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JP2004512613A - ソフトウェア・ライセンス料金の自動支払方法 - Google Patents

ソフトウェア・ライセンス料金の自動支払方法 Download PDF

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JP2004512613A
JP2004512613A JP2002538246A JP2002538246A JP2004512613A JP 2004512613 A JP2004512613 A JP 2004512613A JP 2002538246 A JP2002538246 A JP 2002538246A JP 2002538246 A JP2002538246 A JP 2002538246A JP 2004512613 A JP2004512613 A JP 2004512613A
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Abstract

要約書なし。

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ユーザ・デバイスに利用可能なサービスを提供するサービス機構によって実行されるサービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金を支払う方法に関する。
【0002】
本発明は、更に、トランスクリプション・サービス(transcription service)を提供し、かつトランスクリプション・サービス機構によって実行される音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金を支払うためのトランスクリプション・サービス機構に関する。
【0003】
本発明は、更に、サービス機構によって実行されるサービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金を自動的に支払うための支払いシステムに関する。
【0004】
本発明は、更に、デジタル・コンピュータの内蔵メモリへ直接ロードさせることができ、かつソフトウェア・コード・セクションを有するコンピュータ・プログラム製品に関する。
【0005】
【従来の技術】
第2パラグラフにおける上述のタイプのこのようなトランスクリプション・サービス機構は、文献GB 2 323 693Aから公知である。この公知のトランスクリプション・サービス機構は、サーバによって形成されていて、かつ、トランスクリプション・サービスに、複数の音声認識プログラムからの1つを使ってユーザの口述の音声情報をトランスクリプションすることを可能にする。
【0006】
この公知のサーバは、電子メールまたは電話によって、口述の作成者による口述の音声情報を含むオーディオ・ファイルを受信する。このサーバは、次いで、作成者がこのトランスクリプション・サービスの登録されたユーザであるか否か、かつユーザのアカウント番号がトランスクリプション・サービスの支払のために知られているか否かをチェックする。ユーザおよび彼のアカウント番号が知られている場合、サーバは、サーバによって実行される音声認識プログラムで受信された音声情報を処理する。このサーバは、次いで、複数の口述を同時にトランスクリプションするための複数の音声認識プログラムを実行する。
【0007】
音声認識プログラムによってユーザの音声情報から認識されたテキスト情報は、続いて、目で認識できるエラーについては、トランスクリプション・サービスのスタッフによってチェックされ、かつ必要に応じて編集される。サーバは、次いで、認識されたテキスト情報内のワード数およびトランスクリプション・サービスのスタッフに対する時間量から決定されるサービス中止情報を決定する。次いで、修正されたテキスト情報は、トランスクリプション・サービスのユーザに、例えば、電子メールによって送信され、かつ、ユーザのアカウントには、サービス支払情報に対応するトランスクリプション・サービスに対するコストが課金される。
【0008】
この公知のトランスクリプション・サービスでは、将来トランスクリプション・サービス機構によって実行されるであろう、音声認識プログラムに関する音声認識プログラムのメーカに、トランスクリプション・サービスが、初めて、行われる前でさえ、トランスクリプション・サービス機構のオペレータが、ソフトウェア・ライセンス料金を、支払ってしまう問題があることが判明している。これらのソフトウェア・ライセンス料金は、トランスクリプション・サービス機構によってパラレルに実行される各音声認識プログラム、またはトランスクリプション・サービスの各登録されたユーザの何れかに対して、前もって誰かのアカウントに課金され、かつ、トランスクリプション・サービスのオペレータに対して相対的に高い初期費用を示す。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、新規のサービス機構のオペレータに対するサービス・プログラムのソフトウェア・ライセンス料金の初期費用が、相対的に低く、かつサービス・プログラムの実際の使用に基づいて、サービス・プログラムのメーカに支払われるコンピュータ関連のビジネス方法を提供することである。この目的を達成するために、ソフトウェア・ライセンス料金の自動支払方法が、本発明による特徴機能を提供する。この方法の特徴は、以下のように記載することが出来る。
【0010】
サービス機構によって実行されるサービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払方法であって、サービス機構が、この方法の以下のステップ、
【0011】
− サービス機構によって提供されるサービスのユーザのユーザ・デバイスからの入力情報を受信するステップと、
【0012】
− サービス・プログラムで受信された入力情報を処理し、かつ利用可能な出力情報を提供するステップと、
【0013】
− サービス・プログラムでユーザ・デバイスの入力情報の処理に対するサービス支払情報を決定するステップと、
【0014】
− 利用可能な出力情報、および、場合により、決定されたサービス支払情報もユーザ・デバイスに送信するステップと、
【0015】
− 決定されたサービス支払情報信号の少なくとも1つからソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するステップと、
【0016】
− 決定されたソフトウェア・ライセンス支払情報を、サービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払のための支払いシステムに送信するステップであって、その支払いシステムがサービス機構のオペレータによるサービス・プログラムの使用に対するソフトウェア・ライセンス料金の請求を提供し、その請求が受信されたソフトウェア・ライセンス支払情報に基づくステップとを実行する方法。
【0017】
この目的を達成するために、トランスクリプション・サービス機構は、ソフトウェア・ライセンス料金の自動支払のための本発明による特性機能を有し、このトランスクリプション・サービス機構の特徴は以下のように記載することが出来る。
【0018】
トランスクリプション・サービスを提供し、かつソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するためのトランスクリプション・サービス機構であって、トランスクリプション・サービス機構によって実行される音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払を可能とするために、トランスクリプション・サービスのユーザのユーザ・デバイスから口述の音声情報を受信するための受信手段を有し、かつ音声認識プログラムが実行される場合、受信された音声情報を処理し、かつ受信された音声情報から認識されたテキスト情報を提供するために設けられた音声認識手段を有し、かつユーザの音声情報のトランスクリプションに対するサービス支払情報を決定するためのサービス支払手段を有し、かつ認識されたテキスト情報、および場合により、サービス支払情報もユーザ・デバイスに送信するためのサービス送信手段を有し、かつ決定されたサービス支払情報信号のうちの少なくとも1つからソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するためのソフトウェア・ライセンス支払手段を有し、かつトランスクリプション・サービス機構のオペレータによる音声認識プログラムの使用に対する受信されたソフトウェア・ライセンス支払情報に基づいて、ソフトウェア・ライセンス料金の請求を準備するために設けられた支払いシステムに、決定されたソフトウェア・ライセンス支払情報を送信するためのソフトウェア・ライセンス送信手段を有する、トランスクリプション・サービス機構。
【0019】
この目的を達成するために、ソフトウェア・ライセンス料金の自動支払のための支払いシステムは、本発明による特徴機能を有し、この支払いシステムの特徴は以下のように記載することが出来る。
【0020】
サービス機構によって実行されたサービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払のための支払いシステムであって、入力情報がユーザ・デバイスによって処理され、かつ出力情報が、ユーザ・デバイスに配信されるように、サービス・プログラムを実行するサービス機構からのソフトウェア・ライセンス支払情報を受信するための受信手段を有し、かつ、受信されたソフトウェア・ライセンス支払情報を処理し、かつサービス機構のオペレータによるサービス・プログラムの使用に対するソフトウェア・ライセンス料金の請求を準備するためのソフトウェア・ライセンス請求手段とを有する、支払いシステム。
【0021】
コンピュータ・プログラム製品であって、製品がコンピュータ上で実行される場合、コンピュータが請求項1に記載の方法のステップを実行するデジタル・コンピュータの内蔵メモリへ直接ロードされることができ、かつソフトウェア・コード・セクションを有するコンピュータ・プログラム製品。
【0022】
これは、サービスがユーザによって実際に使用される場合、新規のサービス機構のオペレータが、サービス・プログラムの実際の各使用に対して、ソフトウェア・ライセンス料金の初期費用を、サービス・プログラムのメーカに、支払う必要がない、または、ほんのわずかしか支払う必要がない、ということを有利に達成する。そして、サービスのそれぞれのユーザに提供されるサービスに対して支払うために決定されるサービス支払情報が、ソフトウェア・ライセンス料金に対してソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するサービス機構によって直接集められ、かつ自動的に支払いシステムに送信されることは、特に有利である。
【0023】
請求項2に記載の措置によれば、トランスクリプション・サービスのユーザが、トランスクリプションされた口述分しかソフトウェア・ライセンス料金を音声認識プログラムのメーカに支払う必要がないトランスクリプション・サービスが、得られる。
【0024】
請求項3に記載の措置によれば、ソフトウェア・ライセンス支払情報内と、支払いシステムに送信されたソフトウェア・ライセンス支払情報内とに含まれる、サービス・プログラムの識別番号が、サービス・プログラムを実行するサービス機構を識別するという利点が、得られる。この識別番号によって、支払いシステムは、支払いシステムのユーザ・データベースからソフトウェア・ライセンス料金請求に対する支払の請求アドレスと支払い方法を決定することができる。
【0025】
請求項4に記載の措置によれば、この符号化されたソフトウェア・ライセンス支払情報が、ソフトウェア・ライセンス料金を安くしようとする改ざんから保護されるという利点が、得られる。
【0026】
請求項5に記載の措置によれば、サービス機構が、サービス・プログラムを、多数回パラレルに、実行する場合であっても、単一のソフトウェア・ライセンス支払情報信号のみを、支払いシステムに転送すれば良いという利点が、得られる。
【0027】
請求項7に記載の措置によれば、サービス支払情報、またはトランスクリプション・サービス機構によるソフトウェア・ライセンス支払情報の改ざんが、検知されると、この改ざんを避けるために適切なステップを、開始させることができるという利点が、得られる。
【0028】
請求項8および10に記載の措置によれば、例えば、携帯電話の電話料金の支払から公知のプリペイド・ビジネス・モデルに基づいて、ソフトウェア・ライセンス料金を、支払うこともできるという利点が、得られる。
【0029】
請求項9に記載の措置によれば、支払いシステムは、ソフトウェア・ライセンス料金の支払の機能を確かめるために、各サービス機構からのソフトウェア・ライセンス支払情報を、周期的に(例えば、毎日または毎月のベースで)得るという利点が、得られる。そして、更に次に、ソフトウェア・ライセンス支払情報が、支払いシステムへ転送され、したがって、サービス機構が支払の期間内にサービス・プログラムを実行しなかった場合、ソフトウェア・ライセンス料金の支払の機能が、実現することは、非常に有利である。
【0030】
上述のおよび更なる本発明の観点が、以下に記載される実施例の具体例から明らかであり、かつこれらに関して解明されるであろう、しかしながら、本発明は、これらに制限されるものではない。
【0031】
【発明を実施するための形態】
図1は、トランスクリプション・サービス機構によって実行される音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払が可能な、トランスクリプション・サービスを提供しかつソフトウェア・ライセンス支払情報を決定する、サーバ1によって形成されたトランスクリプション・サービス機構を示す。図1は、更に、双方が、インターネットNETを介してサーバ1に接続されていて、かつサーバ1によって提供されるトランスクリプション・サービスが利用可能な、第1のユーザ・デバイス2および第2のユーザ・デバイス3を示す。
【0032】
第1のユーザ・デバイス2は、マイクロフォン5が、接続されているコンピュータ4によって形成される。コンピュータ4のユーザが、マイクロフォン5にテキストまたは口述を、それぞれ、話すと、その後、音声信号SSが、コンピュータ4に配信される。音声信号SSは、次いで、コンピュータ4によって処理されて、かつデジタル音声情報SIとしてコンピュータ4のハードディスクに格納される。
【0033】
コンピュータ4のユーザが、サーバ1のトランスクリプション・サービスを利用したい場合、ユーザは、コンピュータ4によって実行されるインターネット・ブラウザ・ソフトウェア・プログラム(例えば、マイクロソフト社のインターネット・エクスプローラ)を呼び出して、サーバ1のインターネットアドレスを入力する必要がある。続いて、彼は、ユーザの名前、彼の電子メールアドレスおよび将来利用されるトランスクリプション・サービスのための所望の支払いタイプを、開示することになる、ログオン手続きをサーバ1で行う必要がある。サーバ1によって決定されるユーザ識別BKと共に全てのこのユーザ情報BIは、サーバ1のユーザ識別手段6に格納され、そして、ユーザ識別BKが、確認応答電子メール介して、サーバ1のトランスクリプション・サービスへの更なる各ログオン用にユーザに知らされる。
【0034】
ログオン手続きが、正常に終了すると、ユーザは、この格納された音声情報SIを、ユーザの識別BKと共に、電子メールへの添付ファイルとしてサーバ1に送信することができる。サーバ1は、以下に更に記述される図2に示されるフローチャート7に従ってこの情報SIおよびBKを処理する。
【0035】
受信された音声情報SIが正常に処理されると、サーバ1は、サーバ1によって受信された音声情報SIに対応付けられた認識されたテキスト情報TI(このテキスト情報TIは、電子メールとして第1のユーザ・デバイス2に、サービス支払情報SAI(BK)と共に送信される)を送信する。このテキスト情報TIは、次いで、コンピュータ4のモニタに表示され、ユーザは、合意に基づいた支払のタイプに従って、使用されたトランスクリプション・サービスに対してサービス支払情報SAI(BK)内で示された量を支払うことになる。
【0036】
第2のユーザ・デバイス3は、電話8およびコンピュータ9によって形成される。第2のユーザ・デバイス3のログオン手続きが正常に終了すると、第2のユーザ・デバイス3のユーザは、サーバ1の電話番号にダイヤルし、そして公衆電話網PSTNを介してサーバ1への電話リンクをセットすることができる。続いて、ユーザは、電話8のキーで彼のユーザ識別BKを入力し、かつ電話8に、テキストまたは口述をそれぞれ話す。それぞれの音声情報SIは、次いで、公衆電話網PSTN介して第2のユーザ・デバイス3のユーザ識別BKと共にサーバ1に伝送される。
【0037】
サーバ1によって受信される第2のユーザ・デバイス3からの情報SIおよびBKもまた、フローチャート7に従って処理される。サーバ1によって音声情報SIに対応付けられた認識されたテキスト情報TIおよびサーバ1によって決定されたサービス支払情報SAI(BK)は、電子メールとしてコンピュータ9に送信され、かつコンピュータ9のモニタによって表示される。
【0038】
上述の方法は、ユーザ・デバイス2または3のうちの1つを使用する作成者に対して興味のあるトランスクリプション・サービスを提供する。このようなトランスクリプション・サービスは、例えば、所見および医療履歴を口述するために病院で医師によって使用され、かつ文献GB 2 323 693A(この刊行物は、本明細書に引用文献として組み込まれていると考えることが出来る)からも公知である。
【0039】
サーバ1は、複数のソフトウェア・コード・セクションを有するコンピュータ・プログラムをパラレルに実行できる強力なコンピュータによって形成される。サーバ1は、トランスクリプション・サービスにログオンしたユーザのユーザ・デバイス2または3のうちの1つから音声情報SI(BK)を受信するための受信手段を形成するインタフェース10を有する。インタフェース10は、更に、サーバ1によって認識されたテキスト情報TIを伝送し、かつサーバ1によって決定されたサービス支払情報SAI(BK)を、それぞれのユーザ・デバイス2または3に伝送するためのサービス伝送手段を形成する。インタフェース10は、インターネットNETによるユーザ・デバイス2および3との通信のために、TCP/IPプロトコルを実行し、かつ、例えば、IBMによるLotus Notesのような 電子メール・ソフトウェア・プログラムを実行するために、設けられている。公衆電話網PSTNによる電話8との通信を可能にするために、インタフェース10は、昔から知られている電話インタフェース手段を含む。
【0040】
トランスクリプション・サービスを可能にするために、サーバ1は、オーディオ処理手段11、音声認識手段12、編集手段13およびサービス支払手段14を更に含む。受信されたデジタル音声情報SIは、次の音声認識処理のためにオーディオ処理手段11によって前処理される。この前処理には、一方で、受信された音声情報SIの伝送フィールドの修正と、他方で、おそらく符号化されたデジタル音声情報SIの復号化が、含まれる。
【0041】
音声認識手段12は、サーバ1のユーザが音声認識プログラムのメーカにソフトウェア・ライセンス料金を支払うべきプログラムの使用に対し、サーバ1によって実行される音声認識プログラムによって形成される。音声認識プログラムは、受信された前処理された音声情報SIを処理し、かつ受信された前処理された音声情報SIから認識されたテキスト情報TIを提供するために設けられている。このような音声認識プログラムは、長い間公知であり、かつ、例えば、本出願人によって「SpeechMagic」として、1995年以来市場に出されているので、ここではこれ以上議論することはしない。
【0042】
音声認識手段12は、一方で、音声認識動作の結果として、認識されたテキスト情報TIを編集手段13に配信し、かつワード情報WIをサービス支払手段14に配信する。ワード情報WIは、この時、認識されたテキスト情報TIに含まれるワード数を示し、かつサービス支払情報SAI(BK)を決定するためのサービス支払手段14によって使用される。
【0043】
編集手段13は、サーバ1によって実行されるテキスト処理プログラム(例えば、マイクロソフトによるプログラム「Windows(登録商標)版ワード」)によって形成される。トランスクリプション・サービスのスタッフは、音声認識手段12によって認識されるテキスト情報TI内で編集手段13によって明らかな間違いを編集する。トランスクリプション・サービスのこのスタッフに対する仕事の量は、一方で、作成者がどれくらい上手に(口述の間の一様な速度、ワードのわかりやすいアクセント等)テキストを口述したかに依存し、他方、テキスト情報TIの認識中に、音声認識ソフトウェアの認識率がどのくらい良かったかに依存する。
【0044】
編集手段13は、認識されたテキスト情報TIの編集が終了した後、編集されたテキスト情報TIをインタフェース10へ転送し、かつ、編集情報EIをサービス支払手段14に配信する。編集情報EIは、この時、編集されたテキスト情報TIでトランスクリプション・サービスのスタッフによって実行された編集操作の数を特徴づける。編集操作は、本明細書では、削除、置換、挿入、およびテキストを編集するための同様な通常行われる更なる操作である。
【0045】
サーバ1のサービス支払手段14は、ユーザ識別BKにより、ユーザの音声情報SIのトランスクリプションに対するサービス支払情報SAI(BK)を決定するように構成されている。この目的のために、サービス支払手段14は、認識されたテキスト情報TI内のワード情報WIによって特徴づけられるワード数に、乗数”0.01”を、乗算する。さらに、編集情報EIによって特徴づけられる編集操作の数に、乗数”0.05”を乗算し、そしてこのようにして得られた乗算結果は、ドル($)でのサービス支払情報SAI(BK)を得るために一緒に加算する。このように決定されたサービス支払情報SAI(BK)は、トランスクリプション・サービスの使用に対してユーザに課金され、かつインタフェース10介してユーザのデバイス2または3に、この目的のために伝送される。
【0046】
サーバ1は、サービス支払手段14によって決定されたサービス支払情報信号SAI(BK)のうちの少なくとも1つからソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するように構成されているソフトウェア・ライセンス支払手段15を含む。この目的のために、ソフトウェア・ライセンス支払手段15は、支払ステージ16およびメモリ・ステージ17を含む。
【0047】
音声認識ソフトウェアがサーバ1にインストールされている場合、サーバ1のオペレータは、彼がソフトウェア・ライセンス料金をどのビジネス・モデルに従って支払いたいか、尋ねられる。オペレータは、次いで、ソフトウェア・ライセンス料金を一括払いするビジネス・モデル、または、使用量に応じたソフトウェア・ライセンス料金の支払をする使用量に応じたビジネス・モデルの間で選ぶことができる。加えて、オペレータは、また、図3のフローチャートによって以下に更に議論されるプリペイド・ビジネス・モデルを選択することもできる。
【0048】
音声認識ソフトウェアのメーカが、使用量に応じたソフトウェア・ライセンス料金に支払いを可能にする、サーバ1のオペレータ情報(アカウント番号、自動振替、等)を受信した場合、音声認識ソフトウェアのメーカは、サーバ1のオペレータが利用することが可能な使用量に応じたライセンス・キーを提供し、かつサーバ1のオペレータを識別するサービス識別情報SKIと共にこのオペレータ情報を格納する。使用量に応じたライセンス・キーによって、サーバ1のオペレータは、使用量に応じたビジネス・モデルに従って、音声認識ソフトウェアをインストールすることができる。本例の場合、音声認識ソフトウェアがインストールされる場合、暗号化されたソフトウェア・モジュールは、サーバ1にインストールされ、この暗号化されたソフトウェア・モジュールが、ソフトウェア・ライセンス支払手段15を形成する。
【0049】
サービス支払情報SAI(BK)が決定された後、サービス支払手段14は、サービス支払情報SAI(BK)の一部として、音声認識手段12から受信したワード情報WIを支払ステージ16に配信する。支払ステージ16は、メモリ・ステージ17に格納されたワード総和情報WSIに、ワード情報WIによって特徴づけられた丁度トランスクリプションされた口述のトランスクリプションされたワード数を、加算する。ワード総和情報WSIは、このように、音声認識プログラムのインストール以来、音声認識プログラムによってトランスクリプションされた全てのワード数を特徴とする。ワード総和情報WSIは、改ざんを避けるために記憶空間17内に暗号化されて格納される。
【0050】
支払ステージ16は、タイマーを更に含み、支払ステージ16がソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを30日ごとにインターネットNETに接続された支払いシステム18に送信する。支払いシステム18のインターネットアドレスおよび電子メールアドレスは、ソフトウェア・ライセンス支払手段15のメモリ・ステージ17に格納されている。支払いシステム18に転送されたソフトウェア・ライセンス支払情報LAIは、メモリ・ステージ17から読み出されたワード総和情報WSIのみならず(サーバ1のオペレータを特徴づけ、かつオペレータがソフトウェア・ライセンス料金を支払うことを可能にする)サービス情報SKIも含む。ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIは、改ざんを避けるためにエンコードされた形態で転送される。
【0051】
支払いシステム18は、音声認識プログラムのメーカに代わっておよび他のサービス・プログラムのメーカに代わって運営される。支払いシステム18は、受信手段19およびソフトウェア・ライセンス支払手段20を含む。支払いシステム18は、受信手段19介してサーバ1からソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを受信するように構成されている。
【0052】
ソフトウェア・ライセンス支払手段20は、受信された暗号化されたソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを復号し、かつ(サーバ1のオペレータが、音声認識プログラムの使用に対する音声認識プログラムのメーカに支払うべき)請求額をドル($)で決定するように構成されている。この目的のために、ソフトウェア・ライセンス支払手段20は、ちょうど受信されたワード総和情報WSIから30日前にサーバ1によって受信されたワード総和情報WSIを減算し、かつ減算の結果に乗数”0.002”を乗算し、その結果として、ドル($)で請求額が得られる。この請求は、サーバ1のオペレータのアドレス(このアドレスはソフトウェア・ライセンス支払手段20内の受信したサービス識別情報に格納されている)に送信される。
【0053】
サーバ1のオペレータが使用量に応じたビジネス・モデルを選んだ場合、ソフトウェア・ライセンス料金が、トランスクリプション・サービスがユーザによって実際に使用される時とまさに同様、音声認識プログラムの各実際の使用に対して支払われることになるので、サーバ1のオペレータは、音声認識プログラムのためのソフトウェア・ライセンス料金に対する初期費用を支払う必要がない、または、ほとんどないという利点が、得られる。その時、そのサービスのそれぞれのユーザに個々のトランスクリプション・サービスに対して支払うために決定されるサービス支払情報SAI(BK)、またはサービス支払情報SAI(BK)を決定するためにすでに決定された情報が、サーバ1によるソフトウェア・ライセンス料金のためのソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを決定するために直接集められ、かつ自動的に、支払いシステム18に送信されることは、特に有利である。このことは、サーバ1内で事実上何の追加的計算回路を必要としない。
【0054】
ソフトウェア・ライセンス支払手段16およびソフトウェア・ライセンス支払手段20は、これからさらに、伝送されたワード総和情報WSIが信頼できそうか、またはそれが改ざんされたかをチェックする。この目的のために、ワード総和情報WSIの増加は、複数の月にわたって観察され、かつその時見つけ出された不法行為は、支払いシステム18のオペレータに、自動的に渡される。
【0055】
このことは、支払いシステム18のオペレータは、サーバ1でワード総和情報WSIをテストする更なるステップを踏み、正当化されたソフトウェア・ライセンス料金の支払を一貫して得ることができるという利点を提供する。
【0056】
音声認識プログラムが、支払期間内に(最新の30日以内)サーバ1によって実行されなかった場合、ソフトウェア・ライセンス支払手段16は、ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを支払いシステム18に周期的に(30日ごとに)送信するようにも構成されている。このことは、ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIの決定に関してサーバ1が機能していること、およびインターネットNETで伝送が機能していることを、30日ごとに確認することができるという利点を提供する。ソフトウェア・ライセンス支払手段15を形成するソフトウェア・モジュールを削除し、または機能させないことによる、ソフトウェア・ライセンス支払手段15の改ざんは、このように支払いシステム18によって自動的に検知することができる。
【0057】
図2のフローチャート7および実施例の具体例を参照して、サーバ1による音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払方法を、以下に、更に詳細に説明する。第2のユーザ・デバイス3のユーザが、電話8によってサーバ1を呼び出して、彼のユーザ識別BKを入力したと仮定する。この時、フローチャート7の処理は、ブロック21でスタートされる。
【0058】
ブロック22において、ユーザによる電話8に口述された口述の音声情報SI(BK)は、インタフェース10によって受信される。ブロック23において、ソフトウェア・ライセンス支払手段15は、ソフトウェア・ライセンス料金を支払うためのプリペイド・ビジネス・モデルが、音声認識プログラムのインストールの間に、選択されたか否かを確認する。選択されている場合には、図3に続くフローチャート内のパス▲1▼に従う。同様に、プリペイド・ビジネス・モデルが、選択されなかった場合、分岐は、図3に示されるフローチャートではなくフローチャート7に向かうパス▲2▼に従う。
【0059】
プリペイド・ビジネス・モデルが、音声認識プログラムのインストールの間、選択されなかったので、フローチャートの処理は、ブロック24で続行する。ブロック24において、音声認識プログラムは、サーバ1によって実行され、かつ、500ワードを有するテキスト情報TIが、受信した口述の音声情報SIのために認識される。この認識されたテキスト情報TIは、編集手段13に適用され、かつワード情報WI=”500”は、サービス支払手段14に適用される。認識されたテキスト情報TIを編集する間に、10箇所の編集処理が、実行され、その後、編集された情報TIは、インタフェース10に適用され、かつ編集情報EI=”10”はサービス支払手段14に適用される。
【0060】
ブロック25において、サービス支払手段14は、次いで、第2のユーザ・デバイス3のユーザがトランスクリプション・サービスの使用に対してサーバ1のオペレータに支払うことになる、サービス支払情報SAI(BK) =”500*0.01+10*0.05 = 5.5$”を計算する。
【0061】
ブロック26において、ユーザの口述から認識されかつ編集されたテキスト情報TIと、また、決定されたサービス支払情報SAI(BK)とが、電子メールとしてインタフェース10によって第2のユーザ・デバイス3のコンピュータ9に送信される。
【0062】
ブロック27において、サービス支払手段14は、ワード情報WI =”500”を支払ステージ16に配信し、かつここまで音声認識プログラムによって認識された全てのワードのワード総和情報WSI=”37,232”が、支払ステージ16によってメモリ・ステージ17から読み出される。支払ステージ16は、ワード総和情報WSIにワード情報WIを加算して、結果として、メモリ・ステージ17にワード総和情報WSI=”37,732”を格納する。
【0063】
ブロック28において、支払時点AZ(30日ごと)にすでに達したか否か、テストが行われる。ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIが支払いシステム18に最も最近に送信された日から30日が経っていない場合には、フローチャート7はブロック29で終了する。他方、支払時点AZにすでに到達している場合、ワード総和情報WSI=”37,732”は、ブロック30において、メモリ・ステージ17から読み出され、電子メールとして、サーバ1のサービス識別情報と共に支払いシステム18に送信され、そしてフローチャート7は、ブロック29で終了する。支払時点AZに達したことが支払ステージ16のタイマーにより確定されると、ブロック27は、また、ソフトウェア・ライセンス支払手段15によって実行される。
【0064】
ソフトウェア・ライセンス支払手段20は、ソフトウェア・ライセンス支払情報AZを受信すると、現時点で、受信されたワード総和情報WSI=”37,732”から、30日前に受信されたワード総和情報WSI=”22,234”を減算し、この結果に乗数”0.002”を乗算し、過去30日の間のソフトウェア・ライセンス料金31$を決定する。このソフトウェア・ライセンス料金は、サーバ1のユーザのアカウントの借方に記入される。
【0065】
音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払の前述の方法は、ソフトウェア・ライセンス料金が、継続的に支払われ、かつ音声認識プログラムが購入される時、一度に支払われる必要はないという利点を有する。サーバ1がパラレルにいくつかの音声認識プログラムを実行する場合、このことは極めて有利である。このケースの場合、複数の口述の複数の音声情報信号SIは、パラレルに処理することができ、かつ、ソフトウェア・ライセンス支払手段15は、全てのこれらの音声認識プログラム対するソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを、共に支払いシステム18に転送することができる。
【0066】
コンピュータ31によって形成される第3のユーザ・デバイスが、図1に、更に示されている。第3のユーザ・デバイスは、利用可能な翻訳サービスを提供する図1に示される翻訳サービス・システム32により、ログオン手順の間に、ログオンされた。翻訳サービス機構32の構造は、図1に示されるサーバ1の構造と一致するが、音声認識プログラムに代えて翻訳プログラムが実行され、この翻訳プログラムに対して、翻訳サービス機構32のオペレータが翻訳プログラムのメーカにソフトウェア・ライセンス料金に支払うことになる。さらに、テキスト処理手段が、オーディオ処理手段のかわりに設けられている。
【0067】
翻訳プログラムがインストールされる時、翻訳サービス機構32のオペレータは、プリペイド・ビジネス・モデルと組み合わされた使用量に応じるビジネス・モデルの方を選択した。プリペイド・ビジネス・モデルでは、翻訳サービス・システム32のオペレータは、支払いシステム18においてソフトウェア・ライセンス料金を支払うために、いかなる情報も開示する必要はない。しかしながら、彼は、支払いシステム18により翻訳プログラムのメーカからプリペイド・バランス(prepaid balance)PAを購入することができる。これが、以下の実施例および図3のフローチャート33を参照して説明されているように、定期的に支払いの義務があるソフトウェア・ライセンス料金は、この時、プリペイド・バランスPAの借方に予約される。
【0068】
アプリケーションの具体例として、コンピュータ31のユーザが、第1のテキスト音声情報TS1I(BK)によって形成されたフランス語のテキストを、翻訳サービス機構32によって、第2のテキスト音声情報TS2I(BK)によって形成された中国語のテキストに翻訳したいと考えていると仮定しよう。このために、ユーザは、彼が翻訳サービス機構32に電子メールとしてコンピュータ31のユーザ識別BKと共に第1のテキスト音声情報TS1Iに送信するその翻訳サービス機構32にログオンした。
【0069】
電子メールが受信されると、翻訳サービス機構32は、ブロック34でフローチャート33の実行を開始し、その後、第1のテキスト音声情報TS1I(BK)が、ブロック35において、受信される。ブロック36において、翻訳サービス機構32のソフトウェア・ライセンス支払手段は、プリペイド・ビジネス・モデルが翻訳プログラムのインストールで選択されたか否かをチェックする。プリペイド・ビジネス・モデルが翻訳プログラムのインストールで選択されない場合、パス▲2▼に従って、図2に示されるフローチャート7に変更がなされ、そのフローチャート7が、また、プリペイド・ビジネス・モデルを選ばなかった他のユーザのための翻訳サービス機構32によって実行される。
【0070】
ブロック37において、テキスト処理手段は、第1のテキスト音声情報TSI(BK)に翻訳されるワード数を決定し、かつメモリ・ステージに格納されるプリペイド・バランスPAが充分に大きいか否かをチェックする。プリペイド・バランスPAが、決定されたワード数が翻訳されるには充分に大きくない場合、翻訳サービス機構32が動作の範囲外にあるという情報を含む電子メールが、ブロック38において、インタフェースによってコンピュータ31に送信される。
【0071】
一方、プリペイド・バランスPAが充分に大きい場合、翻訳サービス機構32は、翻訳プログラムを実行することが可能となる。ブロック39において、第1のテキスト音声情報TS1I(BK)は、翻訳プログラムによって第2のテキスト音声情報TS2I(BK)に翻訳される。このような翻訳プログラムは、昔から公知であったので、これらを、これ以上議論あうることはしない。
【0072】
ブロック40において、サービス支払情報SAI(BK)は、翻訳サービスに対して翻訳されたワード数と、翻訳サービスのスタッフによって実行されたエディング操作とから決定される。ブロック41において、決定されたサービス支払情報SAI(BK)および第2のテキスト音声情報TS2I(BK)は、コンピュータ31に送信される。
【0073】
ブロック42において、翻訳されたワード数から決定されるソフトウェア・ライセンス料金は、メモリ・ステージに格納されたプリペイド・バランスPAから減算され、かつ減少されたプリペイド・バランスPAは、メモリ・ステージに再び格納される。
【0074】
ブロック43において、ソフトウェア・ライセンス支払手段のメモリ・ステージに格納されたプリペイド・バランスPAが、(翻訳されるテキストが極めて大きなワード数を有するために、翻訳プログラムのアプリケーションに対して、ソフトウェア・ライセンス料金を、なお、支払うことができる)”100”ユニットを越えるか否か、テストされる。プリペイド・バランスPA £”100”ユニットの場合、インタフェースは、PA =”10.000”ユニットを有する更なるプリペイド・バランスを注文するために、支払いシステム18に対する電子メールをブロック44に送信する。一方、プリペイド・バランスPA >”100”ユニットの場合、フローチャート33は、ブロック45で終了する。
【0075】
支払いシステム18は、プリペイド・ビジネス・モデルをサポートするように構成されていて、電子メールがプリペイド・バランスPAを支払う有効なクレジットカード番号を含む場合、更なるプリペイド・バランスPAを注文するための電子メールの受信に応じて、暗号化されたソフトウェア・モジュールが電子メールの送信者に送信される。翻訳サービス機構32のオペレータが、電子メールによって受信されたエンコードされたソフトウェア・モジュールを有する場合、彼は、更なるプリペイド・バランスPAをメモリ・ステージに格納するために、翻訳サービス機構32によって実行されたエンコードされたソフトウェア・モジュールを有しなければならない。
【0076】
支払いシステム18は、また、サーバ1によって実行されたテキスト処理プログラムに利用可能なソフトウェア・ライセンス料金の自動支払を提供することができることも理解できよう。同時に、テキスト処理プログラムのメーカに対するソフトウェア・ライセンス料金は、また、使用量に応じたビジネス・モデルに従って自動的に決定することができる。
【0077】
ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIが様々な方法で決定できることも理解できよう。例えば、テキスト処理プログラムに対するソフトウェア・ライセンス支払情報LAIは、編集情報に基づいて決定することができる。
【0078】
ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIは、また、サービス支払情報SAI(BK)から直接決定することができ、かつ前述の具体例で議論したように、 サービス支払情報SAI(BK)を決定する情報(ワード情報WI)からは決定できないことも理解できよう。このケースの場合、ソフトウェア・ライセンス支払情報LAI内でワード総和情報WSIの代わりにサービス支払情報SAI(BK)を、支払いシステムに伝送することができる。サービス支払情報SAI(BK)は、また、ワード情報WIによって形成することができ、ユーザは、この時、ドル($)で請求額を決定するためのトランスクリプション・サービス機構と互換性がある乗数によるワード情報WIの乗算を独立して実行する。
【0079】
ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIは、また、1日または1年のベースで支払いシステムに伝送できることも理解できよう。同様に、ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIの最後の伝送以後、例えば、特定のワード数がトランスクリプションされた場合(10,000ワードトランスクリプションされた後ごとに)、ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIを伝送することができる。このケースの場合、支払いシステムは、更なる計算なしに、ソフトウェア・ライセンス料金のそれぞれの額を直接課すことができる。
【0080】
ソフトウェア・ライセンス支払手段を形成するソフトウェア・モジュールを含む本発明のサービス・プログラムは、例えば、CD−ROMのような、データ担体に格納することができるのみならず、データラインによりサーバからの信号としてダウンロードすることもできる。
【0081】
ソフトウェア・ライセンス支払手段は、ソフトウェア・ライセンス支払情報LAIにエンコードされた追加情報を伝送することができ、この追加情報は、支払いシステムにメモリ・ステージ内でワード総和情報の改ざんを検知することを可能とすることも理解できよう。この結果、不法行為を、検知することができ、かつこれらの改ざんの将来の回避のためのステップを、開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスクリプション・サービス機構によって実行される音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払を可能にするために、トランスクリプション・サービスを提供し、かつ支払いシステムのためのソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するためのトランスクリプション・サービス機構を示す。
【図2】図1に示されるトランスクリプション・サービス機構によって実施され、かつ音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金支払うための使用量に応じたビジネス・モデルを可能にするフローチャートを示す。
【図3】図1に示されるトランスクリプション・サービス機構によって利用され、かつ使用量に応じたビジネスに従って、およびさらにプリペイド・ビジネス・モデルに基づいて、ソフトウェア・ライセンス料金の支払を可能にするフローチャートを示す。
【符号の説明】
1   サーバ
2   第1のユーザ・デバイス
4   コンピュータ
10  インタフェース
SI  音声情報
BK  ユーザ識別
LAI  ソフトウェア・ライセンス支払情報
SAI(BK)  サービス支払情報
TS1I   第1の音声テキスト情報
PA  プリペイド・バランス

Claims (13)

  1. サービス機構によって実行されるサービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払方法であって、前記サービス機構が、
    前記サービス機構によって提供される前記サービスのユーザのユーザ・デバイスからの入力情報を受信するステップと、
    前記サービス・プログラムにより前記受信された入力情報を処理し、かつ出力情報を利用可能にするステップと、
    前記サービス・プログラムによる前記ユーザ・デバイスの前記入力情報の前記処理に対してサービス支払情報を決定するステップと、
    前記利用可能な出力情報、および、場合により、前記決定されたサービス支払情報も前記ユーザ・デバイスに送信するステップと、
    前記決定されたサービス支払情報信号の少なくとも1つからソフトウェア・ライセンス決済情報を決定するステップと、
    前記決定されたソフトウェア・ライセンス支払情報を、前記サービス・プログラムに対する前記ソフトウェア・ライセンス料金を自動支払する支払いシステムに送信するステップであって、その支払いシステムが、前記サービス機構の前記オペレータによる前記サービス・プログラムの前記使用に対する前記ソフトウェア・ライセンス料金の請求を提供し、その請求が前記受信されたソフトウェア・ライセンス支払情報に基づいている、ステップとを
    実行する方法。
  2. 前記サービス機構が、音声認識プログラムを実行し、かつ前記サービス機構が、ユーザの口述の音声情報を入力情報として受信しかつ前記音声認識プログラムによりそれを処理し、かつ前記受信された音声情報から前記音声認識プログラムによって認識された前記口述のテキスト情報が、出力情報として前記サービス機構の前記ユーザの前記ユーザ・デバイスに送信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サービス・プログラムの識別番号が、前記サービス・プログラムの前記ソフトウェアの前記インストールの間に、前記ソフトウェア・ライセンス支払情報に入力され、かつ前記サービス機構によって格納される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ソフトウェア・ライセンス支払情報が、前記サービス機構によってエンコードされた形態で格納されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記サービス機構が、少なくとも2つのサービス・プログラムをパラレルに実行し、かつ前記ソフトウェア・ライセンス支払情報が決定される時に、前記サービス機構が、これらの少なくとも2つのサービス・プログラムを考慮する、請求項1に記載の方法。
  6. トランスクリプション・サービスを提供し、かつソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するためのトランスクリプション・サービス機構であって、前記トランスクリプション・サービス機構によって実行される音声認識プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払を可能とするために、前記トランスクリプション・サービスのユーザのユーザ・デバイスから口述の音声情報を受信するための受信手段を有し、かつ前記音声認識プログラムが実行される時、前記受信された音声情報を処理し、かつ前記受信された音声情報から認識されたテキスト情報を提供するように構成された音声認識手段を有し、かつ前記ユーザの音声情報の前記トランスクリプションに対するサービス支払情報を決定するためのサービス支払手段を有し、かつ前記認識されたテキスト情報、および場合により、前記サービス支払情報も前記ユーザ・デバイスに送信するためのサービス送信手段を有し、かつ前記決定されたサービス支払情報信号の少なくとも1つから前記ソフトウェア・ライセンス支払情報を決定するためのソフトウェア・ライセンス支払手段を有し、かつ前記トランスクリプション・サービス機構の前記オペレータによる前記音声認識プログラムの前記使用に対する前記受信されたソフトウェア・ライセンス支払情報に基づいて、ソフトウェア・ライセンス料金の請求を準備するために設けられた支払いシステムに、前記決定されたソフトウェア・ライセンス支払情報を送信するためのソフトウェア・ライセンス送信手段を有する、
    トランスクリプション・サービス機構。
  7. 前記ソフトウェア・ライセンス支払手段が、決定されたサービス支払情報の改ざんを検知し、かつ前記決定されたソフトウェア・ライセンス支払情報の改ざんを検知するように構成されている、請求項6に記載のトランスクリプション・サービス機構。
  8. 前記ソフトウェア・ライセンス支払手段が、前記支払いシステムに格納されている前記プリペイド・バランスがほとんど使い果たされた場合、前記支払いシステムから新規のプリペイド・バランスを要求するように構成されている、請求項6に記載のトランスクリプション・サービス機構。
  9. 前記ソフトウェア・ライセンス送信手段が、前記音声認識プログラムが前記トランスクリプション・サービス機構によって前記支払間隔内に実行されなかった場合でさえ、前記決定されたソフトウェア・ライセンス支払情報を前記支払いシステムに定期的に送信するために設けられている、請求項6に記載のトランスクリプション・サービス機構。
  10. サービス機構によって実行されたサービス・プログラムに対するソフトウェア・ライセンス料金の自動支払のための支払いシステムであって、入力情報がユーザ・デバイスによって処理され、かつ出力情報が前記ユーザ・デバイスに配信されるように、前記サービス・プログラムを実行する前記サービス機構からのソフトウェア・ライセンス支払情報を受信するための受信手段を有し、かつ前記受信されたソフトウェア・ライセンス支払情報を処理し、かつ前記サービス機構の前記オペレータによる前記サービス・プログラムの前記使用に対する前記ソフトウェア・ライセンス料金の請求を準備するためのソフトウェア・ライセンス請求手段とを有する、支払いシステム。
  11. 前記ソフトウェア・ライセンス請求手段が、前記サービス機構の前記オペレータのプリペイド・バランスから前記利用可能な請求額を引き落とすために設けられている、請求項10に記載の支払いシステム。
  12. コンピュータ・プログラム製品であって、前記製品が前記コンピュータ上で実行される場合、前記コンピュータが請求項1に記載の前記方法の前記ステップを実行するデジタル・コンピュータの前記内蔵メモリに直接ロードさせることができ、かつソフトウェア・コード・セクションを有するコンピュータ・プログラム製品。
  13. コンピュータによって読み出すことができる媒体に格納されている請求項12に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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