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JP2005039567A - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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JP2005039567A JP2003275070A JP2003275070A JP2005039567A JP 2005039567 A JP2005039567 A JP 2005039567A JP 2003275070 A JP2003275070 A JP 2003275070A JP 2003275070 A JP2003275070 A JP 2003275070A JP 2005039567 A JP2005039567 A JP 2005039567A
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Abstract

【課題】 録画された数多くのコンテンツの中から、ユーザが所望するコンテンツを簡単かつ迅速に再生させることができるようにする。
【解決手段】 コンテンツ記憶部12には、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている。コンテンツ一覧表生成部14は、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツの中から、カテゴリ決定部13により決定されたカテゴリに属する、所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を所定の順番で並べた一覧表を生成する。合成部16は、この一覧表と、コンテンツ取得部15より供給された所定のコンテンツとを合成した合成画像を生成する。表示制御部17は、この合成画像を表示部18に表示させる。本発明は、録画機能を有するテレビジョン受像機に適用可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、記憶された数多くのコンテンツの中から、ユーザが所望するコンテンツを簡単かつ迅速に再生させることが可能な、情報処理装置および方法、並びに、プログラムに関する。
近年、様々なソース(例えば、地上波を利用するテレビジョン放送(以下、地上波放送と称する)の放送局、衛星を利用するテレビジョン放送(以下、衛星放送と称する)、または、インターネット上のサーバ等)から配信されたコンテンツを録画し、再生する録画再生装置が普及してきている。
このような録画再生装置において、ユーザが、それに録画されたコンテンツを検索する方法として、従来、早送りまたは巻き戻し等の操作を行い、画面に実際に映る映像を見ながら探す第1の方法や、録画時に番組にインデックスを付与し、視聴時にこのインデックスを画面に一覧表示させて、所望の番組を探す第2の方法等が一般的に利用されている。
また、本願出願人により出願され、開示された特許文献1に記載の発明を適用することで、各コンテンツの録画時に、各コンテンツのそれぞれを、「スポーツ」、「映画」、または、「バラエティ」などといった複数のカテゴリ毎に分類し(即ち、各カテゴリのそれぞれを、1つの仮想チャンネルとみなして分類し)、ユーザが、所望のコンテンツを視聴する時に、はじめに、所望のコンテンツが属すると思われるカテゴリを選択し、選択したカテゴリに属する複数のコンテンツ(即ち、複数のコンテンツのそれぞれを、1つの番組とみなし)のうちの所定の1つを再生させ、再生コンテンツ(番組)を1つ1つ切り替えることで、所望のコンテンツ(番組)を探し出す第3の方法も考えられる。
特開2001−33358号公報
しかしながら、第1の方法を利用すると、ユーザは、所望のコンテンツを見つけ、その先頭から再生を開始させるまでに、非常に多くの手間と時間をかけなければならない。
これに対して、第2の方法や第3の方法を利用すれば、ユーザは、第1の方法と比較して、所望のコンテンツをより簡単に見つけることができるようになる。
しかしながら、上述したように、コンテンツのソース(配信元)が多様化しつつあることを考慮すると、今後ますます録画再生装置の記録容量(コンテンツ数)が増えていくことは必須であり、ユーザは、このような数多くのコンテンツが録画された録画再生装置に対して、たとえ第2の方法や第3の方法を利用したとしても、所望のコンテンツを見つけることは困難となることが予想される。
即ち、現状、数多くのコンテンツを録画させ、録画されたコンテンツの中から、ユーザが所望するコンテンツを簡単かつ迅速に再生させる録画再生装置の提供は困難であるという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、録画された数多くのコンテンツの中から、ユーザが所望するコンテンツを簡単かつ迅速に再生させることができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段と、記憶手段に記憶されているコンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成手段と、生成手段により生成された一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
生成手段は、再生コンテンツの候補を切り替える指令が入力された場合、その時点で表示装置に表示されている一覧表の中央に配置されている情報に隣接する情報のうちのいずれか一方に対応するコンテンツを、新たな再生コンテンツの候補として選択し、その新たな再生コンテンツの候補に対応して一覧表を更新し、表示制御手段は、生成手段により更新された一覧表を、表示装置に表示させることを制御するようにすることができる。
再生コンテンツを決定する指令が入力された場合、その時点で表示装置に表示されている一覧表の中央に配置されている情報に対応する再生コンテンツの候補を、再生コンテンツとして、記憶手段から取得する取得手段をさらに設け、表示制御手段は、取得手段により取得された再生コンテンツを構成する画像を、表示装置に表示させることを制御するようにすることができる。
生成手段により生成された一覧表と、取得手段により取得された再生コンテンツを構成する画像とを合成させた合成画像を生成する合成手段をさらに設け、表示制御手段は、合成手段により生成された合成画像を、表示装置に表示させることを制御するようにすることができる。
生成手段は、取得手段により取得された再生コンテンツの特徴を示す情報については、第1の表示形態で表示装置に表示させ、かつ、その他の情報については、第1の表示形態とは異なる第2の表示形態で表示装置に表示させるように、一覧表を更新し、合成手段は、生成手段により更新された一覧表と、取得手段により取得された再生コンテンツを構成する画像とを合成させた合成画像を生成するようにすることができる。
生成手段は、さらに、一覧表の中央に配置される情報については、第1の表示形態と第2の表示形態のいずれとも異なる第3の表示形態で表示装置に表示させるように、一覧表を更新するようにすることができる。
生成手段は、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツの総数を示す画像をさらに生成し、合成手段は、生成手段により生成された一覧表およびコンテンツの総数を示す画像と、取得手段により取得された再生コンテンツを構成する画像とを合成させた合成画像を生成するようにすることができる。
本発明の情報処理装置においては、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されており、ユーザからカテゴリが指定されると、記憶されているコンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれが所定の順番で並べられ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツが選択され、選択されたそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表が生成され、その一覧表が所定の表示装置に表示される。
本発明の情報処理方法は、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段を備える情報処理装置の情報処理方法であって、記憶手段に記憶されているコンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成された一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段を備える情報処理装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、記憶手段に記憶されているコンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成された一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の情報処理方法およびプログラムにおいては、所定の記憶手段にカテゴリに対応付けられて記憶されているコンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれが所定の順番で並べられ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツが選択され、選択されたそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表が生成され、その一覧表が所定の表示装置に表示される。
本発明において、一覧表が表示される表示装置は、本発明の情報処理装置、本発明のプログラムや情報処理方法が対象とする情報処理装置に搭載されていてもよいし、情報処理装置とは異なる外部の装置であってもよい。
本発明によれば、数多くのコンテンツを記憶する情報処理装置を提供することができる。特に、記憶された数多くのコンテンツの中から、ユーザが所望するコンテンツを簡単かつ迅速に再生させることができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、発明の実施の形態における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、発明の実施の形態に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の実施の形態中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、発明の実施の形態に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1に記載の情報処理装置(例えば、図1の情報処理装置1)は、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている(例えば、図2のコンテンツ31乃至コンテンツ39が、「スポーツ」と関連付けられて記憶されている)記憶手段(例えば、図1のコンテンツ記憶部12)と、前記記憶手段に記憶されているコンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリ(例えば、図1のカテゴリ決定信号が入力された時点で、後述するカテゴリ候補とされているカテゴリ(図3以降の例では、「スポーツ」))に属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ(例えば、記憶または配信された順番で並べ)、それら複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補(例えば、図2のコンテンツ39)を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツ(例えば、図2の枠41に含まれる、5つのコンテンツ37乃至コンテンツ39,コンテンツ31,コンテンツ32)を選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報(例えば、図4に示されるように、「コンテンツが記憶または配信された日時」、「コンテンツの名称」、「コンテンツの継続時間」、および、「コンテンツに付与された番号」)を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表(例えば、図4のコンテンツ一覧表73−1)を生成する生成手段(例えば、図1のコンテンツ一覧表生成部14)と、前記生成手段により生成された前記一覧表を、所定の表示装置(例えば、図1の表示部18)に表示させることを制御する表示制御手段(例えば、図1の表示制御部17)とを備えることを特徴とする。
請求項2の情報処理装置において、生成手段は、前記再生コンテンツの候補を切り替える指令(例えば、図1のコンテンツ切替信号に対応する指令)が入力された場合、その時点で前記表示装置に表示されている前記一覧表の中央に配置されている前記情報に隣接する前記情報のうちのいずれか一方に対応するコンテンツ(例えば、図4の状態で、図1のコンテンツ切替信号が入力された場合、図4の一覧表73−1の中央の行(第3行目)に隣接する第2行目または第4行目のうちのいずれか一方、例えば、第2行目に対応するコンテンツ38)を、新たな再生コンテンツの候補として選択し、その新たな再生コンテンツの候補に対応して前記一覧表を更新し(例えば、図4の一覧表73−1から、図6の一覧表73−2に更新し)、前記表示制御手段は、前記生成手段により生成された新たな前記一覧表を、前記表示装置に表示させることを制御することを特徴とする。
請求項3の情報処理装置において、前記再生コンテンツを決定する指令(例えば、図1のコンテンツ決定信号に対応する指令)が入力された場合、その時点で前記表示装置に表示されている前記一覧表の中央に配置されている前記情報に対応する前記再生コンテンツの候補(例えば、図6の状態で、コンテンツ決定信号が入力された場合、コンテンツ一覧表73−2の中央(第3行目)に対応する、図5のコンテンツ38)を、再生コンテンツとして、前記記憶手段から取得する取得手段(例えば、図1のコンテンツ取得部15)をさらに備え、前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する画像(例えば、図7に示されるようなサッカー競技の画像)を、前記表示装置に表示させることを制御することを特徴とする。
請求項4の情報処理装置において、前記生成手段により生成された前記一覧表と、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する前記画像とを合成させた合成画像(例えば、図4に示されるコンテンツ一覧表73−1とコンテンツ39との合成画像、図6に示されるコンテンツ一覧表73−2とコンテンツ39との合成画像、または、図7に示されるコンテンツ一覧表73−3とコンテンツ38との合成画像)を生成する合成手段(例えば、図1の合成部16)をさらに備え、前記表示制御手段は、前記合成手段により生成された前記合成画像を、前記表示装置に表示させることを制御することを特徴とする。
請求項5に記載の情報処理装置において、前記生成手段は、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツの特徴を示す情報については、第1の表示形態(例えば、図6の一覧表73−2の第4行目に示されるような、細線枠で、斜線の網掛けの表示形態)で前記表示装置に表示させ、かつ、その他の情報については、前記第1の表示形態とは異なる第2の表示形態(例えば、図6の一覧表73−2の第1行目等に示されるような、細線枠で、白色の表示形態)で前記表示装置に表示させるように、前記一覧表を更新し、前記合成手段は、前記生成手段により更新された前記一覧表と、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する前記画像とを合成させた合成画像を生成することを特徴とする。
請求項6に記載の情報処理装置において、前記生成手段は、さらに、前記一覧表の中央(例えば、図6の一覧表73−2の5行のうちの中央の行である第3行目)に配置される前記情報については、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態のいずれとも異なる第3の表示形態(例えば、図6の一覧表73−2の第3行目に示されるような、太線枠で、白色の表示形態)で前記表示装置に表示させるように、前記一覧表を更新することを特徴とする。
請求項7に記載の情報処理装置において、生成手段は、前記ユーザが指定する前記カテゴリに属する複数の前記コンテンツの総数を示す画像(例えば、図4、図6、図7、および図8の総数ボックス72)をさらに生成し、前記合成手段は、前記生成手段により生成された前記一覧表および前記コンテンツの総数を示す前記画像と、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する前記画像とを合成させた合成画像を生成することを特徴とする。
請求項8に記載の情報処理方法は、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段(例えば、図1のコンテンツ記憶部12であって、図9の記憶部109)を備える情報処理装置の情報処理方法であって、前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成ステップ(例えば、図11のステップS5、ステップS7、および、ステップS9の一部の処理)と、前記生成ステップの処理により生成された前記一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御ステップ(例えば、図11のステップS5、ステップS7、および、ステップS9の一部の処理)を含むことを特徴とする。
以下、図面を参照して、本実施の形態が適用される情報処理装置について説明する。
図1は、本実施の形態が適用される情報処理装置の構成例を表している。
図1の情報処理装置1において、カテゴリ設定部11は、外部より供給されるコンテンツに対して、予め設定された複数のカテゴリのうちの所定の1つを設定し、供給されたコンテンツと、設定したカテゴリとを対応付けてコンテンツ記憶部12に記憶させる。
即ち、コンテンツ記憶部12には、複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている。
なお、カテゴリ設定部11は、コンテンツに含まれる様々な情報、または、コンテンツの提供元(ソース)から別途配信される様々な情報から、自分自身の判断でカテゴリを決定してもよいし、或いは、ユーザの指示(それに対応して入力される、図示せぬ信号)に基づいてカテゴリを決定してもよい。
また、予め設定される複数のカテゴリについては、その数も、その内容も特に限定されない。即ち、情報処理装置1は、カテゴリの数や内容を自在に可変する(追加したり、削除したり、或いは、名称を変更したりする)こともできる。ただし、ここでは、説明の簡略上、例えば、図2に示されるように、カテゴリとして、「映画」、「バラエティ」、「スポーツ」、「お好み」、および、「LIVE」といった5つのカテゴリが予め設定され、固定されているとする。
この場合、カテゴリ設定部11は、供給されたコンテンツに対して、これら5つのカテゴリのうちの所定の1つを設定し、そのコンテンツを、設定したカテゴリに属するコンテンツの1つとして追加させるように、コンテンツ記憶部12に記憶させる。
具体的には、例えば、図2に示されるように、「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39が新たに供給された場合、カテゴリ設定部11は、コンテンツ39のカテゴリとして、「スポーツ」を設定し、それよりも前に記憶された、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38の後に追加するように、コンテンツ記憶部12に記憶させる。
この場合、ここでは、例えば、所定のカテゴリに属する各コンテンツのそれぞれに対して、記憶された時刻の順に、所定の番号が付与されていくとする。具体的には、例えば、「スポーツ」に属するコンテンツ31乃至コンテンツ39のそれぞれは、記憶された時刻の順に並んでおり、その並び順に従って、1乃至9のそれぞれの番号が付されているとする。
各コンテンツのそれぞれに付与されるこのような番号の目的は、それが属するカテゴリに含まれるコンテンツの総数をユーザに示し(例えば、後述する図4等の総数ボックス72として示し)、かつ、ユーザが注目しているコンテンツが、その総数のうちの何番目のコンテンツであるのかをユーザに示すことである。従って、この番号は、記憶された時刻の順に対応する番号に特に限定されず、上述した目的を達成することが可能な番組であればよい。また、この番号は、固定的(不変的)である必要もない。即ち、後述するように、ユーザが、コンテンツの所定の特徴(例えば、コンテンツの継続時間等)を指定すると、情報処理装置1は、その特徴に従って、各コンテンツのそれぞれを並び替え、並び替えた順番に対応する番号のそれぞれを、各コンテンツのそれぞれに新たに付与し直してもよい。
なお、図2において、各コンテンツのそれぞれが、所定のカテゴリの下方の仮想円(具体的には図示せず)の円周上に配置されているように示されているのは、即ち、具体的には、例えば、「スポーツ」の下方の仮想円周上に、コンテンツ31乃至コンテンツ39のそれぞれが、その順番に配置されているように示されているのは、本実施の形態におけるコンテンツの選択方法を分かり易く説明するためである。ただし、本実施の形態におけるコンテンツの選択方法については、この図2と、図5等を参照して後述する。
また、各コンテンツのそれぞれは、図2においては、説明をわかり易くするために、画像として図示されているが、実際のコンテンツ記憶部12には、データとして記憶される。
ところで、ユーザよりコンテンツの再生が指示されると、図1のカテゴリ決定部13は、例えば、図3に示されるような、予め設定された複数のカテゴリ(いまの場合、「映画」、「バラエティ」、「スポーツ」、「お好み」、および、「LIVE」の5つのカテゴリ)の中から、所定の1つをユーザに選択させるための画像51に対応する画像データを生成し、合成部16に供給する。なお、以下、このような画像51を、カテゴリ選択画像51と称する。
詳細については後述するが、合成部16は、コンテンツ取得部15より所定のコンテンツ(画像データ)が供給されていれば、そのコンテンツを構成する画像(所定のフィールド又はフレーム)と、カテゴリ選択画像51とを合成させた合成画像に対応する画像データを生成し、表示制御部17に供給する。また、合成部16は、コンテンツ取得部15より何も供給されていなければ、表示部18の表示サイズの、空白(同一色)の画像と、カテゴリ選択画像51とを合成させた合成画像に対応する画像データを生成し、表示制御部17に供給する。表示制御部17は、供給された画像データに対応する合成画像を、表示部18に表示させることを制御する。即ち、表示部18には、例えば、図3に示されるような画像が表示される。なお、図3の例では、カテゴリ選択画像51に空白の画像が合成された合成画像が表示部18に表示されている。
図3に示されるように、カテゴリ選択画像51には、予め設定されたカテゴリが記述されたボックス、即ち、いまの場合、「映画」のボックス61、「バラエティ」のボックス62、「スポーツ」のボックス63、「お好み」のボックス64、および、「LIVE」のボックス65が含まれる。
これらボックス61乃至ボックス65のうちの他とは異なる表示形態で表示されたボックスに対応するカテゴリ、即ち、図3の例では、斜線の網掛けの表示形態で表示されたボックス63に対応する「スポーツ」が、これから再生される再生コンテンツが属するカテゴリの候補(以下、カテゴリ候補と称する)を示している。換言すると、ここでは、カテゴリ決定部13は、第1の表示形態で表示されるカテゴリ候補に対応するボックス、および、第2の表示形態で表示される、それ以外のボックスを含むカテゴリ選択画像51に対応する画像データを生成する。ただし、カテゴリ選択画像51は、ユーザが、カテゴリ候補と他のカテゴリとを区別することが可能な画像であれば、図3の例に限定されない。
図3に示されるような画像が表示部18に表示されている状態で、図1のカテゴリ決定信号が入力されると、カテゴリ決定部13は、現時点のカテゴリ候補(カテゴリ選択画像51に含まれるボックスのうちの、第1の表示形態で表示されているボックスに対応するカテゴリであって、図3の例では、ボックス63に対応する「スポーツ」)を、これから再生される再生コンテンツが属するカテゴリとして正式に決定し、そのことをコンテンツ一覧表生成部14に通知する。
なお、カテゴリ決定信号は、ユーザの操作により情報処理装置1に入力される信号であれば、その形態は特に限定されず、例えば、情報処理装置1が、後述する図9のように構成される場合、即ち、リモートコントローラ93が利用される場合、図10の決定キー126が押下された時、リモートコントローラ93より出力される信号を、カテゴリ決定信号として適用することができる。
一方、図1のカテゴリ切替信号が入力されると、カテゴリ決定部13は、カテゴリ候補を更新し、図示はしないが、いままでのカテゴリ候補に対応するボックス(図3の例では、「スポーツ」のボックス63)を第2の表示形態(他と同一の表示形態であって、上述した例では白色の表示形態)に戻し、更新したカテゴリ候補に対応するボックスを第1の表示形態(他とは異なる表示形態であって、上述した例では斜線の網掛けの表示形態)とするように、カテゴリ選択画像51を更新する。即ち、カテゴリ決定部13は、このようにして更新したカテゴリ選択画像51に対応する画像データを生成し、合成部16に供給する。これにより、図示はしないが、表示部18には、更新されたカテゴリ選択画像51が表示される。
なお、カテゴリ切替信号は、ユーザの操作により情報処理装置1に入力される信号であれば、その形態は特に限定されず、例えば、情報処理装置1が、後述する図9のように構成される場合、即ち、リモートコントローラ93が利用される場合、図10に示される、左方移動キー124、若しくは右方移動キー125が押下された時、リモートコントローラ93より出力される信号を、カテゴリ選択信号として適用することができる。
具体的には、例えば、図3に示されるカテゴリ選択画像51が表示部18に表示された状態(「スポーツ」がカテゴリ候補とされ、それに対応するボックス63が斜線の網掛け(第1の表示形態)で表示されている状態)で、リモートコントローラ93の左方移動キー124が押下されると、ボックス63の図3中左隣のボックス62に対応する「バラエティ」が、新たなカテゴリ候補となる。即ち、図示はしないが、これまでのカテゴリ候補に対応するボックス63が第2の表示形態(他と同一の表示形態であって、いまの場合、白色の表示形態)に戻され、新たなカテゴリ候補に対応するボックス62が第1の表示形態(他とは異なる表示形態であって、いまの場合、斜線の網掛けの表示形態)とされる、カテゴリ選択画像51が、表示部18に表示されることになる。
同様に、例えば、図3に示されるカテゴリ選択画像51が表示部18に表示された状態で、リモートコントローラ93の右方移動キー125が押下されると、ボックス63の図3中右隣のボックス64に対応する「お好み」が、新たなカテゴリ候補となる。即ち、図示はしないが、これまでのカテゴリ候補に対応するボックス63が第2の表示形態(他と同一の表示形態であって、いまの場合、白色の表示形態)に戻され、新たなカテゴリ候補に対応するボックス64が第1の表示形態(他とは異なる表示形態であって、いまの場合、斜線の網掛けの表示形態)とされる、カテゴリ選択画像51が、表示部18に表示されることになる。
図1に戻り、カテゴリ決定部13によりカテゴリが決定されると(それが通知されると)、コンテンツ一覧表生成部14は、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツのうちの、決定されたカテゴリに属する複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補(以下、単にコンテンツ候補と称する)を選択するとともに、そのコンテンツ候補を含む、所定の個数のコンテンツを選択し、それらコンテンツのそれぞれの特徴を示す1以上の情報を、コンテンツ毎にまとめた表(以下、このような表を、コンテンツ一覧表と称する)に対応する画像データを生成する。
詳細には、コンテンツ一覧表生成部14は、例えば、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツのうちの、決定されたカテゴリ(ユーザが指定するカテゴリ)に属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、コンテンツ候補を中心にして、そのコンテンツ候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させたコンテンツ一覧表に対応する画像データを生成する。
これらのコンテンツの特徴を示す情報は、ユーザが、各コンテンツを区別することが可能な情報であれば、特に限定されず、例えば、コンテンツがコンテンツ記憶部12に記憶される時に情報処理装置1自身により生成された情報であってもよいし、或いは、コンテンツの配信元(ソース)から配信される付帯情報であってもよい。
後者の例としては、例えば、近年、普及が著しい電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)を構成するための各種情報を適用することができる。この電子番組表を構成するための各種情報は、衛星放送においては、コンテンツの隙間に挿入されて、インターネットにおいては、コンテンツとは異なるダウンロードサービスの情報として、また、地上波放送においては、コンテンツに対応する映像信号のうちの、垂直帰線消去期間(Virtical Blanking)に重畳されて、それぞれ配信される。
なお、ここでは、例えば、このようなコンテンツの特徴を示す情報として、「コンテンツがコンテンツ記憶部12に記憶された日(或いは、コンテンツが配信元より配信された日)」、「コンテンツの名称」、「コンテンツの継続時間」、および、「コンテンツに付された番号」といった4つの情報が適用されるとする。即ち、ここでは、これら4つの情報が、対応するコンテンツ毎にまとめられたコンテンツ一覧表(データ)が生成される。
これら4つ情報のうちの、コンテンツに付された番号については、上述したように、情報処理装置1自身により生成される。一方、それ以外の情報については、情報処理装置1自身により生成されてもよいし、上述した電子番組表を構成するための情報が利用されてもよい。
具体的には、例えば、カテゴリ決定部13により「スポーツ」が決定された場合(それが通知された場合)、コンテンツ一覧表生成部14は、図2の「スポーツ」の下方に示される、枠41の中央に配置されるコンテンツ39をコンテンツ候補として選択するとともに、その枠41に含まれる5つのコンテンツ、即ち、コンテンツ37乃至コンテンツ39,コンテンツ31,コンテンツ32を選択し、それらの特徴を示す情報を含む、図4のコンテンツ一覧表73−1に対応する画像データを生成する。
即ち、コンテンツ一覧表生成部14は、例えば、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツのうちの、「スポーツ」に属するコンテンツ31乃至コンテンツ39のそれぞれを、記憶された順番で並べ(図2に示される様に並べ)、それらのコンテンツ31乃至コンテンツ39の中から、コンテンツ候補39を中心にして、そのコンテンツ候補39の前後に並ぶ5つのコンテンツ(枠41に含まれる、コンテンツ37乃至コンテンツ39,コンテンツ31,コンテンツ32)を選択し、それらの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた、図4のコンテンツ一覧表73−1に対応する画像データを生成する。
なお、上述したように、コンテンツ31乃至コンテンツ39のそれぞれは、実際にはデータとして記憶されている。従って、これらのデータのそれぞれが、コンテンツ記憶部12の所定の領域に、所定の順番(例えば、記憶された順番)で順次並んで記憶されている場合、コンテンツ一覧表生成部14が、その「並び順」を認識し、図2に示されるように、各コンテンツのそれぞれを、あたかも、仮想円(図示せず)の円周上に、「認識した並び順」で均等に配置させる処理を、「コンテンツを並べる」と称している。或いは、これらのデータのそれぞれが、コンテンツ記憶部12の様々な領域に不規則に分散されて記憶されている場合、コンテンツ一覧表生成部14が、所定の規則で、対応するコンテンツを順次認識し、図2に示されるように、各コンテンツのそれぞれを、認識した順に、あたかも、仮想円(図示せず)の円周上に均等に配置させる処理も、「コンテンツを並べる」と称する。
図4のコンテンツ一覧表73−1においては、1行が所定の1つのコンテンツに対応している。即ち、いまの場合、第1行目がコンテンツ37に、第2行目がコンテンツ38に、中央の行である第3行目がコンテンツ候補であるコンテンツ39に、第4行目がコンテンツ31に、第5行目がコンテンツ32に、それぞれ対応している。
また、図4のコンテンツ一覧表73−1において、4つの項目(列)のそれぞれには、上述したコンテンツの特徴を示す4つの情報、即ち、図中左から順に、「対象のコンテンツが記憶若しくは配信された日」、「そのコンテンツの名称」、「そのコンテンツの継続時間」、および、「そのコンテンツに付された番号」のそれぞれが入力される。
例えば、図4のコンテンツ一覧表73−1の第3行目によると、それに対応するコンテンツ39(図2)は、「3月19日」に記憶された(或いは、配信された)、「4時間」の長さのコンテンツであって、その名称が「自動車レース番組」とされていることがわかる。また、いまの場合、上述したように、記憶された順に番号が付されているので、コンテンツ31は、コンテンツ記憶部12に記憶されている、「スポーツ」に属するコンテンツの中で、9番目に記憶されたコンテンツであることがわかる。
また、詳細については後述するが、コンテンツ一覧表は、再生コンテンツを構成する画像と合成されて表示される。従って、コンテンツ一覧表と一緒に現在表示される画像、即ち、再生コンテンツが何であるのかをユーザに示すために、コンテンツ一覧表生成部14は、コンテンツ一覧表のうちの、再生コンテンツに対応する情報(対応する行)については、他のコンテンツに対応する情報(対応する行)の表示形態とは異なる第1の表示形態で表示されるように、コンテンツ一覧表(データ)を生成する。
具体的には、例えば、図4の例では、コンテンツ一覧表73−1は、コンテンツ39を構成する画像(車の画像)と合成されて表示されている。即ち、コンテンツ39が再生コンテンツとされている。従って、コンテンツ一覧表生成部14は、図4に示されるように、コンテンツ一覧表73−1のうちの、コンテンツ39(再生コンテンツ)に対応する情報(第3行目)の表示形態を、他の第2の表示形態(細線の枠で、白色の表示形態)とは異なる第1の表示形態(細線の枠で、斜線の網掛けの表示形態)とするように、コンテンツ一覧表73−1(データ)を生成する。
なお、図4の例では、コンテンツ一覧表73−1の第3行目は、一見すると、太線の枠で、斜線の網掛けの表示形態のように見えるが、実際には、上述した第1の表示形態(細線の枠で、斜線の網掛けの表示形態)と、後述する第3の表示形態(太線の枠で、白色の表示形態)とが組み合わさった結果として、あたかも、太線の枠で、斜線の網掛けの表示形態で表示されているのである。
即ち、ここでは、コンテンツ一覧表73−1の中央に表示される情報(第3行目)に対応するコンテンツが、コンテンツ候補とされている。そして、このコンテンツ候補の特徴を示す情報(即ち、第3行目の情報)が、第3の表示形態(いまの場合、太線の枠で、白色の表示形態)で表示される。
また、ここでは、初期状態(後述する、図1のコンテンツ切替信号やコンテンツ決定信号がまだ入力されていない状態)における、再生コンテンツとコンテンツ候補とが一致するとされる。
従って、図4の例では、初期状態の場合、再生コンテンツであって、かつ、コンテンツ候補でもあるコンテンツ39の特徴を示す情報が、コンテンツ一覧表73−1の中央(第3行目)に表示されることになるので、第3行目が、第1の表示形態と第3の表示形態とが組合せった表示形態で表示されるのである。
さらに、コンテンツ一覧表生成部14は、図4に示されるような、カテゴリ決定部13により決定されたカテゴリを示すボックス(以下、カテゴリボックスと称する)71に対応する画像データ、および、コンテンツ記憶部12に記憶されているコンテンツのうちの、カテゴリボックス71に示されるカテゴリに属するコンテンツの総数を示すボックス(以下、総数ボックスと称する)72に対応する画像データを生成する。
なお、カテゴリボックス71と、総数ボックス72のそれぞれは、特に必須な画像ではないが、これらがコンテンツ一覧表とともに表示されれば、ユーザは、所望のコンテンツを、さらに簡単かつ迅速に選択することができるようになる。即ち、例えば、ユーザは、総数ボックス72のコンテンツの総数と、コンテンツ一覧表に表示される番号(いまの場合、その第4列目に表示される番号)とを対比させることで、指定したカテゴリに属するコンテンツのうちの、一覧表にまだ表示されていないコンテンツの残数等を的確に認識することが可能となるので、所望のコンテンツの選択操作がより容易なものとなる。
そして、図1のコンテンツ一覧表生成部14は、このようにして生成した、コンテンツ一覧表(いまの場合、コンテンツ一覧表73−1)、カテゴリボックス(いまの場合、カテゴリボックス71)、および、総数ボックス(いまの場合、総数ボックス72)のそれぞれに対応する画像データを、合成部16に供給する。
このとき(或いは、その前後に)、コンテンツ一覧表生成部14は、生成したコンテンツ一覧表(データ)と一緒に表示される予定の画像に対応するコンテンツ(そのコンテンツ一覧表において、第1の表示形態で表示される行(情報)に対応するコンテンツ)を、再生コンテンツとして、コンテンツ取得部15に通知する。例えば、いまの場合(初期状態の場合)、コンテンツ一覧表生成部14は、その中央(第3行目)に配置される情報に対応するコンテンツ39(即ち、コンテンツ候補であるコンテンツ39)を、再生コンテンツとしてコンテンツ取得部15に通知する(コンテンツ39の取得を指令する)。
すると、コンテンツ取得部15は、コンテンツ記憶部12より、通知された再生コンテンツ(いまの場合、コンテンツ39)のデータを取得し、そのうちの画像データを合成部16に供給するとともに、そのうちの音声データを音声出力制御部19に供給する。
なお、取得の対象とされたコンテンツ(通知された再生コンテンツ)が動画像を含む場合、コンテンツ取得部15は、その動画像に対応するビデオデータについては、フレーム又はフィールドを単位として取得する。
合成部16は、コンテンツ取得部15より供給された画像データに対応する画像(即ち、再生コンテンツを構成する画像であって、動画像の場合、フィールド又はフレーム)と、コンテンツ一覧表生成部14より供給された画像データに対応する画像(即ち、コンテンツ一覧表(いまの場合、コンテンツ一覧表73−1)、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72)、または、カテゴリ決定部13より供給された画像データに対応する画像(即ち、カテゴリ選択画像51)とを合成した合成画像の画像データを生成し、表示制御部17に供給する。
表示制御部17は、合成部16より供給された合成画像(データ)を表示部18に表示させることを制御する。即ち、表示制御部17は、合成部16より供給された画像データを、表示部18に対応するフォーマットの信号に変換して、表示部18に供給する。
表示部18は、例えば、CRT(Cathode Ray Tub)や液晶型表示装置として構成され、表示制御部17より供給される画像信号に対応する画像(いまの場合、合成部16により生成された画像データに対応する合成画像)を表示する。
具体的には、例えば、上述したように、コンテンツ一覧表生成部14が、図4に示されるような、コンテンツ一覧表73−1、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72のそれぞれに対応する画像データを生成した場合、合成部16は、コンテンツ一覧表73−1、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72と、コンテンツ取得部15より供給される画像データに対する画像(即ち、コンテンツ39を構成する画像であって、図4に示される車の画像のような、所定の1フレームまたはフィールド)とを合成して、図4に示されるような合成画像に対応する画像データを生成し、表示制御部17に供給する。
なお、以下、コンテンツに含まれる音声を特に意識する必要がない場合、コンテンツに含まれる画像を、単にコンテンツと適宜称する。
より具体的には、例えば、合成部16は、コンテンツ39の表示を少し薄くし、コンテンツ一覧表73−1、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72のそれぞれをそのコンテンツ39の前方の所定の位置に配置させ、かつ、コンテンツ一覧表73−1、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72のそれぞれの後方でもコンテンツ39が見えるようなブレンディグ表示(コンテンツ一覧表73−1、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72のシースルー表示)を可能とするように、画像データを生成する。
すると、表示部18には、表示制御部17の制御により、図4に示されるような画像が表示される。
なお、このとき、コンテンツ39に音声も含まれていると、その音声に対応する音声データが、コンテンツ取得部15より音声出力部19に供給されており、音声出力部19は、供給された音声データに対応する音声を、スピーカ20から出力させることを制御する。即ち、音声出力部19は、供給された音声データを、スピーカ20に対応するフォーマットの信号に変換し、スピーカ20に供給する。スピーカ20は、供給された信号を音声に変換して出力する。
また、合成部16は、コンテンツ取得部15より何も供給されない場合(例えば、上述したように、カテゴリ決定部13から供給された画像データに対応するカテゴリ選択画像51のみを表示部18に表示させる場合、または、コンテンツ取得部15により取得されたコンテンツのデータに画像データが含まれていない場合)、合成部16は、表示部18の画像サイズで、空白(同一色)の画像と、カテゴリ決定部13若しくはコンテンツ一覧表生成部14より供給される画像データに対応する画像とを合成した合成画像(データ)を生成し、表示制御部17に供給する。
すると、表示部18には、表示制御部17の制御により、その合成画像が表示される。具体的には、例えば、いまの場合、仮にコンテンツ39が音声のみのコンテンツとされると、図示はしないが、コンテンツ一覧表73−1、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72のみ(正確には、それらと、空白画像との合成画像)が表示されることになる。
ところで、図1のコンテンツ切替信号が入力されると、コンテンツ一覧表生成部14は、コンテンツ候補を更新し、更新したコンテンツ候補の特徴を示す各種情報を中央に配置したコンテンツ一覧表(データ)を生成し(コンテンツ一覧表を更新し)、合成部16に供給する。
なお、コンテンツ切替信号は、ユーザの操作により情報処理装置1に入力される信号であれば、その形態は特に限定されず、例えば、情報処理装置1が、後述する図9のように構成される場合、即ち、リモートコントローラ93が利用される場合、上方移動キー122、若しくは下方移動キー123が押下された時、リモートコントローラ93より出力される信号を、コンテンツ選択信号として適用することができる。
具体的には、例えば、図4に示されるコンテンツ一覧表73−1が表示部18に表示された状態(「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39がコンテンツ候補とされ、それに対応する情報(第3行目の情報)が太線の枠(第3の表示形態)で表示されている状態)で、リモートコントローラ93の下方移動キー124が押下されると、図5に示されるように、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38が、新たなコンテンツ候補となる。
即ち、上述したように、図2や図5に示される、「スポーツ」に属するコンテンツ31乃至コンテンツ39のそれぞれは、仮想円周上に、付された番号の順番で(いまの場合、記憶された、或いは、配信された順番で)等間隔に配置されるように、コンテンツ記憶部12に記憶されているとみなすことができる。この場合、リモートコントローラ93の下方移動キー124が1回押下されると、コンテンツ一覧表生成部14は、この仮想円を図中下向きに回転させ、枠41に収まるコンテンツを1つだけずらした上(即ち、図2に示される状態から、図5に示される状態に移行させ)、枠41の中央に配置されるコンテンツ(いまの場合、図5中、上から3つ目のコンテンツ38)を、新たなコンテンツ候補として選択する。
そして、コンテンツ一覧表生成部14は、この枠41に含まれる5つのコンテンツ、即ち、図5の例では、コンテンツ36乃至コンテンツ39,コンテンツ31のそれぞれに対する各種情報を、第1行目乃至第5行目のそれぞれに入力させた(即ち、新たなコンテンツ候補であるコンテンツ38に対する各種情報を中央の第3行目に入力させた)、図6のコンテンツ一覧表73−2(データ)を生成し、合成部16に供給する。
このとき、コンテンツ一覧表生成部14はまた、カテゴリボックス71(データ)、および、総数ボックス72(データ)も、合成部16に引き続き供給する。
合成部16は、このコンテンツ一覧表73−2、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72と、コンテンツ39とを合成した合成画像に対応する画像データ生成し、表示制御部17に供給する。
すると、表示制御部17は、図6に示されるような画像を表示部18に表示させる。即ち、カテゴリボックス71、総数ボックス72、および、コンテンツ一覧表73−2が、コンテンツ39に重畳されて表示部18に表示される。図6に示されるように、コンテンツ一覧表73−2においては、その中央(第3行目)が、コンテンツ候補(「サッカー番組」という名称のコンテンツ38)に対応することを示す第3の表示形態(太線枠で、白色の表示形態)で、第4行目が、現在実際に表示されている再生コンテンツ(「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39)に対応することを示す第1の表示形態(細線枠で、斜線の網掛けの表示形態)で、それ以外の行(第1行目、第2行目、および、第5行目)が通常の第2の表示形態(細線枠で、白色の表示形態)で、それぞれ表示される。
同様に、例えば、表示部18に図4に示されるコンテンツ一覧表73−1が表示された状態(「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39がコンテンツ候補とされ、それに対応する情報(第3行目の情報)が太線の枠(第3の表示形態)で表示されている状態)で、今度は、リモートコントローラ93の上方移動キー122が1回押下されると、コンテンツ一覧表生成部14は、図2に示される「スポーツ」における、仮想円を図中上向きに回転させ、枠41に収まるコンテンツを1つだけずらした上、枠41に新たに含まれる5つのコンテンツのうちの、中央のコンテンツ(いまの場合、図示はしないが、コンテンツ31となる)を、新たなコンテンツ候補に設定する。
そして、コンテンツ一覧表生成部14は、その枠41に含まれる5つのコンテンツ、即ち、図示はしないが、コンテンツ38,コンテンツ39,コンテンツ31乃至コンテンツ33のそれぞれに対する各種情報を、第1行目乃至第5行目のそれぞれに入力させた(即ち、新たなコンテンツ候補であるコンテンツ31に対する各種情報を中央の第3行目に入力させた)コンテンツ一覧表(データ)を生成し、合成部16に供給する。
このとき、コンテンツ一覧表生成部14はまた、カテゴリボックス71(データ)、および、総数ボックス72(データ)も、合成部16に引き続き供給する。
合成部16は、そのようにして生成されたコンテンツ一覧表、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72と、コンテンツ39とを合成した合成画像に対応する画像データを生成し、表示制御部17に供給する。
従って、図示はしないが、表示部18には、カテゴリボックス71、総数ボックス72、および、次のようなコンテンツ一覧表が、コンテンツ39に重畳されて表示されることになる。即ち、このとき表示部18に表示されるコンテンツ一覧表においては、第3行目が、コンテンツ候補(「スキー競技番組」という名称のコンテンツ31)に対応することを示す第3の表示形態(太線枠で、白色の表示形態)で、第2行目が、現在実際に表示されている再生コンテンツ(「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39)に対応することを示す第1の表示形態(細線枠で、斜線の網掛けの表示形態)で、それ以外の行(第1行目、第4行目、および、第5行目)が通常の第2の表示形態(細線枠で、白色の表示形態)で、それぞれ表示される。
ここで注目すべきは、上述したように、リモートコントローラ93の下方移動キー123が1回押下されると、表示部18には、図4のコンテンツ一覧表73−1に対して、各行のそれぞれが1行だけ繰り下がった図6のコンテンツ一覧表73−2が表示される一方、リモートコントローラ93の上方移動キー122が1回押下されると、表示部18には、図4のコンテンツ一覧表73−1に対して、各行のそれぞれが1行だけ繰り上がった表が表示されるということである。
換言すると、図2や図5に示されるような形態の、1つのカテゴリに属する全てのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報(対応する各行)が、仮想円周上に均等に配置された表(図示せず。ただし、図2や図5に示されるコンテンツを、その特徴を示す情報(行)とみなせば、各カテゴリの下方に図示されているとみなせる)が、カテゴリ毎に存在すると考えることができる。即ち、いまの場合、「映画」に対する表、「バラエティ」に対する表、「スポーツ」に対応する表、「お好み」に対する表、および、「LIVE」に対する表が存在すると考えることができる。
この場合、カテゴリ選択信号とカテゴリ決定信号とにより、それらの表のうちの1つ(いまの場合、「スポーツ」に対する表)が選択され、選択された表のうちの一部分(枠41に対応する5行分)だけが、コンテンツ一覧表として表示部18に表示されると考えることもできる。そして、コンテンツ切替信号が入力されると、上述した仮想円が、表示部18の画面に対して所定の方向(上向きまたは下向き)に回転され、その結果、コンテンツ一覧表の各行のそれぞれが1行だけずらされ(上向き回転の場合、繰り上げられ、下向き回転の場合、繰り下げられ)、それに応じて、コンテンツ候補も1つだけずれる(更新される)と考えることができる。
以上のように考えると、図1のコンテンツ一覧表生成部14は、コンテンツ切替信号が入力された場合、その時点で表示部18に表示されている一覧表の中央(第3行目)に配置されている情報に隣接する情報(第2行目または第4行目)のうちのいずれか一方に対応するコンテンツを、新たなコンテンツ候補として選択し、その新たなコンテンツ候補に対応して一覧表を更新するとも言える。
ところで、例えば、いま、図6に示されような、コンテンツ39の上に、コンテンツ一覧表73−2が重畳されて表示部18に表示されている状態、即ち、表示部39には、「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39が表示されているが、コンテンツ候補は、それとは異なる、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38とされている状態であるとする。この状態で、図1のコンテン決定信号が入力されると、コンテンツ一覧表生成部14は、現時点のコンテンツ候補である、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38を、再生コンテンツとして正式に決定し、それをコンテンツ取得部15に通知するとともに、コンテンツ一覧表(データ)も更新する。
なお、コンテンツ決定信号は、ユーザの操作により情報処理装置1に入力される信号であれば、その形態は特に限定されず、例えば、情報処理装置1が、後述する図9のように構成される場合、即ち、リモートコントローラ93が利用される場合、決定キー126が押下された時、リモートコントローラ93より出力される信号を、コンテンツ決定信号として適用することができる。
即ち、この場合、図6に示される状態で、決定キー126が押下されると、上述したように、再生コンテンツが、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38に更新されるので(そのことが、コンテンツ取得部15に通知されるので)、コンテンツ取得部15は、再生コンテンツとして、コンテンツ38のデータを取得し、そのうちの画像データを合成部16に供給するとともに、そのうちの音声データを音声出力制御部19に供給する。
一方、コンテンツ一覧表生成部14は、図7に示されるようなコンテンツ一覧表73−3(データ)を生成する(コンテンツ一覧表を更新する)。詳細には、コンテンツ一覧表生成部14は、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38は、コンテンツ候補であるとともに、現在実際に表示されている再生コンテンツであることを示すために、そのコンテンツ38の特徴を示す情報を、第1の表示形態(太線枠で、白色の表示形態)と、第3の表示形態(細線枠で、斜線の網掛けの表示形態)とを組み合わせた表示形態で中央(第3行目)に表示させ、かつ、それ以外の行(第1行目、第2行目、第4行目、および、第5行目)を第2の表示形態(細線枠で、白色の表示形態)で、それぞれ表示させるようなコンテンツ一覧表73−3(データ)を生成し、合成部16に供給する。
このとき、コンテンツ一覧表生成部14はまた、カテゴリボックス71(データ)、および、総数ボックス72(データ)も、合成部16に引き続き供給する。
すると、合成部16は、コンテンツ一覧表73−3、カテゴリボックス71、および、総数ボックス72と、コンテンツ38とを合成した合成画像に対応する画像データを生成し、表示制御部17に供給する。表示制御部17は、図7に示されるような、カテゴリボックス71、総数ボックス72、および、コンテンツ一覧表73−3が、コンテンツ38に重畳された画像を表示部18に表示させる。
以上のことより、本実施の形態が適用される情報処理装置1は、次のような効果を奏することが可能になる。
即ち、従来(特許文献1)においては、カテゴリが選択されても、そのカテゴリに属する1つのコンテンツのみしか表示されなかったため、ユーザは、所望のコンテンツが表示されるまで、そのコンテンツの表示を1つ1つ切り替える煩雑な作業が必要であった。
これに対して、本実施の形態においては、所定のカテゴリに属する1つのコンテンツが表示されるのみならず、表示されているそのコンテンツを含む、複数のコンテンツのそれぞれを示す情報が一度に表示されるので(コンテンツ一覧表が表示されるので)、ユーザは、従来に比較してより簡単かつ迅速に、所望のコンテンツを選択し、情報処理装置1に再生させることができるという効果を奏することが可能になる。
なお、上述した例では、コンテンツに付される番号は、コンテンツが記憶または配信された順番とされた。即ち、上述した例のコンテンツ一覧表においては、コンテンツ候補に対する情報を中心に、5つのコンテンツに対するそれぞれの情報(それら5つのコンテンツのそれぞれに対応する各行)が、記憶或いは配信された順番に並んでいる。
しかしながら、コンテンツの番号の付与の方法、即ち、コンテンツ一覧表の構成方法は、上述した例に限定されず、コンテンツ一覧表に含まれる項目(情報)のうちの所定の1つに従った方法とされてもよい。
具体的には、例えば、「コンテンツの継続時間」の短い順にコンテンツの番号が付されてもよい。この場合、例えば、図4に示されるコンテンツ一覧表73−1は、図8に示されるような、コンテンツ一覧表73−4となる。
或いは、例えば、「コンテンツの名称」のアルファベット順やあいうえお順にコンテンツの番号が付されてもよい(この場合のコンテンツ一覧表は図示せず)。
換言すると、図示はしないが、コンテンツ一覧表生成部14は、所定の信号が入力された場合、コンテンツ一覧表における、「コンテンツの記憶、または、配信日」、「コンテンツの名称」、および、「コンテンツの継続時間」のうちのいずれか1つの項目を選択し、選択した項目の内容に従って、コンテンツ記憶部12に記憶されている、処理対象のカテゴリに属する各コンテンツのそれぞれを並べ替え、並べ替えた順番に対応する番号を、各コンテンツのそれぞれに付与し直す(番号を更新する)こともできる。
そして、コンテンツ一覧表生成部14は、処理対象のカテゴリに属する複数のコンテンツの中から、コンテンツ候補を中心にして、そのコンテンツ候補の前後に並ぶ(コンテンツ候補の更新された番号を中心番号として、更新された番号が連続する)所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、並べ替えられたコンテンツの順番(更新された番号の順番)で配置させた一覧表を生成することができる。
これにより、ユーザにとっては、コンテンツの選択操作の自由度が広がることになり、さらに簡単かつ迅速に、所望のコンテンツを選択し、情報処理装置1に再生させることが可能になる。
また、コンテンツ一覧表に含まれる、コンテンツの情報の数(即ち、コンテンツ一覧表の行数)は特に限定されないが、現状のテレビジョン受像機等の画面サイズ等を考慮すると、コンテンツ一覧表は、最大でも7つのコンテンツに対応する情報から構成される(即ち、7行で構成される)とよい。
この場合、仮に、コンテンツ記憶部12に記憶されている、処理対象のカテゴリに属するコンテンツの数が7個未満のとき、コンテンツ一覧表は、単に、コンテンツ記憶部12に記憶されている数だけのコンテンツに対応する情報から構成されればよい。即ち、コンテンツ記憶部12に記憶されている数の行から構成されればよい。ただし、コンテンツの数が偶数個の場合、コンテンツ一覧表の中央は2行からなると考え、コンテンツ候補に対する情報は、この2行のうちのいずれか一方に配置されるとする。
以上、説明した図1の情報処理装置1の各ブロック(カテゴリ設定部11乃至スピーカ20のうちの、コンテンツ記憶部12、表示部18、および、スピーカ20を除くブロック)のそれぞれは、ハードウエアで構成されてもよいし、ソフトウエアで構成されてもよい。或いは、ハードウエアとソフトウエアとが組合せって構成されてもよい。
即ち、本実施の形態が適用される情報処理装置1は、図1の各ブロック(カテゴリ設定部11乃至スピーカ20。ただし、表示部18とスピーカ20は必須な構成要素ではない)と同様の機能を有すれば、その形態は、特に限定されず、様々な形態を取ることが可能である。
具体的には、例えば、本実施の形態が適用される情報処理装置として、図示はしないが、ハードディスクプレーヤ等の録画再生装置や、録画機能を有する、テレビジョン放送信号の受信装置(いわゆるチューナと称される装置)として構成することが可能である。この場合、情報処理装置1の構成要素として、図1に示される表示部18やスピーカ20は必須ではない
また、図1に示される表示部18やスピーカ20も構成要素として含む、本実施の形態が適用される情報処理装置として、例えば、図9に示されるような、録画機能を有する、デジタルテレビジョン受像機として構成することも可能である。
図9において、CPU(Central Processing Unit)101は、情報処理装置1全体の制御を実行する。即ち、CPU101は、ROM(Read Only Memory)102に記録されているプログラム、または記憶部109からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
具体的には、例えば、図1のカテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16のそれぞれをプログラムとして構成することができる。CPU101は、これらのプログラムを実行することで、図1のカテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16のそれぞれの機能を実行させる。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、受信部105を制御する受信制御部106も接続されている。
受信部105において、チューナ部121は、受信制御部106により指定されたRF(Radio Frequency)信号(例えば、ユーザが、後述するリモートコントローラ93等を操作して指定したチャンネルのテレビジョン放送信号)を、アンテナ92を介して受信し、復調部122に供給する。なお、チューナ部61は、必要に応じて、受信したRF信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換し、そのIF信号に対して、フィルタリングや等価処理等の各種処理を施してから、復調部122に供給する。
なお、図9の例では、受信部105に供給される信号は、アンテナ92に受信されるRF信号とされたが、必要に応じて有線の信号とされてもよい。
復調部122は、後述する受信制御部106の制御に基づいて、チューナ部121より供給された信号(IF信号等)を、ビデオ信号と、それに対応する音声信号(いわゆるAudio and Visual信号であり、以下、AV信号と称する)に復調し、切替部124に供給する。即ち、所定のソース(ソースは、上述したように、特に限定されず、例えば、地上波放送局や衛星放送局等)から配信(放送)されたコンテンツに対応するAV信号が、切替部124に供給される。
なお、図9の例では、チューナ部121や復調部122は1つのみ図示されているが、情報処理装置1が、地上波放送局と衛星放送局とから配信されるコンテンツを共に受信する必要がある場合、地上波放送と衛星放送のそれぞれに対応する、チューナ部121と復調部122のそれぞれが設けられる。
一方、入力端子123は、外部の装置(例えば、図3の例では、AV信号出力装置91)に接続され、接続された外部の装置より出力されたAV信号(所定のコンテンツに対応するAV信号)を切替部124に供給する。
切替部124は、受信制御部106の制御に基づいて、その入力を、接続端子123側または復調部122側のいずれか一方に切替え、切り替えた側から供給されるAV信号を、AV信号処理部125に供給する。
AV信号処理部125は、受信制御部106の制御に基づいて、切替部124より供給されたAV信号を、その種類に応じて所定の処理を施し、受信制御部106に供給する。
このとき、受信制御部106は、受信部105に受信されたコンテンツのリアルタイム再生が指示されている場合、供給されたAV信号を出力制御部108に供給する。
一方、受信制御部106は、受信部105に受信されたコンテンツの記憶(録画)が指示されている場合、供給されたAV信号を出力制御部108に供給するとともに、記憶部109に記憶させる。このとき、CPU101は、上述した図1のカテゴリ設定部11と同様の機能を実行して、これから記憶部109に記憶されるコンテンツ(AV信号)が属するカテゴリを設定し、受信制御部106を制御して、そのコンテンツと、設定したカテゴリとを関連付けて、記憶部109に記憶させる。
ところで、上述したように、ここでは、AV信号処理部125は、供給されるAV信号の種類に応じて、その処理を変化させる。
具体的には、例えば、コンテンツの配信元(ソース)が、アナログ出力のAV信号出力装置91や、地上波放送局であった場合、AV信号処理部125には、コンテンツに対応するアナログのAV信号が供給される。この場合、例えば、コンテンツの記憶(録画)が指示されている場合、AV信号処理部125は、供給されたアナログのAV信号を、A/D変換(Analog to Digital)し、所定のフォーマット(例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)-2等)に従って符号化し、符号化したデータ(例えば、MPEG-2により符号化された場合、エレメンタリーストリーム)を受信制御部106に供給する。
なお、例えば、供給されたアナログのAV信号(コンテンツ)のリアルタイム再生が指示されている場合等においては、AV信号処理部125は、供給されたアナログのAV信号をそのまま、受信制御部106に供給することもある。
これに対して、例えば、コンテンツの配信元(ソース)が、衛星放送局であった場合、AV信号処理部125には、トランスポートストリームと称されるデジタルのAV信号が供給される。なお、以下、トランスポートストリーム(Transport Stream)をTSと称する。
TSは、上述したMPEG-2等において規定され、複数の種類のデジタルデータ(例えば、ビデオデータ、音声データ、および、文字放送用データ等の様々なデジタルデータ)を多重することが可能なストリームである。即ち、複数の種類のデジタルデータのそれぞれは、TSパケットと称される、固定長のパケットに分割され、分割された複数のTSパケットにより、1つのトランスポートストリームが構成される。
従って、AV信号処理部125は、供給されたTSから、MPEG-2のフォーマットで圧縮されたビデオデータと音声データ(以下、それぞれのデータを、単に圧縮ビデオデータ、および、圧縮音声データと称する)とのそれぞれを、TSパケットを単位として抽出し、それらをエレメンタリーストリームとして受信制御部106にそれぞれ供給する。
また、AV信号処理部125は、供給されたTSに文字放送用のデータが含まれる場合、その文字放送用のデータも、TSパケットを単位として抽出し、受信制御部106に供給する。
さらに、例えば、AV信号出力装置91等から、AV信号として、エレメンタリーストリーム(圧縮ビデオデータと、それに対応する圧縮音声データ)が供給された場合、AV信号処理部125は、供給されたエレメンタリーストリームをそのまま、受信制御部106に供給することもある。
なお、上述した例では、1つのAV信号処理部125が、受信制御部106の制御に基づいて、供給されるAV信号の種類に応じて、実行する処理の内容を変えていたが、供給され得るAV信号の種類のそれぞれに対して、専用の処理を実行するAV信号処理部125が個別に設けられてもよい。
バス104にはまた、入力部107、出力制御部108、記憶部109、および、通信部110が接続されている。
入力部107は、情報処理装置1自身に搭載される、各種の機能が割り当てられた複数のキーからなるキー群131、および、リモートコントローラ93から送信された信号(指令)を受信し(例えば、赤外線を受光し)、その信号をCPU101等に供給する受光部132から構成される。なお、リモートコントローラ93については、図10を参照して後述する。
出力制御部108は、受信制御部106、若しくは通信部110より供給されたコンテンツ(データ)、または、記憶部109に記憶され、そこから供給されたコンテンツ(データ)の出力を制御する。即ち、出力制御部108は、供給されたコンテンツ(データ)のうちの、ビデオデータについては、表示部18のフォーマットのビデオ信号に変換して表示部18に供給し、音声データについては、スピーカ20のフォーマットの音声信号に変換してスピーカ20に供給する。すると、表示部18は、供給されたビデオ信号に対応する動画像を表示し、スピーカ20は、供給された音声信号に対応する音声を出力する。
具体的には、例えば、上述したように、記憶部109には、コンテンツとして、MPEG-2フォーマットのエレメンタリーストリーム(圧縮ビデオデータと、それに対応する圧縮音声データ)が記憶されていることがある。
この場合、出力制御部108は、例えば、記憶部109に記憶されている圧縮ビデオデータを取得し、MPEG-2で規定されている伸張の処理を施し、必要に応じてフォーマット変換して、表示部18に供給する。また、出力制御部108は、例えば、記憶部109に記憶されている圧縮音声データを取得し、PCM(Pulse Code Modulation)デコードし、必要に応じてフォーマット変換して、スピーカ20に供給する。
或いは、出力制御部108は復調した元のビデオデータをCPU101に一旦供給し、CPU101が、そのビデオデータに対応する、所定のフレームまたはフィールドと、先に生成したコンテンツ一覧表との合成画像に対応する画像データを生成し(即ち、CPU101が、図1のコンテンツ一覧表生成部14乃至合成部16のそれぞれと同様の機能を実行し)、出力制御部108に供給してきた場合、出力制御部108は、供給された合成画像の画像データを、表示部18のフォーマットの画像信号に変換し、表示部18に供給する。すると、表示部18は、供給された画像信号に対応する合成画像を表示する。
なお、CPU101が合成画像を生成する場合、上述した例では、圧縮ビデオデータに対する伸張処理は、出力制御部108により実行されたが、CPU101自身により実行されてもよい。
記憶部109は、例えば、ハードディスク等で構成され、情報処理装置1が機能するためのプログラムやデータ群を記憶する。即ち、記憶部109は、オペレーティングシステムや設定情報だけでなく、アプリケーションソフトウエア、それらに付随するデータ、および、音声や画像等のデータ(即ち、ここで言うコンテンツ)等も記憶する。具体的には、例えば、上述したように、図1のカテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16のそれぞれがプログラムとして構成される場合、記憶部109は、これらのプログラムを記憶する。また、例えば、記憶部109内の所定の記憶領域が、図1のコンテンツ記憶部12として確保される。
通信部110は、図示せぬネットワーク等を介する、図示せぬ他の情報処理装置との通信を制御する。即ち、例えば、通信部110は、他の情報処理装置から配信されたコンテンツ(データ)等を、ネットワーク等を介して受信し、記憶部109や出力制御部108等に供給する。また、例えば、記憶部109や受信制御部106から供給されたコンテンツ(データ)等を、ネットワーク等を介して他の情報処理装置に送信する。
バス104にはまた、必要に応じてドライブ111が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブル記録媒体94が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部109にインストールされる。
ここで、図10を参照して、リモートコントローラ93について説明する。即ち、図10は、リモートコントローラ93の外観の構成例を表している。
図10に示されるように、リモートコントローラ93の正面には、所定の機能が割り当てられている、キー群121乃至キー132が設けられている。
キー群121は、「1」乃至「15」のそれぞれが印字された、15個の数字キーから構成される。これらの数字キーのそれぞれは、自分自身に印字された数字に対応する信号を情報処理装置1に入力する機能を少なくとも有する。例えば、地上波放送局や衛星放送局の各チャンネルのそれぞれを、1乃至15のうちのいずれかの数字に割り当て、その対応関係を情報処理装置1側に予め登録しておけば、所定の数字キーが押下された場合、情報処理装置1は、押下された数字キーに対応するチャンネルのコンテンツを受信し、再生または記憶(録画)することが可能になる。即ち、受信制御部106は、押下された数字キーに印字された数字が割り当てられたチャンネルをチューナ部121に通知し、チューナ部121は、通知されたチャンネルのIF信号を受信する。
上述したように、上方移動キー122と、下方移動キー123とのそれぞれは、例えば、上述したコンテンツ選択信号(図1)を、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有する。
詳細には、例えば、上述したコンテンツ一覧表が表示部18に表示された状態で(例えば、図4に示される状態で)、上方移動キー122が1回押下されると、そのコンテンツ一覧表に含まれるコンテンツ(その特徴を示す各種情報)の配置位置が、1つ上(表示部18の画面中上方向)に繰り上がる。即ち、各コンテンツのそれぞれに対する情報が、それまで表示されていた行の1つ上の行に表示される。ただし、一番下の行(第5行目)には、それまで表示されていたコンテンツの次のコンテンツ(その特徴を示す各種情報)が表示される。
即ち、例えば、いま、記憶部109(コンテンツ記憶部12)に記憶されている、処理対象のカテゴリに属するコンテンツの個数がn個(nは、任意の整数値)とされ、n個のコンテンツのそれぞれに対して、番号1乃至nのうちのいずれかが付されているとする。この場合、それまでのコンテンツ候補(それまでコンテンツ一覧表の中央の行に表示されていたコンテンツ)の番号k(kは、1乃至nのうちの任意の整数値)の次の番号(ただし、k=nの場合、番号kの次の番号は、先頭の番号1とされる)が付されたコンテンツが、新たなコンテンツ候補となる(コンテンツ一覧表の中央の行に新たに表示される)。
これに対して、例えば、コンテンツ一覧表が表示部18に表示された状態で、下方移動キー123が1回押下されると、そのコンテンツ一覧表に含まれるコンテンツ(その特徴を示す各種情報)の配置位置が、1つ下(表示部18の画面中下方向)に繰り下がる。即ち、各コンテンツに対する特徴のそれぞれが、それまで表示されていた行の1つ下の行に表示される。ただし、一番上の行(第1行目)には、それまで表示されていたコンテンツの前のコンテンツ(その特徴を示す各種情報)が表示される。
即ち、それまでのコンテンツ候補(それまでコンテンツ一覧表の中央の行に表示されていたコンテンツ)の番号kの前の番号(ただし、k=1の場合、番号kの前の番号は、最後尾の番号nとされる)が付されたコンテンツが、新たなコンテンツ候補となる(コンテンツ一覧表の中央の行に新たに表示される)。
また、左方移動キー124と、右方移動キー125とのそれぞれは、上述したカテゴリ切替信号(図1)を、情報処理装置1に入力させる機能を有する。
詳細には、例えば、上述したカテゴリ選択画像51(図3)が表示部18に表示された状態で、左方移動キー124が1回押下されると、カテゴリ候補が、それまでのカテゴリ候補とされていたカテゴリ(図3の例では、斜線の網掛けで表示されたボックス63に対応する「スポーツ」)に対して、1つ左(図3の表示部18の画面中左方向)のカテゴリ(図3の例では、ボックス62に対応する「バラエティ」)に移る(図3の例では、ボックス63が、白色表示となり、ボックス62が、斜線の網掛け表示となる)。
これに対して、例えば、カテゴリ選択画像51が表示部18に表示された状態で、右方移動キー125が1回押下されると、カテゴリ候補が、それまでのカテゴリ候補とされていたカテゴリ(例えば、図3の例では、斜線の網掛けで表示されたボックス63に対応する「スポーツ」)に対して、1つ右(図3の表示部18の画面中右方向)のカテゴリ(図3の例では、ボックス64に対応する「お好み」)に移る(図3の例では、ボックス63が、白色表示となり、ボックス64が、斜線の網掛け表示となる)。
なお、以下、キー126乃至キー132のそれぞれを、図10中、対応するキーの上に印字されている名称で称する。
決定キー126は、例えば、上述したカテゴリ決定信号(図1)とコンテンツ決定信号(図1)とを、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有する。
詳細には、例えば、上述したカテゴリ選択画像51(図3)が表示部18に表示された状態で、決定キー126が押下された場合、情報処理装置1は、カテゴリ決定信号が入力されたと認識し、再生コンテンツが属するカテゴリとして、「スポーツ」を決定する。
また、例えば、上述した図6に示されるような画像が表示された状態で、即ち、コンテンツ候補が、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38(図5)とされている状態で、決定キー126が押下された場合、情報処理装置1は、コンテンツ決定信号が入力されたと認識し、再生コンテンツとして、その時点のコンテンツ候補、即ち、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38を決定し、図7に示されるような画像を表示部18に表示させる。
このように、本実施の形態においては、ユーザは、リモートコントローラ93のうちの、上方移動キー122乃至決定キー126を操作するだけで、所望のコンテンツを選択することができるので、従来に比較してさらに簡単かつ迅速に、所望のコンテンツを選択し、情報処理装置1に再生させることができるという効果を奏することが可能になる。
入力切替キー127は、例えば、切替部124の切替指令(信号)を、情報処理装置1に入力させる機能、即ち、受信部105の入力として、アンテナ92を介して受信したコンテンツ(例えば、地上波放送局または衛星放送局から放送されたコンテンツ等)と、接続端子123に接続されたAV信号出力装置91からのコンテンツとのうちのいずれか一方を選択させる機能を少なくとも有する。
再生切替キー128は、例えば、これから再生するコンテンツとして、受信部105、若しくは、通信部110からリアルタイムに供給されるコンテンツと、記憶部109に一度記憶(録画)されたコンテンツとのうちのいずれか一方を選択させる指令(信号)を、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有する。
戻るキー129は、例えば、後述するように、表示部18に、コンテンツとともに表示されているコンテンツ一覧表を消去させる指令(信号)を、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有している。
再生キー130は、コンテンツの再生指令(信号)を、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有している。
録画キー131は、コンテンツの録画指令(信号)を、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有している。
停止キー132は、コンテンツの再生または録画を停止させる指令(信号)を、情報処理装置1に入力させる機能を少なくとも有している。
なお、リモートコントローラ93が有するキーの形態(即ち、キーの個数、キーの配置、割り当てられる機能等)は、図10の例に限定されず、様々な形態を取ることが可能である。即ち、本実施の形態においては、リモートコントローラ93は、図1に示される、カテゴリ切替信号、カテゴリ決定信号、コンテンツ切替信号、および、コンテンツ決定信号のそれぞれを、情報処理装置1に入力させる機能を有していれば、その形態は特に限定されない。
次に、図11のフローチャートを参照して、本実施の形態が適用される情報処理装置1の処理のうちの、録画(記憶)された複数のコンテンツの中から、これから再生するコンテンツを選択する処理(以下、再生コンテンツ選択処理と称する)について説明する。
例えば、いま、図9の表示部18に、受信部105からリアルタイムに供給されるコンテンツが表示されているとする。
この状態で、ユーザが、例えば、図10のリモートコントローラ93の再生切替キー128を押下すると、情報処理装置1は、再生コンテンツ選択処理を開始させる。
即ち、ステップS1において、情報処理装置1は、上述した図3に示されるような、カテゴリ選択画像51(正確には、それと、空白画像若しくは所定のコンテンツとの合成画像)を表示する。
ステップS2において、情報処理装置1は、上述したカテゴリ切替信号(いまの場合、図10のリモートコントローラ93における、左方移動キー124、または、右方移動キー125のうちのいずれか一方に対応する信号)が入力されたか否かを判定する。
ステップS2において、カテゴリ切替信号が入力されたと判定した場合、ステップS3において、情報処理装置1は、上述したように、カテゴリ候補を更新し、処理をステップS4に進める。即ち、上述したように、カテゴリ選択画像51において、更新されたカテゴリ候補が他の第2の表示形態(上述した例では、そのカテゴリに対応するボックスが、白色で表示される表示形態)とは異なる第1の表示形態(上述した例では、そのカテゴリに対応するボックスが、斜線の網掛けで表示される表示形態)で表示され、これまでのカテゴリ候補の表示形態が第2の表示形態に戻される。
これに対して、ステップS2において、カテゴリ切替信号が入力されていないと判定された場合、ステップS3の処理は実行されずに、処理はステップS4に進められる。即ち、カテゴリ切替信号が入力されない限り、カテゴリ候補は更新されない(カテゴリ選択画像51は更新されない)。
ステップS4において、情報処理装置1は、上述したカテゴリ決定信号(いまの場合、図10のリモートコントローラ93の決定キー126に対応する信号)が入力されたか否かを判定する。
ステップS4において、カテゴリ決定信号が入力されていないと判定された場合、処理はステップS2に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
即ち、カテゴリ決定信号が入力されるまで、カテゴリ選択画像51が表示部18に表示された状態で、ステップS2乃至S4の処理が繰り返される。
そして、カテゴリ決定信号が入力されると(ステップS4において、カテゴリ決定信号が入力されたと判定すると)、情報処理装置1は、ステップS5において、上述したように、決定されたカテゴリ(即ち、直前のステップS4の処理においてカテゴリ決定信号が入力された時点で、カテゴリ候補とされていたカテゴリ)における、コンテンツ一覧表と、所定のコンテンツとの合成画像を表示する。
詳細には、図9のCPU101(図1のコンテンツ一覧表生成部14)は、図9の記憶部109(図1のコンテンツ記憶部12)に記憶されている、ステップS4の処理で決定されたカテゴリに属する複数のコンテンツの中から、コンテンツ候補を選択するとともに、そのコンテンツ候補を含む、所定の個数のコンテンツを選択し、それらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、コンテンツ候補の特徴を示す情報が中央に配置されるように、所定の順番で並べたコンテンツ一覧表を生成する。
いまの場合、初期状態(コンテンツ切替信号もコンテンツ決定信号もまだ入力されていない状態)とされるので、CPU101(図1のコンテンツ取得部15)は、記憶部109(コンテンツ記憶部12)より、現時点の再生コンテンツの候補を再生コンテンツとして取得する。
そして、CPU101(図1の合成部16)は、先に生成したコンテンツ一覧表と、取得した再生コンテンツとを合成した合成画像に対応する画像データを生成し、図9の出力制御部108(図1の表示制御部17)に供給する。
すると、出力制御部17は、供給された画像データに対する合成画像を、表示部18に表示させることを制御する。即ち、表示部18には、合成画像が表示される。
具体的には、例えば、図3に示されるようなカテゴリ選択画像51が表示部18に表示させている状態で、即ち、「スポーツ」がカテゴリ候補とされている状態で、カテゴリ決定信号が入力されると、情報処理装置1は、カテゴリ選択画像51を消去し、上述した図4に示されるような、コンテンツ一覧表73−1と、コンテンツ39とが合成された合成画像を表示部18に表示させる。
即ち、情報処理装置1は、コンテンツ39を再生し(コンテンツ39に音声が含まれている場合、その音声もスピーカ20(図1と図9)から出力させ)、そのコンテンツ39を構成する動画像の上にコンテンツ一覧表73−1(その他、カテゴリボックス71と、総数ボックス72)を重畳させて表示させる。
図11に戻り、ステップS6において、情報処理装置1は、コンテンツ切替信号(いまの場合、図10のリモートコントローラ93における、上方移動キー122、または、下方移動キー123のうちのいずれか一方に対応する信号)が入力されたか否かを判定する。
ステップS6において、コンテンツ切替信号が入力されたと判定した場合、ステップS7において、情報処理装置1は、上述したように、コンテンツ一覧表(コンテンツ候補)を更新し、処理をステップS4に進める。
詳細には、CPU101(コンテンツ一覧表生成部14)は、コンテンツ切替信号が入力されると、その時点で表示部18に表示されているコンテンツ一覧表の中央に配置されている情報に隣接する情報のうちのいずれか一方に対応するコンテンツを、新たなコンテンツ候補として選択し(コンテンツ候補を更新し)、記憶部109(コンテンツ記憶部12)に記憶されている、ステップS4の処理で決定されたカテゴリに属する複数のコンテンツの中から、新たな(更新された)コンテンツ候補を含む、所定の個数のコンテンツを新たに選択し、それらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、新たな(更新された)コンテンツ候補が中央に配置されるように、所定の順番で並べた新たなコンテンツ一覧表を生成する。
このとき、コンテンツ決定信号がまだ入力されていないので、CPU101(コンテンツ取得部15)は、記憶部109(コンテンツ記憶部12)より、これまで取得していたコンテンツ(これまで、再生コンテンツの候補とされていたが、いまの時点では、再生コンテンツの候補ではなくなったコンテンツ)を、再生コンテンツとして引き続き取得する。
そして、CPU101(合成部16)は、新たな(更新された)コンテンツ一覧表と、これまでと同じ再生コンテンツとを合成した合成画像に対応する画像データを生成し、出力制御部108(表示制御部17)に供給する。
すると、出力制御部17は、供給された画像データに対する合成画像を、表示部18に表示させることを制御する。即ち、表示部18には、合成画像が表示される。
具体的には、例えば、図4に示されるような、コンテンツ一覧表73−1と、コンテンツ39との合成画像が表示部18に表示されている状態で、即ち、「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39がコンテンツ候補とされている状態で、図10のリモートコントローラ93の下方移動キー12が押下されると(コンテンツ切替信号が入力されると)、情報処理装置1は、図6に示されるような、更新したコンテンツ一覧表73−2と、コンテンツ39との合成画像を表示部18に表示させる。即ち、「自動車レース番組」という名称のコンテンツ39がコンテンツ候補とされているコンテンツ一覧表73−1から、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38がコンテンツ候補とされているコンテンツ一覧表73−2に更新される。
図11に戻り、これに対して、ステップS6において、コンテンツ切替信号が入力されていない判定された場合、ステップS7の処理は実行されずに、処理はステップS8に進められる。即ち、コンテンツ切替信号が入力されない限り、コンテンツ一覧表(コンテンツ候補)は更新されない。
ステップS8において、情報処理装置1は、上述したコンテンツ決定信号(いまの場合、図10のリモートコントローラ93の決定キー126に対応する信号)が入力されたか否かを判定する。
コンテンツ決定信号が入力されると(ステップS8において、コンテンツ決定信号が入力されたと判定すると)、情報処理装置1は、ステップS9において、上述したように、表示コンテンツと、コンテンツ一覧表とを更新し、処理をステップS10に進める。
詳細には、CPU101(コンテンツ一覧表生成部14)は、コンテンツ決定信号が入力されると、その時点で表示部18に表示されているコンテンツ一覧表の中央に配置されている情報に対応するコンテンツ、即ち、コンテンツ候補を、新たな再生コンテンツであると認識する(コンテンツ一覧表生成部14が、そのことをコンテンツ取得部15に通知する)。
また、CPU101(コンテンツ一覧表生成部14)は、コンテンツ一覧表も更新する。即ち、現時点では、コンテンツ候補と再生コンテンツとが一致したので、中央に配置される情報(第3行目)の表示形態を、第1の表示形態(上述した例では、細線枠で、斜線の網掛けの表示形態)と、第3の表示形態(上述した例では、太線枠で、白色の表示形態)との組み合わせとし、かつ、それ以外の表示形態を、第2の表示形態(上述した例では、細線枠で、白色の表示形態)とするように、コンテンツ一覧表を更新する。
このとき、CPU101(コンテンツ取得部15)は、記憶部109(コンテンツ記憶部12)より、認識した再生コンテンツ(コンテンツ一覧表生成部14より通知されたコンテンツ)を、再生コンテンツとして取得する。
そして、CPU101(合成部16)は、新たな(更新された)コンテンツ一覧表と、更新された再生コンテンツとを合成した合成画像に対応する画像データを生成し、出力制御部108(表示制御部17)に供給する。
すると、出力制御部17は、供給された画像データに対する合成画像を、表示部18に表示させることを制御する。即ち、表示部18には、合成画像が表示される。
具体的には、例えば、図6に示されるような、コンテンツ一覧表73−2とコンテンツ39とが合成された合成画像が表示部18に表示されている状態で、即ち、「サッカー番組」という名称のコンテンツ38がコンテンツ候補とされている状態で、コンテンツ決定信号が入力されると、情報処理装置1は、図7に示されるような、更新されたコンテンツ一覧表73−3と、更新されたコンテンツ38とが合成された合成画像を表示部18に表示させる。
これに対して、ステップS8において、コンテンツ決定信号が入力されていないと判定された場合、ステップS9の処理は実行されずに、即ち、表示されるコンテンツが更新されずに、処理はステップS10に進められる。
ステップS10において、情報処理装置1は、処理の終了が指示されたか否かを判定する。
処理の終了の指示の形態は、特に限定されないが、ここでは、例えば、図10のリモートコントローラ93の戻るキー129が押下された場合(戻るキー129に対応する信号が入力された場合)、情報処理装置1は、処理の終了が指示されたと判定するとする。
この場合、戻るキー129が押下されない限り、情報処理装置1は、ステップS10において、処理の終了が指示されていないと判定し、処理をステップS5に戻し、それ以降の処理を繰り返す。
即ち、ユーザは、戻るキー129を押下しない限り、コンテンツ一覧表が表示部18に表示され続けるので、そのコンテンツ一覧表を見ながら、所望のコンテンツが再生されるまで、再生コンテンツを何度でも選択し直すことができる。
そして、ユーザが、所望のコンテンツが再生されたとして、戻るキー129を押下すると、情報処理装置1は、ステップS10において、処理の終了が指示されたと判定し、ステップS11において、コンテンツ一覧表を消去し、コンテンツのみを表示する(再生する)。
なお、上述したように、コンテンツ一覧表とコンテンツとの合成画像の表示形態は、例えば、コンテンツの表示を少し薄くし、コンテンツ一覧表をそのコンテンツの前方に持ってきて、かつ、コンテンツ一覧表の後方でもコンテンツが見えるようなブレンディグ表示を可能とする表示形態とすることができる。この場合、情報処理装置1は、ステップS11の処理で、コンテンツのみを表示するとき、通常のコントランスと通常の明るさの表示形態に戻して表示する。
また、このとき、情報処理装置1は、コンテンツを、いままで再生していた場所から引き続き再生させてもよいし、そのコンテンツの先頭から再生し直してもよい。
これにより、再生コンテンツ選択処理は終了となるが、このコンテンツが再生されている最中に、リモートコントローラ93の再生切替キー128が再び押下された場合等、再生コンテンツ選択処理は再度開始される。即ち、ステップS1において、再生コンテンツと、カテゴリ選択画像51とが合成された合成画像が表示部18に表示され、それ以降の処理が繰り返される。
ところで、上述した一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
例えば、上述した図1のカテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16の機能を実行可能なプログラムがインストールされる。なお、このプログラムは、全体として上述した一連の処理を実行できれば、その形態は特に限定されない。例えば、カテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16のそれぞれに対応するモジュールからなるモジュール構成とされてもよいし、カテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16の機能の一部または全部が組み合わされたモジュール、若しくは、カテゴリ設定部11、および、カテゴリ決定部13乃至合成部16のうちのいずれかの機能が分割されたモジュールからなるモジュール構成とされてもよい。或いは、単に1つのアルゴリズムを有するプログラムでもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、例えば、図9に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブル記録媒体(パッケージメディア)94により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM102や、記憶部109に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本実施の形態が適用される情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1のコンテンツ記憶部における、コンテンツの記憶形態を説明する図である。 カテゴリ検索画像の表示例を示す図である。 コンテンツ一覧表と、コンテンツとの合成画像の表示例を示す図である。 コンテンツ一覧表の更新方法を説明する図であって、図2に対応する図である。 図4に対して、図5に示される方法で更新されたコンテンツ一覧表と、コンテンツとの合成画像の表示例を示す図である。 図6に対して、更新されたコンテンツ一覧表と、更新されたコンテンツとの合成画像の表示例を示す図である。 図4に対して、図6とは異なる方法で更新されたコンテンツ一覧表と、コンテンツとの合成画像の表示例を示す図である。 本実施の形態が適用される情報処理装置のハードウエアの構成例を示すブロック図である。 図9の情報処理装置に情報を入力するリモートコントローラの外観の構成例を示す図である。 図1の情報処理装置が実行する、再生コンテンツ選択処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置, 11 カテゴリ設定部, 12 コンテンツ記憶部, 13 カテゴリ決定部, 14 コンテンツ一覧表生成部, 15 コンテンツ取得部, 16 合成部, 17 表示制御部, 18 表示部, 19 音声出力制御部, 20 スピーカ, 31乃至39 コンテンツ, 71 カテゴリボックス, 72 総数ボックス, 73−1乃至73−4 コンテンツ一覧表, 93 リモートコントローラ, 94 リムーバブル記録媒体, 101 CPU, 102 ROM, 103 RAM, 107 入力部, 108 出力制御部, 109 記憶部, 111 ドライブ, 122乃至125 移動キー, 126 決定キー

Claims (9)

  1. 複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記再生コンテンツの候補を切り替える指令が入力された場合、その時点で前記表示装置に表示されている前記一覧表の中央に配置されている前記情報に隣接する前記情報のうちのいずれか一方に対応するコンテンツを、新たな前記再生コンテンツの候補として選択し、その新たな再生コンテンツの候補に対応して前記一覧表を更新し、
    前記表示制御手段は、前記生成手段により更新された前記一覧表を、前記表示装置に表示させることを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記再生コンテンツを決定する指令が入力された場合、その時点で前記表示装置に表示されている前記一覧表の中央に配置されている前記情報に対応する前記再生コンテンツの候補を、前記再生コンテンツとして、前記記憶手段から取得する取得手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する画像を、前記表示装置に表示させることを制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段により生成された前記一覧表と、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する前記画像とを合成させた合成画像を生成する合成手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記合成手段により生成された前記合成画像を、前記表示装置に表示させることを制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツの特徴を示す前記情報については、第1の表示形態で前記表示装置に表示させ、かつ、その他の情報については、前記第1の表示形態とは異なる第2の表示形態で前記表示装置に表示させるように、前記一覧表を更新し、
    前記合成手段は、前記生成手段により更新された前記一覧表と、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する前記画像とを合成させた合成画像を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成手段は、さらに、前記一覧表の中央に配置される前記情報については、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態のいずれとも異なる第3の表示形態で前記表示装置に表示させるように、前記一覧表を更新する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成手段は、前記ユーザが指定する前記カテゴリに属する複数の前記コンテンツの総数を示す画像をさらに生成し、
    前記合成手段は、前記生成手段により生成された前記一覧表および前記コンテンツの総数を示す前記画像と、前記取得手段により取得された前記再生コンテンツを構成する前記画像とを合成させた合成画像を生成する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段を備える情報処理装置の情報処理方法において、
    前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  9. 複数のコンテンツのそれぞれが、それが属するカテゴリと関連付けられて記憶されている記憶手段を備える情報処理装置をコンピュータに制御させるプログラムであって、
    前記記憶手段に記憶されている前記コンテンツのうちの、ユーザが指定するカテゴリに属する複数のコンテンツのそれぞれを所定の順番で並べ、それらの複数のコンテンツの中から、これから再生される再生コンテンツの候補を中心にして、その再生コンテンツの候補の前後に並ぶ所定の個数のコンテンツを選択し、選択したそれらのコンテンツのそれぞれの特徴を示す情報を、選択したそれらのコンテンツが並ぶ順番で配置させた一覧表を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記一覧表を、所定の表示装置に表示させることを制御する表示制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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