JP2004331277A - 原稿給送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】両面原稿の表面を読取位置へ搬送した後、この両面原稿の表裏を反転して裏面を読取位置へ搬送し、更にこの両面原稿の表裏を反転して表面を読取位置へ再搬送した後にこの両面原稿を排出する原稿給送装置において、先行原稿の表面を読取位置へ再搬送する前に後続原稿の表面を読取位置へ搬送した後に、後続原稿の長さが所定長よりも長いことにより、先行原稿の表面の読取位置への再搬送中に原稿給送装置内でジャムが発生してしまうことを防止する。
【解決手段】先行原稿の表面を読取位置Rへ再搬送する前に後続原稿の表面を読取位置Rへ搬送した場合であって、後続原稿の長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、先行原稿の表面の読取位置Rへの再搬送をすることなくこの先行原稿を排紙トレイ21へ排出させる。
【選択図】 図13
【解決手段】先行原稿の表面を読取位置Rへ再搬送する前に後続原稿の表面を読取位置Rへ搬送した場合であって、後続原稿の長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、先行原稿の表面の読取位置Rへの再搬送をすることなくこの先行原稿を排紙トレイ21へ排出させる。
【選択図】 図13
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面原稿の表面及び裏面をそれぞれ読取位置に給送する原稿給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動原稿給送装置(以下ADF)を備える画像読取装置においては、両面原稿を読み取る際に、原稿を読取位置へ給送することにより原稿の第1面(以下表面)読み取り、この原稿を反転させて再度読取位置へ給送して第2面(以下裏面)を読み取り、更に排紙面順を合わせるためにこの原稿を反転させて再再度読取位置へ給送(空反転)して排紙するものがある。つまり、このようなADFにおいては1枚の両面原稿について3回読取位置を通過させる動作を行う。このような画像読取装置において、両面動作時に生産性を高めるために、空反転する原稿が読取位置を通過する前に次の原稿を読取位置へ給送して、ADF内のパス上で同時に2枚の原稿を搬送することにより両面原稿の読取生産性を高める高速両面読みモードを備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。この高速両面読みモードにおいては、読取位置を通過する原稿の順番は、1枚目表→1枚目裏→2枚目表→1枚目空反転→2枚目裏→3枚目表→2枚目空反転→3枚目裏……となる。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−143104号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のようなADFを備えた画像読取装置では、前述のように先行する原稿の空搬送と同時に次原稿の表面読み取りを行う場合、先行する原稿の空搬送と、次原稿表面の読み取り動作を排他的に行うことが可能な駆動系および搬送パス長が必要である。
【0005】
あらゆるサイズの原稿を高速両面読取モードで動作させるために、このような排他的な駆動系を確保しようとすると、駆動系を細分化しなければならず、モータ数が多くなり、コストが増大してしまう。
【0006】
また、駆動系を限定しても、搬送パス長を確保しようとすると、大きなサイズの原稿を高速両面搬送するためにパス長を長く取る必要がある。そのため、装置が大きくなってしまう。しかし、通常は装置の大きさ・コストから搬送パス長、駆動系の数はあらかじめ決まっているため、一定サイズ長以上の原稿は、駆動系を排他的に動作させることが不可能であり、搬送パス内に2枚の原稿を循環させることができない。そのため、原稿トレイ上の原稿束に、ある一定サイズ長以上の長さの原稿が紛れていた場合には、動作途中で原稿の搬送が不可能になり、装置を停止させジャムが発生していた。この場合には、ユーザは搬送パス内の用紙を取り除くジャム処理を行わなければならず、利便性の悪いものとなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、両面原稿の第1面を読取位置へ搬送した後、この両面原稿の表裏を反転して第2面を前記読取位置へ搬送し、更にこの両面原稿の表裏を反転して第1面を前記読取位置へ再搬送した後にこの両面原稿を排出する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される両面原稿の長さを判別する判別手段と、前記搬送手段により先行原稿の第1面を前記読取位置へ再搬送する前に前記搬送手段により後続原稿の第1面を前記読取位置へ搬送した場合であって、前記判別手段により判別された長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、前記搬送手段による先行原稿の第1面の前記読取位置への再搬送をすることなくこの先行原稿の排出をさせる制御手段と、を有することを特徴とする原稿給送装置を提供するものである。
【0008】
更に、上記原稿給送装置において、前記搬送手段による先行原稿の第1面の前記読取位置への再搬送をすることなく先行原稿の排出を行ったことに応じて所定の報知を行う報知手段を有することを特徴とする。
【0009】
また、上記原稿給送装置において、前記搬送手段により前記読取位置へ両面原稿の第1面が搬送されたとき及びその後前記読取位置へ両面原稿の第2面が搬送されたときに両面原稿の読取りが行われ、その後の前記読取位置へ両面原稿の第1面が再搬送されたときは両面原稿の読取りは行われないことを特徴とする。
【0010】
また、上記原稿給送装置において、前記制御手段は、先行原稿の第2面を前記読取位置へ搬送した後に、先行原稿の表裏反転を行っている間に後続原稿の第1面を前記読取位置へ搬送し、その後後続原稿の表裏反転を行っている間に先行原稿の第1面を前記読取位置へ再搬送し、その後後続原稿の第2面を前記読取位置へ搬送することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である原稿読取装置を説明する。図1において、原稿搬送装置であるADF100は、原稿トレイ20上に表面を上に向けてセットされた原稿束Sからピックアップローラ1により、最上位の原稿から分離部2へと繰り出される。分離部2は、上方に分離ローラ、下方に分離パッドが配置されており、原稿束Sの最上紙より一枚ずつ分離を行う。
【0012】
片面原稿を読み取る場合は、分離された原稿は、第1レジストローラ3にて分離搬送中の斜行補正を行った後、第1レジストローラ3から第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5により搬送され、読取位置Rを搬送されている間に表面の画像が読み取られる。そして、原稿後端が読取位置Rを通過したときにソレノイド22により排紙ローラ8のニップ部を加圧して原稿を挟持し、第2搬送ローラ6及び排紙ローラ8により、排紙トレイ21上に原稿表面を下に向けて順番に排出される。
【0013】
また、両面原稿で表裏両面の画像を読み取る場合は、分離された原稿は、第1レジストローラ3にて分離搬送中の斜行補正を行った後、第2レジストローラ4から第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により給送され、読取位置Rを搬送されている間に表面の画像が読み取られる。読取位置R通過時にソレノイド22により排紙ローラ8のニップ部を加圧して原稿を挟持する。そして、第2搬送ローラ6及び排紙ローラ8により、一旦、原稿先端部が排紙トレイ21方向に搬送され、原稿後端部が排紙センサ13を通過する(排紙センサ13がオフになる)と、原稿後端側が排紙ローラ8に挟持された状態でその原稿の搬送を停止する。
【0014】
その後、その原稿をスイッチバック搬送、すなわち原稿後端側が排紙ローラ8に挟持された原稿の後端部を先端部として第2レジストローラ4へ向けて原稿を搬送する。第2レジストローラ4にて、再度斜行補正を行った後、ソレノイド22を解除することにより排紙ローラ8のニップ部の加圧を解除する。原稿は第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により読取位置Rへ再度給送され、読取位置Rを搬送されている間に裏面の画像が読み取られる。
【0015】
ここで、第2搬送ローラ及び排紙ローラ8により裏面読取後の原稿をそのまま排紙トレイ21上に排出すると、原稿の表面が上を向いた状態で排出されてしまい、原稿トレイ20上にセットされた面順(ページ順)と異なった面順で排紙トレイ21上に積載されてしまう。この問題を解決するため、裏面読取後の原稿が第2搬送ローラ6及び排紙ローラ8により搬送され、原稿後端部が排紙センサ13を通過する(排紙センサ13のオフになる)と、原稿後端側が排紙ローラ8に挟持された状態で搬送が停止する。
【0016】
そして、上述のスイッチバック搬送を行い、第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により搬送された(空反転した)後、排紙ローラ8により排紙トレイ21上に表面を下に向けて排出される。但し、空反転中の原稿が読取位置Rを搬送されている間は、原稿画像の読み取りは行わない。
【0017】
リーダ部200は、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして入力するものであり、ADF用プラテン201、ブック用プラテン202、ランプ203とミラー204を有するスキャナユニット209、ミラー205、206、レンズ207、CCDセンサ208等を有している。
【0018】
リーダ部200は、ADF100から搬送されてくる原稿画像を読み取る場合は、スキャナユニット209をADF用プラテン201下に移動し、停止させ、原稿が読取位置R上を搬送されている間、画像情報を読み取る。
【0019】
また、ブック用プラテン202上に載置された原稿の画像を読み取る場合は、スキャナユニット209を図示しない原稿セット基準から副走査方向に移動させ、画像情報を読み取る。
【0020】
画像情報の読み取りは、ランプ203が点灯し原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー204、205、206及びレンズ207を介して、CCDセンサ208に入力される。そして、CCDセンサ208に入力された原稿の反射光は、ここで光電変換等の電気処理が行われ、通常のデジタル処理が施される。
【0021】
また、リーダ部200は操作部220および表示部221を備え、操作部220により読み取り動作開始指示およびモード設定を行い、表示部221において動作状況およびアラーム表示等を行う。
【0022】
また、図2は本実施形態のADFの駆動系の説明図であり、分離部2および第1レジストローラ3は分離モータM1、第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6は給紙モータM2排紙ローラ8は排紙モータM3により駆動される。尚、リーダ部200とADF100は一体化されていてもよい。
【0023】
図3は、ADF100の制御ブロック図である。中央演算処理装置である制御手段(以下、CPU)800、リードオンリーメモリ(以下、ROM)801、ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)802、出力ポート、及び、入力ポートを備えている。ROM801には、制御用プログラムが格納されており、RAM802には、入力データや作業用データが格納されている。また、出力ポートには、分離モータM1、給紙モータM2、排紙モータM3、離間ソレノイドSL、給紙クラッチCLが接続されており、入力ポートには、分離後センサ10、レジストセンサ11、リードセンサ12、排紙センサ13、原稿検知センサ14、原稿長検知センサ15、原稿幅検知センサ810がそれぞれ接続されている。
【0024】
CPU800は、これにバスを介して接続されたROM801に格納された制御プログラムにしたがって分離モータM1、給紙モータM2、排紙モータM3、離間ソレノイドSL、給紙クラッチCLを制御する。CPU800は、図示しないリーダ部200の中央演算処理装置(CPU)900とシリアル通信を行い、リーダ部200との間で制御データの授受を行うようになっている。リーダ部200のCPU800はROM901又はRAM902に格納された制御プログラムに従って読取りの制御を行う他、操作部220からの設定情報の入力、及び表示部221における表示の制御を行う。
【0025】
次に、本実施例で行う高速両面読取モードの動作概要について図4から図11を用いて説明する。まず、一枚目の原稿の表面、裏面の読み取りを行う。このとき、一枚目の表面読み取りの際に原稿後端がリードセンサ12を通過したときに、2枚目の原稿を分離する(図4)。2枚目の原稿は分離後、第1レジストローラ3にて待機する。
【0026】
1枚目の原稿の表面読み取り後、原稿をスイッチバック搬送し、1枚目裏面の画像の読み取りを行う(図5)。このとき、1枚目の原稿後端が第2レジストローラ4を通過した後、所定時間後に、2枚目の原稿を第1レジストローラ3から給紙開始する(図6)。そして、1枚目裏面読み取り後、ソレノイド21により排紙ローラ8のニップ部を加圧し、排紙ローラ8により1枚目を排紙トレイ21方向へ搬送しつつ、2枚目もそのまま搬送しての表面の読み取りを開始する(図7)。
【0027】
その後、1枚目原稿は空搬送のためにスイッチバック搬送される。2枚目の表面読み取り開始後、2枚目原稿の先端が排紙ローラ8に達する前までに、ソレノイド22による排紙ローラ8の加圧を解除する(図8)。このとき、1枚目の原稿先端は第2レジストローラ4を通過している。
【0028】
次に、2枚目表面読み取り後、ソレノイド22により排紙ローラ8のニップ部を加圧し、排紙ローラ8により2枚目を搬送し、1枚目もそのまま搬送する。このとき1枚目原稿が読取位置Rを通過するが、画像読み取りは行わない(図9)。そして、1枚目原稿の先端が排紙ローラ8に達する前までに、ソレノイド22を解除し、1枚目原稿後端が読取位置Rを通過後、再びソレノイド22を加圧して排紙トレイ21上への1枚目の原稿を排紙する(図10)。その後、2枚目の裏面読み取り終了後、2枚目原稿を空搬送させ、排紙トレイ21に排紙して動作を終了する(図11)。
【0029】
次に、次原稿のサイズが一定サイズ以上であった場合の排出について説明する。前述の高速両面読取モード動作の場合に、図12のように、もし2枚目の原稿サイズが大きい場合には、空搬送中の1枚目原稿が2枚目原稿に重なってしまい、正常な動作ができなくなり、ジャムが発生してしまう。つまり、第2レジストローラ4から排紙ローラ8までのパス長より大きい原稿は高速両面読取モード動作ができないことになる。このような現象を回避するため、以下のような動作処理を行う。
【0030】
前述の高速両面読取モード動作において、2枚目の原稿を第1レジストローラ3から給紙して表面読み取る前に、リードセンサ12のオン検知で原稿の長さ測定を行う(図13)。分離後センサ10のオフ検知からリードセンサ12のオン検知までの分離モータクロックをカウントすることで、原稿の長さを判別する。長さ判別は1枚目の裏面が読み取り終わるまでに行われるので、長さ測定の結果一定のサイズが検知された場合、もしくは、リードセンサ12のオン検知しても、分離後センサ10のオフ検知ない場合には、1枚目の原稿を反転させずに、そのまま排紙トレイ21上へ排紙する(図14)。そして、後続する2枚目の原稿も読み取りを行わずに、そのまま排紙トレイ21上へ排紙し、搬送パス上に用紙がないことを確認した後、装置の動作を中止する(図15)。このようにして、ジャム発生およびジャム処理を回避する動作を行う。
【0031】
本実施形態では、原稿の長さを上記のように搬送パス上のセンサを基準に検出しているが、長さの検知は上記方法に限定されない。例えば、原稿トレイ上に設けられた原稿長検知センサ15より、原稿の長さを検出するようにしてもよい。
【0032】
図6は前述の高速両面読取モード動作の中止動作のフローを示したものである。フローチャートは2枚目以降の動作を示したフローである。2枚目以降である、n枚目の原稿を給紙する(S1)。そして前述のようにして給紙した原稿サイズLを確定する(S2)。原稿サイズLが基準長さ以上かどうかを判断する(S3)。原稿サイズLが基準長さより小さい場合にはその原稿の読み取り動作を行う(S4)。以上の動作を最終紙まで行う(S5)。S3において、原稿サイズLが基準長さより大きい場合には前述の中止動作に入る。前述の中止動作によれば、先行する原稿を先に排紙し(S6)、次に原稿長さを超えた原稿を排紙する(S7)。その後、図17に示すようなアラーム表示を行い(S8)動作を終了する。
【0033】
図17は高速両面読取モード動作の中止した場合に表示部221に表示するアラームメッセージである。動作を途中で中止し、排紙した原稿の面順が積載した原稿面順と異なっているので、「原稿混載が検出されたため、ジョブを中止しました。排紙原稿順がずれている可能性があります。」と表示する。また、同じ原稿束を読み取りさせることも有るので、ユーザに正しく動作させるために「原稿混載を指定してください」とメッセージを表示する。画面のOKキーを押すことによって、次の動作を受けつけることができる。
【0034】
以上のように、本実施形態によれば、高速両面読取モード動作が不可能になる一定長以上の原稿が検出されたときに、先行する原稿を空反転せずに排紙し、次の原稿もそのまま排紙することで、装置をジャムで停止させることがなく、ユーザはジャム処理の必要性がなくなる。また、用紙排出後、面順の入れ替わりや正しい操作方法の手順をアラームとして表示することにより、ユーザが正しい操作を行うことが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、両面原稿の第1面を読取位置へ搬送した後、この両面原稿の表裏を反転して第2面を読取位置へ搬送し、更にこの両面原稿の表裏を反転して第1面を読取位置へ再搬送した後にこの両面原稿を排出する原稿給送装置において、先行原稿の第1面を読取位置へ再搬送する前に後続原稿の第1面を読取位置へ搬送した場合であって、後続原稿の長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、先行原稿の第1面の読取位置への再搬送をすることなくこの先行原稿の排出をさせるので、原稿給送装置内でのジャムの発生を防止できる。
【0036】
更に、先行原稿の第1面の読取位置への再搬送をすることなく先行原稿の排出を行ったことに応じて所定の報知を行うので、排出された両面原稿のページ順の確認をユーザに促すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像読取装置の断面図である。
【図2】本実施形態のADFの駆動系説明図である。
【図3】本実施形態のADFのブロック図である。
【図4】高速両面読取モードを説明する図である。
【図5】高速両面読取モードを説明する図である。
【図6】高速両面読取モードを説明する図である。
【図7】高速両面読取モードを説明する図である。
【図8】高速両面読取モードを説明する図である。
【図9】高速両面読取モードを説明する図である。
【図10】高速両面読取モードを説明する図である。
【図11】高速両面読取モードを説明する図である。
【図12】一定サイズ長の原稿が検出された場合には高速両面読取モード動作ができないことを説明する図である。
【図13】本実施形態の高速両面読取モード動作時に一定サイズ長の原稿が検出された場合を説明する図である。
【図14】本実施形態の高速両面読取モード動作時に一定サイズ長の原稿が検出された場合を説明する図である。
【図15】本実施形態の高速両面読取モード動作時に一定サイズ長の原稿が検出された場合を説明する図である。
【図16】高速両面読取モードにおける制御フローチャートである。
【図17】アラーム表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップローラ
2 分離ローラ
3 第1レジストローラ
4 第2レジストローラ
5 第1搬送ローラ
6 第2搬送ローラ
8 排紙ローラ
10 分離後センサ
11 レジストローラ
13 排紙センサ
15 原稿長検知センサ
20 原稿トレイ
21 排紙トレイ
100 自動原稿送り装置
R 読取位置
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面原稿の表面及び裏面をそれぞれ読取位置に給送する原稿給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動原稿給送装置(以下ADF)を備える画像読取装置においては、両面原稿を読み取る際に、原稿を読取位置へ給送することにより原稿の第1面(以下表面)読み取り、この原稿を反転させて再度読取位置へ給送して第2面(以下裏面)を読み取り、更に排紙面順を合わせるためにこの原稿を反転させて再再度読取位置へ給送(空反転)して排紙するものがある。つまり、このようなADFにおいては1枚の両面原稿について3回読取位置を通過させる動作を行う。このような画像読取装置において、両面動作時に生産性を高めるために、空反転する原稿が読取位置を通過する前に次の原稿を読取位置へ給送して、ADF内のパス上で同時に2枚の原稿を搬送することにより両面原稿の読取生産性を高める高速両面読みモードを備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。この高速両面読みモードにおいては、読取位置を通過する原稿の順番は、1枚目表→1枚目裏→2枚目表→1枚目空反転→2枚目裏→3枚目表→2枚目空反転→3枚目裏……となる。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−143104号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のようなADFを備えた画像読取装置では、前述のように先行する原稿の空搬送と同時に次原稿の表面読み取りを行う場合、先行する原稿の空搬送と、次原稿表面の読み取り動作を排他的に行うことが可能な駆動系および搬送パス長が必要である。
【0005】
あらゆるサイズの原稿を高速両面読取モードで動作させるために、このような排他的な駆動系を確保しようとすると、駆動系を細分化しなければならず、モータ数が多くなり、コストが増大してしまう。
【0006】
また、駆動系を限定しても、搬送パス長を確保しようとすると、大きなサイズの原稿を高速両面搬送するためにパス長を長く取る必要がある。そのため、装置が大きくなってしまう。しかし、通常は装置の大きさ・コストから搬送パス長、駆動系の数はあらかじめ決まっているため、一定サイズ長以上の原稿は、駆動系を排他的に動作させることが不可能であり、搬送パス内に2枚の原稿を循環させることができない。そのため、原稿トレイ上の原稿束に、ある一定サイズ長以上の長さの原稿が紛れていた場合には、動作途中で原稿の搬送が不可能になり、装置を停止させジャムが発生していた。この場合には、ユーザは搬送パス内の用紙を取り除くジャム処理を行わなければならず、利便性の悪いものとなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、両面原稿の第1面を読取位置へ搬送した後、この両面原稿の表裏を反転して第2面を前記読取位置へ搬送し、更にこの両面原稿の表裏を反転して第1面を前記読取位置へ再搬送した後にこの両面原稿を排出する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される両面原稿の長さを判別する判別手段と、前記搬送手段により先行原稿の第1面を前記読取位置へ再搬送する前に前記搬送手段により後続原稿の第1面を前記読取位置へ搬送した場合であって、前記判別手段により判別された長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、前記搬送手段による先行原稿の第1面の前記読取位置への再搬送をすることなくこの先行原稿の排出をさせる制御手段と、を有することを特徴とする原稿給送装置を提供するものである。
【0008】
更に、上記原稿給送装置において、前記搬送手段による先行原稿の第1面の前記読取位置への再搬送をすることなく先行原稿の排出を行ったことに応じて所定の報知を行う報知手段を有することを特徴とする。
【0009】
また、上記原稿給送装置において、前記搬送手段により前記読取位置へ両面原稿の第1面が搬送されたとき及びその後前記読取位置へ両面原稿の第2面が搬送されたときに両面原稿の読取りが行われ、その後の前記読取位置へ両面原稿の第1面が再搬送されたときは両面原稿の読取りは行われないことを特徴とする。
【0010】
また、上記原稿給送装置において、前記制御手段は、先行原稿の第2面を前記読取位置へ搬送した後に、先行原稿の表裏反転を行っている間に後続原稿の第1面を前記読取位置へ搬送し、その後後続原稿の表裏反転を行っている間に先行原稿の第1面を前記読取位置へ再搬送し、その後後続原稿の第2面を前記読取位置へ搬送することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である原稿読取装置を説明する。図1において、原稿搬送装置であるADF100は、原稿トレイ20上に表面を上に向けてセットされた原稿束Sからピックアップローラ1により、最上位の原稿から分離部2へと繰り出される。分離部2は、上方に分離ローラ、下方に分離パッドが配置されており、原稿束Sの最上紙より一枚ずつ分離を行う。
【0012】
片面原稿を読み取る場合は、分離された原稿は、第1レジストローラ3にて分離搬送中の斜行補正を行った後、第1レジストローラ3から第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5により搬送され、読取位置Rを搬送されている間に表面の画像が読み取られる。そして、原稿後端が読取位置Rを通過したときにソレノイド22により排紙ローラ8のニップ部を加圧して原稿を挟持し、第2搬送ローラ6及び排紙ローラ8により、排紙トレイ21上に原稿表面を下に向けて順番に排出される。
【0013】
また、両面原稿で表裏両面の画像を読み取る場合は、分離された原稿は、第1レジストローラ3にて分離搬送中の斜行補正を行った後、第2レジストローラ4から第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により給送され、読取位置Rを搬送されている間に表面の画像が読み取られる。読取位置R通過時にソレノイド22により排紙ローラ8のニップ部を加圧して原稿を挟持する。そして、第2搬送ローラ6及び排紙ローラ8により、一旦、原稿先端部が排紙トレイ21方向に搬送され、原稿後端部が排紙センサ13を通過する(排紙センサ13がオフになる)と、原稿後端側が排紙ローラ8に挟持された状態でその原稿の搬送を停止する。
【0014】
その後、その原稿をスイッチバック搬送、すなわち原稿後端側が排紙ローラ8に挟持された原稿の後端部を先端部として第2レジストローラ4へ向けて原稿を搬送する。第2レジストローラ4にて、再度斜行補正を行った後、ソレノイド22を解除することにより排紙ローラ8のニップ部の加圧を解除する。原稿は第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により読取位置Rへ再度給送され、読取位置Rを搬送されている間に裏面の画像が読み取られる。
【0015】
ここで、第2搬送ローラ及び排紙ローラ8により裏面読取後の原稿をそのまま排紙トレイ21上に排出すると、原稿の表面が上を向いた状態で排出されてしまい、原稿トレイ20上にセットされた面順(ページ順)と異なった面順で排紙トレイ21上に積載されてしまう。この問題を解決するため、裏面読取後の原稿が第2搬送ローラ6及び排紙ローラ8により搬送され、原稿後端部が排紙センサ13を通過する(排紙センサ13のオフになる)と、原稿後端側が排紙ローラ8に挟持された状態で搬送が停止する。
【0016】
そして、上述のスイッチバック搬送を行い、第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6により搬送された(空反転した)後、排紙ローラ8により排紙トレイ21上に表面を下に向けて排出される。但し、空反転中の原稿が読取位置Rを搬送されている間は、原稿画像の読み取りは行わない。
【0017】
リーダ部200は、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして入力するものであり、ADF用プラテン201、ブック用プラテン202、ランプ203とミラー204を有するスキャナユニット209、ミラー205、206、レンズ207、CCDセンサ208等を有している。
【0018】
リーダ部200は、ADF100から搬送されてくる原稿画像を読み取る場合は、スキャナユニット209をADF用プラテン201下に移動し、停止させ、原稿が読取位置R上を搬送されている間、画像情報を読み取る。
【0019】
また、ブック用プラテン202上に載置された原稿の画像を読み取る場合は、スキャナユニット209を図示しない原稿セット基準から副走査方向に移動させ、画像情報を読み取る。
【0020】
画像情報の読み取りは、ランプ203が点灯し原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー204、205、206及びレンズ207を介して、CCDセンサ208に入力される。そして、CCDセンサ208に入力された原稿の反射光は、ここで光電変換等の電気処理が行われ、通常のデジタル処理が施される。
【0021】
また、リーダ部200は操作部220および表示部221を備え、操作部220により読み取り動作開始指示およびモード設定を行い、表示部221において動作状況およびアラーム表示等を行う。
【0022】
また、図2は本実施形態のADFの駆動系の説明図であり、分離部2および第1レジストローラ3は分離モータM1、第2レジストローラ4、第1搬送ローラ5、第2搬送ローラ6は給紙モータM2排紙ローラ8は排紙モータM3により駆動される。尚、リーダ部200とADF100は一体化されていてもよい。
【0023】
図3は、ADF100の制御ブロック図である。中央演算処理装置である制御手段(以下、CPU)800、リードオンリーメモリ(以下、ROM)801、ランダムアクセスメモリ(以下、RAM)802、出力ポート、及び、入力ポートを備えている。ROM801には、制御用プログラムが格納されており、RAM802には、入力データや作業用データが格納されている。また、出力ポートには、分離モータM1、給紙モータM2、排紙モータM3、離間ソレノイドSL、給紙クラッチCLが接続されており、入力ポートには、分離後センサ10、レジストセンサ11、リードセンサ12、排紙センサ13、原稿検知センサ14、原稿長検知センサ15、原稿幅検知センサ810がそれぞれ接続されている。
【0024】
CPU800は、これにバスを介して接続されたROM801に格納された制御プログラムにしたがって分離モータM1、給紙モータM2、排紙モータM3、離間ソレノイドSL、給紙クラッチCLを制御する。CPU800は、図示しないリーダ部200の中央演算処理装置(CPU)900とシリアル通信を行い、リーダ部200との間で制御データの授受を行うようになっている。リーダ部200のCPU800はROM901又はRAM902に格納された制御プログラムに従って読取りの制御を行う他、操作部220からの設定情報の入力、及び表示部221における表示の制御を行う。
【0025】
次に、本実施例で行う高速両面読取モードの動作概要について図4から図11を用いて説明する。まず、一枚目の原稿の表面、裏面の読み取りを行う。このとき、一枚目の表面読み取りの際に原稿後端がリードセンサ12を通過したときに、2枚目の原稿を分離する(図4)。2枚目の原稿は分離後、第1レジストローラ3にて待機する。
【0026】
1枚目の原稿の表面読み取り後、原稿をスイッチバック搬送し、1枚目裏面の画像の読み取りを行う(図5)。このとき、1枚目の原稿後端が第2レジストローラ4を通過した後、所定時間後に、2枚目の原稿を第1レジストローラ3から給紙開始する(図6)。そして、1枚目裏面読み取り後、ソレノイド21により排紙ローラ8のニップ部を加圧し、排紙ローラ8により1枚目を排紙トレイ21方向へ搬送しつつ、2枚目もそのまま搬送しての表面の読み取りを開始する(図7)。
【0027】
その後、1枚目原稿は空搬送のためにスイッチバック搬送される。2枚目の表面読み取り開始後、2枚目原稿の先端が排紙ローラ8に達する前までに、ソレノイド22による排紙ローラ8の加圧を解除する(図8)。このとき、1枚目の原稿先端は第2レジストローラ4を通過している。
【0028】
次に、2枚目表面読み取り後、ソレノイド22により排紙ローラ8のニップ部を加圧し、排紙ローラ8により2枚目を搬送し、1枚目もそのまま搬送する。このとき1枚目原稿が読取位置Rを通過するが、画像読み取りは行わない(図9)。そして、1枚目原稿の先端が排紙ローラ8に達する前までに、ソレノイド22を解除し、1枚目原稿後端が読取位置Rを通過後、再びソレノイド22を加圧して排紙トレイ21上への1枚目の原稿を排紙する(図10)。その後、2枚目の裏面読み取り終了後、2枚目原稿を空搬送させ、排紙トレイ21に排紙して動作を終了する(図11)。
【0029】
次に、次原稿のサイズが一定サイズ以上であった場合の排出について説明する。前述の高速両面読取モード動作の場合に、図12のように、もし2枚目の原稿サイズが大きい場合には、空搬送中の1枚目原稿が2枚目原稿に重なってしまい、正常な動作ができなくなり、ジャムが発生してしまう。つまり、第2レジストローラ4から排紙ローラ8までのパス長より大きい原稿は高速両面読取モード動作ができないことになる。このような現象を回避するため、以下のような動作処理を行う。
【0030】
前述の高速両面読取モード動作において、2枚目の原稿を第1レジストローラ3から給紙して表面読み取る前に、リードセンサ12のオン検知で原稿の長さ測定を行う(図13)。分離後センサ10のオフ検知からリードセンサ12のオン検知までの分離モータクロックをカウントすることで、原稿の長さを判別する。長さ判別は1枚目の裏面が読み取り終わるまでに行われるので、長さ測定の結果一定のサイズが検知された場合、もしくは、リードセンサ12のオン検知しても、分離後センサ10のオフ検知ない場合には、1枚目の原稿を反転させずに、そのまま排紙トレイ21上へ排紙する(図14)。そして、後続する2枚目の原稿も読み取りを行わずに、そのまま排紙トレイ21上へ排紙し、搬送パス上に用紙がないことを確認した後、装置の動作を中止する(図15)。このようにして、ジャム発生およびジャム処理を回避する動作を行う。
【0031】
本実施形態では、原稿の長さを上記のように搬送パス上のセンサを基準に検出しているが、長さの検知は上記方法に限定されない。例えば、原稿トレイ上に設けられた原稿長検知センサ15より、原稿の長さを検出するようにしてもよい。
【0032】
図6は前述の高速両面読取モード動作の中止動作のフローを示したものである。フローチャートは2枚目以降の動作を示したフローである。2枚目以降である、n枚目の原稿を給紙する(S1)。そして前述のようにして給紙した原稿サイズLを確定する(S2)。原稿サイズLが基準長さ以上かどうかを判断する(S3)。原稿サイズLが基準長さより小さい場合にはその原稿の読み取り動作を行う(S4)。以上の動作を最終紙まで行う(S5)。S3において、原稿サイズLが基準長さより大きい場合には前述の中止動作に入る。前述の中止動作によれば、先行する原稿を先に排紙し(S6)、次に原稿長さを超えた原稿を排紙する(S7)。その後、図17に示すようなアラーム表示を行い(S8)動作を終了する。
【0033】
図17は高速両面読取モード動作の中止した場合に表示部221に表示するアラームメッセージである。動作を途中で中止し、排紙した原稿の面順が積載した原稿面順と異なっているので、「原稿混載が検出されたため、ジョブを中止しました。排紙原稿順がずれている可能性があります。」と表示する。また、同じ原稿束を読み取りさせることも有るので、ユーザに正しく動作させるために「原稿混載を指定してください」とメッセージを表示する。画面のOKキーを押すことによって、次の動作を受けつけることができる。
【0034】
以上のように、本実施形態によれば、高速両面読取モード動作が不可能になる一定長以上の原稿が検出されたときに、先行する原稿を空反転せずに排紙し、次の原稿もそのまま排紙することで、装置をジャムで停止させることがなく、ユーザはジャム処理の必要性がなくなる。また、用紙排出後、面順の入れ替わりや正しい操作方法の手順をアラームとして表示することにより、ユーザが正しい操作を行うことが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、両面原稿の第1面を読取位置へ搬送した後、この両面原稿の表裏を反転して第2面を読取位置へ搬送し、更にこの両面原稿の表裏を反転して第1面を読取位置へ再搬送した後にこの両面原稿を排出する原稿給送装置において、先行原稿の第1面を読取位置へ再搬送する前に後続原稿の第1面を読取位置へ搬送した場合であって、後続原稿の長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、先行原稿の第1面の読取位置への再搬送をすることなくこの先行原稿の排出をさせるので、原稿給送装置内でのジャムの発生を防止できる。
【0036】
更に、先行原稿の第1面の読取位置への再搬送をすることなく先行原稿の排出を行ったことに応じて所定の報知を行うので、排出された両面原稿のページ順の確認をユーザに促すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像読取装置の断面図である。
【図2】本実施形態のADFの駆動系説明図である。
【図3】本実施形態のADFのブロック図である。
【図4】高速両面読取モードを説明する図である。
【図5】高速両面読取モードを説明する図である。
【図6】高速両面読取モードを説明する図である。
【図7】高速両面読取モードを説明する図である。
【図8】高速両面読取モードを説明する図である。
【図9】高速両面読取モードを説明する図である。
【図10】高速両面読取モードを説明する図である。
【図11】高速両面読取モードを説明する図である。
【図12】一定サイズ長の原稿が検出された場合には高速両面読取モード動作ができないことを説明する図である。
【図13】本実施形態の高速両面読取モード動作時に一定サイズ長の原稿が検出された場合を説明する図である。
【図14】本実施形態の高速両面読取モード動作時に一定サイズ長の原稿が検出された場合を説明する図である。
【図15】本実施形態の高速両面読取モード動作時に一定サイズ長の原稿が検出された場合を説明する図である。
【図16】高速両面読取モードにおける制御フローチャートである。
【図17】アラーム表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップローラ
2 分離ローラ
3 第1レジストローラ
4 第2レジストローラ
5 第1搬送ローラ
6 第2搬送ローラ
8 排紙ローラ
10 分離後センサ
11 レジストローラ
13 排紙センサ
15 原稿長検知センサ
20 原稿トレイ
21 排紙トレイ
100 自動原稿送り装置
R 読取位置
Claims (4)
- 両面原稿の第1面を読取位置へ搬送した後、この両面原稿の表裏を反転して第2面を前記読取位置へ搬送し、更にこの両面原稿の表裏を反転して第1面を前記読取位置へ再搬送した後にこの両面原稿を排出する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される両面原稿の長さを判別する判別手段と、
前記搬送手段により先行原稿の第1面を前記読取位置へ再搬送する前に前記搬送手段により後続原稿の第1面を前記読取位置へ搬送した場合であって、前記判別手段により判別された長さが所定長よりも長いと判別したことに応じて、前記搬送手段による先行原稿の第1面の前記読取位置への再搬送をすることなくこの先行原稿の排出をさせる制御手段と、
を有することを特徴とする原稿給送装置。 - 前記搬送手段による先行原稿の第1面の前記読取位置への再搬送をすることなく先行原稿の排出を行ったことに応じて所定の報知を行う報知手段を有することを特徴とする請求項1記載の原稿給送装置。
- 前記搬送手段により前記読取位置へ両面原稿の第1面が搬送されたとき及びその後前記読取位置へ両面原稿の第2面が搬送されたときに両面原稿の読取りが行われ、その後の前記読取位置へ両面原稿の第1面が再搬送されたときは両面原稿の読取りは行われないことを特徴とする請求項1記載の原稿給送装置。
- 前記制御手段は、先行原稿の第2面を前記読取位置へ搬送した後に、先行原稿の表裏反転を行っている間に後続原稿の第1面を前記読取位置へ搬送し、その後後続原稿の表裏反転を行っている間に先行原稿の第1面を前記読取位置へ再搬送し、その後後続原稿の第2面を前記読取位置へ搬送することを特徴とする請求項1記載の原稿給送装置。
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