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JP2005017127A - 干渉計および形状測定装置 - Google Patents

干渉計および形状測定装置 Download PDF

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JP2005017127A
JP2005017127A JP2003182958A JP2003182958A JP2005017127A JP 2005017127 A JP2005017127 A JP 2005017127A JP 2003182958 A JP2003182958 A JP 2003182958A JP 2003182958 A JP2003182958 A JP 2003182958A JP 2005017127 A JP2005017127 A JP 2005017127A
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Japan
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light
interferometer
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reflected
optical
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Application number
JP2003182958A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sunouchi
啓 洲之内
Yuichi Ogawa
雄一 小川
Norihide Takeyama
芸英 武山
Yuji Ikeda
優二 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JENESHIA KK
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
JENESHIA KK
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Publication date
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Priority to JP2003182958A priority Critical patent/JP2005017127A/ja
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Abstract

【課題】被写界深度を深くとることができるとともに、被検体の表面が傾斜面である場合でも干渉縞をCCDなどの検出手段で検出することができるようにする。
【解決手段】複数の光束を出射する光源と、上記光源から出射された複数の光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る複数の光束に分割し、上記2つの光路のうちの一方の光路を通る複数の光束を参照面に照射して反射させるとともに、上記2つの光路のうちの他方の光路を通る複数の光束を被検体の表面に集光して反射させる第1の光学系と、上記参照面からの反射光と上記被検体の表面からの反射光とを上記ビームスプリッターにより重ね合わせ、上記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出させる第2の光学系とを有し、上記光源と上記被検体の表面および上記参照面が共役であるようにした。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、干渉計および形状測定装置に関し、さらに詳細には、非接触かつ非破壊で測定対象物たる被検体の表面における2次元平面の凹凸状態、即ち、3次元形状を備えた被検体の表面形状を精密に測定する際に用いて好適な干渉計および形状測定装置に関する。
【0002】
【発明の背景ならびに従来の技術】
従来より、光源から出射された光束を2つの光路を通る光束に分割し、これら2つの光路のうちの一方の光路を通る光束を参照面に照射して反射させるとともに、これら2つの光路のうちの他方の光路を通る光束を被検体の表面に照射して反射させ、参照面からの反射光と被検体の表面からの反射光とを重ね合わせ、これら2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して観察することができるようにした干渉計が知られている。
【0003】
また、上記したような干渉計を備えていて、当該干渉計により観察された干渉縞を解析して、非接触かつ非破壊で被検体の表面における2次元平面の凹凸状態、即ち、3次元形状を備えた被検体の表面形状を精密に測定することのできる形状測定装置も知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−185529号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2003−101111号公報
ここで、図1には、干渉計としてマイケルソン型干渉計を用いた公知の波長走査干渉計を備えた従来の形状測定装置の基本構成を示す概念構成説明図が表されている。
【0006】
なお、波長走査干渉計は、物体の表面の各点に対して高さの絶対値を求めることができるので、任意形状の物体の表面形状を測定する際に用いるのに適している。
【0007】
この図1に示す波長走査干渉計は、システム全体の制御を行うとともに後述する検出手段としてCCDを備えたマルチポートCCDカメラ(Digital MCCD)48が検出して撮像した干渉縞を解析して被検体38の表面における2次元平面の凹凸状態、即ち、3次元形状の被検体38の表面形状を取得するための処理(なお、干渉縞を解析して3次元形状の被検体の表面形状を取得するための処理は公知の技術を適用することができるので、その詳細な説明は省略する。)を行う手段たるコンピュータ10と、干渉計18と、コンピュータ10の制御に基づいて波長可変レーザー12(後述する。)ならびにマルチポートCCDカメラ48を制御するための制御信号を出力する信号生成器(Signal Generator)20とを有して構成されている。
【0008】
ここで、干渉計18は、光源部と本体部18aとを有してなり、光源部は、発振波長を連続的に変化させることのできる波長可変レーザー(Tunable Laser(波長可変レーザーとしては、例えば、YAGレーザーなどから出射される励起光により励起されるとともに、光音響素子を用いた波長選択素子(AOTF:acousto−optic tunable filter)を用いて電子制御により波長選択を行うチタンサファイアレーザーなどを用いることができる。))12と、波長可変レーザー12から出射されたレーザー光を導光する全反射ミラー14a、14bなどから構成される光学系機器群14と、光学系機器群14から出射された光束を導光する光ファイバー16とを有して構成されている。そして、光源部の光ファイバー16から出射された光束は、本体部18aに入射される。
【0009】
本体部18aは、光源部の光ファイバー16から入射された光束の一部(例えば、50%。)を透過するとともに残部(例えば、50%。)を反射するハーフミラー30と、ハーフミラー30により反射された光束を平行にするコリメーターレンズ32と、後述するようにビームスプリッター36で合成された反射光をマルチポートCCDカメラ48に結像するための結像レンズ34と、後述するように入射された光束を2つの光路に分割するとともに2つの光路から入射された反射光を合成して重ね合わせるビームスプリッター36と、3次元形状の被検体38を載置するとともに図示しないモーターなどにより駆動されて図1において矢印で示す移動方向や紙面の垂直方向などの任意の方向に移動可能な移動ステージ40と、基準となる参照光を形成するための反射面を構成する参照面ミラー42と、開口部44aを備えていてビームスプリッター36で合成された反射光の光量を調節する光量絞り44と、光量絞り44を透過した反射光の偏光を制御し干渉縞を生じさせる偏光フィルター46と、偏光フィルター46を透過した反射光をCCDに結像させて検出することによりビームスプリッター36による反射光の合成による重ね合わせで生成された干渉縞を検出して撮像するマルチポートCCDカメラ48とを有するマイケルソン型干渉計として構成されている。
【0010】
以上の構成において、干渉計18においては、波長可変レーザー12から出射されたレーザー光は、光学系機器群14および光ファイバー16を介してハーフミラー30へ入射される。即ち、光源からハーフミラー30へ光束が入射されると、ハーフミラー30は、入射された光束の一部を透過し、その残部を反射する。
【0011】
ハーフミラー30によって反射された光束は、コリメーターレンズ32に入射されて平行にされた後に、ビームスプリッター36に入射される。
【0012】
ビームスプリッター36は、入射された平行光束の一部(例えば、50%。)を透過するとともにその残部(例えば、50%。)を反射して、入射された平行光束を2つの光路に分割する。そして、ビームスプリッター36を透過した一方の光路の平行光束は被検体38の表面で反射されて反射光となってビームスプリッター36へ戻り、ビームスプリッター36により反射された他方の光路の平行光束は参照面ミラー42の表面で反射されて反射光となってビームスプリッター36へ戻り、これら2つの光路の反射光がビームスプリッター36で合成されて重ね合わされる。
【0013】
上記のようにして、ビームスプリッター36において2つの光路の反射光が合成されて重ね合わせられることにより、これら2つの反射光の光路差により干渉縞が発生し、発生した干渉縞がマルチポートCCDカメラ20のCCDにより検出されて撮像される。即ち、ビームスプリッター36において重ね合わせられた光束は、ハーフミラー30を透過して、光量絞り44および偏光フィルター46を介してマルチポートCCDカメラ20に入射して、マルチポートCCDカメラ20を構成するCCDにより検出されて結像され、マルチポートCCDカメラ20により撮像される。
【0014】
マルチポートCCDカメラ20により撮像された干渉縞は、コンピュータ10により解析されて、被検体38の表面における2次元平面の凹凸状態、即ち、3次元形状の被検体38の表面形状が取得される。
【0015】
ところで、上記した従来の干渉計においては、一般に、検出器側から見た被写界深度を深くして焦点合わせを容易にするために、結像レンズ34などの結像側光学系の開口角を小さくして開口数を小さくする必要がある(図2参照)。
【0016】
従って、例えば、図3(a)に示すように、被検体38の表面が、ビームスプリッター36を透過した一方の光路の平行光束の光路に対して、基準面RF(平行光束は、基準面RFに対して垂直に入射する。)から傾斜した傾斜面である場合(図3(a)において傾斜面が破線である場合。)には、当該傾斜面からの反射光が結像レンズ34の開口角内、即ち、結像レンズ34の開口数によって決定される領域(図3(a)において斜線で示す領域)内に入らなくなり、干渉縞をマルチポートCCDカメラ20のCCDで検出して結像することができなくなるという問題点があった。
【0017】
即ち、被検体38の表面に照射される光束が平行光束であるため、被検体38の表面が傾斜面である場合には、当該傾斜面により反射される反射光をマルチポートCCDカメラ20で撮像することができず、干渉縞を検出不能になるという問題点があった。
【0018】
なお、散乱光を被検体38の表面に照射した際の反射光を用いて干渉縞を検出することも考えられるが、一般にその光量は非常に低く、検出が困難であるということが指摘されている。
【0019】
一方、散乱光強度を高めるために、被検体表面に散乱剤を塗布する方法も公知であるが、当該方法では、非接触測定の長所を生かすることができないものであった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記したような発明の背景ならびに従来の技術の有する問題点や従来の技術に対する要望に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被写界深度を深くとることができるとともに、被検体の表面が傾斜面である場合でも干渉縞をCCDなどの検出手段で検出することができるようにした干渉計および形状測定装置を提供しようとするものである。
【0021】
即ち、本発明は、被検体の表面が曲率を持つ面などのように基準面に対して傾斜した傾斜面であっても、干渉縞をCCDなどの検出手段で検出することができるようにした干渉計および形状測定装置を提供しようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による干渉計は、被検体の表面が基準面RFに対して傾いた傾斜面であっても、被検体の表面の傾斜面に照射される光束が、図3(b)に示すように当該傾斜面に対して様々角度から入射されるような場合には、傾斜面からの反射光の一部でも結像光学系の開口角内に入るようになり、CCDなどの検出手段で干渉縞を検出可能な傾斜面の傾斜角度の許容範囲が広くなるという着想に基づいてなされたものである。
【0023】
即ち、本願発明者は、被検体からの反射光が入射される結像側光学系の焦点深度たる被写界深度は、結像側光学系の開口数によって決定され、一方、CCDなどの検出手段で干渉縞を検出可能な被検体の表面における傾斜角度の許容範囲は、当該傾斜面に照射される光束の当該傾斜面に対する入射の角度によって決定されるという技術思想に基づいて、本発明をなしたものである。
【0024】
つまり、本発明は、結像側光学系の開口数を小さくしたままで深い被写界深度を確保しつつ、その一方で、被検体の表面に照射される光束が当該被検体に対して様々な入射角度から入射可能として、当該被検体の表面の傾斜角度の許容範囲を広くするようにしたものである。
【0025】
ここで、被検体の表面に照射される光束が、当該被検体に対して様々な入射角度から入射可能とするには、被検体の表面に照射される光束として平行光束を用いずに、集光した光束を被検体の表面に照射するようにすればよいものである。即ち、集光した光束を被検体の表面に照射した場合には、当該照射した光束の反射光の全てがCCDなどの検出手段で検出可能な領域に入らなくても、当該反射光の一部でもCCDなどの検出手段で検出可能な領域に入る可能性が極めて高くなる。
【0026】
ところで、被検体の表面に光束を集光すると、光束を集光された領域(集光点)以外、即ち、被検体の表面における光束が集光された領域たる集光点の周辺は暗くなってしまうので、これを防ぐためには、図4に示すように被検体の表面に光束を集光された領域を沢山形成すればよい。即ち、本発明においては、被検体の表面に照射される光束を集光することによって、例えば、結像レンズなどの結像光学系を介してCCDなどの検知手段まで到達する反射光が得られるようにするとともに、被検体の表面に照射する光束を集光することで視野が暗くなることを防ぐため、被検体の表面に沢山の集光点を形成するようにしたものである。
【0027】
ここで、本発明においては、被検体の表面に沢山の集光点を形成可能な集光光束を生成するために、複数の光束を出射する光源を用いており、例えば、光源の構成要素として、入射された光束を複数の光束に変換して出射する変換手段たるマイクロレンズアレイを配置するようにしている。
【0028】
ここで、マイクロレンズアレイとは、精密エッチングなどにより、例えば、λ/100級の精度(λ:入射される光の波長)で形成された複数の微小なレンズを、任意の個数だけ整列配置して一体化したものである。
【0029】
なお、マイクロレンズアレイの製造にあたっては、個々のレンズの形状や、個々のレンズを整列配置して一体化する際の全体の形状や配列の自由度が高いことが知られている。
【0030】
例えば、マイクロレンズアレイを構成する個々のレンズのレンズ径は、例えば、5μm〜1000μmとすることができ、レンズの高さは、例えば、0.1μm〜50μmとすることができ、レンズの配列精度は、例えば、±0.3μmとすることができ、レンズ形状は、例えば、球面や非球面や非軸対象など種々の形状に構成することができる。
【0031】
また、マイクロレンズアレイを形成する材料としては、光学ガラスや石英ガラスなどを適宜選択することができる。
【0032】
こうしたマイクロレンズアレイは、他の光デバイスと1対1に対応した微小光学素子として形成可能である。従って、本発明による干渉計においては、CCDの各画素(ピクセル)とマイクロレンズアレイを構成する各レンズとを、それぞれ1対1の関係で対応付けることができる。
【0033】
また、上記目的を達成するために、本発明による形状測定装置は、干渉縞を発生する際に上記した本発明による干渉計を用いるようにしたものである。
【0034】
ここで、本発明のうち請求項1に記載の発明は、光源から出射された光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る光束に分割し、上記2つの光路のうちの一方の光路を通る光束を参照面に照射して反射させるとともに、上記2つの光路のうちの他方の光路を通る光束を被検体の表面に照射して反射させ、上記参照面からの反射光と上記被検体の表面からの反射光とを上記ビームスプリッターにより重ね合わせ、上記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出する干渉計において、複数の光束を出射する光源と、上記光源から出射された複数の光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る複数の光束に分割し、上記2つの光路のうちの一方の光路を通る複数の光束を参照面に照射して反射させるとともに、上記2つの光路のうちの他方の光路を通る複数の光束を被検体の表面に集光して反射させる第1の光学系と、上記参照面からの反射光と上記被検体の表面からの反射光とを上記ビームスプリッターにより重ね合わせ、上記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出させる第2の光学系とを有し、上記光源と上記被検体の表面および上記参照面が共役であるようにしたものである。
【0035】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記光源は、入射された光束を複数の光束に変換して出射する変換手段を有するようにしたものである。
【0036】
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、本発明のうち請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の発明において、上記検出手段は、二次元アレイ検出器であり、上記被検体の表面に集光される光束数と上記二次元アレイ検出器の画素数とが略一致するようにしたものである。
【0037】
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、本発明のうち請求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記第1の光学系と上記第2の光学系とは、少なくとも上記被検体側においてテレセントリック光学系であるようにしたものである。
【0038】
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、光源から出射された光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る光束に分割し、上記2つの光路のうちの一方の光路を通る光束を参照面に照射して反射させるとともに、上記2つの光路のうちの他方の光路を通る光束を被検体の表面に照射して反射させ、上記参照面からの反射光と上記被検体の表面からの反射光とを上記ビームスプリッターにより重ね合わせ、上記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出する干渉計と、上記干渉計の上記検出手段によって検出された干渉縞を解析して、上記被検体の表面形状を取得する処理手段とを有する形状測定装置において、上記干渉計は、本発明のうち請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4のいずれか1項に記載の発明による干渉計により構成するようにしたものである。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による干渉計および形状測定装置の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。なお、本明細書における説明ならびに添付の図面において、それぞれ同一あるいは相当する構成や内容については、それぞれ同一の符号を用いて示すことにより、その構成ならびに作用に関する重複する説明は省略する。
【0040】
図5には、本発明の一実施例による干渉計を備えた本発明の一実施例による形状測定装置の基本構成を示す概念構成図が表されている。
【0041】
ここで、図5に示す本発明による形状測定装置と図1に示す従来の形状測定装置とを比較すると、両者は形状測定装置を構成する干渉計の光源ならびに本体部の光学系において異なっている。
【0042】
即ち、図5に示す本発明による形状測定装置における本発明による干渉計100は、波長可変レーザー12と、光学系機器群14と、光ファイバー16と、光ファイバー16により導光された光束を入射して平行光束にするコリメーターレンズ102と、コリメーターレンズ102から出射された平行光束が入射されるマイクロレンズアレイ(Micro Lens Array)104とを有して構成される光源部を備えている。このマイクロレンズアレイ104は、コリメーターレンズ102を介して入射された光束を複数の光束、即ち、マイクロレンズアレイ104を構成する個々のレンズの数に対応した数の光束に変換して出射する。
【0043】
また、本体部100aは、マイクロレンズアレイ104を構成する個々のレンズ104aによりそれぞれ集光されて出射される複数の光束が入射されるレンズ106a、106bなどから構成されるテレセントリック光学系106と、テレセントリック光学系106から出射された複数の光束を2つの光路に分割するとともに2つの光路から入射された被検体38および参照面ミラー42からの反射光を合成して重ね合わせるビームスプリッター36と、3次元形状の被検体38を載置するとともに図示しないモーターなどにより駆動されて図5において矢印で示す移動方向や紙面の垂直方向などの任意の方向に移動可能な移動ステージ40と、基準となる参照光を形成するための反射面を構成する参照面ミラー42と、ビームスプリッター36で合成された被検体38および参照面ミラー42からの反射光を検出手段たるマルチポートCCDカメラ48のCCDで検出して結像するための結像レンズ108と、結像レンズ108を介して反射光を結像させてビームスプリッター36による反射光の合成による重ね合わせで生成された干渉縞を撮像するマルチポートCCDカメラ48とを有するマイケルソン型干渉計として構成されている。
【0044】
なお、干渉計100において、光源部から出射された複数の光束が被検体38ならびに参照面ミラー42へ至る光路の第1の光学系を照明側光学系と称し、被検体38ならびに参照面ミラー42からの反射光がマルチポートCCDカメラ48へ至る光路の第2の光学系を結像側光学系と称する。
【0045】
そして、照明側光学系は、光源部から出射された複数の光束が被検体38の表面にそれぞれ集光されて、被検体38の表面に複数の集光点が形成されるように構成されている。
【0046】
以上の構成において、波長可変レーザー12から出射されたレーザー光は、光学系機器群14および光ファイバー16を介して、コリメーターレンズ102へ入射されて平行光束にされ、当該平行光束はマイクロレンズアレイ104に入射される。
【0047】
マイクロレンズアレイ104に入射された平行光束は、マイクロレンズアレイ104を構成する各レンズ104aにより集光されて、当該各レンズ104aの個数に応じた複数の集光点をもつ複数の光束としてテレセントリック光学系106に入射され、テレセントリック光学系106を介してビームスプリッター36に入射される。
【0048】
ビームスプリッター36は、入射された複数の光束のそれぞれについてその一部(例えば、50%。)を透過するとともにその残部(例えば、50%。)を反射して、入射された複数の光束のそれぞれを2つの光路に分割する。
【0049】
そして、ビームスプリッター36を透過した一方の光路の複数の光束は、照明側光学系により被検体38の表面に集光され、被検体38の表面により反射されて反射光となってビームスプリッター36へ戻る。一方、ビームスプリッター36により反射された他方の光路の複数の光束は、参照面ミラー42の表面で反射されて反射光となってビームスプリッター36へ戻る。このようにして、ビームスプリッター36へ戻ったこれらの2つの光路の反射光は、ビームスプリッター36で合成される。
【0050】
このとき、被検体38と参照面ミラー42上では、光ファイバー16の出射端の像(マイクロレンズアレイ104によって作成された複数の光源像)が形成されている。即ち、光ファイバー16の出射端とマイクロレンズアレイ104の結像点、被検体38、参照面ミラー42は互いに共役関係にある。
【0051】
上記のようにして、ビームスプリッター36において2つの光路の反射光が合成されて重ね合わせられることにより、これら2つの反射光の光路差により干渉縞が発生し、発生した干渉縞がマルチポートCCDカメラ48のCCDにより検出されて撮像される。
【0052】
マルチポートCCDカメラ48により撮像された干渉縞は、コンピュータ10により解析されて、被検体38の表面における2次元平面の凹凸状態、即ち、3次元形状の被検体38の表面形状が取得される。
【0053】
従って、図5に示す本発明による形状測定装置によれば、被検体38の表面に複数の集光点を形成するようにして、複数の集光された光束、即ち、マイクロレンズアレイ104を構成する各レンズ104aの個数に応じた本数の光束であって照明側光学系により集光された光束が、被検体38の表面に照射されることになる。このため、マルチポートCCDカメラ48で干渉縞を検出可能な被検体38における傾斜面の傾斜角度の許容範囲が広くなるとともに、マルチポートCCDカメラ48のCCDの検出領域を狭めることがない。
【0054】
なお、図5に示す本発明による形状測定装置においては、換言すれば、高精度のマイクロレンズアレイ104を使って、多数の光源としての点光源列を作ることになるものであって、これら点光源列が被検体38の表面上における測定点となるものであり、当該測定点の個数とマルチポートCCDカメラ48の画素の数とは対応するようにして設定されている。
【0055】
ところで、図5に示す本発明による形状測定装置の干渉計100は波長走査干渉計であるので、マイクロレンズアレイ104の色収差を補正することが好ましい。こうした色収差の補正の手法としては、例えば、マイクロレンズアレイ104の色収差とは逆の色収差を持つように、マイクロレンズアレイ104から出射された複数の光束が入射されるテレセントリック光学系106を構成して、マイクロレンズアレイ104の色収差を打ち消したり、あるいは、マイクロレンズアレイ104を光軸方向に移動可能に構成し、波長走査と合わせて当該波長走査に連動するようにマイクロレンズアレイ104を光軸方向に動かすことにより、マイクロレンズアレイ104の色収差を打ち消すようにしてもよい。
【0056】
次に、図6乃至図8を参照しながら、図5に示す本発明による干渉計100の具体的な装置構成の一例を示す干渉計200について説明する。なお、図6は干渉計200の全体装置構成を示し、図7は干渉計200の照明側光学系の概念構成を示し、図8は干渉計200の結像側光学系の概念構成を示し、図9は干渉計200の照明側光学系の詳細構成を示し、図10は干渉計200の結像側光学系の詳細構成を示している。
【0057】
この図6に示す干渉計200は、光ファイバー16からコリメーターレンズ102に入射された光束が、λ/4板202を介してマイクロレンズアレイ104へ入射されるように構成されている。
【0058】
また、被検体38を支持する移動ステージ40はヘリカルステージ204とXYZステージ206とゴニオステージ208とより構成されており、参照面ミラー42は参照面ミラーホルダー210により支持されている。
【0059】
一方、マルチポートCCDカメラ48は、XYZステージ212とθステージ214とより移動自在に支持されている。
【0060】
次に、図7を参照しながら、干渉計200の照明側光学系の概念構成を説明すると、干渉計200の照明側光学系は、フィールドレンズ220と、光量絞り222と、結像レンズ224とを有して構成されている。そして、フィールドレンズ220と結像レンズ224とによって、テレセントリック光学系106が構成されることになる。
【0061】
なお、適宜に光量絞り222の径を制御することによって、照明側開口数(照明側NA)を可変することが可能になる。
【0062】
ここで、照明側NAとは、照明側光学系により被検体38の表面に照射される集光光線束の開口数を意味する。
【0063】
本発明による干渉計で測定可能な基準面RFに対する傾斜角度をσとし(図3(b)参照)、結像側光学系の開口数を結像側NAとすると、本発明による干渉計で測定可能な基準面に対する傾斜角度σは、
σ=(sin−1(照明側NA)+sin−1(結像側NA))/2
ここで NA=n×sinθ (空気中ではn=1)
で与えられる。
【0064】
次に、図8を参照しながら、干渉計200の結像側光学系の概念構成を説明すると、干渉計200の結像側光学系は、被検体38の表面および参照面ミラー42の表面からの反射光を入射されるフィールドレンズ226と、光量絞り228と、結像レンズ230とを有して構成されている。そして、フィールドレンズ226と結像レンズ230とによって、被検体38側においてテレセントリック光学系が構成されることになる。
【0065】
なお、適宜に光量絞り228を制御することによって、結像側NAを可変することが可能になる。
【0066】
この結像側NAの調整によって、マルチポートCCDカメラにおいて検出する干渉縞の明るさと被写界深度を変化させることができる。
【0067】
また、図9には、干渉計200の照明側光学系の詳細な構成説明図が示されおり、テレセントリック光学系106を構成するフィールドレンズ220と結像レンズ224とは、系の色収差、単色収差を補正するためにそれぞれ複数のレンズを適宜に組み合わせて構成されている。
【0068】
なお、符号300は、ビームスプリッター36と被検体38の表面との間に配設された補償ガラスを表しているが、図10に示すようにビームスプリッター36と参照面ミラー42との間に光量調整のためのNDフィルター302を配設する場合には、こうしたガラス300をビームスプリッター36と被検体38の表面との間に配設して、互いの光路長を合わせることになる。
【0069】
また、図10には、干渉計200の結像側光学系の詳細な構成説明図が示されおり、ビームスプリッター36と参照面ミラー42との間にNDフィルター302が配設されるとともに、テレセントリック光学系を構成するフィールドレンズ226と結像レンズ230とは、それぞれ複数のレンズを適宜に組み合わせて構成されている。
【0070】
次に、図11には、本願発明者による実験に用いた従来の干渉計と図6に示す本発明による干渉計との光学スペックの比較が示されている。そして、それぞれ図11に示す光学スペックを備えた干渉計を用いて、アルミニウムにより形成した球面の表面形状を測定した測定結果が、図12(a)(b)に示されている。
【0071】
また、波長可変レーザー12の波長走査範囲は、730nm〜930nmとした。
【0072】
マイクロレンズアレイ104については、四角形状の底辺の一辺が14μmであるレンズを縦500個×横500個で250000個配設したものを用いた。また、マルチポートCCDカメラ48のCCDの画素数は、マイクロレンズアレイ104のレンズの数と一致するものとした。
【0073】
本発明による干渉計で測定可能な基準面に対する傾斜角度σは、図11に示す光学スペック比較より、照明側NAが0.151であり、結像側NAが0.067であるので
Figure 2005017127
となり、これより本発明による干渉計で測定可能な基準面に対する傾斜角度は6.26度となる。
【0074】
また、本発明による干渉計のサンプリングピッチ(=CCDの1ピクセル÷倍率)は、10μmであり、サンプリング定理に基づく面内分解能は20μmである。
【0075】
図12(a)は図6に示す本発明による干渉計を用いた測定結果であり、図12(b)は従来の干渉計を用いた測定結果である。両者を比較すれば明らかなように、図6に示す本発明による干渉計を用いた場合には、データの欠落が無く略半球体の表面形状を正確に測定可能であるが、従来の干渉計を用いた場合には、急な傾斜面ではデータの欠落が多くなって略半球体の表面形状を正確に測定することができない。
【0076】
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(6)に説明するように変形することができる。
【0077】
(1)上記した実施の形態においては、多数の光源を得る変換手段として複数のレンズを一体化したマイクロレンズアレイを用いたが、変換手段はこれに限られるものではないことは勿論であり、例えば、独立に構成された複数のレンズなどを用いたり、あるいはピンホールアレイを用いたり、さらにはファイバーバンドルなどを変換手段として用いるようにしてもよい。
【0078】
(2)上記した実施の形態においては、検出手段として二次元アレイ検出器であるCCDを用いたが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、CMOS、InGaAs検出器、InSb検出器、HgCdTe検出器(MCT)、2次元フォトマルチプライヤなどを用いるようにしてもよい。
【0079】
(3)上記した実施の形態においては、CCDの画素数とマイクロレンズアレイのレンズの数とを一致させるようにしてが、これに限られるものではないことは勿論であり、CCDの画素数とマイクロレンズアレイのレンズの数とが相違していてもよく、例えば、マイクロレンズアレイのレンズの数の方がCCDの画素数よりも少なくてもよい。
【0080】
(4)上記した実施の形態においては、詳細な説明は省略したが、ビームスプリッターとしては、偏光のものと無偏光のものとを適宜に選択して用いることができる。なお、図6に示した干渉計200においては、偏光による測定角度および精度依存を考慮して、光ファイバーから導入される光をλ/4板202を用いて円偏光にモジュレートし、ビームスプリッター36としては無偏光のものを用いた。
【0081】
(5)上記した実施の形態においては、照明側光学系と結像側光学系とをテレセントリック光学系として構成したが、これに限られるものではないことは勿論であり、いずれか一方のみテレセントリック光学系としてもよく、また、両方ともテレセントリック光学系としなくてもよい。なお、照明側光学系あるいは結像側光学系をテレセントリック光学系としない場合には、視野端での検出照度が低下するなどの性能劣化が生じるが、構成レンズ枚数を減らすことができるなどのメリットがある。
【0082】
さらに、被写体の基準面が回転軸対象面のように平面からずれている場合は、主光線と被検体の基準面の法線と平行にすることで、視野全体に対して均等に照度を保つことができる。
【0083】
(6)上記した実施の形態ならびに上記(1)乃至(5)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、被写界深度を深くとることができるとともに、被検体の表面が傾斜面である場合でも干渉縞をCCDなどの検出手段で検出することができるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】干渉計としてマイケルソン型干渉計を用いた公知の波長走査干渉計を備えた従来の形状測定装置の基本構成を示す概念構成説明図である。
【図2】焦点深度(被写界深度)と開口数との関係を示す説明図である。
【図3】(a)は被検体の表面が平行光線の光路に対して基準面RF(平行光線は、基準面RFに対して垂直に入射する。)から所定の傾斜角度以上傾斜した傾斜面である場合における、当該傾斜面により反射された反射光の光路の説明図であり、(b)は本発明による干渉計を説明するための説明図である。
【図4】本発明による干渉計を説明するための説明図である。
【図5】本発明の一実施例による干渉計を備えた本発明の一実施例による形状測定装置の基本構成を示す概念構成図である。
【図6】本発明による干渉計の具体的な装置構成の一例を示す全体装置構成説明図である。
【図7】本発明による干渉計の照明側光学系の概念構成を示す構成説明図である。
【図8】本発明による干渉計の結像側光学系の概念構成を示す構成説明図である。
【図9】本発明による干渉計の照明側光学系の詳細構成を示す構成説明図である。
【図10】本発明による干渉計の結像側光学系の詳細構成を示す構成説明図である。
【図11】本願発明者による実験に用いた従来の干渉計と本発明による干渉計との光学スペックの比較を示す図表である。
【図12】本願発明者の実験による実験結果を示し、(a)は本発明による干渉計を用いた測定結果を示すグラフであり、(b)は従来の干渉計を用いた測定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 コンピュータ
12 波長可変レーザー(Tunable Laser)
14 光学系機器群
14a、14b 全反射ミラー
16 光ファイバー
18、100、200 干渉計
18a、100a 本体部
20 信号生成器(Signal Generator)
30 ハーフミラー
32 コリメーターレンズ
34 結像レンズ
36 ビームスプリッター36
38 被検体
40 移動ステージ
42 参照面ミラー
44 光量絞り
44a 開口部
46 偏光フィルター
48 マルチポートCCDカメラ(Digital MCCD)
102 コリメーターレンズ
104 マイクロレンズアレイ(Micro Lens Array)
104a レンズ
106 テレセントリック光学系
106a、106b レンズ
108 結像レンズ
202 λ/4板
204 ヘリカルステージ
206、212 XYZステージ
208 ゴニオステージ
210 参照面ミラーホルダー
214 θステージ
220 フィールドレンズ
222 光量絞り
224 結像レンズ
226 フィールドレンズ
228 光量絞り
230 結像レンズ
300 ガラス
302 NDフィルター
RF 基準面

Claims (5)

  1. 光源から出射された光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る光束に分割し、前記2つの光路のうちの一方の光路を通る光束を参照面に照射して反射させるとともに、前記2つの光路のうちの他方の光路を通る光束を被検体の表面に照射して反射させ、前記参照面からの反射光と前記被検体の表面からの反射光とを前記ビームスプリッターにより重ね合わせ、前記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出する干渉計において、
    複数の光束を出射する光源と、
    前記光源から出射された複数の光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る複数の光束に分割し、前記2つの光路のうちの一方の光路を通る複数の光束を参照面に照射して反射させるとともに、前記2つの光路のうちの他方の光路を通る複数の光束を被検体の表面に集光して反射させる第1の光学系と、
    前記参照面からの反射光と前記被検体の表面からの反射光とを前記ビームスプリッターにより重ね合わせ、前記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出させる第2の光学系と
    を有し、
    前記光源と前記被検体の表面および前記参照面が共役である
    ことを特徴とする干渉計。
  2. 請求項1に記載の干渉計において、
    前記光源は、入射された光束を複数の光束に変換して出射する変換手段を有する
    ことを特徴とする干渉計。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の干渉計において、
    前記検出手段は、二次元アレイ検出器であり、
    前記被検体の表面に集光される光束数と前記二次元アレイ検出器の画素数とが略一致している
    ことを特徴とする干渉計。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3のいずれか1項に記載の干渉計において、
    前記第1の光学系と前記第2の光学系とは、少なくとも前記被検体側においてテレセントリック光学系である
    ことを特徴とする干渉計。
  5. 光源から出射された光束をビームスプリッターにより2つの光路を通る光束に分割し、前記2つの光路のうちの一方の光路を通る光束を参照面に照射して反射させるとともに、前記2つの光路のうちの他方の光路を通る光束を被検体の表面に照射して反射させ、前記参照面からの反射光と前記被検体の表面からの反射光とを前記ビームスプリッターにより重ね合わせ、前記2つの反射光の光路差に起因して生ずる干渉縞を生成して検出手段により検出する干渉計と、
    前記干渉計の前記検出手段によって検出された干渉縞を解析して、前記被検体の表面形状を取得する処理手段と
    を有する形状測定装置において、
    前記干渉計は、請求項1、請求項2、請求項3、または請求項4のいずれか1項に記載の干渉計である
    ことを特徴とする形状測定装置。
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