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JP2005190941A - シールド接続構造 - Google Patents

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JP2005190941A
JP2005190941A JP2003433909A JP2003433909A JP2005190941A JP 2005190941 A JP2005190941 A JP 2005190941A JP 2003433909 A JP2003433909 A JP 2003433909A JP 2003433909 A JP2003433909 A JP 2003433909A JP 2005190941 A JP2005190941 A JP 2005190941A
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JP
Japan
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shield
braid
barrel
connection structure
outer conductor
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Pending
Application number
JP2003433909A
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English (en)
Inventor
Toru Iwashima
徹 岩島
Takeshi Aizawa
武史 相澤
Toshiyasu Tsubouchi
利康 坪内
Takaharu Dobashi
隆治 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】複数本の芯線とこれら芯線の外側を覆うシールド編組と更にその外側を覆うシースとからなるシールドケーブルの端末部分とシールドコネクタの外導体シェルとのシールド接続において、外導体シェルの圧着部のバレルによるシールド編組へのカシメ加工に際し、内側の芯線に断面変形などの影響を与えることなく、シールド編組とバレルの十分な接触荷重を得ることができるシールド接続構造を提供すること。
【解決手段】シールドケーブル端末部分のシース皮剥ぎにより露出されたシールド編組の内側位置に筒状リングを挿入し、この筒状リングが挿入された部分のシールド編組上に外導体シェルが備える圧着部のバレルをカシメ加工する。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車のワイヤーハーネスに関し、更に詳しくは車積されるLANシステムに用いられる伝送ケーブルであるシールドツイストペア電線などのシールドケーブルとコネクタとのシールド接続の構造に関するものである。
一般的に、STP(シールド・ツイステッド・ペア)と呼ばれるシールドツイストペア電線が備えるシールド編組の内側には、2本の一芯電線を撚り合わせたものが用いられている。この撚り合わせのツイストにより形成された隣り合う電線のループで発生する磁界の向きが逆になって、お互いに発生磁界を打ち消し合うことにより、電磁誘導の影響を少なくすることができるのが特徴で、この場合更に外側をシールド編組が覆うことで、より電磁誘導ノイズを外部に輻射し難いとともにノイズを外部から受け難いことが知られており、高速伝送用のLANケーブルとして広く使われている。
通常、このようなシールドツイストペア電線はモジュラーコネクタと呼ばれる専用のコネクタに端末加工されて接続されるが、近年、カーナビゲーション等の自動車に搭載される電気機器等を、このようなシールドツイストペア電線を用いて車積ネットワークを構成することがある。
このシールドツイストペア電線のシールド編組と通常自動車等に用いられるシールドコネクタの外導体シェルとのシールド接続構造としては、例えば下記特許文献1に開示されたようなものがある。
実開平7−18379号
この特許文献1のシールド接続構造では、外導体シェルが備える圧着バレルがシース皮剥ぎにより露出されたシールド編組上からカシメ加工されているが、強い圧力でカシメ付けると内側のツイストされている芯線を潰して高周波特性が劣化する原因となってしまう。このため、カシメ圧力は小さくしなければならず、電線に対するコネクタの引き抜き強度が弱いという問題や、自動車などの振動する車両に採用するのに十分な接続信頼性を満たすほどの接触荷重が得られないという問題があった。
そこで本発明が解決する課題は、外導体シェルの圧着部のバレルによるシールド編組へのカシメ加工に際し、芯線に断面変形などの影響を与えることなく、シールド編組とバレルの十分な接触荷重を得ることができるシールド接続構造を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係るシールド接続構造は、複数本の芯線とこれら芯線の外側を覆うシールド編組と更にその外側を覆うシースとからなるシールドケーブルの端末部分とシールドコネクタの外導体シェルとのシールド接続構造であって、このシールドケーブル端末部分の前記シース皮剥ぎにより露出された前記シールド編組の内側位置に筒状リングが挿入されると共に、この筒状リングが挿入された部分のシールド編組上に前記外導体シェルが備える圧着部のバレルがカシメ加工されていることを要旨とするものである。
更に本発明に係るシールド接続構造は、複数本の芯線とこれら芯線の外側を覆うシールド編組と更にその外側を覆うシースとからなるシールドケーブルの端末部分とシールドコネクタの外導体シェルとのシールド接続構造であって、このシールドケーブル端末部分の前記シース皮剥ぎにより露出された前記シールド編組の外側位置に筒状リングが装着されて更にその筒状リング上に前記シールド編組が折り返し反転された反転部が形成されると共に、この反転部のシールド編組上に前記外導体シェルが備える圧着部のバレルがカシメ加工されていることを要旨とするものである。
この場合、更に前記外導体シェルの圧着部には前記バレルとは別の第2のバレルが設けられ、この第2のバレルが皮剥ぎされていない部分の前記シース上にカシメ加工されていると良い。
上記構成を有するシールド接続構造の発明によれば、シールドケーブル端末部分のシース皮剥ぎにより露出されたシールド編組の内側位置に筒状リングが挿入されると共に、この筒状リングが挿入された部分のシールド編組上に外導体シェルが備える圧着部のバレルがカシメ加工、あるいは、このシールドケーブル端末部分の前記シース皮剥ぎにより露出されたシールド編組の外側位置に筒状リングが装着されて更にその筒状リング上にシールド編組が折り返し反転された反転部が形成されると共に、この反転部のシールド編組上に外導体シェルが備える圧着部のバレルがカシメ加工、という構成なので、内側のツイストされている芯線に断面変形などの影響を与えることなく、シールド編組と圧着バレルの十分な接続信頼性の良い接続を得ることができる。この場合、反転部へのカシメ加工によれば、引っ張りによるケーブルの抜けも防止される。
更に外導体シェルの圧着部にはシールド編組にカシメ加工したバレルとは別の第2のバレルが設けられ、この第2のバレルが皮剥ぎされていない部分のシース上にカシメ加工されている構成すれば、ケーブルの曲げや捩れなどの外力によるシールド接続部分への影響が軽減される。
以下に、本発明に係るシールド接続構造の実施の形態について図面を参照して説明する。尚、本実施形態に係るシールド接続構造は、芯線を多数本有するいわゆる多芯シールドケーブルに適用されるもので、本実施例では特に芯線を2本有する2芯シールドツイストペア電線に適用した場合について説明する。図1は、第1の実施形態に係るシールド接続構造の断面図を示したものである。
図1に示されるように、シールドツイストペア電線Wの端末部分に接続されるシールドコネクタ1は、内導体端子2、誘電体3、外導体端子4及び筒状リング5とで構成される。
内導体端子2は、シールドツイストペア電線Wの芯線Waの導体Wbに接続して高周波信号を伝達するもので、いわゆるメス型と呼ばれる端子形状を有している。この内導体端子2を収容する誘電体3は、内導体端子2と外導体端子4の導体端子間を絶縁状態にするためのもので、所定の誘電率を有する樹脂製の絶縁部材により成形されており、後方から内導体端子2は挿入されて固定される。また、この誘電体3の前端にはフランジ部3aが設けられており、外導体端子4の開口した前端に当接する。
外導体端子4は、シールドツイストペア電線Wのシールド編組Wdに接続して、内導体端子2の周囲を覆って電磁的にシールドするものである。この外導体端子4は、導電性板材を折り曲げ加工して前後に開口した中空状に形成された本体部4aを備えており、その本体部4a内には誘電体3が収容可能なっている。また、本体部4aの後方に延設された圧着部4bを備えており、圧着部4bの手前側には、載置されるシールド編組Wd上にカシメ加工される編組圧着バレル4c、更にその後側には、シースWe上にカシメ加工されるシース圧着バレル4dが形成されている。この場合、外導体端子4は編組圧着バレル4cにより、シールド編組Wdと電気的に接続される。
図中の露出されたシールド編組Wdの内側に位置する筒状リング5は、金属製材料あるいは硬質な樹脂材料により成形されたもので、前後に開口した筒形状を有しており、その内径はツイストされた芯線Wa,Waを挿通可能な大きさに形成され、その外径はシースWeの皮剥ぎにより露出されたシールド編組Wdの内側に挿入可能な大きさに形成されている。図示されるように、この筒状リング5をシールド編組Wdの内側に挿入してから、編組圧着バレル4cによるカシメ加工を行うと、この筒状リング5の外周がカシメ圧力を受けるので、内側のツイストされている芯線Wa,Waに断面変形などの影響を与えることがない。これにより強いカシメ圧力を加えることが可能になるので、接続信頼性の良いシールド編組Wdと編組圧着バレル4cの接触がなされる。また、編組圧着バレル4cにてカシメ加工される部分はシースWeが皮剥ぎされているので、筒状リング5の挿入によりこの部分の外径の増大を抑えることができる。
次に、図2を参照して第2の実施の形態に係るシールド接続構造について説明する。このシールド接続構造は、図1の第1の実施の形態の構造ものとは筒状リングとシールド編組の位置関係が異なるだけなので、同一の構成については同符号を付して説明は省略し、異なった点を中心に説明する。
図示される筒状リング6は、図1の筒状リング5とはその内外径の大きさが異なっており、その内径はシースWe皮剥ぎにより露出されたシールド編組Wdを挿通可能な大きさに形成され、その外径はシースWeの外径とほぼ同等に形成されている。従って、図示されるように、内側にシールド編組Wdを挿通してから、シールド編組Wdを折り返し反転させて筒状リング6の外周において反転部7を形成し、その反転部7上から編組圧着バレル4cによるカシメ加工が行われる。これにより、前述した第1実施形態と同様に、この筒状リング6の外周がカシメ圧力を受けるので、内側のツイストされている芯線に断面変形などの影響を与えることがなく、更には引っ張りによるケーブルの抜けも防止された接続信頼性の高いシールド接続構造である。
以上、本発明に係るシールド接続構造の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、実施例ではシールドケーブルは一対のツイストペア芯線を有するシールドツイストペア電線を用いて説明したが、複数対のツイストペア芯線を有するタイプのものにも適用可能で、芯線の数は限定されない。また、シールドコネクタはオス型、メス型いずれの場合であっても適用可能なのは言うまでもない。
本発明の係るシールド接続構造の第1実施形態の断面を示した図である。 本発明の係るシールド接続構造の第2実施形態の断面を示した図である。
符号の説明
1 シールドコネクタ
2 内導体端子
3 誘電体
3a フランジ部
4 外導体端子
4a 本体部
4b 圧着部
4c 編組圧着バレル
4d シース圧着バレル
5,6 筒状リング
7 反転部
W シールドツイストペア電線
Wa 芯線
Wb 導体
Wd シールド編組
We シース

Claims (3)

  1. 複数本の芯線とこれら芯線の外側を覆うシールド編組と更にその外側を覆うシースとからなるシールドケーブルの端末部分とシールドコネクタの外導体シェルとのシールド接続構造であって、このシールドケーブル端末部分の前記シース皮剥ぎにより露出された前記シールド編組の内側位置に筒状リングが挿入されると共に、この筒状リングが挿入された部分のシールド編組上に前記外導体シェルが備える圧着部のバレルがカシメ加工されていることを特徴とするシールド接続構造。
  2. 複数本の芯線とこれら芯線の外側を覆うシールド編組と更にその外側を覆うシースとからなるシールドケーブルの端末部分とシールドコネクタの外導体シェルとのシールド接続構造であって、このシールドケーブル端末部分の前記シース皮剥ぎにより露出された前記シールド編組の外側位置に筒状リングが装着されて更にその筒状リング上に前記シールド編組が折り返し反転された反転部が形成されると共に、この反転部のシールド編組上に前記外導体シェルが備える圧着部のバレルがカシメ加工されていることを特徴とするシールド接続構造。
  3. 更に前記外導体シェルの圧着部には前記バレルとは別の第2のバレルが設けられ、この第2のバレルが皮剥ぎされていない部分の前記シース上にカシメ加工されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールド接続構造。
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