力の様子が示されている。
展開状態において、画面表示を縦方向、すなわち、表示パネル5における表示画面の長手方向に正立させた場合、画面表示の向きが操作パネル6の向きと同一となるので、表示画面の閲覧中であっても操作入力が行い易いという利点がある。この場合、第2のスピーカA2及び第3のスピーカA3を用いてステレオ音声の出力が行われる。すなわち、表示画面に向かって左側となる第2のスピーカA2を左チャンネルに割り当て、右側となる第3のスピーカA3を右チャンネルに割り振る制御が行われる。これにより、ユーザは、TV放送受信時などにおいて、映像とともにステレオサウンドを楽しむことができる。
一方、展開状態において、画面表示を横方向、すなわち、表示画面の長手方向に垂直な方向に正立させた場合には、TV番組の映像などのように横長の画像の場合に、画面表示を効果的に行うことができる。
右手で端末を持つ場合を想定すると、表示画面に向かって右向きに画面表示を正立させる場合が考えられる。この場合、第1のスピーカA1及び第3のスピーカA3を用いてステレオ音声の出力が行われる。すなわち、画面表示を正立させた状態で向かって左側となる第1のスピーカA1を左チャンネルに割り振り、右側となる第3のスピーカA3を右チャンネルに割り振る制御が行われる。これにより、ユーザは、TV放送受信時などにおいて、映像とともにステレオサウンドを適切に視聴することができる。展開状態では、ユーザのキー操作によって画面表示の向きを自在に切り替えることができ、画面表示の向きに応じて駆動させるスピーカA1〜A3が自動的に切り替えられる。
ここでは、ステレオ音声出力時に画面表示が縦方向となる場合、すなわち、画面表示が表示パネル5の縦方向に正立する場合、第1のスピーカA1に対する駆動をオフとする制御が行われる。画面表示が横方向となる場合には、第2のスピーカA2又は第3のスピーカA3のいずれか一方に対する駆動をオフとする制御が行われる。これにより、消費電力を低減することができる。
また、ステレオ音声出力時において表示パネル5に対する画面表示が右向きとなる場合、すなわち、画面表示が表示画面に向かって右向きに正立する場合に、第3のスピーカA3を右チャンネルに割り振ることにより、画面表示が縦方向となる場合とで右チャンネルに割り振るスピーカを共通化することができる。これにより、スピーカ割り振りの制御を簡素化することができる。
図7(a)及び(b)は、図1の携帯電話機における動作状態の一例を示した図であり、図7(a)には、第2の端末状態において画面表示が縦方向である場合のステレオ音声出力の様子が示され、図6(b)には、画面表示が横方向である場合のステレオ音声出力の様子が示されている。
第2の端末状態、すなわち、表示パネル5を外側に向けて折り畳んだ状態(ビューワスタイル状態)において、画面表示を縦方向に正立させて表示させれば、画面表示の向きが操作パネル6の向きと同一となるので、展開状態からビューワスタイル状態に遷移させた場合であっても、持ち替えることなく画面の閲覧を継続することができる。この場合、第2のスピーカA2及び第3のスピーカA3を用いてステレオ音声の出力が行われる。すなわち、画面表示を正立させた状態で向かって左側となる第3のスピーカA3を左チャンネルに割り当て、右側となる第2のスピーカA2を右チャンネルに割り当てる制御が行われる。これにより、ユーザは、TV放送受信時などにおいて、映像とともにステレオサウンドを楽しむことができる。
一方、ビューワスタイル状態において、画面表示を横方向、すなわち、表示パネル5における表示画面の長手方向に垂直な方向に正立させて表示させれば、TV番組の映像などのように横長の画像の場合に、画面表示を効果的に行うことができる。
ここでも、ユーザが右手で端末を持つ場合を想定すると、ビューワスタイル状態において、画面表示を表示画面に向かって右向きに正立させる場合が考えられる。この場合には、第1のスピーカA1及び第3のスピーカA3を用いてステレオ音声の出力が行われる。すなわち、画面表示を正立させた状態で左側となる第3のスピーカA3を左チャンネルに割り当て、右側となる第1のスピーカA1を右チャンネルに割り当てる制御が行われる。これにより、ユーザは、TV放送受信時などにおいて、映像とともにステレオサウンドを適切に視聴することができる。
また、ビューワスタイル状態において、ステレオ音声出力時に画面表示が縦方向となる場合、第1のスピーカA1に対する駆動をオフとする制御が行われる。画面表示が横方向となる場合には、第2のスピーカA2又は第3のスピーカA3のいずれか一方に対する駆動をオフとする制御が行われる。これにより、消費電力を低減することができる。
また、ステレオ音声出力時において画面表示の向きが表示画面に向かって右向きとなる場合に、第3のスピーカA3を左チャンネルに割り振ることにより、画面表示が縦方向となる場合とで左チャンネルに割り振るスピーカを共通化することができる。これにより、スピーカ割り振りの制御を簡素化することができる。
図8は、図1の携帯電話機における動作状態の他の例を示した図であり、展開状態において画面表示が横方向である場合のステレオ音声出力の様子が示されている。ユーザが左手で端末を持つ場合を想定すると、展開状態において、画面表示が表示画面に向かって左向きに正立させる場合が考えられる。この場合には、第1のスピーカA1及び第2のスピーカA2を用いてステレオ音声の出力が行われる。すなわち、画面表示を正立させた状態において左側となる第2のスピーカA2を左チャンネルに割り振り、右側となる第1のスピーカA1を右チャンネルに割り振る制御が行われる。これにより、ユーザは、TV放送受信時などにおいて、映像とともにステレオサウンドを適切に視聴することができる。
図9〜図11のステップS101〜S124は、図1の携帯電話機におけるステレオ音声の出力動作の一例を示したフローチャートである。まず、状態検出制御部28は、端末を収納状態から展開させるか、展開状態において画面表示の向きを切り替える操作入力を行った場合に、端末状態の検出を開始する(ステップS101,S102)。
このとき、第1のホール素子10がオン状態であれば、端末は収納状態であると判別される。また、第1のホール素子10がオフ状態であって、第2のホール素子11がオン状態であれば、端末はビューワスタイル状態であると判別される。また、第1のホール素子10及び第2のホール素子11がともにオフ状態であれば、端末は展開状態であると判別される。
端末が収納状態である場合、表示制御部26により液晶ディスプレイの駆動をオフする制御が行われるとともに、スピーカ駆動制御部24により各スピーカA1〜A3の駆動をオフする制御が行われる(ステップS103〜S105)。
一方、端末がビューワスタイル状態である場合、画面表示が横方向であるか否かに応じた制御が行われる(ステップS106,S107)。画面表示が横方向であれば、表示制御部26により液晶ディスプレイの駆動をオンするとともに、画面表示の向きを90°回転させる制御が行われる(ステップS108)。また、このとき、スピーカ駆動制御部24により第1のスピーカA1を右チャンネルに割り振り、第2のスピーカA2をオフし、第3のスピーカA3を左チャンネルに割り振る制御が行われる(ステップS109〜S111)。
画面表示が横方向でなければ、表示制御部26により液晶ディスプレイにおける画面表示の向きを180°回転させる制御が行われる(ステップS112)。また、このとき、スピーカ駆動制御部24により第1のスピーカA1をオフし、第2のスピーカA2を右チャンネルに割り振り、第3のスピーカA3を左チャンネルに割り振る制御が行われる(ステップS113〜S115)。
端末が展開状態である場合には、画面表示が横方向であるか否かに応じた制御が行われる(ステップS106,S116)。画面表示が横方向であれば、表示制御部26により液晶ディスプレイの駆動をオンするとともに、画面表示の向きを270°回転させる制御が行われる(ステップS117)。また、このとき、スピーカ駆動制御部24により第1のスピーカA1を左チャンネルに割り振り、第2のスピーカA2をオフし、第3のスピーカA3を右チャンネルに割り振る制御が行われる(ステップS118〜S120)。
画面表示が横方向でなければ、表示制御部26により液晶ディスプレイにおける画面表示を正立状態(非回転状態)とする制御が行われる(ステップS121)。また、このとき、スピーカ駆動制御部24により第1のスピーカA1をオフし、第2のスピーカA2を左チャンネルに割り振り、第3のスピーカA3を右チャンネルに割り振る制御が行われる(ステップS122〜S124)。
本実施の形態によれば、端末が収納状態、展開状態及びビューワスタイル状態のいずれの端末状態にあるのかの検出結果に基づいて各スピーカA1〜A3の駆動が行われるので、端末状態ごとに適切なステレオ音声出力を自動的に行うことができる。特に、展開状態からビューワスタイル状態に遷移させても、各スピーカA1〜A3に対する左右のチャンネルの切り替えを正しく行うことができるので、端末を持ち替える動作が不要となり利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、展開状態において画面表示の向きが右向きとなるのに伴って、第3のスピーカA3が右チャンネルに割り振られる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、第2のスピーカA2を右チャンネルに割る振るようなものであっても良い。
図12は、図1の携帯電話機における動作状態の他の例を示した図であり、画面表示の向きが右向きである場合のステレオ音声出力の様子が示されている。展開状態において画面表示が表示画面に向かって右向きに正立させて表示される場合に、第1のスピーカA1を左チャンネルに割り振り、第2のスピーカA2を右チャンネルに割り振る制御が行われる。この様な構成によっても、ユーザは、TV放送などの映像再生時において、映像とともにステレオサウンドを適切に視聴することができる。
また、本実施の形態では、ユーザの操作入力により画面表示の向きが切り替えられる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、制御プログラムにより切り替えられる画面表示の向きに基づいてスピーカA1〜A3の駆動を行うようなものであっても良い。すなわち、表示パネル5における画面表示の向きを切り替えて画像生成を行う制御プログラムを実行するプログラム実行手段を備え、スピーカ駆動制御部24がこの制御プログラムにより切り替えられる画像の向きに応じて左右のチャンネルの割り振りを行う。
例えば、ウエブサイトからダウンロードしたアプリケーションプログラム(コンテンツ)により画面表示の向きが切り替えられた場合であっても、左右のチャンネルの切り替えが自動的に行われるので、映像に合わせたステレオ音声出力を行うことができる。
また、本実施の形態では、筐体3に対し表示パネル5を操作パネル6側に向けて筐体2を折り畳むことができる携帯端末の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、操作パネル6に垂直な回転軸のまわりに筐体2を回転させることで、展開状態及びビューワスタイル状態を互いに遷移可能にするような携帯端末にも適用することができる。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2による携帯端末の概略構成の一例を示した斜視図であり、第2の端末状態において着信応答が可能である携帯電話機30が示されている。本実施の形態による携帯電話機30は、図1の携帯電話機1(実施の形態1)と比較すれば、第2の端末状態において着信があった際に、当該端末状態を保持したままでオフフック処理を実行させるためのサイドキー31を備えている点で異なる。
この携帯電話機30では、各スピーカA1〜A3が受話用のスピーカに兼用される。すなわち、スピーカ駆動制御部24は、通話時における各スピーカA1〜A3の駆動制御を行っている。第1の端末状態、すなわち、展開状態では、マイク12から最も遠い位置となる第1のスピーカA1を駆動し、他の2つのスピーカA2及びA3に対する駆動をオフする制御が行われる。通話時における音声の出力レベルは、ステレオ音声出力時よりも低く定められる。
また、第2の端末状態、すなわち、ビューワスタイル状態では、マイク12から最も遠い位置となる第2のスピーカA2又は第3のスピーカA3のいずれか一方を駆動し、他の2つのスピーカに対する駆動をオフする制御が行われる。ここでは、画面表示を正立させた状態で向かって左側となる第3のスピーカA3が駆動されるものとする。通話時における音声の出力レベルは、ステレオ音声出力時よりも低く定められる。
通話時に用いるスピーカをマイク12から遠い位置にあるものだけとすることにより、操作性を向上させることができるとともに、ハウリングを抑制させることができる。
図14及び図15のステップS201〜S216は、図13の携帯電話機における着信時のスピーカ駆動の動作の一例を示したフローチャートである。まず、状態検出制御部28は、着信があった場合、操作パネル6上のキーやサイドキー31の操作入力に基づいてオフフック処理が実行されると、端末状態の検出を開始する(ステップS201,S202)。
このとき、第1のホール素子10がオン状態であれば、端末は収納状態であると判別される。また、第1のホール素子10がオフ状態であって、第2のホール素子11がオン状態であれば、端末はビューワスタイル状態であると判別される。また、第1のホール素子10及び第2のホール素子11がともにオフ状態であれば、端末は展開状態であると判別される。
端末が収納状態である場合、オンフック処理が実行され、スピーカ駆動制御部24により各スピーカA1〜A3の駆動をオフする制御が行われる(ステップS203〜S205)。
一方、端末がビューワスタイル状態である場合、表示制御部26により液晶ディスプレイの駆動をオンするとともに、画面表示の向きを180°回転させる制御が行われる(ステップS206,S207)。また、このとき、スピーカ駆動制御部24により第1のスピーカA1及び第2のスピーカA2をオフし、第3のスピーカA3を低い出力レベルで駆動する制御が行われ、通話処理が開始される(ステップS208〜S211)。
また、端末が展開状態である場合には、表示制御部26により液晶ディスプレイの駆動をオンするとともに、画面表示を正立状態(非回転状態)とする制御が行われる(ステップS212)。また、このとき、スピーカ駆動制御部24により第1のスピーカA1を低い出力レベルで駆動し、第2のスピーカA2及び第3のスピーカA3をオフする制御が行われ、通話処理が開始される(ステップS213〜S216)。
本実施の形態によれば、各スピーカA1〜A3が受話用に兼用されるので、連結部4と反対側の端部に配置されるスピーカA1を展開状態において受話用に用いることができるとともに、連結部4側の端部に配置されるスピーカA2又はA3をビューワスタイル状態において受話用に用いることができる。つまり、展開状態及びビューワスタイル状態のいずれの端末状態であっても、マイク12から遠い位置となるスピーカを用いて受話を行うことができるので、着信時における操作性を向上させることができる。特に、ビューワスタイル状態において着信があった場合であっても、当該端末状態を保持したまま通話を行うことができる。また、スピーカ数の増加を伴うことなく、端末状態に応じてステレオ音声の出力や通話を行うことができる。
本発明の実施の形態1による携帯端末の概略構成の一例を示した平面図である。 図1の携帯電話機における状態遷移の一例を示した外観斜視図である。 図1の携帯電話機における状態遷移の一例を示した外観斜視図である。 図1の携帯電話機における状態遷移の一例を示した外観斜視図である。 図1の携帯電話機内の一構成例を示したブロック図である。 図1の携帯電話機における動作状態の一例を示した図である。 図1の携帯電話機における動作状態の一例を示した図である。 図1の携帯電話機における動作状態の他の例を示した図である。 図1の携帯電話機におけるステレオ音声の出力動作の一例を示したフローチャートである。 図1の携帯電話機におけるステレオ音声の出力動作の一例を示したフローチャートである。 図1の携帯電話機におけるステレオ音声の出力動作の一例を示したフローチャートである。 図1の携帯電話機における動作状態の他の例を示した図である。 本発明の実施の形態2による携帯端末の概略構成の一例を示した斜視図である。 図13の携帯電話機における着信時のスピーカ駆動の動作の一例を示したフローチャートである。 図13の携帯電話機における着信時のスピーカ駆動の動作の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1,30 携帯電話機
2 第1の筐体
3 第2の筐体
4 連結部
5 表示パネル
6 操作パネル
7,8 回転軸
9 マグネット
10,11 ホール素子
12 マイク
13 アンテナ
21 無線部
22 通信制御部
23 主制御部
24 スピーカ駆動制御部
25 送話制御部
26 表示制御部
27 操作入力部
28 状態検出制御部
31 サイドキー
A1〜A3 スピーカ


Claims (11)

  1. 表示パネルを有し、ステレオ音声出力用の3つのスピーカが設けられた第1の筐体と、操作パネルを有する第2の筐体と、上記第1の筐体及び上記第2の筐体を折り畳み可能に連結する連結部とからなり、
    第1の筐体及び第2の筐体を展開させた第1の端末状態と、表示パネルを外側に向けて折り畳んだ第2の端末状態とを遷移可能な携帯端末において、
    携帯端末がいずれの上記端末状態にあるのかを検出する状態検出手段と、
    上記端末状態の検出結果に基づいて上記各スピーカを駆動するスピーカ駆動手段とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. ユーザによる操作入力に基づいて、上記表示パネルにおける画面表示の向きを切り替える表示方向切り替え手段を備え、
    上記スピーカ駆動手段は、画面表示の向きに基づいてスピーカを駆動することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 上記表示パネルにおける画面表示の向きを切り替えて画像生成を行う制御プログラムを実行するプログラム実行手段を備え、
    上記スピーカ駆動手段は、上記制御プログラムにより切り替えられる画面表示の向きに基づいてスピーカを駆動することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 上記第2の筐体は、上記連結部と反対側の端部に設けられる送話用のマイクを有し、
    上記各スピーカは、第1の筐体において上記連結部と反対側の端部と、当該端部に対し表示パネルを挟んで連結部側の端部とにそれぞれ配置され、ともに受話用のスピーカに兼用されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 上記第2の端末状態において着信があった際に、当該端末状態を保持したままオフフック処理を実行させる入力キーを備え、
    上記連結部側の端部に配置されるスピーカは、上記端末状態を保持したまま行われる通話に用いられることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. 上記スピーカ駆動手段は、通話時における出力レベルをステレオ音声出力時よりも低くしてスピーカを駆動することを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  7. 上記連結部は、第2の筐体に対して第1の筐体を直交する2つの回転軸まわりに回転可能に連結することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  8. 上記スピーカ駆動手段は、第1の端末状態及び第2の端末状態で左右を切り替えてスピーカを駆動することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  9. 上記スピーカ駆動手段は、上記操作パネルに向かってステレオ音声の左右が各端末状態で同一となるように左右の切り替えを行うことを特徴とする請求項8に記載の携帯情報端末。
  10. 上記端末状態の検出結果に基づいて、上記表示パネルにおける画面表示の向きを切り替える表示方向制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  11. 上記表示方向制御手段は、上記操作パネルに向かって画面表示の向きが第1の端末状態及び第2の端末状態で同一となるように向きの切り替えを行うことを特徴とする請求項10に記載の携帯情報端末。
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