JP2005013604A - アクティブヘッドレスト - Google Patents
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Abstract
【課題】シンプルな機構のもとで可動部分を前方に移動させることが可能なアクティブヘッドレストを提供すること。
【解決手段】支持部分4と、可動部分5と、支持部分4と可動部分5とを連結する少なくとも1組のアーム8a、8bとを備えるアクティブヘッドレスト1において、アーム8a、8bが互いに交差すると共に回転可能に連結される構成としたこと。
【選択図】 図2
【解決手段】支持部分4と、可動部分5と、支持部分4と可動部分5とを連結する少なくとも1組のアーム8a、8bとを備えるアクティブヘッドレスト1において、アーム8a、8bが互いに交差すると共に回転可能に連結される構成としたこと。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、追突時にヘッドレストを前方に移動させ、頭部をサポートすることにより、乗員の頸部への負担を軽減するアクティブヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のアクティブヘッドレストとしては、後述の特許文献1に記載のものが公知となっている。このアクティブヘッドレストは、固定の支持部分とプレストレスを与えられた可動部分とを備えている。支持部分と可動部分とは、平行に配列された2本の上下レバーを介して互いに連結されている。また、可動部分にプレストレスを与えるためのばねが配設されている。
【0003】
衝突が検知されると、ばねによる可動部分へのプレストレスがトリガー装置によって解除され、それにともなって可動部分が支持部分に対して前方へと移動する。その結果、乗員の頭部とヘッドレストとの間隔を適切なものとすることができ、乗員の頭部ならびに頚部への損傷を軽減することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−142910号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のアクティブヘッドレストにおいては、可動部分のプレストレスが解除された際にばねの復元力を2本の上下レバーに伝達させるにあたって、ばねの復元力を下側レバーに伝達するためのばねレバーと、下側レバーに伝達されたばねの復元力を上側レバーへと伝達するための接続レバーとが機構上さらに必要になるため、複雑な構成となってしまう。
【0006】
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、シンプルな機構のもとで可動部分を前方に移動させることが可能なアクティブヘッドレストを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、支持部分と、可動部分と、支持部分と可動部分とを連結する少なくとも1組のアームとを備えるアクティブヘッドレストにおいて、アームが互いに交差すると共に回転可能に連結されたアクティブヘッドレストとしたことである。
【0008】
上記の構成により、支持部分と可動部分とを連結するリンク機構をシンプルに構成することができ、可動部分が前方に移動する際のリンク機構の作動もシンプルなものとすることができる。
【0009】
好ましくは、アームは、長孔を介して支持部分および可動部分と連結される構成とするとよい。
【0010】
好ましくは、アームは、付勢手段により、互いのなす角度が直角に近づく方向に付勢されている構成とするとよい。
【0011】
上記の課題を解決するために講じた第2の技術的手段は、支持部分と、可動部分と、支持部分と可動部分とを連結する少なくとも1対の第1アームおよび第2アームとを備えるアクティブヘッドレストにおいて、第1アームの両端部は、それぞれ支持部分の上方、可動部分の下方に枢支され、第2アームの両端部は、それぞれ支持部分の下方、可動部分の上方に枢支されたアクティブヘッドレストとしたことである。第2の技術的手段により、単純な構成によりアクティブヘッドレストを成立させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレスト1の正面図である。アクティブヘッドレスト1は、ヘッドレスト本体2とヘッドレストステー3とを備えている。ヘッドレストステー3は、ヘッドレスト本体2をシートバック(図示省略)に対して支持するための部材である。ヘッドレストステー3は周知の通りヘッドレスト本体2の下方に延在しており、その端部側がシートバック(図示省略)内に収容されることにより、ヘッドレスト本体2が支持されるようになっており、任意にその高さも調節できるようになっている。
【0014】
図2は、ヘッドレスト本体2の構成を示す図1においてII−II線に沿う断面図である。ヘッドレスト本体2は、支持部分4と可動部分5とを備えている。支持部分4はブラケット6を備えている。ブラケット6は金属板からなり、支持部分4内に延在するヘッドレストステー3に溶接固定されている。図3に示される様に、ブラケット6は、金属板の両端部が折り曲げられた形状であり、全体としてコの字型を呈しており、それぞれの曲げ部分6Wが2つの側面部を形成している。各々の側面部には取付け孔6a、6bが設けられており、特に取付け孔6bはブラケットの長手方向、即ちヘッドレスト本体2の上下方向に沿う長孔となっている。一方、図2に示される様に、可動部分5はブラケット7を備えている。ブラケット7は、ブラケット6と同様な金属板の曲げ部材であり、可動部分5のブラケット6と対向する位置に固定して設けられている。ブラケット7には2つの側面部7Wが形成されており、各々の側面部には、取付け孔7a、7bが設けられている。取付け孔7bは、取付け孔6bと同様にブラケットの長手方向、即ちヘッドレスト本体2の上下方向に沿う長孔となっている。
【0015】
図2に示されるように、ブラケット6とブラケット7は、2本のアーム8a、8bおよびピン9から構成されるXリンク8を介して互いに連結されている。Xリンク8においては、アーム8aと8bとが互いにクロスするようにピン9により連結され、かつピン9による連結部を中心に互いに枢軸回転が可能な構成となっている。
【0016】
図3に示される様に、Xリンク8はロッド10a、10bを介してブラケット6と連結される。ここで、Xリンク8は、ブラケット6の各側面部、即ち、ロッド10a、10bの両端部に設けられ、各々のXリンク8は前述のロッド10a、10bにより互いに連結されている。ロッド10a、10bがXリンク8の両アーム8a、8bの端部に設けられた取付け孔、及び対応するブラケット6の取付け孔6a、6bの両方に挿通される格好で、Xリンク8とブラケット6とが連結される。また、図2に示されるように、Xリンク8とブラケット7との連結についてもブラケット6の場合と同様に、ロッド11a、11bが、Xリンク8の両アーム8a、8bの端部に設けられた取付け孔、及び対応するブラケット7の取付け孔7a、7bの両方に挿通される格好でなされる。
【0017】
ロッド10aと11aとの間には、図3および図4に示される様に、コイルスプリング12が設けられている。コイルスプリング12は、コイル部と、その各々の終端から延びたフック部12fとで形成されている。ここで、前述のピン9の一方はその片側の端部が延長された形状となっており、この延長部分に前述のコイル部12cが挿通されることにより、コイル部が支持されている。また、両フック部12fはそれぞれロッド10a、11aとを内側からコイル部12cのバネ力に抗してフックするように設けられている。従って、コイルスプリング12はXリンク8を拡開する方向に付勢するように機能している。
【0018】
衝突等の作用がなく、アクティブヘッドレスト1が通常位置にある状態においては、図4(a)ならびに図5(a)に示される様に、Xリンク8、及び連結されたロッド10a、10b、11a、11bは、コイルスプリング12によるプレロードが与えられた状態で折りたたまれるとともに、可動部分5が前方に展開できないように、ロッド10a、11a間で、ロック部材13a、13bによりその状態が保持されている。ロック部材13aはその先端にフック部13fを備えており、このフック部13fがロッド10aに取付けられたロック部材13bに係止されている場合には、アクティブヘッドレスト1の通常位置(非展開位置)が保持された状態となる。なお、ロック部材13aと可動部材5との間にはスプリングSPが張設され、このスプリングSPはロック部材13aをロック部材13bに係合する方向に付勢するよう機能している。
【0019】
可動部分5をその通常位置から前方へと展開させるためには、前述のロック部材13a、13bによる保持を解除する必要があるが、この保持の解除は、ブラケット6に取付けられた解除装置14によってなされる。解除装置14としては、例えば、電気信号の入力時にそのプランジャを作動させるソレノイドバルブが適用可能であるが電気式に限らず機械式のメカニカルセンサを採用することも可能である。
【0020】
次に、アクティブヘッドレスト1の通常位置からその展開状態に至る一連の作動について、図面を参照して説明する。
【0021】
衝突が発生した際、その衝撃はセンサー等(図示省略)によって検知され、電気信号として解除装置14へと伝達される。電気信号の入力を受けると、解除装置14に連結されたプランジャ14aは、解除装置に対して上方へとストロークする。図5(a)および(b)に示される様に、アクティブヘッドレスト1が非展開状態においてロック部材13aはその一端がプランジャ14aと常に当接した状態となっているため、解除装置14の作動に伴いプランジャ14aが上方にストロークすることによって、ロック部材13aはその取付け部であるロッド11aを中心に、反時計方向へと回動する。その結果、図5(b)に示される様にロック部材13a、13b間での保持が解除される。
【0022】
この保持状態の解除にともなって、コイルスプリング12の復元力がロッド10a、11aに作用し、同時に、連結されたXリンク8のアーム8a、8bがピン9を中心として互いに開こうとする方向に回転する。その際、ロッド10b、11bは、ブラケット6および7に設けられた長孔である取付け孔6b、7bに沿って上方へとスライドする。そして、ロッド10b、11bが取付け孔6b、7bの上端部に達した時点で、Xリンク8の展開、すなわち可動部分5の前方への展開が終了することになる。
【0023】
前方へと展開された可動部分5は、衝突による慣性によって後方へと急激に振られる乗員の頭部を支えなければならない。アクティブヘッドレスト1が前方へと展開した状態下で、アクティブヘッドレスト1を非展開位置へと戻そうとする力が可動部分5に作用した場合でもその展開状態を保持するために、図6の如くストッパ部材15が設けられている。ストッパ部材15は長形状であり、ロッド10a上にて回動自在に取付けられている。ストッパ部材15はツメ状のフック部15aを備えており、その下端部分とブラケット6とはスプリング16を介して連結されている。スプリング16の復元力によって、ストッパ部材15は、取付け部であるロッド10aを中心として反時計方向に常に付勢された状態となっている。以下、ストッパ部材15の作動について説明する。
【0024】
アクティブヘッドレスト1が通常位置にある、図6(a)に示される状態のもとでロック部材13a、13b間での保持が解除された場合、ブラケット6の取付け孔6b内に挿通されたロッド10bは、可動部分5の展開にともなって、長孔である取付け孔6bに沿って上方へとスライドする。このときロッド10bは図6(b)の如く、スプリング16の復元力に抗してストッパ部材15に形成されたロック部15aを相対的に押しながら(このときストッパ部材15は時計方向に回動)上方へとスライドしていく。そしてロッド10bがロック部15aの形成された区間を越えると、ストッパ部材15はスプリング16の復元力によりその取付け部であるロッド10aを中心として反時計方向に引っ張られる。そして、図6(c)に示される様に、ストッパ部材15のフック部15aの作用により、ロッド10bは、長孔である取付け孔6b内でその動きが拘束された状態となる。この状態下では、通常位置へと戻そうとする力が、たとえ可動部分5に作用したとしても、ロッド10bが構造的にロックされた状態に保持される。すなわち、Xリンク8を折りたたむことができない状態となっているため、通常位置へと戻されることはない。したがって、可動部分5が前方へと展開した状態を保持することができ、乗員の頭部を確実に支えることができる。
【0025】
最後に、展開した状態にある可動部分5をその通常位置へと復帰させる手順について、以下説明する。
【0026】
可動部分5が前方へと展開した状態においては、前述の如く、取付け孔6b内でのロッド10bの動きがストッパ部材15によって拘束された状態となっている。ストッパ部材15は、スプリング16を介してブラケット6と連結されている。このとき、ストッパ部材15の例えば下端部分を、スプリング16の復元力に逆らって時計方向へと引っ張ると、ストッパ部材15のフック部15aと取付け孔6bとの間の重なりがなくなり、取付け孔6b内でのロッド10bの拘束が解除される。この時点では、ロッド10bの取付け孔6b内でのピン9の拘束、すなわち構造的な拘束が解除され、Xリンク8を展開させるためのコイルスプリング12による付勢力のみが作用した状態となっている。したがって、この状態のもとで、付勢力をこえる力を加えさえすれば、前方へと展開した可動部分5をその通常位置へと復帰させることができる。
【0027】
また、アクティブヘッドレスト1の非展開時にて解除装置14の作動に連動するプランジャ14aは解除装置14に当接した状態であるため、解除装置14の作動に連動してアクティブヘッドレスト1展開時の作動感度を実質的に高めるという効果がある。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、支持部分と可動部分とを連結するリンク機構をシンプルに構成することができ、可動部分が前方に移動する際のリンク機構の作動もシンプルなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレストの正面図である。
【図2】図1において、II−II線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレストの内部機構を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレストにおける、コイルスプリングの配設状態を示す断面図である。
【図5】図1において、V−V線に沿う断面図である。
【図6】図1において、VI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 アクティブヘッドレスト
4 支持部分
5 可動部分
6b 取付け孔(長孔)
7b 取付け孔(長孔)
8a アーム(第1アーム)
8b アーム(第2アーム)
12 コイルスプリング(付勢手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、追突時にヘッドレストを前方に移動させ、頭部をサポートすることにより、乗員の頸部への負担を軽減するアクティブヘッドレストに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のアクティブヘッドレストとしては、後述の特許文献1に記載のものが公知となっている。このアクティブヘッドレストは、固定の支持部分とプレストレスを与えられた可動部分とを備えている。支持部分と可動部分とは、平行に配列された2本の上下レバーを介して互いに連結されている。また、可動部分にプレストレスを与えるためのばねが配設されている。
【0003】
衝突が検知されると、ばねによる可動部分へのプレストレスがトリガー装置によって解除され、それにともなって可動部分が支持部分に対して前方へと移動する。その結果、乗員の頭部とヘッドレストとの間隔を適切なものとすることができ、乗員の頭部ならびに頚部への損傷を軽減することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−142910号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のアクティブヘッドレストにおいては、可動部分のプレストレスが解除された際にばねの復元力を2本の上下レバーに伝達させるにあたって、ばねの復元力を下側レバーに伝達するためのばねレバーと、下側レバーに伝達されたばねの復元力を上側レバーへと伝達するための接続レバーとが機構上さらに必要になるため、複雑な構成となってしまう。
【0006】
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、シンプルな機構のもとで可動部分を前方に移動させることが可能なアクティブヘッドレストを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、支持部分と、可動部分と、支持部分と可動部分とを連結する少なくとも1組のアームとを備えるアクティブヘッドレストにおいて、アームが互いに交差すると共に回転可能に連結されたアクティブヘッドレストとしたことである。
【0008】
上記の構成により、支持部分と可動部分とを連結するリンク機構をシンプルに構成することができ、可動部分が前方に移動する際のリンク機構の作動もシンプルなものとすることができる。
【0009】
好ましくは、アームは、長孔を介して支持部分および可動部分と連結される構成とするとよい。
【0010】
好ましくは、アームは、付勢手段により、互いのなす角度が直角に近づく方向に付勢されている構成とするとよい。
【0011】
上記の課題を解決するために講じた第2の技術的手段は、支持部分と、可動部分と、支持部分と可動部分とを連結する少なくとも1対の第1アームおよび第2アームとを備えるアクティブヘッドレストにおいて、第1アームの両端部は、それぞれ支持部分の上方、可動部分の下方に枢支され、第2アームの両端部は、それぞれ支持部分の下方、可動部分の上方に枢支されたアクティブヘッドレストとしたことである。第2の技術的手段により、単純な構成によりアクティブヘッドレストを成立させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレスト1の正面図である。アクティブヘッドレスト1は、ヘッドレスト本体2とヘッドレストステー3とを備えている。ヘッドレストステー3は、ヘッドレスト本体2をシートバック(図示省略)に対して支持するための部材である。ヘッドレストステー3は周知の通りヘッドレスト本体2の下方に延在しており、その端部側がシートバック(図示省略)内に収容されることにより、ヘッドレスト本体2が支持されるようになっており、任意にその高さも調節できるようになっている。
【0014】
図2は、ヘッドレスト本体2の構成を示す図1においてII−II線に沿う断面図である。ヘッドレスト本体2は、支持部分4と可動部分5とを備えている。支持部分4はブラケット6を備えている。ブラケット6は金属板からなり、支持部分4内に延在するヘッドレストステー3に溶接固定されている。図3に示される様に、ブラケット6は、金属板の両端部が折り曲げられた形状であり、全体としてコの字型を呈しており、それぞれの曲げ部分6Wが2つの側面部を形成している。各々の側面部には取付け孔6a、6bが設けられており、特に取付け孔6bはブラケットの長手方向、即ちヘッドレスト本体2の上下方向に沿う長孔となっている。一方、図2に示される様に、可動部分5はブラケット7を備えている。ブラケット7は、ブラケット6と同様な金属板の曲げ部材であり、可動部分5のブラケット6と対向する位置に固定して設けられている。ブラケット7には2つの側面部7Wが形成されており、各々の側面部には、取付け孔7a、7bが設けられている。取付け孔7bは、取付け孔6bと同様にブラケットの長手方向、即ちヘッドレスト本体2の上下方向に沿う長孔となっている。
【0015】
図2に示されるように、ブラケット6とブラケット7は、2本のアーム8a、8bおよびピン9から構成されるXリンク8を介して互いに連結されている。Xリンク8においては、アーム8aと8bとが互いにクロスするようにピン9により連結され、かつピン9による連結部を中心に互いに枢軸回転が可能な構成となっている。
【0016】
図3に示される様に、Xリンク8はロッド10a、10bを介してブラケット6と連結される。ここで、Xリンク8は、ブラケット6の各側面部、即ち、ロッド10a、10bの両端部に設けられ、各々のXリンク8は前述のロッド10a、10bにより互いに連結されている。ロッド10a、10bがXリンク8の両アーム8a、8bの端部に設けられた取付け孔、及び対応するブラケット6の取付け孔6a、6bの両方に挿通される格好で、Xリンク8とブラケット6とが連結される。また、図2に示されるように、Xリンク8とブラケット7との連結についてもブラケット6の場合と同様に、ロッド11a、11bが、Xリンク8の両アーム8a、8bの端部に設けられた取付け孔、及び対応するブラケット7の取付け孔7a、7bの両方に挿通される格好でなされる。
【0017】
ロッド10aと11aとの間には、図3および図4に示される様に、コイルスプリング12が設けられている。コイルスプリング12は、コイル部と、その各々の終端から延びたフック部12fとで形成されている。ここで、前述のピン9の一方はその片側の端部が延長された形状となっており、この延長部分に前述のコイル部12cが挿通されることにより、コイル部が支持されている。また、両フック部12fはそれぞれロッド10a、11aとを内側からコイル部12cのバネ力に抗してフックするように設けられている。従って、コイルスプリング12はXリンク8を拡開する方向に付勢するように機能している。
【0018】
衝突等の作用がなく、アクティブヘッドレスト1が通常位置にある状態においては、図4(a)ならびに図5(a)に示される様に、Xリンク8、及び連結されたロッド10a、10b、11a、11bは、コイルスプリング12によるプレロードが与えられた状態で折りたたまれるとともに、可動部分5が前方に展開できないように、ロッド10a、11a間で、ロック部材13a、13bによりその状態が保持されている。ロック部材13aはその先端にフック部13fを備えており、このフック部13fがロッド10aに取付けられたロック部材13bに係止されている場合には、アクティブヘッドレスト1の通常位置(非展開位置)が保持された状態となる。なお、ロック部材13aと可動部材5との間にはスプリングSPが張設され、このスプリングSPはロック部材13aをロック部材13bに係合する方向に付勢するよう機能している。
【0019】
可動部分5をその通常位置から前方へと展開させるためには、前述のロック部材13a、13bによる保持を解除する必要があるが、この保持の解除は、ブラケット6に取付けられた解除装置14によってなされる。解除装置14としては、例えば、電気信号の入力時にそのプランジャを作動させるソレノイドバルブが適用可能であるが電気式に限らず機械式のメカニカルセンサを採用することも可能である。
【0020】
次に、アクティブヘッドレスト1の通常位置からその展開状態に至る一連の作動について、図面を参照して説明する。
【0021】
衝突が発生した際、その衝撃はセンサー等(図示省略)によって検知され、電気信号として解除装置14へと伝達される。電気信号の入力を受けると、解除装置14に連結されたプランジャ14aは、解除装置に対して上方へとストロークする。図5(a)および(b)に示される様に、アクティブヘッドレスト1が非展開状態においてロック部材13aはその一端がプランジャ14aと常に当接した状態となっているため、解除装置14の作動に伴いプランジャ14aが上方にストロークすることによって、ロック部材13aはその取付け部であるロッド11aを中心に、反時計方向へと回動する。その結果、図5(b)に示される様にロック部材13a、13b間での保持が解除される。
【0022】
この保持状態の解除にともなって、コイルスプリング12の復元力がロッド10a、11aに作用し、同時に、連結されたXリンク8のアーム8a、8bがピン9を中心として互いに開こうとする方向に回転する。その際、ロッド10b、11bは、ブラケット6および7に設けられた長孔である取付け孔6b、7bに沿って上方へとスライドする。そして、ロッド10b、11bが取付け孔6b、7bの上端部に達した時点で、Xリンク8の展開、すなわち可動部分5の前方への展開が終了することになる。
【0023】
前方へと展開された可動部分5は、衝突による慣性によって後方へと急激に振られる乗員の頭部を支えなければならない。アクティブヘッドレスト1が前方へと展開した状態下で、アクティブヘッドレスト1を非展開位置へと戻そうとする力が可動部分5に作用した場合でもその展開状態を保持するために、図6の如くストッパ部材15が設けられている。ストッパ部材15は長形状であり、ロッド10a上にて回動自在に取付けられている。ストッパ部材15はツメ状のフック部15aを備えており、その下端部分とブラケット6とはスプリング16を介して連結されている。スプリング16の復元力によって、ストッパ部材15は、取付け部であるロッド10aを中心として反時計方向に常に付勢された状態となっている。以下、ストッパ部材15の作動について説明する。
【0024】
アクティブヘッドレスト1が通常位置にある、図6(a)に示される状態のもとでロック部材13a、13b間での保持が解除された場合、ブラケット6の取付け孔6b内に挿通されたロッド10bは、可動部分5の展開にともなって、長孔である取付け孔6bに沿って上方へとスライドする。このときロッド10bは図6(b)の如く、スプリング16の復元力に抗してストッパ部材15に形成されたロック部15aを相対的に押しながら(このときストッパ部材15は時計方向に回動)上方へとスライドしていく。そしてロッド10bがロック部15aの形成された区間を越えると、ストッパ部材15はスプリング16の復元力によりその取付け部であるロッド10aを中心として反時計方向に引っ張られる。そして、図6(c)に示される様に、ストッパ部材15のフック部15aの作用により、ロッド10bは、長孔である取付け孔6b内でその動きが拘束された状態となる。この状態下では、通常位置へと戻そうとする力が、たとえ可動部分5に作用したとしても、ロッド10bが構造的にロックされた状態に保持される。すなわち、Xリンク8を折りたたむことができない状態となっているため、通常位置へと戻されることはない。したがって、可動部分5が前方へと展開した状態を保持することができ、乗員の頭部を確実に支えることができる。
【0025】
最後に、展開した状態にある可動部分5をその通常位置へと復帰させる手順について、以下説明する。
【0026】
可動部分5が前方へと展開した状態においては、前述の如く、取付け孔6b内でのロッド10bの動きがストッパ部材15によって拘束された状態となっている。ストッパ部材15は、スプリング16を介してブラケット6と連結されている。このとき、ストッパ部材15の例えば下端部分を、スプリング16の復元力に逆らって時計方向へと引っ張ると、ストッパ部材15のフック部15aと取付け孔6bとの間の重なりがなくなり、取付け孔6b内でのロッド10bの拘束が解除される。この時点では、ロッド10bの取付け孔6b内でのピン9の拘束、すなわち構造的な拘束が解除され、Xリンク8を展開させるためのコイルスプリング12による付勢力のみが作用した状態となっている。したがって、この状態のもとで、付勢力をこえる力を加えさえすれば、前方へと展開した可動部分5をその通常位置へと復帰させることができる。
【0027】
また、アクティブヘッドレスト1の非展開時にて解除装置14の作動に連動するプランジャ14aは解除装置14に当接した状態であるため、解除装置14の作動に連動してアクティブヘッドレスト1展開時の作動感度を実質的に高めるという効果がある。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、支持部分と可動部分とを連結するリンク機構をシンプルに構成することができ、可動部分が前方に移動する際のリンク機構の作動もシンプルなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレストの正面図である。
【図2】図1において、II−II線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレストの内部機構を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態におけるアクティブヘッドレストにおける、コイルスプリングの配設状態を示す断面図である。
【図5】図1において、V−V線に沿う断面図である。
【図6】図1において、VI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 アクティブヘッドレスト
4 支持部分
5 可動部分
6b 取付け孔(長孔)
7b 取付け孔(長孔)
8a アーム(第1アーム)
8b アーム(第2アーム)
12 コイルスプリング(付勢手段)
Claims (4)
- 支持部分と、可動部分と、該支持部分と該可動部分とを連結する少なくとも1組のアームとを備えるアクティブヘッドレストにおいて、前記アームが互いに交差すると共に回転可能に連結されていることを特徴とするアクティブヘッドレスト。
- 前記アームは、長孔を介して前記支持部分および前記可動部分と連結されることを特徴とする請求項1に記載のアクティブヘッドレスト。
- 前記アームは、付勢手段により、互いのなす角度が直角に近づく方向に付勢されていることを特徴とする請求項2に記載のアクティブヘッドレスト。
- 支持部分と、可動部分と、該支持部分と該可動部分とを連結する少なくとも1対の第1アームおよび第2アームとを備えるアクティブヘッドレストにおいて、前記第1アームの両端部は、それぞれ前記支持部分の上方、前記可動部分の下方に枢支され、前記第2アームの両端部は、それぞれ前記支持部分の下方、前記可動部分の上方に枢支されることを特徴とするアクティブヘッドレスト。
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