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JP2005143221A - 充電器 - Google Patents

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JP2005143221A JP2003377034A JP2003377034A JP2005143221A JP 2005143221 A JP2005143221 A JP 2005143221A JP 2003377034 A JP2003377034 A JP 2003377034A JP 2003377034 A JP2003377034 A JP 2003377034A JP 2005143221 A JP2005143221 A JP 2005143221A
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Takahiro Yamashita
孝浩 山下
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Abstract

【課題】簡単な回路で直列スイッチと第1並列スイッチと第2並列スイッチの短絡を検出して、電池に大きな短絡電流が流れるのを有効に防止する。
【解決手段】充電器は、第1電池1Aと第2電池1Bを直列に接続する直列スイッチ2と、直列スイッチ2と第1電池1Aとの直列接続回路と並列に接続される第1並列スイッチ3と、直列スイッチ2と第2電池1Bとの直列接続回路に並列に接続される第2並列スイッチ4とを備え、制御部7が直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4とをオンオフに制御して電池1を充電する。さらに充電器は、第1電池1Aと第1並列スイッチ3との接続点を特定電圧にするプルアップ抵抗9を備えており、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオフとする状態で、プルアップ抵抗9を接続している測定点11の電圧を電圧検出部10で検出し、この検出電圧でスイッチの短絡を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の電池を直列に接続して充電し、あるいは特定の電池のみを選択して充電することができる充電器に関する。
複数の電池を直列に接続して充電し、あるいは特定の電池のみを選択して充電することができる充電器はすでに開発されている(特許文献1及び2参照)。図1の充電器は、3つのスイッチを切り換えて、ふたつの電池を直列に接続して同じ電流で充電し、あるいは、一方の電池のみを選択して充電することができる。この充電器は、ふたつの電池1を直列スイッチ2で直列に接続して充電電源部5の出力端子6に接続している。さらに、第1電池1Aと直列スイッチ2との直列接続回路と並列に第1並列スイッチ3を接続し、第2電池1Bと直列スイッチ2との直列接続回路と並列に第2並列スイッチ4を接続している。直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4が制御部7でオンオフに切り換えられて、充電する電池が選択される。制御部7は、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4を以下のように制御して、特定の電池を充電する。
(1) 第1電池1Aと第2電池1Bを充電する。
このとき、制御部7は直列スイッチ2をオン、第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオフとする。この状態で充電スイッチ8がオンになると、充電電源部5から出力される電流は、充電スイッチ8→第1電池1A→直列スイッチ2→第2電池1Bの経路で流れて、第1電池1Aと第2電池1Bを同一電流で充電する。
(2) 第1電池1Aのみを充電する。
このとき、制御部7は第2並列スイッチ4をオン、第1並列スイッチ3と直列スイッチ2をオフとする。この状態で充電スイッチ8がオンになると、充電電源部5から出力される電流は、充電スイッチ8→第1電池1A→第2並列スイッチ4の経路で流れて、第1電池1Aを充電する。
(3) 第2電池1Bのみを充電する。
このとき、制御部7は第1並列スイッチ3をオン、第2並列スイッチ4と直列スイッチ2をオフとする。この状態で充電スイッチ8がオンになると、充電電源部5から出力される電流は、充電スイッチ8→第1並列スイッチ3→第2電池1Bの経路で流れて、第2電池1Bを充電する。
特開2001−186668号公報 特開平05−030664号公報
以上の回路構成の充電器は、3つのスイッチでふたつの電池を自由に選択して充電できる特徴がある。しかしながら、この充電器は、スイッチが故障して短絡されると、電池に大きな短絡電流を流す危険性がある。たとえば、第1電池を充電するために、第2並列スイッチをオフからオンに切り換えるとき、オフ状態にあるべき直列スイッチが故障して短絡されると、直列スイッチと第2並列スイッチを介して第2電池を短絡する。また、第2電池を充電するために、第1並列スイッチをオフからオンに切り換えるときも、オフ状態にあるべき直列スイッチが故障して短絡していると、直列スイッチと第1並列スイッチを介して第2電池を短絡してしまう。さらに、第1電池と第2電池を充電するために、直列スイッチをオフからオンに切り換えるとき、オフにあるべき第1並列スイッチと第2並列スイッチのいずれかがオンになっていると、直列スイッチと第1並列スイッチまたは第2並列スイッチを介して電池を短絡してしまう。
電池が短絡されると、回路部品や電池が異常発熱し、安全性に問題が発生する可能性がある。本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単な回路で直列スイッチと第1並列スイッチと第2並列スイッチの短絡を検出して、電池に大きな短絡電流が流れるのを有効に防止して安全性を向上できる充電器を提供することにある。
本発明の充電器は、第1電池1Aと第2電池1Bとを直列に接続する直列スイッチ2と、この直列スイッチ2で直列に接続される第1電池1Aと第2電池1Bとを出力側に接続して第1電池1Aと第2電池1Bを充電する充電電源部5と、直列スイッチ2と第1電池1Aとの直列接続回路と並列に接続される第1並列スイッチ3と、直列スイッチ2と第2電池1Bとの直列接続回路に並列に接続される第2並列スイッチ4と、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4がオフの状態で、第1電池1Aと第1並列スイッチ3との接続点を特定電圧にするプルアップ抵抗9と、プルアップ抵抗9と第1並列スイッチ3とを接続している測定点11の電圧を検出して検出電圧でもって、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4の短絡を検出する電圧検出部10と、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオンオフに制御する制御部7を備えている。
この充電器は、制御部7が、直列スイッチ2をオン、第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオフにして第1電池1Aと第2電池1Bを直列接続して充電し、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3をオフ、第2並列スイッチ4をオンにして第1電池1Aを充電し、さらに、直列スイッチ2と第2並列スイッチ4をオフ、第1並列スイッチ3をオンにして第2電池1Bを充電する。さらに充電器は、制御部7が直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオフとする状態で、電圧検出部10が測定点11の電圧を検出し、この検出電圧でもって、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4の短絡を検出する。
電圧検出部10は、検出電圧が第1電池1Aの電圧であると、第2並列スイッチ4の短絡と判定することができる。さらに、電圧検出部10は、検出電圧が第1電池1Aと第2電池1Bの電圧を加算した電圧であると、直列スイッチ2の短絡と判別することができる。さらにまた、電圧検出部10は、検出電圧が第2電池1Bの電圧であると、第1並列スイッチ3の短絡と判別することができる。
直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4は、FETとトランジスターのいずれかとすることができる。さらに、本発明の充電器は、電圧検出部10が直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4のいずれかが短絡していると判別すると、制御部7が他のスイッチをオフに保持することができる。さらに、本発明の充電器は、第1電池1Aと第2電池1Bを脱着できるように装着することができる。
本発明の充電器は、簡単な回路で直列スイッチと第1並列スイッチと第2並列スイッチの短絡を検出して、電池に大きな短絡電流が流れるのを有効に防止して安全性を向上できる特長がある。それは、本発明の充電器が、特定点の電圧を検出して、全てのスイッチの短絡を検出できるからである。とくに、本発明の充電器は、特定点の電圧を検出し、その電圧の違いで短絡したスイッチが直列スイッチであるか、あるいは並列スイッチであるかを特定することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための充電器を例示するものであって、本発明は充電器を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2の回路図と図3の平面図に示す充電器は、2本の電池1を脱着できるように装着する装着部14をケース13に設けている。電池1は、装着部14にセットして充電される。この充電器は、2本の電池1を直列に接続して充電でき、また、いずれか一方の電池のみを充電することもできる。2本の電池1を直列に接続して充電すると、両方の電池1は同じ電流で充電される。2本の電池1を充電して一方の電池が満充電されると、満充電された電池の充電を停止し、満充電されない一方の電池のみを充電することができる。充電される電池1は、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池である。ただし、本発明の充電器は、充電する電池を特定しない。
充電器は、充電する電池1を選択するために、第1電池1Aと第2電池1Bとを直列に接続する直列スイッチ2と、この直列スイッチ2で直列に接続される第1電池1Aと第2電池1Bとを出力側に接続して第1電池1Aと第2電池1Bを充電する充電電源部5と、直列スイッチ2と第1電池1Aとの直列接続回路と並列に接続される第1並列スイッチ3と、直列スイッチ2と第2電池1Bとの直列接続回路に並列に接続される第2並列スイッチ4と、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4がオフの状態で、第1電池1Aと第1並列スイッチ3との接続点を特定電圧にするプルアップ抵抗9と、プルアップ抵抗9と第1並列スイッチ3とを接続している測定点11の電圧を検出して検出電圧でもって、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4の短絡を検出する電圧検出部10と、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオンオフに制御する制御部7を備えている。
さらに、図の充電器は、電池1が満充電されると充電を停止するための充電スイッチ8も備えている。充電スイッチ8は、充電電源部5と第1電池1Aとの間に接続している。ただし、充電器は、充電スイッチを必ずしも設ける必要はない。直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオフに切り換えて、電池1の充電を停止できるからである。
直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4はFETである。ただ、これ等のスイッチは、FETに代わってトランジスター等の半導体スイッチング素子も使用できる。また、リレー等のスイッチも使用できる。直列スイッチ2は、オン状態で第1電池1Aと第2電池1Bを直列に接続して充電電源部5の出力側に接続する。したがって、直列スイッチ2と充電スイッチ8をオンにして、両方の電池1を充電する。第1並列スイッチ3がオン状態に切り換えられると、第1並列スイッチ3は、第2電池1Bを充電電源部5の出力側に接続する。この状態で充電スイッチ8をオンにして第2電池1Bのみを充電する。さらに、第2並列スイッチ4がオンに切り換えられると、第2並列スイッチ4は、第1電池1Aを充電電源部5の出力側に接続する。この状態で充電スイッチ8をオンにして第1電池1Aのみを充電する。
以上のように電池1を特定して充電電源部5の出力側に接続する直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4は、制御部7で以下のようにオンオフに切り換えられて第1電池1Aと第2電池1Bを充電する。ただし、制御部7は、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4が短絡しないことを検出した後、オン状態に切り換えられて電池1を充電する。
(1) 第1電池1Aと第2電池1Bを直列に接続して充電するとき、制御部7が直列スイッチ2をオン、第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4をオフ、充電スイッチ8をオンに切り換える。充電電源部5から出力される充電電流は、充電スイッチ8→第1電池1A→直列スイッチ2→第2電池1Bの経路で流れて、第1電池1Aと第2電池1Bを同一電流で充電する。充電が完了すると、直列スイッチ2と充電スイッチ8の両方をオンからオフに切り換えて、充電を停止する。
(2) 第1電池1Aのみを充電するときは、制御部7が、第2並列スイッチ4をオン、第1並列スイッチ3と直列スイッチ2をオフ、充電スイッチ8をオンに切り換える。充電電源部5から出力される電流は、充電スイッチ8→第1電池1A→第2並列スイッチ4の経路で流れて、第1電池1Aを充電する。充電が完了すると、第2並列スイッチ4と充電スイッチ8の両方をオンからオフに切り換えて、充電を停止する。
(3) 第2電池1Bのみを充電するときは、制御部7が、第1並列スイッチ3をオン、第2並列スイッチ4と直列スイッチ2をオフ、充電スイッチ8をオンに切り換える。充電電源部5から出力される電流は、充電スイッチ8→第1並列スイッチ3→第2電池1Bの経路で流れて、第2電池1Bを充電する。充電が完了すると、第1並列スイッチ3と充電スイッチ8の両方をオンからオフに切り換えて、充電を停止する。
充電電源部5は、入力される交流の商用電源(日本においては100V)を、1個、又は2個直列接続の電池を充電する電圧と電流に変換して出力する。この充電電源部5は、1個、又は2個の電池を定電流で充電するために、定電流回路(図示せず)を内蔵している。定電流回路は、出力端子6に接続される電池の個数が1又は2個になっても定電流で電池1を充電する。充電電源部5が1又は2個の電池を充電する平均電流は、0.5〜2Cである。たとえば容量が2000mAhである単3電池を、平均電流2Aで充電すると、電池は1Cの充電電流で充電される。ただし、本発明は電池を充電する平均電流を特定しない。電池は、たとえば0.1C〜4C、好ましくは0.2C〜2Cの平均電流で充電することができる。
直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4と、充電スイッチ8からなる全てのスイッチがオフであると、測定点11はアースと電源から完全に切り離された状態となるので、この状態において、測定点11を特定の電圧とするために、プルアップ抵抗9を測定点11に接続している。プルアップ抵抗9は一端を測定点11に、他端をプルアップ電源12に接続している。したがって、全てのスイッチがオフ状態にあると、プルアップ抵抗9によって、測定点11の電圧はプルアップ電圧となる。プルアップ電源12の電圧は、電池電圧の2倍よりも高く、あるいは1個の電池電圧よりも低く設定される。プルアップ電源12の電圧を、1又は2個の電池電圧と異なる電圧とするのは、いずれかのスイッチが短絡すると、測定点11の電圧が1又は2個の電池電圧となるからである。プルアップ抵抗9をプルアップ電源12に接続し、さらにプルアップ電源12の電圧を電池電圧の2倍よりも高くする充電器は、プルアップ電源12の電圧を相当に高く設定できるので、スイッチの短絡を明確に検出できる特長がある。ただ、図示しないが、プルアップ電源は必ずしも使用する必要はなく、プルアップ抵抗の一端を測定点に接続して、他端を充電電源部のマイナス側であるアースに接続することもできる。この充電器は、直列スイッチと第1並列スイッチ及び第2並列スイッチが短絡してしないとき、測定点の電圧がアース電位となる。また、プルアップ抵抗は、一端を測定点に接続して他端を充電電源部のプラス側に接続することもできる。この充電器は、充電スイッチをオフとして、直列スイッチと第1並列スイッチ及び第2並列スイッチの短絡を検出するとき、測定点の電圧が充電電源部の無負荷出力電圧となる。充電電源部の無負荷出力電圧は、電池を充電するときの電圧に比較して高くなるので、電池電圧と識別できる。
制御部7は、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4をオンオフに制御して充電する電池1を特定し、さらに、充電スイッチ8をオンオフに制御して電池1を充電する。さらに、制御部7は、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4の短絡を電圧検出部10で検出するとき、全てのスイッチをオフに保持する。さらに、制御部7は、充電する電池1を特定するときは、前述したように直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4を切り換える。また、制御部7は、電池1を充電するときに充電スイッチ8をオン、充電して電池1が満充電されると充電スイッチ8をオンからオフに切り換えて充電を停止する。
電圧検出部10は、制御部7が、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4と充電スイッチ8をオフに保持する状態で、測定点11の電圧を検出する。測定点11の検出電圧の大きさにより、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4は、以下のように正常あるいは短絡と判定される。
(1) 測定点11の検出電圧がプルアップ電源12の電圧に等しいとき
この電圧が検出されるとき、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4は短絡してしないと判定する。直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4がオフ状態にあると、測定点11は、電池1を介して、あるいは直接に充電電源部5の正負の出力端子6に接続されず、絶縁された状態となり、プルアップ抵抗9を介してプルアップ電源12のみに接続される。このため、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4がオフ状態にあると、プルアップ電源12の電圧に等しい状態となる。ただし、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4が、実質的にはオフ状態にあっても、オフ状態における電気抵抗は無限に大きくはない。オフ状態にあるオフ抵抗がプルアップ抵抗9に比較して無視できない場合、測定点11の電圧はプルアップ電源12の電圧に等しくはならず、わずかに低くなる。したがって、測定点11の電圧がプルアップ電源12の電圧に完全に等しくない場合も、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4はオフ状態にあると判定する。
(2) 測定点11の検出電圧が第1電池1Aの電圧となる場合
この電圧が検出されると、第2並列スイッチ4が短絡していると判定する。第2並列スイッチ4が短絡すると、第1電池1Aのマイナス側が第2並列スイッチ4を介してアース側、すなわち充電電源部5の負極側に接続される。したがって、測定点11は第1電池1Aを介してアース側に接続され、測定点11の電圧が第1電池1Aの電圧となる。
(3) 測定点11の検出電圧が第2電池1Bの電圧となる場合
この電圧が検出されると、第1並列スイッチ3が短絡していると判定する。第1並列スイッチ3が短絡すると、マイナス側をアースに接続している第2電池1Bのプラス側が第1並列スイッチ3を介して測定点11に接続される。したがって、測定点11は第2電池1Bの電圧となる。
(4) 測定点11の検出電圧が第1電池1Aと第2電池1Bの電圧の加算値となる場合
この電圧が検出されると、直列スイッチ2が短絡していると判定する。直列スイッチ2が短絡すると、第1電池1Aと第2電池1Bが直列に接続される。測定点11は第1電池1Aのプラス側に接続され、第2電池1Bのマイナス側はアースに接続されるので、測定点11では第1電池1Aと第2電池1Bの直列接続電圧が検出される。
電圧検出部10は、以上のようにして、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4の短絡を検出して制御部7に入力する。制御部7は、これ等のスイッチが短絡していないことを確認して、直列スイッチ2と第1並列スイッチ3及び第2並列スイッチ4と充電スイッチ8をオンオフに切り換え、第1電池1Aと第2電池1Bの両方を、あるいはいずれかの電池1を充電する。
さらに、本発明の充電器は、図4の回路図と図5の平面図に示す構造として、4本の電池を充電することもできる。この充電器は、図5に示すように、4本の電池1を脱着できるように装着する装着部14をケース13に設けている。この充電器は、図4に示すように、直列接続してなる2本の電池1を並列に接続して、4本の電池1を充電できる構造としている。図の充電器は、直列接続された2本の電池1と直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4とプルアップ抵抗9とからなる回路をひとつの充電ユニット15として、2組の充電ユニット15を互いに並列に接続している。さらに、図の充電器は、電圧検出部10と制御部7とプルアップ電源12と充電スイッチ8とを、2組の充電ユニット15に共有して使用して回路構成を簡単にしている。ただ、図示しないが、電圧検出部や制御部やプルアップ電源や充電スイッチは、各充電ユニットに独立して設けることもできる。
図4の充電器は、各充電ユニット15の直列スイッチ2と第1並列スイッチ3と第2並列スイッチ4と、充電スイッチ8とを制御部7で制御して、1〜4本の電池1を充電する。この充電器は、4本の電池を充電するときには、各2本の電池を直列に接続して充電し、3本の電池を充電するときには、いずれか一方のユニットで2本の電池を直列に接続して充電すると共に、他方の充電ユニットでは1本の電池を充電する。また、2本の電池を充電するときには、一方の充電ユニットで2本の電池を直列に接続して充電し、あるいは、両方の充電ユニットに1本の電池を装着して2本の電池を並列に接続して充電する。さらにまた、1本の電池を充電するときには、一方の充電ユニットに1本の電池を装着して充電する。この充電器も、各充電ユニットで2本の電池を直列に接続して充電するときには、両方の電池が同じ電流で充電され、直列接続された2本の電池のうち一方の電池が満充電されると、満充電された電池の充電を停止して、満充電されない一方の電池のみを充電する。
さらに、図4の充電器は、2組の充電ユニット15を並列に接続して、最大で4本の電池1を充電できるようにしているが、本発明の充電器は、図示しないが、3組の充電ユニットを並列に接続して最大で6本の電池を充電することも、あるいは、4組以上の充電ユニットを並列に接続して、8本以上の電池を充電することもできる。
従来の充電器の回路図である。 本発明の一実施例にかかる充電器の回路図である。 本発明の一実施例にかかる充電器の平面図である。 本発明の他の実施例にかかる充電器の回路図である。 本発明の他の実施例にかかる充電器の平面図である。
符号の説明
1…電池 1A…第1電池 1B…第2電池
2…直列スイッチ
3…第1並列スイッチ
4…第2並列スイッチ
5…充電電源部
6…出力端子
7…制御部
8…充電スイッチ
9…プルアップ抵抗
10…電圧検出部
11…測定点
12…プルアップ電源
13…ケース
14…装着部
15…充電ユニット

Claims (7)

  1. 第1電池(1A)と第2電池(1B)とを直列に接続する直列スイッチ(2)と、この直列スイッチ(2)で直列に接続される第1電池(1A)と第2電池(1B)とを出力側に接続して第1電池(1A)と第2電池(1B)を充電する充電電源部(5)と、直列スイッチ(2)と第1電池(1A)との直列接続回路と並列に接続される第1並列スイッチ(3)と、直列スイッチ(2)と第2電池(1B)との直列接続回路に並列に接続される第2並列スイッチ(4)と、直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)がオフの状態で、第1電池(1A)と第1並列スイッチ(3)との接続点を特定電圧にするプルアップ抵抗(9)と、プルアップ抵抗(9)と第1並列スイッチ(3)とを接続している測定点(11)の電圧を検出して検出電圧でもって、直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)の短絡を検出する電圧検出部(10)と、直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)をオンオフに制御する制御部(7)を備えており、
    制御部(7)が、直列スイッチ(2)をオン、第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)をオフにして第1電池(1A)と第2電池(1B)を直列接続して充電し、直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)をオフ、第2並列スイッチ(4)をオンにして第1電池(1A)を充電し、さらに、直列スイッチ(2)と第2並列スイッチ(4)をオフ、第1並列スイッチ(3)をオンにして第2電池(1B)を充電し、さらにまた、
    電圧検出部(10)は、制御部(7)が直列スイッチ(2)と、第1並列スイッチ(3)と、第2並列スイッチ(4)をオフとするす状態で測定点(11)の電圧を検出し、この検出電圧でもって、直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)の短絡を検出する充電器。
  2. 電圧検出部(10)は、検出電圧が第1電池(1A)の電圧であると、第2並列スイッチ(4)の短絡と判定する請求項1に記載される充電器。
  3. 電圧検出部(10)は、検出電圧が第1電池(1A)と第2電池(1B)の電圧を加算した電圧であると、直列スイッチ(2)の短絡と判別する請求項1に記載される充電器。
  4. 電圧検出部(10)は、検出電圧が第2電池(1B)の電圧であると、第1並列スイッチ(3)の短絡と判別する請求項1に記載される充電器。
  5. 直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)とがFETとトランジスターのいずれかである請求項1に記載される充電器。
  6. 電圧検出部(10)が、直列スイッチ(2)と第1並列スイッチ(3)と第2並列スイッチ(4)のいずれかが短絡していると判別すると、制御部(7)は他のスイッチをオフに保持する請求項1に記載される充電器。
  7. 第1電池(1A)と第2電池(1B)を脱着できるように装着している請求項1に記載される充電器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106356925A (zh) * 2016-09-12 2017-01-25 努比亚技术有限公司 移动终端及其充电控制装置、充电控制方法
JP2018161000A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社豊田自動織機 電池パックの充電制御装置および充電制御方法
JP2018170927A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社豊田自動織機 電池パックの放電制御装置
US11152652B2 (en) * 2018-09-07 2021-10-19 University Of Florida Research Foundation, Incorporated Fast and precise detection of an internal short circuit on a lithium-ion battery

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