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JP2005045890A - 回転機 - Google Patents

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JP2005045890A
JP2005045890A JP2003201547A JP2003201547A JP2005045890A JP 2005045890 A JP2005045890 A JP 2005045890A JP 2003201547 A JP2003201547 A JP 2003201547A JP 2003201547 A JP2003201547 A JP 2003201547A JP 2005045890 A JP2005045890 A JP 2005045890A
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JP
Japan
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stator
rotating machine
rotor
rotating shaft
stator core
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003201547A
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English (en)
Inventor
Shuji Kosaka
修司 小坂
Hidefumi Suzuki
秀文 鈴木
Yoshitaka Nishimura
嘉孝 西村
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TOKUSHU DENSO KK
Original Assignee
TOKUSHU DENSO KK
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Publication date
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】アウタロータ型の回転子を備えた回転機において、性能の向上や低コスト化を実現し得る回転機を提供する。
【解決手段】回転軸2と、回転軸2の外周に軸受3を介して装着したクローポール型の固定子4と、固定子4の外周面に対向する磁石5を設けて回転軸1とともに回転するアウタロータ型の回転子6を備え、固定子4のステータコア8が圧粉成形体から成る回転機1とし、クローポール型の固定子4の採用により、部品点数の削減等を実現する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウタロータ型の回転子を備えた回転機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転機としては、例えば図4に示すようなものがあった。図4(a)に示す回転機は、プロペラファンモータとして用いられるものであって、回転軸101と、回転軸101に軸受102を介して装着した固定子103と、固定子の外周面に対向する磁石104を設けた回転子105と、回転軸101の一端側(図中右側)に配置したエンドブラケット106を備えており、図示しない固定部位において、エンドブラケット106の部分で当該回転機を保持することが可能である。
【0003】
固定子103を構成するステータコア107は、多数枚の鋼板を積層して成るものであって、図4(b)に示すように、環状部107aの外周に複数の突極107bが一定間隔で設けてあり、各突極107bに、インシュレータ108を介してコイル109が巻回してある。固定子103は、軸受ハウジングを一体に有するリング状のブラケット110に圧入され、ブラケット110と回転軸101との間に軸受102を介装して、エンドブラケット106に連結してある。
【0004】
回転子105は、浅い有底円筒状を成し、外側にファン111が設けてあると共に、内周面に複数の磁石104が一定間隔で設けてあり、中央部を回転軸101に連結して同回転軸101とともに回転する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したような回転機は、プロペラファンモータのほか、家電製品を含む様々な電機に用いられており、これらの電機をより優れたものにするうえで、性能の向上や低コスト化などが要求されている。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、アウタロータ型の回転子を備えた回転機において、性能の向上や低コスト化を実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の回転機は、請求項1として、回転軸と、回転軸の外周に軸受を介して装着したクローポール型の固定子と、固定子の外周面に対向する磁石を設けて回転軸とともに回転するアウタロータ型の回転子を備え、固定子のステータコアが圧粉成形体から成る構成とし、請求項2として、固定子のステータコアが、回転軸との間に介装する軸受の保持部を一体的に備えて構成とし、請求項3として、回転子の磁石が、内面極異方性を有するリング状の磁石である構成としており、上記構成をもって従来の課題を解決するための手段としている。
【0008】
【発明の効果】
本発明の請求項1の回転機によれば、アウタロータ型の回転子を備えた回転機において、クローポール型の固定子を採用したことから、巻回するコイルが一つとなり、複数の突極を有するステータコアを用いたものに比べて、部品点数の削減、軽量化、生産性の向上及び低コスト化を実現することができると共に、多スロット化を図ることも容易になる。また、当該回転機によれば、圧粉成形体から成るステータコアを採用したことにより、ステータコアの高い成形精度が得られるので、組立て精度の向上なども実現し得るものとなる。
【0009】
本発明の請求項2の回転機によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるうえに、固定子のステータコアに軸受の保持部を一体的に設けたことにより、部品点数のさらなる削減を実現することができ、軽量化、生産性の向上や低コスト化により一層貢献し得るものとなる。
【0010】
本発明の請求項3の回転機によれば、請求項1及び2と同様の効果を得ることができるうえに、回転子に内面極異方性を有するリング状の磁石を用いたことにより、組み立て性の向上を実現することができると共に、バックヨークの薄肉化又はヨークレス化を実現することができ、さらなる軽量化や低コスト化を実現することができる。
【0011】
【実施例】
図1(a)に示す回転機1は、プロペラファンモータとして用いられるものであって、回転軸2と、回転軸2の外周に軸受3を介して装着したクローポール型の固定子4と、固定子4の外周面に対向する磁石5を設けて回転軸1とともに回転するアウタロータ型の回転子6を備えると共に、回転軸2の一端側(図中右側)に配置したエンドブラケット7を備えており、図示しない固定部位において、エンドブラケット7の部分で当該回転機を保持することが可能である。
【0012】
固定子4を構成するステータコア8は、図1(b)及び図2にも示すように、一対のセグメント9,9を備えている。各セグメント9は、その片側において、軸線方向に突出する爪状の突極9aを円周方向に一定間隔で備えると共に、中央にボス9bを備えており、ボス9bの内周側の端部に、回転軸2との間に介装する軸受3に対応して、段差状の保持部9cが一体的に設けてある。
【0013】
そして、両セグメント9は、隣接する突極9aの間に、相手側の突極9aが適宜の隙間をおいて入り込む状態に組み付けてあり、同軸状に連続した双方のボス9bの外周に、インシュレータ10を介してコイル11が巻回してある。なお、コイル11は、予めインシュレータ10に巻回しておき、両セグメント9の組み付けと同時に組み込まれる。
【0014】
上記の固定子4は、回転軸2との間に介装した軸受3を保持部9cで保持すると共に、ステータコア8をエンドブラケット7に連結している。ここで、ステータコア8の両セグメント9は、圧粉成形体から成るものである。すなわち、セグメント9は、例えば、純鉄粉に無機質材料や絶縁性樹脂をコーティングして成る粉末材料を用い、この粉末材料を金型で所定形状に加圧成形し、その後焼成したものである。
【0015】
回転子6は、浅い有底円筒状を成し、内周面に、多極の内面極異方性を有するリング状の磁石5が設けてあると共に、中央部を回転軸2に連結している。この回転子6は、外周にファン12を備えており、当該回転機の作動時において、回転軸2とともに回転する。また、内面極異方性を有する磁石5は、従来既知の方法で磁場成形した磁石であって、円周方向にN極とS極が交互に連続しており、図3に示すように、内周側のみに磁界を生じるものである。
【0016】
上記の構成を備えた回転機1では、クローポール型の固定子4を採用したことから、複数の突極を有するステータコア(図4参照)を用いたものに比べて、部品点数が明らかに少なく、これにより軽量化、生産性の向上及び低コスト化を実現し得るものとなる。また、多スロット化を図る場合にも、コイルの増設が不要であるため、その実現が容易である。
【0017】
さらに、回転機1では、ステータコア8を圧粉成形体で形成したことから、ステータコアの成形精度も高いものとなり、これに加えて、ステータコア8に軸受3の保持部9を一体成形したので、さらなる部品点数の削減や組立て精度の向上を実現し得るものとなる。
【0018】
そしてさらに、回転機1では、回転子6に内面極異方性を有するリング状の磁石5を用いており、この磁石5が図3に示す如く内側のみに磁界を発生させることから、その外周側のバックヨーク(図4中のヨーク110)が不要となり、もしくはバックヨークを薄肉化することが可能となり、これによってもさらなる軽量化や低コスト化を実現し得るものとなる。
【0019】
なお、本発明の回転機は、上記実施例においてプロペラファンモータを例示したが、シロッコファンやターボファンのモータや、それ以外の電機の駆動源にも適用することができ、また、細部の構成が上記実施例のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転機の一実施例を説明する片側省略の断面図(a)及び固定子の正面図(b)である。
【図2】固定子を説明する斜視図である。
【図3】内面極異方性を有する磁石の磁界を示す説明図である。
【図4】従来の回転機を説明する片側省略の断面図(a)及び固定子の正面図(b)である。
【符号の説明】
1 回転機
2 回転軸
3 軸受
4 固定子
5 磁石
6 回転子
8 ステータコア
9c 保持部

Claims (3)

  1. 回転軸と、回転軸の外周に軸受を介して装着したクローポール型の固定子と、固定子の外周面に対向する磁石を設けて回転軸とともに回転するアウタロータ型の回転子を備え、固定子のステータコアが圧粉成形体から成ることを特徴とする回転機。
  2. 固定子のステータコアが、回転軸との間に介装する軸受の保持部を一体的に備えていることを特徴とする請求項1に記載の回転機。
  3. 回転子の磁石が、内面極異方性を有するリング状の磁石であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転機。
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