JP2005149465A - 交通情報の生成方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 対象道路の交通状況(b)を道路に沿って所定間隔で標本化し、得られた標本化データの配列を複数のブロック(ブロック1、ブロック2、ブロック3)に分割し、このブロックに含まれる標本化データを対象に、ブロックの単位で直交変換による符号化を行う。この符号化データの復号は、ブロック単位で行われるため、符号化や復号化のプログラム負担が軽減され、この処理に使用するワークメモリのメモリ量は少なくて済む。
【選択図】 図1
Description
現行のVICS情報では、交通の現在情報を次のように表現している。
交通の混雑状況は、渋滞(一般道:≦10km/h・高速道:≦20km/h)、混雑(一般道:10〜20km/h・高速道:20〜40km/h)、閑散(一般道:≧20km/h・高速道:≧40km/h)の3段階に区分して表示され、また、車両感知機の故障などで情報収集ができない場合は「不明」と表示される。
渋滞状況を表す渋滞情報は、VICSリンク(VICSで用いられている道路位置情報識別子)全体が同一混雑状況の場合、
「VICSリンク番号+状態(渋滞/混雑/閑散/不明)」
と表示され、また、リンク内の一部だけが渋滞しているときは、
「VICSリンク番号+渋滞先頭距離(リンク始端からの距離)+渋滞末尾距離(リンク始端からの距離)+状態(渋滞)」
と表示される。この場合、渋滞がリンク始端から始まるときは、渋滞先頭距離が0xffと表示される。また、リンク内に異なる混雑状態が共存する場合は、各混雑状況がこの方法でそれぞれ記述される。
「VICSリンク番号+旅行時間」
と表示される。
この交通情報を利用するカーナビゲーション装置は、道路網にVICSリンク番号が定義されたデジタル地図データベースを保持しており、VICS情報に含まれるVICSリンク番号から交通情報の対象道路を特定する。
また、下記特許文献2では、この道路形状データを可変長符号化して、データ量を削減する方法を開示している。
このように、現在の交通情報は、情報表現の分解能が両極端であり、図33に示す円内の中間的な分解能の表現ができない。
この方法では、車両速度や旅行時間、渋滞度などで表される交通状況を道路に沿って変化する関数として捉え、この関数を道路に沿って、位置分解能に相当する間隔でサンプリングする。また、得られたサンプリングデータは、表現分解能に応じて丸め処理する。図34は、こうして求めた、離散値(標本化データ)の配列(b)と、対象道路(a)とを示している。図34(b)の一マスの長さは、交通状況をサンプリングした標本化点間の間隔を示している。
この方法を使用して、例えば、数kmの道路区間の交通情報を符号化し、データ量を削減して情報提供することができ、また、プローブカーが1秒間隔で4000mに渡って測定した速度情報等を少ないデータ量でセンタに伝えることができる。
この場合、交通情報の対象道路区間を長く設定する程、大量のデータをまとめて符号化圧縮することができるため、データの圧縮率は向上する。
確かに、この方法で交通情報を生成する場合は、対象道路区間の距離を長くした方が、データの圧縮率は高くなる。しかし、対象道路区間の距離が長いと、次のような問題が発生する。
(1)交通情報の符号化や復号化の際に、まとめて扱わなければならないサンプル数(データ量)が多いため、プログラムの負担が大きく、プログラムの実装が難しい。また、符号化や復号化の処理に使用するワークメモリのメモリサイズを大きくする必要があり、PDAや低コストのカーナビゲーション装置等では、実現し難い。また、符号化や復号化の処理を規格化したチップで行わせることが難しい。
(3)対象道路区間の距離が長いと、例えば、送信側が伝えた基点からの距離が受信側で大きくずれる可能性があり、道路の距離方向のずれが無視できない。
この符号化データの復号は、やはりブロック単位で行われるため、符号化や復号化のプログラム負担が軽減され、この処理に使用するワークメモリのメモリ量は少なくて済む。
符号化データに含まれる標本化データ数に制限が無いと、交通情報の受信側は、標本化データ数が多くても対応できるような処理態勢を採る必要があるが、標本化データ数に上限が設けられていると、受信側の対応は容易になる。
こうすることで、交通情報の受信側機器の復号機構を規格化できる。
こうすることで、交通情報の符号化・復号化の処理を画一化できる。
また、この境界として、交差点または施設の地点を選択するようにしている。
この方式では、交通流の変化が定常的に発生する区間を一つのブロックに含めることができ、交通情報を、より分かり易く表示することができる。
また、標本化データがプローブカー車載機で計測された計測情報である場合、計測情報を計測時刻の時間帯によって複数に分割し、分割した計測情報により、ブロックを生成している。
このように、ブロックは時間単位に分割しても良い。
これにより、例えばプローブカー車載機の走行状態に応じた交通状況の変化点などでブロックマーカを設定してブロックを分割することができ、交通情報の変化点を容易に区別可能となる。
これにより、例えば交差点の右左折や施設への入場など、所定のイベントが発生した場合にブロックマーカを設定することで、交通情報の変化点を容易に区別可能となり、交通状況が変化する区間に合わせてブロックを分割設定することができる。また、ブロック毎に符号化を行って計測情報が均された場合にも、交通情報の変化点を容易に判別可能となる。
そのため、交通状況に応じた、必要な詳しさで交通情報を符号化することができる。
あるいは、標本化データが表すブロックの平均速度のブロック間での変化率によって変更する。
あるいは、ブロックに対応する区間で発生しているイベントによって変更する。
あるいは、標本化データとしてプローブカー車載機の計測情報を含むブロックでは、プローブカー車載機が計測した急ブレーキなどのイベントにより変更する。
あるいは、プローブカー車載機が計測した計測情報の計測時刻により変更する。
あるいは、プローブカー車載機が計測した計測情報の計測地点が、指定された位置周辺であるか否かによって変更する。
こうすることで、復号したときにブロックの境界で発生する不整合(ブロックノイズ)を減らすことができる。
あるいは、拡張部分の標本化データの値を、そのブロックに隣接するブロックの該当する標本化データの値に一致させている。
あるいは、拡張部分の標本化データの値を、そのブロックに隣接するブロックの該当する標本化データの値に一致させ、拡張部分を含むブロックの標本化データに窓関数を乗算し、得られた値をブロックの標本化データとしている。
交通情報の受信側は、このブロックの境界を示す位置情報を用いて、対象道路の距離方向の位置ずれを補正することができ、自己のデジタル地図上で交通情報を正確に再現することができる。
これにより、交通情報の復号化をブロック単位で行うことで、プログラムの負担が軽減され、また、この処理に使用するワークメモリのメモリ容量も小さくて済む。
あるいは、標本化データの再生において、交通情報を位置情報と対応付けて表示手段に表示する。
これにより、交通情報をブロック単位で復号し、出力や表示等の再生を行って活用する際に、処理の負荷を軽減できる。
また、本発明は、コンピュータに、上記いずれかに記載の交通情報の再生方法の各手順を実行させるためのプログラムを提供する。
これにより、交通情報の符号化をブロック単位で行うことで、プログラムの負担が軽減され、また、この処理に使用するワークメモリのメモリ容量も小さくて済む。
この装置では、小ブロック単位で交通情報を符号化することができ、また、符号化での圧縮率を小ブロック単位で設定することができる。
受信側は、道路参照データから、対象道路とブロックの切れ目とを特定することができる。
このように、例えば一定距離区間など所定の距離区間でブロックを分割し、ブロック毎に交通情報の符号化を行うことができる。
このように、例えば一定時間間隔など所定の時間間隔でブロックを分割し、ブロック毎に交通情報の符号化を行うことができる。
これにより、例えばプローブカー車載機の走行状態に応じた交通状況の変化点などでブロックマーカを設定してブロックを分割することができ、ブロック毎に符号化を行って計測情報が均された場合にも、交通情報の変化点を容易に区別可能となる。
これにより、交通情報の復号化をブロック単位で行うことで、プログラムの負担が軽減され、また、この処理に使用するワークメモリのメモリ容量も小さくて済む。
この交通情報再生装置は、交通情報の復号化を小ブロック単位で行うため、プログラムの負担が少なく、また、ワークメモリのメモリ容量も小さくて済む。また、自己の保有するデジタル地図上で、ブロックの境界位置の情報を利用して、ブロック位置を正確に特定し、そのブロック内の標本化位置に標本化データを正確に位置付けることができる。
また、交通情報の圧縮率を小ブロックの単位で変えることができるため、交通情報の詳しさを、必要性に応じて設定することができる。
また、交通情報のブロックの境界位置を利用して、道路の距離方向のずれを補正することができ、精度の高い交通情報を伝えることができる。
本発明の実施形態における交通情報の生成方法では、図34(b)のように、対象道路に沿って等間隔に位置付けた交通情報を、一定距離(即ち、一定の標本化点数)のブロックに分割し、この小ブロックの単位で交通情報を符号化する。そして、受信側には、交通情報の分割区間を明示した対象道路の道路形状データと、小ブロック単位で符号化した交通情報とを送信する。受信側は、小ブロックの交通情報を個別に復号化し、得られた交通情報を繋ぎ合わせて対象道路の交通情報を再生する。
図1(a)は、交通情報の対象道路を示し、図1(b)は、プローブカーが単位時間ごとに測定した走行速度を、縦軸に速度、横軸に対象道路の基点からの距離を取ったグラフで表している。このグラフは、標本化点間隔の違いは有るにしても、図34(b)の形態で表した交通情報をグラフ化したものに他ならない。この速度情報は、プローブカーからセンタに送られた交通情報と見ても良いし、センタが、プローブカーから収集して、カーナビゲーション装置等に提供する交通情報と見ても良い。
また、ブロック単位で符号化した交通情報は、それを復号化して各ブロックの情報を繋げたとき、ブロックの境界で不整合(ブロックノイズ)が発生する可能性がある。それを回避するため、ブロックノイズを軽減する処理をあらかじめ施す(「ブロックノイズ軽減処理」)。
ブロック単位で符号化した交通情報は、対象道路の道路形状データとともに提供する。
図2は、この方法で生成した交通情報を提供する情報送信装置10と、提供された交通情報を活用する情報活用装置40との構成をブロック図で示している。情報送信装置10は、プローブ情報を送信するプローブカー車載機であり、あるいは、編集した交通情報を提供する交通情報センタである。また、情報活用装置40は、プローブ情報を収集するプローブ情報収集センタであり、あるいは、交通情報の提供を受けるカーナビゲーション装置等である。
<ブロックマーカの設定>
情報送信装置10がプローブカー車載機である場合は、交通情報・計測情報入力部11から、図3(a)に示すように、標本化点(ノード)の座標、標本化点で計測された計測時刻、標本化点間の距離及び速度などの計測情報が入力する。交通情報ブロック化部14は、この入力情報からブロック単位の交通情報を生成し、形状データ抽出部13は、この入力情報から標本化点の座標を選択して走行軌跡の道路形状データを生成し、ブロック位置マーカ追加部15は、この道路形状データにブロックマーカの情報を追加する。
ブロックマーカの付与単位として、あらかじめ、固定的な距離(あるいは、一定の標本化点数)を設定する。あるいは、この距離は、符号化のワークメモリとして使用可能な空きメモリ量に応じて、動的に決めても良い。
計測は、プローブ情報収集センタにプローブ情報を送信する時期が来るまで単位時間ごとに(あるいは、一定距離間隔で)繰り返され、計測データがバッファに蓄積される(ステップ1)。プローブ情報の送信時期が到来すると(ステップ2)、交通情報ブロック化部14は、ブロックマーカの付与単位を決定し(ステップ3)、交通情報・計測情報入力部11から入力する計測情報に、その付与単位でブロックマーカを設定し、図3(b)に示すブロックマーカ情報を生成する(ステップ4)。
形状データ及び交通情報(図5(a))が、識別番号1のものから順に、交通情報・計測情報入力部11を通じて入力すると(ステップ10、ステップ11)、交通情報ブロック化部14は、ブロックマーカの付与単位を決定し(ステップ12)、入力した情報に対して、その付与単位でブロックマーカを設定し、図5(b)に示すブロックマーカ情報を生成する(ステップ13)。
こうした処理を全ての形状データに、ブロックマーカの設定が終了するまで繰り返す(ステップ16、ステップ17)。
ブロック毎圧縮率決定部16は、交通情報ブロック化部14が生成した交通情報のブロックの圧縮率を、次のように設定する。
(1)情報送信装置10が交通情報提供センタまたはプローブカー車載機である場合、ブロック間で速度変化が大きいときは、詳細な情報が必要であるため、圧縮率を小さく設定する。具体的には、各ブロックの平均速度を算出し、隣接するブロックとの平均速度の差によって圧縮率を変える。
(3)情報送信装置10がプローブカー車載機である場合、急ブレーキが踏まれたときに圧縮率を小さくする等、計測イベントの発生の有無によって圧縮率を変更する。具体的には、各ブロックにあらかじめ指定したイベントが発生しているか否かを判定し、発生イベントの内容によって圧縮率を変える。
(5)情報送信装置10がプローブカー車載機である場合、情報収集センタから指定された位置周辺の圧縮率を変える。具体的には、各ブロックに情報収集センタから指定された箇所が存在するか否かを判定し、存在する場合は、そのブロックの圧縮率を指定された圧縮率に変更する。
次に、ブロックノイズ軽減処理の前に、直交変換符号化処理部19で行われる直交変換符号化処理について説明する。
ここでは、直交変換として、離散ウェーブレット(Wavelet)変換(DWT)を用いる場合について説明する。
このDWTは再帰的に低域を分割するフィルタ回路によって実現でき、また、逆変換(IDWT)は、分割時と逆の合成を繰り返すフィルタ回路によって実現できる。DWTには、様々なフィルタ構成が存在し得るが、以下では、DWTの2×2フィルタ(2つの入力から1つのウェーブレット係数と一つのスケーリング係数とを生成するフィルタ)を用いた例について説明する。
また、図7(b)はIDWTのフィルタ回路を示している。IDWT回路は、信号を2倍に補間する補間回路186と、低域通過フィルタ184と、高域通過フィルタ185と、低域通過フィルタ184及び高域通過フィルタ185の出力を加算する加算器187とを備えた複数の回路194、195、196のカスケード接続により構成され、回路194に入力した低域成分及び高域成分の信号は、2倍に補間され、加算されて次の回路195に入力する。図8(b)には、各回路194、195、196の具体的構成を示している。
つまり、図7(a)のフィルタ回路で8個の入力データから変換した1個の3次スケーリング係数、1個の3次ウェーブレット係数、2個の2次ウェーブレット係数、及び4個の1次ウェーブレット係数を用いて、8個の入力データが再現できることになる。
得られたスケーリング係数をデータの前方に、ウェーブレット係数をデータの後方に格納する(ステップ34)。n<Nである場合は(ステップ35)、ステップ32に戻り、次数を1つ上げて、データ数/2nにより入力データ数を決定する。このとき、ステップ34で前方に格納されたスケーリング係数だけが次の入力データとなる。
次に、DWTで生成したデータをビットプレーン分解し(ステップ36)、2値化したビットデータを算術符号化する(ステップ37)。
ブロックノイズ軽減処理部17は、次の(1)(2)(3)の方法でブロックノイズを軽減する。
(1)ブロック境界部の値をそのまま引き伸ばし、多少境界の外部を含めて圧縮符号化する(「境界値引き伸ばし方式」と呼ぶ)。復元時には、ブロック境界より外部の情報は捨てる。
(2)本来のブロックの境界から、多少外れたデータを含めて符号化圧縮する(「境界外符号化方式」と呼ぶ)。復元時には、ブロック境界より外部の情報は捨てる。
(3)両端が減衰する窓関数を定義し、隣接ブロックが重複するような符号化を行う(「窓関数使用方式」と呼ぶ)。
これらの方法は、本来の範囲よりも広い範囲をエンコードする必要があるため、データ量の増加に結びつくが、ブロックノイズ低減のためには必要な処理である。
(1)境界値引き伸ばし方式
境界値引き伸ばし方式では、図13に示すように、対象ブロックKの送信用データ(符号化データ)を生成するための入力データをサンプリングする交通情報の範囲(点線の範囲、以下「符号化用交通情報範囲」と呼ぶ)を、対象ブロックKの範囲の外にまで拡張し、上流側の拡張範囲における交通情報の値は、対象ブロックKの上流側の境界における値に設定し、下流側の拡張範囲における交通情報の値は、対象ブロックKの下流側の境界における値に設定する。
こうして生成したDWTデータのパラメータ情報には、図15に示すように、上流側の拡張範囲のデータ数Maと、下流側の拡張範囲のデータ数Mbとを加える。
境界外符号化方式では、図16に示すように、対象ブロックKの符号化用交通情報範囲(点線の範囲)を、対象ブロックKの範囲の外にまで拡張し、拡張範囲に入る隣接ブロックの交通情報を、対象ブロックKの符号化用交通情報範囲の交通情報として使用する。
図17のフロー図は、この方式での符号化手順を示している。先ず、提供する交通情報のブロック数Mを取得し(ステップ50)、ブロック番号K=1のブロックから順に(ステップ51)、ブロックKの交通情報と、隣接ブロックの拡張範囲の交通情報とを取得し(ステップ52)、この拡張範囲を含めた符号化用交通情報範囲の交通情報を対象に直交変換を実施する(ステップ53)。この処理を交通情報の全てのブロックを対象として繰り返す(ステップ54、ステップ55)。
こうして生成したDWTデータのパラメータ情報には、境界値引き伸ばし方式の場合(図15)と同様に、上流側の拡張範囲のデータ数Maと、下流側の拡張範囲のデータ数Mbとを加える。
窓関数は、図18(b)に示すように、隣接する窓関数との加算値が常に1になる、最大値が1、最小値が0の両端が減衰する関数である。ここでは、対象ブロックKの窓関数f(k)として、対象ブロックKの上流側の境界上で上流側隣接ブロックK−1の窓関数f(k−1)と交差し、対象ブロックKの下流側の境界上で下流側隣接ブロックK+1の窓関数f(k+1)と交差する窓関数f(k)を使用し、対象ブロックKの符号化用交通情報範囲の交通情報は、上流側隣接ブロックK−1、対象ブロックK、及び、下流側隣接ブロックK+1の交通情報に窓関数fkを掛けたものとする。
必要ビット数=roundup[log2(L/d)]
ただし、L:リサンプル長(m)
で求めることができ、d=3m(車両が約0.1秒間に走行する距離)とすると、Lが10mの場合は、2ビットあれば足り、Lが160mの場合は、6ビット必要であり、Lが640mの場合は、8ビット必要となる。図23は、リサンプル長と、ノード−ブロックマーカ間の距離の表示に必要なビット数との関係を示している。また、図24は、ノードの位置情報に続けて、ブロックマーカの識別符号と前記ノードからの距離の情報(Dの値)とを含めた道路形状データを示している。
交通情報符号化データ復号部48は、各ブロックの直交変換係数を取得して、図25に示す手順でブロック単位の交通情報を復号化する。
マップマッチング部44は、この道路形状データで表された対象道路を、マップマッチングを実施して、デジタル地図データベース(B)45の地図上で特定する。
ブロック化位置特定部46は、対象道路上にマッチングされた各ノードの位置と、ブロックマーカ情報とから、ブロックマーカ位置の緯度・経度を算出し、ブロック区間を特定する。図26は、この処理を模式的に示している。図26(a)は、情報送信装置10が、デジタル地図データベース(A)12の地図データを用いて生成した道路形状データを示している(ここでは、ブロックマーカ位置(BM1、BM2、BM3)をノードとして設定している)。図26(b)は、情報活用装置40が、道路形状データに含まれるノード位置をデジタル地図データベース(B)45の地図上に表した状態を示している。マップマッチング部44は、図26(c)に示すように、マップマッチングで、これらのノードをデジタル地図データベース(B)45の道路上に位置付ける。ブロック化位置特定部46は、デジタル地図データベース(B)45のデータにより、この道路上に位置付けたブロックマーカ位置(BM1、BM2、BM3)の緯度・経度を算出し、ブロック区間を特定する。
交通情報重畳部51は、対象道路上に、復元されたブロック単位の交通情報を順次重ね合わせ、情報活用部52は、この交通情報を活用する。
このように、この交通情報の生成方法では、対象道路の交通情報を小ブロックに分割して符号化しているため、プログラムの負担が小さく、また、符号化や復号化の処理に使用するワークメモリのメモリサイズも小さくて済む。そのため、符号化・復号化部を半導体チップ等で構成することが可能になる。
また、交通情報のブロックの境界位置を利用して、道路の距離方向のずれを補正することができ、精度の高い情報を伝えることができる。
また、小ブロック単位の交通情報は、入力したブロックを次のブロックが入力する前に処理して出力するストリーミング処理やパイプライン処理により効率的に符号化や復号化することも可能である。
なお、交通情報の標本化とブロック分割は、標本化を行った後、得られた標本化データを複数のブロックに分割してもよいし、標本化前にブロックの分割位置を決定し、その後各ブロックにおいて所定間隔で標本化を行ってもよい。
これまで、各ブロックの長さを一定に設定する場合について説明したが、交通流が変わりやすい地点(ボトルネック交差点や、著名施設前等)で交通情報のブロックを区切るようにしても良い。図27には、著名交差点やボトルネック交差点にブロックマーカを設定した例を示している。この場合、ブロックマーカ間の距離は不等間隔となるが、各ブロック内の分割数(データ数Na)を一定にすることにより、あるいは、あらかじめ決めた最大値を超えない範囲でデータ数Naを設定することにより、符号化・復号化処理負担の軽減、圧縮率の適応的な変更、及び、距離方向のずれ補正の効果は達成できる。この変形例の場合、重要交差点間の交通状況が一つのブロックの交通情報で表されるため、より分かり易くなる。また、情報活用装置の側で、交通情報を再現するブロックを選択して、知りたい交差点間の交通状況だけを再生することなども可能になる。
また、道路地図をタイル状に区分してその各々に付した識別子や、道路に設けたキロポスト、道路名、住所、郵便番号等を道路区間参照データに用いて、交通情報の対象道路区間を特定してもよい。
第2の実施形態では、上記図27の変形例と同様にブロックマーカを不等間隔で任意に設定する例を示す。この第2の実施形態は、情報送信装置としてプローブカーを想定し、プローブカーによって速度情報等の交通情報を収集する場合に好適な例である。
本発明の装置は、交通情報提供システムのセンタ装置や、計測情報を提供するプローブカー車載機などに適用することができ、また、情報を利用する側の装置として、プローブカー情報収集のセンタ装置や、カーナビゲーション装置、パーソナルコンピュータ、PDC、携帯電話等の情報端末に広く適用することができる。
11 交通情報・計測情報入力部
12 デジタル地図のデータベース(A)
13 形状データ抽出部
14 交通情報ブロック化部
15、115 ブロック位置マーカ追加部
16 ブロック毎圧縮率決定部
17 ブロックノイズ軽減処理部
18 可変長符号化処理部
19 直交変換符号化処理部
20 データ送信部
21 データ蓄積部
40 情報活用装置
41 データ受信部
42 形状符号化データ復号部
43 形状データ復元部
44 マップマッチング部
45 デジタル地図のデータベース(B)
46 ブロック化位置特定部
47 ブロック毎補正係数算出部
48 交通情報符号化データ復号部
49 ブロックノイズ軽減処理部
50 ブロック毎単位距離補正部
51 交通情報重畳部
52 情報活用部
111 走行軌跡計測情報入力部
113 走行軌跡形状抽出部
114 計測情報ブロック化判定部
121 GPS位置検出部
122 速度センサ
123 ジャイロ
124 ハンドル舵角センサ
125 DSRC通信部
181 低域通過フィルタ
182 高域通過フィルタ
183 間引き回路
184 低域通過フィルタ
185 高域通過フィルタ
186 間引き回路
187 加算回路
191 フィルタ回路
192 フィルタ回路
193 フィルタ回路
194 フィルタ回路
195 フィルタ回路
196 フィルタ回路
Claims (35)
- 対象道路の交通状況を道路に沿って所定間隔で標本化する交通情報の生成方法であって、標本化データの配列を複数のブロックに分割し、前記ブロックに含まれる前記標本化データを対象に、前記ブロックの単位で直交変換による符号化を行うことを特徴とする交通情報の生成方法。
- 前記ブロックの各々に含まれる前記標本化データの数を、あらかじめ定めた上限数以下に設定することを特徴とする請求項1に記載の交通情報の生成方法。
- 前記ブロックの各々に含まれる前記標本化データの数を、一定に設定することを特徴とする請求項2に記載の交通情報の生成方法。
- 前記対象道路を一定距離間隔で分割し、分割した区間に対応させて前記ブロックを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の交通情報の生成方法。
- 前記対象道路を、選択した地点を境界として不等距離間隔で分割し、分割した区間に対応させて前記ブロックを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の交通情報の生成方法。
- 前記境界として、交差点または施設の地点を選択することを特徴とする請求項5に記載の交通情報の生成方法。
- 前記標本化データを時間単位に分割して前記ブロックを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の交通情報の生成方法。
- 前記標本化データがプローブカー車載機で計測された計測情報である場合、前記計測情報を計測時刻の時間帯によって複数に分割し、分割した前記計測情報により前記ブロックを生成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の交通情報の生成方法。
- 前記標本化データがプローブカー車載機で計測された計測情報である場合、前記プローブカー車載機における走行情報、前記プローブカー車載機の位置が対応付けられた地図情報上での位置情報、前記プローブカー車載機に搭載された通信部における通信動作情報の少なくともいずれかに基づいて、前記ブロックの境界を示すブロックマーカを設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の交通情報の生成方法。
- 前記走行情報、前記位置情報、前記通信動作情報の少なくともいずれかに基づいて、前記プローブカー車載機の走行において所定のイベントが発生した場合に前記ブロックマーカを設定することを特徴とする請求項9に記載の交通情報の生成方法。
- 前記ブロックの単位で、符号化でのデータ圧縮率を設定することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の交通情報の生成方法。
- 前記標本化データが表す前記ブロックの平均速度に従って前記データ圧縮率を変更することを特徴とする請求項11に記載の交通情報の生成方法。
- 前記標本化データが表す前記ブロックの平均速度のブロック間での変化率によって前記データ圧縮率を変更することを特徴とする請求項11に記載の交通情報の生成方法。
- 前記ブロックに対応する区間で発生しているイベントによって前記データ圧縮率を変更することを特徴とする請求項11に記載の交通情報の生成方法。
- プローブカー車載機が計測したイベントにより、標本化データとして前記プローブカー車載機の計測情報を含むブロックの前記データ圧縮率を変更することを特徴とする請求項11に記載の交通情報の生成方法。
- プローブカー車載機が計測した計測情報の計測時刻により、標本化データとして前記計測情報を含むブロックの前記データ圧縮率を変更することを特徴とする請求項11に記載の交通情報の生成方法。
- プローブカー車載機が計測した計測情報を含むブロックの前記データ圧縮率を、計測地点が、指定された位置周辺であるか否かによって変更することを特徴とする請求項11に記載の交通情報の生成方法。
- 前記ブロック単位の符号化に際して、前記ブロックの範囲を拡張し、拡張部分の標本化データを含めた前記ブロックの標本化データを対象に符号化を行うことを特徴とする請求項1に記載の交通情報の生成方法。
- 前記拡張部分の標本化データの値を、前記ブロックの元の境界における標本化データの値に一致させることを特徴とする請求項18に記載の交通情報の生成方法。
- 前記拡張部分の標本化データの値を、前記ブロックに隣接するブロックの該当する標本化データの値に一致させることを特徴とする請求項18に記載の交通情報の生成方法。
- 前記拡張部分の標本化データの値を、前記ブロックに隣接するブロックの該当する標本化データの値に一致させ、前記拡張部分を含む前記ブロックの標本化データに窓関数を乗算し、得られた値を前記ブロックの標本化データとすることを特徴とする請求項18に記載の交通情報の生成方法。
- 前記対象道路を特定する道路参照データに、前記ブロックの境界を示す位置情報を加えて交通情報の一部とすることを特徴とする請求項1に記載の交通情報の生成方法。
- 対象道路の交通状況を道路に沿って所定間隔で標本化した交通情報の再生方法であって、標本化データの配列を複数のブロックに分割して前記ブロックの単位で符号化を行って生成された交通情報を取得し、前記交通情報をブロック単位に復号化して標本化データを再生することを特徴とする交通情報の再生方法。
- 前記標本化データの再生において、前記交通情報を位置情報と対応付けて出力することを特徴とする請求項23に記載の交通情報の再生方法。
- 前記標本化データの再生において、前記交通情報を位置情報と対応付けて表示手段に表示することを特徴とする請求項23に記載の交通情報の再生方法。
- コンピュータに、請求項1〜22のいずれかに記載の交通情報の生成方法の各手順を実行させるためのプログラム。
- コンピュータに、請求項23〜25のいずれかに記載の交通情報の再生方法の各手順を実行させるためのプログラム。
- 対象道路の交通状況を道路に沿って所定間隔で標本化する交通情報の生成装置であって、
前記交通状況に対応する標本化データの配列を複数のブロックに分割するブロック分割手段と、
前記ブロックに含まれる前記標本化データを対象に、前記ブロックの単位で直交変換による符号化を行う符号化手段と、
を備えることを特徴とする交通情報の生成装置。 - 対象道路の交通状況を標本化した標本化データの配列を複数のブロックに分割する交通情報ブロック化手段と、
前記ブロックに含まれる前記標本化データの符号化での圧縮率を決定するブロック毎圧縮率決定手段と、
復号時に前記ブロックの境界で発生するブロックノイズを軽減するための処理を行うブロックノイズ軽減処理手段と、
ブロックノイズの軽減処理が行われた前記ブロックの前記標本化データを対象にして、ブロック単位で直交変換による符号化を行う直交変換符号化処理手段と
を備えることを特徴とする交通情報の生成装置。 - 前記対象道路を特定する道路参照データに、前記ブロックの境界を示すブロックマーカの位置情報を加えるブロック位置マーカ追加手段を具備し、前記直交変換符号化処理手段が生成した符号化データと、前記ブロックマーカの位置情報を加えた前記道路参照データとを提供することを特徴とする請求項29に記載の交通情報の生成装置。
- 前記ブロック位置マーカ追加手段は、前記対象道路を所定の距離間隔で分割し、分割した区間に対応させて前記ブロックマーカを設定することを特徴とする請求項30に記載の交通情報の生成装置。
- 前記ブロック位置マーカ追加手段は、前記標本化データがプローブカー車載機で計測された計測情報である場合、前記計測情報を所定の時間間隔で分割し、分割した計測情報に対応させて前記ブロックマーカを設定することを特徴とする請求項30に記載の交通情報の生成装置。
- 前記ブロック位置マーカ追加手段は、前記標本化データがプローブカー車載機で計測された計測情報である場合、前記プローブカー車載機における走行情報、前記プローブカー車載機の位置が対応付けられた地図情報上での位置情報、前記プローブカー車載機に搭載された通信部における通信動作情報の少なくともいずれかに基づいて、前記ブロックマーカを設定することを特徴とする請求項30に記載の交通情報の生成装置。
- 対象道路の交通状況を道路に沿って所定間隔で標本化した交通情報の再生装置であって、
前記交通状況に対応する標本化データの配列を複数のブロックに分割して前記ブロックの単位で符号化を行って生成された交通情報を取得する取得手段と、
前記交通情報をブロック単位に復号化して標本化データを再生する再生手段と、
を備えることを特徴とする交通情報の再生装置。 - 対象道路の交通状況を示す標本化データをブロックに分けて符号化した交通情報と、前記対象道路及び前記ブロックの境界位置を示す道路参照データとを受信する受信手段と、
前記交通情報をブロック単位に復号化して標本化データを再生する交通情報復号手段と、
再生された前記標本化データからブロックノイズ軽減のために加えられた標本化データを除いて、各ブロックの範囲に含まれる標本化データを取得するブロックノイズ軽減処理手段と、
前記道路参照データに含まれる前記ブロックの境界位置の情報を利用して、前記対象道路の距離方向に発生するずれの補正係数を算出するブロック毎補正係数算出手段と、
前記補正係数を利用して対象道路上の前記ブロックの正確な位置を特定し、前記標本化データを前記ブロックの標本化位置に位置付けるブロック毎単位距離補正手段と
を備えることを特徴とする交通情報再生装置。
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