JP2005070135A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】像担持体と、像担持体を帯電する帯電手段と、像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像手段と、温度または湿度を検知する温度検知手段または湿度検知手段を有し、現像手段は、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、現像剤担持体上に現像剤の層を形成する現像剤規制部材とから成り、現像剤担持体に印加する電圧をVDとし、現像剤供給部材に印加する電圧をVSとし、現像剤規制部材に印加する電圧をVBとするとき、|VB−VD|<|VS−VD|の関係を満たしつつ、VD、VS、VBそれぞれの電圧値を温度検知手段または湿度検知手段によって検知された温度または湿度に応じて設定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子写真方式のプリンタや複写機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式のプリンタ、複写機等の画像形成装置においては、感光体ドラムに電荷を与える帯電プロセス、感光体ドラム上に画像データをもとに静電潜像を形成する露光プロセス、トナー層が形成された現像ローラから、感光体ドラム上の静電潜像にトナーを転移させることにより顕像化を行う現像プロセス、現像されたトナーを紙等の記録媒体に転写させる転写プロセス、記録媒体上に転写させたトナー像を熱及び圧力で定着させる定着プロセスの順で行われる電子写真プロセスによって、記録媒体上に印刷を行うようになっている。
【0003】
前記画像形成装置を動作させるときの温度や湿度などの環境の違いによって、現像ローラ上のトナーの量が変化してしまう。現像ローラ上のトナー量の変化によって、記録媒体上に印刷された画像において、濃度が異なることになる。例えば温度10℃、湿度20%の低温度、低湿度の環境において画像形成装置を作動させた場合、トナーの帯電特性が変化し、通常の温度、湿度に比べて現像ローラ上のトナー量が増加する。その結果として現像ローラ上のトナー量が極端に多くなると、形成される画像において、濃度の不均一、かぶりの増加等の諸問題を引き起こし、前記画像の品質を低下させてしまう。そこで、上記のような温度、湿度の変化があった場合、現像ローラへのトナーの供給量が増加しないように現像ローラにトナーを供給するトナー供給ローラに印加する電圧を制御し、現像ローラ上のトナー量が変化しないようにしている。そして、感光体ドラムに向けて供給するトナーの帯電量を安定させることにより、トナーの供給変動により生じる印刷濃度のばらつき等を防止するようにしている。(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−7198
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記の例のように、環境変化に応じて、現像ローラへのトナーの供給量が多くならないように、現像ローラとトナー供給ローラ間の電位差を小さく調整した状態で、例えば、画像全面が黒(濃度100%)のようなトナー消費量の多い印字を行うと、現像ローラ上へのトナー供給量が不足して画像形成途中からの印字領域にトナーが付着せずに濃度が不足するカスレを生ずることがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
像担持体と、像担持体を帯電する帯電手段と、帯電された像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像手段と、温度または湿度を検知する温度検知手段または湿度検知手段を有し、現像手段は、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、現像剤担持体上に現像剤の層を形成する現像剤規制部材とから成り、現像剤担持体に印加する電圧をVDとし、現像剤供給部材に印加する電圧をVSとし、現像剤規制部材に印加する電圧をVBとするとき、|VB−VD|<|VS−VD|の関係を満たしつつ、VD、VS、VBそれぞれの電圧値を温度検知手段または湿度検知手段によって検知された温度または湿度に応じて設定するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明の実施について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実施例を示す画像形成装置の概略構成図である。1は像担持体としての感光体ドラム、3は感光体ドラム1の表面を帯電させる帯電ローラ、4はLightEmitting Diode(以下、「LED」という。)から成る露光手段としての露光ヘッド、5は現像手段としての現像装置、7は感光体ドラム1に併設される転写ローラ、aは記録媒体としての用紙である。
【0008】
感光体ドラム1には、帯電ローラ3が接するように感光体ドラム1に平行に配置される。帯電ローラ3には図示しない電源により電圧が印加され、感光体ドラム1を帯電する。露光ヘッド4は、印刷すべき画像データに対応して、帯電された感光体ドラム1の所定の部位を露光し、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。現像装置5は、トナー貯留部50、現像ローラ54、トナー供給ローラ53、現像ブレード52からなる。トナー貯留部50内にはトナー攪拌バー51が設けられ、トナーの攪拌や搬送、または摩擦によってトナーの帯電を行う。現像ローラ54とトナー供給ローラ53とにはそれぞれ電源62、63によって電圧が印加されている。現像ローラ54は感光ドラム1に接して平行に配置される。トナー供給ローラ53は、現像ローラ54に接して平行に配置される。トナー層厚規制ブレード52は、現像ローラ54に対して平行に一定の圧力で押し付けられて配置される。
【0009】
記録媒体aは、図示しない搬送手段および、感光体ドラム1と転写ローラ7とにより矢印Aの方向に搬送される。転写ローラ7は、図示しない電源により所定の電圧が印加され、感光体ドラム1上に現像されたトナー像を静電気力により用紙に転写する。記録媒体a上のトナー像は、図示しない定着手段によって定着される。クリーニングブレード20は、感光体ドラム1に平行に一定の力で押し付けられて配置される。感光体ドラム1から記録媒体aに転写されずに残った転写残トナーはクリーニングブレード20によりかきとられ、トナー回収機構21に回収される。
【0010】
図2は本発明の第1実施例の制御系を示すブロック図である。制御系を構成する制御手段としての制御部101を備えている。制御部101は、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段107にあらかじめ記憶してあるプログラムに従って、各手段を制御する。また、記憶手段107では各動作の制御に必要なデータをその都度保存する。また、本実施例による画像形成装置は、パーソナルコンピュータ等の外部制御装置とのデータの入出力を行うデータ入出力手段102を有する。操作パネル103によって、印刷動作の際に複写枚数、記録媒体に用いる紙等の媒体の種類等、各種設定の入力を行う。モータ駆動制御手段104は現像装置5、感光体ドラム1、転写ローラ7、等を駆動するモータ105を制御する。
【0011】
温湿度測定手段106は本実施における画像形成装置の動作する環境の温度および相対湿度を測定する。露光ヘッド制御手段109はデータ入出力手段102を通して取り込んだ画像データをもとに露光ヘッド4を制御する。現像電圧制御手段110は現像ローラ54に印加する電圧VDを制御部101からの指示に従った値に設定するように電源63を制御する。トナー供給電圧制御手段111はトナー供給ローラ53に印加する電圧VSを制御部101からの指示に従った値に設定するように電源62を制御する。トナー層厚規制電圧制御手段112はトナー層厚規制ブレード52に印加する電圧VBを制御部101からの指示に従った値に設定するように電源61を制御する。帯電電圧制御手段108は帯電ローラ3に印加する電圧を制御部101からの指示に従った値に設定するように電源114を制御する。転写電圧制御手段113は、転写ローラ7に印加する電圧を制御部101からの指示に従った値に設定するように電源115を制御する。次に前記構成の第1実施例の動作について説明する。
【0012】
感光体ドラム1は、帯電ローラ3によりおよそ−700Vに帯電される。続いて帯電された感光体ドラム1が回転し、帯電された感光体ドラム1の表面が露光ヘッド4によって露光され、露光部が0V付近に減衰して感光体ドラム1上に静電潜像が形成される。そしてさらに、感光体ドラム1が回転して感光体ドラム1上の静電潜像が現像ローラ54の位置に到達すると、現像ローラ54上に、後述するように負極性に帯電されて層形成されたトナーが感光体ドラム1上の潜像に対応する部分に転移されて可視化される。このように感光体ドラム1上に可視像としてのトナー像が形成される。
【0013】
続いて、感光体ドラム1が回転することにより、感光体ドラム1上に形成されたトナー像が図示しない搬送手段により搬送される記録媒体a上に到達すると、転写ローラ7によって記録媒体aに転写される。記録媒体a上に転写されたトナー像は図示しない定着手段により定着される。定着が行われた記録媒体aは、図示しない記録媒体搬送手段により画像形成装置の外部に搬出される。記録媒体aに転写されずに感光体ドラム1上に残された残留トナーは、感光体ドラム1が回転することによりクリーニングブレード20によってかきとられる。そして残留トナーはトナー回収機構21により回収され、図示しないトナー搬送手段により図示しない排トナー貯留部まで搬送される。制御部101は印刷が実行されるごとに記憶手段107に印刷実行数の累積値をページ単位で記録しカウンタ値Cとして更新する。この累積値は装置の動作量を示すものである。
【0014】
次に現像装置の動作について詳細に説明する。トナー貯留部50内のトナーは、トナー攪拌バー51によって攪拌され、トナー供給ローラ53により現像ローラ54に供給される。なお、トナーはトナー攪拌バー51、トナー供給ローラ53、現像ローラ54との摩擦によって負極性に帯電される。また、トナー層厚規制ブレード52との摩擦および、トナー層厚規制ブレード52に印加される電圧VBによっても帯電される。このとき、トナー供給ローラ53、現像ローラ54にはそれぞれ後述する電圧VS、VDが印加され、トナー供給ローラ53により帯電されたトナーは現像ローラへ供給される。現像ローラ54へ供給されるトナーの量はトナー供給ローラ53に印加した電圧VSにより制御される。そして、現像ローラ54上のトナーは、電圧VBが印加されたトナー層厚規制ブレード52により薄層化される。
【0015】
また、現像ローラ54上に層形成されるトナーの量はトナー層厚規制ブレード52に印加した電圧VBにより制御される。さらに、現像ローラ54から感光体ドラム1上の静電潜像へ現像されるトナーの量は、現像ローラ54に印加された電圧VDにより制御される。ここで、温湿度測定手段106により測定した画像形成装置の動作する環境の温度および湿度、記憶手段107に記録した印字枚数の記録から、現像ローラ54、トナー供給ローラ53、トナー層厚規制ブレード52に印加する電圧VD、VS、VBを決定する。
【0016】
図3は本発明の第1実施例の動作を示すフローチャートである。図4は本発明の第1実施例の検出温度及び検出湿度から環境検出値を決定するテーブルを示す図である。図5は図4で決定された環境検出値に対する各印加電圧の設定テーブルを示す図である。図3におけるS1において、制御部は温湿度測定手段106により測定された本画像形成装置の動作環境の温度T、相対湿度Hの値を読み取る。S2において、制御部はS1より読み取った温度T及び相対湿度Hの値から図4上で該当する環境検出値を決定する。続いて、環境検出値に該当する印加電圧値が図5に示す設定テーブルにより決定され、電源63、62、61の電圧値VD、VB、VSが決定される。S3において、制御部101は記憶手段107に記憶されたカウンタ値Cを読み取る。S4において、制御部101はカウンタ値Cに基づいて補正電圧値が図6により決定し、S2によって決定された電源63、62、61の電圧値VD、VB、VSに補正電圧値を加えることで印加電圧を決定する。
【0017】
S5において、モータ駆動制御手段104によってモータ105が駆動し、現像装置5、感光体ドラム1、転写ローラ7、記録媒体搬送手段、定着手段等が動作する。S6において、制御部101はS4で決定した電圧値VD、VB、VSをそれぞれ印加する。S7において、露光ヘッド4により感光体ドラム1上に1ページ分の静電潜像を形成する。S8において、印刷動作前のカウンタ値CをC+1に更新する。S9において、制御部は画像データが終了かどうかの判定を行う。終了でない場合はS8へ戻る。画像データ終了の場合は、S10へ進む。S10において、制御部101は印刷動作前の更新されたカウンタ値Cを記憶手段107に記憶させる。
【0018】
次に、10℃、20%の低温低湿度環境(以下「L/L」という)、20℃、50%の常温常湿度環境(以下「N/N」という)、27℃、80%の高温高湿度環境(以下「H/H」という)において、各印加電圧を種々変化させ、媒体の印刷可能領域に対して印刷面積が1%である画像を10000万枚程度繰り返し印刷したときの画像評価の結果を図7に示す。
図7(a)は動作環境がN/Nでの各印加電圧を変えたときのカスレ評価の結果を示す図である。
図7(b)は動作環境がL/Lでの各印加電圧を変えたときのカスレ評価の結果を示す図である。
図7(c)は動作環境がH/Hでの各印加電圧を変えたときのカスレ評価の結果を示す図である。
【0019】
ここで、図中の評価項目「カスレ」とは、媒体の印刷可能領域に対して印刷面積が1%である画像を10000万枚程度繰り返し印刷し、その直後に画像全面に黒(100%濃度)を印刷したときに画像の端部で濃度が不足したことを示す。図中の○印は、不具合が発生せず画像が良好であり、×印はその不具合が発生し画像品質が実使用に耐えられないほど悪化したことを示している。VBとVDの差の絶対値をトナー層厚規制電位|VS−VD|、VSとVDの差の絶対値をトナー供給電位|VS−VD|として、本画像形成装置において図7に示した各条件で検討を行った。この評価結果により、環境条件によって異なるが、どの環境においても良好な範囲を有することが分かる。
【0020】
カスレの不具合を発生させず良好な画像を得ることのできる範囲においては、トナー層厚規制電位|VB−VD|とトナー供給電位|VS−VD|との関係が少なくとも|VB−VD|<|VS−VD|が必要であることが分かる。このような評価に基づき、他の種々の動作環境に対するVB、VS、VDのカスレに対する良好な範囲を求め、かつ、いずれの動作環境においても印刷濃度がほぼ一定になるような範囲を求めた結果、図4、図5に示す設定テーブルを得ることができた。このような設定テーブルに従ってVD、VB、VSを設定することによって、いずれの動作環境においても濃度をほぼ一定に維持しつつ、カスレのない印刷を得ることができる。また、印刷がすすむにつれてトナーの帯電特性等が変化し、濃度変化を生じる。これを防止するために図6に示す設定テーブルに従い、カウンタ値Cに応じて、VB、VS、VDの設定を補正している。この場合においても、|VB−VD|<|VS−VD|を満たすことで種々の動作環境において濃度をほぼ一定に維持しつつ、カスレのない印刷を得ることができる。
【0021】
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について説明する。図8は第2実施例を示す概略側面図である。本実施における画像形成装置の構成は、前記第1実施例の構成に対し、トナー供給ローラに電圧を印加する電源を現像ローラに印加する電源と共通化したものである。トナー供給ローラ53には電源62によって電圧が印加され、現像ローラ54には例えば、230Vの電圧差が生じるように抵抗64を介して電源62が接続されている。図9は第2実施例の画像形成装置の制御系を示すブロック図である。図10は図4で決定された環境検出値に対する各印加電圧値との関係を示す図である。図11は本発明の第2実施例の動作量に対する各電圧値の補正テーブルである。本実施例の制御系は前記第1実施例に対し、現像電圧制御手段110、トナー供給電圧制御手段111に替えて現像・トナー供給電圧制御手段116を有する。第1実施例に対して、図5の設定テーブル及び図6の補正テーブルに替えて図10の設定テーブル及び図11の補正テーブルを適用する点が異なるのみで他は同様である。
【0022】
以上の設定テーブルに従ってVD、VB、VSを設定することによって、いずれの動作環境においても濃度をほぼ一定に維持しつつ、カスレのない印刷を得ることができる。また、印刷がすすむにつれてトナーの帯電特性等が変化し、濃度変化を生じる。これを防止するために図11に示す設定テーブルに従い、印刷枚数のカウンタ値Cに応じて、VB、VS、VDの設定を補正している。この場合においても、種々の動作環境において濃度をほぼ一定に維持しつつ、カスレのない印刷を得ることができる。そして、以上の評価結果より実施例1に対して構造を簡略化できることがわかる。なお、本実施例では|VS−VD|を230Vとしたが、図7に示すように260Vまでの値いずれにおいても同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、像担持体と、像担持体を帯電する帯電手段と、帯電された像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像手段と、温度または湿度を検知する温度検知手段または湿度検知手段を有し、現像手段は、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、現像剤担持体上に現像剤の層を形成する現像剤規制部材とから成り、現像剤担持体に印加する電圧をVDとし、現像剤供給部材に印加する電圧をVSとし、現像剤規制部材に印加する電圧をVBとするとき、|VB−VD|<|VS−VD|の関係を満たしつつ、VD、VS、VBそれぞれの電圧値を温度検知手段または湿度検知手段によって検知された温度または湿度に応じて設定することにより、種々の動作環境において濃度をほぼ一定に維持しつつ、カスレのない印刷を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像形成装置の概略構成図
【図2】本発明の第1実施例の制御系を示すブロック図
【図3】本発明の第1実施例の動作を示すフローチャート
【図4】本発明の第1実施例の温度及び湿度から環境検出値を決定するテーブルを示す図
【図5】図4で決定された環境検出値に対する各印加電圧の設定テーブルを示す図
【図6】本発明の第1実施例の動作量に対する各電圧値補正テーブルを示す図
【図7】本発明の第1実施例の各動作環境における画像評価結果を示す図
【図8】本発明の第2実施例を示す画像形成装置の概略構成図
【図9】本発明の第2実施例の制御系を示すブロック図
【図10】図4で決定された環境検出値に対する各印加電圧の設定値との関係を示す図
【図11】本発明第2実施例の動作量に対する各印加電圧値補正テーブルを示す図
【符号の説明】
1 感光体ドラム
3 帯電ローラ
4 LED
5 現像装置
7 転写ローラ
a 記録媒体
20 クリーニングブレード
21トナー回収機構
50 トナー貯留部
51 トナー攪拌バー
52 トナー層厚規制ブレード
53 トナー供給ローラ
54 現像ローラ
61〜63 電源
64 101 制御部
102 データ入出力手段
103 操作パネル
104モータ駆動制御手段
105 モータ
106 温湿度測定手段
107 記憶手段
108 帯電電圧制御手段
109 露光ヘッド制御手段
110 現像電圧制御手段
111 トナー供給電圧制御手段
112 層厚規制電圧制御手段
113 転写電圧制御手段
114〜115 電源
116 現像・トナー供給電圧制御手段
Claims (3)
- 像担持体と、
該像担持体を帯電する帯電手段と、
該帯電手段により帯電された前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像手段と、
温度を検知する温度検知手段とを有し、
前記現像手段は、現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤担持体上に現像剤の層を形成する現像剤規制部材とから成り、
前記現像剤担持体に印加する電圧をVDとし、前記現像剤供給部材に印加する電圧をVSとし、前記現像剤規制部材に印加する電圧をVBとするとき、|VB−VD|<|VS−VD|の関係を満たしつつ、前記VD、VS、VBそれぞれの電圧値を前記温度検知手段によって検知された温度に応じて設定することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、
該像担持体を帯電する帯電手段と、
該帯電手段により帯電された前記像担持体の表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像に現像剤を付着させて現像を行う現像手段と、
湿度を検知する湿度検知手段とを有し、
前記現像手段は、現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤担持体上に現像剤の層を形成する現像剤規制部材とから成り、
前記現像剤担持体に印加する電圧をVDとし、前記現像剤供給部材に印加する電圧をVSとし、前記現像剤規制部材に印加する電圧をVBとするとき、|VB−VD|<|VS−VD|の関係を満たしつつ、前記VD、VS、VBそれぞれの電圧値を前記湿度検知手段によって検知された湿度に応じて設定することを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成装置の動作量を計数する動作量計数手段を有し、
|VB−VD|<|VS−VD|の関係を満たしつつ、前記VD、VS、VBそれぞれの電圧値を前記動作量計数手段によって計数された値に応じて設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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