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JP2005160982A - 運動療法具 - Google Patents

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JP2005160982A
JP2005160982A JP2003436138A JP2003436138A JP2005160982A JP 2005160982 A JP2005160982 A JP 2005160982A JP 2003436138 A JP2003436138 A JP 2003436138A JP 2003436138 A JP2003436138 A JP 2003436138A JP 2005160982 A JP2005160982 A JP 2005160982A
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公夫 広瀬
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Abstract

【課題】腰と膝などの痛みの解消そして、病気の進行と老化を防止又関節の変形と拘縮の予防をする運動療法と同等以上の効果を現す、腰、股、膝部分などを強化する、運動療法用具を提供する。
【解決手段】ゴムベルト又はゴ厶紐(1、2、3)などの弾力により、腰、股、膝関節などを常時曲げさせるように、付勢した関節の両側から例えば、太腿部分と脛部分を引き合う、ゴ厶紐(1、2、3)などを日常生活での例えば、膝の曲げ伸ばしで、ゴム紐(1、2、3)などを伸ばして腰、膝などのそれぞれの筋肉を鍛え運動療法と同等以上の効果で腰、膝関節などの痛みの解消と関節の改善することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

発明の詳細な説明
本発明の用具は例えば、腰から腿、膝の裏付近を通した、ゴム紐、又はベルトなどを使用して、膝裏部分をクロス又はH形、帯状などに渡したベルト、又は係止部材などで構成した運動療法を行う用具で、腰、股部分、膝部分と足裏部分の血流と筋力を増加させる運動療法と同様の原理に基づいて行われる。
この事は発明者が創作した事で、この用具の目的は体の関節の痛みの解消にある。
すなわち、関節の痛みを無くして、腰、脚全体また肘、手首、指までの機能の回復と、変形と拘縮の予防を目的としたものであり、この用具を使用すると運動療法と同様の筋力強化のトレーニングの効果があろうと言う事は、例えば、腰、膝などを動かす時、その時に使用する腰に付属する筋肉、大腿四頭筋、ハ厶ストリングズ、前脛骨筋などのそれぞれの筋肉にベルトにより負荷がかかる。
つまりは、このことは椅子などを使用する、運動療法と同様の原理に基づいている。
この用具は血流の増加と筋力の増強とを促す事により、関節の改善と関節の痛みの解消そして、変形と拘縮の予防をする事を目的とするものである。
運動療法する事により、腰部分、股関節周辺部分、膝関節周辺部分などの筋肉を鍛え血流と筋力を増加させて、腰から膝関節などや足裏まで、全体を活性化することで筋肉の強化と血流の増加をさせて、関節液などの分泌と軟骨などの代謝を促する事により、腰部分、膝関節、股関節などの内部は改善される。
そして、靱帯なども強化されて関節の合わさりを定位置に安定させ、大腿骨と脛骨などの軟骨の接触による磨耗を防ぎ、関節内の痛みなどのストレスを取り除き関節本来の正常な機能を保つ事が出来る。
従って、この用具を装着して療法を行うと腰、膝部分、股部分あるいは手首、指関節の痛みや、関節などに改善の効果が得られるであろう、と言うことは数々の病院あるいは医院などで、関節の痛みを止めるために運動療法を行っている事をみても明らかである。
実際このことは、発明者本人が多数のモニターの方から確認したことである。
そして、膝関節と股関節は、足裏に取り付ける足裏のアーチとO脚とを改善をする足底板との相乗効果により一層の効果を得る事が出来る。
又、この療法を行う事による、ふくらはぎ部分の筋肉の活性化により、この部分のポンプ機能を改善して、脚部分に拘縮により滞っている血流の上半身への還流を促する事が出来る。
本願の主旨は、このように運動療法と同様の効果を現す用具の装着により、腰、股、膝などの各部分の痛みを止める事にある。
以上のように、この発明は腰部分、股関節、膝関節などの痛みの解消、そして、関節の改善と関節変形と拘縮とを予防することを目的とする用具に関するものである。
従来より、腰、股、膝、あし、の痛みは、腰痛、股の付け根付近の痛みの変形性股関節症、一般的な膝の痛みの変形性膝関節症、スポーツなどによる半月板損傷、靱帯損傷、そして、関節リウマチ、足裏のアーチ痛、拘縮などがある。
この内の代表的な痛みが、腰痛そして膝の痛みの変形性膝関節症である。
これらの、症状を改善するのに最も効果的な方法として、運動療法があげられる。
この療法は、体を動かす事により痛みを止める治療法で、病院で行なう運動療法は例えば、膝部分の改善としては、大腿四頭筋などの筋力を強化し機能の衰えた組織の強化と老化を防ぐと共に病気の進行を止めることを目的とする筋力トレーニングで、だいたい次のようなものがある。
(イ)はゴムベルトを両手で持ち、そのゴムベルトを足の裏にまわして、踏み込む大腿四頭筋などを鍛える運動。
(ロ)は、椅子に深くかけ、太腿と脛が水平に、5秒から10秒間上げる。
(ハ)は、横になり、膝を伸ばして膝関節を動かさずに、太腿筋肉に力をいれてパッと力を抜く。
(ニ)は、ループに両足を入れ交互に上下して、ゆっくり引っ張り会いをする。
(ホ)は、腰を支点に上体を倒し、おじぎを繰り返す腰部分の運動療法。
年齢別腰痛の症例として、高齢者の腰部分の関節障害の原因は加齢により、腰を支える筋肉に老化が起き柔軟性が失われ、筋肉が衰え、靱帯の弛みなどがおき関節部分のバランスが崩れる時の、無理な動作が一般的にギックリ腰と呼ばれる腰痛の原因になっている。
若者の腰痛の場合は、長時間の座位からくる緊張による場合とか、あるいは不自然な姿勢、運動不足による、背筋と腹筋の弱りから腰椎と仙骨付近の筋肉が緊張して血行不良により、筋肉性の腰痛が起こる。
高齢者の膝関節の場合も、加齢により筋肉と靱帯に弛みが起きて、膝関節内のバランスが崩れて膝関節、股関節足首の関節などが本来の働きを保てなくなる。
膝関節の場合、関節内側あるいは関節外側等あわさり部分の重みを受ける部位が不安定になり、関節の内側などによけいな負担をかけ、弱っている関節軟骨の一部がすり減って痛みが生じる様になる。
これが、膝の痛みの変形性膝関節症の発症の典型的パターンである。
この他に足裏部分に過度の力が長時間加わり続けたり、また肥満の人は徐々に足裏のアーチが崩れ、アーチ部分で体重を支えられず、靱帯は伸びきり体重を足裏部分で分散出来ずクッションとしての機能が果たせず、地面からの衝撃は直接膝関節にダメージを与えている。
これらの症状の対策には、足裏改善及びO脚の対策の用具である足底板等があげられる。
これらの用具の着用と並行して、膝関節と共に脚全体の筋力を維持する運動を継続する事が必要とされている。
そして、機能回復訓練として、歩行などの訓練と共に、運動療法と関節の柔軟性を向上させ、関節可動域を大きくするストレッチを併用する場合もある。
その他に、関節の保護と関節の動きの補助をする装具療法と、これらの関節などの痛みを軽減する薬物療法がある。
発明が解決しようとする課題
この療法を行なう時には椅子などの道具、時間、療法を行なう場所、そして、毎日行う運動の継続は、患者の苦労となっていて、療法を行なう事の患者の身体的な負担は大きい。
サポーターの使用は、患部の保温には適するが関節などを圧迫し血行を阻害するために、関節など患部本来の治癒する力を妨げ、回復を遅らせている。
そのため、患部を圧迫するものや重すぎる用具の使用は、避けるべきである。
又、運動療法は、その目的である大腿四頭筋などの筋力を増加させるために行う療法であるために医院などでは、短時間で施療しがちである。
そのために、ややもすると強めに療法を行いがちになる。
過度な療法を行うと筋肉と関節に強度の傷害を受けた人や筋肉の弱い人又拘縮の人はあしに痛みが出やすい、筋肉と関節などを負担をかけないように弱い力で長時間、運動療法を行なう事が必要である。
手軽また効果的に場所もとらずに身体的な制約も無く、療法つまり筋力トレーニングを手軽に弱い力で、長い時間続けて出来る用具が求められている。
そして、腰、股関節のバランスのくずれと膝関節のバランスのくずれ、は互いに影響を及ぼしており、腰、股、膝など脚全体関節のバランスの崩れが、歩行困難の原因となっている。
腰と股関節の改善と膝関節の改善はお互いの関節の改善のために、必要不可欠である。
本発明は、これらの問題点を解決する用具として、発明されたものである。
課題を解決するための手段
大腿四頭筋などを強化する用具は面状に腰と脚を覆うような部材、例えば、タイツ状そして、ベルト状又はバンド状あるいは角形、方形、メッシュ状そして、紐状のような素材を組み込んだタイツ状の部材を使用するのも良い。
又、例えば、タイツ状のような面状に腰や脚を覆うような部材に面状の特徴とベルト又は、バンド状の特徴を合わせ持った用具、例えば腰ベルト状の部材の下にストッキング状の面状の部材を使用したり、面状の腰を覆うような部材の内にベルト状、紐状などの部材を使用する事も可能である。
これらの用具の中で腰部分を改善する方法の説明する。
ベルト状又は、ゴムベルト状のような部材の使用の場合は、
例えば図1の腰部分のベルト状又はゴムベルト状のような部材(1)、足裏部分のゴムベルト状のような部材(2)、の腰ベルト(1)と足部分のベルト(2)あるいはゴムベルト状、又はゴム紐状のような部材の弾性部材(3)で、つないだ構成より成っている。
一本のベルト(3)の両端を合わせて、楕円形状にした合わせた部分を腰のベルト(1)の後ろ部分に取り付けて反対側のベルトの折り返し部分をベルト(2)に取り付けた係止部材(4)で脛の前にて結んだ様な構成より成っている。
又はベルト(3)のベルトをそのまま足裏までまわす様な方法もある。
この用具の楕円形状に結んだ、ベルト(3)の中央部分を、ベルト(3)からベルト(3)に横に渡したベルト(5)で、膝裏付近を押さえて通して、係止部材(4)で足裏ベルト(2)に脛部分でつないでいて、腰ベルト(1)の腰の後ろを通って太腿裏、膝の裏を通して、足裏ベルト(2)に脛の前部分でつないでいる。
腰部分と足裏部分を引き合う、ベルト又はゴ厶ベルトあるいはゴム紐(1、2、3)などである。
腰部分のベルト(1)に取り付けた、ゴムベルト(3)を足裏部分のベルト(2)に結び付ける様な、(1)と(2)をつなぐ、ゴムベルト又はベルト(3)を取りつけたような構成より成る。
ベルト(1)、ベルト(2)、ベルト(3)などにより、関節を常時曲げさせている様な、又は伸ばさせている様な、付勢を弾性部材により、つけているような用具である。
又、例えば、ベルト(3)からベルト(3)にベルトを横方向に渡すように止めるベルト(5)でベルト(3)を臀部、腿、そして膝裏付近に止め、ベルト(6)でベルト(3)が膝関節から離れないように、膝関節とベルト(3)を合わせる様な方法もあり、ベルト(6)は膝裏部分の負担を軽減する為、その膝裏を避け膝の上と下を止める方法がある。
腰部分を改善する図1の用具は、腰部分のベルト(1)と膝部分ベルト(3)と足裏部分のベルト(2)を一本のベルトでつなぐような方法もある。
腰ベルト(1)からベルト(2)につなぐベルト(3)の形状は例えば、ただ単にベルト状、方形あるいは、角形の形状をしていたり、その方形又は角形の一辺をベルト(1)に取り付け、その向かい合った一辺あるいは、一点を足裏ベルト(2)に取り付け、もしくは、膝裏付近で止めたりする方法もある。
そして、腰全体に激しい痛みの出た場合はこの用具2ケを横につなげ腰全体を覆うように使用する場合もある。
支持構造体を腰ベルト(1)の上に取り付ける事により、ベルト(3)の背中の上からの取り付けも可能である。
次に、膝部分の改善方法に付いて説明する。
ゴム紐状又はベルト状のような部材の使用の場合は、
例えば、図3の腰部分のゴム紐状又はゴ厶ベルト状のような部材(8)と足裏部分のゴムベルト又は、ゴム紐(9)の腰と足部分の(8)と(9)をベルト又はゴ厶紐状の弾性部材(10)でつなぐ構成よりなる。
例えば、腰部分(8)と足裏部分(9)をつなぐ、ベルト(10)は太腿前と膝裏と脛前の3ケ所を係止部材のベルト(11)、ベルト(12)、ベルト(13)、で止め、太腿前と膝裏を通して脛の前にまわしたベルト(10)をベルト(9)につないだ用具である。
ベルト(12)は膝の裏部分で2本のベルト(10)の片方から、向き合うベルト(10)にフック又はベルトをH形状あるいはクロス状に渡すことを特徴とする。
以上のように、これらの用具は軽いベルトあるいはゴ厶紐を使用する事と、用具を通常の生活の内での装着をする事で、短時間で行う無理な運動療法をする必要は無い。
又、足裏ベルト(9)のかわりに、足底板を使用するような方法もある。
そして、膝部分を改善する用具は、腰部分のベルト(8)から足裏ベルト(9)をつなぐ連結するベルト(10)を1本のベルトでつなぐような方法もある。
運動療法は数々の病院,医院,診療所,整骨院などで治療を実施している療法であるが、
例えば、歩行時の動作で弾性部材のゴム紐などを伸ばす時に使用する大腿四頭筋などを鍛え血流と、その筋力を増加させる運動療法と同等以上の働きにより、股,膝関節周辺の血流を増加させて、股、膝周辺部の大腿四頭筋、ハムストリング,グループ、前脛骨筋,脾腹筋などの筋肉を活性化させ、かつ、連続の使用により、この付近への血流のさらなる増加、又、他方向からの流入により半月板、靱帯、軟骨、大腿骨骨頭などの代謝を促する事が出来る。
この事から、関節痛の解消、ならびに関節の変形の改善そして、関節の変形と痛みの予防をする運動療法と同様の原理に基づいて行われる本用具の効果は、容易に証明出来る所である。
本発明の用具は、以上の構成よりなる大腿四頭筋などを強化する運動療法具である。
発明実施の形態
以下本発明の実施の形態を図1、図2、図3、図4、図5、図6で説明する。
本発明の部材の構成は、例えば帯状又紐状のような部材あるいは、面状の腰、脚を覆うような部材、例えば、タイツ状などのような部材などより成っている。
腰を改善する用具の構成を説明する。
腰上部分のベルト状又は紐状のような部材(1)、腰下部分のベルト状又は紐状のような部材(2)、そして腰の上の部分を通した腰上部分(1)と腰下部分(2)をつなぐ、腰の後ろ部分を通すベルト状又は紐状のような連結部材(3)、などから成り、弾性部材により腰部分をを常時伸ばさせたり、腰を揺れ動かす時に、反対方向に引く様な、又は膝部分を常時曲げさせているいる様な付勢を付けた事を特徴とした運動療法具。
腰上部分のベルト状のような部材(1)の後ろから太腿の後ろを通して、膝裏付近で終わるような、又は膝裏を通過して、膝下で終わるような構成より成り、弾性部材を取り付けて、関節を常時曲げさせ、又は伸ばさせている事を特徴とした、腰部分の運動療法具。
膝を改善する用具の構成を説明する。
膝上部分のベルト状又は紐状のような部材(8)、膝下部分のベルト状又は紐状のような部材(9)、そして膝上部分(8)と膝下部分(9)をつなぐ、ベルト状又は紐状のような連結部材(10)などから成り、係止部材(13)などを、ベルト状又は紐状の部材(10)からベルト状又は紐状の部材(10)に膝裏付近を横方向に渡し、弾性部材により膝部分を常時曲げさせ、又伸ばさせるような付勢を付けた事を特徴とした膝部分の運動療法具。
まず、腰部分の痛みなどを止める、帯状のような部材での説明をする
例えば、図1に示すように、膝上部分の腰にかけるベルト(1)と膝下部分の弾性部材、例えば足裏部分に廻したゴムベルト(2)、および両者をつなぐ弾性部材、例えば腰部分のゴ厶ベルト(3)などより成り、(1)と(2)をゴムベルト(3)などでつないだ用具である。
腰部分のベルト(1)に取り付けたゴ厶ベルト(3)などで腰の後ろから、足裏部分にまわしたゴムベルト(2)に、係止部材(4)で脛前につないでいる。
すなわち、腰部分から下に、腰ベルト(1)、膝部分のベルト(3)、足裏にまわしたベルト(2)の順に取り付け、ベルト(3)とベルト(2)の間を係止部材(4)で結んでいる。
一本のベルト(3)の両側を合わせて、楕円形状にした部分を腰ベルト(1)の後ろ部分に取り付け、合わせたベルト(1)の反対側のベルトの折り返し部分を足裏ベルト(2)の係止部材(4)のベルトで膝部分のベルト(3)に脛の前で止める。
支持構造体を腰ベルトの上に取り付ける事により、ベルト(3)の背中部分からの取り付けも可能である。
楕円形状に結んだ、ベルト(3)の中央をベルト(3)からベルト(3)に横方向に渡したベルト(5)で脚裏付近を押さえ通し、足裏ベルト(2)の係止部材のベルト(4)で膝部分のベルト(3)と足裏ベルト(2)をつないでいる。
腰ベルト(1)の後ろから、太腿と膝の裏を通して足裏ベルトにつないだ、腰と足裏を引き合う、ベルト又はゴムベルト(1)そして、ゴム紐、又は、ゴムベルト(2)それから、腰部分のゴムベルト又は、ゴム紐(3)である。
そして、腰部分の2本のゴムベルト(3)からゴムベルト(3)に脚裏を押さえるように、ベルト(5)を横方向に渡して取り付けている。
腰全体に強い痛みの出た場合には、腰全体を覆うように図1の用具2ケを横につなげて使用する用具を図2に示す。
腰部分を改善する用具の、脛前の係止部材(4)は、例えば幅約10mm程度で、厚さ約1mm程度の厚さのベルト状の部材を、ホック又は面ファスナーなどで止めたり又は、ただ単に紐で結んだりする方法やフックなどのようなもので取り付ける方法もある。
腰部分のベルト(1)は例えば、幅は約20mmから30mm程度、厚さ約1mm程度のベルトなどを使用したり、又はゴムベルトなどの帯状弾性部材を使用したり、帯状弾性部材とベルトを組み合わせて使用する場合もある。
足裏ベルトは例えば、幅約20mmから30mm程度、厚さ約1mm程度の帯状部材を使用したり、帯状弾性部材例えば、ゴムベルトを使用する方法もある。
これにより、腰部分(1)と足裏部分(2)は引き合い、ゴムベルト(3)を
膝部分のベルト(3)は例えば、幅は約20mmから30mm程度、厚さ約1mm程度のベルト状の部材、帯状部材、帯状弾性部材を使用する場合もある。
膝を伸ばす時に引き伸ばし大腿四頭筋などの筋力を増加させ膝関節などを活性化させ脊柱の靱帯や、骨盤内の靱帯、大腿骨骨頭部分などを活性化させる運動療法と同様の効果を現す、腰部分と大腿骨骨頭部分の痛みを止める用具である。
腰部分のベルト又は紐状の部材(1)の後ろに取り付けるベルト(3)は、例えば角形又は方形状をしたベルト(3)でも良い。
例えば、ベルト(3)は、その角形又は方形状の一辺を腰ベルト又は紐状の部材(1)の後ろ部分に取りつけ、その方形又は角形の他端部の、一点又は一辺にベルト又は紐状の部材を取りつけ、そのベルトを腿の前、又は膝蓋骨の下などに回して、膝の下などにつないぐような方法もある。
又このベルト状、角形あるいは、方形状の帯をそのまま膝裏、ふくらはぎ、を通して足首付近までつなぐような方法も良い。
又、ベルトを延長し、踵部分を通して脚裏に止め、股関節,膝関節両方の1本のベルトの運動療法具とする方法もある。
又、この用具の腰部分のベルト(1)は紐状の部材を使用する事も出来る。ただし、この用具はベルトを腰の後ろ部分より、前に回すので大小便時の取り外しが不便な所がある。
図1により、腰部分の運動療法具を示す。
次に、膝部分の痛みを止める用具の形態を説明する。
図3に示すように、膝上部分の弾性部材、例えば腰部分にかけるベルト又は、ゴム紐(8)と膝下部分の弾性部材、例えば足裏部分のゴム紐又はゴムベルト(9)および両者をつなぐ連結部材、例えば膝部分の帯又は紐状のゴム紐(10)などより成り、腰ゴム紐(8)と足裏ベルト(9)を膝部分のゴム紐(10)などでつないだ用具である。
円形状に結んだ腰部分のゴム紐(8)と同じく円形状に結んだ足裏部分のゴムベルト(9)の、それぞれに係止部材(11)、係止部材(12)を取りつけ、腰部分のゴム紐(8)の係止部材(11)と足裏のゴムベルト(9)の係止部材(12)を円形状に結んだ膝部分のゴム紐(10)の、その両側に取りつけ、腰ゴム紐(8)と足裏ベルト(9)を膝ゴムベルト又はゴム紐(10)でつないでいる。
すなわち、腰部分から下に、3ケの連続した円形状のゴ厶紐あるいは、ゴムベルトを腰から(8)、(10)、(9)の順に、その間を係止部材(11)、係止部材(12)で結んでいる。
そして、円形状に結んだ膝部分のゴム紐(10)からゴム紐(10)に横方向に、渡すように取り付ける係止部材のフック又はベルト(13)などでゴム紐(10)を膝の後ろに回し、もう片方の円形状の向かい合うゴム紐(10)に掛けてまわしてゴム紐(10)を膝の後ろに引っ張り係止部材(13)で膝裏に渡すように止める。
係止部材(11)、係止部材(12)、係止部材(13)はフックあるいはホック又は面ファスナーなどのような物で止め、膝裏に加わる負担をベルト(13)の幅で分散して軽くしている。
例えば、係止部材(11)係止部材(12)、係止部材(13)は、ベルト状のようなもの又は、ただ単に紐で結んだり、ボタン状のもの、あるいはフック状の様なものなどで止める方法などもある。
そして、腰ベルト(8)の、ずり落ちを防ぐため、予備のベルトを腰の前に回して、ベルト(8)のループに通して折り返して止める方法もある。
又フックにより、用具着用中膝に痛みなどが出た時、着衣の上からの取り外しが自在である。
膝の関節の炎症の進んでいる場合、膝裏に負担をかけないよううに、膝の裏を外して、膝の上下又は下に留止部材又はベルト状を用いて使用する方法もある。
又、腿前,脛前,膝裏に例えば、幅10mm厚さ1mm程度のベルトなどを使用した、係止部材(11)、係止部材(12)、係止部材(13)を設ける事により老人など体の不自由な人の衣服、あるいは用具の着脱を容易にしている。
腰ゴム紐(8)は例えば、直径約3mm位の紐状弾性部材などを使用したり、又はゴムベルトなどの帯状弾性部材又は単にベルトなどを使用する方法もある。
足裏ベルト(9)は例えば、厚さ約1mm幅約20mm程度の帯状弾性部材例えば、ゴムベルトなどを使用したり直径約3mm位の紐状の弾性部材を使用する方法などもある。
そして、紐状弾性部材(10)は、例えば、直径3mm位のゴム紐など又ゴムベルトなどを使用して、ベルトなどを使用した係止部材(11)、係止部材(12)により、(8)と(9)とゴム紐(10)をつないでいる。
図3により、膝部分の運動療法具を示す。
本発明は以上の構成より成っている。
次に、本発明の腰部分を改善する用具を使用する場合を述べる。
まず、腰の後ろ部分より下ろした、向かい合う2本のベルト(3)に横方法に渡すように取り付けているベルト(5)を脚裏部分に付け、係止部材(4)が脛に当たる事を確認の後、ベルト(2)を取り付け、ベルト(3)の脛の前の折り返し部分を足裏のベルト(2)の係止部材(4)のベルトを掛ける、その合わせる部分が脛部分に当たるようにはきこみ、その後に足裏にベルト(2)の係止部材のベルトをベルト(3)に取り付ける。
その後、腰部分のベルト(1)を腰に取り付ける。
この時のベルト(3)の膝裏部分での位置は膝の後ろ部分より離れているので例えば、ゴム紐あるいはゴムベルト(6)などにより、膝裏との隙間を無くす。
次に、本発明の膝部分を改善する用具を使用する場合を述べる。
腰部分の円形状に結んだゴム紐又は、ゴムベルト(8)と同じく足裏部分の円形状に結んだゴムベルト又は、ゴム紐(9)を、それぞれ、腰と足裏に取り付けた後、やはり膝部分の円形状に結んだゴム紐(10)を係止部材(11)と係止部材(12)を用い(8)と(9)の間の膝部分に取り付け腰と脛を連結する。
その後、膝前にあるゴム紐(10)の片方のゴム紐に取り付けた係止部材(13)を、膝の後ろに引っ張りながら係止部材(13)のベルトを反対側のゴム紐(10)に回してベルト(13)を膝裏に渡して、ホック又は、面ファスナーで止め、腰ベルト(8)と足裏ベルト(9)などをつないだ状態で日常の生活をしながら装着して使用する。
膝上部分の帯状部材、例えば、腰部分にかけるベルト状又はゴ厶ベルト状などから成るベルト(8)と脚裏部分の帯状部材(9)は、望ましくは、ベルト又はゴムベルトなどを使用して、(8)と(9)をゴムベルト(10)でつないだ用具であり、腰部分にかけるベルト(8)とそれに取り付けるベルト(11)で腰部分を構成している。
ベルト(8)とベルト(9)のベルト(10)との連結は、両方をつなぐベルトなどの係止部材にマジックテープ、ホックなど又は単に紐で結んで連結する。このマジックテープなどを止め、そして又、弛めて外すことにより、この用具の着脱は自在である。
又、ベルト(10)からベルト(10)に、ベルト又はゴムベルトを膝蓋骨の下又は、上下部分に回して止めるような方法もある。
そして、ベルト(9)を足の裏に取りつけずに、脛に取り付けて使用する方法とベルト(9)のかわりに、足底板を使用をする方法がある。
又、ベルト(13)は膝裏部分に付けぬように、ベルト(13)を膝関節の下あるいは、その上下部分にわけて止める方法もある。
ベルト(10)に膝頭を安定させるように、膝蓋骨下部分を横方向に渡すようにに止める膝頭を安定させるベルトを取りつけたり、また腰ベルト(8),脛ベルト(9),ゴムベルト(10)と、ゴムベルト(10)の膝裏部分と太腿の前部分のベルトの係止部材又は、フックなどの肌に当たる部分の各々のベルトの内側に肌への保護を目的としたクッション材パッドなどを装着する場合もある。
又、腿前,脛前に係止部材を設ける事により、大小便時の老人など体の弱い人の衣服及び、用具の着脱をさらに、容易にしている。
そして、腰部分を改善する用具と膝部分を改善する用具の足裏にまわすベルトの係止部材の足首の部分に反射材を取り付ける事により、夜間の老人などの歩行者を運転者が目視で容易に確認が出来るために夜間における老人などの事故を防ぐことが出来る。
又、視野の狭くなる夕暮れ時などの時間帯の、事故を未然に防ぐ反射材(14)の体の一部分への取り付けは、各都道府県の自治体の推奨するところである。
次に、用具使用上の形態として、次の応用例、変化例を図4、図5、図6で説明する。
第2の実施の形態について説明する。
図4により、タイツ状、あるいはストッキング状などの説明をする。
タイツ状またはストッキング状のような脚、腰を覆う様な部材、膝関節の上と下で、互いに付性を付けるような引き合う様な用具である。
そのタイツ又はストッキング状の部材の内に帯状の部材、例えば、腿前等をクロス状に、また、膝裏をクロスまたはH状に取り付けるような、あるいは股関節のみ又は、股関節から膝関節を通しふくらはぎまで脚の裏側に一枚の帯上弾性部材を通したような特徴など、すなわち、関節の両側からベルトにより、互いに引き合うような、付勢をつけることを特徴とする機能を用具の中に組みこんだ構成より成るタイツ状又はストッキング状の用具である。
図4により、タイツ状又はストッキング状の用具を示す。
第3の実施の形態
図5に示すように、この用具は腰部分,膝部分,脛部分に分かれている。
腰部分の構成は、膝上部分の帯状部材で、例えばベルト状又はゴム紐状などから成るベルト(1)とベルト(1)に取り付けている、腰ベルト(1)と膝のベルト(3)をつなぐベルト(4)である。
脛部分の帯状部材(2)の構成は、例えば、ベルト又はゴムベルトなどのような部材で、脛部分に取り付けた係止部材(18)より成っている。
膝部分の構成はゴムベルト(3)を円形状に結んでいて、ゴ厶ベルト(3)の片方の、その向き合うロープに係止部材のベルト(12)を回し渡すようにH状に止めている、膝関節改善の為の用具である。
ベルト(3)は腿前と膝裏部分をベルト又はフックにより、クロスさせている又は膝裏を渡すように止める帯状又は紐状、フック状のような部材である。
そして、膝部分にはベルト(3)の端からベルト(3)の他端部に、渡すように膝蓋骨の下の部分を押さえるベルトを取り付けているような場合もある。
ゴム紐又はベルト状の弾性部材(3)は、係止部材2ケ(8,18)でその上と下で腰と脛をつないでいる。ベルト(2)とベルト(1)に取り付けたベルトの合わせめにホック又は、面ファスナーのような係止体を取りつけている。
このマジックテープなどを止めたり、あるいは、弛めて外すことにより、この用具の着脱は自在である。又、腿前,脛前に係止部材を設ける事により、大小便時の衣服の着脱をさらに容易にしている。
又、腰ベルト(1),脛ベルト(2)ゴムベルト(3)の内側に、肌への保護を目的としたクッション材パット(l3,14,l5,16)を装着している。
図3により、膝部分を改善する用具を示す。
第4の実施の形態について説明する。
図6により、手首及び五指の関節リウマチの変形の防止と改善を目的とした用具を示す。
第5の実施の形態について説明する。
本発明の腰部分を改善する用具は、膝上部分の帯状部材(1)膝下部分の帯状部材(2)および、両者をつなぐ、帯状部材(3)から成り、膝上部分(1)と膝下部分(2)と帯状部材(3)を1本の帯状部材(4)に複合したベルトを使して膝裏をH状にベルトなどの組み合わせで渡し、あるいは結んだ構成より成る、弾性部材を組み込んだ股関節改善用具。
第6の実施の形態について説明する。
本発明の膝上部分の帯状部材(1)膝下部分の帯状部材(2)および、両者をつなぐ、帯状部材(3)から成り、帯状部材(3)で、膝裏をクロスなどに結んで弾性部材で関節に付勢を付けた事を特徴とした構成より成る、股関節、膝関節強化用具。
第7の実施の形態について説明する。
本発明の膝部分改善の用具は、太腿前部分から、左右反対方向に巻き付け始めたベルトは、膝裏の上部分にベルトを通した後、膝頭部分に回して膝頭部分を固定した後、膝裏の下部分に再度通し、膝裏部分での通過を避けて脛前で終わるような、膝裏に加わるストレスを解消させるような巻き付け方法のベルトである。
第8の実施の形態について説明する。
本発明の膝関節改善の用具の、膝上部分の腰部分のベルト(1)を、腰部分よりおろして太腿の上部分にベルトを取り付ける方法。
第9の実施の形態について説明する。
本発明の腰を改善する用具の足裏部分に取り付けるベルト(2)と同じく膝部分を改善する用具の足裏部分に取り付けるベルト(9)の足裏のベルトを足裏に取り付けず脛部分に取り付ける方法。
第10の実施の形態について説明する。
本発明のゴムベルト(3)の向き合うどうしのベルトに取り付けるベルト2本をH状に膝裏に回したのちに、そのままベルトを膝下の膝蓋骨の下に回して止める方法。
第11の実施の形態について説明する。
本発明のベルトとゴムベルト(1,2,3,)の各々のベルトの本数を、奇数あるいは偶数の本数を用いる方法。
第12の実施の形態について説明する。
本発明の股関節、膝関節の曲げ、あるいは、伸ばし続けさせている付勢を付けさせている力を、上部あるいは、中部又は、下部に取り付けた、例えば、コイル又は板バネあるいはスプリングなどの、弾性部材により行う方法。
第13の実施の形態に説明する。
本発明の変形性膝関節湾曲の矯正は、太腿内側から膝裏通して左巻き、又は右巻きの本数を増やして、外側又は内側側副靱帯の弛みを矯正する巻き付け方法。
第14の実施の形態について説明する。本発明の脛ベルトに脚底板又は、足の裏にベルトを取り付け脛ベルト(2)の肌への、負担を軽くする方法。
本発明の膝部分を改善する用具は、腰ゴムベルト又はゴム紐(1)とゴムベルト又はゴム紐(3)を1本のベルトに複合した形態であり、腿前と膝裏を向かいあったゴム紐同志をフックでクロス結ぶことを特徴とする用具である。
第15の実施の形態について説明する。
本発明のゴムベルトを脛裏部分のふくらはぎ、から膝裏をとうり太腿裏部分から腰部分まで、脚の裏側に一本の帯状弾性部材を取り付ける方法。
本発明品を実際着用した場合の実施例について説明する。
山梨市を中心とする地域における、腰の痛み、股関節の痛み、変形性膝関節症、膝関節の内側側副靱帯過伸展と半月板損傷を患っていて、現在各種用具を使用している老人女性12人、中年女性5人、男性4人について、本発明による試作品を着用してもらい、その効果をたしかめた。
21人中8人については、靱帯が弛み始めて痛みが出始めた時、例えば、朝起きて膝がこわばった時、そして、階段の上り降り、立ち座りの時に軽い痛みが出る時など、膝関節の靱帯の弛みなど変形性膝関節症、腰の痛みの兆候が診られた時に、5日ほど左右交互に着用してもらった。
その結果、いずれの場合も痛みが止まり、従来の器具より楽に着用ができ、治療に差し支えないことがわかった。
そして、両脚に軽い痛みの出た、この内の2人は、この用具を毎日交代で、3日ほど片足づつ、装着したのち、この用具を取り外したところ、それ以後全く痛みは出ず、この用具の特徴が最大限出た例である。
変形性膝関節症を患わっていて膝部分に痛みがある時は冷却して、その装着は最初は弛く取り付けて、徐々に患部に負担がないようにその装着感に合わせて強めてゆく。
この時、脚にストレスの加わるような、強すぎる装着は膝及び腰に良くない。
膝を伸ばしきった時、膝に少し力が加わる程度が良い。
又朝方の痛みが強い一人については、夜就寝時の用具の装着をすすめたところ、朝方、大変楽にトイレに行くことが出来た。
変形性股関節症を病み始めた2人について、股関節の違和感、あるいは、腰の痛みと、右足太腿部分に走るような痛みが出始めたので、右側腰裏部分から幅を広く取った帯状の弾性部材を膝下の膝裏部分まで取りつけ膝蓋骨の下部分で止める用具を装着した所、ほどなく右側太股部分の痛みは治まり、しばらくして、腰部分の痛みも治まり、股関節の違和感も無くなった。
又、肘部分に痛みを訴えている1人は、膝部分と同じ要領で肘の内側にゴム紐をクロスに取り付ける様な処置を施した処、程なくその症状は改善した。
又、膝関節痛の1人については、この用具使用中に膝の関節部分に痛みなどの違和感があると訴えているので冷却して、膝関節を安定させるベルト(10)を取り付けて、冷却を併用したところ膝関節内の違和感も治まり暫くしてその症状は改善した。
そして、膝関節過伸展をしていた2名については、ゴム紐(3)の効果により患部に負担がかからないのと、冷却の併用により、特に問題なく痛みは治まり、その後用具を取り外し日常生活に問題なかった。
内側側副靱帯の過伸展と半月板損傷をしていた男女3名については、靱帯過伸展の治療回復のため、ある程度長時間にわたり、この用具を使用した。
その結果、靱帯、半月板共に症状は徐々に改善して回復した。この時の治療方法は、患部固定と患部の冷却を併用し用具を緩く力を弱めに装着した。
患部は冷却を併用しながら、患部の炎症の解消を待って、その回復の後は、ベルトの力を最初は、やや弱めにそして、徐々にその装着の感じにあわせて強めに長い間装着したところ、膝関節周辺の筋力を大幅に増強出来た。
その後患部の冷却を中止した後も用具の装着は継続した。
その効果で、膝関節を完全に回復に向かわせた後用具を取り外した。
ただ試験した中での1名については、この用具を使用する特徴があまりわからない、と言うことであった。この1名は膝関節を固定して膝関節を安定させるような用具を併用したままで使用したのと、ゴム紐(3)が弛かったので、この用具の特徴が充分に引き出せなかった。
しかしながら以上いずれも症状の改善がみられ、程度の差があるものの大部分が改善を認めていて、この用具の効果が診られた。いずれにしても、日常生活で着衣の中に、楽に装着出来てかさばらずに、この用具着用に、1名の中止脱落者も無く好評であった。
また、この用具は、膝部分が開いているため、冷却、マッサージ、電気治療する事に問題無く、むしろ、治療を効果的に、サポートする事が、確かめられた。
そして、この用具の大腿四頭筋などの、筋力増加作用は以上の実施例から、これらの症例に大変有効である事が確かめられた。
又、右腰に激痛の出た、一人については、腰ベルト(1)から下ろしたベルト2本を腰の後ろ部分から膝うらを通して足裏まで、取り付けて車を運転したところ、患部はむずかゆくなり、そのまま、ずうっと付け続けたところ、痛みは徐々に治まり、左の腰の痛みは無くなった。
その後、左腰も痛み出したので、左腰にも用具を取り付け、程なく左腰も治った。
その後右膝も違和感を覚えたので、膝関節改善用具を取り付けたところ、やはり、右膝の痛みを伴う違和感も程なく治まり、腰も膝も全て完治して、
それ以来、腰膝共に、痛みは出ていない。
又、右手小指を過去骨折した事のある1人については関節に痛みが起きたので、小指に膝部分と同じ要領で処置を施したところ、程なく痛みは治まり通常の状態に戻った。
ただ、この用具の特徴は、極く弱い力で筋肉に作用させるのを目的とするためゴム紐の強すぎる取りつけけは、腰部分と膝と股関節への負荷が掛かり、障害を招く恐れのあるため、関節の治癒の期間は、用具の過度の使用は避ける事が必要である。
発明の効果
腰痛、変形性膝関節症、変形性股関節症、半月板損傷、靱帯損傷、関節リュウマチ、などの痛みを止めるのに最も効果的方法には、運動療法があげられる。
腰方形筋、大腿四頭筋、ハムストリングなど、それぞれの筋肉を強化する用具を、日常の生活で装着することにより運動療法と同等以上の効果が得られる。
これらの事から、運動療法用具と言う、この用具の名称はこの用具の目的である筋肉を鍛え、運動療法をするという具体的目的をあらわしており、
その関節症の改善を助ける、運動療法具としての目的を全国70万人以上いるといわれる、関節の痛みに悩む運動療法が必要な変形性膝関節症などの患者に広く知らせる事が出来る。
そのため、数多くの軽度の関節症の患者に対して、この用具の存在を知らせる事により、数多くの人の関節症が悪化するのを防ぐ事が出来る。
そのために、福祉社会の問題となっている高齢者の通院などの負担を減らし、関節痛による筋力の衰えに伴う、活動の低下と、且つ、体力の低下を防ぐ事により、寝たきりに成る事を防ぐことができる。
今、運動器の障害により、今まで社会で老人が担っていた生産現場の一線から老人が脱落している事実は、これからの高齢者社会の問題となっています。
私たちの社会において、家族の一人が関節症などで、運動障害になりますと家族の負担、は重く家計、あるいは国家の財政を圧迫して、これからの高齢者社会に移行する時期の大きな問題となっています。
運動器の機能回復をはたすことによる、手、脚、腰の関節障害からの開放により、職場復帰とそれに伴う、収入の安定と精神的安定を満たす事により、より充実した老年の生活を維持できる。
運動により、痛みを止める事と患部の機能回復が出来る、この用具は、きわめて軽く又簡単に装着が可能なことと、鎮痛剤などの薬剤に頼らないため、薬物などの使用による副作用はない。
本発明の腰部分を改善する用具の正面分解斜視図である。 本発明の腰部分の痛みの強い場合に使用する用具の正面分解斜視図である。 本発明の膝部分を改善する運動療法具の正面分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の正面分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の正面分解斜視図である。 本発明の手首及び五指の関節リウマチの防止と改善を目的する用具の説明図である。
符号の説明
1 腰ベルト
2 脛ベルト
3 ゴムベルト
4 係止部材
5 ベルト(3)を横方向に渡したベルト
6 膝蓋骨の上又は下を止めるベルト
7 反射材
8 腰ゴム紐
9 足裏ベルト
10 膝ゴ厶紐
11 係止部材
12 係止部材
13 係止部材
14 反射材

Claims (2)

  1. 関節の両側から互いに引き合いながら、関節を常時曲げさせるような、又は伸ばし続けさせているような、付勢をつける機能を有する弾性部材を、日常の関節を伸ばす又は曲げる動作の時に、弾性部材を引き伸ばし筋肉を鍛える方法であり、関節を常時曲げさせ、又は伸ばさせているような付勢をつけている事を特徴とした運動療法具。
  2. 面状に腰と脚などを覆うような部材に、例えば、方形、角形、紐状ベルト状又はメッシュ構造のような又はそれらの特徴を組合わせたような部材の組合わせにより、関節の両側から引き合い、関節を曲げさせるような、又は伸ばし続けさせているような機能をベルト又はタイツあるいは、ストッキング、又はサポーターそして、パンツ状などのような部材のなかに組み込んだ事を特徴とした運動療法具。
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