JP2005252547A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像素子駆動用の電子部品に加え、撮像素子の熱をも効率よく逃がせるようにする。
【解決手段】 基板6の一方の面に実装される画像データ生成用の撮像素子3と、基板6の他方の面に実装される撮像素子駆動用の電子部品4と、基板6の他方の面側おいて、基板6との間に電子部品4を挟むように配置される第1の部分7Aと、撮像素子との間に基板を挟むように配置される第2の部分とを一体に有する熱伝導部材と、撮像素子,電子部品および熱伝導部材を覆う外観カバーとを有し、撮像素子および電子部品の熱を熱伝導部材を介して外観カバーから放熱するよう構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 基板6の一方の面に実装される画像データ生成用の撮像素子3と、基板6の他方の面に実装される撮像素子駆動用の電子部品4と、基板6の他方の面側おいて、基板6との間に電子部品4を挟むように配置される第1の部分7Aと、撮像素子との間に基板を挟むように配置される第2の部分とを一体に有する熱伝導部材と、撮像素子,電子部品および熱伝導部材を覆う外観カバーとを有し、撮像素子および電子部品の熱を熱伝導部材を介して外観カバーから放熱するよう構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明はデジタルスチルカメラなどの撮像素子を有するカメラ、特に熱対策を講じたものに関する。
CCD等の撮像素子を有するカメラとして、デジタルスチルカメラやビデオカメラ、テレビカメラなどがあり、これらのカメラはレンズの透過光束を撮像素子で受光し、その光電変換出力に基づいて静止画あるいは動画データを得る。近年では撮像素子の画素数の増大に伴って動作クロックが上がり、撮像素子やその周辺回路の発熱量が増大する傾向にある。熱はカメラ内の回路動作に悪影響を与えるとともに、いわゆる熱ノイズによる画質の低下をもたらすため、カメラには放熱構造が必要となる。特許文献1に記載されたカメラは、CCD駆動用ICから発した熱を放熱部材によりカメラ本体に伝導せしめることで、放熱効果を向上させている。
特許文献1の方法は、撮像素子駆動用のICのみを発熱体として捕らえており、撮像素子そのものの放熱は考慮されていない。しかし、上述の如く画素数の増大に伴って撮像素子そのものの発熱量も無視できないほど大きくなっており、特許文献1の方法では放熱が不十分である。
本発明は、基板の一方の面に実装される画像データ生成用の撮像素子と、基板の他方の面に実装される撮像素子駆動用の電子部品と、基板の他方の面側おいて、基板との間に電子部品を挟むように配置される第1の部分と、撮像素子との間に基板を挟むように配置される第2の部分とを一体に有する熱伝導部材と、撮像素子,電子部品および熱伝導部材を覆う外観カバーとを有し、撮像素子および電子部品の熱を熱伝導部材を介して外観カバーから放熱するよう構成する。
特に請求項2の発明は、熱伝導部材と外観カバーとの間に介装され、熱伝導部材から外観カバーに熱を導く放熱機構を有するものである。
請求項3の発明は、上記放熱機構が、2以上の金属製部材と、2つの金属製部材との間に挟まれる熱伝導性ゴム部材とを含むものである。
請求項4の発明は、金属製部材が、画像または情報表示用のモニタ装置の筐体を含むものである。
特に請求項2の発明は、熱伝導部材と外観カバーとの間に介装され、熱伝導部材から外観カバーに熱を導く放熱機構を有するものである。
請求項3の発明は、上記放熱機構が、2以上の金属製部材と、2つの金属製部材との間に挟まれる熱伝導性ゴム部材とを含むものである。
請求項4の発明は、金属製部材が、画像または情報表示用のモニタ装置の筐体を含むものである。
本発明によれば、基板との間に撮像素子駆動用の電子部品を挟むように配置される第1の部分と、撮像素子との間に基板を挟むように配置される第2の部分とを一体に有する熱伝導部材を有し、撮像素子および電子部品の熱を熱伝導部材を介して外観カバーから放熱するようにしたので、簡単な構成で撮像素子およびその駆動用電子部品の熱を効率よく外部に放熱でき、熱による影響を防止できる。
図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本実施形態におけるデジタルスチルカメラの要部を示す平面断面図である。1はカメラ筐体を構成する金属製の外観カバーであり、外観カバー1で囲まれた空間には、レンズ2,撮像素子3,タイミングジェネレータ4,液晶モニタ5などが収容されている。撮像素子3は例えばCCDやCMOSなどから構成され、レンズ2を透過した撮影光束を受光し、その受光量に応じた電気的画像信号を生成する。画像信号は不図示のA/Dコンバータでデジタル信号に変換され、種々の画像処理が施された後、画像データとしてメモリカードに記録される。タイミングジェネレータ4は、撮像素子3やA/Dコンバータの動作タイミングを制御する。液晶モニタ5はカメラ背面近くに設けられ、その画面上に撮影画像や種々の情報を表示する。
図1は本実施形態におけるデジタルスチルカメラの要部を示す平面断面図である。1はカメラ筐体を構成する金属製の外観カバーであり、外観カバー1で囲まれた空間には、レンズ2,撮像素子3,タイミングジェネレータ4,液晶モニタ5などが収容されている。撮像素子3は例えばCCDやCMOSなどから構成され、レンズ2を透過した撮影光束を受光し、その受光量に応じた電気的画像信号を生成する。画像信号は不図示のA/Dコンバータでデジタル信号に変換され、種々の画像処理が施された後、画像データとしてメモリカードに記録される。タイミングジェネレータ4は、撮像素子3やA/Dコンバータの動作タイミングを制御する。液晶モニタ5はカメラ背面近くに設けられ、その画面上に撮影画像や種々の情報を表示する。
次に、カメラの放熱構造について説明する。
主な発熱体は撮像素子3およびタイミングジェネレータ4である。撮像素子3は、撮像基板6の前面(図示下面)に実装される一方、タイミングジェネレータ4は、同基板6の後面(図示上面)に撮像素子3と位置をずらして実装される。7は基板6の背後に設けられる熱伝導性ゴムシートである。ゴムシート7は一枚のシートで構成されるが、説明の都合上、右側部分を7A、中央部分を7B、左側部分を7Cで表す。右側部分7Aはタイミングジェネレータ4の上面に接触配置され、基板6との間にタイミングジェネレータ4を挟む形となる。他の部分7B,7Cは基板6の背面に近接して配置され、特に中央部分7Bは撮像素子3の裏面に位置し、撮像素子3との間に基板6を挟む形となる。
主な発熱体は撮像素子3およびタイミングジェネレータ4である。撮像素子3は、撮像基板6の前面(図示下面)に実装される一方、タイミングジェネレータ4は、同基板6の後面(図示上面)に撮像素子3と位置をずらして実装される。7は基板6の背後に設けられる熱伝導性ゴムシートである。ゴムシート7は一枚のシートで構成されるが、説明の都合上、右側部分を7A、中央部分を7B、左側部分を7Cで表す。右側部分7Aはタイミングジェネレータ4の上面に接触配置され、基板6との間にタイミングジェネレータ4を挟む形となる。他の部分7B,7Cは基板6の背面に近接して配置され、特に中央部分7Bは撮像素子3の裏面に位置し、撮像素子3との間に基板6を挟む形となる。
ゴムシート7の中央部分7Bおよび左側部分7Cの背面には、アルミ製の熱伝導板8が接触配置され、その上面に熱伝導性ゴム9が接触配置される。熱伝導性ゴム9は、ゴムシート7の左側部分7Cとの間に熱伝導板8を挟む位置にあり、撮像素子3とは横方向の位置をずらしてある。基板6の上方には、ステンレス製のフレーム10を介して液晶モニタ5が配置され、フレーム10の下面は上記熱伝導性ゴム9と接している。液晶モニタ5は、ステンレス製の筐体を持ち、液晶画面が外観カバー1の開口1aから露出するよう配置され、その開口周縁部とモニタ上面との間には、開口1aを囲むように熱伝導性ゴム11が介装されている。
以上の構成において、カメラで撮影が行われると、撮像素子3およびタイミングジェネレータ4が発熱する。発熱量は、撮像素子3よりもタイミングジェネレータ4の方が大きい。タイミングジェネレータ4から発した熱は、ゴムシート7の右側部分7Aから中央部分7B,左側部分7Cの順で伝わり、さらにアルミ熱伝導板8,熱伝導ゴム9,フレーム10,液晶モニタ5の筐体(ステンレス製),熱伝導性ゴム11を順に介して外観カバー1に伝わり、外観カバー1から外部に放熱される。また撮像素子3から発した熱は、ゴムシート7の中央部分7Bから左側部分7Cに伝わり、上述と同様の経路で外観カバー1から外部に放熱される。
このように本実施形態では、1枚の熱伝導性ゴムシート7を上記のように配置することで、タイミングジェネレータ4の熱をその上面から、また撮像素子3の熱をその裏面側からそれぞれアルミ熱伝導板8に導き、部材10,5,11を順に介して外観カバー1から放熱するようにしたので、簡単な構成で2つの発熱体3,4の熱を効率よく逃がすことができる。しかも、放熱部材として液晶モニタ5やそのフレーム10を利用しているので、更なる部品点数の低減が図れる。また、金属部材の間に熱伝導性ゴムを配置しているため、各部材の密着度が高まり、接触面積を大きくして放熱効率をアップさせることができる。
なお、デジタルスチルカメラに限定されず、ビデオカメラやテレビカメラにも本発明を適用できる。
1 外観カバー
2 レンズ2
3 撮像素子
4 タイミングジェネレータ
5 液晶モニタ
6 撮像基板
7 熱伝導性ゴムシート
7A〜7C 右側,中央,左側部分
8 アルミ製熱伝導板
9,11 熱伝導性ゴム
10 ステンレス製フレーム
2 レンズ2
3 撮像素子
4 タイミングジェネレータ
5 液晶モニタ
6 撮像基板
7 熱伝導性ゴムシート
7A〜7C 右側,中央,左側部分
8 アルミ製熱伝導板
9,11 熱伝導性ゴム
10 ステンレス製フレーム
Claims (4)
- 基板の一方の面に実装される画像データ生成用の撮像素子と、
前記基板の他方の面に実装される撮像素子駆動用の電子部品と、
前記基板の他方の面側おいて、前記基板との間に電子部品を挟むように配置される第1の部分と、前記撮像素子との間に前記基板を挟むように配置される第2の部分とを一体に有する熱伝導部材と、
前記撮像素子,電子部品および熱伝導部材を覆う外観カバーとを有し、前記撮像素子および電子部品の熱を前記熱伝導部材を介して前記外観カバーから放熱するよう構成したことを特徴とするカメラ。 - 前記熱伝導部材と前記外観カバーとの間に介装され、前記熱伝導部材から外観カバーに熱を導く放熱機構を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記放熱機構は、2以上の金属製部材と、2つの金属製部材との間に挟まれる熱伝導性ゴム部材とを含むことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
- 前記金属製部材は、画像または情報表示用のモニタ装置の筐体を含むことを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004058850A JP2005252547A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004058850A JP2005252547A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004058850A Pending JP2005252547A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | カメラ |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009218692A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Canon Inc | 撮像装置 |
EP2393277A1 (en) | 2010-06-07 | 2011-12-07 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging apparatus |
JP2012109923A (ja) * | 2010-03-25 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 撮像ユニットの放熱構造 |
US10694084B2 (en) | 2017-07-14 | 2020-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus capable of efficiently radiating heat of an image sensor without an increase in size |
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2004
- 2004-03-03 JP JP2004058850A patent/JP2005252547A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009218692A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-09-24 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2012109923A (ja) * | 2010-03-25 | 2012-06-07 | Panasonic Corp | 撮像ユニットの放熱構造 |
US8432486B2 (en) | 2010-03-25 | 2013-04-30 | Panasonic Corporation | Heat dissipating structure for an imaging unit |
EP2393277A1 (en) | 2010-06-07 | 2011-12-07 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging apparatus |
US8970700B2 (en) | 2010-06-07 | 2015-03-03 | Ricoh Company, Ltd. | Imaging apparatus |
US10694084B2 (en) | 2017-07-14 | 2020-06-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus capable of efficiently radiating heat of an image sensor without an increase in size |
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