JP2005095756A - 石除去方法と石除去機と石除去装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の石除去機は、入口樋と出口樋を有する外装樋に分離機体を回転自在に設け、分離機体内には隔壁をもってくみ取り式保水槽を設け、くみ取り式保水槽の回転方向側に石砂用ますを設けるなどして、石砂が混入している根菜類を流送水を介して供給することで分離しようとするものが提供されている。しかし、価格が高価である、据付面積を広くとり設置が難しいなどの問題がある。
【解決手段】 流水送溝内を流水によって移動する原料芋に対して、流水送溝の下面に設けたマンホールより水を吹き上げ、これにより原料芋と石、土砂、鉄片などの比重の重いものを分離するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 流水送溝内を流水によって移動する原料芋に対して、流水送溝の下面に設けたマンホールより水を吹き上げ、これにより原料芋と石、土砂、鉄片などの比重の重いものを分離するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、新規な構成を有する馬鈴薯、甘藷などの原料芋の洗浄時に好適な石除去方法と石除去機と石除去装置に関するものである。
すなわち、原料芋に混入されている石、土砂、鉄片などの比重の重いものを的確に除去しようとするものである。
すなわち、原料芋に混入されている石、土砂、鉄片などの比重の重いものを的確に除去しようとするものである。
従来の石除去機の状態は下記の通りである。
入口樋と出口樋を有する外装樋に分離機体を回転自在に設け、分離機体内には隔壁をもってくみ取り式保水槽を設け、くみ取り式保水槽の回転方向側に石砂用ますを設けるなどして、石砂が混入している根菜類を流送水を介して供給することで分離しようとするものが提供されている。
「特許文献1」参照
入口樋と出口樋を有する外装樋に分離機体を回転自在に設け、分離機体内には隔壁をもってくみ取り式保水槽を設け、くみ取り式保水槽の回転方向側に石砂用ますを設けるなどして、石砂が混入している根菜類を流送水を介して供給することで分離しようとするものが提供されている。
「特許文献1」参照
解決しようとする問題点は、下記の通りである。
1.価格が高価である。
2.据付面積を広くとり設置が難しい。
3.付属機械が必要である。
1.価格が高価である。
2.据付面積を広くとり設置が難しい。
3.付属機械が必要である。
請求項1記載の発明は、流水送溝内を流水によって移動する原料芋に対して、流水送溝の下面に設けたマンホールより水を吹き上げ、これにより原料芋と石、土砂、鉄片などの比重の重いものを分離し、原料芋をそのまま流水によって移動させ、石、土砂、鉄片などの比重の重いものをマンホールより落下させるよう構成されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、石除去機用ケース部1と、流水路部2と、吹き上げ水供給部3と、掻き取りチェーン部4から構成され、
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成され、上方ケース1Aは、壁をもって平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成されていると共に、底板1B2には、前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22が設けられ、
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bから構成され、この流水路部2には、流水送溝5が連結され、流水路本体2Aは、流水路体2A1で構成され、流水路体2A1は、断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられ、石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面方形の開口として構成され、
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成され、水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1における後方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に張設された縦板3A1で構成され、吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設され、
D.掻き取りチェーン部4は、石除去機用ケース部1内に配設されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dにより当該石除去機用ケース部内に散在する石等を上方に掻き揚げ落ち口より排出するよう構成されていることを特徴とするものである。
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成され、上方ケース1Aは、壁をもって平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成されていると共に、底板1B2には、前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22が設けられ、
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bから構成され、この流水路部2には、流水送溝5が連結され、流水路本体2Aは、流水路体2A1で構成され、流水路体2A1は、断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられ、石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面方形の開口として構成され、
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成され、水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1における後方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に張設された縦板3A1で構成され、吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設され、
D.掻き取りチェーン部4は、石除去機用ケース部1内に配設されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dにより当該石除去機用ケース部内に散在する石等を上方に掻き揚げ落ち口より排出するよう構成されていることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、石除去機用ケース部1と、流水路部2と、吹き上げ水供給部3と、掻き取りチェーン部4から構成され、
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成され、上方ケース1Aは、壁をもって平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成されていると共に、底板1B2には、前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22が設けられ、
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bと、マンホール開閉スライド板2Cと、石等飛散防止具2Dから構成され、流水路本体2Aは、流水路体2A1と、流路規制具2A2からなり、流水路体2A1は、断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられ、流路規制具2A2は、流水路体2A1の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱2A21の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱2A21の上面は断面三角状に構成され、石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面前後に長い方形の開口として構成され、マンホール開閉スライド板2Cは、流水路本体2Aの底板2A11上に板をスライド自在に配設して構成され、石等飛散防止具2Dは、流水路部2の下面に石等落下用マンホール2Bを挟んで垂下された左右の縦板2D1で構成され、
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成され、水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1における後方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に昇降自在に張設された縦板3A1で構成され、吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設され、
D.掻き取りチェーン部4は、石除去機用ケース部1内に配設されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dにより当該石除去機用ケース部内に散在する石等を上方に掻き揚げ落ち口より排出するよう構成されていることを特徴とするものである。
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成され、上方ケース1Aは、壁をもって平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成されていると共に、底板1B2には、前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22が設けられ、
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bと、マンホール開閉スライド板2Cと、石等飛散防止具2Dから構成され、流水路本体2Aは、流水路体2A1と、流路規制具2A2からなり、流水路体2A1は、断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられ、流路規制具2A2は、流水路体2A1の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱2A21の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱2A21の上面は断面三角状に構成され、石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面前後に長い方形の開口として構成され、マンホール開閉スライド板2Cは、流水路本体2Aの底板2A11上に板をスライド自在に配設して構成され、石等飛散防止具2Dは、流水路部2の下面に石等落下用マンホール2Bを挟んで垂下された左右の縦板2D1で構成され、
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成され、水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1における後方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に昇降自在に張設された縦板3A1で構成され、吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設され、
D.掻き取りチェーン部4は、石除去機用ケース部1内に配設されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dにより当該石除去機用ケース部内に散在する石等を上方に掻き揚げ落ち口より排出するよう構成されていることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、石除去機用ケース部1と、流水路部2と、吹き上げ水供給部3と、掻き取りチェーン部4から構成され、
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成され、上方ケース1Aは、前後の壁1A1、1A2と左右の壁1A3、1A4が平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成され、後方下壁1B1は、後の壁1A2の下辺に連結垂下された縦長の板で構成され、底板1B2は、後方下壁の下端に連設された後方水平底板1B21と、後方水平底板の先端に斜め前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22から構成され、前方傾斜底板の上端は、上方ケース1Aにおける左右の壁1A3、1A4の下辺に、当該上方ケースの前方に落ち口1B5を形成する状態で連結され、左右の側壁1B3、1B4は、側面略三角状の板で構成され、後方下壁1B1と底板1B2に張設され、下方ケース1Bには、底板1B2における後方水平底板1B21と前方傾斜底板1B22との接点を通る仮想垂直線Sを中心に前方下方ケースS1と後方下方ケースS2が形成され、
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bと、マンホール開閉スライド板2Cと、石等飛散防止具2Dから構成され、この流水路部2には、流水送溝5が連結され、流水路本体2Aは、流水路体2A1と、流路規制具2A2からなり、流水路体2A1は、左右方向の底板2A11と前後の側壁2A12により断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの前方下方ケースS1における後方位置をもって左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられ、流路規制具2A2は、流水路体2A1の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱2A21の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱2A21の上面は断面三角状に構成され、石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面前後に長い方形の開口として構成され、マンホール開閉スライド板2Cは、流水路本体2Aの底板2A11上に板をスライド自在に配設して構成され、石等飛散防止具2Dは、流水路部2の下面に石等落下用マンホール2Bを挟んで垂下された左右の縦板2D1で構成され、
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成され、水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1の下方ケース1Bにおける後方下方ケースS2の前方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に昇降自在に張設された縦板3A1で構成され、吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設され、
D.掻き取りチェーン部4は、上方ケース1A内における前端部分に配設された左右の駆動スプロケット4Aと、上方ケース1A内における後方に配設された左右の従動スプロケット4Bと、前方下方ケースS1内における下方に配設された左右の従動スプロケット4Cと、これらスプロケットに掛け回されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dから構成されていることを特徴とするものである。
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成され、上方ケース1Aは、前後の壁1A1、1A2と左右の壁1A3、1A4が平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成され、後方下壁1B1は、後の壁1A2の下辺に連結垂下された縦長の板で構成され、底板1B2は、後方下壁の下端に連設された後方水平底板1B21と、後方水平底板の先端に斜め前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22から構成され、前方傾斜底板の上端は、上方ケース1Aにおける左右の壁1A3、1A4の下辺に、当該上方ケースの前方に落ち口1B5を形成する状態で連結され、左右の側壁1B3、1B4は、側面略三角状の板で構成され、後方下壁1B1と底板1B2に張設され、下方ケース1Bには、底板1B2における後方水平底板1B21と前方傾斜底板1B22との接点を通る仮想垂直線Sを中心に前方下方ケースS1と後方下方ケースS2が形成され、
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bと、マンホール開閉スライド板2Cと、石等飛散防止具2Dから構成され、この流水路部2には、流水送溝5が連結され、流水路本体2Aは、流水路体2A1と、流路規制具2A2からなり、流水路体2A1は、左右方向の底板2A11と前後の側壁2A12により断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの前方下方ケースS1における後方位置をもって左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられ、流路規制具2A2は、流水路体2A1の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱2A21の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱2A21の上面は断面三角状に構成され、石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面前後に長い方形の開口として構成され、マンホール開閉スライド板2Cは、流水路本体2Aの底板2A11上に板をスライド自在に配設して構成され、石等飛散防止具2Dは、流水路部2の下面に石等落下用マンホール2Bを挟んで垂下された左右の縦板2D1で構成され、
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成され、水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1の下方ケース1Bにおける後方下方ケースS2の前方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に昇降自在に張設された縦板3A1で構成され、吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設され、
D.掻き取りチェーン部4は、上方ケース1A内における前端部分に配設された左右の駆動スプロケット4Aと、上方ケース1A内における後方に配設された左右の従動スプロケット4Bと、前方下方ケースS1内における下方に配設された左右の従動スプロケット4Cと、これらスプロケットに掛け回されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dから構成されていることを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、左方の給水パイプ5Aにより左方から右方に流水するよう構成された流水送溝5の途中に、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の発明における流水路部2の左右端が連通する状態で装着され、流水送溝5における請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の発明より左方部分には、左方から原料庫5B、定量送機5Cが配設され、流水送溝5の右端には搬送スクリュコンベア6が連結され、搬送スクリュコンベア6の先端には第1芋洗浄機7が連結され、第1芋洗浄機7には第2芋洗浄機8が連結されていることを特徴とするものである。
本発明の利点
1.機械構造が一体型で取扱が簡単である。
2.価格が安く、設備全体の価格を安くすることができる。
3.原料芋の処理量2〜20ton/hrで行うことが可能である。
4.基礎工事及び据付が簡単で取扱技術も簡単である。
1.機械構造が一体型で取扱が簡単である。
2.価格が安く、設備全体の価格を安くすることができる。
3.原料芋の処理量2〜20ton/hrで行うことが可能である。
4.基礎工事及び据付が簡単で取扱技術も簡単である。
第1発明は石除去方法である。
イは第1発明を具体的に実現する第2発明の石除去機である。
イ1は第2発明の石除去機イを用いた第3発明の石除去装置である。
イは第1発明を具体的に実現する第2発明の石除去機である。
イ1は第2発明の石除去機イを用いた第3発明の石除去装置である。
第1発明の石除去方法は、流水送溝内を流水によって移動する原料芋に対して、流水送溝の下面に設けたマンホールより水を吹き上げ、これにより原料芋と石、土砂、鉄片などの比重の重いものを分離し、原料芋をそのまま流水によって移動させ、石、土砂、鉄片などの比重の重いものをマンホールより落下させるよう構成されている。
第2発明の石除去機イについて説明する。
石除去機イは、石除去機用ケース部1と、流水路部2と、吹き上げ水供給部3と、掻き取りチェーン部4から構成されている。
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成されている。
a.上方ケース1Aは、前後の壁1A1、1A2と左右の壁1A3、1A4が平面前後方向に長い方形に連結されている。
b.下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成されている。
b1.後方下壁1B1は、後の壁1A2の下辺に連結垂下された縦長の板で構成され、 b2.底板1B2は、後方下壁の下端に連設された後方水平底板1B21と、後方水平底板の先端に斜め前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22から構成され、前方傾斜底板の上端は、上方ケース1Aにおける左右の壁1A3、1A4の下辺に、当該上方ケースの前方に落ち口1B5を形成する状態で連結されている。
b3.左右の側壁1B3、1B4は、側面略三角状の板で構成され、後方下壁1B1と底板1B2に張設されている。
b4.下方ケース1Bには、底板1B2における後方水平底板1B21と前方傾斜底板1B22との接点を通る仮想垂直線Sを中心に前方下方ケースS1と後方下方ケースS2が形成されている。
図中、1Cはドレン抜きである。
石除去機イは、石除去機用ケース部1と、流水路部2と、吹き上げ水供給部3と、掻き取りチェーン部4から構成されている。
A.石除去機用ケース部1は、上方ケース1Aと、上方ケース1Aの下辺に連設された下方ケース1Bから構成されている。
a.上方ケース1Aは、前後の壁1A1、1A2と左右の壁1A3、1A4が平面前後方向に長い方形に連結されている。
b.下方ケース1Bは、後方下壁1B1と、底板1B2と、左右の側壁1B3、1B4から構成されている。
b1.後方下壁1B1は、後の壁1A2の下辺に連結垂下された縦長の板で構成され、 b2.底板1B2は、後方下壁の下端に連設された後方水平底板1B21と、後方水平底板の先端に斜め前上方に向け連設された前方傾斜底板1B22から構成され、前方傾斜底板の上端は、上方ケース1Aにおける左右の壁1A3、1A4の下辺に、当該上方ケースの前方に落ち口1B5を形成する状態で連結されている。
b3.左右の側壁1B3、1B4は、側面略三角状の板で構成され、後方下壁1B1と底板1B2に張設されている。
b4.下方ケース1Bには、底板1B2における後方水平底板1B21と前方傾斜底板1B22との接点を通る仮想垂直線Sを中心に前方下方ケースS1と後方下方ケースS2が形成されている。
図中、1Cはドレン抜きである。
B.流水路部2は、流水路本体2Aと、石等落下用マンホール2Bと、マンホール開閉スライド板2Cと、石等飛散防止具2Dから構成されている。
この流水路部2には、後述の流水送溝5が連結される。
b1.流水路本体2Aは、流水路体2A1と、流路規制具2A2からなり、流水路体2A1は、左右方向の底板2A11と前後の側壁2A12により断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの前方下方ケースS1における後方位置をもって左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられている。
流路規制具2A2は、流水路体2A1の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱2A21の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱2A21の上面は断面三角状に構成されている。
b2.石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面前後に長い方形の開口として構成されている。
b3.マンホール開閉スライド板2Cは、流水路本体2Aの底板2A11上に板をスライド自在に配設して構成されている。
2C1はマンホール開閉スライド板の上面に突設されたつまみ、2C2はマンホール開閉スライド板の中央に左右方向に刻設された移動用溝、2C3は流水路本体2Aの底板2A11に突設された突起で、移動用溝に遊嵌されている。マンホール開閉スライド板2Cの移動は、つまみ2C1を支持して行う。
b4.石等飛散防止具2Dは、流水路部2の下面に石等落下用マンホール2Bを挟んで垂下された左右の縦板2D1で構成されている。
この流水路部2には、後述の流水送溝5が連結される。
b1.流水路本体2Aは、流水路体2A1と、流路規制具2A2からなり、流水路体2A1は、左右方向の底板2A11と前後の側壁2A12により断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース1Bの前方下方ケースS1における後方位置をもって左右の壁1A3、1A4を左右方向に貫通する状態で取付けられている。
流路規制具2A2は、流水路体2A1の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱2A21の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱2A21の上面は断面三角状に構成されている。
b2.石等落下用マンホール2Bは、流水路本体2Aの底板2A11に平面前後に長い方形の開口として構成されている。
b3.マンホール開閉スライド板2Cは、流水路本体2Aの底板2A11上に板をスライド自在に配設して構成されている。
2C1はマンホール開閉スライド板の上面に突設されたつまみ、2C2はマンホール開閉スライド板の中央に左右方向に刻設された移動用溝、2C3は流水路本体2Aの底板2A11に突設された突起で、移動用溝に遊嵌されている。マンホール開閉スライド板2Cの移動は、つまみ2C1を支持して行う。
b4.石等飛散防止具2Dは、流水路部2の下面に石等落下用マンホール2Bを挟んで垂下された左右の縦板2D1で構成されている。
C.吹き上げ水供給部3は、水門仕切り板部3Aと吹き上げ水用パイプ3Bから構成されている。
c1.水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1の下方ケース1Bにおける後方下方ケースS2の前方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に昇降自在に張設された縦板3A1で構成されている。
3A2は左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4の内側に添着された縦ガイドで、この縦ガイドにより縦板3A1は昇降することになる。
c2.吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設されている。
c1.水門仕切り板部3Aは、石除去機用ケース部1の下方ケース1Bにおける後方下方ケースS2の前方位置をもって、左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4間に昇降自在に張設された縦板3A1で構成されている。
3A2は左右の壁1A3、1A4及び左右の側壁1B3、1B4の内側に添着された縦ガイドで、この縦ガイドにより縦板3A1は昇降することになる。
c2.吹き上げ水用パイプ3Bは、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部1内に水門仕切り板部3Aより後方位置をもって上方から挿入配設されている。
D.掻き取りチェーン部4は、上方ケース1A内における前端部分に配設された左右の駆動スプロケット4Aと、上方ケース1A内における後方に配設された左右の従動スプロケット4Bと、前方下方ケースS1内における下方に配設された左右の従動スプロケット4Cと、これらスプロケットに掛け回されたスクレーパ4D1を有するチェーンコンベヤ4Dから構成されている。
このスクレーパ4D1は、下方ケース1Bの前方傾斜底板1B22上に散在する石等を上方に掻き揚げるよう構成されている。
このスクレーパ4D1は、下方ケース1Bの前方傾斜底板1B22上に散在する石等を上方に掻き揚げるよう構成されている。
第3発明の石除去装置イ1について説明する。
第2発明の石除去機イを用いたものである。
図14を参照する。
左方の給水パイプ5Aにより左方から右方に流水するよう構成された流水送溝5の途中に、石除去機イの流水路部2における左右端が連通する状態で装着されている。
流水送溝5における石除去機イより左方部分には、左方から原料芋が入っている原料庫5B、定量送機5Cが配設されている。
流水送溝5の右端には搬送スクリュコンベア6が連結され、搬送スクリュコンベア6の先端には第1芋洗浄機7が連結され、第1芋洗浄機7には第2芋洗浄機8が連結されている。図中、6Aは流送水排出穴口である。
第2発明の石除去機イを用いたものである。
図14を参照する。
左方の給水パイプ5Aにより左方から右方に流水するよう構成された流水送溝5の途中に、石除去機イの流水路部2における左右端が連通する状態で装着されている。
流水送溝5における石除去機イより左方部分には、左方から原料芋が入っている原料庫5B、定量送機5Cが配設されている。
流水送溝5の右端には搬送スクリュコンベア6が連結され、搬送スクリュコンベア6の先端には第1芋洗浄機7が連結され、第1芋洗浄機7には第2芋洗浄機8が連結されている。図中、6Aは流送水排出穴口である。
作用を説明する。
1.石除去装置を運転する。
2.吹き上げ水を入れる。
すなわち、吹き上げ水を吹き上げ水用パイプ3Bから水門仕切り板部3Aの下端方向に送る。
吹き上げ水は1〜2K圧位でポンプ圧送されている。
3.吹き上げ水が出る。
すなわち、吹き上げ水は石等落下用マンホール2Bから吹き上がる。
4.吹き上げ水が石等落下用マンホール2Bより吹き上がる。
原料芋Pは、浮び上がり、流送水と一緒に流れる。
石、土砂、鉄片などの比重の重いものIは、石等落下用マンホール2Bより下に落ちる。
5.流水送溝5より原料芋Pを流す。
原料芋は、流送水の上方向に浮び上がる。
比重の重いものは、流送水の下方向に流れる。
6.吹き上げ水の調整により原料芋Pは浮び上がる。
7.原料芋に混入されている石、土砂、鉄片などの比重の重いものは、石等落下用マンホール2Bより下に落ちる。
8.掻き取りチェーン部4により、石、土砂、鉄片などの比重の重いものを掻き上げ、落ち口1B5より排出する。
9.石除去機用ケース部1の底部に溜った異物は、1週間に1度位ドレン抜き1Cから掃き出す。
10.水門仕切り板部3Aで水位を調整することで、高い方の水位Wは石等落下用マンホール2Bより自然に自噴する。
すなわち、石除去機用ケース部1内の水位Wより、流水路部2内の水位W1が低いので自然に自噴することになる。
なお、このポンプ圧送時の圧の決定は、原料芋の3倍位の流送水を流し、流水路部内の水位W1が流送水の水位W2より5cm位上がるのを目安とする。
1.石除去装置を運転する。
2.吹き上げ水を入れる。
すなわち、吹き上げ水を吹き上げ水用パイプ3Bから水門仕切り板部3Aの下端方向に送る。
吹き上げ水は1〜2K圧位でポンプ圧送されている。
3.吹き上げ水が出る。
すなわち、吹き上げ水は石等落下用マンホール2Bから吹き上がる。
4.吹き上げ水が石等落下用マンホール2Bより吹き上がる。
原料芋Pは、浮び上がり、流送水と一緒に流れる。
石、土砂、鉄片などの比重の重いものIは、石等落下用マンホール2Bより下に落ちる。
5.流水送溝5より原料芋Pを流す。
原料芋は、流送水の上方向に浮び上がる。
比重の重いものは、流送水の下方向に流れる。
6.吹き上げ水の調整により原料芋Pは浮び上がる。
7.原料芋に混入されている石、土砂、鉄片などの比重の重いものは、石等落下用マンホール2Bより下に落ちる。
8.掻き取りチェーン部4により、石、土砂、鉄片などの比重の重いものを掻き上げ、落ち口1B5より排出する。
9.石除去機用ケース部1の底部に溜った異物は、1週間に1度位ドレン抜き1Cから掃き出す。
10.水門仕切り板部3Aで水位を調整することで、高い方の水位Wは石等落下用マンホール2Bより自然に自噴する。
すなわち、石除去機用ケース部1内の水位Wより、流水路部2内の水位W1が低いので自然に自噴することになる。
なお、このポンプ圧送時の圧の決定は、原料芋の3倍位の流送水を流し、流水路部内の水位W1が流送水の水位W2より5cm位上がるのを目安とする。
イ 第2発明の石除去機
1 石除去機用ケース部
2 流水路部
3 吹き上げ水供給部
4 掻き取りチェーン部
イ1 第3発明の石除去装置
1 石除去機用ケース部
2 流水路部
3 吹き上げ水供給部
4 掻き取りチェーン部
イ1 第3発明の石除去装置
Claims (5)
- 流水送溝内を流水によって移動する原料芋に対して、流水送溝の下面に設けたマンホールより水を吹き上げ、これにより原料芋と石、土砂、鉄片などの比重の重いものを分離し、原料芋をそのまま流水によって移動させ、石、土砂、鉄片などの比重の重いものをマンホールより落下させるよう構成されていることを特徴とする石除去方法。
- 石除去機用ケース部(1)と、流水路部(2)と、吹き上げ水供給部(3)と、掻き取りチェーン部(4)から構成され、
石除去機用ケース部(1)は、上方ケース(1A)と、上方ケース(1A)の下辺に連設された下方ケース(1B)から構成され、上方ケース(1A)は、壁をもって平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース(1B)は、後方下壁(1B1)と、底板(1B2)と、左右の側壁(1B3、1B4)から構成されていると共に、底板(1B2)には、前上方に向け連設された前方傾斜底板(1B22)が設けられ、
流水路部(2)は、流水路本体(2A)と、石等落下用マンホール(2B)から構成され、流水路本体(2A)は、流水路体(2A1)で構成され、流水路体(2A1)は、断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース(1B)の左右の壁(1A3、1A4)を左右方向に貫通する状態で取付けられ、石等落下用マンホール(2B)は、流水路本体(2A)の底板(2A11)に平面方形の開口として構成され、 吹き上げ水供給部(3)は、水門仕切り板部(3A)と吹き上げ水用パイプ(3B)から構成され、水門仕切り板部(3A)は、石除去機用ケース部(1)における後方位置をもって、左右の壁(1A3、1A4)及び左右の側壁(1B3、1B4)間に張設された縦板(3A1)で構成され、吹き上げ水用パイプ(3B)は、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部(1)内に水門仕切り板部(3A)より後方位置をもって上方から挿入配設され、
掻き取りチェーン部(4)は、石除去機用ケース部(1)内に配設されたスクレーパ(4D1)を有するチェーンコンベヤ(4D)により当該石除去機用ケース部内に散在する石等を上方に掻き揚げ落ち口より排出するよう構成されていることを特徴とする石除去機。 - 石除去機用ケース部(1)と、流水路部(2)と、吹き上げ水供給部(3)と、掻き取りチェーン部(4)から構成され、
石除去機用ケース部(1)は、上方ケース(1A)と、上方ケース(1A)の下辺に連設された下方ケース(1B)から構成され、上方ケース(1A)は、壁をもって平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース(1B)は、後方下壁(1B1)と、底板(1B2)と、左右の側壁(1B3、1B4)から構成されていると共に、底板(1B2)には、前上方に向け連設された前方傾斜底板(1B22)が設けられ、
流水路部(2)は、流水路本体(2A)と、石等落下用マンホール(2B)と、マンホール開閉スライド板(2C)と、石等飛散防止具(2D)から構成され、流水路本体(2A)は、流水路体(2A1)と、流路規制具(2A2)からなり、流水路体(2A1)は、断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース(1B)の左右の壁(1A3、1A4)を左右方向に貫通する状態で取付けられ、流路規制具(2A2)は、流水路体(2A1)の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱(2A21)の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱(2A21)の上面は断面三角状に構成され、石等落下用マンホール(2B)は、流水路本体(2A)の底板(2A11)に平面前後に長い方形の開口として構成され、マンホール開閉スライド板(2C)は、流水路本体(2A)の底板(2A11)上に板をスライド自在に配設して構成され、石等飛散防止具(2D)は、流水路部(2)の下面に石等落下用マンホール(2B)を挟んで垂下された左右の縦板(2D1)で構成され、
吹き上げ水供給部(3)は、水門仕切り板部(3A)と吹き上げ水用パイプ(3B)から構成され、水門仕切り板部(3A)は、石除去機用ケース部(1)における後方位置をもって、左右の壁(1A3、1A4)及び左右の側壁(1B3、1B4)間に昇降自在に張設された縦板(3A1)で構成され、吹き上げ水用パイプ(3B)は、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部(1)内に水門仕切り板部(3A)より後方位置をもって上方から挿入配設され、
掻き取りチェーン部(4)は、石除去機用ケース部(1)内に配設されたスクレーパ(4D1)を有するチェーンコンベヤ(4D)により当該石除去機用ケース部内に散在する石等を上方に掻き揚げ落ち口より排出するよう構成されていることを特徴とする石除去機。 - 石除去機用ケース部(1)と、流水路部(2)と、吹き上げ水供給部(3)と、掻き取りチェーン部(4)から構成され、
石除去機用ケース部(1)は、上方ケース(1A)と、上方ケース(1A)の下辺に連設された下方ケース(1B)から構成され、上方ケース(1A)は、前後の壁(1A1、1A2)と左右の壁(1A3、1A4)が平面前後方向に長い方形に連結され、下方ケース(1B)は、後方下壁(1B1)と、底板(1B2)と、左右の側壁(1B3、1B4)から構成され、後方下壁(1B1)は、後の壁(1A2)の下辺に連結垂下された縦長の板で構成され、底板(1B2)は、後方下壁の下端に連設された後方水平底板(1B21)と、後方水平底板の先端に斜め前上方に向け連設された前方傾斜底板(1B22)から構成され、前方傾斜底板の上端は、上方ケース(1A)における左右の壁(1A3、1A4)の下辺に、当該上方ケースの前方に落ち口(1B5)を形成する状態で連結され、左右の側壁(1B3、1B4)は、側面略三角状の板で構成され、後方下壁(1B1)と底板(1B2)に張設され、下方ケース(1B)には、底板(1B2)における後方水平底板(1B21)と前方傾斜底板(1B22)との接点を通る仮想垂直線(S)を中心に前方下方ケース(S1)と後方下方ケース(S2)が形成され、
流水路部(2)は、流水路本体(2A)と、石等落下用マンホール(2B)と、マンホール開閉スライド板(2C)と、石等飛散防止具(2D)から構成され、この流水路部(2)には、流水送溝(5)が連結され、流水路本体(2A)は、流水路体(2A1)と、流路規制具(2A2)からなり、流水路体(2A1)は、左右方向の底板(2A11)と前後の側壁(2A12)により断面上向きコ字状に構成されていると共に、当該流水路本体は、下方ケース(1B)の前方下方ケース(S1)における後方位置をもって左右の壁(1A3、1A4)を左右方向に貫通する状態で取付けられ、流路規制具(2A2)は、流水路体(2A1)の内周面の下端に左右方向をもって添着された横角柱(2A21)の左端部分を先細に構成すると共に、横角柱(2A21)の上面は断面三角状に構成され、石等落下用マンホール(2B)は、流水路本体(2A)の底板(2A11)に平面方形の開口として構成され、マンホール開閉スライド板(2C)は、流水路本体(2A)の底板(2A11)上に板をスライド自在に配設して構成され、石等飛散防止具(2D)は、流水路部(2)の下面に石等落下用マンホール(2B)を挟んで垂下された左右の縦板(2D1)で構成され、
吹き上げ水供給部(3)は、水門仕切り板部(3A)と吹き上げ水用パイプ(3B)から構成され、水門仕切り板部(3A)は、石除去機用ケース部(1)の下方ケース(1B)における後方下方ケース(S2)の前方位置をもって、左右の壁(1A3、1A4)及び左右の側壁(1B3、1B4)間に昇降自在に張設された縦板(3A1)で構成され、吹き上げ水用パイプ(3B)は、所定寸法のパイプで構成され、石除去機用ケース部(1)内に水門仕切り板部(3A)より後方位置をもって上方から挿入配設され、
掻き取りチェーン部(4)は、上方ケース(1A)内における前端部分に配設された左右の駆動スプロケット(4A)と、上方ケース(1A)内における後方に配設された左右の従動スプロケット(4B)と、前方下方ケース(S1)内における下方に配設された左右の従動スプロケット(4C)と、これらスプロケットに掛け回されたスクレーパ(4D1)を有するチェーンコンベヤ(4D)から構成されていることを特徴とする石除去機。 - 左方の給水パイプ(5A)により左方から右方に流水するよう構成された流水送溝(5)の途中に、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の石除去機における流水路部(2)の左右端が連通する状態で装着され、流水送溝(5)における石除去機より左方部分には、左方から原料庫(5B)、定量送機(5C)が配設され、流水送溝(5)の右端には搬送スクリュコンベア(6)が連結され、搬送スクリュコンベア(6)の先端には第1芋洗浄機(7)が連結され、第1芋洗浄機(7)には第2芋洗浄機(8)が連結されていることを特徴とする石除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332194A JP2005095756A (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 石除去方法と石除去機と石除去装置 |
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---|---|
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174368A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Jig Engineering Co Ltd | 網下気室型湿式比重選別機に用いられる被回収物質搬出装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06142546A (ja) * | 1992-09-19 | 1994-05-24 | Nippon Jiryoku Senko Kk | 軽重混合物の選別方法及びその装置 |
JP2000197874A (ja) * | 1999-01-07 | 2000-07-18 | Setsuichi Kasai | 金属回収方法 |
JP2001137789A (ja) * | 1999-11-16 | 2001-05-22 | Kureo:Kk | 異物除去装置 |
JP2003009833A (ja) * | 2001-06-27 | 2003-01-14 | Ke Corporation:Kk | 異物除去装置 |
-
2003
- 2003-09-24 JP JP2003332194A patent/JP2005095756A/ja active Pending
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