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JP2005030663A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

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JP2005030663A JP2003195509A JP2003195509A JP2005030663A JP 2005030663 A JP2005030663 A JP 2005030663A JP 2003195509 A JP2003195509 A JP 2003195509A JP 2003195509 A JP2003195509 A JP 2003195509A JP 2005030663 A JP2005030663 A JP 2005030663A
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Abstract

【課題】排水処理装置から得た中和滓を脱水及び乾燥させてから、溶融炉に戻し金属をスラグ化して回収する廃棄物処理装置を提供する。
【解決手段】銅滓を実質的に含む廃棄物Aを投入し熱分解ガス化する内部循環流動層ガス化炉11と、熱分解ガスEを導入し溶融スラグを生成する旋回溶融炉21と、旋回溶融炉21の下流に設けた廃液分解塔26と、廃液分解塔26の下流に設けた急冷塔41と、急冷塔41の下流に設けたバグフィルタ51と、急冷塔41とバグフィルタ51との間に設けられ、バグフィルタ51に移送途中の排ガスに消石灰Kの粉状物を空気により吹き込む消石灰吹込装置87と、旋回溶融炉21の頂部18に接続され、乾燥させた中和滓Nを貯留し、底部に設けられたバルブ29を介して旋回溶融炉21へ中和滓Nを投下する中和滓貯留装置27と、を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物処理装置に係り、特に、各種産業から生ずる銅(Cu)を含む金属滓と自動車、電機製品等から生ずる有価金属を含むシュレッダーダスト、金属成分を多く含む廃プラスチック等の産業廃棄物を原料として内部循環流動層ガス化炉において生成した熱分解ガスとともに、微粒子化されたチャー及び不燃成分を溶融炉へ送出しチャ−とガスを燃焼して灰分を溶融スラグ化し得られるスラグから有価金属を回収する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
廃棄物を流動層ガス化炉により低温で熱分解ガス化した後に、溶融炉により高温で溶融燃焼させ、溶融炉から排出される排ガスの冷却工程、熱回収工程および濾過集塵工程の少なくとも1つの工程にて得られた捕集灰の大部分を流動層ガス化炉または溶融炉に戻し、スラグ化率を向上させることにより最終廃棄物の総量を低減させる廃棄物処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
他方、廃棄物を処理する場合、その容量、性状、組成や種類により再生率、中間処理減量率、及び最終処分率が異なる(例えば、非特許文献1参照)。金属滓として銅滓の含有量が多い処理対象物については可燃成分と銅成分とを焼却することにより塩化第二銅などのダストが発生することを避けるため、処理フローとしては分別を徹底して行った後に、銅滓のみを取り出してリサイクルしていた。
【0004】
しかし、銅滓をリサイクルするには、大量のエネルギーを加えなければならない。そこで、分別することなく有機性ゴミのエネルギーを銅回収のために用いることが望ましい。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−232007号公報(段落番号0025、第1図)
【0006】
【非特許文献1】
志垣正信編著「絵解き廃棄物の焼却技術」オーム社刊、平成12年10月改訂第3版発行、p.14−15
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
現在、銅を装置に組み込んだ製品は多く、銅のみを分別することが困難な場合が多い。しかし銅のみを分別できない場合についても再資源化を行うことは、リサイクル率を高める上で現在非常に重要な技術的課題となってきている。しかし従来の廃棄物処理装置では、多種多様の廃棄物を処理することができるものであるが、被処理物の性格に応じ装置の変形を行なう必要がある。例えば、銅滓を多量に含む廃棄物を原料とする場合に、還元炉を併設させてガス化溶融炉から金属を回収するように構成すると、銅の回収率は必ずしも良好ではなく、ダストが大量に発生することで溶融炉にて、スラグ化しきれず、排ガス処理においてバグフィルタにダストが蓄積することによる多大な圧力損失が生ずる等の問題があることが判明した。
【0008】
また、溶融炉から排出される排ガスは、冷却工程により排ガス温度の低下に伴い高温で気化していた低沸点の銅、亜鉛、鉛等や塩化物が飛灰上に析出すると共に、排ガス中の塩化物が湿るため、バグフィルタの表面に飛灰、銅、亜鉛、鉛等の塩化物が付着し、捕集灰の回収率を低下させるという課題が存在していた。
【0009】
本発明は、斯かる実情に鑑み、バグフィルタに付着する飛灰、金属、塩化物の量を低減させ、バグフィルタから得た捕集灰を排水処理工程にて中和処理をした後に、排水処理装置から得た中和滓を脱水及び乾燥させてから、溶融炉に戻し金属をスラグ化して回収する廃棄物処理装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明による廃棄物処理装置は、例えば、図1に示すように、銅滓を実質的に含む廃棄物Aを投入し、底部12から質量速度の大きい流動化空気C2と質量速度の小さい流動化空気C1を吹き込み流動媒体の循環流を形成して廃棄物Aの一部を循環流中で450℃乃至600℃で熱分解ガス化しガスとチャー及び不燃成分Eを排出する内部循環流動層ガス化炉11と、ガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分Eを旋回導入口14より導入し、1300℃以上にて燃焼して灰分をスラグ化して溶融スラグを生成する旋回溶融炉21と、旋回溶融炉21から排出され内部で上昇する排ガスと噴霧する廃液Lとを接触させる廃液分解塔26と、廃液分解塔26の下流に設けられ、廃液Lと接触した排ガスを冷却水に接触させて冷却する急冷塔41と、急冷塔41の下流に設けられ、排ガスFから銅の塩化物を含む飛灰を捕集するバグフィルタ51と、急冷塔41とバグフィルタ51との間に設けられ、バグフィルタ51に移送途中の急冷した排ガスに消石灰Kの粉状物を空気により吹き込む消石灰吹込装置87と、急冷塔41とバグフィルタ51の底部に接続し、急冷塔41とバグフィルタ51から飛灰Hを回収する飛灰処理装置91と、飛灰処理装置91の下流に設けられ、飛灰処理装置91から飛灰を移送し湿式処理により消石灰を混入して中和させ中和滓を抽出する排水処理装置82と、排水処理装置82の下流に設けられ、排水処理装置82から抽出した中和滓を脱水及び乾燥させる中和滓乾燥装置84と、旋回溶融炉21の頂部18に接続され、中和滓乾燥装置84により乾燥させた中和滓Nを貯留し、底部に設けられたバルブ29を介して旋回溶融炉21へ中和滓Nを投下する中和滓貯留装置27と、を備える。
【0011】
このように構成することで、消石灰吹込装置87と中和滓貯留装置27を備えるので、バグフィルタ51に移送途中の急冷した排ガスに消石灰Kの粉状物を空気により吹き込むことにより、バグフィルタ51へ消石灰Kを付着させ、急冷塔41とバグフィルタ51から回収した飛灰Hを湿式処理により消石灰を混入して中和させ中和滓を抽出し、脱水及び乾燥させた中和滓Nを旋回溶融炉21の頂部18から投下することができる。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項2にかかる発明による請求項1に記載の廃棄物処理装置は、例えば、図1に示すように、消石灰吹込装置87は、急冷した排ガスが移送される前に、予め消石灰Kの粉状物を空気によりバグフィルタ51へ吹込み、バグフィルタ51の布へ消石灰Kの粉状物をコーティングするように構成する。
【0013】
このように構成することで、バグフィルタ51のろ布へ消石灰Kの粉状物をコーティングすることができる。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項3にかかる発明による請求項1又は請求項2に記載の廃棄物処理装置は、例えば、図1に示すように、消石灰吹込装置87は、消石灰Kの粉状物を空気により吹き込むことにより、急冷した排ガス中の塩化物の湿った状態を改善すると共に、バグフィルタ51のダストの払い落としを容易にし圧力損失を低減させるように構成する。
【0015】
このように構成すると、急冷した排ガス中の塩化物の湿った状態を改善すると共に、バグフィルタ51のダストの払い落としを容易にし圧力損失を低減させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。図1は発明を実施する形態の一例であって、図中、図と同一または類似の符号を付した部分は同一物または相当物を表わし、重複した説明は省略する。
【0017】
図1は、本発明による実施の形態である廃棄物処理装置の模式的な系統図である。廃棄物処理装置は、原料Aを側壁から導入する内部循環流動層ガス化炉11と、内部循環流動層ガス化炉11に接続されガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分Eを旋回導入口14から導入する旋回溶融炉21と、旋回溶融炉21の下流に位置し、排ガスFの冷却工程を処理する急冷塔41と、冷却された排ガスFから銅、亜鉛、鉛等の塩化物を含む飛灰を捕集するバグフィルタ51と、排ガスFの中和工程を処理する洗浄塔61と、排ガスFの濾過集塵工程を処理するミストコットレル71と、濾過集塵済の排ガスを外部に放出する排突81とを備える。
【0018】
廃棄物処理装置は、銅滓A1を貯蔵する第1の貯蔵所1と、金属を含む産業廃棄物A2等を貯蔵する別の第2の貯蔵所2と、この第1と第2の貯蔵所から供給コンベア3により搬送される銅滓A1と産業廃棄物A2等を受容する供給フィーダー4とを備え、上記内部循環流動層ガス化炉11が供給フィーダー4の下流に接続され原料Aとしての銅滓A1と産業廃棄物A2等を導入する。
【0019】
旋回溶融炉21は、内部循環流動層ガス化炉11の下流に接続され内部循環流動層ガス化炉11からガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分Eを旋回導入口14から導入し、底部のスラグ回収口23からスラグシュート16を介して溶融スラグGを還元炉31へ自重流下させ、溶融スラグGから銅Iを回収させる。
【0020】
また、旋回溶融炉21は、上部に立設する廃液分解塔26と接続され、旋回溶融炉21から排出され内部で上昇する排ガスFと噴霧する廃液Lとを接触させる。この廃液分解塔26の下流に設けられた急冷塔41は、廃液Lと接触した排ガスFを冷却水に接触させて冷却する。さらに、旋回溶融炉21は、頂部18にロータリーバルブ29を介して接続された中和滓貯留装置27を備える。
【0021】
バグフィルタ51は、急冷塔41の下流に設けられ、排ガスFから銅の塩化物を含む飛灰を捕集する。また、急冷塔41とバグフィルタ51との間を接続するダクトに接続する消石灰吹込装置87は、内部に消石灰Kを貯留し、圧縮空気を貯蔵する空気貯蔵部85からの圧縮空気を利用してロータリーバルブ86を介して供給される消石灰Kを、ダクトの中を通過している排ガスへ吹き込む。排ガスは消石灰Kと同伴してバグフィルタ51に移送される。
【0022】
飛灰処理装置91は、急冷塔41の底部とバグフィルタ51の底部に接続され、急冷塔41とバグフィルタ51から各々飛灰Hを回収し、飛灰処理装置91の下流に設けられた排水処理装置82へ飛灰Hを移送する。
【0023】
排水処理装置82は、ミストコットレル71と飛灰処理装置91から飛灰Hを回収し、湿式処理により消石灰を混入して飛灰Hや汚泥を中和させ中和滓を抽出し、排水処理装置82の下流に設けられた中和滓乾燥装置84へ中和滓を移送し脱水及び乾燥処理を施すように構成する。
【0024】
中和滓貯留装置27は、中和滓乾燥装置84により脱水及び乾燥させた中和滓Nを貯留し、底部に設けられたロータリーバルブ29を介して旋回溶融炉21の頂部18へ中和滓Nを連続的に投下する。
【0025】
上記内部循環流動層ガス化炉11は、銅滓A1を実質的に含む廃棄物Aを投入し、底部から空気Cを送入して質量速度の大きい流動化空気C2と質量速度の小さい流動化空気C1とを炉底部12に位置する流動床の散気板を介して内部循環流動層ガス化炉11内部へ吹き込み循環流を形成して廃棄物Aの一部を循環流中で熱分解ガス化しガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分を排出する。
【0026】
廃棄物処理装置に用いる旋回溶融炉21は、内部循環流動層ガス化炉11から排出されるガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分を旋回導入口14より導入すると共に、燃焼ガスを平面から見たときの軸方向に対し接線方向に導入して1次燃焼室の内部に旋回流を形成し、不燃成分をスラグ化し溶融スラグを生成する。
【0027】
上記第1の貯蔵所1には、同時に他の品位が低い銅鉱石、例えば含銅黄鉄鉱、黄銅鉱等の硫化鉱、酸化鉱を貯蔵することができる。銅滓としては真鍮伸銅工場、青銅工場から発生するスラグ、ダスト、削り粉さらには化学工場から発生する水酸化銅、沈殿銅がある。
【0028】
ここで、図1の系統図を参照して、廃棄物処理装置の動作を説明する。廃棄物処理装置は、第1の貯蔵所1から銅滓A1等を破砕機(不図示)に掛けて細かく粉砕し、粉砕した産業廃棄物A2等と伴に供給コンベア3により上方へ搬送し、供給コンベア3の終端から銅滓A1と産業廃棄物A2等を供給フィーダー4に投入する。
【0029】
次に、供給フィーダー4から一定量の銅滓A1と産業廃棄物A2等を原料Aとして内部循環流動層ガス化炉11に投入する。
【0030】
ここで銅滓A1は、実質的に銅を含む、すなわち銅品位が50から80%含有する滓が好ましい。銅品位50%以下では変動費コストが多大となり、銅品位が80%以上では何らかの手段で固型化して銅製錬の転炉工場へ投入した方が有利となるからである。また、産業廃棄物A2には、自動車、家庭電化製品等をシュレッダーで処理した有価金属とプラスチックを含むシュレッダーダスト、家庭用と工業用の少なくとも銅を含有する廃プラスチックが含まれる。
【0031】
内部循環流動層ガス化炉11は、内部に投入された産業廃棄物A2と銅滓等A1が、内部循環流動層ガス化炉11の炉底部12の流動床に空気Cを吹き込み、分岐する質量速度の大きい流動化空気C2と質量速度の小さい流動化空気C1により内部循環流動層ガス化炉11内で循環流を形成して廃棄物としての産業廃棄物A2と銅滓等A1の一部を循環流の中で熱分解ガス化し、このガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分を排出する。
【0032】
内部循環流動層ガス化炉11は、内部温度を約450℃乃至600℃の温度に設定し、空気比を約0.3の還元性雰囲気を作り出すことにより産業廃棄物A2中の廃プラスチックの急速な燃焼を防止しながら、廃プラスチックを熱分解しガス化する。この場合、内部循環流動層ガス化炉11内では有価金属である銅(Cu)、鉄(Fe)、アルミニウム(Al)の酸化を防止し、銅滓の主体である酸化第一銅(CuO)が還元されるという効果も期待できる。
【0033】
内部循環流動層ガス化炉11内の温度が約450℃以下では、廃プラスチックがガスしにくく、約600℃以上では燃焼する。さらに好ましくは内部循環流動層ガス化炉11内の温度が約500から550℃が望ましい。廃プラスチックのガス化、有価金属の酸化防止に適するからである。
【0034】
内部循環流動層ガス化炉11内で細粒化されない銅滓と蒸気圧が低いCu、Fe、Al等の有価金属を含む第1の不燃物Dは炉底部12の流動床の脇からシュート部を通じて内部循環流動層ガス化炉11外に吐出され回収される。
【0035】
さらに、内部循環流動層ガス化炉11内で生成された熱分解ガスE、粉砕されたCuOを含む約100から250マイクロメータの直径の銅滓と廃プラスチックから分離した蒸気圧の高い有価金属の第2の不燃物が熱分解ガスEとともに内部循環流動層ガス化炉11の上部に設けた排出口を経由して下流の旋回溶融炉21に移送される。
【0036】
旋回溶融炉21は、熱分解ガスE等が旋回導入口14を経由して内部で旋回するように導入すると同時に、外部から空気を供給し空気比約0.9から1.3に調整して第1燃焼室の雰囲気を酸化性にし熱分解ガスEを燃焼させる。この燃焼は、約1200から1500℃の温度で行う。燃焼温度が約1200℃以下では溶融スラグの流動性が悪化し、約1500℃以上では旋回溶融炉21の内壁の耐火物等を損傷する場合があるからである。好ましくは、約1300℃とするのが好ましい。つまり、有害物質の発生を抑制し、銅滓A1のスラグ化に適する温度に調整することができる。
【0037】
旋回溶融炉21内の燃焼温度は、廃プラスチック等の産業廃棄物A2、汚泥Bの供給量や、空気の投入量で調整することができる。燃焼用空気は、鉛直方向に立設された略円筒状の旋回溶融炉21を上面から見た中心軸に対し接線方向に導入する。
【0038】
熱分解ガスEは、旋回溶融炉21内部で燃焼して排ガスFとなり、旋回溶融炉21の下流に立設した廃液分解塔26の上部に設けた排ガス排出口22から排出する。さらに、不燃物中のZn、Pbの一部は酸化されて飛灰Hとなり排ガスFと共に排ガス排出口22から排出される。銅滓等及びZn、Pbの一部は高温で溶融しスラグ化しながら旋回流の中で接触し大きくなり、重力により下部に落下する。
【0039】
また、銅滓等は高温で溶融しスラグ化しながら旋回流の遠心力により旋回溶融炉21の側壁に当たり、一部は側壁に衝突して溶融付着し成長する。その他は底部へ落下する。落下した溶融スラグGは、旋回溶融炉21の炉底部に設けたスラグ回収口23に集められ、スラグシュート16を経由し電気式保持炉31に回収する。回収された溶融スラグGにはCuOが多く含まれる。このように、CuOの品位の低い銅滓からCuOの品位の高い溶融スラグGをスラグ回収口23から回収することができる。
【0040】
次に、旋回溶融炉21から排出された排ガスFは、廃液分解塔26を上昇し噴霧する廃液Lと接触する。さらに排ガスFは、廃液分解塔26の下流に設けた急冷塔41へ移動し噴霧される冷却水に接触して排ガスFが冷却される。この急冷塔41により排ガスFを大気中に放出できるまでの温度に冷却することができる。また、冷却された排ガスFの中の塩化物は潮解性を増加する。
【0041】
また、旋回溶融炉21の下方に設けた還元炉としての電気式保持炉31で生じた冷却した排ガスは、二次燃焼炉(不図示)で燃焼して有害物質を分解し、急冷塔41で冷却水により同様に冷却する。この排ガスを急冷するのは、排ガスを約250℃乃至500℃の温度範囲に曝すと、ダイオキシン等の有害物質が再合成されるため、この温度範囲にある時間を少なくして有害物質の再度の生成を防止するためである。
【0042】
さらに、旋回溶融炉21から回収した溶融スラグGを電気式保持炉31内に投入し、上部から黒鉛製電極を挿入する。この電極間に電流を流し、溶融スラグGの抵抗熱で溶融する。電気式保持炉31には、さらに未処理の硫化鉱や銅滓を新たに投入することができる。電気式保持炉31の適正な操業のために、生成されるスラグの粘度、塩基度等を調整するためである。
【0043】
電気式保持炉31には、還元用のコークスMを投入することができる。コークスMの成分である炭素Cが直接CuOを還元してCuとCOを生成する。ここで、還元剤としては、コークスM、微粉炭、LPG等を挙げることができるが、コークスMが好ましい。投入用の装置が単純で、操作が容易だからである。
【0044】
電気式保持炉31内は、約1250から1400℃の温度範囲が好ましい。これは、CuOの融点が約1230℃であり、銅の融点が約1080℃で少なくともCuOの融点以上にする必要があるためである。0.5から1.0時間精錬することにより銅品位が約70から80%の黒銅Iを得ることができる。
【0045】
また、廃スラグJは、金属をほとんど含まない、珪砂による均質なガラス質成分で構成されているため、路床等へのセメント材料として利用することができる。スラグを処理する炉としては、その他に自溶炉、反射炉、溶鉱炉等を用いることができるが、原料のスラグの成分が変動する場合があるため、原材料が変動しても同様の処理ができる電気式保持炉31が好適である。
【0046】
急冷塔41とバグフィルタ51との間を接続するダクトに設けた消石灰吹込装置87は、上述したように圧縮空気により、ダクトの中を通過している排ガスFへ消石灰Kの粉状物を吹き込み、排ガスFと消石灰Kとを同伴してバグフィルタ51に移送する。
【0047】
また、消石灰吹込装置87は、活性炭を混合した消石灰Kを貯留してもよく。ロータリーバルブ86の回転数制御により、急冷した排ガスFをバグフィルタ51へ移送途中に活性炭と消石灰Kを吹き込み、平均粒径が約10から20マイクロメータの活性炭混合消石灰を空気と共に、ダクトの中に吹き込むことにより有害物質の除去処理を遂行する。
【0048】
急冷塔41とバグフィルタ51の底部に接続した飛灰処理装置91は、急冷塔41とバグフィルタ51からの飛灰Hを受容する。
【0049】
バグフィルタ51は、排ガスと空気と消石灰Kが吹き込まれることにより、バグフィルタ51の布面に消石灰Kを付着させ、吹き込まれた排ガス中の湿った塩化物の付着を低減させることができる。すなわち、消石灰Kは、塩化物や銅や飛灰を所定の頻度で払い落とす際に、剥離材及び再飛散防止剤の機能を発揮するため、従来に比して大量の塩化物や銅を含む飛灰Hを回収させると共に、布面を乾燥させバグフィルタ51の圧力損失を低減させることができる。しかも、ダクト内を通過している排ガスF中の飛灰上に析出した湿った塩化物にも消石灰Kが付着し表面の湿った状態を改善することができる。
【0050】
さらに、消石灰吹込装置87は、急冷塔41から排ガスが供給される前に、予め消石灰Kを空気とともにバグフィルタ51へ吹き込むとよい。すなわち、バグフィルタ51内部を消石灰Kでプリコーティングすることにより、さらに剥離材としての効果を高めることができる。このプリコーティングの処理後に通常の廃棄物処理工程を開始し、消石灰K、空気、排ガスをバグフィルタ51へ導入し、下地の消石灰層の表面に追加の消石灰層を形成させ銅や塩化物を含む飛灰Hの回収率を従来に比して向上させることができる。
【0051】
バグフィルタ51の下流に設けた洗浄塔61は、ブロア移送した排ガスFを苛性ソーダ(NaOH)の水溶液でSOx、HCl等を中和した後に、さらに下流に設けたミストコットレル71へ排ガスFをブロア移送し、排ガスF中のミスト、ダストを除去してから排突81を通して外部に放出する。
【0052】
ミストコットレル71で回収したダストを含む廃液は、排水処理装置82へ移送し、中和処理を施し、汚泥化した中和滓を排水処理装置82の下流に設けた中和滓乾燥装置84へ送り、中和滓を脱水及び乾燥処理を行う。ここで、排ガスFは消石灰Kの吹き込みにより洗浄塔61で苛性ソーダ溶液を噴霧して、SOx等を中和してからミストコットレル71で回収し、最終的に排突81から大気中に放出する。
【0053】
中和滓乾燥装置84により脱水及び乾燥させた中和滓Nは、旋回溶融炉21の上部に設けた中和滓貯留装置27に送り貯留される。上述の如く、中和滓Nはロータリーバルブ29を介して旋回溶融炉21の頂部18へ連続的に投入し、1次燃焼室内でスラグ化される。中和滓Nを旋回溶融炉21へ投入するのは、中和滓Nに含有する未燃物の量が極めて少ないため、内部循環流動層ガス化炉11に投入するよりも熱効率や銅の回収効率が高くなるからである。
【0054】
以上の廃棄物処理装置により、有価金属としての銅を効率良く回収することができる。例えば、第1の貯蔵所1に、酸化銅鉱の硫酸浸出後の銅滓を搬入する。
【0055】
また、第2の貯蔵所2には、約150mm以下に粉砕された家庭電化製品のシュレッダーダストと金属を含まない廃プラスチックを搬入する。
【0056】
これら銅滓A1とシュレッダーダストA2等をそれぞれの貯蔵所から計量コンベヤーで計量しながら、供給フィーダー4を経由して内部循環流動層ガス化炉11に投入する。1月で、例えば銅滓500t(乾燥重量400t)、シュッレダーダスト500t、廃プラスチック200tを同時に処理することもできる。
【0057】
本実施の形態で用いた内部循環流動層ガス化炉11の大きさは、鉛直方向に立設された円筒の容器で構成する。炉底部12の流動床から空気を吹き込み、炉内温度を約550℃に調整し、空気比を約0.3とすることによりスチレン−アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂等やポリウレタン樹脂等のエンジニアリングプラスチックであっても熱分解してガス化することができる。
【0058】
旋回溶融炉21は、炉内温度が約1300℃に設定され、空気比を1.0程度にする。これにより、蒸気圧の高いZn、Pbは排ガスFとともに廃液分解塔26、急冷塔41に移送する。旋回溶融炉21では、高温で銅を酸化して溶融スラグGとし、電気式保持炉31に回収する。
【0059】
上記廃棄物処理装置は、銅滓を実質的に含む廃棄物Aを内部循環流動層ガス化炉11へ投入し、熱分解ガス化しガスと微粒子化されたチャー及び不燃成分Eを旋回溶融炉21へ導入し不燃成分をスラグ化して溶融スラグを生成する工程と、旋回溶融炉21から排出され内部で上昇する排ガスと上部から噴霧する廃液とを接触させてから、さらに排ガスを冷却水に接触させて冷却し、冷却した排ガスに消石灰Kの粉状物を空気により吹き込みながらバグフィルタ51へ移送し排ガスから銅の塩化物を含む飛灰Hを捕集する工程と、飛灰Hを湿式処理により消石灰を混入して中和させ中和滓を抽出し脱水及び乾燥させる工程と、脱水及び乾燥させた中和滓Nを中和滓貯留装置27に貯留しながらロータリーバルブ29を介して旋回溶融炉へ投下しスラグ化して溶融スラグを生成する工程と、を備えるため、バグフィルタ51から回収した飛灰H中の銅を効率よく回収することができる。
【0060】
以上の処理工程により、Cuは全投入量の95%以上回収することができる。
【0061】
尚、本発明の廃棄物処理装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1から請求項3に記載の廃棄物処理装置によれば、バグフィルタに付着する飛灰、金属、塩化物の量を低減させ、バグフィルタから得た捕集灰を排水処理工程にて中和処理をした後に、排水処理装置から得た中和滓を脱水及び乾燥させてから、溶融炉に戻し金属をスラグ化して回収する、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である廃棄物処理装置の模式的な系統図である。
【符号の説明】
1…貯蔵所、2…貯蔵所、3…供給コンベア、4…供給フィーダー、11…内部循環流動層ガス化炉、12…炉底部、14…旋回導入口、16…スラグシュート、21…旋回溶融炉、26…廃液分解塔、27…中和滓貯留装置、29…ロータリーバルブ、31…電気式保持炉、41…急冷塔、51…バグフィルタ、61…洗浄塔、71…ミストコットレル、81…排突、82…排水処理装置、84…中和滓乾燥装置、85…空気貯蔵部、86…ロータリーバルブ、87…消石灰吹込装置、91…飛灰処理装置。

Claims (3)

  1. 銅滓を実質的に含む廃棄物を投入し、底部から質量速度の大きい流動化空気と質量速度の小さい流動化空気を吹き込み流動媒体の循環流を形成して前記廃棄物の一部を該循環流中で450℃乃至600℃で熱分解ガス化しガスとチャー及び不燃成分を排出する内部循環流動層ガス化炉と;
    前記ガスとチャー及び不燃成分を旋回導入口より導入し、1300℃以上にて燃焼させて灰分をスラグ化して溶融スラグを生成する旋回溶融炉と;
    前記旋廻溶融炉より排出される溶融スラグを還元雰囲気下で溶融して黒銅を得る電気式保持炉と;
    前記旋回溶融炉から排出され内部で上昇する排ガスと噴霧する廃液とを接触させる廃液分解塔と;
    前記廃液分解塔の下流に設けられ、廃液と接触した排ガスを冷却水に接触させて冷却する急冷塔と;
    前記急冷塔の下流に設けられ、排ガスから銅、亜鉛、鉛等の塩化物を含む飛灰を捕集するバグフィルタと;
    前記急冷塔と前記バグフィルタとの間に設けられ、該バグフィルタに移送途中の急冷した排ガスに消石灰の粉状物を空気により吹き込む消石灰吹込装置と;
    前記急冷塔と前記バグフィルタの底部に接続し、急冷塔とバグフィルタから飛灰を回収する飛灰処理装置と;
    前記飛灰処理装置の下流に設けられ、該飛灰処理装置から飛灰を移送し湿式処理により消石灰を混入して中和させ中和滓を抽出する排水処理装置と;
    前記排水処理装置の下流に設けられ、該排水処理装置から抽出した中和滓を脱水及び乾燥させる中和滓乾燥装置と;
    前記旋回溶融炉の頂部に接続され、前記中和滓乾燥装置により乾燥させた中和滓を貯留し、底部に設けられたバルブを介して前記旋回溶融炉へ該中和滓を投下する中和滓貯留装置と;
    を備える廃棄物処理装置。
  2. 前記消石灰吹込装置は、前記急冷した排ガスが移送される前に、予め消石灰の粉状物を空気により前記バグフィルタへ吹込み、該バグフィルタの布へ該消石灰の粉状物をコーティングする請求項1に記載の廃棄物処理装置。
  3. 前記消石灰吹込装置は、消石灰の粉状物を空気により吹き込むことにより、前記急冷した排ガス中の塩化物の湿った状態を改善すると共に、前記バグフィルタのダストの払い落としを容易にし圧力損失を低減させ、かつ、ダストの再飛散を抑える請求項1又は請求項2に記載の廃棄物処理装置。
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