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JP2005178170A - プリント画質診断システム - Google Patents

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JP2005178170A JP2003422087A JP2003422087A JP2005178170A JP 2005178170 A JP2005178170 A JP 2005178170A JP 2003422087 A JP2003422087 A JP 2003422087A JP 2003422087 A JP2003422087 A JP 2003422087A JP 2005178170 A JP2005178170 A JP 2005178170A
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Abstract

【課題】 画像形成装置のプリント画質を診断して、画像形成装置のメンテナンスを行なう必要があるかどうかを監視する必要があった。
【解決手段】 ホストインターフェースを介してホストコンピュータと接続されるプリンタのプリント画質を診断するシステムにおいて、プリンタが出力した画像をスキャンして、画像データを入力する画像入力手段と、画像データを調べて、プリンタのデータ処理情報を収集する手段と、前記情報の内容に応じて、結果をサーバへ通知する通知手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置のプリント画質をメンテナンスするサービスを提供するに当たって、ユーザの指示に応じて或いは定期的に画像形成装置のプリント画質を判定し、その判定結果に基づいてメンテナンスセンタへの通知を行なうメンテナンスシステムに関するものである。
従来、センタサーバが複写機やプリンタ等の画像形成装置のステータスを遠隔から監視して、画像形成装置でエラーが発生した場合に、即座にサービスマンを派遣するシステムが存在した。このようなシステムでは、画像形成装置でジャムが発生したり、画像形成装置の消耗品が無くなったり、画像形成装置の印刷機構部が動かなくなったりすると、画像形成装置のコントローラがセンタサーバへエラー情報を送信していた。すると、センタサーバが、そのエラー情報を解析して、画像形成装置のエラー状態を認識していた。例えば特許文献1に上記従来技術が開示されている。
特開平04−310969号公報
しかしながら、画像形成装置のプリント画質が低下した場合、画像形成装置自身がそれをエラーとして検知することは困難である。また、画像形成装置の使用者によっては、出力された印字データのもとデータになるホストでの指定方法が認識されていない。または複数台のプリンタがある環境ではどの機体から印字されたか認識できてない状況がある。
従って、サービスマンは自ら、画像形成装置から出力された印刷物を手にとって、視覚的にプリント画質を判定してももともとホストでのユーザの指定が適切でないために発生した問題もメンテナンス対象にしてしまうことがあった。また、複数箇所に置かれている画像形成装置に対してプリント画質のメンテナンスサービスを提供するためには、不良画像がどのプリンタがでたか究明するためにサービスマンが、画像形成装置が置かれている場所にそれぞれ足を運ぶ必要がある。そうしてもホストでの指定に問題があった場合(データ原因)での画質劣化においてはこれでも解決せず、ユーザのホストでの設定、環境をチェックしなければならない。
そのため、サービスマンが、それぞれの画像形成装置のプリント画質メンテナンス、出力結果のトラブルをサポートするためには、多くの時間を要していた。また、それを補うためには、多くのサービスマンを用意する必要があり、人件費による高コストを招くおそれがある。
従って、本発明は、遠隔からでも、画像形成装置のプリント画質を診断して、画像形成装置のメンテナンスを行なう必要があるかどうかを監視することができるシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るシステムは、ホストインターフェースを介してホストコンピュータと接続されるプリンタのプリント画質を診断するシステムであって、
プリンタが出力した画像をスキャンして、画像データを入力する画像入力手段と、画像データを調べて、プリンタのデータ処理情報を収集する手段と、前記情報の内容に応じて、結果をサーバへ通知する通知手段を有することを特徴とする。
前記プリンタが出力する元データ(PDL)にはホストコンピュータ上のプリンタドライバの指定によりホスト上のアプリ情報、OSバージョン、プリンタドライバ情報などを入れることを特徴とする。
前記プリンタは、ホストからのデータをPDLインタプリタが解析し画像展開する時に前記ホストコンピュータからのデータに指定された情報に加えて、機体番号情報などプリンタハード固有の情報を電子透かしの手法で出力画像に組み込む手段を有することを特徴とする。
前記出力画像に埋められたホスト情報に基づいて、ユーザのホストでのデータ指定方法に問題がないか判断することを特徴とする。
前記出力画像に埋められたプリンタハード固有の情報に基づいて、問題の発生している印刷装置を特定することを特徴とする。
(作用)
係る構成において、
画像形成装置のプリント画質が低下した場合、画像形成装置自身がそれをエラーとして検知することは困難である。また、画像形成装置の使用者によっては、出力された印字データのもとデータになるホストでの指定方法が認識されていない。または複数台のプリンタがある環境ではどの機体から印字されたか認識できてない状況があるため、サービスマンが、それぞれの画像形成装置のプリント画質メンテナンス、出力結果のトラブルをサポートするためには、多くの時間を要していた。また、それを補うためには、多くのサービスマンを用意する必要があり、人件費による高コストを招くおそれがあるという上記従来の欠点を除去できる。
本発明によれば、出力された印刷結果ベースで使用者は必要に応じて簡単に画像判断ができ、画像形成装置ハード問題でなくホストでのデータの指定間違いによるようなソフト要因の画質劣化の問題にも適切に対処可能な、画質メンテナンスサービスを提供することができる。
(実施例)
図1は、本発明に係るシステムであって、プリンタのプリント画質をメンテナンスする画質メンテナンスシステムの構成を示す図である。メンテナンスサーバ101は、クライアント機器102や判定用スキャナ104からのデータに基づいて、プリンタの印刷画質がどういう状態であるかを判断し管理する。
クライアント機器102は、プリンタ103で印刷された印刷枚数をカウンタで管理したり、プリンタ103のステータスをメンテナンスサーバ101に送信したりして、プリンタ103を統括的に管理する。
なお、クライアント機器は、プリンタ103が同じ筐体にあるような複写機(コピー機)、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ、FAX装置であってもよいし、プリンタ103を着脱可能に接続できるホストコンピュータやパーソナルコンピュータであってもよい。
プリンタ103は、画像データに基づいて、記録用紙に印刷を行なう。プリンタ103は、自身を特定するための機材番号を有しており、外部からの要求に応じて、当該機材番号を示すデータを転送することができる。
ホストコンピュータ108はホスト上のアプリケーションソフトの表示画像をプリンタドライバ経由でPDLにしてネットワーク経由でクライアント機器に接続されるプリンタに出力指示をする。
判定用スキャナ104は、プリンタ103が出力した印刷物をスキャンして、画像データを生成し、当該画像データに基づいてプリンタのプリント画質をチェックする。また、必要に応じて、生成した画像データをメンテナンスサーバ101に転送する。
LAN(Local Area Network)106は、クライアント機器102や判定用スキャナ104とを接続するネットワークであり、通常は、オフィス内や所定の敷地内のネットワークに対応する。また、WAN(Wide Area Network)107は、複数のLANが接続された広域なネットワークであり、複数のネットワークをさらに公衆網や専用回線等で相互接続したものである。これによって、遠隔にあるコンピュータ同士が、データのやり取りを行なうことができる。
なお、メンテナンスサーバ101は、LAN106に接続されていてもよい。ただし、WAN107を介して、複数のLANと接続することにより、例えば、複数のオフィスや会社にそれぞれ置かれている複数のプリンタに対して、画質メンテナンスサービスを提供することができる。
図2は、クライアント機器102とプリンタ103とから構成される画像形成装置の外観を示す図である。ここでは、クライアント機器102が、複写機に組み込まれた例を説明する。画像入力デバイスであるスキャナ201は、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することによって、ラスターイメージデータを生成する。
使用者が、原稿用紙を原稿フィーダ204のトレイ203にセットして、操作部202において読み取りの起動を指示すると、画像形成装置のコントローラCPUがスキャナ201に指示を与え、フィーダ203は原稿用紙を1枚ずつフィードし、スキャナ201は原稿画像の読み取り動作を行う。
画像出力デバイスであるプリンタ103は、ラスターイメージデータを用紙上の印刷する部分である。その方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等があるが、どの方式でも構わない。なお、プリント動作は、コントローラCPUからの指示によって起動される。
プリンタ103は、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように複数の給紙段を持ち、それに対応した用紙カセット206、207、208がある。また、排紙トレイ205は、印字し終わった用紙を受けるものである。
図3は、画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。クライアント機器102は、画像入力デバイスであるスキャナ201や画像出力デバイスであるプリンタ103と接続し、一方ではLANや公衆回線(WAN)と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力をするコントローラである。
CPU301は、システム全体を制御するコントローラである。RAM302は、CPU301が動作するために使用するシステムワークメモリである。また、RAM302は、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM303は、ブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD304は、ハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。
操作部I/F306は、操作部(UI)202との間のインターフェースを司り、操作部202に表示する画像データを操作部202に対して出力する。また、使用者が操作部202を介して入力した情報を、CPU301に伝える役割を果たす。
ネットワーク(Network)308は、LAN106との接続を司り、LAN106に対して情報の入出力を行う。モデム(MODEM)309は、公衆回線との接続を司り、公衆回線に対して情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス307上に配置される。
イメージバスインターフェース(Image Bus I/F)305は、システムバス307と画像データを高速で転送する画像バス310とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス310には以下のデバイスが配置される。ラスターイメージプロセッサ(RIP)311は、ネットワークから送信されて来たPDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F部312は、画像入出力デバイスであるスキャナ201やプリンタ103と制御ユニット102とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部313は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部314は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部315は画像データの回転を行う。画像圧縮部316は、多値画像データに対してはJPEG圧縮新調処理を行い、2値画像画像データに対してはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
図4は、画質メンテナンスシステムの機能構成を示す図である。401〜406は、メンテナンスサーバ101の機能構成である。407〜411は、クライアント機器の機能構成である。412〜413は、判定用スキャナ104の機能構成である。
メンテナンス履歴管理部401は、行なったメンテナンスの履歴を管理する。履歴では、プリンタの機材番号ごとに、プリント画質の判定を行なった日時、プリント画質の判定を行なった結果、プリント画質の判定を行なったときに判定用スキャナ104によって読み込まれた画像データ、判定結果に応じてメンテナンスを行なった日時、どのようなメンテナンスを施したかなどを記録していく。
機器構成管理部402は、メンテナンス対象となる機器の構成を示す情報を管理する。例えば、それぞれの機器ごとに、機材番号、オプションの有無、ネットワークアドレス(IPアドレス)、所有者、設置場所などを示す情報をデータベースを用いて管理している。
サービススケジュール管理部403は、契約データ格納部が格納しているデータが示す契約内容に従って、サービスマンを派遣するスケジュールを作成し、そのスケジュールに従って、サービスマンに対して指示を出す。例えば、高品質のメンテナンスを提供するという契約が結ばれているプリンタに対して、即座にサービスマンを派遣できるようにサービスマンを手配する。
課金情報管理部405は、プリンタのカウンタ値に基づいて、プリンタに対するメンテナンス料金を計算し、記憶しておく。
契約データ格納部406は、どのような画質メンテナンスを提供するかを示す契約内容を示すデータを格納する。契約内容には、プリント画質がどのくらいのときにサービスマンを派遣してメンテナンスを行なうか、プリント画質の判定を行なってからサービスマンを派遣するまでの猶予時間(日)などが示されている。
ユーザID格納部407は、プリンタ103の所有者を識別するためのIDを格納している。このIDを用いて、画質メンテナンスのサービスを提供する提供先を特定する。公開鍵/秘密鍵格納部408は、サーバ101にデータを転送するときに、転送データを暗号化するのに必要な公開鍵や秘密鍵などを格納しておく。
診断開始キー409は、プリント画質の判定を行なうようユーザが指示するためのボタンである。診断開始キー409が押されると、或いは定期的に、クライアント機器102は、テストプリントを実行する。
機材特定情報格納部410は、プリンタ103を識別するための情報、例えば、プリンタ103の機材番号を格納する。
画質基準格納部411は、プリント画質の判定において、OK(問題なし)とするか、NG(問題あり)とするか、その尺度を示す情報が格納されている。例えば、OK(或いはNG)と判定するときの解像度や色ずれの許容範囲を示す情報が格納される。
画像入力部413は、テストプリントで出力された印刷物をスキャンして、画像データを入力する。また、判定部412は、入力された画像データの品質を、画質基準格納部に格納されている情報が示す尺度に照らし合わせて判定する。判定結果は、必要に応じてサーバ101に通知される。
図5は、プリント画質の判定の処理を示すフローチャートである。なお、ステップS501、S502、S503は、ホストコンピュータにより実行される。スップS504、S505、S506は、クライアント機器により実行される。ステップS507〜S512は、判定用スキャナにより実行される。なお、この処理は、各ステップに対応するプログラムコードが装置のCPUによって実行されることにより行なわれる。
まず、ステップS501では、ホストコンピュータがオペレータの指示により印刷開始させたかどうかを判定する。以下のフローはホストコンピュータ上のプリンタドライバが実行する。
印刷開始の場合はステップ502にてまずホスト上の情報収集(プリンタドライババージョン、OSのバージョン、アプリケーション名、ホストの搭載メモリなどの情報)を行う。続くステップ503でアプリケーションの表示する画像データをPDLデータに変更しそこにステップ503の情報を付加してクライアント機器へと送信する。
つぎに、ステップS504では、クライアント機器102が前記印字データを受信する。そして、ステップS505では、受信した印刷データにプリンタ装置のハードデータ(印刷用紙の材質、PDLインタプリタの種類、制御プログラムのバージョン、プリンタ機材番号、搭載メモリ、データ処理解像度、画像データ生成時間等)を付加して画像データを生成する。
この画像データの付加の方法(電子透かしの手法)については例えば第6図に示すように ホスト指定のデータに 黄色のように人の目には見えにくい色で情報を上書きすることによって実現できる。このためには、プリンタ103がカラープリンタの場合はそのイエローを使えばよいが、モノクロプリンタの場合は イエローに相当する色成分をプリンタエンジンで載せられるような機構が必要である。もしくはモノクロプリンタの場合は全データには適用できないが、背景の砂浜のような特定のランダムな画像パターンがあればそこに周波数を替えてノイズのような画像として書き込むことで実現可能である。
こうして出力された画像データ(紙での出力結果)について、使用者が満足いかない場合は、この出力された用紙500を持って判定用スキャナ104のところに行き、その用紙500をセットする。すると、ステップS507で、判定用スキャナ104は原稿(用紙500)をスキャンして、画像データを入力する。
つぎに、ステップS508で、入力した画像データに基づいて、プリンタ103のプリント画質を判定する。プリント画質の判定処理については、後述する。判定の結果が問題なしの場合には、ステップS510で、判定結果を判定結果格納部に保存する。判定結果格納部はHDDなどの不揮発性メモリによって構築されている。また、判定結果格納部がクライアント機器102にある場合には、判定用スキャナ104は、判定結果とその格納要求をクライアント機器102に送信する。
なお、問題なしの場合には、判定結果を至急メンテナンスサーバ101に通知する必要はない。そのため、定期的に、例えば1日一回、或いは数日に一回、複数の判定結果をまとめてメンテナンスサーバ101に転送する。こうすることにより、メンテナンスサーバ101との通信を極力少なくすることができる。
ステップS511では、判定結果を使用者に通知するべく、判定結果を示す印刷データを生成して、プリンタ103に転送し、判定結果を印刷させる。こうすることにより、判定結果を使用者に知らせることができる。印刷される内容は、判定結果の他、用紙500に埋め込まれていた印刷情報、判断日時などである。なお、判定結果を印刷する代わりに、表示部105に判定結果を表示してもよい。
判定結果は、ここでは3段階とする。
Aは「問題なし」、
Bは「問題あり(注意要)もしくはホストコンピュータでの回避策、アドバイスあり」、
Cは「問題あり(メンテナンス要)」である。
一方、判定結果に問題がある場合(ステップS509でNO)には、ステップS512で、判定結果をメンテナンスサーバ101に送信する。このとき、判定用スキャナ104は、用紙500に埋め込まれていた印刷情報、判定方法などをメンテナンスサーバ101へ送信する。
なお、ここでは、判定結果がBまたはCである場合に、判定結果をメンテナンスサーバ101に送信するようにしたが、プリント条件或いは契約内容に従って、例えば、判定結果がCである場合にのみ判定結果を送信するようにしてもよい。この場合、契約内容を示す情報は、画質基準として画質基準格納部に格納されているものとする。
こうすることにより、プリント画質に問題があるからといって、コピーやプリント要求を全く行なえないようにするのではなく、プリント画質に問題がある間のコピーやプリント要求に対しては低価格で課金を行なうようにすることができ、使用者の満足を得られる。
図7は、ステップS508で実行される、プリント画質を判定する処理を示すフローチャートである。この処理は、判定用スキャナ104の判定部412によって実行される。まず、ステップS701では、読み込んだ画像データをページメモリに格納する。そして、ステップS702では、読み込んだ画像データに電子透かしで埋め込まれたホスト情報、プリンタハード情報などの印刷環境情報を取得する。
ステップS703では、ページメモリに格納された画像データと前記環境情報を読み出して、各種の画像診断・判定を行なう。この判断方法は例えばいくつかの典型的なパターンを判断方法に組み込んでおきそれを表示させればよい。
(例1)
印刷結果の処理解像度が高いのにホストでのデータの解像度指定が低い場合には判定B「問題あり(注意要)もしくはホストコンピュータでの回避策あり(アドバイスあり)」で「ホストコンピュータのデータ(プリンタドライバ、アプリケーションソフトの指定方法で)の解像度指定を見直しください」と表示させる。
(例2)
データの複雑度が高いのにホスト、プリンタの搭載メモリ少なく印刷処理時間が長くかかっている場合には、判定B「問題あり(注意要)もしくはホストコンピュータでの回避策あり(アドバイスあり)」で「ホストコンピュータもしくはプリンタのメモリの増設をお勧めします」と表示させる。
(例3)
機材番号からメンテナンス対象外の機体で出力されたとわかった場合は、「画質保証メンテナンスサポート外のプリンタから出力されたものです」と表示させる。
このようにすれば真にメンテナンスの必要のある場合以外は、サービスに通知されず出動を抑えられメンテナンスコスト削減に貢献できることはもちろん、使用者も気軽に画質に関するアドバイスを受けることができ双方にメリットがある。
(その他の実施例)
以上の実施の形態では、クライアント機器と判定用スキャナとを別々に設けたが、これらが一体になっていてもよい。図8は、その場合のシステムの構成を示す図である。このとき、スキャナ201が判定用スキャナ104となり、操作部202が表示部105となる。
また、クライアント機器と、プリンタ、スキャナがそれぞれ別々であっても良い。図9は、その場合のシステムの構成を示す図である。また、判定用スキャナがメンテナンスサーバに接続されていてもよい。このときは、サービスマンが、診断開始キーを押して、テストプリントで出力された印刷物を持って帰って、判定用スキャナにセットすることになる。図10は、その場合のシステムの構成を示す図である。
また、本発明に係るプログラムコード及び関連データは、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)やCD−ROM中に記憶され、そこからコンピュータに供給されうる。 また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエア(制御プログラム)のプログラムコードを記録した記憶媒体を、図11に示すようにコンピュータに供給し、そのコンピュータの装置(CPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによって達成される。プログラムやデータをコンピュータに供給する方法として、図11に示すようにフロッピー(登録商標)ディスクFD1100に記憶させてコンピュータ本体1102に(フロッピー(登録商標)ディスクドライブ1101を介して)供給する方法が一般的である。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスクやハードディスク以外にも、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
画質メンテナンスシステムの構成を示す図である。 画像形成装置の概観を示す図である。 画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 画質メンテナンスシステムの機能構成を示す図である。 プリント画質の判定の処理を示すフローチャートである。 印刷情報を電子透かしの手法で画像データに埋め込む例を示す図である。 プリント画質を判定する処理を示すフローチャートである。 画質メンテナンスシステムの構成を示す図である。 画質メンテナンスシステムの構成を示す図である。 画質メンテナンスシステムの構成を示す図である。 プログラムコードの供給方法を示す図である。
符号の説明
101 メンテナンスサーバ
102 クライアント機器
103 プリンタ
104 判定用スキャナ
105 表示部
106 LAN
107 WAN
108 ホストコンピュータ

Claims (5)

  1. ホストインターフェースを介してホストコンピュータと接続されるプリンタのプリント画質を診断するシステムであって、
    プリンタが出力した画像をスキャンして、画像データを入力する画像入力手段と、
    画像データを調べて、プリンタのデータ処理情報を収集する手段と、
    前記情報の内容に応じて、結果をサーバへ通知する通知手段を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記プリンタが出力する元データ(PDL)にはホストコンピュータ上の プリンタドライバの指定により ホスト上のアプリ情報、OSバージョン、プリンタドライバ情報などを入れることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記プリンタは、ホストからのデータをPDLインタプリタが解析し画像展開する時に前記ホストコンピュータからのデータに指定された情報に加えて、機体番号情報を含むプリンタハード固有の情報を電子透かしの手法で出力画像に組み込む手段を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. 前記出力画像に埋められたホスト情報に基づいて、ユーザのホストでのデータ指定方法に問題がないか判断することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  5. 前記出力画像に埋められたプリンタハード固有の情報に基づいて、問題の発生している印刷装置を特定することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10063719B2 (en) 2015-12-24 2018-08-28 S-Printing Solution Co., Ltd. Image forming apparatus, guide providing method thereof, cloud server, and error analyzing method thereof

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