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JP2005087824A - 噴出装置、および噴出器 - Google Patents

噴出装置、および噴出器 Download PDF

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勝彦 鹿野谷
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Abstract

【課題】簡単な構造で噴射パターンの切替えを可能とするとともに、噴射パターンの切替えを外観上明確にする。
【解決手段】容器10の口部10aに噴出装置Pを取り付ける。噴出装置には、容器の口部に取り付けてその容器から吐出する化粧液を通過する排出路26eを有する支持部材26と、噴射パターンを異にする複数の噴射口30a・31aを設け、支持部材に取り付け、その支持部材に対する取り付け位置を任意に移動して複数の噴射口の1つを選択的に排出路26eに連通可能とする噴射部材27とを備える。そして、噴射部材を回動して支持部材に対する取り付け位置を任意に変更し、支持部材の排出路に噴射部材の複数の噴射口の1つを選択的に連通可能とし、例えば操作部材である支持部材を押し下げ操作することにより容器から吐出する化粧液を排出路を通過して、選択した噴射口に応じた噴射パターンで噴射口から外部に噴射する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、容器の口部に取り付け、押下釦やトリガーレバーなどの操作部材を操作したり容器をつぶしたりしたとき、容器の内容物を外部に噴射する噴出装置に関する。および、そのような噴出装置を容器の口部に取り付けた、化粧用等の噴出器に関する。
従来、噴出器の中には、押下釦に設けるノズル部材の頂部中心に噴射口を設け、その噴射口を中心として頂部内面に渦巻き溝を形成し、そのノズル部材内にセンタポストを挿入し、押下釦を被うキャップ部材を回動することによりそのセンタポストを移動して先端をノズル部材の頂部内面に近付けたり遠退けたりし得るようにしたものがある。
そして、ステムまわりにキャップ部材を回動し、そのキャップ部材の回動に連動して押下釦を回動することによりセンタポストを移動し、そのセンタポストの先端とノズル部材の頂部内面との間隙を広げたりなくしたりし、噴射口から噴射する噴射パターンを、例えば連続直線流としたり霧状噴出流としたりするものがある。
特開2001−163379号公報
ところが、このような噴出器では、押下釦、キャップ部材、肩カバーなどの構造が複雑となって部品点数が増加し、コスト高となる問題があった。また、外観上、噴射パターンの切替えが明確でない問題もあった。
そこで、この発明の目的は、簡単な構造で噴射パターンの切替えを可能とするとともに、噴射パターンの切替えを外観上明確にすることにある。
そのため、請求項1ないし3に記載の発明は、容器の口部に取り付けて容器の内容物を外部に噴射する噴出装置において、容器の口部に取り付けてその容器から吐出する内容物を通過する排出路を有する支持部材と、噴射パターンを異にする複数の噴射口を設け、支持部材に取り付け、その支持部材に対する取り付け位置を任意に移動して複数の噴射口の1つを選択的に排出路に連通可能とする噴射部材とを備える、ことを特徴とする。
例えば、支持部材が、操作部材である押下釦を兼ね、それに手を掛けて押し下げることにより容器の内容物を吐出して排出路へと導く。または、操作部材であるトリガーレバーに手を掛けて回動することにより容器の内容物を吐出して排出路へと導く。
そして、噴射部材を移動して支持部材に対する取り付け位置を任意に変更し、支持部材の排出路に噴射部材の複数の噴射口の1つを選択的に連通可能とし、例えば操作部材を操作することにより容器から吐出する内容物を排出路を通過して、選択した噴射口に応じた噴射パターンで噴射口から外部に噴射する。
請求項4に記載の発明は、ポンプ式噴出器にあって、押下釦やトリガーレバー等の操作部材を操作することによりピストンを往復動して容器の内容物を外部に噴射する、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を備える、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、エアゾール式噴出器にあって、押下釦やトリガーレバー等の操作部材を操作することにより出口弁を開き、容器の内容物を噴射剤の圧力で外部に噴射する、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を備える、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、押出し式噴出器にあって、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を備え、容器を押しつぶすことによりその容器の内容物を外部に噴射する、ことを特徴とする。
請求項1ないし3に記載の発明によれば、容器の口部に取り付けてその容器から吐出する内容物を通過する排出路を有する支持部材と、噴射パターンを異にする複数の噴射口を設け、支持部材に取り付け、その支持部材に対する取り付け位置を任意に移動して複数の噴射口の1つを選択的に排出路に連通可能とする噴射部材とを備えるのみであるから、簡単な構造で噴射パターンの切替えを可能とするとともに、噴射部材の移動位置などから、噴射パターンの切替えを外観上明確にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ポンプ式噴出器にあって、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を容器の口部に取り付けるので、簡単な構造で噴射パターンの切替えを可能とするとともに、噴射部材の移動位置などから、噴射パターンの切替えを外観上明確にすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、エアゾール式噴出器にあって、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を容器の口部に取り付けるので、簡単な構造で噴射パターンの切替えを可能とするとともに、噴射部材の移動位置などから、噴射パターンの切替えを外観上明確にすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、押出し式噴出器にあって、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を容器の口部に取り付けるので、簡単な構造で噴射パターンの切替えを可能とするとともに、噴射部材の移動位置などから、噴射パターンの切替えを外観上明確にすることができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態につき説明する。
図1には、この発明による往復ポンプ式の噴出器の縦断面を示す。
図中符号10は、容器である。容器10は、プラスチック材料でボトル形状につくり、その口部10a外周に雄ネジを設け、図示省略するが、この例では、内部に、内容物として化粧液を収納する。
その容器10の口部10aには、ポンプ式噴出装置Pを取り付ける。
ポンプ式噴出装置Pには、ネジキャップ11を設ける。ネジキャップ11は、内周に雌ネジを有するとともに、頂部11a中央に中心孔11bをあけてなる。そして、頂部11aをシリンダ12のフランジ12a上に乗せ、容器10の口部10aに被せてネジ付けてなる。
シリンダ12は、途中に三つの段部12b・12c・12dを設けて図中下方に向け同心で順次小径につくる。
そのシリンダ12の上部は、第1の段部12bの外周に前記フランジ12aを設けるとともに、第2の段部12cのすぐ上に径方向に貫通する空気吸込み孔12eをあけ、ネジキャップ11の中心孔11bを通して上端部12fを上向きに突出する。
他方、シリンダ12の下部は、第3の段部12d位置の内部に、吸込口12gと管取付口12hを続けて設ける。そして、その管取付口12h内にパイプ13の上端部を圧入し、そのパイプ13内と吸込口12gとを連通してなる。反対に、吸込口12gのすぐ上には、下方に向けて漸次小径となる弁座12iを続けて設ける。
このようなシリンダ12内には、ボール状の逆止弁19を入れて弁座12i上に乗せてから、コイルスプリング20を挿入して第3の段部12d上に乗せる。その後、開閉弁22を取り付けた、ピストンを兼ねるステム21を入れる。
ステム21は、管状で、内部に、2つの段部a・bを設けて図中下方に向け同心で順次小径となる噴出路21aを設け、その噴出路21aと連通して径方向に横孔21bを設け、その横孔21b位置の外周に円周溝を形成する。
一方、開閉弁22は、円筒形状で、中間部に内面から内向きに突出して環状凸部22aを設ける。そして、その環状凸部22aを前記円周溝内にはめ付け、開閉弁22の外周上下部をシリンダ12の内周面に摺動自在に押し当ててなる。
さて、ステム21内には、ポリエチレン・ポリプロピレン等の樹脂製で、ボール形状につくった昇降部材23を挿入し、噴出路21aの上段部a上に乗せて設ける。
ところで、シリンダ12の上端には、カラーリング25を設ける。そのカラーリング25は、外筒部25aと内筒部25bとを同心で一体に形成する。そして、シリンダ12内に内筒部25bを入れて下端を前記開閉弁22の上端に突き当て、ステム21を介してコイルスプリング20を少し圧縮するとともに、外筒部25aをシリンダ12の上端部12fに被せて掛け止めしてなる。
これにより、コイルスプリング20の付勢力でステム21を押し上げ、その円周溝の下段部を前記開閉弁22の環状凸部22aの下面に押し当てて、噴出路21aとシリンダ室28間との連通を遮断する。ステム21は、カラーリング25の内筒部25b内を通して上向きに突出する。そのステム21の上端には、操作部材である押下釦を兼ねる支持部材26を取り付ける。
支持部材26は、釦状の本体部26aの外周に噴出管26bを嘴状に設けるとともに、本体部26aの内部中央に筒部26cを下向きに設け、その筒部26cと噴出管26b間を横長筒部26dでつなぎ、筒部26cの下端部から噴出管26b先端へ至る排出路26eを内部に形成する。噴出管26bの先端には、排出路26eから外周に向けて上向きに切り欠いて連通路26fを形成している。そして、筒部26c内にステム21の上端部を圧入し、排出路26eと噴出路21aとを連通して、容器10から吐出する化粧液を噴出路21aから排出路26eを通過し、連通路26fから、噴出管26bの先端に取り付ける噴射部材27に入れる。
図2(A)には、その噴出器に備える、噴射部材を取り付けた支持部材の縦断面を拡大して示す。(B)には、その噴射部材を噴射方向から見て示す。
この図2(A)および(B)から判る通り、噴射部材27は、断面小判形状をなし、一端面中央に嵌合孔27aを設け、他端面対称位置ににノズル部材取付孔27b・27cを有し、嵌合孔27aと一方のノズル部材取付孔27bとは通路27dで連通し、嵌合孔27aと他方のノズル部材取付孔27cとは通路27eで連通する。
そして、一方のノズル部材取付孔27bにノズル部材30を、他方のノズル部材取付孔27cに別のノズル部材31を圧入する。ノズル部材30・31の頂部中心には、それぞれ噴射口30a・31aをあける。ノズル部材30の頂部内面30bには、渦巻き溝を形成する。頂部外面には、径方向に、化粧液の噴射方向規制突部30cを形成する。
他方、嵌合孔27aには支持部材26の噴出管26b先端部を圧入して支持部材26に噴射部材27を取り付け、噴射部材27を回動して支持部材26に対する取り付け位置を任意に変更し、排出路26eと通路27dまたは通路27eを、連通路26fを介して連通して噴射口30a・31aの1つを選択的に排出路26eに連通可能とする。
ここで、噴射部材27は、支持部材26から簡単に抜け落ちたりしないように、支持部材26との間には例えば一方に凹部を、他方にその凹部にはまり込む凸部を形成するとよく、加えて容易に回動し得るように、凹部は環状に形成するとよい。
また、連通路26fを介して排出路26eと通路27dまたは通路27eと連通したことを容易に認識でき、かつ支持部材26に対する噴射部材27の取り付け位置が不安定とならないように、噴射部材27を回動して排出路26eと通路27dまたは通路27eと連通したとき、クリック感を感ずるようにするとよい。外観上から認識できるように、噴射部材27の形状を工夫したり、目印を設けたりしてもよい。
いま、この噴出器を使用する場合、噴射部材27を摘んで支持部材26に対して回動し、化粧液を霧状にして噴射するときは、一方のノズル部材30を上にして連通路26fを介して排出路26eと通路27dとを連通する。そして、噴射口30aを目的部位に向けて支持部材27の本体部26aに手を掛けてコイルスプリング20に抗して図1中矢印A方向に押し下げることにより、ステム21をシリンダ12内に押し込む。すると、シリンダ12内面との摩擦抵抗により開閉弁22はそのままの位置でステム21が動き、開閉弁22の環状凸部22aの上面に円周溝の上段部を接触する。
そして、ステム21の押し込みとともに、開閉弁22を変形して横孔21bを開き、シリンダ室28と噴出路21aとを連通する一方、シリンダ室28内の圧を高め、シリンダ室28内の化粧液を横孔21bを通して噴出路21aに送り出し、化粧液の流れを受けて重力に抗して昇降部材23を上昇しながら、化粧液を昇降部材23のまわりを通して排出路26eに入れ、その排出路26eを通過して連通路26fから通路27dに入れ、噴射口30aから化粧液を霧状に外部へと噴出する。
噴射パターンを変えて他方のノズル部材31から化粧液を連続直線状に噴射するときは、噴射部材27を摘んで支持部材26に対して180度回動し、他方のノズル部材31を上にして連通路26fを介して排出路26eと通路27eとを連通する。そして、噴射口31aを目的部位に向けて支持部材27の本体部26aを押し下げ、ステム21をシリンダ12内に押し込んで開閉弁22を変形して横孔21bを開き、シリンダ室28内の化粧液を排出路26eに入れ、その排出路26eを通過して連通路26fから通路27eに入れ、噴射口31aから化粧液を連続直線状に外部へと噴出する。
そして、図3に示す押し下げ最終段階となったとき、支持部材26から手を離して押し込みを解除すると、コイルスプリング20でステム21を図中矢印B方向へ押し上げる。そして、シリンダ12内面との摩擦抵抗により開閉弁22がそのままの位置でステム21が動き、環状凸部22aの内面で横孔21bを塞いで噴出路21aとシリンダ室28間の連通を遮断する。そして、開閉弁22の環状凸部22aの下面に円周溝の下段部を接触する。
それから、ステム21と一緒に開閉弁22をスライドし、図1の状態に復帰するとき、シリンダ室28内を負圧化して逆止弁19を開き、容器10内の化粧液を吸込口12gからシリンダ室28内に吸い上げる。また、噴出を止めたとき、噴出路21a内における化粧液の流れを止め、樹脂製の昇降部材23を重力で下降して段部a上まで戻す。
これにより、噴射口30a・31a近くに残留する化粧液を吸い込み、噴射口30a・31aから液垂れを生じたり、残留化粧液が時間の経過とともに乾燥固化して噴射口30a・31aを狭め、次の使用時に化粧液を予期せぬ方向に噴出して、例えば使用者の衣服を汚すなどのトラブルの発生を防止したりすることができる。
なお、上述した例では、噴射部材27に噴射パターンを異にする2つの噴射口30a・31aを設けたが、もちろん噴射口は2つに限らず3つ以上であってもよく、噴射パターンも霧状や連続直線状に限らず、泡状などであってもよい。
ところで、上述した例では、支持部材26が、操作部材である押下釦を兼ね、それに手を掛けて押し下げることにより容器10の化粧液を吐出して排出路26eへと導く場合について説明した。しかし、図4に示すように、操作部材であるトリガーレバー33に手を掛けて押し下げることにより容器10の内容物を吐出して排出路へと導くトリガー式噴出装置にも同様に適用することができる。
すなわち、容器10から吐出する内容物を通過する排出路を有する支持部材26と、噴射パターンを異にする複数の噴射口を設け、支持部材26に取り付け、回動してその支持部材26に対する取り付け位置を任意に移動して複数の噴射口の1つを選択的に排出路に連通可能とする噴射部材27とを備える。
そして、噴射部材27を回動して支持部材26に対する取り付け位置を任意に変更し、支持部材26の排出路に噴射部材27の複数の噴射口の1つを選択的に連通し、トリガーレバー33を操作することにより容器10から吐出する内容物を排出路を通過して、選択した噴射口に応じた噴射パターンで外部に噴射する。
また、上述した例では、操作部材である押下釦を兼ねる支持部材26を押し下げ操作することにより、ピストンを兼ねるステム21を往復動して容器10の化粧液を外部に噴射するポンプ式噴出装置Pを備えるポンプ式噴出器に適用した場合について説明した。しかし、押下釦やトリガーレバー等の操作部材を操作することにより出口弁を開き、容器の内容物を噴射材の圧力で外部に噴射する噴出装置を備えるエアゾール式噴出器にも同様に適用することができる。
すなわち、図5に示すように、容器10から吐出する内容物を通過する排出路を有する支持部材26と、噴射パターンを異にする複数の噴射口を設け、支持部材26に取り付け、その支持部材26に対する取り付け位置を任意に移動して複数の噴射口の1つを選択的に排出路に連通可能とする噴射部材27とを備える。
そして、噴射部材27を移動して支持部材26に対する取り付け位置を任意に変更し、支持部材26の排出路に噴射部材27の複数の噴射口の1つを選択的に連通可能とし、操作部材である押下釦を兼ねる支持部材26を押し下げ操作することにより、エアゾール式噴出器用噴出装置Rのステム40を押し込んでステムラバー(出口弁)41を変形してステム40の連通孔40aを開き、容器10の内容物を、その内容物とともに容器10内に収納する噴射剤の圧力により連通孔40aからステム41の吐出路40bに入れ、容器10から吐出する内容物を排出路を通過して、選択した噴射口に応じた噴射パターンで噴射口から外部に噴射する。
また、容器の口部に押出し式噴出器用噴出装置を取り付け、容器を押しつぶすことにより容器の内容物を外部に噴射する押出し式噴出器にも、同様に適用することができる。
そして、噴射部材を移動して支持部材に対する取り付け位置を任意に変更し、支持部材の排出路に噴射部材の複数の噴射口の1つを選択的に連通可能とし、容器を押しつぶすことにより容器から吐出する内容物を排出路を通過して、選択した噴射口に応じた噴射パターンで外部に噴射する。
この発明に係るポンプ式噴出器の部分省略縦断面図である。 (A)はその噴出器に備える、噴射部材を取り付けた支持部材の拡大縦断面図、(B)はその噴射部材を噴射方向から見た正面図である。 その噴出器において、操作部材である支持部材を押し下げた状態の部分省略縦断面図である。 この発明に係るトリガー式噴出装置の斜視図である。 この発明に係るエアゾール式噴出器の部分省略縦断面図である。
符号の説明
10 容器
10a 口部
21 ステム(ピストン)
26 支持部材(操作部材)
26e 排出路
27 噴射部材
30a 噴射口
31a 噴射口
33 トリガーレバー
40 ステム
41 ステムラバー(出口弁)
P 噴出装置
R 噴出装置

Claims (6)

  1. 容器の口部に取り付けて前記容器の内容物を外部に噴射する噴出装置において、
    前記容器の口部に取り付けてその容器から吐出する内容物を通過する排出路を有する支持部材と、噴射パターンを異にする複数の噴射口を設け、前記支持部材に取り付け、その支持部材に対する取り付け位置を任意に移動して前記複数の噴射口の1つを選択的に前記排出路に連通可能とする噴射部材とを備えることを特徴とする、噴出装置。
  2. 前記支持部材が、操作部材である押下釦を兼ね、それに手を掛けて押し下げることにより前記容器の内容物を吐出して前記排出路へと導くことを特徴とする、請求項1に記載の噴出装置。
  3. 操作部材であるトリガーレバーに手を掛けて回動することにより前記容器の内容物を吐出して前記排出路へと導くことを特徴とする、請求項1に記載の噴出装置。
  4. 操作部材を操作することによりピストンを往復動して前記容器の内容物を外部に噴射する、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を備えることを特徴とする、ポンプ式噴出器。
  5. 操作部材を操作することにより出口弁を開き、前記容器の内容物を噴射剤の圧力で外部に噴射する、請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を備えることを特徴とする、エアゾール式噴出器。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1に記載の噴出装置を備え、前記容器を押しつぶすことによりその容器の内容物を外部に噴射することを特徴とする、押出し式噴出器。
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