JP2005062706A - 露光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 位置合わせ精度と誤差分散の少ない位置合わせを行える露光装置を提供する。
【解決手段】
プラテン3を移動させて位置決めを行い、基板マーク10とマスクマーク20の位置を認識し、その間の誤差ΔDを検出する。判定装置7において、ΔD<公差D1の判定を実行し、ΔD<D1であれば、決定装置8は露光する旨決定する。ΔD>D1の場合は、所定回数位置合わせと判定を繰り返す。所定回数繰り返しても、ΔD>D1の場合は、ΔD<D2の判定を実行する。ΔD<D2であれば、露光する旨決定する。ΔD>D2の場合は、該基板Wを系外に排出する。
【選択図】 図1
【解決手段】
プラテン3を移動させて位置決めを行い、基板マーク10とマスクマーク20の位置を認識し、その間の誤差ΔDを検出する。判定装置7において、ΔD<公差D1の判定を実行し、ΔD<D1であれば、決定装置8は露光する旨決定する。ΔD>D1の場合は、所定回数位置合わせと判定を繰り返す。所定回数繰り返しても、ΔD>D1の場合は、ΔD<D2の判定を実行する。ΔD<D2であれば、露光する旨決定する。ΔD>D2の場合は、該基板Wを系外に排出する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、露光装置に関する。
フォトレジストなどの感光材料を塗布した基板表面に所定のパターンを露光装置により感光焼き付けし、その後エッチング工程により基板上にパターンを形成するフォトリソグラフィ法が種々の分野で広く応用されており、プリント配線基板等も近年露光装置を用いて製造されている。
この露光装置において、パターン原画が描かれたフォトマスクとして樹脂フィルムマスクやガラスマスクが用いられている。
露光に際しては、フォトマスクと露光対象である基板との位置合わせが行われる。位置合わせは通常、フォトマスクと基板に設けられた複数の位置合わせ用のマークを一致させることにより行われている。
しかし、露光対象物である基板には工程中に伸縮が生じ、フォトマスクと基板の位置合わせマークの位置がずれて、マークの位置が完全に一致しなくなるため、マークのズレに関して所定の許容範囲(公差)を設定し、該公差内にあるか否か判断して露光するか否かを決定している。
この露光装置において、パターン原画が描かれたフォトマスクとして樹脂フィルムマスクやガラスマスクが用いられている。
露光に際しては、フォトマスクと露光対象である基板との位置合わせが行われる。位置合わせは通常、フォトマスクと基板に設けられた複数の位置合わせ用のマークを一致させることにより行われている。
しかし、露光対象物である基板には工程中に伸縮が生じ、フォトマスクと基板の位置合わせマークの位置がずれて、マークの位置が完全に一致しなくなるため、マークのズレに関して所定の許容範囲(公差)を設定し、該公差内にあるか否か判断して露光するか否かを決定している。
しかし、上記した公差の設定値を許容される限界に設定すると、位置合わせの精度が低下し、位置合わせ誤差の分散値が大きくなる問題がある。
本発明は上記従来の欠点を解決することを目的とする。
本発明は上記従来の欠点を解決することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の露光装置は、被露光対象である基板に設けられ、該基板と露光すべきパターンを描いたフォトマスクの位置合わせのための基板マークと、前記フォトマスクに設けられ、前記基板とフォトマスクの位置合わせのためのマスクマークと、基板とフォトマスクを相対的に移動させて、前記基板マークとマスクマークとに基づいて、基板とフォトマスクの位置合わせを行う位置合わせ手段と、該位置合わせ手段による前記基板マークとマスクマークによる位置合わせが第1の許容範囲内か否か判定する手段と、該位置合わせ手段による前記基板マークとマスクマークによる位置合わせが、前記第1の許容範囲よりも大きい第2の許容範囲内か否か判定する手段と、前記判定する手段による判定結果に基づいて、露光を行うか否か決定する手段と、を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、第2の許容範囲として最終的に製品に求められる公差とし、第1の許容範囲としてそれよりも小さな値を設定しておくことが可能であり、精度の高い位置決めが可能になる。
また、第1の許容範囲内か否か判定する手段により、許容範囲外と判定された時、位置合わせと第1の許容範囲内か否かの判定を、複数回繰り返すようにすることが望ましく、これにより精度の高い位置決めを行える。
上記構成によれば、第2の許容範囲として最終的に製品に求められる公差とし、第1の許容範囲としてそれよりも小さな値を設定しておくことが可能であり、精度の高い位置決めが可能になる。
また、第1の許容範囲内か否か判定する手段により、許容範囲外と判定された時、位置合わせと第1の許容範囲内か否かの判定を、複数回繰り返すようにすることが望ましく、これにより精度の高い位置決めを行える。
以上説明したように本発明の露光装置によれば、精度が高く、また誤差の分散の少ない位置合わせが行える効果がある。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はプリント配線基板を製造するための露光装置であり、フォトレジストを施された基板Wはプラテン3上に載置され、移動機構2によりXYZ及びθ方向に移動可能になっている。
図1はプリント配線基板を製造するための露光装置であり、フォトレジストを施された基板Wはプラテン3上に載置され、移動機構2によりXYZ及びθ方向に移動可能になっている。
回路パターンが描かれたフォトマスクMは基板Wに対向して設けられており、フォトマスクMと基板Wとを近接或いは密着させ、露光光源5からの露光により回路パターンを基板Wに焼き付けるようなっている。
なお、図1では基板WとフォトマスクMは上下方向に配設されているが、これに限定されるものではなく、逆であっても良いし、或いは基板WとフォトマスクMを垂直に立てて配設する構造も可能である。
また、プラテン3を移動させるのではなくフォトマスクMを移動させることも可能であり、更に両者を移動させるように構成することも可能である。
また、プラテン3を移動させるのではなくフォトマスクMを移動させることも可能であり、更に両者を移動させるように構成することも可能である。
基板WとフォトマスクMには夫々対応する位置に基板マーク10とマスクマーク20が設けられており、CCDカメラ4、4により基板マーク10とマスクマーク20を一致させて、基板WとフォトマスクMの位置合わせをするようになっている。CCDカメラ4、4の画像信号は演算制御装置1に送られ、演算制御装置1は移動機構2を制御して基板マーク10とマスクマーク20が一致するようにプラテン3を移動させるように構成されている。
図2にCCD視野40内に映った基板マーク10とマスクマーク20とを示す。基板マーク10とマスクマーク20は基板Wの伸縮などにより、完全に一致せず、図示するようにΔDの誤差が生ずる。
演算制御装置1には判定装置7と決定装置8が設けられており、判定装置7において、ΔDが2つの公差よりも大きいか否か判定するようになっている。
即ち、判定装置7には公差D1とD2が設定され、これらはD1<D2になっている。
判定装置7ではまず、ΔD<D1であるか否か判定し、ΔD<D1であれば、決定装置8は位置合わせ精度は充足されていると判断し、露光を行うと決定するように構成されている。該決定信号は演算制御装置1に送られる。
即ち、判定装置7には公差D1とD2が設定され、これらはD1<D2になっている。
判定装置7ではまず、ΔD<D1であるか否か判定し、ΔD<D1であれば、決定装置8は位置合わせ精度は充足されていると判断し、露光を行うと決定するように構成されている。該決定信号は演算制御装置1に送られる。
ΔD>D1の場合、何回か位置合わせを繰り返し、該判定を繰り返す。ΔD<D1にならない場合には、判定装置7はΔD<D2か否かの判定を行う。ΔD<D2であれば、決定装置8は位置合わせ精度は要求範囲内と判断し、露光を行うと決定し、該信号を演算制御装置1に送るように構成されている。
なお、上記例ではΔDは基板マーク10とマスクマーク20の直線距離としているが、XY座標としても良い。この場合当然にD1、D2もXY座標となる。
図3により動作を説明する。
CCDカメラ4により基板マーク10とマスクマーク20の位置を認識し(ステップS1)、移動量を計算しプラテン3を移動させて位置決めを行う(ステップS2)。そして、再度基板マーク10とマスクマーク20の位置を認識し(ステップS3)、その間の誤差ΔDを検出する。
CCDカメラ4により基板マーク10とマスクマーク20の位置を認識し(ステップS1)、移動量を計算しプラテン3を移動させて位置決めを行う(ステップS2)。そして、再度基板マーク10とマスクマーク20の位置を認識し(ステップS3)、その間の誤差ΔDを検出する。
判定装置7において、ΔD<D1の判定を実行する(ステップS4)。ΔD<D1であれば、位置合わせ精度は合格と判断し決定装置8は露光する旨決定する(ステップS7)。
ΔD>D1の場合は、ステップS1からS4までを所定回数繰り返す(ステップS5)。
ΔD>D1の場合は、ステップS1からS4までを所定回数繰り返す(ステップS5)。
所定回数繰り返しても、ΔD>D1の場合は、ΔD<D2の判定を実行する(ステップS6)。ΔD<D2であれば、位置合わせ精度は合格と判断し決定装置8は露光する旨決定する(ステップS7)。
ΔD>D2の場合は、位置合わせ精度が要求精度を満たせないと判断し、該基板Wを系外に排出する(ステップS8)。
ΔD>D2の場合は、位置合わせ精度が要求精度を満たせないと判断し、該基板Wを系外に排出する(ステップS8)。
以上説明した実施形態では、最初に判定基準の厳しい公差D1により位置合わせが行われ、また該位置合わせは所定回数繰り返されるため、精度が高く、誤差の分散の少ない位置合わせが実現できる。
1:演算制御装置、2:移動機構、3:プラテン、4:CCDカメラ、5:露光光源、6:シャッタ、7:判定装置、8:決定装置、10:基板マーク、20:マスクマーク、40:CCD視野。
Claims (2)
- 被露光対象である基板に設けられ、該基板と露光すべきパターンを描いたフォトマスクの位置合わせのための基板マークと、
前記フォトマスクに設けられ、前記基板とフォトマスクの位置合わせのためのマスクマークと、
基板とフォトマスクを相対的に移動させて、前記基板マークとマスクマークとに基づいて、基板とフォトマスクの位置合わせを行う位置合わせ手段と、
該位置合わせ手段による前記基板マークとマスクマークによる位置合わせが第1の許容範囲内か否か判定する手段と、
該位置合わせ手段による前記基板マークとマスクマークによる位置合わせが、前記第1の許容範囲よりも大きい第2の許容範囲内か否か判定する手段と、
前記判定する手段による判定結果に基づいて、露光を行うか否か決定する手段と、
を備えたことを特徴とする露光装置。 - 第1の許容範囲内か否か判定する手段により、許容範囲外と判定された時、位置合わせと第1の許容範囲内か否かの判定を、複数回繰り返す、
請求項1に記載の露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295746A JP2005062706A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003295746A JP2005062706A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 露光装置 |
Publications (1)
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JP2005062706A true JP2005062706A (ja) | 2005-03-10 |
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ID=34371859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003295746A Pending JP2005062706A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 露光装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005062706A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100378945C (zh) * | 2005-07-06 | 2008-04-02 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 三维集成电路装置以及集成电路基板的对准方法 |
JP2011028122A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Nsk Ltd | 露光装置及び露光方法 |
KR101772225B1 (ko) | 2009-07-28 | 2017-08-28 | 가부시키가이샤 브이 테크놀로지 | 노광 장치 및 노광 방법 |
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-
2003
- 2003-08-20 JP JP2003295746A patent/JP2005062706A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
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