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JP2005070717A - 像形成物質除去装置 - Google Patents

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Publication number
JP2005070717A
JP2005070717A JP2003345021A JP2003345021A JP2005070717A JP 2005070717 A JP2005070717 A JP 2005070717A JP 2003345021 A JP2003345021 A JP 2003345021A JP 2003345021 A JP2003345021 A JP 2003345021A JP 2005070717 A JP2005070717 A JP 2005070717A
Authority
JP
Japan
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peeling
paper
toner
belt
peeling belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003345021A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Maruyama
雄一 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Unitechno Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Unitechno Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Unitechno Co Ltd filed Critical Ricoh Unitechno Co Ltd
Priority to JP2003345021A priority Critical patent/JP2005070717A/ja
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Abstract

【課題】加熱支持部(以後、剥離ブロック)と加圧ローラを、平面部もしくは加圧ローラと同一半径の面と圧接する装置では、像保持体(以後、用紙)と剥離部材(以後、剥離ベルト)を加熱、圧接して用紙上の像形成物質(以後、トナー)を剥離ベルトに転移付着させている。しかしながら、用紙とトナーとの付着力が強い場合、トナーが用紙と剥離部ベルトの間でちぎれて一部が用紙側に残ってしまう欠点が有った。
【解決手段】剥離ブロックの稜線が加熱ローラに捲着された弾性体に適度な深さで沈み込むように配置し、剥離ブロックと加圧ローラに挟まれた剥離ベルトが前記加熱ローラに捲着された弾性体のニップ部で進行方向が変わるように構成する。
また、加圧ローラの弾性体と剥離ブロックの稜線で形成されるニップの剥離ベルト移動方向下流側に突起を設け、ニップ部通過後の剥離ベルトの進行方向を変え、剥離ブロックに接触しないで搬送されるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置によってトナーなどの熱可塑性または熱溶融性の像形成物質を安定に付着させた用紙などの像保持体の再生装置に関するものである。
従来の像形成物質除去装置の剥離部加熱機構は、特許文献特開平7−287489のように加熱支持部材と加圧ローラを平面部もしくはローラと同一半径の面と圧接させ、用紙搬送方向における圧接部より下流側に約90°の屈曲部を形成し、屈曲部に沿わせ摺動する剥離部材への加熱を維持させていた。
特開平7−287489(図1参照)
加熱支持部(以後、剥離ブロック)と加圧ローラを、平面部もしくは加圧ローラと同一半径の面と圧接する装置では、像保持体(以後、用紙)と剥離部材(以後、剥離ベルト)を加熱、圧接して用紙上の像形成物質(以後、トナー)を剥離ベルトに付着転移させている。しかしながら、用紙とトナーとの付着力が強い場合、トナーが用紙と剥離ベルトの間でちぎれて一部が用紙側に残ってしまう欠点が有った。
また、剥離ベルト側に転移したトナーの除去が完了するまで、剥離ベルトへの加熱を維持する装置では、用紙に塗布したトナーの付着力を弱める液(以後不安定化液)が蒸発して用紙とトナーとの付着力が復帰してしまうことと、トナーが溶融状態のままになり剥離ベルトに対し充分な付着状態が得られないことが重複し、トナーが用紙側に残ってしまう欠点が有った。
請求項1の発明は、剥離ブロックの稜線が加熱ローラに捲着された弾性体に適度な深さで沈み込むように配置し、剥離ブロックと加圧ローラに挟まれた剥離ベルトが前記加熱ローラに捲着された弾性体のニップ部で進行方向が変わるように構成する。
請求項2の発明は、加圧ローラの弾性体と剥離ブロックの稜線で形成されるニップの剥離ベルト移動方向下流側に突起を設け、ニップ部通過後の剥離ベルトの進行方向を変え、剥離ブロックに接触しないで搬送されるように構成する。
請求項1の発明は、不安定化液が蒸発する前の付着力が低下している状態の時に、用紙とトナーの界面にせん断力が発生するので、トナーが用紙から剥離ベルト側に転移しやすくなり、トナー除去不良の発生が防止できる。
請求項2の発明は、ニップ通過後の突起形状により剥離ベルトが剥離ブロックから浮かされるので、剥離ベルトの温度が下がり、剥離ベルトに付着したトナーも冷却硬化して、トナーの破断が起こりにくくなる結果、トナー除去不良が発生しにくくなる。
また、ニップ通過後の剥離ベルトの曲げ角度が鈍角になり、用紙が急角度で搬送されて発生していた先端の小半径カールの発生を防止することができる。また、用紙進行方向に対しては剥離ベルトの進行方向を急角度で変えているので用紙と剥離ベルトを確実に分離出来、用紙ジャムの発生を防止できる。
図1は本発明を実施した像形成物質除去装置の剥離部の概略図である。この剥離部の構成は、剥離ブロック3とこれに巻きつけた剥離ベルト2と、剥離ブロック2の稜線3aの部分に剥離ベルトの上から加圧ローラ1に捲着された弾性体1aを圧接した構成になっている。なお、弾性体1aの材質は一般的にはシリコンゴムが使われる。
加圧ローラ1は、内部のローラ加熱ヒータ4により加熱され、図示しない温度制御機構により適正温度に制御されている。また、剥離ブロック3は剥離フロック加熱ヒータ5により加熱され、これも図示しない温度制御機構により適正温度に制御されている。
剥離ベルト2は、エンドレスベルトであり図示しない駆動源により駆動されていて、時計方向(矢印2aの方向)に回転する。加圧ローラ1は、剥離ベルト2に連れ回りするので反時計方向に回転する。
図2は用紙6の表面に付着したトナー7を剥離ベルト2に付着転移させて用紙6から取り除き、再生する過程を説明した拡大図である。剥離ブロック3は稜線3aを持つ形状をしており、加圧ローラ1を稜線3a部に圧接したときに弾性体1aに沈み込み弾性体1aが変形するしながら回転するように配置する。
この稜線3a部の沈み込みにより、弾性体1aと剥離ブロック3に挟まれた剥離ベルト2は稜線3aのニップ部を通過するとき、弾性体1aの形状変化に倣いニップ内で変形しながら回転する。
トナーが付着した用紙からトナーを剥離するには、図示しない不安定化液塗布装置により、トナーと用紙の付着力を不安定にする不安定化液を用紙6のトナー付着面に塗布したのち、用紙6を図2の右側方向から、弾性体1aと剥離ベルト2が圧接しているニップ部に送り込む。ここで用紙6とトナー7が加熱され、トナー7が溶融状態になり用紙6との付着力が低下し、剥離ベルトとの付着力が勝るようになる。
剥離ベルト2と、弾性体1aに挟まれた用紙6が稜線3a部のニップ部を通過するとき、弾性体1aの変形に倣って波打ち、進行方向が変わるときに用紙6とトナー7にせん断力が発生し、トナー7は用紙6から剥離して剥離ベルト2に付着転移する。
さらに剥離ブロック3には稜線3aの下流に剥離ブロック突起部3bを設けてある。これは弾性体1aと剥離ブロック3のニップ部下流の弾性体1aに触れない極力近い位置に設け、剥離ベルト2のニップ部の後に形成されるこの突起形状との部分は剥離ベルト2の裏面が剥離ブロック3に接触しない形状とする。
この形状によりニップ部で進行方向を変えた剥離ベルト2はさらにニップ通過後、剥離ブロック突起部3bの頂点方向に進行方向を変える、また、ニップ通過後、剥離ブロック3から離れるので、剥離ベルト2の温度が低下して、剥離ベルト2に付着したトナーも冷却硬化し、用紙6から剥離ベルト2に転移付着するとき、破断しにくくなり剥離性が良好になる。
最後に、トナーが剥離された用紙は剥離ブロック突起部3bで進行方向を急角度で変えることで剥離ベルト2から分離し、先端をガイド板8で受けてガイドしその後図示しない排紙ローラにより排出する。
は実施例を示す剥離部の概略図である。 は、剥離部の拡大図である。
符号の説明
1 加圧ローラ
1a 弾性体
2 剥離ベルト
2a 矢印(剥離ベルト回転方向)
3 剥離ブロック
3a 稜線
3b 剥離ブロック突起部
4 加圧ローラ加熱ヒータ
5 剥離ブロック加熱ヒータ
6 用紙
7 トナー
8 ガイド板

Claims (2)

  1. コピー機などにより用紙表面に定着させたトナー画像を除去する装置で、予め用紙の表面に不安定化剤の水溶液を塗布したのち、表面に弾性体を捲着し、内部に発熱体を設けたローラ(以後、加圧ローラ)と、これに圧接する剥離部材(以後、剥離ベルト)の間に通紙することで、用紙上のトナーを剥離ベルト側に転移付着させて除去する像形成物質除去装置において、前記剥離ベルトを裏面から支持する部材(以後、剥離ブロック)の内部に発熱体を設け、前記加圧ローラの弾性体に圧接する箇所に稜線を設け、稜線が加圧ローラの弾性体に適度な深さで沈み込むように配置したことを特徴とする像形成物質除去装置。
  2. 請求項1の像形成物質除去装置において、加圧ローラの弾性体と剥離ブロックの稜線で形成されるニップの剥離ベルト回転方向の下流側に、剥離ベルトが剥離ブロックに接触しない高さの突起形状を剥離ブロックに設けたことを特徴とする像形成物質除去装置。
JP2003345021A 2003-08-27 2003-08-27 像形成物質除去装置 Pending JP2005070717A (ja)

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