JP2005197355A - 半導体装置及びその製造方法、回路基板ならびに電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 半導体装置は、複数のリードが形成されてなる基板1と、開口8内にそれぞれのリードの一部が配置されるようにリードを覆う絶縁膜7と、基板1に搭載されて開口8内で複数の電極6とリードが対向して電気的に接続されてなる半導体チップ5と、を有する。絶縁膜7の開口端部9は、半導体チップ5とオーバーラップする領域内に位置する第1及び第2の部分10,11を含み、第1の部分10は、いずれかの電極6の第1の方向を向く第1の側面18に対向するように位置し、第2の部分11は、いずれかの電極の第1の方向に交差する第2の方向を向く第2の側面19に対向するように位置してなる。
【選択図】 図3
Description
開口を有し、前記開口内にそれぞれの前記リードの一部が配置されるように前記リードを覆う絶縁膜と、複数の電極を有し、前記基板に搭載され、前記開口内で前記複数の電極と前記リードが対向して電気的に接続されてなる半導体チップと、を有し、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置する第1及び第2の部分を含み、
前記第1の部分は、いずれかの前記電極の第1の方向を向く第1の側面に対向するように位置し、前記第2の部分は、いずれかの前記電極の前記第1の方向に交差する第2の方向を向く第2の側面に対向するように位置してなる。本発明によれば、絶縁膜に第1及び2の部分を設けているので、半導体チップを基板上に載せたときに、電極の第1及び2の側面を第1及び2の部分にそれぞれ対向させることにより、容易に半導体チップと基板の位置合わせができる。その結果、高精度な実装が可能となる。
(2)この半導体装置において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置する第3及び第4の部分をさらに含み、
前記第3の部分は、いずれかの前記電極の前記第1の方向とは反対の第3の方向を向く第3の側面に対向するように位置し、前記第4の部分は、いずれかの前記電極の前記第2の方向とは反対の第4の方向を向く第4の側面に対向するように位置してもよい。
(3)この半導体装置において、
前記複数の電極は、前記半導体チップの第1,2,3及び4の辺を含む矩形の面に設けられ、
前記第1の辺と前記第3の辺とは、向き合うように位置し、前記第2の辺と前記第4の辺とは、向き合うように位置してもよい。
(4)この半導体装置において、
前記第1,2,3及び4の部分は、それぞれ複数設けられ、
前記複数の第1の部分は、前記第1の辺に沿って並ぶ第1のグループの電極に対向するように位置し、前記複数の第2の部分は、前記第2の辺に沿って並ぶ第2のグループの電極に対向するように位置し、前記複数の第3の部分は、前記第3の辺に沿って並ぶ第3のグループの電極に対向するように位置し、前記複数の第4の部分は、前記第4の辺に沿って並ぶ第4のグループの電極に対向するように位置してもよい。
(5)この半導体装置において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面に隣接する第1の凸部と、前記第2の辺に最も近い前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面に隣接する第2の凸部と、前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面に隣接する第3の凸部と、前記第4の辺に最も近い前記電極の前記第4の辺を向く側面である前記第4の側面に隣接する第4の凸部と、を含んでもよい。
(6)この半導体装置において、
前記開口端部の全体が前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置してもよい。
(7)この半導体装置において、
前記開口端部の全体が前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置し、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面と、それぞれの列において最も前記第2の辺に近いいずれかの前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面と、前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面と、それぞれの列において最も前記第4の辺に近いいずれかの前記電極の前記第4の辺を向く側面である第4の側面とに隣接するように形成されてもよい。
(8)この半導体装置において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第1の電極と、前記第1の辺に沿って前記第1の電極よりも前記第1の辺から離れた位置で間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第2の電極と、を含み、
前記第1及び第2の電極は、千鳥状に配置されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凸部が間隔をあけて形成されてなる、くし形形状を含み、
前記くし形形状は、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記第1の電極の間を通って、いずれかの前記第2の電極に隣接するように形成されてもよい。
(9)この半導体装置において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凹凸部が形成されてなる、くし形形状を含み、
前記くし形形状は、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループの電極の隣に、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記電極の間に配置され、それぞれの前記凹部内に、いずれかの前記電極が隣接するように形成されもよい。
(10)この半導体装置において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に対して斜めに交差する直線に沿って配列される一対の電極を含み、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記半導体チップの角部から、前記一対の電極の間の方向に突出する凸部を有してもよい。
(11)本発明に係る回路基板は、上記半導体装置が電気的に接続されてなる。
(12)本発明に係る電子機器は、上記半導体装置を有する。
(13)本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体チップの複数の電極と、基板に形成された複数のリードと、を対向するように位置合わせすること、及び、前記電極と前記リードを電気的に接続することを含み、
前記リードは、開口を有する絶縁膜によって、前記開口内にそれぞれの前記リードの一部が配置されるように覆われ、前記絶縁膜の前記開口端部は、第1及び第2の部分を含み、
前記位置合わせは、いずれかの前記電極の第1の方向を向く第1の側面を、前記第1の部分に接触させて、前記第1の方向及びその反対方向の位置合わせを行うこと、及び、いずれかの前記電極の前記第1の方向に交差する第2の方向を向く第2の側面を、前記第2の部分に接触させて、前記第2の方向及びその反対方向の位置合わせを行うことを含む。本発明によれば、上述した効果を達成できる基板を使用するので、位置合わせの実装精度を向上して工程を行うことができる。
(14)この半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、第3及び第4の部分をさらに含み、
前記位置合わせは、いずれかの前記電極の前記第1の方向とは反対の第3の方向を向く第3の側面を、前記第3の部分に接触させて、前記第3の方向の位置合わせを行うこと、及び、いずれかの前記電極の前記第2の方向とは反対の第4の方向を向く第4の側面を、前記第4の部分に接触させて、前記第4の方向の位置合わせを行うことを含んでもよい。
(15)この半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記半導体チップの第1,2,3及び4の辺を含む矩形の面に設けられ、
前記第1の辺と前記第3の辺とは、向き合うように位置し、前記第2の辺と前記第4の辺とは、向き合うように位置してもよい。
(16)この半導体装置の製造方法において、
前記第1,2,3及び4の部分は、それぞれ複数設けられ、
前記位置合わせで、前記第1の辺に沿って並ぶ第1のグループの電極を、前記複数の第1の部分に対向するように配置し、前記第2の辺に沿って並ぶ第2のグループの電極を、前記複数の第2の部分に対向するように配置し、前記第3の辺に沿って並ぶ第3のグループの電極を、前記複数の第3の部分に対向するように配置し、前記第4の辺に沿って並ぶ第4のグループの電極を、前記複数の第4の部分に対向するように配置してもよい。
(17)この半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記位置合わせは、前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第1の凸部に接触させて、前記第1の方向の位置合わせを行うこと、前記第2の辺に最も近い前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第2の凸部に接触させて、前記第2の方向の位置合わせを行うこと、前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第3の凸部に接触させて、前記第3の方向の位置合わせを行うこと、及び、前記第4の辺に最も近い前記電極の前記第4の辺を向く側面である前記第4の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第4の凸部に接触させて、前記第4の方向の位置合わせを行うことを含んでもよい。
(18)この半導体装置の製造方法において、
前記位置合わせで、前記開口端部の全体を、前記半導体チップとオーバーラップする領域内に配置してもよい。
(19)この半導体装置の製造方法において、
前記開口端部は、全体が前記半導体チップとオーバーラップするように形成され、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記位置合わせは、前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第1の方向の位置合わせを行うこと、それぞれの列において最も前記第2の辺に近いいずれかの前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第2の方向の位置合わせを行うこと、前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第3の方向の位置合わせを行うこと、それぞれの列において最も前記第4の辺に近いいずれかの前記電極の前記第4の辺を向く側面である第4の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第4の方向の位置合わせを行うことを含んでもよい。
(20)この半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第1の電極と、前記第1の辺に沿って前記第1の電極よりも前記第1の辺から離れた位置で間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第2の電極と、を含み、
前記第1及び第2の電極は、千鳥状に配置されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凸部が間隔をあけて形成されてなる、くし形形状を含み、
前記位置合わせで、前記くし形形状を、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記第1の電極の間を通って、いずれかの前記第2の電極に隣接するように配置してもよい。
(21)この半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凹凸部が形成されてなる、くし形形状を含み、
前記位置合わせで、前記くし形形状を、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループの電極の隣に、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記電極の間に配置し、それぞれの前記凹部内に、いずれかの前記電極が隣接するように配置してもよい。
(22)この半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に対して斜めに交差する直線に沿って配列される一対の電極を含み、
前記位置合わせで、前記絶縁膜の前記開口端部を、前記半導体チップの角部から、前記一対の電極の間の方向に突出する凸部になるように配置してもよい。
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態に係るCOF用フィルムの平面図であり、図2は、本実施の形態に係るCOF型半導体装置の断面図であリ、図3は、本実施の形態に係る図2のIII−III線断面図である。
本実施の形態に係る半導体装置には、図1に示すCOF用フィルム(基板)1が使用される。COF用フィルム1は、少なくとも1つの半導体チップを搭載するためのインターポーザとして使用される。COF用フィルム1は、複数の配線パターン2の支持部材である。COF用フィルム1は、フレキシブル性を有し、厚さ15μm(または、20、25、38、40μm)の薄膜のポリイミド樹脂で形成されることが多いが、それ以外の周知の材料を使用することができる。このCOF用フィルム1の表面に厚さ8μm(または、9、12、15、18μm)の銅箔パターンが接着剤を介在させずに形成されている。銅箔パターンの表面には図示しない錫メッキまたは金メッキが施されている。銅箔パターンには、インナーリード(リード)3およびアウターリード(リード)4を含む配線パターン2が含まれる。図より明らかなように、隣り合う2つのインナーリード3の間の間隔は、広いところと狭いところがある。配線パターン2上には、搭載される半導体チップの電極に対応して電気的に接続される部分(接続部)つまりインナーリード3の先端部と、外部の端子(液晶パネルやプリント基板などに形成された端子)に接続されるアウターリード4とを除いて、絶縁膜(例えば、ソルダーレジスト)7が塗布されており、これにより絶縁状態が確保される。
図2は、COF用フィルム1の幅方向に延びる直線に沿った断面図である。
本実施の形態に係るCOF型半導体装置は上述のように構成されており、以下その製造方法について説明する。
図6は、本発明を適用した実施の形態に係る回路基板を示す図である。図6に示すように、回路基板61には、上述したCOF型半導体装置60が電気的に接続されている。回路基板61は、例えば液晶パネルであってもよい。COF型半導体装置60は、COF用フィルム1を、半導体チップ5を囲む輪郭で打ち抜いた形状をなす。
本発明を適用したCOF型半導体装置を有する電子機器として、図7には、携帯電話62が示されている。この携帯電話62は、本発明を適用した回路基板61(液晶パネル)も有する。図8には、本発明を適用したCOF型半導体装置(図示せず)を有するノート型パーソナルコンピュータ63が示されている。
図9は、本発明を適用した第2の実施の形態に係るCOF用フィルム上の絶縁膜と半導体チップ上のバンプとの位置決めの説明図である。本実施の形態では、複数の第1の部分36は、第1の辺14に沿って並ぶ第1のグループの電極22に対向するように位置している。複数の第2の部分37は、第2の辺15に沿って並ぶ第2のグループの電極23に対向するように位置している。複数の第3の部分38は、第3の辺16に沿って並ぶ第3のグループの電極24に対向するように位置している。複数の第4の部分39は、第4の辺17に沿って並ぶ第4のグループの電極25に対向するように位置している。
図10は、本発明を適用した第3の実施の形態に係るCOF用フィルム上の絶縁膜と半導体チップ上のバンプとの位置決めの説明図である。本実施の形態では、絶縁膜の開口端部41の全体が半導体チップ5とオーバーラップする領域内に位置している。
図11は、本発明を適用した第4の実施の形態に係るCOF用フィルム上の絶縁膜と半導体チップ上のバンプとの位置決めの説明図である。本実施の形態では、複数の電極6は、第1の辺14に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第1の電極34を含んでいる。また、第1の辺14に沿って第1の電極34よりも第1の辺14から離れた位置で間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第2の電極35を含んでいる。第1,2の電極34,35は、千鳥状に配置されている。絶縁膜の開口端部46は、複数の凸部が間隔をあけて形成されてなる、くし形形状を含んでいる。くし形形状は、それぞれの凸部が隣同士の一対の第1の電極34の間を通って、いずれかの第2の電極35に隣接するように形成されている。位置合わせは、くし形形状を、それぞれの凸部が隣同士の一対の第1の電極34の間を通って、いずれかの第2の電極35に隣接するように配置する。その他の構成及び製造方法については、第1の実施の形態で説明した内容を適用することができる。
図12は、本発明を適用した第5の実施の形態に係るCOF用フィルム上の絶縁膜と半導体チップ上のバンプとの位置決めの説明図である。本実施の形態では、絶縁膜の開口端部47は、複数の凹凸部が形成されてなる、くし形形状を含んでいる。くし形形状は、第1の辺14に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループの電極6の隣に、それぞれの凸部が隣同士の一対の電極6の間に配置され、それぞれの凹部内に、いずれかの電極6が隣接するように形成されている。位置合わせは、くし形形状を、第1の辺14に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループの電極6の隣に、それぞれの凸部が隣同士の一対の電極6の間に配置する。さらに、それぞれの凹部内に、いずれかの電極6が隣接するように配置する。その他の構成及び製造方法については、第1の実施の形態で説明した内容を適用することができる。
図13は、本発明を適用した第6の実施の形態に係るCOF用フィルム上の絶縁膜と半導体チップ上のバンプとの位置決めの説明図である。本実施の形態では、複数の電極6は、第1の辺14に対して斜めに交差する直線に沿って配列される一対の電極6を含んでいる。
Claims (22)
- 複数のリードが形成されてなる基板と、
開口を有し、前記開口内にそれぞれの前記リードの一部が配置されるように前記リードを覆う絶縁膜と、
複数の電極を有し、前記基板に搭載され、前記開口内で前記複数の電極と前記リードが対向して電気的に接続されてなる半導体チップと、
を有し、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置する第1及び第2の部分を含み、
前記第1の部分は、いずれかの前記電極の第1の方向を向く第1の側面に対向するように位置し、
前記第2の部分は、いずれかの前記電極の前記第1の方向に交差する第2の方向を向く第2の側面に対向するように位置してなる半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置する第3及び第4の部分をさらに含み、
前記第3の部分は、いずれかの前記電極の前記第1の方向とは反対の第3の方向を向く第3の側面に対向するように位置し、
前記第4の部分は、いずれかの前記電極の前記第2の方向とは反対の第4の方向を向く第4の側面に対向するように位置する半導体装置。 - 請求項2記載の半導体装置において、
前記複数の電極は、前記半導体チップの第1,2,3及び4の辺を含む矩形の面に設けられ、
前記第1の辺と前記第3の辺とは、向き合うように位置し、
前記第2の辺と前記第4の辺とは、向き合うように位置してなる半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置において、
前記第1,2,3及び4の部分は、それぞれ複数設けられ、
前記複数の第1の部分は、前記第1の辺に沿って並ぶ第1のグループの電極に対向するように位置し、
前記複数の第2の部分は、前記第2の辺に沿って並ぶ第2のグループの電極に対向するように位置し、
前記複数の第3の部分は、前記第3の辺に沿って並ぶ第3のグループの電極に対向するように位置し、
前記複数の第4の部分は、前記第4の辺に沿って並ぶ第4のグループの電極に対向するように位置してなる半導体装置。 - 請求項4記載の半導体装置において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、
前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面に隣接する第1の凸部と、
前記第2の辺に最も近い前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面に隣接する第2の凸部と、
前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面に隣接する第3の凸部と、
前記第4の辺に最も近い前記電極の前記第4の辺を向く側面である前記第4の側面に隣接する第4の凸部とを含む半導体装置。 - 請求項4記載の半導体装置において、
前記開口端部の全体が前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置してなる半導体装置。 - 請求項4記載の半導体装置において、
前記開口端部の全体が前記半導体チップとオーバーラップする領域内に位置し、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、
前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面と、
それぞれの列において最も前記第2の辺に近いいずれかの前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面と、
前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面と、
それぞれの列において最も前記第4の辺に近いいずれかの前記電極の前記第4の辺を向く側面である第4の側面とに隣接するように形成されてなる半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第1の電極と、前記第1の辺に沿って前記第1の電極よりも前記第1の辺から離れた位置で間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第2の電極と、
を含み、
前記第1及び第2の電極は、千鳥状に配置されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凸部が間隔をあけて形成されてなる、くし形形状を含み、
前記くし形形状は、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記第1の電極の間を通って、いずれかの前記第2の電極に隣接するように形成されてなる半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凹凸部が形成されてなる、くし形形状を含み、
前記くし形形状は、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループの電極の隣に、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記電極の間に配置され、それぞれの前記凹部内に、いずれかの前記電極が隣接するように形成されてなる半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に対して斜めに交差する直線に沿って配列される一対の電極を含み、
前記絶縁膜の前記開口端部は、前記半導体チップの角部から、前記一対の電極の間の方向に突出する凸部を有する半導体装置。 - 請求項1から請求項10のいずれかに記載の半導体装置が電気的に接続された回路基板。
- 請求項1から請求項10のいずれかに記載の半導体装置を有する電子機器。
- 半導体チップの複数の電極と、基板に形成された複数のリードと、を対向するように位置合わせすること、及び、
前記電極と前記リードを電気的に接続することを含み、
前記リードは、開口を有する絶縁膜によって、前記開口内にそれぞれの前記リードの一部が配置されるように覆われ、
前記絶縁膜の前記開口端部は、第1及び第2の部分を含み、
前記位置合わせは、
いずれかの前記電極の第1の方向を向く第1の側面を、前記第1の部分に接触させて、前記第1の方向及びその反対方向の位置合わせを行うこと、及び、
いずれかの前記電極の前記第1の方向に交差する第2の方向を向く第2の側面を、前記第2の部分に接触させて、前記第2の方向及びその反対方向の位置合わせを行うことを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項13記載の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、第3及び第4の部分をさらに含み、
前記位置合わせは、
いずれかの前記電極の前記第1の方向とは反対の第3の方向を向く第3の側面を、前記第3の部分に接触させて、前記第3の方向の位置合わせを行うこと、及び、
いずれかの前記電極の前記第2の方向とは反対の第4の方向を向く第4の側面を、前記第4の部分に接触させて、前記第4の方向の位置合わせを行うことを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記半導体チップの第1,2,3及び4の辺を含む矩形の面に設けられ、
前記第1の辺と前記第3の辺とは、向き合うように位置し、
前記第2の辺と前記第4の辺とは、向き合うように位置してなる半導体装置の製造方法。 - 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1,2,3及び4の部分は、それぞれ複数設けられ、
前記位置合わせで、
前記第1の辺に沿って並ぶ第1のグループの電極を、前記複数の第1の部分に対向するように配置し、
前記第2の辺に沿って並ぶ第2のグループの電極を、前記複数の第2の部分に対向するように配置し、
前記第3の辺に沿って並ぶ第3のグループの電極を、前記複数の第3の部分に対向するように配置し、
前記第4の辺に沿って並ぶ第4のグループの電極を、前記複数の第4の部分に対向するように配置する半導体装置の製造方法。 - 請求項16記載の半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記位置合わせは、
前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第1の凸部に接触させて、前記第1の方向の位置合わせを行うこと、
前記第2の辺に最も近い前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第2の凸部に接触させて、前記第2の方向の位置合わせを行うこと、
前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第3の凸部に接触させて、前記第3の方向の位置合わせを行うこと、及び、
前記第4の辺に最も近い前記電極の前記第4の辺を向く側面である前記第4の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部の第4の凸部に接触させて、前記第4の方向の位置合わせを行うことを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項16記載の半導体装置の製造方法において、
前記位置合わせで、
前記開口端部の全体を、前記半導体チップとオーバーラップする領域内に配置する半導体装置の製造方法。 - 請求項16記載の半導体装置の製造方法において、
前記開口端部は、全体が前記半導体チップとオーバーラップするように形成され、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って複数列をなすように配列されてなり、
前記位置合わせは、
前記第1の辺に最も近い列の前記電極の前記第1の辺を向く側面である前記第1の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第1の方向の位置合わせを行うこと、
それぞれの列において最も前記第2の辺に近いいずれかの前記電極の前記第2の辺を向く側面である前記第2の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第2の方向の位置合わせを行うこと、
前記第3の辺に最も近い列の前記電極の前記第3の辺を向く側面である前記第3の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第3の方向の位置合わせを行うこと、
それぞれの列において最も前記第4の辺に近いいずれかの前記電極の前記第4の辺を向く側面である第4の側面を、前記絶縁膜の前記開口端部に接触させて、前記第4の方向の位置合わせを行うことを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第1の電極と、前記第1の辺に沿って前記第1の電極よりも前記第1の辺から離れた位置で間隔をあけて並ぶ1つのグループをなす第2の電極と、を含み、
前記第1及び第2の電極は、千鳥状に配置されてなり、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凸部が間隔をあけて形成されてなる、くし形形状を含み、
前記位置合わせで、
前記くし形形状を、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記第1の電極の間を通って、いずれかの前記第2の電極に隣接するように配置する半導体装置の製造方法。 - 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
前記絶縁膜の前記開口端部は、複数の凹凸部が形成されてなる、くし形形状を含み、
前記位置合わせで、
前記くし形形状を、前記第1の辺に沿って間隔をあけて並ぶ1つのグループの電極の隣に、それぞれの前記凸部が隣同士の一対の前記電極の間に配置し、それぞれの前記凹部内に、いずれかの前記電極が隣接するように配置する半導体装置の製造方法。 - 請求項15記載の半導体装置の製造方法において、
前記複数の電極は、前記第1の辺に対して斜めに交差する直線に沿って配列される一対の電極を含み、
前記位置合わせで、
前記絶縁膜の前記開口端部を、前記半導体チップの角部から、前記一対の電極の間の方向に突出する凸部になるように配置する半導体装置の製造方法。
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KR100900229B1 (ko) | 2006-12-01 | 2009-06-02 | 주식회사 하이닉스반도체 | Fbga 패키지 |
JP2014229664A (ja) * | 2013-05-20 | 2014-12-08 | オリンパス株式会社 | 半導体装置、半導体装置の位置決め方法および半導体装置の位置決め装置 |
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2004
- 2004-01-05 JP JP2004000401A patent/JP2005197355A/ja not_active Withdrawn
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