JP2005105484A - 耐熱クッションシート材 - Google Patents
耐熱クッションシート材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005105484A JP2005105484A JP2003342251A JP2003342251A JP2005105484A JP 2005105484 A JP2005105484 A JP 2005105484A JP 2003342251 A JP2003342251 A JP 2003342251A JP 2003342251 A JP2003342251 A JP 2003342251A JP 2005105484 A JP2005105484 A JP 2005105484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- sheet material
- cushion sheet
- microcapsules
- resistant cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 77
- 239000003094 microcapsule Substances 0.000 claims abstract description 73
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 claims abstract description 40
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims description 15
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 7
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000003475 lamination Methods 0.000 abstract description 6
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 9
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 8
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 6
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 5
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 239000011122 softwood Substances 0.000 description 5
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 4
- 229920002239 polyacrylonitrile Polymers 0.000 description 4
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 3
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 3
- HRPVXLWXLXDGHG-UHFFFAOYSA-N Acrylamide Chemical compound NC(=O)C=C HRPVXLWXLXDGHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 239000002775 capsule Substances 0.000 description 2
- 125000002091 cationic group Chemical group 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 description 2
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000004005 microsphere Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229920002401 polyacrylamide Polymers 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000004537 pulping Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明の耐熱クッションシート材は、無機繊維からなる抄紙式シート内に、中空状のマイクロカプセルを分散状態に含有させたことを特徴とする。
【選択図】なし
Description
例えば、ポリアミド系繊維のフェルトからなるものにあっては、ポリアミド系繊維自体は加工時の200℃以下の温度には耐え得るものであるが、ポリアミド系繊維をフェルト状のシートに形成するために有機バインダを使用する必要があり、この有機バインダには耐熱性がなく、クッションシート材が徐々に劣化するという問題がある。
このような耐熱性の要求を満たし、抄紙式シートの形成が可能な材料としては、無機繊維が挙げられるが、無機繊維を抄造したシートは、加圧を繰り返すと、抄紙式シートを構成している無機繊維が折れて粉状となり、クッション性が低下するとともに、粉状となった無機繊維が異物となって、製品を汚染するという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点を解消するべく、プリント配線基板等の積層工程に用いるクッションシート材として、繰り返しの加圧および加熱によっても厚さ変化や硬化がなく、クッション性が維持される耐久性と、耐熱性を備えた耐熱クッションシート材を提供することを目的とする。
また、請求項2記載の耐熱クッションシート材は、前記請求項1記載の耐熱クッションシート材において、前記無機繊維が、微細ガラス繊維であることを特徴とする。
また、請求項3記載の耐熱クッションシート材は、前記請求項1または2記載の耐熱クッションシート材において、前記マイクロカプセルは、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする。
また、請求項4記載の耐熱クッションシート材は、前記請求項1乃至3のいずれかに記載の耐熱クッションシート材において、前記無機繊維の表面に、前記マイクロカプセルを接着固定させたことを特徴とする。
また、請求項5記載の耐熱クッションシート材は、前記請求項1乃至4のいずれかに記載の耐熱クッションシート材において、前記耐熱クッションシート材中の前記マイクロカプセルの含有量が1〜70質量%であることを特徴とする。
また、請求項6記載の耐熱クッションシート材は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載の耐熱クッションシート材において、前記マイクロカプセルは、膨張性マイクロカプセルを膨張させてなるものであり、前記耐熱クッションシート材は、前記無機繊維と未膨張の前記膨張性マイクロカプセルを混合抄紙した後、該膨張性マイクロカプセルを膨張させてなるものであることを特徴とする。
また、請求項7記載の耐熱クッションシート材は、前記請求項6記載の耐熱クッションシート材において、前記膨張性マイクロカプセルは、加熱によって膨張する熱膨張性マイクロカプセルであり、前記耐熱クッションシート材は、前記無機繊維と未膨張の前記熱膨張性マイクロカプセルを混合抄紙した後、加熱処理により、該熱膨張性マイクロカプセルを膨張させるとともに、前記無機繊維の表面に前記マイクロカプセルを接着固定させてなるものであることを特徴とする。
(1)本発明の耐熱クッションシート材は、無機繊維からなる抄紙式シート内に、中空状のマイクロカプセルを分散状態に含有させてなるものであるため、クッション性を付与する中空状のマイクロカプセルを耐熱性を有する無機繊維からなる抄紙式シート中に断熱保持することができ、繰り返しの加熱および加圧によっても厚さ変化や硬化が生じにくく、クッション性の維持が可能となる耐久性を有し、従来の他の有機繊維(例えば、植物性パルプ、合成パルプ)を用いたクッションシート材よりも耐熱性が向上する。
(2)また、無機繊維からなる抄紙式シート内に、中空状のマイクロカプセルを分散状態に含有させていることから、マイクロカプセルが有する弾力性により無機繊維が折れにくくなるため、無機繊維が折れて飛散せず、耐熱クッションシート材として用いた場合にプリント配線基板等の製品を汚染しない。
(3)無機繊維とマイクロカプセルを混合抄紙してシートを形成するようにした時には、マイクロカプセルを均一に分散して均一な厚さのシートを製造することができ、このような抄紙式シートを耐熱クッションシート材として用いることにより、積層されたプリント配線基板に一定の圧力を均一に加えることができ、積層プレス品の加工精度を向上することができる。
(4)無機繊維からなる抄紙式シート内に、中空状のマイクロカプセルを含有させているため、無機繊維を減量して抄紙式シートを低密度化することができ、中空状のマイクロカプセルを含有させない同じ厚さのシートと比べて、乾燥工程へ持ち込む水分量を少なくすることができ乾燥エネルギーを低減することができ、抄造速度を向上できるなど生産性が増すとともに、製造コストを大幅に削減でき、製品単価を低減できる。
前記抄紙式シートが、無機繊維からなるものであるため、パルプ等を用いた抄紙式シートと比較して耐熱性が優れている。しかも、無機繊維からなる抄紙式シート中に、クッション性を付与する中空状のマイクロカプセルを含有させているため、耐熱性を有する無機繊維中に前記マイクロカプセルを断熱保持することができ、耐熱性を低下させることなく、クッション性を維持することができる。
なぜならば、微細ガラス繊維は他の無機繊維に比べ、繊維化が容易でガラス固まり(ショット)が少ないため、これを用いて抄紙式シートを形成すると、より均一な厚さのシートを抄造することができ、クッションシート材として用いた場合に、積層されたプリント配線基板に一定の圧力を均一に加えることができ、加工精度を向上することが可能だからである。
前記微細ガラス繊維は、例えば、耐酸性のCガラスを、溶融、紡糸後、バーナの火炎でエネルギーを与え、吹き飛ばして得られた平均直径が0.2〜4μmのものが好ましい。
このように、抄紙式シートを構成する無機繊維に前記マイクロカプセルを接着して固定させると、繰り返しの加圧および加熱によっても、前記マイクロカプセルが移動することなく、厚さ変化(へたり)がなく、クッション性を維持して耐久性を保持することができる。また、無機繊維にマイクロカプセルが接着して固定されていると、マイクロカプセルが有する弾力性により無機繊維が折れにくくなるため、無機繊維が折れて飛散せず、耐熱クッションシート材として用いた場合にプリント配線基板等の製品を汚染しない。
前記熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリオレフィン、ポリアクリロニトリル(PAN)系等が挙げられるが、ガス透過が少なく、膨張後も形状を維持できる強度を有することからPAN系が好ましい。
また、前記マイクロカプセルは、膨張したもの、未膨張のものどちらでも用いることができるが、未膨張のマイクロカプセルを用いる場合は、抄紙式シートを製造後に加熱処理を必要とする。また、未膨張のマイクロカプセルを用いる場合は、熱可塑性樹脂からなるカプセル、すなわち、殻の中に加熱等によって膨張する膨張性材料、例えば、低沸点炭化水素を内包した構造のものを用いることが好ましい。
また、前記膨張性マイクロカプセルの大きさは、抄紙時の均一分散性を考慮すると、直径が数十μm以下であることが好ましい。
(1)所定量の無機繊維、例えば、微細ガラス繊維に、所定量の未膨張あるいは膨張させた熱可塑性樹脂からなるマイクロカプセルを添加して、ミキサー、パルパーなどの分離機により水中で均一に分散・混合する。尚、この例では、未膨張の膨張性マイクロカプセルを用いる場合は、加熱によって膨張する熱膨張性マイクロカプセルを用いるようにしている。
(2)分散・混合後、カチオン系吸着剤として、例えば、ポリアクリルアミド系吸着剤を適量添加し、前記微細ガラス繊維の表面に前記マイクロカプセルを吸着・担持させる。
(3)得られた抄紙種を丸網、長網又は傾斜式抄紙機を用いて抄紙式シートを形成する。
(4)前記抄紙式シートを乾燥して原反シートを得る。
(5)乾燥後、所定の温度に達するように、前記シートを加熱炉に通す加熱処理を行い、前記微細ガラス繊維の表面に吸着・担持された前記マイクロカプセルの熱可塑性樹脂の外殻を適度に溶融させて、無機繊維の表面に、前記マイクロカプセルを接着固定させる。未膨張の膨張性マイクロカプセルを配合した場合には、前記加熱炉の温度を前記マイクロカプセルの膨張温度に合わせて適度に設定した上で、前記加熱処理を行うことにより、前記膨張性マイクロカプセルの膨張と同時に、前記マイクロカプセルの接着固定を行うことができる。
平均繊維径が1μmの微細ガラス繊維90質量%と、ポリアクリロニトリルからなるカプセル内に低沸点炭化水素を内包した未膨張の熱膨張性マイクロカプセル(松本油脂製薬株式会社製マツモトマイクロスフェアーF−55)10質量%を水中で分散・混合後、カチオン系吸着剤であるアクリルアミド系吸着剤を添加して前記微細ガラス繊維の表面に前記マイクロカプセルを吸着・担持させた後、pH3.0の酸性条件において通常の抄紙機にてシートを形成し、95℃で乾燥した後、さらに、140℃の加熱処理を行い、前記マイクロカプセルを膨張させるとともに、前記マイクロカプセルをガラス繊維の表面に接着固定させて、厚さ1.08mmの耐熱クッションシート材を得た。
実施例1において、前記微細ガラス繊維の配合量を80質量%、前記熱膨張性マイクロカプセルの配合量を20質量%としたこと以外は、実施例1と同様にして、厚さ1.05mmの耐熱クッションシート材を得た。
実施例1において、前記微細ガラス繊維の配合量を50質量%、前記熱膨張性マイクロカプセルの配合量を50質量%としたこと以外は、実施例1と同様にして、厚さ1.05mmの耐熱クッションシート材を得た。
従来のクッションシート材は、表層と内部層の2層構造のものであり、表層として、針葉樹クラフトパルプ100質量%を水中で分散した紙料を用意し、内部層として、針葉樹クラフトパルプ80質量%と、実施例1で用いた前記熱膨張性マイクロカプセル20質量%を水中で分散・混合後、アクリルアミド系吸着剤を添加して前記針葉樹クラフトパルプの表面に前記熱膨張性マイクロカプセルを吸着・担持させた紙料を用意し、これらを用いてpH7.0の中性条件において円網2層抄紙機にて2層構造のシートを形成し、95℃で乾燥した後、さらに、140℃の加熱処理を行い内部層の前記マイクロカプセルを膨張させるとともに、前記針葉樹クラフトパルプの表面に前記マイクロカプセルを接着固定させて、2層構造からなる厚さ1.05mmのクッションシート材を得た。
(1)実施例1〜3の耐熱クッションシート材は、ガラス繊維を主体としてなるものであるため、230℃の高温加熱後も、変色はあるものの着火はせず、高度な耐熱性を有していることが確認できた。尚、従来例のクッションシート材は着火を起こした。
(2)また、着火温度については、実施例1および2の耐熱クッションシート材では500℃と非常に高く優秀で、密度がやや低かった実施例3の耐熱クッションシート材においても350℃であり、従来例のクッションシート材に比べれば120℃も高い結果となり、耐熱性が優れていることが確認できた。
(3)また、230℃の高温加熱後も、良好なクッション性を維持しており、耐久性に優れていることが確認できた。
(4)また、230℃の高温加熱後も、シート形状を良好に維持しており、積層貼合せを行う製造工程で使用した場合には、積層プレス品の加工精度を向上することが可能であることが確認できた。
(5)また、実施例1〜3の耐熱クッションシート材は、無機繊維の配合量を減量できたことで、従来例のクッションシート材と比較して密度を70〜85%も低減することができ、抄造速度を向上できるとともに、乾燥工程へ持ち込む水分量を少なくすることができ乾燥エネルギーの大幅な削減を図ることができ、生産性が向上し、従来例のクッションシート材と比較して、製造価格を15〜40%削減することができた。なお、実施例1〜3の耐熱クッションシート材において、実施例1から実施例3にかけて密度が低下しているのに、製造価格が上昇しているのは、マイクロカプセルの材料単価が高いためである。
(6)これに対して、従来例のクッションシート材は、針葉樹クラフトパルプを主体としてなるものであるため、耐熱性が乏しく、230℃の高温加熱時に着火してしまい、クッション性を維持する中空状のマイクロカプセルをクッションシート材内に保護することができず、クッション性およびシート形状も維持することができなかった。
(7)従って、上記結果から、実施例1〜3の耐熱クッションシート材は、加熱および加圧して積層貼合せを行う製造工程で使用される耐熱クッションシート材として適しており、積層品の加工精度を向上することができ、しかも、低コストで得られることが確認できた。
Claims (7)
- 無機繊維からなる抄紙式シート内に、中空状のマイクロカプセルを分散状態に含有させたことを特徴とする耐熱クッションシート材。
- 前記無機繊維が、微細ガラス繊維であることを特徴とする請求項1記載の耐熱クッションシート材。
- 前記マイクロカプセルは、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項1または2記載の耐熱クッションシート材。
- 前記無機繊維の表面に、前記マイクロカプセルを接着固定させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の耐熱クッションシート材。
- 前記耐熱クッションシート材中の前記マイクロカプセルの含有量が1〜70質量%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の耐熱クッションシート材。
- 前記マイクロカプセルは、膨張性マイクロカプセルを膨張させてなるものであり、前記耐熱クッションシート材は、前記無機繊維と未膨張の前記膨張性マイクロカプセルを混合抄紙した後、該膨張性マイクロカプセルを膨張させてなるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の耐熱クッションシート材。
- 前記膨張性マイクロカプセルは、加熱によって膨張する熱膨張性マイクロカプセルであり、前記耐熱クッションシート材は、前記無機繊維と未膨張の前記熱膨張性マイクロカプセルを混合抄紙した後、加熱処理により、該熱膨張性マイクロカプセルを膨張させるとともに、前記無機繊維の表面に前記マイクロカプセルを接着固定させてなるものであることを特徴とする請求項6記載の耐熱クッションシート材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003342251A JP4318997B2 (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 耐熱クッションシート材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003342251A JP4318997B2 (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 耐熱クッションシート材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005105484A true JP2005105484A (ja) | 2005-04-21 |
JP4318997B2 JP4318997B2 (ja) | 2009-08-26 |
Family
ID=34536598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003342251A Expired - Fee Related JP4318997B2 (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 耐熱クッションシート材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4318997B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007095372A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池 |
JP2008050725A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 熱プレス用耐熱クッションシート材および熱プレス成形方法 |
JP2009012195A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 熱プレス用耐熱クッションシート材および熱プレス成形方法 |
WO2016103984A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布及び不織布の製造方法 |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003342251A patent/JP4318997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007095372A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 密閉型鉛蓄電池用セパレータ及び密閉型鉛蓄電池 |
JP2008050725A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 熱プレス用耐熱クッションシート材および熱プレス成形方法 |
JP2009012195A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 熱プレス用耐熱クッションシート材および熱プレス成形方法 |
WO2016103984A1 (ja) * | 2014-12-25 | 2016-06-30 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布及び不織布の製造方法 |
JP2016121427A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | ユニ・チャーム株式会社 | 不織布及び不織布の製造方法 |
TWI633228B (zh) * | 2014-12-25 | 2018-08-21 | 日商優你 嬌美股份有限公司 | Non-woven fabric and non-woven fabric manufacturing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4318997B2 (ja) | 2009-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2611612B2 (ja) | クッション性紙管 | |
TWI619807B (zh) | Insulation material and method of manufacturing the same | |
JP5549954B2 (ja) | 音響効果天井タイル製品に有用な低密度不織材料 | |
CN1942629A (zh) | 芳纶纸掺合物 | |
JP5294671B2 (ja) | 熱膨張性粒子含有嵩高紙及びその製造方法 | |
JPS6255600B2 (ja) | ||
EP0211165B1 (en) | Base material for honeycomb core structure and process for producing the same | |
JP4263603B2 (ja) | 回路基板に特に有用な中実シート材料 | |
JP4318997B2 (ja) | 耐熱クッションシート材 | |
US7984788B2 (en) | Laminated acoustic absorption sheet with flame retardant | |
JP4339915B2 (ja) | 低密度工程紙 | |
JP2008045239A (ja) | 不織布及び不織布の製造方法 | |
JP4347709B2 (ja) | クッション紙 | |
JP3166763B2 (ja) | 発泡体粒子混抄紙 | |
JP2689787B2 (ja) | 発泡体粒子を含有する紙の製造方法 | |
JP2009084744A (ja) | 不燃シート又は不燃成形体及びそれらの製造方法 | |
JP4707043B2 (ja) | クッション紙及びその製造方法 | |
KR20200040778A (ko) | 고흡음 계수, 저밀도 음향 타일 | |
JP6450201B2 (ja) | 断熱容器用シート、断熱容器及び断熱容器用シートの製造方法 | |
JP2008045229A (ja) | 不織布及び不織布の製造方法 | |
JP2002069898A (ja) | ファイル・ホルダー用紙及びその製造方法 | |
JPH11241297A (ja) | 断熱性シート | |
JP2003003398A (ja) | 低密度紙 | |
JPH0967790A (ja) | 調湿性低密度紙及びその製造方法 | |
KR102754887B1 (ko) | 단열 시트 및 그의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060502 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090527 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |