JP2004528434A5

JP2004528434A5 -

Info

Publication number: JP2004528434A5
Application number: JP2002573860A
Authority: JP
Filing date: 2002-02-13
Publication date: 2007-07-05
Anticipated expiration: 2022-02-13

Description

前記化合物の例は、酸化物、水酸化物、水和酸化物、硫酸塩、亜硫酸塩、硫化物、炭酸塩、炭化物、硝酸塩、亜硝酸塩、窒化物、ホウ酸塩、珪酸塩、リン酸塩、水素化物、亜リン酸塩またはホスホン酸塩であり、例えば、ＴｉＮ、ＴｉＯ_２、ＳｎＯ_２、ＷＣ、ＺｎＯ、Ａｌ_２Ｏ_３、ＡｌＯ(ＯＨ)、ＺｒＯ_２、Ｓｂ_２Ｏ_３、ＳｉＯ _２、酸化鉄、ＮａＳＯ_４、ＢａＳＯ_４、酸化バナジウム、ホウ酸亜鉛、およびシリケート（例えば、Ａｌシリケート、Ｍｇシリケート、並びに一元系-、二元系-および三元系-シリケート）を包含する。混合物およびドーピングされた化合物も使用して良い。これらのナノスケール粒子は、その表面を有機分子で更に変性して、ポリマーとのより良好な相溶性を達成してもよい。疎水性または親水性表面がこの方法で生成され得る。

Claims

（Ａ）芳香族ポリカーボネートおよび／またはポリエステルカーボネート、
（Ｂ）グラフトポリマー、および
（Ｃ）スチレンと、少なくとも１個のカルボキシル基を含む少なくとも１種のモノマーとのコポリマーであって、平均分子量Ｍ_ｗ１０,５００ｇ／モル以上を有しかつ１種以上の他のビニルモノマーを包含し得るもの
を含むポリカーボネート組成物。
成分Ｃを該組成物に対して０．４〜７重量％の量で含有する請求項１記載の組成物。
二重交互耐候試験（double alternating climate test, ＡＣＴ）後のポリウレタンフォームを含む複合体内での該組成物の発泡接着の低下が３５％以下である請求項１または２のいずれかに記載の組成物。
成分Ｃが、スチレンと無水マレイン酸とのコポリマーである請求項１〜３のいずれかに記載の組成物。
成分Ｃが無水マレイン酸を（コポリマーＣに対して）１〜４０重量％含有する請求項４記載の組成物。
コポリマーＣが平均分子量Ｍｗ１０,５００〜３００,０００を有する請求項１〜５のいずれかに記載の組成物。
更なる成分Ｄとして、少なくとも１種の熱可塑性ビニル(コ)ポリマーおよび／またはポリアルキレンテレフタレートを含有する請求項１〜６のいずれかに記載の組成物。
更なる成分Ｅとして、難燃剤、フッ素化ポリオレフィン、有機添加物および／またはタルク、マイカ、桂灰石、石英、二酸化チタンなどの無機粒子、およびナノスケール化合物などの添加物を含有する請求項１〜７のいずれかに記載の組成物。
成分Ａ〜Ｃおよび任意に更なる成分を互いに混合し、得られる混合物を２００℃〜３００℃の温度において、内部ニーダー、押出機および／または二軸スクリュー押出機などの汎用の装置で溶融コンパウンド化および溶融押出しに付す、請求項１〜８のいずれかに記載のポリマー組成物の製造方法。
請求項１〜８のいずれかに記載のポリカーボネート組成物を含んで成る成形品。
第１層(1)および第２層(2)を少なくとも含んで成る複合材料であって、前記層(1)が請求項１〜８のいずれかに記載の少なくとも１種のポリカーボネート組成物を含有し、および前記層(2)が少なくとも１種のポリウレタンを含有する、複合材料。